JPH0231056A - トロイダル式無段変速機の動力分配構造 - Google Patents
トロイダル式無段変速機の動力分配構造Info
- Publication number
- JPH0231056A JPH0231056A JP17873188A JP17873188A JPH0231056A JP H0231056 A JPH0231056 A JP H0231056A JP 17873188 A JP17873188 A JP 17873188A JP 17873188 A JP17873188 A JP 17873188A JP H0231056 A JPH0231056 A JP H0231056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer device
- continuously variable
- transmission
- output
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 70
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000168041 Mazama Species 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
- F16H15/04—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/06—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
- F16H15/32—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
- F16H15/36—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
- F16H15/38—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
- F16H2015/383—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces with two or more sets of toroid gearings arranged in parallel
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はトロイダル式無段変速機に関し、とりわけ、出
力軸側に前後進切り換え機構が設けられ、かつ、該前後
進切り換え機構から出力される最終的な出力回転を分岐
して取り出すようにしたトロイダル式無段変速機の動力
分配構造に関する。
力軸側に前後進切り換え機構が設けられ、かつ、該前後
進切り換え機構から出力される最終的な出力回転を分岐
して取り出すようにしたトロイダル式無段変速機の動力
分配構造に関する。
従来の技術
近年、車両用の変速機として用いるためのトロイダル式
無段変速機が各種提案されている。
無段変速機が各種提案されている。
上記トロイダル式無段変速機としては、例えば特開昭６
２−２８３２５６号に開示されるように、対向面がそれ
ぞれトロイド曲面に形成される１対の入、出力ディスク
およびこれら入、出力ディスク間に圧接されて回転され
る摩擦ローラからなるトロイダル変速部を備え、該摩擦
ローラが傾斜されることにより、入力ディスクから出力
ディスクへ無段階の回転伝達、即ち、無段階のトルク伝
達が可能となっている。
２−２８３２５６号に開示されるように、対向面がそれ
ぞれトロイド曲面に形成される１対の入、出力ディスク
およびこれら入、出力ディスク間に圧接されて回転され
る摩擦ローラからなるトロイダル変速部を備え、該摩擦
ローラが傾斜されることにより、入力ディスクから出力
ディスクへ無段階の回転伝達、即ち、無段階のトルク伝
達が可能となっている。
また、上記トロイダル式無段変速機は実際に車両に搭載
する場合、出力回転を正、逆回転させて前進および後進
を行う必要があり、該トロイダル式無段変速機の動力伝
達経路中に前後進切り換え機構が設けられる。
する場合、出力回転を正、逆回転させて前進および後進
を行う必要があり、該トロイダル式無段変速機の動力伝
達経路中に前後進切り換え機構が設けられる。
上記前後進切り換え機構は、例えば特開昭６２２５１５
５９号に開示されるように、変速機本体つまり上記入、
出力ディスクおよび摩擦ローラが設けられて実質的な無
段変速を行う部分の出力軸に配置される必要がある。
５９号に開示されるように、変速機本体つまり上記入、
