JPH02310347A - 安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造方法 - Google Patents
安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造方法Info
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- JPH02310347A JPH02310347A JP12789289A JP12789289A JPH02310347A JP H02310347 A JPH02310347 A JP H02310347A JP 12789289 A JP12789289 A JP 12789289A JP 12789289 A JP12789289 A JP 12789289A JP H02310347 A JPH02310347 A JP H02310347A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、硫酸浴による陽極酸化処理を施して利用され
るアルミニウム合金鋳塊およびその加工材の製造法に関
するものであって、建材、器物、装飾品等の外観を美し
くし、同時に耐食性を向上させるものである。
るアルミニウム合金鋳塊およびその加工材の製造法に関
するものであって、建材、器物、装飾品等の外観を美し
くし、同時に耐食性を向上させるものである。
[従来の技術]
現在、硫酸浴による通常の陽極酸化処理でグレー色皮膜
を得る合金としてはAl−Fe系およびAl−5i系が
知られている。At−Fe系では青みグレーで、Al−
5t系では赤みグレーを呈する。At−Fe系ではAl
6Fe化合物が、Al−3i系ではSi粒子が陽極酸化
処理後、皮膜中に残存して白色光の反射を妨げる(波長
の一部を吸収する)ためグレー色を呈すると考えられて
いる。
を得る合金としてはAl−Fe系およびAl−5i系が
知られている。At−Fe系では青みグレーで、Al−
5t系では赤みグレーを呈する。At−Fe系ではAl
6Fe化合物が、Al−3i系ではSi粒子が陽極酸化
処理後、皮膜中に残存して白色光の反射を妨げる(波長
の一部を吸収する)ためグレー色を呈すると考えられて
いる。
青みグレー色の得られるAl−Fe系合金の場合、鋳造
時の冷却速度により晶出相(A 13Fe、Al &
Fe、Al−Fe)が変化する。
時の冷却速度により晶出相(A 13Fe、Al &
Fe、Al−Fe)が変化する。
また、Stが添加されている場合、上記のAl−Fe化
合物以外にAl−Fe−3i化合物が析出し、5ijl
が増加するとAl−Fe−St化合物が多くなる。陽極
酸化処理後の皮膜色は、晶出相の種類およびその粒径と
その分布状態で大きく変化するために、鋳塊の段階で皮
膜色の安定化がある程度状ってしまう。
合物以外にAl−Fe−3i化合物が析出し、5ijl
が増加するとAl−Fe−St化合物が多くなる。陽極
酸化処理後の皮膜色は、晶出相の種類およびその粒径と
その分布状態で大きく変化するために、鋳塊の段階で皮
膜色の安定化がある程度状ってしまう。
皮膜色のばらつきとしては、局部的なもの(加工材の陽
極酸化皮膜に生じる線状または帯状ストリーク)と全体
的なもの(加工の長手方向や幅方向の色差)があり、工
業的レベルで量産する際に大きな問題となっている。
極酸化皮膜に生じる線状または帯状ストリーク)と全体
的なもの(加工の長手方向や幅方向の色差)があり、工
業的レベルで量産する際に大きな問題となっている。
従来、これらの皮膜色のばらつきの軽減策として、
■ F e / S i比を規制する方法(特開昭61
=104044号、開開81−110741号)■ 鋳
造方法を改良する方法(特開昭57−194294号) ■ 鋳塊冷却速度と熱処理方法を改良する方法(特公昭
60−56772号) ■ 添加元素による方法(特公昭56−12301号、
同57−15186号、同5g−6774号、同58−
10455号、特開昭62−202042号)等が提案
