JPH0231054B2 - Koseishinshinkeishozai - Google Patents

Koseishinshinkeishozai

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JPH0231054B2
JPH0231054B2 JP5229779A JP5229779A JPH0231054B2 JP H0231054 B2 JPH0231054 B2 JP H0231054B2 JP 5229779 A JP5229779 A JP 5229779A JP 5229779 A JP5229779 A JP 5229779A JP H0231054 B2 JPH0231054 B2 JP H0231054B2
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JP
Japan
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tetrahydroberberine
present
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minutes
product
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Hajime Fujimura
Tokunosuke Sawada
Joji Yamahara
Myoji Hanaoka
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Seisan Kaihatsu Kagaku Kenkyusho
Original Assignee
Seisan Kaihatsu Kagaku Kenkyusho
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は抗精神神経症剤に関するものであり、
優れた抗精神神経症作用を有し、毒性が非常に弱
く、副作用が極めて少ない新規な抗精神神経症剤
を提供することを目的とする。 本発明者は、永年にわたりテトラヒドロベルベ
リン及びその各種誘導体の合成並びにその薬理に
ついて系統的な研究を行つているものであり、既
にl―テトラヒドロベルベリンが優れた抗精神神
経症作用を有することを発表(日薬理誌,72
909―1976―。)しているが、l―テトラヒドロベ
ルベリンのより有利な製造方法を探索している途
上において、顕著な抗精神神経症作用を有する新
規化合物を見出すことに成功し本発明を完成し
た。 即ち、本発明は、式 で示される(−)―テトラヒドロベルベリン―d
―カンフアースルホネートを有効成分とする抗精
神神経症剤に係るものである。 上記式で示される(−)―テトラヒドロベルベ
リン―d―カンフアースルホネート(以下、本発
明品と呼ぶ。)は新規化合物であり、ベルベリン
を還元して得られるdl―テトラヒドロベルベリン
から周知のラセミ分割法に適用される常法によつ
て容易に合成できるものである。 即ち、dl―テトラヒドロベルベリンから本発明
品を得るには、後記の製造例からも明らかな通
り、溶液中においてdl―テトラヒドロベルベリン
にd―10―カンフアースルホン酸を作用させ、l
―テトラヒドロベルベリンのカンフアースルホン
酸塩(本発明品)を析出せしめれば良い。 本発明品は、見方によつてはl―テトラヒドロ
ベルベリンを出発物として得られるそのカンフア
ースルホン酸塩にすぎないともいえるが、現実に
l―テトラヒドロベルベリンを製造する場合に
は、前述の通りd―10―カンフアースルホン酸を
分割剤として用いて本発明品を得、その後分割剤
を分離せざるを得ないから、本発明品はむしろl
―テトラヒドロベルベリンの出発物といえる。 後記の第2表からも明らかな通り、本発明品
は、l―テトラヒドロベルベリンと同一投与量
で、略同等の活性を示すが、上記の点を加味すれ
ば、本発明品の有用性は明らかである。 本発明品の性状は次の通りである。 黄色針状結晶、m.p.;241〜242℃、(dec) 〔α〕20 D;−99℃(C=1.0 CHCl3) IR νCHCl3 naxcm-1:2540br(N+H),1740(C=0), 1500 14.88(aromaticring) NMR δ(CDCl3):0.67(3H,s,CH3), 0.94(3H,s,CH3), 2.54,3.01(2H,sB―q,J=14.5Hz,
CH2SO3 -) 3.78(3H,s,OCH3) 3.83(3H,s,OCH3) 5.85(2H,s,OCH2O) 6.52(2H,s,芳香環プロトン) 6.77(2H,s,芳香環プロトン) 溶解度;クロロホルム、メタノールに冷時可溶、