出力ディスクおよび摩擦ローラが設けられて実質的な無
段変速を行う部分の出力軸に配置される必要がある。
発明が解決しようとする課題
ところで、上記前後進切り換え機構が設けられたトロイ
ダル式無段変速機は、これを四輪駆動装置として用いる
場合、通常、出力回転を分岐するためのトランスファー
装置はトロイダル式無段変速機の最終的な出力部分、つ
まり、前後進切り換え機構の出力側端部に設けられるの
が通常であるが、上記特開昭６２−２５１５５９号に開
示されたように１組の入、出力ディスクおよび摩擦ロー
ラからなるトロイダル変速部が同軸上に２組設けられた
場合、トロイダル式無段変速機は軸方向の長さが大幅に
長大化されてしまう。
ダル式無段変速機は、これを四輪駆動装置として用いる
場合、通常、出力回転を分岐するためのトランスファー
装置はトロイダル式無段変速機の最終的な出力部分、つ
まり、前後進切り換え機構の出力側端部に設けられるの
が通常であるが、上記特開昭６２−２５１５５９号に開
示されたように１組の入、出力ディスクおよび摩擦ロー
ラからなるトロイダル変速部が同軸上に２組設けられた
場合、トロイダル式無段変速機は軸方向の長さが大幅に
長大化されてしまう。
従って、このように軸方向に長大化されたトロイダル式
無段変速機の最終出力側端部にトランスファー装置が設
けられた四輪駆動装置を、Ｆ、 Ｒ。
無段変速機の最終出力側端部にトランスファー装置が設
けられた四輪駆動装置を、Ｆ、 Ｒ。
ベースの・四輪駆動として実車に搭載した場合、該トラ
ンスファー装置は丁度後席乗員の足元部分の下部に位置
してしまう。
ンスファー装置は丁度後席乗員の足元部分の下部に位置
してしまう。
ところが、上記トランスファー装置はトロイダル式無段
変速機から動力を分配して前輪側に出力する必要があり
、該トランスファー装置は該トロイダル式無段変速機か
ら側方に太き（突出されている。
変速機から動力を分配して前輪側に出力する必要があり
、該トランスファー装置は該トロイダル式無段変速機か
ら側方に太き（突出されている。
このため、上記後席乗員の足元部分のフロアパネルは、
上記トランスファー装置を避けるために車室内に大きく
突出され、後席乗員の足元空間が狭くなってしまうとい
う課題があった。
上記トランスファー装置を避けるために車室内に大きく
突出され、後席乗員の足元空間が狭くなってしまうとい
う課題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、トロイダ
ル式無段変速機を四輪駆動装置として用いた場合にも、
トランスファー装置の配置部位を後席乗員の足元部分か
ら外れる位置に設けることができるトロイダル式無段変
速機の動力分配構造を提供することを目的とする。
ル式無段変速機を四輪駆動装置として用いた場合にも、
トランスファー装置の配置部位を後席乗員の足元部分か
ら外れる位置に設けることができるトロイダル式無段変
速機の動力分配構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するために本発明は、対向配置された
入力ディスクおよび出力ディスク間に摩擦接触された摩
擦ローラが、これら入、出力ディスク間で相対的に傾斜
されることにより無段変速を行う変速機本体と、 該変速機本体の出力軸側に配置され、該出力軸回転を正
、逆切り換えする前後進切り換え機構とを備えたトロイ
ダル式無段変速機において、上記前後進切り換え機構の
出力回転を、上記変速機本体側に分岐して取り出す分岐
部を設け、該分岐部にトランスファー装置を接続するこ
とにより、該トランスファー装置を変速機本体と前後進
切り換え機構との間に配置する。
入力ディスクおよび出力ディスク間に摩擦接触された摩
擦ローラが、これら入、出力ディスク間で相対的に傾斜
されることにより無段変速を行う変速機本体と、 該変速機本体の出力軸側に配置され、該出力軸回転を正
、逆切り換えする前後進切り換え機構とを備えたトロイ
ダル式無段変速機において、上記前後進切り換え機構の
出力回転を、上記変速機本体側に分岐して取り出す分岐
部を設け、該分岐部にトランスファー装置を接続するこ
とにより、該トランスファー装置を変速機本体と前後進
切り換え機構との間に配置する。
作用
以上の構成により本発明のトロイダル式無段変速機の動
力分配構造にあっては、前後進切り換え機構が変速機本
体の出力軸側に配置されたトロイダル式無段変速機にあ
って、該前後進切り換え機構の出力回転を、変速機本体
側に分岐して取り出す分岐部を設けたので、該分岐部に
トランスファー装置を接続することが可能となり、該ト
ランスファー装置を前後進切り換え機構の変速機本体側
、つまり、車両前方側に配置することが可能となる。