されている。
=104044号、開開81−110741号)■ 鋳
造方法を改良する方法(特開昭57−194294号) ■ 鋳塊冷却速度と熱処理方法を改良する方法(特公昭
60−56772号) ■ 添加元素による方法(特公昭56−12301号、
同57−15186号、同5g−6774号、同58−
10455号、特開昭62−202042号)等が提案
されている。
[発明が解決しようとする課題]
上記■の方法によると、もみの木組織による局部的な皮
膜色のばらつきは軽減できるが、全体的な皮膜色のばら
つきを軽減することは難しかった。
膜色のばらつきは軽減できるが、全体的な皮膜色のばら
つきを軽減することは難しかった。
■の方法によると、溶湯の乱流による凝固組織の不均一
性を軽減し、局部的な皮膜色のばらつきを軽減できるが
、■と同様に全体的な皮膜色ばらつきには効果が小さか
った。
性を軽減し、局部的な皮膜色のばらつきを軽減できるが
、■と同様に全体的な皮膜色ばらつきには効果が小さか
った。
■の方法では全体的な皮膜色のばらつきには効果がある
が、鋳塊組織から起因する局部的な皮膜色のばらつきに
は効果が小さかった。
が、鋳塊組織から起因する局部的な皮膜色のばらつきに
は効果が小さかった。
■の方法ではAl6Fe化合物の分散状態を安定化でき
、局部的、全体的なものの両方の皮膜色のばらつきを軽
減できる。
、局部的、全体的なものの両方の皮膜色のばらつきを軽
減できる。
しかし、従来の方法のうちNiまたはMnの添加、Ca
またはBの添加の場合(特公昭56−12301号、同
58−6774号、同5B−10455号、特開昭82
−202042号)、最近の厳しい皮膜色安定の要求に
は充分な効果は得られていなかった。
またはBの添加の場合(特公昭56−12301号、同
58−6774号、同5B−10455号、特開昭82
−202042号)、最近の厳しい皮膜色安定の要求に
は充分な効果は得られていなかった。
また、本発明と同じ成分を請求している特公昭57−1
5188号の場合は安定した陽極酸化皮膜は得られるが
、Fe1ltが0.1〜1.0%であるためグレー色を
得にくい。
5188号の場合は安定した陽極酸化皮膜は得られるが
、Fe1ltが0.1〜1.0%であるためグレー色を
得にくい。
[課題を解決するための手段]
そこで、本発明者らは、よりグレー色の色調のばらつき
を軽減し、最近の厳しい皮膜色の安定化の要求に答える
べく鋭意研究したところ、造塊時の共晶化合物の種類、
量、大きさ、分散を添加元素と冷却速度の組合せで制御
し、表面処理の面でも苛性エツチングによる粗面化を均
一にさせることで皮膜色のばらつきが大幅に軽減するこ
とを見出した。
を軽減し、最近の厳しい皮膜色の安定化の要求に答える
べく鋭意研究したところ、造塊時の共晶化合物の種類、
量、大きさ、分散を添加元素と冷却速度の組合せで制御
し、表面処理の面でも苛性エツチングによる粗面化を均
一にさせることで皮膜色のばらつきが大幅に軽減するこ
とを見出した。
つまり本発明は、1.0%<FeS2.2%、0.03
%≦Si≦1.0%、0.005%≦Cu≦0.5%と
0.05%≦Ni≦1.2%あるいはさらに0.1%≦
Mg≦0.5%を含み、残部A1と不可避的不純物から
成るアルミニウム合金を溶解し、これを1〜b としたことを特徴とする安定した青みグレー色の陽極酸
化皮膜を生成するアルミニウム合金鋳塊の製造方法およ
び、上記における合金鋳塊を550℃より低い温度で圧
延、押出し、熱処理の組合せからなる加工熱処理法で加
工してなる安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成
するアルミニウム合金材の製造方法である。
%≦Si≦1.0%、0.005%≦Cu≦0.5%と
0.05%≦Ni≦1.2%あるいはさらに0.1%≦
Mg≦0.5%を含み、残部A1と不可避的不純物から
成るアルミニウム合金を溶解し、これを1〜b としたことを特徴とする安定した青みグレー色の陽極酸
化皮膜を生成するアルミニウム合金鋳塊の製造方法およ
