JPH02312372A - 液晶プロジェクション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童呈上■且■分互 本発明は液晶プロジェクション装置に関し、特には画面
のワイド化を図った液晶プロジェクション装置に関する
。

従来■侠歪 近年、ビデオ映像における画面の拡大化が急速に進んで
いる。ビデオ映像の縦横比はテレビジラン方式に依存す
るため、現在では縦：横の比は３＝４になっている。

ところで人間の視角特性の面からいえば、画面サイズが
大きくなるほど横方向（左右方向）に広がっている方が
より自然で見易いことが知られている。そのため比較的
画面が小さい現在のテレビジョン受像機では上述のよう
に縦：横＝３：４に設定されているのに対して、映画の
ビスタビジョンでは同化が１　：　１．８５．またシネ
マスコープでは１：２．２５のように横方向が更に大き
くなるように選ばれている。高精細テレビとして期待さ
れているＨＤＴＶにおいては、映画はどにまで縦二横比
を大きくし得ないとしても９　：　１６　（１：１．７
８）の比に設定され、従来のテレビジョン方式に比べて
約３４％の横方向のワイド化が図られている。

このような視角特性に鑑みたワイドな映像を形成するた
め、映画の分野においては、予め逼影機の光学系として
左右方向を圧縮するレンズを設け、撮影に際してこのよ
うな特定方向に圧縮し得る機能を備えたレンズを通して
映画フィルム上に横方向に縮めた被写体の像を結像し、
感光させる。従ってこのように盪影された映画フィルム
を映写するときは、映写機に横方向に拡大するレンズを
取付け、この特定方向に拡大機能を有するレンズを通し
て正常な縦横比をもつ映像に戻し、スクリーン上に再生
する。被写体を上記のように圧縮像として盪影すること
により、たとえワイドな画面を再生するための映像を収
納する記録媒体としても、映画フィルムの１コマとして
、再生画面の縦横比に一致させた寸法に設定する必要が
なく、従来から広く利用されている汎用フォーマットの
記録媒体を利用することができ、これと合せて周辺機器
としても従来のシステムを利用することができる。

日が”°　しようとする課 家庭等の身近な場所においてもワイドな画面を再生し得
る映像システムが望まれており、このような要望に添う
ものとして、ＲＧＢに対応する３管式のＣＲＴ型プロジ
ェクシッン装置が開発されている。この３管式ＣＲＴ型
プロジェクシシン装置を用いて左右方向のワイド化を図
ろうとすれば、各ＣＲＴ毎に設けられた各投写レンズそ
れぞれに拡大レンズを設ける必要があり、装置の構造が
複雑になるだけでなく、再生にあたっても各色毎に別々
に画像の歪みが生じたり、ミスコンバーゼンスが発生し
易いという問題がある。また、経済性の面からも充分な
ものとはいえない。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、光学系を活
用することによって簡単な構成でワイドな画面を再生す
ることができる液晶プロジェクション装置を提供するこ
とを目的とする。

ｆ　　　゛　るための 上記の目的を達成するため本発明は、映像を液晶パネル
に形成し、この液晶パネルの映像をスクリーンに投影す
る液晶プロジェクション装置において、液晶パネルには
予め所定方向に圧縮した映像を形成し、この液晶パネル
とスクリーンとの間に、液晶パネルでの圧縮方向に映像
を拡大する機能を存する光学系を設けて構成するもので
ある。

立−■ 液晶パネルに形成された特定方向に歪んだ映像に対して
、これをスクリーン上に拡大する投影の過程で、上記特
定方向の歪みを解除する、即ち圧縮された映像を拡大す
る機能を備えた光学系を透過させるため、光学系を具備
するだけでワイドな画面を再生することができる。特に
液晶プロジェクション装置ではカラー映像に対して単一
の液晶パネルで映像を形成し、このカラー液晶パネルに
上記光学系を設けることによってワイドな画面を容易に
形成することができる。

裏」Ｌ勇 以下に実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明による一実施例の液晶プロジェクション
システムを示す図で、液晶プロジェクション本体１の内
部には液晶パネル２Ｒ，２Ｇ、　２Ｂが設置されている
。前記液晶パネルはストライプ状電極をＸＹマトリクス
に配置して構成することもできるし、またＴＰＴ　（薄
膜トランジスタ）を各画素毎に配置したアクティブマト
リクスとして構成することもできる。液晶パネル２Ｒ，
２Ｇ、　２ＢはＲｌＧ、Ｂの三原色に対応させて３枚の
パネルが配置され、各液晶パネル２Ｒ，２Ｇ、　２Ｂに
は各色に変調を施こすための信号が入力される。、！晶
プロジェクション本体Ｉの内部には、光源３から放射さ
れた光を各波長帯に分割して夫々の液晶パネル２Ｒ，，
２Ｇ。

