JPH0231167A - 光干渉角速度計 - Google Patents

光干渉角速度計

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JPH0231167A
JPH0231167A JP63182497A JP18249788A JPH0231167A JP H0231167 A JPH0231167 A JP H0231167A JP 63182497 A JP63182497 A JP 63182497A JP 18249788 A JP18249788 A JP 18249788A JP H0231167 A JPH0231167 A JP H0231167A
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light
phase modulation
phase
signal
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JP63182497A
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Kenichi Okada
健一 岡田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ループ状に構成された光学路を伝搬した両
光の位相差ΔφがI±π/41以上に及びような入力角
速度の計測範囲を持つ光干渉角速度計において全入力範
囲に渡って位相変調度を安定に保ち、また入力に対し出
力が連続的に変化するようにした光干渉角速度に関する
ものである。
[従来の技術〕 第7図に示すようにレーザなどの光1attからの光I
2が光分配結合器13により右回り光I4と左回り光1
5とに分配され、これらの光14゜15は少くとも一周
する光学路16の両端に入射され、光学路16をそれぞ
れ右回り、左回りに通って光学路16より出射光17.
18として出射され、これら出射光17.18は、光分
配結合器13により結合されて互に干渉し、干渉光19
として受光器21に受光される。
光学路16は例えば光ファイバを複数回ループ状に巻い
たもので構成される。光学路16にその周方向の角速度
が印加されない状態においては出射光17および18の
位相差はほぼゼロであるが光学路16の軸心回りに角速
度Ωが印加されるとこの角速度によっていわゆるサグナ
ック効果が生じ、光学路16を伝搬した出射光17.1
8の間に位相差Δφ0が生じる。この位相差Δφ。は、
で表わされる。ここでRはループ状に構成された光学路
16の半径、Lはループ状に構成された光学路16の長
さ、λは光[11の光の波長、Cは光の速度を示す。さ
らに干渉光19の光源強度I0は、 Io  ” 1−cos  Δφo     ””(2
)となる。従って干渉光19の強度■。を測定すること
によって角速度Ωを検出することができる。
しかしこの場合、入力角速度が小さな場合においては位
相差Δφ。が小さく、cosΔφ0の変化が僅かであり
、感度が極端に低くなる。
このような点から従来より入力感度を晟適化するため第
8図に示すように光学路16・の一端と光分配結合器2
6との間に例えば電歪振動子に光ファイバを巻回して構
成した位相変調器22を直列に挿入し、位相変調器駆動
回路23からの駆動信号により互に逆方向に伝搬する光
28.29を位相変調する方法がとられている。
第8図では、(1)式で述べたサグナック(Sagna
c)位相差Δφ。を精度よく検出するために、光源11
と光分配結合器26の間に光分配結合器27と偏光子2
5を挿入し、光分配結合器27のA′ポートに受光器2
1を配置している。この場合の受光器21に到達する干
渉光■。゛は、 1、 ’ = −11+cos  Δφo(Jo(x)
一2Jz(x)cos2ωJ ′+−+2Jz++(x
)  cos2mωt+・=)   sinΔφo  
(2,L(x)sin  ωt2J+(x)sin3ω
t   +−+2J211−AX)  sin(2m−
1)   ωt+・・・))      ・ ・ ・ 
・(3)となる。
ここでP。:受光器21に到達する最大光量、Jn :
n次のベンセル関数(n=0,1゜2.3・・・) 2 Astnπtoτ A:位相変調の振幅 τ:光学路16を通る光の伝搬時間 f0:位相変調器22の駆動周波数 tit−τ/2 (3)式から明らかなように干渉光の強度1o′には、
cosΔφ0に比例する項と、sinΔφ0に比例する
項とが含まれている。
第8図において受光器21によって光電変換された電気
信号の内、位相変調周波数の3倍波成分を同期検波する