び、上記における合金鋳塊を550℃より低い温度で圧
延、押出し、熱処理の組合せからなる加工熱処理法で加
工してなる安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成
するアルミニウム合金材の製造方法である。
アルミニウム合金の陽極酸化皮膜色を安定化するには、
A15Fe、Al6Fe。
A15Fe、Al6Fe。
A l aa F e z A I F e S
を等の化合物(以下共晶化合物という)粒子の種類、量
、大きさ、分散を制御する必要がある。これらの化合物
は凝固時に生成する共晶化合物で、その生成には成分お
よび鋳造条件、特に冷却速度(凝固速度)の影響が大き
い。したがって、皮膜色を安定化するには鋳造条件によ
って共晶化合物の生成が変動しにくいような成分を調合
すると都合がよい。
を等の化合物(以下共晶化合物という)粒子の種類、量
、大きさ、分散を制御する必要がある。これらの化合物
は凝固時に生成する共晶化合物で、その生成には成分お
よび鋳造条件、特に冷却速度(凝固速度)の影響が大き
い。したがって、皮膜色を安定化するには鋳造条件によ
って共晶化合物の生成が変動しにくいような成分を調合
すると都合がよい。
そこで、各種元素をAl−Fe合金に添加し冷却速度と
陽極酸化皮膜色との関係を調べた結果、Niを添加する
と特にA1bFe化合物の生成が安定し、かつ、共晶化
合物の分散が微細均一になるために皮膜の色調が安定化
することが明らかになった。そこで本発明は上記の如き
構成をとったのである。
陽極酸化皮膜色との関係を調べた結果、Niを添加する
と特にA1bFe化合物の生成が安定し、かつ、共晶化
合物の分散が微細均一になるために皮膜の色調が安定化
することが明らかになった。そこで本発明は上記の如き
構成をとったのである。
本発明における請求範囲の限定理由は下記のとおりであ
る。
る。
Fe : Feはその含有量に応じて淡い青みグレー色
から濃い青みグレー色に渡り広い範囲の陽極酸化皮膜色
を与える。しかし、その含有量が1.0%以下ではグレ
ー色を発せず、2.2%より多くなると粗大なAl3F
eの初晶化合物を生じるため、圧延、押出し加工の時表
面欠陥を発生させる原因となり好ましくない。また、F
eの含有量が増加すると陽極酸化皮膜の欠陥が増し皮膜
の耐候性も低下するため2.2%以下が好ましい。
から濃い青みグレー色に渡り広い範囲の陽極酸化皮膜色
を与える。しかし、その含有量が1.0%以下ではグレ
ー色を発せず、2.2%より多くなると粗大なAl3F
eの初晶化合物を生じるため、圧延、押出し加工の時表
面欠陥を発生させる原因となり好ましくない。また、F
eの含有量が増加すると陽極酸化皮膜の欠陥が増し皮膜
の耐候性も低下するため2.2%以下が好ましい。
Ni:Niの添加は、A15Fe化合物の生成が安定し
、かつ共晶化合物の分散が微細均一になるため陽極酸化
皮膜色が安定する。
、かつ共晶化合物の分散が微細均一になるため陽極酸化
皮膜色が安定する。
しかし、Niを0.05%未満にした場合では、冷却速
度による共晶化合物の生成が変動しやすく、皮膜色の変
動を抑える効果が期待できない。また、Niを1.20
%より多く添加した場合では冷却速度による共晶組織の
生成が不安定になり、皮膜色のばらつきが生じる原因に
なる。
度による共晶化合物の生成が変動しやすく、皮膜色の変
動を抑える効果が期待できない。また、Niを1.20
%より多く添加した場合では冷却速度による共晶組織の
生成が不安定になり、皮膜色のばらつきが生じる原因に
なる。
Si :Siはその含有量が少ない方が好ま−しく、1
.0%より多くなるとA1bFe化合物よりAl−Fe
−8t化合物が生成しやすくなり、青みグレー色が得ら
れなくなる。しかも、固溶5iffiの増加により加熱
時に単体Stが析出しやすく、加熱時の皮膜色のばらつ
きを生じやすくなる。また、Siを0.03%より少な
くすることは、地金純度を高くしなければならなくなり
、経済的な利点が失われる。
.0%より多くなるとA1bFe化合物よりAl−Fe
