JP3200523B2 - グレー発色用時効硬化型アルミニウム合金押出形材及びその製造方法 - Google Patents

グレー発色用時効硬化型アルミニウム合金押出形材及びその製造方法

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JP3200523B2 JP27015494A JP27015494A JP3200523B2 JP 3200523 B2 JP3200523 B2 JP 3200523B2 JP 27015494 A JP27015494 A JP 27015494A JP 27015494 A JP27015494 A JP 27015494A JP 3200523 B2 JP3200523 B2 JP 3200523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陽極酸化を施して使用
される用途のアルミニウム合金押出形材、特に装飾性が
要求されるサッシ、カーテンウォール、門扉等の建築内
外装用形材、あるいはオーディオ機器等の電気製品フレ
ームなどに使用されるグレー発色用時効硬化型アルミニ
ウム合金押出形材及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、建
築用アルミニウム合金押出形材としては、耐食性が良い
こと、強度が高いこと、及び押出性がよいことから、J
ISA6000系、特に6063合金が多く用いられて
きた。これらの合金は、通常、陽極酸化処理を施して用
いられるが、その色はアルミニウム特有の銀白色(シル
バー)であり、さらに装飾性を高めるためNi、Co、
Sn等を含む電解液中で二次電解着色を行うが、これら
の色もブロンズ系の同系色に限られていた。一方、上記
以外の各種色調を有する建築用部材の需要も強く、特に
近年は落ちついた色調、質感を有する無彩色系のグレー
色が要求されている。
【0003】陽極酸化処理によりグレー発色をする合金
としては、従来からAl−Fe系、Al−Si系合金、
あるいはMgを添加して時効硬化型合金としたAl−M
g−Si合金が知られている。これらのうち、発色元素
としてFeを含む合金の場合、濃色化するためにFe量
を増加させると強度が低下し、また粗大なAl−Fe化
合物を形成ししかも不均一に分布するため、陽極酸化時
に色むらを発生する等の問題があった。
【0004】また、発色元素としてSiを含む合金の場
合、通常の熱処理条件、押出条件では発色に寄与する微
細な析出Siの量が少なく、濃色化が困難であった。さ
らに陽極酸化皮膜を厚くすることにより濃色化は可能で
あるが、陽極酸化処理に多量の電力を必要とし経済的で
はないこと、及び膜厚の増加とともに黄色味と赤味が増
し、本来目的としている無彩色系とは異なる色調になる
ことが問題であった。特にMgを添加した時効硬化型合
金の場合、時効処理時のMg2 Siの析出反応によって
発色元素であるSiが消費されること、微細な析出Si
の均一な分散化が困難なことなど、冶金学的な要素が複
雑に絡み合うため、強度を含め、希望する色調、濃さを
安定して再現性良く得ることは極めて困難であった。
【0005】したがって、本発明の目的は、上記のよう
な課題を解決し、JISA6063T5処理合金と同等
の強度を有し、しかも陽極酸化処理によって無彩色系の
濃いグレー色を発現する時効硬化型アルミニウム合金形
材を提供することにある。さらに本発明の目的は、陽極
酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に安定して再現
性良く発色する高強度の時効硬化型アルミニウム合金形
材を生産性良く製造できる方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によれば、Si 0.9〜3.0wt%、M
g 0.3〜0.6wt%、Fe 0.3wt%未満を
含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金ビ
レット、または上記成分の他にTi 0.005〜0.