力分配構造にあっては、前後進切り換え機構が変速機本
体の出力軸側に配置されたトロイダル式無段変速機にあ
って、該前後進切り換え機構の出力回転を、変速機本体
側に分岐して取り出す分岐部を設けたので、該分岐部に
トランスファー装置を接続することが可能となり、該ト
ランスファー装置を前後進切り換え機構の変速機本体側
、つまり、車両前方側に配置することが可能となる。
実施例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち１、第１図は本発明の動力分配構造が用いられたト
ロイダル式無段変速機１０の一実施例を示し、１２は変
速機本体、１４は前後進切り換え機構、１６はトランス
ファー装置を示す。
ロイダル式無段変速機１０の一実施例を示し、１２は変
速機本体、１４は前後進切り換え機構、１６はトランス
ファー装置を示す。
上記変速機本体１２は、入力ディスク２０．出力ディス
ク２２および摩擦ローラ２４からなる第１トロイダル変
速部２６と、入力ディスク２０ａ。
ク２２および摩擦ローラ２４からなる第１トロイダル変
速部２６と、入力ディスク２０ａ。
出力ディスク２２ａおよび摩擦ローラ２４ａからなる第
２トロイダル変速部２６ａとを備え、これら第１．第２
トロイダル変速部２６．２６８は同軸上に配置されると
共に、上記第１．第２トロイダル変速部２６．２６ａは
、出力ディスク２２゜２２ａ同士が互いに隣接して配置
され、かつ、出力ディスク２０．２０ａ同士が互いに離
れる方向に配置される。
２トロイダル変速部２６ａとを備え、これら第１．第２
トロイダル変速部２６．２６８は同軸上に配置されると
共に、上記第１．第２トロイダル変速部２６．２６ａは
、出力ディスク２２゜２２ａ同士が互いに隣接して配置
され、かつ、出力ディスク２０．２０ａ同士が互いに離
れる方向に配置される。
そして、人力軸２８を介して人力される図外のエンジン
動力は、ローディングカム３０を介して第１トロイタル
変速部２６の入力ディスク２０に入力され、該入力ディ
スク２０の回転力は筒状のトルクシャフト３２を介して
上記第２トロイタル変速部２６ａの入力ディスク２０ａ
に人力される。
動力は、ローディングカム３０を介して第１トロイタル
変速部２６の入力ディスク２０に入力され、該入力ディ
スク２０の回転力は筒状のトルクシャフト３２を介して
上記第２トロイタル変速部２６ａの入力ディスク２０ａ
に人力される。
尚、入力ディスク２Ｏａ側には摩擦ローラ２４゜２４ａ
に初期押圧力を付与するための予圧手段３４が設けられ
ている。
に初期押圧力を付与するための予圧手段３４が設けられ
ている。
一方、上記第１．第２トロイダル変速部２６゜２６ａの
出力ディスク２２，２２ａは筒状体３６を介して互いに
連結され、該筒状体３６には出力ギア３８が設けられて
、該出力ギア３８の回転力は中間軸４０およびドライブ
ギア４２を介して出力軸４４から出力される。
出力ディスク２２，２２ａは筒状体３６を介して互いに
連結され、該筒状体３６には出力ギア３８が設けられて
、該出力ギア３８の回転力は中間軸４０およびドライブ
ギア４２を介して出力軸４４から出力される。
そして、上記入力軸２８から上記第１．第２トロイダル
変速部２６，２６８および中間軸４０を介して出力軸４
４に至るパワートレーンをもって上記変速機本体１２が
構成される。
変速部２６，２６８および中間軸４０を介して出力軸４
４に至るパワートレーンをもって上記変速機本体１２が
構成される。
上記前後進切り換え機構１４はダブルプラネタリ−ギア
５０を主体に構成され、該ダブルプラネタリ−ギア５０
のサンギア５０８は上記出力軸４４に結合され、リング
ギア５０１Ｉはドライブブレーキ５２を介してハウジン
グＨに固定可能とされ、かつ、ピニオンキャリア５０Ｐ
は該前後進切り換え機構１４の最終的な出力軸５４に結
合される。
５０を主体に構成され、該ダブルプラネタリ−ギア５０
のサンギア５０８は上記出力軸４４に結合され、リング
ギア５０１Ｉはドライブブレーキ５２を介してハウジン
グＨに固定可能とされ、かつ、ピニオンキャリア５０Ｐ
は該前後進切り換え機構１４の最終的な出力軸５４に結
合される。
また、上記ピニオンキャリア５０．には、上記出力軸５
４とは反対側、つまり、上記変速機本体１２側に円筒状
のシェル５６を接続し、該シェル５６と上記変速機本体
１２の出力軸４４との間にリバースクラッチ５８が設け
られ、該リバースクラッチ５８を介してピニオンキャリ
ア５０．とサンギア５０８とは結合可能となっている。
４とは反対側、つまり、上記変速機本体１２側に円筒状
のシェル５６を接続し、該シェル５６と上記変速機本体
１２の出力軸４４との間にリバースクラッチ５８が設け