−8t化合物が生成しやすくなり、青みグレー色が得ら
れなくなる。しかも、固溶5iffiの増加により加熱
時に単体Stが析出しやすく、加熱時の皮膜色のばらつ
きを生じやすくなる。また、Siを0.03%より少な
くすることは、地金純度を高くしなければならなくなり
、経済的な利点が失われる。
Cu : Cuはその添加によりエツチング性がよくな
り、その結果陽極酸化皮膜色が均一になるが、0.5%
よりも多く添加されると陽極酸化皮膜色が不均一なもの
となるので好ましくない。また、Cuを0.005%よ
り少なくすることは、上記効果が得られない。
り、その結果陽極酸化皮膜色が均一になるが、0.5%
よりも多く添加されると陽極酸化皮膜色が不均一なもの
となるので好ましくない。また、Cuを0.005%よ
り少なくすることは、上記効果が得られない。
Mg : Mgはグレー発色性を損わずに強度を向上す
るのに効果のある元素である。その添加量が0.5%よ
り多いと加工性を著しく劣化させるため好ましくない。
るのに効果のある元素である。その添加量が0.5%よ
り多いと加工性を著しく劣化させるため好ましくない。
また、0.1%より少ないと高強度化の効果が得られな
い。
い。
その他成分二合金溶製に際し結晶組織改善のためしばし
ば添加される 0.1%までのTiおよび0.05%ま
でのBの添加は、本発明合金材料の陽極酸化皮膜色の安
定化に特に影響がないので差支えない。
ば添加される 0.1%までのTiおよび0.05%ま
でのBの添加は、本発明合金材料の陽極酸化皮膜色の安
定化に特に影響がないので差支えない。
冷却速度:冷却速度が1℃/sec以下ではより小さい
範囲では、凝固で生成する共晶組織が粗になりストリー
クの原因となる。また、冷却速度が50℃/secを超
えると発色に寄与する共晶化合物の生成が少なくなり、
グレー色が得られにくくなる。
範囲では、凝固で生成する共晶組織が粗になりストリー
クの原因となる。また、冷却速度が50℃/secを超
えると発色に寄与する共晶化合物の生成が少なくなり、
グレー色が得られにくくなる。
加工熱処理温度二元色に寄与する化合物は550℃以上
の熱処理によって溶入化するため、グレー色が得られに
くくなる。
の熱処理によって溶入化するため、グレー色が得られに
くくなる。
[実施例]
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1(鋳塊における冷却速度と皮膜色の関係)
表1に示すアルミニウム合金について冷却速度と陽極酸
化皮膜色の関係を調べた。
化皮膜色の関係を調べた。
冷却速度は熱電対を鋳型内に固定し溶湯が凝固するとき
の温度変化を測定し、得られた温度一時間線図の傾きか
ら求めた。
の温度変化を測定し、得られた温度一時間線図の傾きか
ら求めた。
冷却速度を測定して製造した鋳塊に厚さ15μIIIの
陽極酸化皮膜を表2に示す陽極酸化処理条件でつけ、そ
の陽極酸化皮膜色を測定した。
陽極酸化皮膜を表2に示す陽極酸化処理条件でつけ、そ
の陽極酸化皮膜色を測定した。
皮膜の測色は、β。/42.タイプの71!II色計(
日本重色工業■製NDIOID)を用いた。測定場所は
、鋳塊の冷却速度を測定したところとした。また、各々
鋳込み方向(0″、180’ ) 、鋳込み方向と直角
の方向(90”、270°)の4方向から測色し、その
平均値を求め測色値とした。表色系はLab 表色系
とした。
日本重色工業■製NDIOID)を用いた。測定場所は
、鋳塊の冷却速度を測定したところとした。また、各々
鋳込み方向(0″、180’ ) 、鋳込み方向と直角
の方向(90”、270°)の4方向から測色し、その
平均値を求め測色値とした。表色系はLab 表色系
とした。
L 値は明度を表す(+側:赤、−側:緑)。
a′1′値は赤み緑みを表す(+側2赤、−側;緑)。
b*値は黄み青みを表す(+側:黄、−側:青)。
鋳塊の冷却速度と皮膜色の関係を第1図に示す。
Niを添加しないNo、1の試料の場合、冷却速度の変
化により著しくL 値が変化する。これに対し、Niを