1wt%単独もしくはB 0.001〜0.02wt%
と組み合わせて含有してなる合金ビレットを、350〜
480℃で2〜12時間均熱化処理を施し、ビレット温
度380〜450℃の範囲で押出加工した後、170〜
200℃の範囲で2〜8時間時効処理することによっ
て、金属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μm
の析出物が全個数の85%以上で均一に分布し、陽極酸
化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する押出形
材を得ることを特徴とする時効硬化型アルミニウム合金
押出形材の製造方法が提供される。
【0007】さらに本発明によれば、前記方法により、
Si 0.9〜3.0wt%、Mg0.3〜0.6wt
%、Fe 0.3wt%未満を含有し、残部がAl及び
不可避的不純物からなり、あるいは、Si 0.9〜
3.0wt%、Mg 0.3〜0.6wt%、Fe
0.3wt%未満、及びTi 0.005〜0.1wt
%単独もしくはB 0.001〜0.02wt%と組み
合わせて含有し、残部がAl及び不可避的不純物からな
り、金属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μm
の析出物が全個数の85%以上で均一に分布しており、
陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する
ことを特徴とする時効硬化型アルミニウム合金押出形材
が提供される。なお、本明細書中で言う無彩色系の濃い
グレー色とは、JIS Z 8729に規定される物体
色の表示方法で表現した明度指数L* (明度:エルスタ
ー)、及びクロマティクネス指数a* (緑味〜赤味:エ
ースター)、b* (青味〜黄味:ビースター)の値が、
それぞれ45<L* <80、−1<a* <1、0<b*
<2の色調と定義される。
【0008】
【発明の作用及び態様】本発明者らは、前記した目的を
達成するために種々実験・検討を重ねた結果、時効硬化
型アルミニウム合金において、合金組成及び製造方法を
適切に制御することにより、JISA6063 T5処
理合金と同等の強度を有し、しかも陽極酸化処理によっ
て無彩色系の濃いグレー色を発現する時効硬化型アルミ
ニウム合金押出形材が得られることを見い出し、本発明
を完成するに至った。すなわち、本発明の特徴は、原材
料としてSi 0.9〜3.0wt%、Mg0.3〜
0.6wt%、Fe 0.3wt%未満を含有し、残部
がAl及び不可避的不純物からなる合金ビレット、また
は上記成分の他にTi 0.005〜0.1wt%単独
もしくはB 0.001〜0.02wt%と組み合わせ
て含有してなる合金ビレットを用いると共に、これを3
50〜480℃で2〜12時間均熱化処理を施し、ビレ
ット温度380〜450℃の範囲で押出加工した後、1
70〜200℃の範囲で2〜8時間時効処理することに
あり、この特定組成の原材料(合金ビレット)と特定範
囲の熱処理・押出加工など製造条件の組合せにより、金
属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μmの析出
物が全個数の85%以上で均一に分布し、陽極酸化後の
色調が無彩色系の濃いグレー色、すなわち45<L*
80、−1<a* <1、0<b* <2の範囲の色調に発
色する押出形材を得るものである。
【0009】以下、本発明について詳しく説明すると、
まず合金ビレットとしては、前記したように、Si
0.9〜3.0wt%、Mg 0.3〜0.6wt%、
Fe0.3wt%未満を含有し、さらに必要に応じてT
i0.005〜0.1wt%単独もしくはB 0.00
1〜0.02wt%と組み合わせて含み、残部がAl及
び不可避的な不純物からな組成のものを用いる。そこ
で、以下に上記金属成分の限定理由について説明する。
【0010】Siは、時効処理により形材の強度を向上
させるとともに、陽極酸化時に金属Si粒子として陽極
酸化皮膜中に均一に分布しグレー発色に寄与する重要な
元素である。すなわち、押出加工後の時効処理において
Mgと結合してMg2 Siを形成し、形材の強度を保証
する。一方、残りのSiは陽極酸化処理によって酸化さ
れずに金属Siとして皮膜中に残存し、この金属Siが
光を吸収することによってグレー色を発現する。グレー
発色させるためには、合金中のSi量は化学量論的にM
