JPH02311655A - 極薄板材貼付工法 - Google Patents

極薄板材貼付工法

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Publication number
JPH02311655A
JPH02311655A JP13337389A JP13337389A JPH02311655A JP H02311655 A JPH02311655 A JP H02311655A JP 13337389 A JP13337389 A JP 13337389A JP 13337389 A JP13337389 A JP 13337389A JP H02311655 A JPH02311655 A JP H02311655A
Authority
JP
Japan
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thin plate
adhesive
ultra
thin
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP13337389A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nakagawa
徹 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH02311655A publication Critical patent/JPH02311655A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、天然極薄石材等の薄板材を床あるいは壁の仕
上げ材として使用する場合の薄板材貼付工法および装置
の工法に使用する治具に関するものである。
(従来の技術) 天然石材は非常に装飾性に富んでおり、しかもこの天然
石材を5〜10mm程度の厚さの極薄石材に加工できる
技術が開発されたこともあって、近低 床あるいは壁の
仕上げ材として、このような極薄石材が盛んに使用され
てきている。
従来、この極薄石材をコンクリートやモルタル、等の下
地に貼り付けるための施工方法として、一般的に2液性
エポキシ樹脂剤等の接着剤で直貼りする方法か、または
弾性系接着剤を用いる通称GLボンドによるペタン工法
が用いられていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の施工方法では、次のよ
うな問題があった。
すなわち直貼り方法では、薄石材が下地表面の凹凸等に
よって影響さ−れたり、接着強度が発現するまでに薄石
材に反りや曲がりが生じることがある。このため、下地
表面をかなり高精度で仕上げることが要求されたり、石
の隅部などを何等かの形で押え込んだりしなければなら
なくなる。
またペタン工法では、同様に下地表面の平面精度はさほ
ど出す必要はないが、仕上げの墨出しのためにかなりの
時間がかかってしまうばかりでなく、接着強度が発現す
るまでに薄石材の反り、曲がりによって薄石材がGLボ
ンドから剥離してしまう場合がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、下地面に影響されることなく極薄板材
を簡単にかつ確実に貼り付けることができる極薄板材貼
付工法を提供することである。
本発明の他の目的は、この施工を容易に行うことができ
るようにする治具を提供することである。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために、本発明の極薄板材貼付工
法は、薄板材の支持部を有する治具を下地に固定すると
ともに前記支持部の下地表面から仕上り面までの高さを
調整した後、前記薄板材を前記支持部および前記下地に
接着剤により貼り付けることを特徴としている。
施工するにあたって、前記薄板材と前記支持部とを接着
する接着剤としてエポキシ系接着剤を使用し、前記薄板
材と前記下地とを接着する接着剤として弾性系またはセ
メント系接着剤を使用している。
また本発明の極薄板材貼付工法に使用する治具は、下地
表面に固定された固定部に、薄板材を支。
持する支持部を有する可動部を螺合により進退自在に設
けることを特徴としている。
(作用) このような構成をした本発明に係る極薄板材貼付工法に
おいては、治具によって下地表面から極薄板材までの高
さが所定値に簡単に設定されるようになる。したがって
、極薄板材は下地表面の平面精度の影響を受けることな
く、貼り付けられるようになる。しかも、極薄板材は接
着剤によって下地に接着されるばかりでなく、治具の支
持部にも接着されるので、極薄板材は反りや曲がり等を
発生することなく下地に接着されるようになる。
治具の高さは、治具の固定部を下地に接着した後、可動
部を固定部に対して所定量進退させることにより、簡単
に調整されるようになる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図はコンクリート下地に極薄板材を貼り付けた状態
を示す部分断面図、第2図はこれを極薄板材の外表面か
ら見た図である。
第1図に示すように、コンクリートあるいはモルタル等
の下地1の表面に、治具2の固定金物2aが接着剤また
はビス等により固定される。この固定金物2aは下地1
に固定される円板部2bとこの円板部2bのほぼ中心に
固定された雌ねじ2Cが設けられた筒状部2dとから構
成されている。
この筒状部2dの雌ねじ2Cに、可動金物2eの雄ねじ
部2fが螺合されている。可動金物2eの先端は極薄石
材3を支持する支持部2gとなっており、この支持部2
gには第2および第3図から明らかなように円形状の支
持面2hが形成されている。したがって支持部2gを適
宜回転して可動金物2eを固定部2aに対して進退させ
ることにより、下地1表面と支持面2dとの高さが所定
値に設定される。この治具2は下地1の所定位置、すな
わち極薄石材3の目地部分となる位置に配設されるよう
になっている。
