JPH02311574A - グラビヤ印刷インク用ベースインクおよびグラビヤ印刷インクの製造方法 - Google Patents

グラビヤ印刷インク用ベースインクおよびグラビヤ印刷インクの製造方法

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JPH02311574A
JPH02311574A JP1121303A JP12130389A JPH02311574A JP H02311574 A JPH02311574 A JP H02311574A JP 1121303 A JP1121303 A JP 1121303A JP 12130389 A JP12130389 A JP 12130389A JP H02311574 A JPH02311574 A JP H02311574A
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pigment
stirring
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fatty acid
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K Dean Chi
チ・ケイ・ディーン
J Carrick Daniel
ダニエル・ジェイ・カーリック
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/08Printing inks based on natural resins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
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    • C09B67/0021Flushing of pigments

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はグラビヤインクの製造方法に関する。本発明の
方法では樹脂酸金属塩の有機溶媒溶液から成るインクビ
ヒクル中に顔料スラリーを直接フラッシュする。
[従来技術とその課題] 市販の印刷インクの製造に際しては顔料が種々の形態で
利用される。以前はドライ顔料が専ら使用されたが、こ
のものはグラビヤ用のある種の印刷インクの調製に際し
てなお使用されている。ドライ顔料は一般に、水または
溶媒媒体から顔料を濾過後、水洗、乾燥および粉砕して
所望の粒度のもの、または粉末状として製造される。し
かし、このような微粉状または粉状のドライ顔料は印刷
インク用ビヒクル中に再分散するのに若干の困難を伴う
印刷インクの工業的製造にはプレスケーキまたは水分散
体が使われているが、かかる原料物質は全て水系に限定
される。いわゆるパフラッシング″”法が多年の間常用
されてきた。一般にフラッシュ顔料はウェットプレスケ
ーキまたは水性相から顔料を非極性油または樹脂相のよ
うな有機ビヒクルへと移転させて製造する。このフラッ
シング法はドライ顔料製造に必要な高価で時間のかかる
乾燥工程が不要である利点があるが、特殊な濾過装置と
混合装置を必要とし、これらの使用に伴う問題点を克服
しなければならないという欠点がある。
米国特許第4,834,471号公報には、水、乳化剤
、有機樹脂と有機溶剤およびこれらの混合物から選択し
た有機液体、とを含有するエマルジヨンを顔料水スラリ
ーと混合し、次いで生成した混合物を疏水性有機ビヒク
ルと共にフラッシングする方法が開示されている。しか
し、混合工程後でフラッシング工程前にこの混合物をプ
レート・フレーム型フィルタープレスのようなフィルタ
ーから成る”濃縮帯域”中で処理する必要がある。この
ように該特許方法では水の除去のために特殊な濾過工程
が必要である。
水スラリーから顔料を直接最終インクに転化するオフセ
ットインクの製法が種々提案されている。しかし、かか
る方法は高度の剪断力を有する高馬力のミキサーと特殊
な装置が必要である。
現在のところ、フラッシュ顔料はグラビヤ印刷インク用
には供給されていない。そこでドライ顔料が依然として
使用されている。
