JPH0231333A - 自動焦点引込み装置 - Google Patents
自動焦点引込み装置Info
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- JPH0231333A JPH0231333A JP18241588A JP18241588A JPH0231333A JP H0231333 A JPH0231333 A JP H0231333A JP 18241588 A JP18241588 A JP 18241588A JP 18241588 A JP18241588 A JP 18241588A JP H0231333 A JPH0231333 A JP H0231333A
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Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1
本発明は光デイスク記録再生装置の自動焦点引込み装置
に関する。
に関する。
[従来の技術]
従来の自動焦点引込み装置は例えば第5図に示す構成の
ものがある。すなわち、第5図ではD/A変換器508
からのステップ状の波形a2を波形整形回路509で積
分された波形す、にし加算回路511を通して駆動回路
510に入力される。駆動回路510は信号b2に応じ
た駆動電流をコイルに流す、対物レンズ502はその駆
動電流に従ってディスク501に近づいたり遠ざかった
りする。信号処理回路504では検出器503でディス
ク501からの反射光を光電変換した信号から、ディス
ク501と光ビームの合焦点との位置づれを示すフォー
カスエラー信号d2とディスク501からの全反射光量
を示す全和信号e2がつくられる。比較器506におい
てフォーカスエラー信号d2を合焦点がディスク上にく
る対物レンズ502の位置(合焦位置)に相当するレベ
ルと比較すると第6図f2なる信号が得られる。
ものがある。すなわち、第5図ではD/A変換器508
からのステップ状の波形a2を波形整形回路509で積
分された波形す、にし加算回路511を通して駆動回路
510に入力される。駆動回路510は信号b2に応じ
た駆動電流をコイルに流す、対物レンズ502はその駆
動電流に従ってディスク501に近づいたり遠ざかった
りする。信号処理回路504では検出器503でディス
ク501からの反射光を光電変換した信号から、ディス
ク501と光ビームの合焦点との位置づれを示すフォー
カスエラー信号d2とディスク501からの全反射光量
を示す全和信号e2がつくられる。比較器506におい
てフォーカスエラー信号d2を合焦点がディスク上にく
る対物レンズ502の位置(合焦位置)に相当するレベ
ルと比較すると第6図f2なる信号が得られる。
また全和信号exは対物レンズ502が合焦位置に近づ
くに従いそのレベルが大きくなる信号であるから、比較
器505において全和信号e2を合焦位置付近で得られ
るレベルと比較すると第6図g2なる信号が得られる。
くに従いそのレベルが大きくなる信号であるから、比較
器505において全和信号e2を合焦位置付近で得られ
るレベルと比較すると第6図g2なる信号が得られる。
切換手段514は信号g2をモニタすることで対物レン
ズ502が合焦位置に近づいたことを知り、続いて信号
f2をモニタすることで合焦位置を知る。そして、対物
レンズ502が合焦位置に移動した時点で切換信号を発
生する。記憶手段515はその切換信号のタイミングで
制御手段513がD/A変換器508に出力している値
を記憶する。また、スイッチ512は切換信号のタイミ
ングで信号d2が接続される方向に切換えられる。この
切換制御は制御手段513から切換手段514に向って
切換しないように命令することもできる。制御手段51
3はこのような焦点引込み動作を開始するとき、記憶手
段515の値をD/A変換器508に出力する。対物レ
ンズ502は焦点引込み動作を開始する最初の位置(初
期位置と呼ぶ)に移動する。以後、例^ば制御手段51
3はこの初期値から順次値を増加または減少させて対物
レンズ502をディスク501に近づけたりまたは遠ざ
けたりする。そして切換信号が変化したタイミングで記
憶手段515にD/A変換器508への出力値が記憶さ
れ、同時にスイッチ512が閉じ焦点引込み制御から焦
点追従制御に移る。ここで、まだ−度もこのような焦点
引込み動作をしていないとき、記憶手段515には制御
手段513から任意の値が設定される0例えば対物レン
ズ502をディスク501から最も遠ざかる位置または