同期検波回路31の出力v3は、増幅器33でに1倍さ
れ、位相変調周波数成分を同期検波する同期検波回路3
0の出力■1と加算器36において加算される。この時
の出力V31Nは、V s+、l=V+ 十に−・v3 =に+ −Pa ・J+ (x) ・sinΔφ。
+Ka ・K3 ・Po ・、L)(X戸sinΔφQ
−(4)ここでに1 K、:定数 となる。ここで増幅器33の利得を調整しに+ =Ks
 =Ks+Hとすると(4)式は、VS+S=にsrs
 ・Pa ・(J+ (x) +L ・J3(X))・
sin  Δφ。  ・ ・ ・ ・(5)となる。こ
こでに、=2.2に設定すると(J+(x)十に、  
・J、(×))は、第9図に示すようにxz3.05で
最大値となり、その近辺では、Xに対し安定な特性を示
すようになる。又そのポイントではJz(x)も最大値
を示しXに対し安定な特性を示している。
出力V ot+tの振幅Ks+、4 ・Po  ・ (
J+(x)+に、  ・J3(X))を一定に保つため
従来衣の方法が提案されている。
受光器21によって充電変換された電気信号の内、位相
変調周波数の2倍波を同期検波する同期検波回路51の
出力■2と上記V SINをそれぞれ2東回路40.4
1において2乗し加算器42で加算するとその出力Vは
、 V=Vs+s” +Vz” −(KsIN−Po  ・(、L(x) +に、 ・J
、(x))”・sin”ΔφQ + (Kz ・Po−
b(x))”・cos”Δφ。     ・・・・(6
)となる。ここで予めKsIN−Po ・(J+(x)
+K。
Jz(x) ) =Kz  ・Po  −Jz (x)
 =にとなるようアンプゲインを調整すると出力電圧V
は、V =K” ・(sin”Δφ(1+cos”Δφ
Ω)=Kt       ・・・・(7) となる。
ここで出力電圧Vの初期値すなわち基準値をK11zと
し、出力電圧Vと差動増幅器43で比較してやりその差
分を積分器45を通して光源光量調整回路47に負帰還
し、光源11の出射光量を制御すると、光altの出射
効率、光源11からの出射光が光学路16を径て受光器
21に到達するまでの間の光伝送損失及び光学系におけ
る光の偏波状態が環境条件の変化で変わっても、出力電
圧■を常に基準値Klzに保つことができる。すなわち
■。□の振幅を一定に保つことができる。
(3)式で示したように第1種ベッセル関数の変数Xは
、位相変調の振幅Aと比例関係にある。
(5)式から解かれるように入力感度はx (=2As
inπf0τ)の値に左右される。Xの値は位相変調の
振幅A、位相変調器22の駆動周波数f、および光学路
16を通る光の伝搬時間τによって決まる。駆動周波数
f0および伝搬時間τは温度による影響が比較的小さい
が、位相変調の振幅Aは温度による影響を受けやすい。
つまり位相変調器22は、例えば電歪振動子に光学路1
6を構成する光ファイバを巻きつけ、その電歪振動子に
周波数f0の駆動電圧を印加して振動させ、光学路16
を伸縮させ、そこを通る右回り光と左回り光とを位相変
調させるようにしたものである。
駆動周波数1゜はその電歪振動子を効率よく伸縮させる
ため電歪振動子の共振点に合わせるのが一般的である。
この共振周波数は、温度によって変化するため位相変調
の振幅Aは、電歪振動子の機械的Q(共振周波数におけ
る機械的振動の゛するどさ”をさす)の高い程温度の影
響を受ける。
その結果X値が変化し、入力感度が変動する不都合が生
じる。
又光ファイバは、最適動作を行なうため適切なテンショ
ンで巻かれている。しかしこのテンションは、周囲温度
が変わると電歪振動子と光ファイバの熱膨張係数の差で
初期設定値からずれてしまう。また光ファイバの緩衝N
(シリコーン又はウレタンなど)によるダンパ効果も温
度によって変わり結果として位相変調の振幅Aが変化し
入力感度が変動する。
そこで従来衣に示す方法がとられていた。
第8図において同期検波回路51.52は、それぞれV
、、V4の信号を出力する。この■2とv4は、 Vz=Kz ・Pa  −Jz(x)  ・cosΔφ
0・・・(8)V4=に4 ・Po−Ja(x)  ・
cosΔφQ”・(9)で表わされる。
次に除算器53において信号■4を信号■2で割ってや
ると V2    Kg ・h(x) ここでアンプゲインを調整しK 2 ”” K aとし
てやると Jz(x) となり1.h(x)とJa(X)との間には、人力角速
度に関係しない一定の関係ができあがる。
第10図は、Xに対するV、 =J4(X) /Jz(
x)の関係を示したグラフで動作点(x=3.05)に
おけるV、の値は約0.285になる。ここで基準値を