られ、該リバースクラッチ５８を介してピニオンキャリ
ア５０．とサンギア５０８とは結合可能となっている。
ここで、本実施例では上記変速機本体１２の出力軸４４
の外周に、相対回転可能に分岐部としての筒状部材５９
を嵌合し、該筒状部材５９の一端部（図中右端部）に上
記シェル５６の先端部をスプラインＳ、を介して結合す
ると共に、該筒状部材５９の他端部（図中左端部）にス
プラインＳ。
の外周に、相対回転可能に分岐部としての筒状部材５９
を嵌合し、該筒状部材５９の一端部（図中右端部）に上
記シェル５６の先端部をスプラインＳ、を介して結合す
ると共に、該筒状部材５９の他端部（図中左端部）にス
プラインＳ。
を介して上記トランスファー装置１６を結合する。
上記トランスファー装置１６は、上記筒状部材５９の外
周を覆うハウジングＨの筒部Ｈａの外周に回転自在に嵌
合される入カスブロケット６０と、上記出力軸４４の直
角方向に突出されるハウジングＨ，の先端部に設けられ
る出カスブロケット６２と、これら入、出力スプロケッ
ト６０．６２間に周回されるチェーン６４とを備えてい
る。
周を覆うハウジングＨの筒部Ｈａの外周に回転自在に嵌
合される入カスブロケット６０と、上記出力軸４４の直
角方向に突出されるハウジングＨ，の先端部に設けられ
る出カスブロケット６２と、これら入、出力スプロケッ
ト６０．６２間に周回されるチェーン６４とを備えてい
る。
そして、上記入力スプロケッ１−６０は前輪トルククラ
ッチ６６を介して上記スプラインＳ、にに結合される。
ッチ６６を介して上記スプラインＳ、にに結合される。
従って、上記トロイダル式無段変速機１ｏは、上記トラ
ンスファー装置１６が接続されることによって四輪駆動
装置として構成され、上記前後進切り換え機構１４の出
力軸５４は、図外の後輪駆動用終減速装置に接続される
と共に、上記トランスファー装置１６の出カスブロケッ
ト６２は図外の前輪駆動用終減速装置に接続される。
ンスファー装置１６が接続されることによって四輪駆動
装置として構成され、上記前後進切り換え機構１４の出
力軸５４は、図外の後輪駆動用終減速装置に接続される
と共に、上記トランスファー装置１６の出カスブロケッ
ト６２は図外の前輪駆動用終減速装置に接続される。
以上の構成により、本発明の動力分配構造が用いられた
本実施例のトロイダル式無段変速機１゜ニアっては、入
力軸２８から入力されたエンジン動力は、入力ディスク
２０．２０ａ、摩擦ローラ２４．２４ａおよび出力ディ
スク２２，２２ａを介して出カギ７３８に伝達され、そ
して、中間軸４０を介してドライブギア４２がら出力軸
４４へと出力される。
本実施例のトロイダル式無段変速機１゜ニアっては、入
力軸２８から入力されたエンジン動力は、入力ディスク
２０．２０ａ、摩擦ローラ２４．２４ａおよび出力ディ
スク２２，２２ａを介して出カギ７３８に伝達され、そ
して、中間軸４０を介してドライブギア４２がら出力軸
４４へと出力される。
このとき、上記摩擦ローラ２４，２４ａは図外の制御機
構によってその傾斜角が制御され、上記出力軸４４には
最適な変速比が無段階に得られる。
構によってその傾斜角が制御され、上記出力軸４４には
最適な変速比が無段階に得られる。
そして、上記出力軸４４回転は前後進切り換え機構１４
のダブルプラネタリ−ギア５ｏのサンギア５０８に入力
され、ドライブブレーキ５２を締結（リバースクラッチ
５８は解放）しておくことにより、リングギア５０Ｒは
ハウジングＨ側に固定されるためピニオンキャリア５ｏ
Ｐは該サンギア５０８と逆方向に公転し、最終的な出力
軸５４は矢印ａ方向に回転し前進回転が得られる。
のダブルプラネタリ−ギア５ｏのサンギア５０８に入力
され、ドライブブレーキ５２を締結（リバースクラッチ
５８は解放）しておくことにより、リングギア５０Ｒは
ハウジングＨ側に固定されるためピニオンキャリア５ｏ
Ｐは該サンギア５０８と逆方向に公転し、最終的な出力
軸５４は矢印ａ方向に回転し前進回転が得られる。
一方、リバースクラッチ５８を締結（ドライブブレーキ
５２は解放）してお（ことにより、ピニオンキャリア５
０Ｐはサンギア５０ｓに結合されて一体に回転され、上
記出力軸５４は矢印す方向に回転され、後退回転が得ら
れる。
５２は解放）してお（ことにより、ピニオンキャリア５
０Ｐはサンギア５０ｓに結合されて一体に回転され、上
記出力軸５４は矢印す方向に回転され、後退回転が得ら
れる。
ところで、上記出力軸５４回転、つまり、ビニオンキャ
リア５０Ｐの回転はシェル５６を介して筒状部材５９に
分配され、該筒状部材５９を同方向に回転させる。
リア５０Ｐの回転はシェル５６を介して筒状部材５９に
分配され、該筒状部材５９を同方向に回転させる。