最も近づく位置にするような値を設定する。そして、前
述したような焦点引込み操作を行う、−度引込み操作を
行うと2回目以降は記憶手段515には焦点位置近傍の
値が入っているので早い引込み操作が行われる。
ズ502が合焦位置に近づいたことを知り、続いて信号
f2をモニタすることで合焦位置を知る。そして、対物
レンズ502が合焦位置に移動した時点で切換信号を発
生する。記憶手段515はその切換信号のタイミングで
制御手段513がD/A変換器508に出力している値
を記憶する。また、スイッチ512は切換信号のタイミ
ングで信号d2が接続される方向に切換えられる。この
切換制御は制御手段513から切換手段514に向って
切換しないように命令することもできる。制御手段51
3はこのような焦点引込み動作を開始するとき、記憶手
段515の値をD/A変換器508に出力する。対物レ
ンズ502は焦点引込み動作を開始する最初の位置(初
期位置と呼ぶ)に移動する。以後、例^ば制御手段51
3はこの初期値から順次値を増加または減少させて対物
レンズ502をディスク501に近づけたりまたは遠ざ
けたりする。そして切換信号が変化したタイミングで記
憶手段515にD/A変換器508への出力値が記憶さ
れ、同時にスイッチ512が閉じ焦点引込み制御から焦
点追従制御に移る。ここで、まだ−度もこのような焦点
引込み動作をしていないとき、記憶手段515には制御
手段513から任意の値が設定される0例えば対物レン
ズ502をディスク501から最も遠ざかる位置または
最も近づく位置にするような値を設定する。そして、前
述したような焦点引込み操作を行う、−度引込み操作を
行うと2回目以降は記憶手段515には焦点位置近傍の
値が入っているので早い引込み操作が行われる。
[発明が解決しようとする課題)
しかし、前述の従来技術では以下の問題を生じる。
対物レンズは通常等価的にバネとダンパで支持される構
造になっているが、対物レンズ可動部と支持部との間に
大なり小なりクーロン摩擦が発生する。このクーロン摩
擦は可動部の動く方向と逆の向きに働く力である。この
クローン摩擦があると、第7図に示すような動きになる
。すなわち、もし摩擦がないときはD/A変換器の値が
i−1、i、i+1と変化したとき、実線で示すレンズ
の位置にくるとすると、摩擦がある場合D/A変換器の
値がiのときはAの位置に、i+1のときはBの位置に
止まってしまう、D/A変換器の値をi+1からi更に
i−1にしたらC,Dの位置で止まってしまう、ここで
、仮に合焦位置がAとCの位置にあるとすると、D/A
変換器の値をiからi+1にしたとき切換信号が変化し
、制御手段513はiとi+1の間に合焦位置があると
判定する。すなわちBとCの間をレンズを上下運動させ
ることになり2回目以降の焦点引込み動作で合焦位置を
見つけることができないという問題が発生する。また、
D/A変換器の出力ステップ幅に対応するレンズの駆動
力に比べ摩擦がかなり大きいときは第8図に示すように
値iに対するレンズ可動部の位置A、値i+1に対する
レンズの位置Bは摩擦がない場合に比べかなり離れた位
置にくるため、従来の技術では合焦位置を見つけること
ば増々困難になる。そこで本発明はこのような問題点を
解決するもので、その目的とするところは、対物レンズ
の可動部と支持部のクーロン摩擦に影響されることなく
、合焦位置を探すことができるような自動焦点引込み装
置を提供することである。
造になっているが、対物レンズ可動部と支持部との間に
大なり小なりクーロン摩擦が発生する。このクーロン摩
擦は可動部の動く方向と逆の向きに働く力である。この
クローン摩擦があると、第7図に示すような動きになる
。すなわち、もし摩擦がないときはD/A変換器の値が
i−1、i、i+1と変化したとき、実線で示すレンズ
の位置にくるとすると、摩擦がある場合D/A変換器の
値がiのときはAの位置に、i+1のときはBの位置に
止まってしまう、D/A変換器の値をi+1からi更に
i−1にしたらC,Dの位置で止まってしまう、ここで
、仮に合焦位置がAとCの位置にあるとすると、D/A
変換器の値をiからi+1にしたとき切換信号が変化し
、制御手段513はiとi+1の間に合焦位置があると
判定する。すなわちBとCの間をレンズを上下運動させ
ることになり2回目以降の焦点引込み動作で合焦位置を
見つけることができないという問題が発生する。また、
D/A変換器の出力ステップ幅に対応するレンズの駆動
力に比べ摩擦がかなり大きいときは第8図に示すように
値iに対するレンズ可動部の位置A、値i+1に対する
レンズの位置Bは摩擦がない場合に比べかなり離れた位