0.285に設定し■4と差動増幅器54で比較してや
りその差分を積分器55を通し、位相変調器駆動回路2
3に負帰還し位相変調器に印加する電圧を制御してやる
と■4の値を常に0.285に設定することができる。
即ちXの値を3.05に保つことができる。
位相変調器駆動回路23は、差動増幅器54の正の信号
によって位相変調器22に印加する駆動周波数f0の信
号の電圧を増加させ、差動増幅器54の負の信号によっ
て位相変調器22に印加する駆動周波数f0の電圧を小
さくするように構成し自動制御回路を構成している。今
たとえば何らかの原因で、例えば位相変調の振幅Aが増
加しその結果Xの値が増加したとすると第10図に示す
グラフより■4の値は、増加する。その結果、差動増幅
器54は、負の信号を積分器55に印加する。積分器5
5の出力は、減少しその結果位相変調器駆動回路23は
、位相変調器22への印加電圧を減少させ位相変調の振
幅Aの値を減少させる。
一方位相変鋼の振幅Aが減少しその結果としてXの値が
減少したとすると第10図に示すグラフより■、の値は
、減少する。その結果、差動増幅器54は、正の信号を
積分器55に印加する。積分器55の出力は、増加しそ
の結果位相変調器駆動回路23は、位相変調器22への
印加電圧を増加させ位相変調の振幅Aを増加させる。
このようにして、位相変調の振幅Aの値を変えるような
外部作用(例えば温度・振動・衝撃など)が働いてもX
の値を常に一定に保つことができジャイロ出力としての
感度を一定に保つことができる。この従来例では、信号
■4を信号v2で割算したが、信号v2を信号■4で割
算しても同様にできる。この場合、動作点(x=3.0
5)における■4の値は、約3.5となる。この場合、
基準信号発生器56における基準値は、3.5となる。
従来技術として位相差Δφ。が±mπ(m=o。
1.2,…)に対し約±π/4の範囲の時は、(5)式
で示したV SIN出力即ちsinΔφ。成分を使用し
±(2m+1)・π/2(m=0.1.2,…)に対し
約±π/4の時は、(8)式で示した■2即ちcosΔ
φ。成8分を使用するようにしてダイナミックレンジを
拡大する方法が提案されている。
第11図において端子59には、sinΔφに比例する
成分(第12図信号72)が入力され端子60には、c
osΔφに比例する成分(第12図における信号73)
が入力される。sinΔφに比例する信号72とcos
Δφに比例する信号73は例えば第8図における出力V
、、V、が用いられる。
sinΔφに比例する信号とcosΔφに比例する信号
は、スイッチ61において可逆カウンタ70からのD出
力によって切替えられる。スイッチ61の出力は、スイ
ンチロ2において可逆カウンタ70の2+の重み付けさ
れた端子の出力已によって橿性反転された後リニアライ
ザ64を通してジャイロ出力端子65に出力される。ス
イッチ62の出力Eの出力は、比較器66.67の非反
転入力側、反転入力側へ供給されそれぞれ基準電源68
.69の基準電圧+V、、−V、と比較される。比較器
66.67の出力は、それぞれ可逆カウンタ70のアッ
プカウント端子UP、ダウンカウント端子DOWNへ供
給されそれぞれアンプカウント、ダウンカウントされる
。可逆カウンタ70の重みが2゜の出力端子の出力は、
スイッチ61に切替え制御信号として供給され、重みが
21の出力端子の出力は、スイッチ62に切替え制御信
号として供給される。スイッチ61.62は、それぞれ
初期状態(切替え制御信号が論理′°0°°)で端子N
C側に切替えられ、切替え制御信号が論理“1”でそれ
ぞれ端子No側に切替えられる。。
可逆カウンタ70の計数値は端子71から取り出すこと
ができる。
端子59の出力は先に述べたようにsinΔφに比例し
、第12図Aの曲線72に示すように右回り光と左回り
光との位相差Δφに対しsinΔφで変化する。端子6
0の出力は、第12図Aの曲線73に示すように位相差
Δφに対しCO5Δφに比例したものになる。位相差Δ
φがO±π/4の範囲にあれば、スイッチ61.62は
、第11図に示した状態にあって端子59よりのsin
Δφに比例した出力がリニアライザ64によって直線補
正された後ジャイロ出力端子65に出力される。比較器
66においてその入力、つまりスイッチ62の出力が基
準電圧■、を越えると第12図Bに示すようにパルスが
発生する。このパルスは、可逆カウンタ70によって加
算カウントされる。
一方スイッチ4日の出力が一■、より負方向に大きくな
ると比較器67より第12図Cに示すようなパルスが発
生し、これは可逆カウンタ70で減算カウントされる。