本発明におけるグラビヤ印刷なる用語は、フォトグラビ
ヤ出版印刷を意味する。通常グラビヤ印刷インクではワ
ニス成分として樹脂酸の金属塩を使用する。これらの樹
脂酸金属塩はフラッシング工程で乳化剤として働き、そ
の結果不可能ではないにしても水分離工程を極めて困難
なものにする。
[課題を解決するための手段] 本発明の方法によれば、グラビヤ印刷インクを製造する
のに何効な新規な直接フラッシング方法が提供される。
さらに詳しくは、かかる印刷インクは顔料水スラリーを
、一定有効量の溶媒を含む金属樹脂酸塩と共にフライン
グすることにより直接スラリーから製造できることが判
明したものである。この溶媒と樹脂酸金属塩との重量比
は少なくとも40:80でなければならない。そのろえ
、フラッシング処理を有効に行なうには少量の脂肪酸ア
ミンまたは脂肪酸第4級アンモニウム塩の存在が必要で
あることも判明した。
本発明の方法の実施によれば、通常必要な濾過、乾燥お
よび粉砕工程が省略できるので高品質のグラビヤ印刷イ
ンクが製造できると同時に経済的にも極めてを利である
。さらに本発明の方法は、従来提案される方法のように
高価でエネルギー消費の多い装置ではなくて通常の反応
器またはタンクが使用できる利点がある。
[作用コ 本発明の方法の実施に当たっての原料物質は、顔料水ス
ラリー、樹脂酸金属塩の有機溶媒溶液、および脂肪酸ア
ミンもしくは脂肪酸第4級アンモニウム塩である。後者
は例えば水スラリーに添加してもよく、また各工程間や
中間で加えることもできる。
顔料としては、印刷インキ用に有用な顔料であれば特に
限定されず、また特殊な顔料を使用することも本発明の
特徴を阻害するものではない。顔料の例としては、例え
ばr PIga+entYellow 12J (緑お
よび赤)、rPIgment Red 49=IJおよ
びr Plgment Red 57:IJが挙げられ
る。
顔料スラリーは、酸および水の存在下で芳香族アミンを
硝酸ナトリウムでジアゾ化またはテトラゾ化して;この
ジアゾニウム塩またはテトラゾニウム塩を水性カップリ
ング成分中に導入して色素を形成させて作る。Red 
49=1およびRed 57:1の場合には、不溶解性
顔料を最終的に形成させるには金属化処理が必要である
。これらの顔料スラリーは公知の処理法で製造できる。
 一般に、この水スラリーは約2〜10重量%の顔料を
含み残部は水と無機塩である。このスラリーは上記した
ように少量の脂肪酸アミンまたは脂肪酸第4級アンモニ
ウム塩を含む。
これらはフラッシング助剤として機能する。
金属樹脂酸塩溶液は単に金属樹脂酸塩と有機溶媒とを混
合するだけで製造できる。金属としてはカルシウム、亜
鉛、マグネシウム、およびこれらの混合物から成る群か
ら選択される。特殊な金属の使用も本発明の特徴に影響
を与えない。
rstjohn’s MR−552,MR−509およ
びMR−51EiJ (何れも商品名)」のような市販
ワニスやrUnlrez  10e1.1062.10
59J(UCC社製、商品名)のような市販のワニスの
使用もできる。
これらのワニスはいずれも金属もしくは金属混合物の樹
脂酸塩であることは公知である。また、本発明の目的の
ために特別に調製した樹脂酸金属塩の使用もできる。
樹脂酸金属塩溶液調製用には各種の有機溶媒が使用でき
る。ここでも特殊な溶媒の使用が本発明の特徴に対して
影響を与えることはない。
特に好ましい溶媒としてはトルエンおよび「ラクトール
・スピリッツJ  (lactol 5plrlts)
(商品名)が挙げられ;後者は沸点範囲97〜107℃
の脂肪族炭化水素である。
本発明の必須条件としては、溶媒:樹脂酸金属塩の重量
比が40:60またはそれ以上であることである。さら
に、樹脂酸金属塩を含むビヒクルと共にフラッシングし
てを効にグラビヤ印刷インクを製造する方法に対しては
読比は少なくとも40 : E30であることが必要な
ことも判明した。この比率は極めて重要であって、その
ために操作中に追加的なトルエンもしくは「ラクトール
・スピリッツ」を添加して該比率を維持してやることか
必要になる。
本発明の他の必須の特徴として、フラッシング助剤とし
ての目的で脂肪酸アミンまたは脂肪酸第4級アンモニウ
ム塩を系中に存在させることである。脂肪酸アミンが存
