JPH02309388A

JPH02309388A - 投射型表示装置

Info

Publication number: JPH02309388A
Application number: JP1132312A
Authority: JP
Inventors: Masatake Matsuo; 誠剛松尾; Junichiro Shinozaki; 篠崎　順一郎
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 1989-05-25
Filing date: 1989-05-25
Publication date: 1990-12-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ハイビジョンなどのビデオ映像や、ＣＡＤ、
ＣＧなどのコンピュータ画像を表示する解像度に優れた
１画面サイズの大きな投射型表示装置に関する。

〔従来の技術１近年、投射型表示装置のうち、画像変調手段として、透
過型液晶ライトバルブを用いた液晶プロジェクタ−が商
品化された。この液晶プロジェクタ−はコントラストに
優れ、コンパクトなサイズを実現できたが、まで解像度
が低く　（画素数７０．４００）、画面が暗いという欠
点をもつ。そこで５前記の目的の解像度に優れた、画面
サイズの大きな投射型表示装置を実現するために、前記
液晶プロジエククー光学ユニットを複数具備し、それら
の生成する複数の画像を合成して全体として一つの画像
を表示する投射型表示装置、（いわゆるマルチビジョン
）が提案されている。

〔発明が解決しようとする課題１しかし、前述の投射型表示装置（マルチビジョン）は、
おのおのの液晶プロジエククー光学ユニットに用いられ
る投射レンズに歪曲収差が存在するために、スクリーン
上に表示される画面は第７図に示したようにつなぎ目が
目立つようになり、全体としてつなぎぬのないきれいな
画像が得られないという課題を有していた。

そこで、本発明の目的は、上述の課題を解決し、スクリ
ーン上に表示される画面がつなぎ目のないきれいな画面
であるような投射型表示装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段１本発明の投射型表示装置は、光源からの光をライトバル
ブを変調し、投射光学手段で投射する投射光学ユニット
を複数具備し、前記複数の投射光学ユニットで生成する
複数の画（象を合成し、一つの投射光学ユニットより情
報量の多い画像を生成することのできる投射型表示装置
に於て、前記ライトバルブが、前記一つの投射光学ユニ
ットが表示する画面の形より少しふくらんだ形をしてい
ることを特徴とする。

［作　用１上記の様に構成された投射型表示装置は、第１図に示し
たように、ライトバルブが、表示される画面の形より少
しふくらんだ形をしており、投射レンズの歪曲収差の影
響を丁度キャンセルするため、第４図に示したように歪
が無く、つなぎ目の無いきれいな画面をスクリーン上に
表示することができる。

以下、実施例にもとづき本発明の詳細な説明する。ただ
し、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。

［実　施　例］第１図は本発明の投射型表示装置で用いる透過型ライト
バルブの形を示す図である。

該透過型ライトバルブの大きさは１１２８．６ｍｍ、横
３８．４ｍｍ、また、画素数は４８０ｘ４４０である。

そして該ライトバルブな各色１２枚用いればハイビジョ
ン画像をも再現できる。

第２図は本発明の投射型表示装置に用いるひとつの光学
ユニットの構成図である。３は略平行の白色光を生成す
るための光源ユニット、４は白色光を赤・緑・青の３原
色の色光に分離するためのグイクロイックミラー、５は
色光を透過型ライトバルブに導（ためのミラー、６は透
過する際に色光を変調するための透過型液晶ライトバル
ブ、７は変調された色光を１本の光に合成するためのグ
イクロイックプリズム、８は合成された光を投射するた
めの投射レンズ、９はスクリーンである。

第２図の光学ユニットで用いる透過型ライトバルブは、
第１図１のような形をしているために、投射レンズの歪
曲収差をキャンセルし、結果として、スクリーン上に表
示される画像は歪の無いきれいな画像となる。そのため
、第２図で示した光学ユニットを１２個用いたマルチビ
ジョンタイプの本投射型表示装置（第４図）の表示画面
は第３図に示したようになり１画面全体も歪みが無（な
り、また、１個１個の光学ユニットが生成する小画面と
小画面の間のすきまも解消できた。