可逆カウンタ70の重みが2°の出力は、第12図りに
示すように変化し重みが21の出力は、第12図已に示
すように変化する。可逆カウンタ70の重みが2°の出
力が高レベル(論理“1”)の時スイッチ61力(切替
えられ、端子60の信号、即ちcosΔφに比例した出
力が直線補正されジャイロ出力端子65に出力される。
逆にスイッチ62の出力が基準電圧−vrより負方向に
大きくなると比較器67よりパルスが得られ、可逆カウ
ンタ70が減算カウントされて、それにより重みが2°
の出力が高レベルとなり、スイッチ61が作動して先の
場合と同様に端子60の信号、即ちcosΔφに比例し
た出力が直線補正された後ジャイロ出力端子65に出力
される。
以上の状態から更に位相差Δφが絶対量として増加し、
cosΔφに比例した出力が基準電圧+v、。
又は−■、よりも絶対値で大きくなると比較器6667
よりパルスが得られて可逆カウンタ70が加算あるいは
減算しスインチロ1が復帰して端子59の信号、即ちs
tnΔφに比例した出力が直線性補正後ジャイロ出力端
子65に得られるようになる。
これとともにsinΔφとcos Δφに比例する出力
が位相差Δφに対し正の特性となるように可逆カウンタ
70の重みが2+の出力によって信号極性反転指令(切
替え制御信号)が出力され、スインチロ2が切替えられ
る。上述において位相差Δφがπ/4におけるsinΔ
φとcosΔφに比例するスイッチ62の出力電圧が基
準電圧+V、、−V、より絶対値で僅かに少な目に設定
しておくと、第12図Gに示すように鋸歯状の出力とし
て得ることができかつsinΔφとcosΔφに比例す
る信号の切替えにヒステリシスを持たせることができ安
定に動作させることができる。このようにして位相差Δ
φが±mπに対し約±π/4の範囲にある場合は、si
nΔφ成分をジャイロ出力として取り出され、π ±(2m+N  ・−に対し約±π/4の範囲にある場
合は、cosΔφ成分がジャイロ出力として取り出され
、全範囲にわたって直線性が最も好ましい状態で出力が
得られる。
この出力より角速度は、次式で求めることができる。
Cλ    m= m=0,  +1.  +2−     ・・・・(1
0に、は比例定数(rad/Volts)、■。はジャ
イロ出力端子65の電圧、mは可逆カウンタ7oにおけ
る加算パルスの総数と減算パルスの総数の差つまり可逆
カウンタ7oの計数値であって、これは端子71から取
り出される。
(発明が解決しようとする課題〕 前述の位相変調度の安定化の方法は、サグナック位相差
ΔφΩ−0〜±π/4くらいの範囲では、精度よく作動
するが、前述のようにさらに計測範囲を拡大していった
場合、(8)、(9)式がら明らがなようにサグナック
位相差Δφ。が±π/2近辺において位相変調度の安定
化に使用する制御用信号V、、V4が非常に小さくなり
もはや系の正常な動作が期待できなくなる。この発明は
、前述のように入力角速度の計測範囲が拡大されても、
位相変調度安定化の回路が正常に作動する光干渉角速度
計を提供する。
従来、ダイナミックレンジは、sinΔφ。成分とco
sΔφ。成分を切替え拡大していた。この場合、出力と
しては、第12図Gに示される鋸歯状波の出力と切替え
数mを支持する可逆カウンタ70の出力であるので、光
干渉角速度計を角速度センサとして使用するロケットや
飛行機などの飛しょう体の制御信号として使用するのは
不便である。
この発明は、・人力角速度に対し連続的に変化する入出
力特性を持った光干渉角速度計を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明によれば光電変換手段からの出力の内位相変調
手段の位相変調周波数のとなり合う奇数波成分が第1、
第2同期検波手段で同期検波され、位相変調周波数のと
なり合う偶数波成分が第3、第4同期検波手段で同期検
波され、第1、第2同期検波手段の出力が等しくなるよ
うに位相変調器に印加する電圧が第1位相変調度制御手
段で制御され、第3、第4同期検波手段の出力の比が一
定となるように位相変調器に印加する電圧が第2位相変
調度制御手段で制御される。
第1位相変調度制御手段にがえて、第1、第2同期検波
手段の出力の比が一定となるように位相変調器に印加す
る電圧が、第3位相変調度制御手段により制御される。
またこの発明によれば充電変換手段からの出力の内右回
り光と左回り光の位相差のsin成分が第1信号検出手
段で取り出され、位相差のcos成分が第2信号検出手
段で取り出され、位相差がm=(m=0,  ±1.±
2,…)に対し約±π/4の範囲である時第1信号検出
手段からの出力を送出し、(2m+1)・−(m=0.