在しないと、本発明に記載のような製品が得られない。
前記したように、この添加剤は初期および/または工程
間で添加できる。
脂肪酸アミンまたは脂肪酸第4級アンモニウム塩は分子
中に8〜24個またはそれ以上の炭素原子を有する場合
に最高の結果が得られる。
市場からの入手性が唯一の制約である。一般に脂肪酸ア
ミンの使用量は少量でよく、フラッシング操作に十分宵
効な量であれば十分である。顔料の含有量基準で2〜3
0%、好ましくは5〜10%であるが特に限定されない
。脂肪酸アミンの例としては、市販されるr Duon
+eenT」、rTrlamlne TJおよびrKe
amlne Q−65020」 (いずれも商品名、A
rzo ChemicalAmerlca社およびHu
mko Chemlca1社製)が挙げられる。rDu
omeen TJはN−タロウ−1,3−ジアミノプロ
パン; rTrlamlne TJはN−タロウ−3,
3′−ジアミノビスプロピルアミンである。他の宵月な
脂肪酸アミンは次のようであるが、これらのみに限定さ
れない。
rDuomeen   CJ (N−ココ−1,3−ジアミノプロパン)rDuome
en  0J (N−オクチル−1,3−ジアミノプロパン)rTri
amfne  CJ (N−ココ−1,3′−ジアミノプロパン)ジメチル 
ジココ アンモニウムクロリドジメチル ジオクチル 
アンモニウムクロリドジメチル ジラウリル アンモニ
ウムクロリドフラッシング操作は温度5〜95℃、好ま
しくは20〜50℃、pHは4〜1o1好ましくは5〜
8で行なう。
水スラリーと金属樹脂酸塩の有機溶媒溶液とを混合後、
攪拌する。攪拌前または攪拌初期において該混合物を調
整して、該混合物における溶媒:金属樹脂酸塩の比率を
適切な値にし、十分な脂肪酸アミンを存在させ、かつp
Hを前記の範囲内に収める。例えば、短時間攪拌したら
脂肪酸アミンもしくは脂肪酸第4級アンモニウム塩と溶
媒とを追加することができる。同時に行なうpH調整手
段の種類は特に限定されない。
撹拌は低速攪拌機を具備した通常の反応器またはタンク
で効率良く行える。通常使用される攪拌機でよく、例え
ば、シンプル・ブレード・パドル型攪拌機、または2〜
4ブレード・インペラー型撹拌機、またはタービン・プ
ロペラ−型撹拌機などで好結果が得られる。この攪拌に
は20〜500rpmのような比較的低速でも十分であ
る。高速攪拌も使用できるが本発明の目的において必須
ではない。
攪拌時間は十分時間行って顔料ビーズの粒径が1〜5m
m程度の所望の範囲になるようにする。通常は0.25
〜3時間、好ましくは0.5〜1時間で完了する。ビー
ズサイズは広範に設定でき、また攪拌時間の正確さは必
要としない。制御された条件下で本発明の方法を実施す
れば、顔料はスラリーから円滑に樹脂酸金属塩のワニス
または有機溶媒溶液中に移転できる。最初は、小さな砂
状の粒子ができ攪拌につれて大きなビーズとなり最終的
には大きな塊になる。一般的に、大きなサイズのビーズ
が形成してきたら攪拌を止める。こうすると濾過や濃縮
領域で処理する公知の方法以外の物理的手段によって大
半の水が分離できる。
大半の水は傾斜法またはサイホンで簡単に分離できる。
次いで残留物質をミキサーに移す。
この攪拌によりビーズが一緒になって柔らかい大きな塊
またはマグマに成り易くなり、さらにこのマグマから水
が絞り出されるのが助長される。 洗浄水の導電度が0
.05〜0.06m1lll mhos/cmまたはこ
れ以下になるまで洗浄する。この洗浄により顔料の製造
過程で生成した全ての有機塩および水溶性有機質が除去
される。並列式水バッチ法の適用がを効である。低速攪
拌手段を提供するミキサーが用いられ、例えばr Ba
ker−PerklnsJ型ダブルΦアーム・ミキサー
、r NautaJ型ミキサー等が該操作に適用でき、
これらはペースト状物質の処理が可能で残留水除去のた
めの加熱装置や減圧装置も備えている。
洗浄済み物質は次いで減圧下で約5〜110℃、好まし
くは80〜90℃に加熱して共沸蒸留に備える。この蒸
留装置は共沸混合物から水を分離し、有機溶媒は再び混
合物にリサイクルできるように組み立てるのが好ましい
本発明の方法では、水洗工程に引き続いて、および/ま
たは蒸留温度に到達する以前に攪拌しながら樹脂酸金属