なお１本発明はフロント型、リア型問わず有効であった
。また、第５図に示したような反射型ライトバルブを用
いた投射光学ユニットの場合も有効であった。

前述の実施例では、光軸から離れるに従って拡かってい
（タイプの歪みを有する投射レンズを用いた投射型表示
装置（第１図）において、なる形の形をしたライトバル
ブを用い前記歪みをキャンセルする例を示したが、逆に
光軸かも離れるに従って光転におしもどされるタイプの
歪みを有する投写レンズを用いた投射型装置においては
、ビンクッション形の形をしたライトバルブを用いるこ
とにより、前記歪をキャンセルすることができる。

［比　較　例１従来の投射型表示装置の例を第６図と第７図を用いて示
す。

第６図は従来の投射光学装置に用いられる光学ユニット
の透過型ライトバルブの形を示す図である。１６は透過
型ライトバルブ。１７はその画素である。

第７図は、第２図に示した本発明の投射型表示装置の光
学ユニットの透過型ライトバルブだけ従来のライトバル
ブに替えた場合の表示画面である。投射レンズの歪曲収
差によって１コ１コの小画面が歪み、また、その結果と
して小画面と小画面のつなぎ目のところですきまができ
てしまい、全体としての表示品質は低かった。

［発明の効果］本発明の投射型表示装置は、光源からの光をライトバル
ブで変調し、投射光学手段で投射する投射光学ユニット
を複数具備し、前記複数の投射光学ユニットで生成する
複数の画像を合成し、一つの投射光学ユニットより情報
量の多い画像を生成することのできる投射型表示装置に
於て、前記ライトバルブが、前記一つの投射光学ユニッ
トが表示する画面の形より少しふくらんだ形をしている
ために、投射レンズの歪曲収差の影響を丁度キャンセル
するため、つなぎ目のないきれいな画像をスクリーン上
に表示することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の投射型表示装置で用いる透過型ライト
バルブの形を示す図。第２図は本発明の投射型表示装置に含まれる投射光学ユ
ニットの構成図。第３図は本発明の投射型表示装置でスクリーン上に表示
される画面の形を示す図。第４図は本発明の投射型表示装置の外観を示す図。第５図は本発明の投射型表示装置の、反射型ライトバル
ブを用いた一例を示す図。第６図は従来の投射型表示装置で用いる透過型ライトパ
ルプの形を示す図。第７図は従来の投射型表示装置でスクリーン上に表示さ
れる画面の形を示す図。１・・・本発明の透過型ライトバルブの形２・・・　　
〃　　　　　　〃　　　の画素の形３・・・光源ユニット４・・・ダイクロイックミラー５・・・ミラー６・・・本発明の透通型ライトバルブ７・・・グイクロイックプリズム８・・・投射レンズ９・・・スクリーンｌＯ・・・本発明の投射型表示装置のひとつの投射光学
ユニットが投射する小画面１１・・・本発明の投射型表示装置１２・・・　〃　　　　　〃　　　に含まれるひとつの
投射光学ユニット１３・・・偏光プリズム１４・・・本発明の反射型ライトバルブ１５・・・投射
レンズ１６・・・従来の透過型ライトバルブの形１７・・・　
　　〃　　　　　〃　　の画素の形１８・・・従来の投射型表示装置のひとつの投射光学ユ
ニットが投射する小画面１９・・・小画面と小画面のつなぎ目に生ずるすきま以上（１，）（Ｃ）第５図

Claims

【特許請求の範囲】

光源からの光をライトバルブで変調し、投射光学手段で
投射する投射光学ユニットを複数具備し、前記複数の投
射光学ユニットで生成する複数の画像を合成し、一つの
投射光学ユニットより情報量の多い画像を生成すること
のできる投射型表示装置に於て、前記ライトバルブが、
前記一つの投射光学ユニットが表示する画面の形より少
しふくらんだ形をしていることを特徴とする投射型表示
装置。