そして、上記筒状部材５９の回転は前輪トルククラッチ
６６の締結状態で入力スプロケット６０に伝達され、更
に、チェーン６４を介して出カスブロケット６２から出
力される。
６６の締結状態で入力スプロケット６０に伝達され、更
に、チェーン６４を介して出カスブロケット６２から出
力される。
尚、上記前輪トルククラッチ６６が解放されることによ
って、入カスブロケット６０には回転が伝達されず、後
輪駆動のみとなる。
って、入カスブロケット６０には回転が伝達されず、後
輪駆動のみとなる。
このように、前後進切り換え機構１４の出力回転がトラ
ンスファー装置１６に分配される際、上記筒状部材５９
は変速機本体１２の出力軸４４の外周に嵌合されて、前
後進切り換え機構１４に対して変速機本体１２側に配置
されたため、該トランスファー装置１６を該前後進切り
換え機構１４よりも変速機本体１２側、つまり、車両前
方側に配置することができる。
ンスファー装置１６に分配される際、上記筒状部材５９
は変速機本体１２の出力軸４４の外周に嵌合されて、前
後進切り換え機構１４に対して変速機本体１２側に配置
されたため、該トランスファー装置１６を該前後進切り
換え機構１４よりも変速機本体１２側、つまり、車両前
方側に配置することができる。
従って、本実施例のトロイダル式無段変速機１０を実車
に搭載した場合、上記トランスファー装置１６は後席乗
員の足元位置から車両前方側に移動されることになり、
当該足元部分のフロアパネルが車室内に突出されるのを
防止することができる。
に搭載した場合、上記トランスファー装置１６は後席乗
員の足元位置から車両前方側に移動されることになり、
当該足元部分のフロアパネルが車室内に突出されるのを
防止することができる。
また、上記トランスファー装置１６が車両前方側に移動
されることにより、該トランスファー装置１６と前輪駆
動用終減速装置とを接続する図外のプロペラシャフトが
短縮化され、該プロペラシャフトの軽量化が行われると
共に、該プロペラシャフトの強度が増大される。
されることにより、該トランスファー装置１６と前輪駆
動用終減速装置とを接続する図外のプロペラシャフトが
短縮化され、該プロペラシャフトの軽量化が行われると
共に、該プロペラシャフトの強度が増大される。
第２図は他の実施例を示し、上記実施例と同一部分に同
一符号を付して重複する説明を省略して述べる。
一符号を付して重複する説明を省略して述べる。
即ち、この実施例はトランスファー装置１６ａの入カス
ブロケット６０と前輪トルククラッチ６６との位置を、
車両前後方向において入れ換える構成としたもので、前
後進切り換え機構１４に接続される筒状部材５９を短縮
し、該筒状部材５９にスプラインＳ、を介して結合され
る該前輪トルククラッチ６６をトランスファー装置１６
ａ内で車両後方側に配置し、かつ、該人カスブロケット
６ｏを車両前方側に配置しである。
ブロケット６０と前輪トルククラッチ６６との位置を、
車両前後方向において入れ換える構成としたもので、前
後進切り換え機構１４に接続される筒状部材５９を短縮
し、該筒状部材５９にスプラインＳ、を介して結合され
る該前輪トルククラッチ６６をトランスファー装置１６
ａ内で車両後方側に配置し、かつ、該人カスブロケット
６ｏを車両前方側に配置しである。
従って、この実施例にあっては上記実施例と同様の機能
を行わせる事ができるのは勿論のこと、前後進切り換え
機構１４の車両前方側に配置したトランスファー装置１
６ａ内にあって、入力スプロケット６０を更に車両前方
側に配置することができるため、これに伴って出力スプ
ロケット６２を車両前方側に配置して、該トランスファ
ー装置１６ａによるフロアパネルの突出部分を、後席乗
員の足元部分から更に遠ざけることができるため、当該
足元部分の有効スペースの更なる拡大を図ることができ
る。
を行わせる事ができるのは勿論のこと、前後進切り換え
機構１４の車両前方側に配置したトランスファー装置１
６ａ内にあって、入力スプロケット６０を更に車両前方
側に配置することができるため、これに伴って出力スプ
ロケット６２を車両前方側に配置して、該トランスファ
ー装置１６ａによるフロアパネルの突出部分を、後席乗
員の足元部分から更に遠ざけることができるため、当該
足元部分の有効スペースの更なる拡大を図ることができ
る。
尚、上記各実施例にあっては前後進切り換え機構１４と
して、ダブルプラネタリ−ギア５０を用いた場合を開示
したが、これに限ることなく、正。
して、ダブルプラネタリ−ギア５０を用いた場合を開示
したが、これに限ることなく、正。
逆回転を行うことができるその他の構成をもって、前後
進切り換え機構としたものでもよい。
進切り換え機構としたものでもよい。
発明の効果