塩の有機溶媒溶液を追加的に添加することができる。
本発明の他の提案には、蒸留の末期に温度を若干高めて
、例えば約100℃まで、顔料分子から結晶水を除去し
てやる工程が包含される。
共沸蒸留後、生成混合物をミキサー中で室温まで冷却す
る。必要に応じてさらに樹脂酸金属塩、存機溶媒、また
は他のインク添加剤を加える。ここでミキサーから得ら
れる生成物はベースインクと呼称し、顔料含宵量は約2
0〜25重量%で、1重量%以下の湿気を含んでいる。
このベースインクは最終グラビヤインクに必要な量より
も顔料の含有率が高い。比重は大きいがポンプ輸送は可
能である。現在まで、ベースインクはドライ顔料をワニ
スと溶媒と共に粉砕して製造してきた。これらのベース
インクは一箇所で集中的に製造し各所に輸送して現地で
最終印刷インクを製造する。市販のグラビヤ印刷インキ
は種々異なった処方が多く、色の種類、紙の種類、印刷
の質などに応じて各種の要望を満足するように配慮され
ている。一般に、ベースインクを用いてこれにさらにワ
ニス、溶媒、クレー、ワックス、および他のインク添加
剤を加えるための簡単な攪拌装置で製造する。所望であ
れば、最終のグラビヤインクはミキサー中の塊にワニス
、溶媒、他のインク添加剤を添加して直接製造できる。
このときは、ベースインクの分離工程は省略される。
[実施例コ 次に実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実Ju1 包体585gとrDuomeen TJ  (商品名)
65gを含有するピグメント・イエロー12rP1gm
ent Yellow 12 J  (商品名)のスラ
リー14* OOOmjに対して、864gのrst、
John’s MR−522Jワニスとトルエン6゜m
tとからの溶液を添加した。該ワニス溶液はトルエン3
98g中のカルシウムおよび亜鉛樹脂酸塩518gに該
当する。
生成した混合物を5分間攪拌してからトルエン28gを
攪拌しながらさらに加えた。通常の実験室用の攪拌機を
用いて全部で1時間攪拌した。4ブレード拳プロペラ−
攪拌機でもよいが、自家製の2ブレード・バドル型撹拌
機も便利に使用できる。追加的なトルエンを添加してか
ら10〜15分以内に顔料ビーズが形成し始めた。攪拌
を止めると該ビーズは反応器の底に急速に沈降した。上
部の透明液を傾斜法で除き、重い顔料ビーズと残留水と
から成る残留物質をrsIgma J型ブレード書ダブ
ルアーム・ミキサーに移して水洗し水除去を行った。
ミキサー中の残留物質を水1200mfで4回洗って洗
浄水の導電度が0.05〜0.06m1lli mho
s/amまたはそれ以下になるようにした。rstjo
hn’s MR−522Jワニス262gとトルエン1
00m7との溶液を加えた。30分間攪拌を続け、rs
tjohn’s MR−522Jワニス224gとトル
エン224mfとの溶液を加えた。1〜2時間攪拌して
均一な混合物を得て、減圧下80〜90℃に加熱して、
ミキサー上の凝縮器に上り共沸混合物から水を分離し、
トルエンは該混合物へとリサイクルした。共沸混合物か
らの水の分離が緩慢に成ったら蒸留操作を止めた。約1
00mfの水が留出した。トルエン:樹脂酸金属塩の重
量比は少なくとも40:60、またはこれ以上であった
冷却後このようにして処理した物質に対して追加的なワ
ニス、溶媒および他の添加剤をさらに添加することもで
きるが、この場合でもトルエン:樹脂酸金属塩の最終的
重量比は少なくとも40:f30とする。
生成したベースインクから次の処方でグラビヤ印刷イン
クを作った。
(A)コー 、     ン 65部  rstjohn’s MR−522Jワニス
27部  上記黄色ベースインク 8.5部 エチルヒドロキシルエチルセルロース分散体 1.5部 ワックス分散体 このインクは簡便な攪拌装置で作り、使用前にNo、2
5hell cupで18秒の粘度を有するように10
0mfの溶剤で希釈して用いた。
(B)ノンコート紙用黄色インク 9部   rst、John’s MR−522Jワニ
ス27.5部 上記黄色ベースインク 24.5部 クレーベース 30.5部 エチルヒドロキシルエチルセルロース分散
体 7.2部 ポリアミドワニス このインクも攪拌して使用前にNo、25hellcu
