JPS62296054A

JPS62296054A - 内外装仕上材

Info

Publication number: JPS62296054A
Application number: JP14114586A
Authority: JP
Inventors: 小口　舜造
Original assignee: OKAYA KABEZAI KK
Current assignee: OKAYA KABEZAI KK
Priority date: 1986-06-17
Filing date: 1986-06-17
Publication date: 1987-12-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明（産業上の利用分野）本発明は、内外装仕上材に関し、より詳細には、壁面、
天井面および床面等を簡易に仕上げることができる内外
装仕上材に関する。

（従来の技術）従来、壁面及床面をタイル等で仕上げるときは゛、目地
部をとって貼り付けることがふつうで、次のような方法
で行われる。

まず、（イ）仕上材である各タイルの間に目地部分を開
けながら、下地にタイルを一枚一枚貼り付ける。このと
き、あらかじめ下地に接着材を塗布しておきその上に目
地部分の間隔を開けてタイルを貼るか、あるいは、タイ
ル裏面に接着剤を付けて下地に貼り付ける。または、（
ロ）タイル裏面に目地幅を確保する為にツナギをとり複
数枚のタイルを一度に下地面に貼り付ける様にする。

次に、タイル表面側からゴムごてを使ってタイル目地材
を全面に塗り付け、前記目地部分にタイル目地材を押し
込む。

そして、ゴムごてを使って、タイル表面上の余分な目地
材をこすり取り、さらに柔らかな布等を用いて、タイル
表面の目地材を拭き取れば、目地材は目地部分のみに残
って仕上がる。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記従来の方法には次のような問題点が
ある。

すなわち、（イ）の場合は、小さな仕上材を１枚ずつ施
工下地面に接着するので手間がかかり、さらに、各仕上
材間に均等に目地幅をとりつつ接着しなければならない
ので、相当の注意を払って施工しなければならない。ま
た、（ロ）の場合、ツナギの部分はタイルと下地面の接
着剤が直接接着しないため接着面積が少な（なり、剥離
の原因になり易い。

そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、容易に目地材は施工
ができる内外装仕上材を提供するにある。

（問題を解決するための手段）本発明は、上記問題点を解消するため次の構成を備える
。

すなわち、複数枚のタイル等の基材１２が、該基材１２
間に目地幅間隔１４が保たれるように、基材１２表面に
剥離可能な養生シート１６が粘着されて成り、前記養生
シート１６が粘着した基材１２を施工下地面に同時に接
着し、養生シート１６を剥がした後、目地材を詰めて壁
面等を仕上げることができることを特徴とする。

（実施例）以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。

第１図は、本発明に係る内外装仕上材の斜視図である。

前記内外装仕上材１０は、矩形平板状のタイル等から成
る基材１２を均等間隔の目地部１４をあけて配置し、前
記基材１２の上面全体に亘って、薄膜状に形成した合成
樹脂シートまたは紙等の養生シート１６を粘着して成る
。

第２図は、前記内外装仕上材１０の側面図である。

前記基材１２は基板１８上に仕上材２２を接着剤２０で
固着して成り、前記基材１２表面はさらに前記養生シー
ト１６に粘着される。この養生シート１６は仕上材２２
表面から容易に剥離できるように、剥離性の接着剤で粘
着される。

前記内外装仕上材１０は、縦、横３枚ずつ、合わせて９
枚の基材１２を１枚の養生シート１６に目地部１４をと
りつつつ一体に粘着して成るが、基材１２の枚数及その
形状については、特に限定されるものではない。

上記内外装仕上材ＩＯを使って施工する場合は、次のよ
うに行う。

すなわち、まず、施工すべき下地に接着剤を塗布し、そ
の上に、前記内外装仕上材１０を貼り付ける。前記内外
装仕上材１０は９枚の基材１２が養生シート１６により
一体となっているので、この９枚一体となった内外装仕
上材ｌＯを接着剤の上に貼ればよい。

そして、下地に内外装仕上材１０を貼り終えた後、内外
装仕上材１０の粘着養生シート１６を仕上材２２から剥
がし、各基材１２間の目地部に目地材を塗り込む。

このように、前記内外装仕上材１０を使うと、仕上材１
つ１つが小さなタイル状の基材１２で形成されているも
のであっても、また、１つ１つが複雑な形状をしたもの
で形成されているものであっても養生シート１６に各基
材１２間の目地部１４をとって粘着されているので、基
材１２を１枚ずつ目地幅をとって下地に接着する必要が
なく、一度に大きな単位で接着することができ能率よく
作業することができる。また、目地幅を養生シート１６
上で正確に均等にとっであるので、施工時には大きい単
位での目地幅の調整をすればよく作業が簡易でかつ仕上
がりが美しくできる。

そして、養生シート１６により仕上板２２を保護してい
るので、在庫中、施工中を通じて仕上板２２の表面を最
後まで傷つけることがない。また、養生シート１６は前
記のように大きな単位で形成しであるので、一度に大き
く剥がすことができ、養生シート１６を剥がす困難がな
い。

この実施例においては、第２図に示すように各基材１２
は、薄平板状の仕上板２２に、この仕上板２２を補強す
る基板１８を接着した構成としている。このような構成
によれば、石、ガラス等を仕上材に使用する場合であっ
ても、コルク板等の、補強に適しかつ軽量な材質のもの
を基板１８として利用することにより、石、ガラス等の
仕上材をその材質の風合を保つに十分な程度にまで薄く
形成することができ、全体Ｍ量を大幅に軽量にすること
ができる。そして、前記養生シート１６に各基材１２を
一体に粘着することを容易にする。また、前記基板１８
はさらに、下地に接着しにくいガラス等を容易に下地に
接着させる効果も合わせて有する。

前記基材１２は、上述した構成に限定されるものではな
く、通常使用されるタイルのような、単一材から成るも
のであってももちろんかまわない。

また、前記内外装仕上材１０は、目地幅間隔を開けて養
生シート１６上に各基材１２を粘着して成るが、あらか
じめ、養生シート１６上の目地部分に目地材をつめ、各
基材１２を一体に接着しておいてもよい。この場合は、
施工時において目地つめ作業を簡素化することができる
。

また、ガラス、金属、合成樹脂等の平滑な表面をもち、
吸水性のない仕上材の場合は、セメント系接着剤が十分
に接着しないが、これらの仕上材をセメント系接着材で
接着する際は養生シートを粘着した各仕上材の裏面と側
面に、あらかじめカチオン系合成樹脂を塗布しておいて
もよい。このようにしてお（ことにより、施工時にセメ
ント系接着材およびセメント系目地材を容易に付着させ
ることができる。

（発明の効果）本発明の内外装仕上材は、上述したように、複数枚の基
材を１枚の養生シート上に目地部分の間隔をあけて粘着
するように構成したので、基材を１枚ずつ施工面に貼り
付ける必要がなく、大きな単位で貼り付けることができ
、かつ、目地部分を均等にとって仕上げることが容易に
可能となるという著効を奏する。

以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る実施例の斜視図、第２図は側面図
を示す。１０・・・内外装仕上材、　　１２・・・基材、１４・
・・目地部、　　１６・・・養生シート、１８・・・基
板、　２０・・・接着材、２２・・・仕上材。

Claims

【特許請求の範囲】

１、複数枚のタイル等の基材が、該基材間に目地幅間隔
が保たれるように、基材表面に剥離可能に養生シートが
粘着されて成り、前記養生シートを粘着した基材を施工
下地面に同時に接着し、養生シートを剥がした後、目地
材を詰めて壁面等を仕上げることができることを特徴と
する内外装仕上材。