g量に対して重量比で0.6以上必要であるが、濃いグ
レー色を得るためには1.5以上が好ましい。したがっ
て、添加するSi量は、後述するMg量から0.9wt
%以上とする必要がある。一方、Si量が3wt%を越
えると、濃色化の度合いは増すが、陽極酸化後の皮膜の
耐食性が不十分となり、さらに黄色味が増すことから、
本発明の目的である無彩色系とは異なる色調となる。
【0011】ところで、合金中の金属Siは、鋳造凝固
時の晶出Si粒子と均熱化処理時に析出する析出Si粒
子に分けられるが、晶出Siはその大きさが数μm〜3
0μmと大きく、発色に寄与しないことが知られてい
る。これに対し、析出Siは均熱化処理条件にもよる
が、一般的に粒子径が小さくかつその数が多いことか
ら、入射光の吸収点として有効に働く。本発明者らは、
添加Si量と析出Si粒子径及び濃色化との度合いを綿
密に検討した結果、少ないSi量で最も有効に働かせ濃
色のグレー色を得るためには、析出粒子のうちその粒径
が0.1〜2μmの範囲のものが全体の85%以上存在
することが必要であるという知見を得た。
【0012】図1乃至図3は、種々のSi含有量のアル
ミニウム合金押出形材の析出Si粒子の粒度分布につい
て透過電子顕微鏡で調べた具体的な実例である。なお、
析出Siの粒子径と個数は、透過電子顕微鏡で任意の部
分を数か所写真撮影し、粒径別に個数を積算したもので
ある。また、各押出形材はAl−xSi(x=0.9,
1.8又は3.0wt%)−0.55Mg−0.15F
e−0.01Tiの組成の合金ビレットを400℃で7
時間均熱化処理し、ビレット温度430℃で押出加工し
た後、190℃で4時間T5時効処理したものである。
いずれの組成の場合でも、析出粒子径0.1〜2μmの
範囲のものが全体の85%以上存在していることがわか
る。一方、析出粒子径が2μm以上のものが多い場合に
は、図1乃至図3に示すものに比べ、濃色化の度合いは
小さく薄いグレー色となる。また、析出粒子径が0.1
μm未満のものが多い場合には黄色味を帯び、本発明の
無彩色系のグレー色とは異なる色調となった。このよう
に、析出Siの85%以上が粒子径0.1〜2μmの範
囲のSi析出粒子を合金中に均一に分散させることが本
発明の大きな要点である。
【0013】Mgは時効硬化型アルミニウム合金では必
須元素であり、製造工程の最終時効熱処理時にMg2
iとして析出することにより強度を保証する。Mg量が
0.3%未満では、目的とする6063 T5処理材な
みの強度は得られない。したがって、Mg量の下限は
0.3wt%とする必要がある。一方、0.6wt%を
越えると、強度は高くなるが、極端に押出性が低下し、
また析出したMg2 Siが陽極酸化皮膜中に多量に存在
することにより発色状態が変化し、黄色味を帯びてくる
ため、好ましくない。
【0014】Feは合金鋳造時の鋳造割れを緩和し、鋳
造速度を向上させる為に添加される。しかし、0.3w
t%以上添加すると、粗大なAl−Fe系金属間化合物
の生成により、色むらの原因となり均一な発色が損なわ
れると共に、強度も低下することから、Fe量の上限は
0.3wt%とする必要がある。なお、Fe添加による
上記効果を十分に発揮させるためには、Fe量は0.0
1wt%以上とすることが好ましい。
【0015】本発明においては、前記成分の他に、結晶
粒を微細化して、押出加工性を向上させるために、Ti
単独あるいはTiとBを組み合わせて添加することがで
きる。しかしながら、Ti、B含有の母合金の価格は通
常のアルミニウム合金に比べて高いため、経済コストを
考慮しながら選択する必要がある。また添加する場合、
Tiが0.005wt%未満では上記の効果が発揮され
ず、一方、0.1wt%を越えると、粗大なTiAl3
の生成により、形材表面にストリークやケズレを発生し
外観を損なう可能性があるため、0.005〜0.1w
t%とする必要がある。Tiと組み合わせて添加するB
も同様の理由で0.001〜0.02wt%とする必要
がある。
【0016】上記組成の合金ビレットは、本発明に従っ
て熱処理及び押出加工に付される。具体的には前記組成
の合金組成の溶湯を常法に従って鋳造し、その後350
〜480℃の範囲で2〜12時間均熱化処理を施し、ビ
レット温度380〜450℃の範囲で押出加工した後、
170〜200℃の範囲で2〜8時間時効処理すること
によって、金属Si析出物のうちその大きさが0.1〜
2μmの析出物が全個数の85%以上で均一に分布し、
陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する
アルミニウム合金押出形材が得られる。以下、各工程に
ついて詳しく説明する。
【0017】鋳造後の均熱化処理工程は、アルミニウム
中に固溶したSiを微細に析出させ、後の陽極酸化時に
濃いグレー色を発現させるための重要な工程である。適
正な処理条件を選択することにり、発色に寄与する析出
Siの粒径を制御し、同一Si量で最も効率よく濃色化
を達成することが重要である。処理温度が350℃未満
では、析出Siの粒子径が0.1μm以下のものが多く
なり、色調が黄色味を帯びるようになるため適切ではな
い。また、Mg2 Siが粗大に析出し、後の押出加工時
に再固溶しきれずに最終形材の強度が低下する恐れがあ
る。一方、処理温度が480℃を越えると、金属Siの
析出反応が促進され、粒径が2μm以上に成長し、発色
に寄与しなくなり、同一組成でも淡色化するようにな
る。したがって、均熱化の処理温度は350〜480℃
の範囲にする必要があり、処理時間も各温度に対応させ
て2〜12時間の範囲にする必要がある。さらに安定し
た色調を得るためには、処理温度380〜430℃、処
理時間5〜10時間が好ましい。
【0018】上記均熱化処理の後には、所定の形状に成
形する押出加工を行う。押出加工時には、良好な成形性
を確保するため、ビレット(鋳塊)を加熱する必要があ
るが、ビレット温度が380℃未満では押出性が著しく
低下し、実用的ではない。一方、ビレット温度が450
℃を越えると、均熱化処理で微細に析出したSiの合金
中への再固溶が始まり、陽極酸化後の色調が黄色味を帯
びてくること、さらには全体の色調が薄くなってしまう
ため、ビレット加熱温度は380〜450℃にする必要
がある。
【0019】時効硬化型合金の特徴は、合金成形の最終
工程で熱処理を施し、Mg2 Siの析出を促すことによ
り所定の強度を得ることである。本発明合金の場合、強
度と色調を同時に満足させるため処理条件の設定は重要
である。すなわち、170℃未満の温度あるいは2時間
以内の条件ではMg2 Siの析出が十分ではなく、60
63 T5処理合金並の強度は得られない。一方、時効
処理温度が200℃を越えるかあるいは8時間を越える
と、Mg2 Siの析出が促進され、強度は十分に得られ
るが、多量に析出したMg2 Siが陽極酸化後の皮膜に
存在することにより発色状態が変化し、黄色味を帯び、
さらに均一性が損なわれる。さらに処理温度を高くした
り、処理時間を長くすると、強度の低下を招く。したが
って、時効処理条件は170〜200℃、2〜8時間の
範囲に規定する必要がある。なお、上記の条件の範囲内
であれば二段時効等の処理を行っても差し支えない。
【0020】以上のように合金の成分条件及び押出加工
条件を規制してSiの析出状態を制御することにより、
JISA6063 T5処理合金と同等の強度を有し、
しかも陽極酸化処理によって無彩色系の濃いグレー色を
発現する時効硬化型アルミニウム合金押出形材を得るこ
とができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を示して本発明について具体的
に説明するが、本発明が下記実施例に限定されるもので
ないことはもとよりである。
【0022】実施例1 下記表1に示す組成の合金をホットトップ型鋳造炉で鋳
造後、410℃で7時間均熱化処理を施した後、ビレッ
ト温度400℃に加熱し押出加工を行い、所定の形状に
成形した。この形材を処理温度190℃で4時間時効処
理を施し、その後すみやかに陽極酸化処理を行った。陽
極酸化処理は、硫酸浴を用いて行い、その濃度、温度、
電流密度等の条件及び前処理、封孔処理などは通常一般
に用いられる方法で行った。なお、陽極酸化皮膜の厚さ
は20μmになるように調整した。得られた試料の色調
は、JIS Z 8729に規定される表示方法に従い
表現し、前述の定義を基に判定した。また、材料特性と
して機械的性質を測定し、対象としている6063 T
5処理材と比較し、評価した。さらに皮膜の耐食性につ
いてJIS H 8601に基づいてCASS試験を行
い、6063 T5処理材と同等の場合を○、劣る場合
を×とした。これらの結果を表2に示す。
【表1】
【0023】
【表2】 表2から明らかなように、本発明の合金形材No.1〜
12は、いずれも6063合金なみの強度を持ち、耐
力、伸びとも十分に満足するものである。また、色調を