置にくるため、従来の技術では合焦位置を見つけること
ば増々困難になる。そこで本発明はこのような問題点を
解決するもので、その目的とするところは、対物レンズ
の可動部と支持部のクーロン摩擦に影響されることなく
、合焦位置を探すことができるような自動焦点引込み装
置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明の自動焦点引込み装置は第1図に示す構成からな
る。
る。
すなわち、本発明はディスク101からの反射光を光電
変換する検出器103と、検出器103の出力から対物
レンズ102の合焦位置からのずれを示すフォーカスエ
ラー信号と全反射光量を示す全和信号を生成する信号処
°理回路104と、フォーカスエラー信号を対物レンズ
102の合焦位置に相当するレベルと比較する比較器1
06と、全和信号を対物レンズ102が合焦位置近くで
得られるレベルと比較する比較器10・5と、フォーカ
スエラー信号を加算回路111に接続するスイッチ11
2と、ステップ状波形を積分された波形にする波形整形
回路109と、その積分波形とフォーカスエラー信号の
和をとる加算回路l11と、加算回路111の出力に応
じ対物レンズ102を駆動する駆動回路110を有し、
合焦点をディスクlot上に引込む装置において、対物
レンズ102が合焦位置に近づいたことを示す比較器1
05の出力信号が変化したら対物レンズ102の合焦位
置を示す比較器106の出力信号のモニタも開始し、そ
の出力信号の変化した時点で、もし対物レンズ102が
ディスクlotに近づく方向に動いていたとき第1のタ
イミング信号を生成し、もし対物レンズがディスクから
遠ざかる方向に動いていたときは第2のタイミング信号
を生成し、更にスイッチ112を閉じ焦点引込み制御か
ら合焦追従制御に切り換える切換信号を生成する切換手
段114と、第1のタイミング信号でD/A変換器10
8の入力値を記憶する第1の記憶手段115と、第2の
タイミング信号でD/A変換器108の入力値を記憶す
る第2の記憶手段116と、切換手段114に焦点引込
み動作の開、始および終了を知らせるとともに第1の記
憶手段115または第2の記憶手段116の値を初期値
としてD/A変換器108に出力した後一定時間毎また
は任意の時間間隔で順次出力の値を変える制御手段11
3と、制御手段113からの出力値をその値に相当する
電圧レベルの信号に変換し波形整形回路109に入力す
るD/A変換器108から構成される。
変換する検出器103と、検出器103の出力から対物
レンズ102の合焦位置からのずれを示すフォーカスエ
ラー信号と全反射光量を示す全和信号を生成する信号処
°理回路104と、フォーカスエラー信号を対物レンズ
102の合焦位置に相当するレベルと比較する比較器1
06と、全和信号を対物レンズ102が合焦位置近くで
得られるレベルと比較する比較器10・5と、フォーカ
スエラー信号を加算回路111に接続するスイッチ11
2と、ステップ状波形を積分された波形にする波形整形
回路109と、その積分波形とフォーカスエラー信号の
和をとる加算回路l11と、加算回路111の出力に応
じ対物レンズ102を駆動する駆動回路110を有し、
合焦点をディスクlot上に引込む装置において、対物
レンズ102が合焦位置に近づいたことを示す比較器1
05の出力信号が変化したら対物レンズ102の合焦位
置を示す比較器106の出力信号のモニタも開始し、そ
の出力信号の変化した時点で、もし対物レンズ102が
ディスクlotに近づく方向に動いていたとき第1のタ
イミング信号を生成し、もし対物レンズがディスクから
遠ざかる方向に動いていたときは第2のタイミング信号
を生成し、更にスイッチ112を閉じ焦点引込み制御か
ら合焦追従制御に切り換える切換信号を生成する切換手
段114と、第1のタイミング信号でD/A変換器10
8の入力値を記憶する第1の記憶手段115と、第2の
タイミング信号でD/A変換器108の入力値を記憶す
る第2の記憶手段116と、切換手段114に焦点引込
み動作の開、始および終了を知らせるとともに第1の記
憶手段115または第2の記憶手段116の値を初期値
としてD/A変換器108に出力した後一定時間毎また
は任意の時間間隔で順次出力の値を変える制御手段11
3と、制御手段113からの出力値をその値に相当する
電圧レベルの信号に変換し波形整形回路109に入力す
るD/A変換器108から構成される。
〔作 用1
本発明の構成によれば、焦点引込み制御の開始時に第1
の記憶手段115に対物レンズ102をディスク101