エタノールに温時可溶、 水、アセトン、ベンゼン、酢酸エチル、エー
テルに難溶、 次に、本発明品の薬理効果を示す。尚、薬理試
験は抗精神神経症作用及び急性毒性について行な
い、既知同効薬物との比較試験も行つた。 実験 1 一般行動の観察並びに急性毒性 実験方法;体重18〜20gのdd系雄性マウ
スを一群10匹とし、各被検薬を経口投与し
た。投与直後から3時間、マウスの体位、歩
行の状態等の一般症状を、特に鎮静、正向反
射等の中枢抑制反応に留意しながら観察し
た。同時に72時間後の致死数からLD50を求
めた。尚、試験中は水、飼料ともに自由に与
えた。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】 観察結果;25mg/Kgの投与後、約30分経過
した頃から鎮静症状を示し、一ケ所にうずく
まるものが多く、いづれも目を閉じ、立毛が
みられた。また、更に投与量を増量しても著
明な症状はみられず、致死量の投与の場合に
も投与後180分経過しても正向反射の消失は
認められなかつた。尚、鎮静症状以外の異常
な行動はみられなかつた。 2 カタレプシー発現の有無 実験方法;体重18〜20gのdd系雄性マウ
スを一群10匹とし、被検薬を経口投与した。
投与後60分に直径1mmの針金に強制的にマウ
スの両前肢をかけさせ、後肢をのばしたまま
の姿勢を10秒間以上保持するものをカタレプ
シー陽性と判定した。 観察結果;500mg/Kgまで投与したがカタ
レプシーの発現はなかつた。 3 ペントバルビタールとの睡眠協力作用 実験方法;体重18〜20gのdd系雄性マウ
スを一群10匹とし、各被検薬を経口投与し、
投与後60分にペントバルビタールソーダ20
mg/Kgを腹腔内投与した。(尚、ペントバル
ビタールソーダ20mg/Kgは睡眠惹起のサブド
ーズとして用いた。)ペントバルビタールソ
ーダ投与後20分にそれぞれ1分間以上正向反
射消失が認められたマウスには睡眠協力作用
があるとみなし、その発現率からED50を算
出した。その結果を第2表に示す。
【表】
【表】 4 アポモルヒネの常同行動におよぼす影響 実験方法;体重18〜20gのdd系雄性マウ
スを一群10匹とし、Ther and Schrammの
方法(L.Ther,H.Schramm,Arch In.
Pharmacodyn.Ther.,113,302―1962―)
に準じ、各被検薬を経口投与し、投与後60分
にアポモルヒネ10mg/Kgを皮下注射し、注射
後30分を経過した時点から60分間にわたり、
マウス2匹毎を金網ゲージに入れ、ゲージを
なめたり、かんだりする異常な動作の発現の
有無を観察することによつて抑制に必要な被
検薬のED50値を求めた。その結果を第3表
に示す。
【表】 5 モルヒネの挙尾反応におよぼす影響 実験方法;体重18〜20gのdd系雄性マウ
スを一群10匹とし、各被検薬を経口投与し
た。投与後60分に塩酸モルヒネ20mg/Kgを皮
下注射した。注射後30分を経過した時点から
挙尾反応の状態を観察し、挙尾の角度が45゜
以下のものを抑制されたとみなし、被検薬の
作用を検した。その結果を第4表に示す。
【表】 6 抗闘争作用 実験方法;体重120g前後のウイスター系
雄性ラツト2匹を1組とし20×15×15cmのプ
ラスチツクス製箱に入れ、床に250V,
2mA,1cpsの電流を60秒間流し、通電され
ている60秒の間に6回以上闘争するラツトの
みをあらかじめ選択しておき、その闘争回数
を記録しておく。次いで選択2時間後に各被
検薬を経口投与し、投与後60分目に前記と同
条件によつて闘争させ闘争回数を記録し、被
検薬投与前の闘争回数を50%抑制する被検薬
量を求めた。その結果を第5表に示す。
【表】
【表】 * テトラヒドロベルベリンに換算すると
192.8(147.5〜249.3)に相当する。
7 条件回避反応に対する影響 実験方法;pole―climleing法によつて行
つた。 回避条件づけは、条件刺激としてブザーを
5秒間与え、この間にラツトが装置中央の登
はん用の棒に登らなければ無条件刺激として
床のグリツドに250V,2mAを通電するよう
にした。もし5秒以内にラツトが棒に登はん
すれば条件刺激は中止される。試行間隔は50
〜60秒とし、1日の訓練は10回行ない、2週
間繰返し、10試行中9試行以上成功したラツ
トのみを実験に使用した。 上記条件を満す体重130〜140gのウイスタ
ー系雄性ラツトを一群6匹とし、各被検薬を
経口投与した。投与後60分に無条件刺激のみ
で回避反応に失敗したものの割合を%で示し
た。その結果を第6表に示す。
【表】 8 マウス平常体温への影響 実験方法;体重18〜20gのdd系雄性マウ
スを一群10匹とし、実験2時間前に直腸温を
測定し、さらに実験1時間前にも体温を測定