±1.±2,…)に対し約±π/4の範囲である時第2
信号検出手段からの出力を送出するように信号切替手段
で切替えられ、第1信号検出手段と第2信号検出手段か
らの信号の切替え数のアナログ変IAIと信号切替手段
からの出力とが加算手段で加算される。
C実施例〕 第1図はこの発明の実施例を示し、第8図と対応する部
分には同一符号を付けである。同期検波回路30,31
,51.52からの出力はそれぞれローパスフィルタ?
4,75,76.77を通されて、電圧V+ 、Vz 
、V3 、Va となる。
V+ =に+  J+(x)sinΔφ0Vz −Kt
 Jz(x)cos Δφ。
V3 =に3 Js(x)sinΔφ。
Va =に4 Ja(x)cos Δφ。
信号VIとV、は、光学路16に印加される正負の入力
角速度によって正負両方向の電圧をとりうるので絶対値
回路78.79によって絶対値に変換される。絶対値回
路の代わりに入力信号を2乗する機能を持った回路でも
よい。絶対値回路78の出力は、差動増幅器81の十人
力に供給され、絶対値回路79の出力は差動増幅器81
の一人力に供給される。
位相変調器駆動回路23は、差動増幅器81の正の信号
によって位相変調器22に印加する駆動周波数f0の信
号の電圧を増加させ、差動増幅器81の負の信号によっ
て位相変調器22に印加する駆動周波数f0の信号の電
圧を小さくするよう構成し、自動制御ループを構成して
いる。
ここで装置は、差動増幅器81の出力がゼロ即ちV、−
V、のとき(但しK1.に3ばあらかじめ等しくなるよ
う調整されているものとする)第1種ベッセル関数のJ
I(X)、  J3(X)が同じ値即ちχの値が約3,
05第9図のA点になるよう位相変調器駆動回路23に
よって位相変調器22に印加される電圧が調整されてい
る。
今例えば何らかの原因で例えば位相変調の振幅Aが増加
し、その結果としてXの値が増加したとすると第9図に
A点に示すようにJI(x)は減少しJs(x)は増加
する。その結果、差動増幅器81は、負の信号を電気フ
ィルタ85に印加する。電気フィルタ85の出力は減少
しその結果位相変調器駆動回路83は、位相変調器22
への印加電圧を減少させ光位相変調の振幅Aの値を減少
させる。
一方位相変鋼の振幅Aが減少しその結果としてXの値が
減少したとすると第9図から一次ベツセル関数J+(x
)は増加し第3次ベッセル関数Js(x)は減少する。
その結果差動増幅器81は、正の信号を電気フィルタ8
5に印加する。電気フィルタ85の出力は、増加しその
結果位相変調器駆動回路23は、位相変調器22への駆
動信号の印加電圧を増加させ光位相変調の振幅Aの値を
増加させる。
このようにして、位相変調の振幅Aの値を変えるような
外部作用(例えば、温度、振動衝撃など)が働いてもX
の値を常に一定に保つことができ、ジャイロ出力として
の感度を一定に保つことができる。
尚差動増幅器81と位相変調器駆動回路23の間に積分
機能を持った電気フィルタ85が配置されているのは、
比例動作における差動増幅器81の残留偏差を除き、×
の値を常に目標値(x=3.05)に保つためである。
信号V、、V、は、除算器53に印加される。
除算器53の出力は、信号v4を信号vzで割ったもの
で00)式で示したように入力角速度に関係しない一定
の関係ができあがる。
除算器53の出力v4は、差動増幅器54の入力に印加
され基準信号発生器56と比較される。
その差分■、2は、電気フィルタ85を通して位相変調
器駆動回路23に負帰還し位相変調器に印加する電圧を
制御する。ここで基準信号発生器56の基準値は、位相
変調器22の動作点をx =3.05とした場合第10
図に示したグラフより約0.285に設定される。位相
変調器駆動回路23は、差動増幅器54の正の信号によ
って位相変調器22に印加する駆動周波数f0の信号の
電圧を増加させ、差動増幅器54の負の信号によって位
相変調器22に印加する駆動周波数f0の電圧を小さく