に最も近づけたときのD/A変換器108の入力値を記
憶し、第2の記憶手段116に対物レンズ102をディ
スク101に最も遠ざけたときのD/A変換器108の
入力値を記憶しておき、仮に第2の記憶手段の値を初期
値としてD/A変換器108へ設定する。そして、順次
その入力値を変え対物レンズ102をディスク101に
近づく方向に動かす、対物レンズ102が合焦位置を通
過する時点で、そのときのD/A変換器108の入力値
が第1の記憶手段に入る0次に、対物レンズ102をデ
ィスク101から遠ざけて行く、再び対物レンズ102
が合焦位置を通過する時点で、そのときのD/A変換器
108の入力値が第2の記憶手段に入る。第1の記憶手
段115に入った値と第2の記憶手段116に入った値
の間でD/A変換器108を操作すると必ず合焦位置が
見つかる。
の記憶手段115に対物レンズ102をディスク101
に最も近づけたときのD/A変換器108の入力値を記
憶し、第2の記憶手段116に対物レンズ102をディ
スク101に最も遠ざけたときのD/A変換器108の
入力値を記憶しておき、仮に第2の記憶手段の値を初期
値としてD/A変換器108へ設定する。そして、順次
その入力値を変え対物レンズ102をディスク101に
近づく方向に動かす、対物レンズ102が合焦位置を通
過する時点で、そのときのD/A変換器108の入力値
が第1の記憶手段に入る0次に、対物レンズ102をデ
ィスク101から遠ざけて行く、再び対物レンズ102
が合焦位置を通過する時点で、そのときのD/A変換器
108の入力値が第2の記憶手段に入る。第1の記憶手
段115に入った値と第2の記憶手段116に入った値
の間でD/A変換器108を操作すると必ず合焦位置が
見つかる。
[実 施 例]
以下、本発明について実施例に基いて詳細に説明する。
第2図は本発明の自動焦点引込み装置の実施例を示すブ
ロック図である。101はディスク、102は等測的に
バネとダンパーで光学ヘッドに固定された対物レンズ、
103はディスク101からの反射光を光電変換する検
出器、104は検出器103の出力信号から光ビームの
合焦点とディスク101との相対的な位置づれを示すフ
ォーカスエラー信号d1と全反射光量を示す全和信号e
1をつくる信号処理回路、105は全和信号e、を対物
レンズ102の合焦位置近くで得られるレベルで比較す
る比較器、106はフォーカスエラー信号d、を対物レ
ンズ102の合焦位置に相当するレベルで比較する比較
器、107はCPU、ROMおよびRAMからなり、C
PUは任意の時間を計時できるようなワンチップマイク
ロコンビエータ(以後単にCPUと呼ぶ)、108はC
PU107からある値を設定されるとその値に応じた電
圧レベルの信号a1をつくるD/A変換器、109はD
/A変換器108のステップ状の出力波形を積分された
波形b1にする波形整形回路、110は入力する信号に
基いて対物レンズ102を駆動する駆動回路、111は
波形整形回路109の出力b1とフォーカスエラー信号
d1の和をとる加算回路、112はフォーカスエラー信
号d1を加算回路111に入力するか否かを決定するス
イッチであり、CPU107より制御される。尚、フォ
ーカスエラー信号d、をスイッチ112と加算回路11
1を通し駆動回路110に接続される回路ループはいわ
ゆるフォーカスサーボループと呼ばれ、通常ゲイン補償
回路と位相補償回路が挿入されるが、説明を簡単にする
ため図からは省略しである。
ロック図である。101はディスク、102は等測的に
バネとダンパーで光学ヘッドに固定された対物レンズ、
103はディスク101からの反射光を光電変換する検
出器、104は検出器103の出力信号から光ビームの
合焦点とディスク101との相対的な位置づれを示すフ
ォーカスエラー信号d1と全反射光量を示す全和信号e
1をつくる信号処理回路、105は全和信号e、を対物
レンズ102の合焦位置近くで得られるレベルで比較す
る比較器、106はフォーカスエラー信号d、を対物レ
ンズ102の合焦位置に相当するレベルで比較する比較
器、107はCPU、ROMおよびRAMからなり、C
PUは任意の時間を計時できるようなワンチップマイク
ロコンビエータ(以後単にCPUと呼ぶ)、108はC
PU107からある値を設定されるとその値に応じた電
圧レベルの信号a1をつくるD/A変換器、109はD
/A変換器108のステップ状の出力波形を積分された
波形b1にする波形整形回路、110は入力する信号に
基いて対物レンズ102を駆動する駆動回路、111は
波形整形回路109の出力b1とフォーカスエラー信号
d1の和をとる加算回路、112はフォーカスエラー信