以上の構成により、本発明のトロイダル式無段変速機に
あっては、前後進切り換え機構の出力回転を分岐部によ
って変速機本体側に分配し、該分岐部にトランスファー
装置を接続することにより、該トランスファー装置を変
速機本体と前後進切り換え機構との間に配置したので、
該トランスファー装置による突出部分を車両前方側に移
動させることができる。
あっては、前後進切り換え機構の出力回転を分岐部によ
って変速機本体側に分配し、該分岐部にトランスファー
装置を接続することにより、該トランスファー装置を変
速機本体と前後進切り換え機構との間に配置したので、
該トランスファー装置による突出部分を車両前方側に移
動させることができる。
このため、上記トロイダル式無段変速機を四輪駆動装置
として車両に搭載した場合に、上記トランスファー装置
によるフロアパネルの突出部分を、後席乗員の足元部分
から車両前方に移動させることができるため、該後席乗
員の足元スペースを広くすることができる。
として車両に搭載した場合に、上記トランスファー装置
によるフロアパネルの突出部分を、後席乗員の足元部分
から車両前方に移動させることができるため、該後席乗
員の足元スペースを広くすることができる。
また、上記トランスファー装置が車両前方に移動される
ことにより、該トランスファー装置から前輪駆動用終減
速装置に接続されるプロペラシャフトを短縮化すること
ができ、これに伴って該プロベラシャフトの軽量化およ
び強度の増かを達成されて、駆動系の安全性を向上する
ことができるという各種優れた効果を奏する。
ことにより、該トランスファー装置から前輪駆動用終減
速装置に接続されるプロペラシャフトを短縮化すること
ができ、これに伴って該プロベラシャフトの軽量化およ
び強度の増かを達成されて、駆動系の安全性を向上する
ことができるという各種優れた効果を奏する。
第１図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第２図は
本発明の他の実施例を示す概略構成図である。 １０・・・トロイダル式無段変速機、１２・・・変速機
本体、１４・・・前後進切り換え機構、１６，１６ａ・
・・トランスファー装置ｔ、２６，２６ａ・・・トロイ
ダル変速部、２８・・・入力軸、４４・・・（変速機本
体の）出力軸、５４・・・（前後進切り換え機構の）出
力軸、５９・・・筒状部材（分岐部）。 外２名
本発明の他の実施例を示す概略構成図である。 １０・・・トロイダル式無段変速機、１２・・・変速機
本体、１４・・・前後進切り換え機構、１６，１６ａ・
・・トランスファー装置ｔ、２６，２６ａ・・・トロイ
ダル変速部、２８・・・入力軸、４４・・・（変速機本
体の）出力軸、５４・・・（前後進切り換え機構の）出
力軸、５９・・・筒状部材（分岐部）。 外２名
Claims (1)
- （１）対向配置された入力ディスクおよび出力ディスク
間に摩擦接触された摩擦ローラが、これら入、出力ディ
スク間で相対的に傾斜されることにより無段変速を行う
変速機本体と、 該変速機本体の出力軸側に配置され、該出力軸回転を正
、逆切り換えする前後進切り換え機構とを備えたトロイ
ダル式無段変速機において、上記前後進切り換え機構の
出力回転を、上記変速機本体側に分岐して取り出す分岐
部を設け、該分岐部にトランスファー装置を接続するこ
とにより、該トランスファー装置を変速機本体と前後進
切り換え機構との間に配置したことを特徴とするトロイ
ダル式無段変速機の動力分配構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17873188A JPH0231056A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | トロイダル式無段変速機の動力分配構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17873188A JPH0231056A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | トロイダル式無段変速機の動力分配構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0231056A true JPH0231056A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16053594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17873188A Pending JPH0231056A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | トロイダル式無段変速機の動力分配構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0231056A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6705964B2 (en) | 2001-12-11 | 2004-03-16 | Jatco Ltd | Power transmission system |