するように構成し自動制御回路を構成している。
このように構成したことによって〔従来の技術〕のとこ
ろで述べたように、位相変調の振幅Aの値を変えるよう
な外部作用(例えば温度、振動、衝撃など)が働いても
Xの値を常に一定に保つことができる。この実施例では
、信号v4を信号■2で割算したが、信号■2を信号■
4で割算しても同様の動作が実現できる。この場合、動
作点(x =3.05 ) ニオケルVa ノ値は、約
3.5となり基準信号発生器56における基準値は、3
.5に設定される。通常除算器53の出力は00式で示
したv4の値に対しに4倍される。そのため基準信号発
生器56の基準値もに4倍された値に設定される。
第1図の実施例では、差動増幅器81の出力誤差信号V
 111と差動増幅器54の出力誤差信号■。2を加算
器83で加算し、電気フィルタ85に入力している0位
相差Δφ。がmπ(m=0.±1゜±2,…)及びその
近辺では、制御信号(V+、 Vs)が零若しくは微小
値を示し差動増幅器81の出力による系は、正常な動作
が期待できない、ところが制御信号(vz 、 V4 
)は、十分大きい値を示しており位相変調度安定化回路
としては、正常に動作する。
一方位相差Δφ。が□(m=0, ±1.±2・・・)
及びその近辺では、制御信号(VX 、V、>が零若し
くは微小値を示し差動増幅器54の出力による系は、正
常な動作が期待できない。ところが制御信号(V+ 、
Vs )は十分大きい値を示しており位相変調度安定化
回路系としては正常に作動する。
したがってダイナミックレンジが拡大し位相差Δφ。が
拡大していっても全範囲において位相変調度を安定に保
つことができる。
第2図は、他の実施例を示す。
差動増幅器81からの誤差信号■、、と差動増幅器54
からの誤差信号v、tをスイッチ91によって切替え電
気フィルタ85に印加している。スイッチ91は、位相
差Δφ。が±mπ(m=0,1゜2、・・・)に対し約
±π/4の範囲の時は、NC(ノーマルクローズ)側が
オンとなり差動増幅器54側が作動し位相差Δφ。が土
(2m+1)  ・−(m=0,1,2,…)に対し約
±π/4の範囲の時は、No(ノーマルオーブン)側が
オンとなり差動増幅器81側が作動し入力レンジ全域に
渡って位相変調度安定化回路を正常に作動させることが
でき位相変調度を安定に保つことができる。スイッチ9
1の切替え信号は、第11図における出力りを使用すれ
ばよいことになる。
第3図は、先に述べた差動増幅器81例の他の実施例で
ある。信号■1と■3は、除算器97によってV+/V
iが実行される。その結果除算器97の出力V□は、 K=  ・J3(x)sin  Δφ。
ここでに、 =に、とすると Js(X) となりJ 、 (x)とJl(X)との間には、入力角
速度に関係しない一定の関係ができあがる。
第4図は、Xに対するVa+=−J +(x)/ J 
3(X)の関係を示したグラフで動作点(x=3.05
)におけるVdlの値はlとなる。
そこで基準信号発生器99の基準値を1に設定し■4:
と差動増幅器98で比較してやり、その差分を電気フィ
ルタ85を通し位相変調器駆動回路23に負帰還し位相
変tJRB22に印加する電圧を印加してやると■4□
を常に1に設定することができる。即ち前述第1図の場
合と同様Xの値を3.05に保つことができる。第3図
で示した例では、信号■、を信号■3で割算したが信号
V、を信号v1で割算しても同様に自動制御ループを達
成することができる。この場合の動作点(x=3.05
)におけるV 41の値は、前述同様1となり基準値発
止器99の基準値は1が設定される。
通常除算器97の出力は、rm式で示した■4の値に対
しに4倍される。そのため基準信号発生器99の基準値
もに4倍された値に設定される。
第5図に示す実施例において入力端子92には、第11
図における端子65の出力即ち第12図Gに示す信号が
入力される。端子71には、第11図における可逆カウ