号d1を加算回路111に入力するか否かを決定するス
イッチであり、CPU107より制御される。尚、フォ
ーカスエラー信号d、をスイッチ112と加算回路11
1を通し駆動回路110に接続される回路ループはいわ
ゆるフォーカスサーボループと呼ばれ、通常ゲイン補償
回路と位相補償回路が挿入されるが、説明を簡単にする
ため図からは省略しである。
次に、このように構成した装置の動作を第3図に示した
フローチャートに基いて説明する。電源投入後、焦点引
込み動作を開始する直前において、次の事が予め設定さ
れているとする8まずCPU107はスイッチ112を
開いておくこと、D/A変換器の初期値を記憶しである
メモリ場所がRAMであるとき、その値が不定であるか
ら予めある値を設定しておくことである6例λば、対物
レンズ102をディスク101に近づける方向に動かし
合焦位置を通過した時点でのD/A変換器108の入力
値を保持するメモリ(m+番地とする)には対物レンズ
102がディスク101に最も近づくときの値を入れ、
対物レンズ102をディスク101から遠ざける方向に
動かし合焦位置を通過した時点でのD/A変換器108
の入力値を保持するメモリ(m2番地とする)には対物
レンズ102がディスク101から最も遠ざかるときの
値を入れる。ここで、m1番地の値はm2番地の値よ、
り大きいものとする。さて、CPU 107はm2番地
のメモリより初期値をとってきてD/A変換器108に
設定する。すると、対物レンズ102はディスク101
から最も遠ざかった位置に移動する。CPU107はそ
の移動時間だけ待つと次にD/A変換器108の設定値
に1を加えた値を再設定する。すると、D/A変換器1
08の出力レベルがステップ状に変わり、波形整形回路
109で積分された波形に整形され、その波形に沿う形
で対物レンズ102が駆動回路110で駆動される。そ
の対物レンズ102が再設定された位置に到達するまで
の間、比較器105の出力をモニタする。CPU107
はその信号が変化しないまま対物レンズ102が再設定
された位置に移動する時間が過ぎたと判断したら、D/
A変換器108の設定値に更にlを加えた値を再設定し
、以後同様のことを繰り返す、それを何回か繰り返すと
、あるところで比較器105の出力信号g1が変化する
。そのとき、CPU107は対物レンズ102が合焦位
置近くに到着したことを知り、更に比較106の出力f
1もモニタを開始する。もし、信号g、が変化しないま
ま信号f。
フローチャートに基いて説明する。電源投入後、焦点引
込み動作を開始する直前において、次の事が予め設定さ
れているとする8まずCPU107はスイッチ112を
開いておくこと、D/A変換器の初期値を記憶しである
メモリ場所がRAMであるとき、その値が不定であるか
ら予めある値を設定しておくことである6例λば、対物
レンズ102をディスク101に近づける方向に動かし
合焦位置を通過した時点でのD/A変換器108の入力
値を保持するメモリ(m+番地とする)には対物レンズ
102がディスク101に最も近づくときの値を入れ、
対物レンズ102をディスク101から遠ざける方向に
動かし合焦位置を通過した時点でのD/A変換器108
の入力値を保持するメモリ(m2番地とする)には対物
レンズ102がディスク101から最も遠ざかるときの
値を入れる。ここで、m1番地の値はm2番地の値よ、
り大きいものとする。さて、CPU 107はm2番地
のメモリより初期値をとってきてD/A変換器108に
設定する。すると、対物レンズ102はディスク101
から最も遠ざかった位置に移動する。CPU107はそ
の移動時間だけ待つと次にD/A変換器108の設定値
に1を加えた値を再設定する。すると、D/A変換器1
08の出力レベルがステップ状に変わり、波形整形回路
109で積分された波形に整形され、その波形に沿う形
で対物レンズ102が駆動回路110で駆動される。そ
の対物レンズ102が再設定された位置に到達するまで
の間、比較器105の出力をモニタする。CPU107
はその信号が変化しないまま対物レンズ102が再設定
された位置に移動する時間が過ぎたと判断したら、D/
A変換器108の設定値に更にlを加えた値を再設定し
、以後同様のことを繰り返す、それを何回か繰り返すと
、あるところで比較器105の出力信号g1が変化する
。そのとき、CPU107は対物レンズ102が合焦位
置近くに到着したことを知り、更に比較106の出力f
1もモニタを開始する。もし、信号g、が変化しないま
ま信号f。
が変化したときは、対物レンズ102が合焦位置に到達