| WO2013008637A1 (ja) | 2011-07-12 | 2013-01-17 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | シクロヘキサノール、シクロヘキサノールの製造方法及びアジピン酸の製造方法 |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP17873188A patent/JPH0231056A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6705964B2 (en) | 2001-12-11 | 2004-03-16 | Jatco Ltd | Power transmission system |
| WO2013008637A1 (ja) | 2011-07-12 | 2013-01-17 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | シクロヘキサノール、シクロヘキサノールの製造方法及びアジピン酸の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6171210B1 (en) | Toroidal type continuous variable transmission system | |
| US6066067A (en) | Position servo systems | |
| US5888160A (en) | Continuously variable transmission | |
| EP0861183B1 (en) | Position servo system | |
| JPH03223555A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH06109086A (ja) | 切り換え可能な差動歯車装置 | |
| JP4216513B2 (ja) | クローラー車両用のトランスミッション−ステアリングアセンブリ | |
| JP3956475B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| GB2255142A (en) | Toroidal-race rolling-traction cvt | |
| JPH0231056A (ja) | トロイダル式無段変速機の動力分配構造 | |
| JP3702597B2 (ja) | トロイダル形無段変速装置 | |
| JP3738535B2 (ja) | トロイダル形無段変速装置 | |
| JPH02163553A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3702598B2 (ja) | ハーフトロイダル形無段変速装置 | |
| JP4085457B2 (ja) | 無段変速装置 | |
| CN110549848B (zh) | 驱动装置和具有该驱动装置的车辆 | |
| JPH06174036A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPS6214437Y2 (ja) | ||
| JP3899761B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3894473B2 (ja) | 車両の前後輪駆動装置およびクラッチの切換方法 | |
| EP0933284B1 (en) | Co-axial gear arrangement | |
| JP4104201B2 (ja) | 無段変速機付きパワーユニット | |
| JPH11230292A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH039153A (ja) | 摩擦転動式無段変速装置 | |
| JP3275406B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 |