表す指標であるL* 、a* 、b* 値も本発明で規定する
範囲内に入っており、耐食性も良好である。
【0024】これに対し、比較例のNo.13はMg含
有量が0.2wt%と低い試料であるが、引張強さが1
5.1kgf/mm2 とJIS規格に定められた606
3T5処理材の強度(16.0kgf/mm2 以上)を
満足していない。0.2%耐力についても同様である。
No.14はMg含有量が0.7wt%と高いため機械
的性質は満足するが、Mg2 Siの析出量が多いため色
調が黄色味を帯び(b* 値:2.15)、本発明の目的
とする無彩色系の色調とは異なっている。
【0025】No.15はSi含有量が0.6wt%と
低いため、色濃度を表すL*値が82.3と高く、本発
明で規定する45<L*値<80を外れており、色調が
淡くなっている。本合金でも陽極酸化皮膜の厚さを厚く
すれば濃いグレー色を得ることは可能であるが、前述の
ように膜厚は陽極酸化処理の通電量とも比例するので多
量の電力を必要とし、経済的ではない。No.16はS
i含有量が3.5wt%と高い合金であり、機械的性
質、色調とも満足するものであるが、析出した金属Si
が皮膜中に多量に存在し、陽極酸化皮膜の本来の目的で
ある耐食性が十分ではない。
【0026】実施例2 表1に示した本発明合金のうち、No.5、6及び8に
ついて下記表3に示す製造条件で合金形材を製造し、実
施例1と同様の評価を行い、さらにそれに加えて、析出
Si全体の個数に対する0.1〜2μmの粒径のSi量
の割合(個数比率)及び押出性の評価を行った。ここ
で、析出Siの粒子径と個数は、透過電子顕微鏡で任意
の部分を数か所写真撮影し、粒径別に個数を積算した。
また、押出性の評価は、所定の速度で押出を行い、各試
料(押出材)の表面にケズレ、ピックアップ等が無く、
品質上問題がない試料を合格とした。尚、陽極酸化処理
については実施例1と同様の処理をした。その結果を表
4に示す。
【表3】
【0027】
【表4】 表4中、試料No.1〜10に示した本発明による製造
方法で作製した試料は、表2に示した6063合金と同
等の機械的性質を持ち、しかも色調も本発明で規定する
範囲内に入っており、さらに生産性に大きく影響を及ぼ
す押出性も良好であった。
【0028】これに対し、比較例のNo.11〜13は
均熱処理温度が低く、黄色味を表すb* 値が本発明の合
金形材に比べ著しく大きくなっており、本発明の目的と
する無彩色系のグレーとは大きく異なる。これは、前述
のように析出した金属Siの多くが粒径0.1μm以下
であることに起因している。さらに、引張強さも本発明
の合金形材に比べ4〜5kgf/mm2 低い値であり、
同一合金組成の本発明形材の特性を十分に発揮している
とは言えない。No.14〜16は均熱化処理温度を高
く設定して作製した試料であるが、処理温度が高いため
析出したSiが成長し、粒径が大きくなり発色に寄与す
る微細な析出Siが少なくなったため、色濃度を表すL
* 値は本発明の合金形材に比べ高く(淡く)なってい
る。特に、No.14とNo.16ではその傾向が顕著
であり、同一組成の試料(No.1とNo.7)に比
べ、10以上の差が認められる。
【0029】No.17〜19は押出時のビレット温度
を低く設定した試料であるが、押出性が極めて悪く、時
には詰まり等を発生し、実生産を考慮した場合、生産性
の観点から適する製造条件ではない。また、機械的特性
も均熱化処理時に析出したMg2 Siがビレット加熱時
に十分再固溶しきれず、最終工程の時効処理を施しても
満足する強度が得られない。逆にビレット加熱温度を高
くした試料No.20〜22では、押出性は良好である
が、析出Siが合金中に再固溶し始め、L* 値の違いか
らも明らかなように、同一合金組成の本発明形材に比べ
薄くなる傾向を示す。
【0030】No.23〜28は時効処理温度を変えて
作製した試料である。時効処理温度を150℃と低くし
た試料は、色調は満足するが、引張強さは16kgf/
mm2 以下と本発明の製造方法で作製した試料に比べ6
kgf/mm2 以上も低く、合金組成の特性を効果的に
発揮しているとは言えない。また、時効処理時間を長く
すれば強度は上がるが、生産性の観点から効率的なもの
ではない。時効処理温度を高く設定した場合も同様であ
り、本発明の製造方法で作製した試料に比べ強度が低く
なっている。また、黄色味を表すb* 値も本発明の同一
合金組成の試料に比べ大きくなっており、本発明の目的