したと判定する。その時点でCPU107はD/A変換
器108への入力値をm3番地のメモリへ記録する。も
し、合焦位置を探せないまま値がm5番地の値より小さ
くなったら引込み失敗として処理を終わる。その後、C
PU107はD/A変換器108の値を1づつ減らし信
号g、をモニタする。信号g1が変化し、そのままの状
態で信号f、が変化したところで対物レンズ102が再
び合焦位置を通過したと判定する。その時点でCPU1
07はD/A変換器108への出力値をm2番地のメモ
リへ記録する。CPU107はm3番地とm2番地のメ
モリに記憶されている値を一定時間毎に交互にD/A変
換器108に設定すれば、対物レンズ102は合焦位置
を往来するような動きをする。そこで+ m +番地と
m2番地のメモリの値が確定した時点でm11番上値を
D/A変換器108に設定し対物レンズ102が合焦位
置を通過するのを待つ、信号g+および信号f1の変化
をみて、CPU107はタイミングよくスイッチ112
を閉じ、合焦追従動作に制御を移す6もちろん、雑音の
混入による合焦位置の誤判定やドライブへの衝撃、振動
等で、焦点引込みがうまくいかなかったときは、スイッ
チ112を一旦開き、m2番地の値をD/A変換器10
8へ設定し対物レンズ102をディスクlotから遠ざ
ける方向に動かし、再び信号f1およびglをモニタし
再引込みを行う。
したと判定する。その時点でCPU107はD/A変換
器108への入力値をm3番地のメモリへ記録する。も
し、合焦位置を探せないまま値がm5番地の値より小さ
くなったら引込み失敗として処理を終わる。その後、C
PU107はD/A変換器108の値を1づつ減らし信
号g、をモニタする。信号g1が変化し、そのままの状
態で信号f、が変化したところで対物レンズ102が再
び合焦位置を通過したと判定する。その時点でCPU1
07はD/A変換器108への出力値をm2番地のメモ
リへ記録する。CPU107はm3番地とm2番地のメ
モリに記憶されている値を一定時間毎に交互にD/A変
換器108に設定すれば、対物レンズ102は合焦位置
を往来するような動きをする。そこで+ m +番地と
m2番地のメモリの値が確定した時点でm11番上値を
D/A変換器108に設定し対物レンズ102が合焦位
置を通過するのを待つ、信号g+および信号f1の変化
をみて、CPU107はタイミングよくスイッチ112
を閉じ、合焦追従動作に制御を移す6もちろん、雑音の
混入による合焦位置の誤判定やドライブへの衝撃、振動
等で、焦点引込みがうまくいかなかったときは、スイッ
チ112を一旦開き、m2番地の値をD/A変換器10
8へ設定し対物レンズ102をディスクlotから遠ざ
ける方向に動かし、再び信号f1およびglをモニタし
再引込みを行う。
前述の実施例では初期値としてm2番地の値を用いたが
、m、番地の値を用いてもよい、この場合、前述の引込
み動作が逆になるだけである。すなわち、対物レンズ1
02はディスク101に近づけた位置から遠ざける方向
に動かし、合焦位置の見つかった時点でD/A変換器1
08の入力値をm、番地のメモリに記録する。そして、
今度は対物レンズ102を再びディスク101に近づけ
る方向に動かし、合焦位置の見つかった時点でD/A変
換器108の入力値をm11番上メモリに記録する。以
後同様にm2番地の値とm0番地の値を交互にD/A変
換器108に設定し、合焦位置を探し対物レンズ102
を合焦位置に引込む。
、m、番地の値を用いてもよい、この場合、前述の引込
み動作が逆になるだけである。すなわち、対物レンズ1
02はディスク101に近づけた位置から遠ざける方向
に動かし、合焦位置の見つかった時点でD/A変換器1
08の入力値をm、番地のメモリに記録する。そして、
今度は対物レンズ102を再びディスク101に近づけ
る方向に動かし、合焦位置の見つかった時点でD/A変
換器108の入力値をm11番上メモリに記録する。以
後同様にm2番地の値とm0番地の値を交互にD/A変
換器108に設定し、合焦位置を探し対物レンズ102
を合焦位置に引込む。
また、ここまでの実施例ではm11番上m2番地の値を
交互に設定した。しかし、摩擦の影響が大きいとそれら
の値の差は大きくなり、D/A変換器108のステップ
状の出力波形はそのステップ幅がかなり大きくなる。波
形整形回路109はそのステップ波形を積分されたなめ
らかな波形に変え対物レンズ102をその波形に沿って
なめらかに動かすようにしているが、これはD/A変換
器108の最小ステップ幅に対して最適に設計される。
交互に設定した。しかし、摩擦の影響が大きいとそれら