pで18秒の粘度を有するように50部ノの溶剤で希釈
して用いた。
このグラビヤインクを試験したところ、ドライ顔料から
作った通常のグラビヤ印刷インクと同様の性能を示した
lfL且l rDuomeen T Jを添加せず、かつ追加のトル
エンを添加せずにrstjohn’s MR−522J
ワニス(すなわちトルエン:樹脂酸金属塩の重量比は4
0:80)を用いた以外は実施例1を繰り返した。顔料
ビードは全熱生成せず2時間攪拌してもフラッシングの
兆候はみられなかった。
支敷且よ 顔料540gを含む「ピグメント・レッド491J  
(商品名 Llthol Red)のスラリー14.4
00gを酢酸でpH8,0に調整した。60重量%の樹
脂酸金属塩150m7を含むrSt、 John’s 
MR−522Jワニスとトルエフ150エノの溶液をこ
の赤色顔料スラリーに加えた。実施例1と同様な装置を
用いて5分間攪拌後、さらにトルエン30m1を加えた
。水270mj中のrDuomeen T J 27 
gのエンマルジロンを10分間撹拌後に55℃で加えた
次いで酢酸を用いてpHを6.0に調整した。
徐々に顔料ビーズが生成し攪拌につれて大きく成長した
。得られた混合物を全部で90分間攪拌した。次いで水
をサイホンで取り除いた。
残留物を水洗し、次いで実施例1と同様にして蒸留によ
り残った水を除去した。かくして得られた生成物を実施
例1同様にしてベースインクに転化した。顔料24%の
ベースインク2.250gが得られた。試験結果によれ
ば、26%ドライ顔料を含むr Llthol Red
Jベースインクと同等の性能を示した。
このベースインクを使用して次の処方によりグラビヤイ
ンクをm1llた。
(A)コー     ン 55.2部 rSt、 John’s MR−522J
ワニス37.8部 上記赤ベースインク 6.8部 ワックス分散体 (B)ノンコー 、 2、 ン 44部   rst、 John’s MR−522J
ワニス49部   上記赤ベースインク 4部   クレーベース 2部   溶媒 1部 エチルヒドロキシルエチルセル ロース分散体 いずれのインクも攪拌して使用前にN002Shell
 cupで18秒の粘度ををすうに60m1の溶剤で希
釈して用いた。
血艷肚L rDuoIIIeen TJを加えずに実施例3を繰り
返した。3時間攪拌してもビーズの生成は見られずフラ
ッシングも起こらなかった。
実」1残j− rDuomeen TJの代わりにrTrlamlne
 TJを用いた以外は実施例3と同様の操作を繰り返し
た。ビードの生成が起こり、実施例3と同様にスラリー
から直接に同様なベースインクが得られた。
実JL医J− 顔料400gとrDuomeen TJ 25 gを含
むrPIgment Red 57−IJ  (Llt
hol Rublne )スラリーを、実施例1の方法
で直接ベースインクに転化した。顔料分子中の結晶水を
除去する目的で共沸蒸留の末期にミキサージャケット温
度を100℃に近ずけた。
最終インクはドライ顔料からのインクと同等の性能を有
していた。
1敷1L rSt、 John’s MR−5224フエスの代わ
りに、カルシウム、亜鉛およびマグネシウム樹脂酸塩を
含をするr Unlrez l0BIJ  (U CC
社製、商品名)を用いた以外は実施例1と同じ操作を繰
り返した。スラリー中の顔料を直接ベースインクに転化
したが、該インクはドライ顔料からのインクと同様の性
能を示した。
L1肚L rSt、 John’s MR−522Jワニスの代わ
りに「ラクトール(Iactol)φスピリッツ」使用
のワニス(rSt、 John’s MR−509Jワ
ニスと呼ばれる)を用いた以外は実施例1の操作を繰り
返した。「ラクトール会スピリッツ」は溶媒として使用
した。実施例1と同様にスラリーから直接ベースインク
が製造できた。
以上のような本発明はその趣旨から逸脱しない限り各種
の修正をなしうる。例えば、本発明の方法はオフセット
印刷インクその他のインクビヒクルの製造用にも適用が
可能である。
、−5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)グラビヤ印刷インク用の顔料含有ベースインクの