とする6063 T5処理合金なみの強度を有し、しか
も陽極酸化処理により無彩色系の濃いグレー色に発色す
る合金を最も効果的に達成する方法とは言いがたい。
【0031】実施例3 下記表5に示す組成の合金をホットトップ型鋳造炉で鋳
造後、410℃で7時間均熱化処理を施した後、ビレッ
ト温度400℃に加熱し押出加工を行い、所定の形状に
成形した。この形材を処理温度190℃で4時間時効処
理を施し、その後すみやかに陽極酸化処理を行った。陽
極酸化処理は、硫酸浴を用いて行い、その濃度、温度、
電流密度等の条件及び前処理、封孔処理などは通常一般
に用いられる方法で行った。なお、陽極酸化皮膜の厚さ
は20μmになるように調整した。得られた試料の色調
は、JIS Z 8729に規定される表示方法に従い
表現し、前述の定義を基に判定した。また、材料特性と
して機械的性質を測定し、対象としている6063 T
5処理材と比較し、評価した。さらに皮膜の耐食性につ
いてJIS H 8601に基づいてCASS試験を行
い、6063 T5処理材と同等の場合を○とした。こ
れらの結果を表6に示す。
【表5】
【0032】
【表6】 表6から明らかなように、本発明の合金形材No.1〜
12は、いずれも6063合金なみの強度を持ち、耐
力、伸びとも十分に満足するものである。また、色調を
表す指標であるL* 、a* 、b* 値も本発明で規定する
範囲内に入っており、耐食性も良好である。
【0033】実施例4 表5に示した本発明合金のうち、No.3、9及び10
について下記表7に示す製造条件で合金形材を製造し、
実施例2と同様の評価を行った。尚、陽極酸化処理につ
いては実施例3と同様の処理をした。その結果を表8に
示す。
【表7】
【0034】
【表8】 表8中、試料No.1〜10に示した本発明による製造
方法で作製した試料は、表2に示した6063合金と同
等の機械的性質を持ち、しかも色調も本発明で規定する
範囲内に入っており、さらに生産性に大きく影響を及ぼ
す押出性も良好であった。
【0035】これに対し、比較例のNo.11〜13は
均熱処理温度が低く、黄色味を表すb* 値が本発明の合
金形材に比べ著しく大きくなっており、本発明の目的と
する無彩色系のグレーとは大きく異なる。これは、前述
のように析出した金属Siの多くが粒径0.1μm以下
であることに起因している。さらに、引張強さも本発明
の合金形材に比べ4〜5kgf/mm2 低い値であり、
同一合金組成の本発明形材の特性を十分に発揮している
とは言えない。No.14〜16は均熱化処理温度を高
く設定して作製した試料であるが、処理温度が高いため
析出したSiが成長し、粒径が大きくなり発色に寄与す
る微細な析出Siが少なくなったため、色濃度を表すL
* 値は本発明の合金形材に比べ高く(淡く)なってい
る。特に、No.14とNo.16ではその傾向が顕著
であり、同一組成の試料(No.1とNo.7)に比
べ、10以上の差が認められる。
【0036】No.17〜19は押出時のビレット温度
を低く設定した試料であるが、押出性が極めて悪く、時
には詰まり等を発生し、実生産を考慮した場合、生産性
の観点から適する製造条件ではない。また、機械的特性
も均熱化処理時に析出したMg2 Siがビレット加熱時
に十分再固溶しきれず、最終工程の時効処理を施しても
満足する強度が得られない。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によれば、陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレ
ー色、すなわちJIS Z 8729に規定される物体
色の表示方法で表現した明度指数L* (明度)及びクロ
マティクネス指数a* (緑味〜赤味)、b* (青味〜黄
味)の値が、それぞれ45<L* <80、−1<a*
1、0<b* <2の範囲にある色調を安定して再現性良
く発色する高強度の時効硬化型アルミニウム合金形材を
生産性良く製造できる。得られる時効硬化型アルミニウ
ム合金形材は、今まで成し得なかったJISA6063
T5処理合金と同等の強度を有し、しかも上記無彩色
系の濃いグレー色を発現し、また耐食性等にも優れるた
め、建築材料等多様な用途に用いることが可能であり、
工業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従ってAl−0.9wt%Si
−0.55wt%Mg−0.15wt%Fe−0.01