の値の差は大きくなり、D/A変換器108のステップ
状の出力波形はそのステップ幅がかなり大きくなる。波
形整形回路109はそのステップ波形を積分されたなめ
らかな波形に変え対物レンズ102をその波形に沿って
なめらかに動かすようにしているが、これはD/A変換
器108の最小ステップ幅に対して最適に設計される。
そのため、摩擦の影響でステップ幅が大きいと積分波形
は振動的な波形になりやすく対物レンズ102をなめら
かに動かせなくなる。そこで、例えばm++番地m2番
地の値の差が大きいときはステップ幅が大きくならない
程度にm、番地の値とm2番地の値の間の値を利用し、
数ステップ数に分割して設定すれば、上記の問題は簡単
に解決できる。ま、た、CPU107からステップ幅に
応じた積分時定数をもつように直接波形整形回路109
を制御する方法も考えられる。
は振動的な波形になりやすく対物レンズ102をなめら
かに動かせなくなる。そこで、例えばm++番地m2番
地の値の差が大きいときはステップ幅が大きくならない
程度にm、番地の値とm2番地の値の間の値を利用し、
数ステップ数に分割して設定すれば、上記の問題は簡単
に解決できる。ま、た、CPU107からステップ幅に
応じた積分時定数をもつように直接波形整形回路109
を制御する方法も考えられる。
一方、CPU107はm11番上m2番地のメモリへ自
由に読み書きできるので、前述までの実施例のごと<
m +番地およびm!番地に値が設定できたら、その値
を多少変更することもできる。
由に読み書きできるので、前述までの実施例のごと<
m +番地およびm!番地に値が設定できたら、その値
を多少変更することもできる。
すなわち、実際m00番上m2番地に設定された値は一
回の焦点引込み動作で設定したものであるから、たまた
まスムーズに対物レンズ102が動いたときなどは2回
目以降の引込み動作では安定に合焦位置をみつけられる
とは限らない、そこで、m11番上m2番地の値の差を
もう少し広げるようにそれらの値を操作する方法も考え
られる。
回の焦点引込み動作で設定したものであるから、たまた
まスムーズに対物レンズ102が動いたときなどは2回
目以降の引込み動作では安定に合焦位置をみつけられる
とは限らない、そこで、m11番上m2番地の値の差を
もう少し広げるようにそれらの値を操作する方法も考え
られる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明の構成によれば、対物レンズ
をディスクに近づける方向に動かしたときの合焦位置で
のD/A変換器への入力値を記憶する第1の記憶手段と
対物レンズをディスクから遠ざける方向に動かしたとき
の合焦位置でのD/A変換器の入力値を記憶する第2の
記憶手段を設けたことにより、対物レンズの可動部と支
持部の間の摩擦に影響されることなく安定して焦点引込
み動作をすることができる。また、摩擦が大きくなると
それに応じて第1の記憶手段と第2の記憶手段に記憶さ
れる値の差が大きくなるので、摩擦の影響がどの程度か
知ることができる。すなわち1合焦追従制御で必要な許
容値以上になるような摩擦の発生する装置を製造段階で
検査することにも利用できる。
をディスクに近づける方向に動かしたときの合焦位置で
のD/A変換器への入力値を記憶する第1の記憶手段と
対物レンズをディスクから遠ざける方向に動かしたとき
の合焦位置でのD/A変換器の入力値を記憶する第2の
記憶手段を設けたことにより、対物レンズの可動部と支
持部の間の摩擦に影響されることなく安定して焦点引込
み動作をすることができる。また、摩擦が大きくなると
それに応じて第1の記憶手段と第2の記憶手段に記憶さ
れる値の差が大きくなるので、摩擦の影響がどの程度か
知ることができる。すなわち1合焦追従制御で必要な許
容値以上になるような摩擦の発生する装置を製造段階で
検査することにも利用できる。
第1図は本発明の自動焦点引込み装置の構成を示すブロ
ック図。 第2図は本発明の自動焦点引込み装置の−実施例を示す
図。 第3図は本発明の自動焦点引込み装置の動作を示すフロ
ーチャート。 第4図は第2図に示す各信号のタイミングを説明する図
。 第5図は従来の自動焦点引込み装置の構成を示すブロッ
ク図。 第6図は第5図に示す各信号のタイミングを説明する図
。 第7図および第8図は摩擦の影響による対物レンズの動