ンタ70の出力が印加されその出力によってD/A変換
器95は、第6図Bの信号を出力する。D/A変換器9
5は、(10式にお端子92に入力された信号■。とD
/A変換器95の出力は加算器93において加算される
。その結果加算器93の出力は、第6図Cに示したよう
に位相差Δφ。に対し連続的な出力を得ることができる
尚00式におけるに、は、(rad/voI t)で表
わされる変換利得である。
D/A変換器95は、第6図Bの出力を送出するが、零
電圧発生時のバイアス変動が光干渉角速度計の出力端子
94に現われないようにするためD/A変換器95の出
力に不感帯回路96を設けることができる。
〔発明の効果〕
位相変調器駆動回路23に対する制御に二つの以上に相
当する入力角速度が光干渉角速度計に与えられても位相
変調度を安定に保つ効果が得られ路の動作を説明するた
めの図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一周する光学路と、 その光学路に対し右回り光及び左回り光を通す手段と、 その光学路を伝搬してきた右回り光と左回り光を干渉さ
    せる手段と、 その干渉手段と上記光学路の一端との間にこれらに縦続
    的に配されて右回り光と左回り光に位相変化を与える位
    相変調手段と、 上記干渉光の光強度を電気信号として検出する光電変換
    手段と、 その光電変換手段からの出力の内上記位相変調手段の位
    相変調周波数のとなり合う奇数波成分を同期検波する第
    1、第2同期検波手段と、 上記位相変調周波数のとなり合う偶数波成分を同期検波
    する第3、第4同期検波手段と、 上記第1と第2同期検波手段の出力が等しくなるように
    上記位相変調器に印加する電圧を制御する第1位相変調
    度制御手段と、 上記第3と第4の同期検波手段の出力の比が一定となる
    ように上記位相変調器に印加する電圧を制御する第2位
    相変調度制御手段とを有する光干渉角速度計。
  2. (2)上記第1と第2同期検波手段の出力の比が一定と
    なるように上記位相変調器に印加する電圧を制御する第
    1位相変調度制御手段に代わる第3位相変調度制御手段
    を有した請求項(1)記載の光干渉角速度計。
  3. (3)少なくとも一周する光学路と、 その光学路に対し右回り光及び左回り光を通す手段と、 その光学路を伝搬してきた右回り光と左回り光を干渉さ
    せる手段と、 その干渉手段と上記光学路の一端との間にこれに縦続的
    に配されて右回り光と左回り光に位相変化を与える位相
    変調手段と、 上記干渉光の光強度を電気信号として検出する光電変換
    手段と、 その光電変換手段からの出力の内、上記右回り光と左回
    り光の位相差のsin成分を取り出す第1信号検出手段
    と、 上記位相差のcos成分を取り出す第2信号検出手段と
    、 上記位相差がmπ(m=0,±1,±2,…)に対し約
    ±π/4の範囲である時上記第1信号検出手段からの出
    力を送出し、(2m+1)・π/2(m=0,±1,±
    2,…)に対し約±π/4の範囲である時上記第2信号
    検出手段からの出力を送出する信号切替手段と、 上記第1信号検出手段と上記第2信号検出手段からの信
    号の切替え数のアナログ変換量と上記信号切替手段から
    の出力を加算する手段とを有する光干渉角速度計。
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JP2007523356A (ja) * 2004-02-24 2007-08-16 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 光ファイバジャイロスコープ色雑音を減らすシステムおよび方法

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