JPH0231107Y2 - - Google Patents

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JPH0231107Y2
JPH0231107Y2 JP1986155876U JP15587686U JPH0231107Y2 JP H0231107 Y2 JPH0231107 Y2 JP H0231107Y2 JP 1986155876 U JP1986155876 U JP 1986155876U JP 15587686 U JP15587686 U JP 15587686U JP H0231107 Y2 JPH0231107 Y2 JP H0231107Y2
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JP
Japan
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bottom plate
flexible strip
dustpan
piece
longitudinal direction
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JP1986155876U
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JPS6362069U (ja
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ちり取りに係り、特に底板のはき
入れ先端部に接地用の可撓条を取付けたちりに関
するものである。
〔従来の技術と問題点〕
後部に握りを突設した合成樹脂製のちり取り
は、底板先端部が地面に対して沿いにくく、細か
い塵埃に対するはき入れ性が悪いという問題があ
る。
この考案は、上記のような問題を解決するため
になされたものであり、底板前端部の接地性が良
く、細かい塵埃でも確実にはき入れることができ
るちり取りを提供することが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のような問題点を解決するため、この考案
は、後部に握りを備えたちり取り本体の底板前端
部に凹段部を長手方向に沿つて形成し、この凹段
部の後面に、凹段部上に突出する複数の突片を長
手方向に所定の間隔で並べて設け、前記凹段部の
各突片の直下位置に突片の型抜用の孔を設け、底
板の前端部上に先端が前方へ突出するよう重ねる
可撓条の裏面に取付片を連成し、この取付片を凹
段部の底面と突片の間に圧入して可撓条を底板の
前端に固定した構造としたものである。
〔作用〕
ちり取り本体の底板における前端に可撓条を臨
ませ、裏面の取付片を凹段部と突片の間に圧入
し、可撓条を底板の上面から前方に突出するよう
に取付け、はき入れ時には可撓条の先端を地面に
当接させればよく、可撓条は地面の形状に沿うた
め、確実なはき入れが行なえる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図のように、ちり取り本体1は、底板2の
両側に側壁3,3と後部に後壁4を設け、後壁4
の上縁に後方へ突出する握り5を連成して構成さ
れ、合成樹脂を用いて一体成形されている。
底板2の前端部は第2図乃至第5図のように、
段部6を設けて一段高くなり、この高くなつた部
分に凹段部7が長手方向に沿つて設けられ、この
凹段部7の後端は略半円状の凹部8になつてい
る。
上記凹段部7の後面に凹部8上に向けて突出す
る突片9が長手方向に一定の間隔を設けて複数が
突設され、凹段部7及び凹部8には各突片9の直
下位置に、突片9の型抜用の孔10が設けられて
いる。
突片9は、第3図の如く横長の矩形状で第5図
のように、段部6の上端から前方に突出する断面
形状を備え、孔10は第3図の如く、突片9の直
下において、突片9と等しい平面形状になつてい
る。
従つて、ちり取り本体1を合成樹脂により金型
で一体成形するとき、上型と下型の二分割構造に
よつて凹段部7と突片9の成形が行なえることに
なる。
前記底板2の前端部に取付ける可撓条11は、
第2図の如く、ゴム又は同効の材性材料を用い、
底板2の幅方向全長に等しい長さの帯板に形成さ
れ、先端が薄肉厚で裏面に取付片12が連成され
ている。
上記取付片12は可撓条11の裏面から斜め後
方に向けて突出し、その後端に略円軸状の大径部
13が設けられ、第2図に示すように、凹段部7
と突片9によつて形成された空間に圧入嵌合する
断面形状に形成されている。
この考案のちり取りは上記のような構成であ
り、底板2の前端部に対する可撓条11の取付け
は、取付片12を凹段部7内に挿入し、大径部1
3を突片9と凹部8内に圧入すればよく、取付片
12の全長が凹段部7内に納まると共に、上面側
から突片9によつて挾持され、第2図のように可
撓条11は底板2の前端上に重なり、先端側が前
方に突出する状態を固定化され、大径部13が凹
部8内に嵌り込んでいるため、強固な固定状態に
なり、離脱の発生がない。
なお、可撓条11における長手方向は、凹段部
7の両端に設けた端壁14によつて固定化され
る。
塵埃のはき入れ時において、底板2を地面に臨
ませると、可撓条11の先端が裏面形状に沿い、
細かい塵埃も確実にはき入れることができる。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、底板の前端
部に可撓条を取付けたので、可撓条が地面形状に
密着し、細かい塵埃でもはき残しなくはき入れる
ことができるようになる。
また、可撓条の裏面に連成した取付片を凹段部
の底面と突片の間に圧入して可撓条を底板の前端
に固定しているので、可撓条とその裏面の取付片
によつて、底板の前端を挟み込んだ形になり、可
撓条が底板の上面側に位置する。そのため、塵埃
を掃き入れる際に、塵埃を可撓条の上面に沿つて
ちり取り本体に掃き入れることができる。
さらに、可撓条の固定は、接着等他の固定手段
を用いる必要がなく、凹段部と突片を上下の割金
型で成形することができるので、金型の簡略化が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るちり取りの分解斜視
図、第2図は同上要部の組立状態を示す拡大断面
図、第3図はちり取り本体前端部の平面図、第4
図は第3図の矢印−に沿う断面図、第5図は
第3図の矢印−に沿う断面図である。 1……ちり取り本体、2……底板、5……握
り、7……凹段部、8……凹部、9……突片、1
0……型抜用の孔、11……可撓条、12……取
付片、13……大径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後部に握りを備えたちり取り本体の底板前端部
    に凹段部を長手方向に沿つて形成し、この凹段部
    の後面に、凹段部上に突出する複数の突片を長手
    方向に所定の間隔で並べて設け、前記凹段部の各
    突片の直下位置に突片の型抜用の孔を設け、底板
    の前端部上に先端が前方へ突出するよう重ねる可
    撓条の裏面に取付片を連成し、この取付片を凹段
    部の底面と突片の間に圧入して可撓条を底板の前
    端に固定したちり取り。
JP1986155876U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH0231107Y2 (ja)

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JP1986155876U JPH0231107Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JP1986155876U JPH0231107Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6362069U JPS6362069U (ja) 1988-04-25
JPH0231107Y2 true JPH0231107Y2 (ja) 1990-08-22

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ID=31076973

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JPS6362069U (ja) 1988-04-25

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