きを説明する図。 ・ディスク ・対物レンズ ・検出器 ・信号処理回路 ・比較器 ・比較器 ・マイクロコンピュータ ・D/A変換器 109 ・ 110 ・ 111 ・ 112 ・ 113 ・ 114 ・ 115 ・ 116 ・ ・波形整形回路 ・駆動回路 ・加算回路 ・スイッチ ・制御手段 ・切換手段 ・記憶手段 ・記憶手段 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 上 柳 雅 誉(他1名)(ノ 士 寒 第7図
ック図。 第2図は本発明の自動焦点引込み装置の−実施例を示す
図。 第3図は本発明の自動焦点引込み装置の動作を示すフロ
ーチャート。 第4図は第2図に示す各信号のタイミングを説明する図
。 第5図は従来の自動焦点引込み装置の構成を示すブロッ
ク図。 第6図は第5図に示す各信号のタイミングを説明する図
。 第7図および第8図は摩擦の影響による対物レンズの動
きを説明する図。 ・ディスク ・対物レンズ ・検出器 ・信号処理回路 ・比較器 ・比較器 ・マイクロコンピュータ ・D/A変換器 109 ・ 110 ・ 111 ・ 112 ・ 113 ・ 114 ・ 115 ・ 116 ・ ・波形整形回路 ・駆動回路 ・加算回路 ・スイッチ ・制御手段 ・切換手段 ・記憶手段 ・記憶手段 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 上 柳 雅 誉(他1名)(ノ 士 寒 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (a)ディスクと垂直な方向に対物レンズを駆動する手
段と前記対物レンズを通過した光ビームの合焦点と前記
ディスクとの相対的な距離を検出する手段を有し、前記
合焦点を前記ディスク上に引込む装置において、 (b)前記対物レンズをディスクから遠ざける方向に動
かすときの前記対物レンズの初期位置を決める値を記憶
する第1の記憶手段と、 (c)前記対物レンズをディスクに近づける方向に動か
すときの前記対物レンズの初期位置を決める値を記憶す
る第2の記憶手段と、 (d)前記第1の記憶手段または前記第2の記憶手段の
値を初期値として出力した後一定時間毎または任意時間
間隔で順次前記出力の値を変える制御手段と、 (e)前記制御手段からの出力値を受け、前記出力値に
相当する電圧レベルの信号に変換し前記駆動手段に出力
するD/A変換器と、 (f)前記対物レンズが合焦位置に近づいたことを示す
第1の信号を検出したら前記対物レンズの合焦位置を示
す第2の信号のモニタも開始し、第1の信号が変化しな
い状態で第2の信号が変化した時点で、焦点引込み制御
から合焦追従制御に切換える切換信号と、前記対物レン
ズがディスクに近づく方向に移動している場合は前記第
1の記憶手段に前記D/A変換器の入力値を記憶する第
1のタイミング信号と、前記対物レンズがディスクから
遠ざかる方向に移動している場合は前記第2の記憶手段
に前記D/A変換器の入力値を記憶する第2のタイミン
グ信号を生成する切換手段からなることを特徴とする自
動焦点引込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18241588A JPH0231333A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 自動焦点引込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18241588A JPH0231333A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 自動焦点引込み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231333A true JPH0231333A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16117889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18241588A Pending JPH0231333A (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 自動焦点引込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231333A (ja) |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP18241588A patent/JPH0231333A/ja active Pending
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