した。この結果約37℃のマウスのみを選別し
た。選別したマウスに各被検薬を経口投与し
た。投与後60分の体温を測定した。その結果
を第7表に示す。
【表】 考察 上記1〜8の結果より、本発明品は、25mg/
Kgの経口投与によつて鎮静症状を示すものであ
り、鎮静症状以外の異常な行動を惹起させるこ
とはなく、致死量は既知の同類薬効物質である
クロルプロマジンの1/3以下、クロルジアゼポ
キシドの2/5以下であり、500mg/Kgの投与によ
つてもカタレプシーの発現はなく非常に毒性の
弱い物質であることが解る。 また、325mg/Kgと高用量ではあるがラツト
抗闘争作用について抑制的に作用し、ラツト条
件回避反応に対する作用はクロルプロマジンと
同様に抑制的に作用しクロルジアゼポキシドと
は異つており、クロルプロマジンのように著明
な体温下降を示すものではない。尚、致死量ま
で投与しても筋弛緩作用由来の正向反射消失は
起きない。従つて本発明品は既知の同類薬効物
質であるクロルプロマジン、クロルジアゼポキ
シドの副作用と考えられるものが極めて弱く殆
んど認められない物質であることが解る。尚、
本発明品はラセミテトラヒドロベルベリンに比
して約2倍、塩基換算では3倍以上の効力を示
しているが、右旋性体は全く効力を有していな
いということは特に着目されるべき事実であ
る。 投与量及び投与方法 本発明品は前記各実験からも明らかな通り、
毒性は非常に弱く、副作用が極めて少ないもの
であり、経口投与によつて鎮静症状を示すもの
である。また、静脈内注射、皮下注射によつて
も同様効果を得ることができる。 成人の治療に用いられる場合の投与量は、前
記各実験の結果並びに本発明品と類似薬効成分
と考えられる生薬成分「テトラヒドロパルマチ
ン」が中国において不眠症に対し就寝時に成人
に1回50mg服用して有効とされている事実か
ら、成人に対して1回25mg〜50mg程度の投与で
有効と推定される。 次に、本発明品の製造例及び製剤例を挙げる。 製造例 1 (±)―テトラヒドロベルベリン339mg(0.001
モル)を、温時、メタノール60mlに溶かし、室温
まで放冷した溶液に、d―10―カンフアースルホ
ン酸232mg(0.001モル)をメタノール10mlに溶か
した溶液を添加し室温で36時間放置した後、反応
液を約10mlに濃縮した溶液を放置すると黄色粉末
が析出する。これを取して黄色粉末220mgを得
る。 次に上記黄色粉末をエタノールから再結晶する
と(−)―テトラヒドロベルベリン―d―カンフ
アースルホネート205mg(収量36%)が得られた。 このものは黄色針状晶であつて、融点241〜242
℃(dec)であり、元素分析値は次の通りであつ
た。 C30H37O8NS 理論値 C63.03;H6.51;N2.45 実測値 C62.79;H6.46;N2.57 製造例 2 d―10―カンフアースルホン酸2.32g(0.01モ
ル)をクロロホルム100mlに溶かした溶液を、
(±)―テトラヒドロベルベリン3.39g(0.01モ
ル)をクロロホルム50mlに溶かした溶液に添加
し、室温にて30時間撹拌した後、溶媒を溜去して
黄色固体5.7gを得る。これをメタノールから4
回分別再結晶すると(−)―テトラヒドロベルベ
リン―d―カンフアースルホネート633mg(収量
11%)を得る。 このものは黄色針状晶であつて、融点241〜242
℃(dec)であり、薄層クロマトグラフイー及び
赤外線吸収スペクトルで製造例1で得たものと一
致した。 製剤例 経口用錠剤 1 (−)―テトラヒドロベルベリン―d―カン
フアースルホネート 50mg 2 バレイシヨデンプン(賦形剤) 100mg 3 マンニツト(賦形剤) 7mg 4 ステアリン酸マグネシウム(滑沢剤) 上記1、2及び3を混合し水を適量添加して粒
状化し、No.60メツシユ(B.S)ふるいを通し、乾
燥して顆粒状とし、更に、No.16メツシユ(B.S)
のふるいを通した後、上記4を添加し、混合し、
7/16″パンチで圧縮し各錠250mgの錠剤とした。 尚、この錠剤に必要に応じて通常の易溶性フイ
ルムコーテイングでコーテイングすることもでき
る。 注射剤 (−)―テトラヒドロベルベリン―d―カンフ
アースルホネート微粉末50mgを含有するようにバ
イアルに無菌的に分配し、密封して水分及びバク
テリアを除去する。 使用前にリドカイン0.5%注射液2mlを添加し
て注射剤とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 で示される(−)―テトラヒドロベルベリン―d
    ―カンフアースルホネートを有効成分とする抗精
    神神経症剤。
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