0.10%添加したNo、2の材料では、L 値の変化
は少なくなる。また、0,56%および1.16%Ni
を添加したNo、3.4の試料ではさらにL*値の変動
は小さくなる。しかし、1.85%添加したNo、5で
はL 値は冷却速度に対し安定しているが鋳塊内に多く
の筋状または点状のむらが見られ均一な組織とならない
。
化により著しくL 値が変化する。これに対し、Niを
0.10%添加したNo、2の材料では、L 値の変化
は少なくなる。また、0,56%および1.16%Ni
を添加したNo、3.4の試料ではさらにL*値の変動
は小さくなる。しかし、1.85%添加したNo、5で
はL 値は冷却速度に対し安定しているが鋳塊内に多く
の筋状または点状のむらが見られ均一な組織とならない
。
また、b 値はNiの添加量の増加と共に上昇しl、6
5%Ni添加の合金では青みのグレーは得られなくなる
。
5%Ni添加の合金では青みのグレーは得られなくなる
。
実施例2
表3に示すNo、6〜No、19の主成分を有するアル
ミニウム合金鋳塊(500’ X 10100Oを半連
続鋳造により表3記載の冷却速度で作成し、[5Il1
m面削後、440℃に加熱し熱間圧延し、BfflII
l板とした。その後冷間圧延により 3+nm板とした
後、400℃(ただしNo、19は600℃)で中間焼
鈍し、冷間圧延により 2IIIll板とした。
ミニウム合金鋳塊(500’ X 10100Oを半連
続鋳造により表3記載の冷却速度で作成し、[5Il1
m面削後、440℃に加熱し熱間圧延し、BfflII
l板とした。その後冷間圧延により 3+nm板とした
後、400℃(ただしNo、19は600℃)で中間焼
鈍し、冷間圧延により 2IIIll板とした。
この板を、表2に示す条件で陽極酸化処理しその皮膜色
を測定した。その結果を表4に示す。皮膜色の平均値と
皮膜色の変動幅(ΔL8値;Δa*値;Δb*値:ΔL
*−L*11、*
*L M l 6 s Δ a −a
mat a ml++ s*** Δb −b 、、、−b ml。)は、板幅方向
3カ所と圧延方向5カ所の計15点からもとめた。
を測定した。その結果を表4に示す。皮膜色の平均値と
皮膜色の変動幅(ΔL8値;Δa*値;Δb*値:ΔL
*−L*11、*
*L M l 6 s Δ a −a
mat a ml++ s*** Δb −b 、、、−b ml。)は、板幅方向
3カ所と圧延方向5カ所の計15点からもとめた。
また、皮膜色の平均値とその変動幅に加えて、ストリー
ク発生状況の目視観察を行ない皮膜色のばらつきとして
評価した。
ク発生状況の目視観察を行ない皮膜色のばらつきとして
評価した。
本発明による′材料No、6〜No、13はいずれも皮
膜色の変動幅の少ない安定した青みグレー色の陽極酸化
皮膜を生成する。
膜色の変動幅の少ない安定した青みグレー色の陽極酸化
皮膜を生成する。
一方、比較する材料N o、14〜N o、19はSi
、Fe、Cu、Niff1、中間焼鈍温度のいずれかが
請求範囲外となっているため、青みグレー色でも皮膜色
のばららつきが大きく帯状ストリーりの有するもの(N
o、14、N o、15) 、青みグレー色を得られ
ず、かつ、皮膜面のばらつきが大きいもの(N o、1
8、No、17、No、18) 、皮膜色のばらつきや
帯状ストリークは生じなくても青みグレー色を得られな
いもの(N o、19)となっている。
、Fe、Cu、Niff1、中間焼鈍温度のいずれかが
請求範囲外となっているため、青みグレー色でも皮膜色
のばららつきが大きく帯状ストリーりの有するもの(N
o、14、N o、15) 、青みグレー色を得られ
ず、かつ、皮膜面のばらつきが大きいもの(N o、1
8、No、17、No、18) 、皮膜色のばらつきや
帯状ストリークは生じなくても青みグレー色を得られな
いもの(N o、19)となっている。
注2)造塊時冷却速変は鋳肌から51■〜60■■の範
囲で油淀表4 陽極酸(b皮膜色とその振れ幅 * Δb 値≦0.5) X:皮膜色のばらつきあり *** 注2)青みグレー色(L 値<78.0、a 値<0.