極薄石材3はその4角がそれぞれ異なる4個の治具2の
支持面2hに支持さねエポキシ樹脂4によってその支持
面2hに接着されている。また・極薄石材3の中央の面
部が6箇所弾性系またはセメント系接着剤やGLボンド
等の接着剤5によって接着されている。
また極薄石材3にエポキシ樹脂等の接着剤によってSU
S線6を取り付け、これを治具2に結び付ける。これに
より、極薄石材3が仮に外れたとしても、このSUS線
6によって極薄石材3を確実に支持することもできるよ
うになっている。
極薄石材3を下地1に貼り付けるにあたっては、まず治
具2の固定金具2aを下地1の所定位置に接着剤または
ビス等によって固定する。次いで、極薄石材3の4角を
治具2の支持面2hに支持させるとともに、これら極薄
石材3の4角と治具2とをエポキシ樹脂4によって接着
する。また同時に下地1と極薄石材3とを弾性系または
セメント系接着剤やGLボンド等の接着剤5で接着する
こうして、極薄石材3は下地1に所定間隔を置いて接着
されるので、極薄石材3は下地1の表面の凹凸形状に影
響されることなく貼り付けられるようになる。しかも、
極薄石材3は4角が治具2に早期に接着されるので反り
上がりもなくより一層強固に接着されるようになる。
したがって、極薄石材3は反りや曲がりをほとんど生じ
なくなり、高精度に貼り付けられる。また治具2によっ
て極薄石材3の位置決めが簡単になるので、貼り付けに
要する手間が激減し、生産性が大幅に向上するようにな
る。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではなく
、種々の設計変更が可能である。
例えば、前述の実施例では、治具2の固定金物2a側に
雌ねじ2Cを設け、可動金物2e側に雄ねじ部2fを設
けるものとしているが、第4図に示すように、逆に治具
2の固定金物2a側に雄ね    ゛じ部2fを設け、
可動金物2e側に雌ねじ2Cを設けるようにすることも
できる。
また前述の実施例では、治具2の支持面2hを円形状に
形成するものとしているが、この支持面2hを三角形、
矩形状あるいは他の任意の多角形に形成することもでき
る。
更に前述の実施例では、治具2と極薄石材3と・の接着
のための接着剤としてエポキシ樹脂を用いているが、も
ちろん他の接着剤を用いてもよいことは言うまでもない
更に前述の実施例では、極薄石材3を貼り付けるものと
して説明しているが、本発明は石に限らず他の材質から
なる極薄板材の貼り付けにも適用することができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、下地
に固定された治具によって高さを調節した後極薄板材を
貼り付けるようにしているので、極薄板材は反りや曲が
りを生じ難くなる。したがって、極薄板材の貼付精度を
向上させることができる。また貼付作業がきわめて簡単
になるので、生産性を向上させることができるようにな
る。
更に接着剤としてエポキシ樹脂とGLボンドとを併用す
ることにより、極薄板材を更に一層強固に貼り付けるこ
とができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示し、下地と極薄板材と貼
付状態を示す部分断面図、第2図はその極薄板材の外側
から見た図、第3図は第2図のA部拡大詳細図、第4図
は本発明の治具の他の実施例を示す図である。 1・・・下地、2・・・治具 3・・・極薄石材、4・
・・エポキシ樹脂、5・・・GLボンド 特許出願人    清水建設株式会社 代理人弁理士   阿 部 龍 吉(外5名)第1図 第2図     第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄板材の支持部を有する治具を下地に固定すると
    ともに前記支持部の下地表面からの高さを調整した後、
    前記薄板材を前記支持部および前記下地に接着剤により
    貼り付けることを特徴とする極薄板材貼付工法。
  2. (2)前記薄板材と前記支持部とを接着する接着剤とし
    てエポキシ系接着剤を使用し、前記薄板材と前記下地と
    を接着する接着剤として弾性系またはセメント系接着剤
    を使用することを特徴とする請求項1記載の極薄板材貼
    付工法。
  3. (3)薄板材の支持部は、下地表面に固定される固定金
    物と螺合することによって接続されることを特徴とする
    治具。
JP13337389A 1989-05-26 1989-05-26 極薄板材貼付工法 Pending JPH02311655A (ja)

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JP13337389A JPH02311655A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 極薄板材貼付工法

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JPH02311655A true JPH02311655A (ja) 1990-12-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519423U (ja) * 1991-08-28 1993-03-12 常義 岡本 壁下地材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0149504B2 (ja) * 1986-11-12 1989-10-25 Kogyo Gijutsu Incho

Patent Citations (1)

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JPH0149504B2 (ja) * 1986-11-12 1989-10-25 Kogyo Gijutsu Incho

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