２Ｂに入射し、各液晶パネルを通過させることによって
映像に対応する変調を施こした後、これら３波長帯の信
号を再び合成するためのグイクロインクミラ４．〜４４
及び反射ミラ５．〜５４が配置されている。上記グイク
ロインクミラ４．〜４４は、屈折率の異なる複数の薄膜
を積層したもので、干渉効果により特定波長域の光だけ
を反射し残りを透過させる性質をもつ。

ダイクロイックミラ４４を通過して合成された映像は、
スクリーンに拡大投影するための投写レンズ６に入射さ
れる。

上記プロジェクション装置は液晶パネル２としてＲ，Ｇ
、Ｂの三原色に対応させて夫々別個に設けた場合を挙げ
たが、液晶パネル２面にＲ，Ｇ。

Ｂのカラーフィルタを設け、１枚の液晶パネルを用いて
構成してもよい。

上記液晶パネルにはテレビジョン回路或いはビデオ記録
媒体からの映像情報が入力されて通常のテレビジョン画
像が映し出されるだけでなく、コンピュータ等の情報処
理装置に接続されてコンピュータ出力信号が与えられ、
情報処理装置の出力手段にもなり得る。

ここで上記液晶パネル２Ｒ，２Ｇ、　２Ｂに現出される
表示情報は、投影スクリーンの左右方向に対応する方向
に圧縮されたビデオ映像である。この左右方向に圧縮し
た映像は、撮影時にビデオカメラに左右方向に圧縮し得
る機能を備えたレンズを装着し、これを通して盪影した
映像でもよいし、またコンビエータ出力のように映像信
号がデジタル信号である場合、画像メモリに収納する際
等において信号処理回路で左右方向に圧縮処理を施こし
、この圧縮信号を液晶パネルに導いて形成してもよい、
更には劇場用のビスタサイズの画面を利用し、その左右
方向をカットすることなく圧縮したビデオ映像であって
もよい。

上記液晶プロジェクション本体１の投写レンズ６から投
射された映像はスクリーン上に結像されるが、本液晶プ
ロジェクシゴン装置では投写レンズ６とスクリーンとの
間に拡大レンズ７（アナモフィックレンズ）が設置され
ている。この拡大レンズ７は、前記液晶パネル２Ｒ，２
Ｇ、　２Ｂに映し出される映像が左右方向に予め圧縮し
ているため、これを元の縦横比をもった映像に再生する
ため設けられるもので、従って、拡大レンズ７の伸長特
性は圧縮方向に一致した方向に拡大し、且つその比率は
圧縮映像を正しい元の映像に再現し得る伸長率に設計さ
れている。

第２図は、表示情報としては真円でありながら、左右方
向に圧縮した楕円像として上記各液晶パネル２ｉ？、　
２Ｇ、　２Ｂに表示された映像を示す。このような特定
方向に圧縮された映像を映し出した液晶パネルを通過し
た光を、更に上記拡大レンズ７に導き、この拡大レンズ
７で同方向に伸長処理を施こすことにより、スクリーン
上には第３図に示す如く正しい縦横比をもつ映像が液晶
プロジェクション装置の出力像として投影される。

即ち、例えば従来の縦：横＝３：４の画像処理に対応さ
せて設計された液晶パネルを用いてワイドな画面を再現
することができる。液晶パネルに映し出す映像の圧縮及
び拡大レンズの拡大率を対応して調整することにより、
ＨＤＴＶ、　ビスタビジョン、シネマスコープ等の種々
の縦横比をもつ画像の再現に適用することができる。

光凱勿塾工 本発明によれば、特定方向に伸長特性をもつ拡大レンズ
を利用することにより、大画面の映像において横方向に
広がりのある映像を得ることができ、簡単な構成によっ
て画像の迫力を高め自然な大画面像を形成することがで
きる。また映画等の再現においても、映像をカットする
ことなくオリジナルな像を再現し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す液晶プロジェクシッン
装置の模型図、第２図は同実施例の液晶パネルに映像を
映し出した状態を示す平面図、第３図は同実施例の動作
状態を示す模型図である。 １・一液晶プロジェクシッン装置２ ２Ｒ，２Ｇ、　２Ｂ・・一液晶パネル。 ４１〜４４−グイクロイックミラ。 ６・・・投写レンズ、７−・特定方向拡大レンズ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）液晶パネル上の映像をスクリーン上に投映する液
   晶プロジェクション装置において、一方向に圧縮した映
   像を表示する液晶パネルと、上記液晶パネルとスクリー
   ン間に配置され、且つ上記液晶パネルの映像圧縮方向に
   対応する方向に伸長機能を有する光学系とを備えてなる
   ことを特徴とする液晶プロジェクション装置。