    製造方法であって、該方法が順次次の工程 (a)顔料の水スラリーを樹脂酸金属塩の有機溶媒溶液
    と混合し、得られた混合物中の溶媒:樹脂酸金属塩の重
    量比が少なくとも40:60であってpHが4〜10で
    あるようになし、かつ該混合物が一分子中に少なくとも
    8個の炭素を有する脂肪酸アミンもしくは脂肪酸第4級
    アンモニウム塩の少量を含有するごとくなす工程; (b)生成混合物をミキサー中で5〜95℃において十
    分攪拌して大きな顔料ビーズを生成させる工程; (c)撹拌を中止して大きな該顔料ビーズを分離する工
    程; (d)濾過以外の物理的手段を用いて大きな該顔料ビー
    ズから水を分離する工程; (e)大きな該顔料ワニス塊から共沸蒸留により残部の
    水を除く工程; (f)ワニスまたは溶媒および他のインク添加剤をさら
    に加えて生成した実質的に無水の該塊を室温まで冷却し
    て所望のベースインクまたはインク組成物となす工程 から成る製造方法。 (2)該脂肪酸アミンを、該顔料水スラリー中に添加し
    て成る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 (3)該脂肪酸アミンを、該顔料水スラリーと樹脂酸金
    属塩の有機溶媒溶液との混合物中に添加して成る特許請
    求の範囲第1項記載の製造方法。 (4)該樹脂酸金属塩が、カルシウム、亜鉛、マグネシ
    ウム、およびこれらの混合物から成る群から選択された
    少なくとも一種の金属を含有して成る特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 (5)引き続く攪拌に先立って該混合物中に溶媒を追加
    して成る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 (6)該溶媒が、トルエン、ラクトールスピリッツ、お
    よび他の芳香族または脂肪族炭化水素から成る群から選
    択されて成る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 (7)該脂肪酸アミンがN−タロウ−1、3−ジアミノ
    プロパンである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 (8)工程(b)の攪拌を15〜180分行なう特許請
    求の範囲第1項記載の製造方法。(9)10〜70℃に
    おいて攪拌する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 (10)グラビヤ印刷インクの製造方法であって、該方
    法が順次次の工程 (a)顔料の水スラリーを樹脂酸金属塩の有機溶媒溶液
    と混合し、得られた混合物中の溶媒:樹脂酸金属塩の重
    量比が少なくとも40:60であってpHが4〜10で
    あるようになし、かつ該混合物が一分子中に少なくとも
    8個の炭素を有する脂肪酸アミンもしくは脂肪酸第4級
    アンモニウム塩の少量を含有するごとくなす工程; (b)生成混合物をミキサー中で5〜95℃において十
    分攪拌して大きな顔料ビーズを生成させる工程; (c)撹拌を中止して大きな該顔料ビーズを分離する工
    程; (d)濾過以外の物理的手段を用いて大きな該顔料ビー
    ズから水を分離する工程し; (e)大きな該顔料ワニス塊から共沸蒸留により残部の
    水を除く工程; (f)ワニスまたは溶媒および他のインク添加剤をさら
    に加えて生成した実質的に無水の該塊を室温まで冷却し
    て所望のベースインクまたはインク組成物となす工程 (g)該ベースインクを、追加的ワニス、溶媒および他
    のインク添加剤と混合してグラビヤ印刷インクに転化す
    る工程 から成る製造方法。
JP1121303A 1988-05-05 1989-05-15 グラビヤ印刷インク用ベースインクおよびグラビヤ印刷インクの製造方法 Pending JPH02311574A (ja)

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