00、b 値<0.00)得られず注3)o:帯状スト
リークの発生なし ×:帯状ストリーク発生 実施例3 実施例2と同様の方法により、表5に示すNo、2Q〜
21の主成分を有するアルミニウム合金板を作成し、陽
極酸化処理を行った。これらの試料の皮膜色と耐力を表
6に示す。
囲で油淀表4 陽極酸(b皮膜色とその振れ幅 * Δb 値≦0.5) X:皮膜色のばらつきあり *** 注2)青みグレー色(L 値<78.0、a 値<0.
00、b 値<0.00)得られず注3)o:帯状スト
リークの発生なし ×:帯状ストリーク発生 実施例3 実施例2と同様の方法により、表5に示すNo、2Q〜
21の主成分を有するアルミニウム合金板を作成し、陽
極酸化処理を行った。これらの試料の皮膜色と耐力を表
6に示す。
本発明による材料(N o、20)はMgを添加しない
材料(N o、21)に対して皮膜色の変化はほとんど
なく、しかもその耐力において注1)鋳肌から5−一〜
60s■の範囲における。
材料(N o、21)に対して皮膜色の変化はほとんど
なく、しかもその耐力において注1)鋳肌から5−一〜
60s■の範囲における。
注2)成分残はAlと不純物
[発明の効果]
本発明で得られる合金鋳塊およびその加工材は、安定し
た青みグレー色の陽極酸化皮膜を得ることができる。
た青みグレー色の陽極酸化皮膜を得ることができる。
第1図は鋳塊の冷却速度と陽極酸化皮膜色との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
Claims (4)
- (1)1.0%<Fe≦2.2%(重量%、以下同じ)
、0.03%≦Si≦1.0%、0.005%≦Cu≦
0.5%と0.05%≦Ni≦1.2%を含み、残部A
lと不可避的不純物から成るアルミニウム合金を溶解し
、これを1〜50℃/secの冷却速度で凝固させて鋳
塊とすることを特徴とする安定した青みグレー色の陽極
酸化皮膜を生成するアルミニウム合金鋳塊の製造方法。 - (2)請求項(1)における合金鋳塊を550℃より低
い温度で圧延、押出し、熱処理の組合せからなる加工熱
処理法で加工することを特徴とする安定した青みグレー
色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造
方法。 - (3)1.0%<Fe≦2.2%(重量%、以下同じ)
、0.03%≦Si≦1.0%、0.005%≦Cu≦
0.5%、0.1%≦Mg≦0.5%と0.05%≦N
i≦1.2%を含み、残部Alと不可避的不純物から成
るアルミニウム合金を溶解し、これを 1〜50℃/s
ecの冷却速度で凝固させて鋳塊とすることを特徴とす
る安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成するアル
ミニウム合金鋳塊の製造方法。 - (4)請求項(3)における合金鋳塊を550℃より低
い温度で圧延、押出し、熱処理の組合せからなる加工熱
処理法で加工することを特徴とする安定した青みグレー
色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12789289A JPH02310347A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12789289A JPH02310347A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02310347A true JPH02310347A (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=14971241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12789289A Pending JPH02310347A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 安定した青みグレー色の陽極酸化皮膜を生成するアルミニウム合金材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02310347A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109468497A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-15 | 上海应用技术大学 | 一种高导热铝合金材料及废铝回收制备该材料的方法 |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP12789289A patent/JPH02310347A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109468497A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-15 | 上海应用技术大学 | 一种高导热铝合金材料及废铝回收制备该材料的方法 |
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