wt%Tiの組成の合金ビレットから製造されたアルミ
ニウム合金押出形材における析出Si粒子の粒度分布を
示すグラフである。
【図2】本発明の方法に従ってAl−1.8wt%Si
−0.55wt%Mg−0.15wt%Fe−0.01
wt%Tiの組成の合金ビレットから製造されたアルミ
ニウム合金押出形材における析出Si粒子の粒度分布を
示すグラフである。
【図3】本発明の方法に従ってAl−3.0wt%Si
−0.55wt%Mg−0.15wt%Fe−0.01
wt%Tiの組成の合金ビレットから製造されたアルミ
ニウム合金押出形材における析出Si粒子の粒度分布を
示すグラフである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−143241(JP,A) 特開 平1−212734(JP,A) 特開 平2−254129(JP,A) 特開 平3−130342(JP,A) 特開 平7−126890(JP,A) 特開 平7−316706(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 21/00 - 21/08 C22F 1/08 - 1/057

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si 0.9〜3.0wt%、Mg
    0.3〜0.6wt%、Fe 0.3wt%未満を含有
    し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、350〜
    480℃で2〜12時間の均熱化処理、ビレット温度3
    80〜450℃の範囲での押出加工、及び170〜20
    0℃で2〜8時間の時効処理の条件で押出成形されてな
    り、金属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μm
    の析出物が全個数の85%以上で均一に分布しており、
    陽極酸化後の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する
    ことを特徴とする時効硬化型アルミニウム合金押出形
    材。
  2. 【請求項2】 Si 0.9〜3.0wt%、Mg
    0.3〜0.6wt%、Fe 0.3wt%未満、及び
    Ti 0.005〜0.1wt%単独もしくはB 0.
    001〜0.02wt%と組み合わせて含有し、残部が
    Al及び不可避的不純物からなり、350〜480℃で
    2〜12時間の均熱化処理、ビレット温度380〜45
    0℃の範囲での押出加工、及び170〜200℃で2〜
    8時間の時効処理の条件で押出成形されてなり、金属S
    i析出物のうちその大きさが0.1〜2μmの析出物が
    全個数の85%以上で均一に分布しており、陽極酸化後
    の色調が無彩色系の濃いグレー色に発色することを特徴
    とする時効硬化型アルミニウム合金押出形材。
  3. 【請求項3】 前記陽極酸化後の無彩色系の濃いグレー
    色は、JIS Z8729に規定される物体色の表示方
    法で明度指数L* 及びクロマティクネス指数a* 、b*
    の値が、それぞれ45<L* <80、−1<a* <1、
    0<b* <2である請求項1又は2に記載の時効硬化型
    アルミニウム合金押出形材。
  4. 【請求項4】 合金中のSi量はMg量に対して重量比
    で1.5以上である請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の時効硬化型アルミニウム合金押出形材。
  5. 【請求項5】 Si 0.9〜3.0wt%、Mg
    0.3〜0.6wt%、Fe 0.3wt%未満を含有
    し、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金ビレッ
    ト、または上記成分の他にTi 0.005〜0.1w
    t%単独もしくはB 0.001〜0.02wt%と組
    み合わせて含有してなる合金ビレットを、350〜48
    0℃で2〜12時間均熱化処理を施し、ビレット温度3
    80〜450℃の範囲で押出加工した後、170〜20
    0℃の範囲で2〜8時間時効処理することによって、金
    属Si析出物のうちその大きさが0.1〜2μmの析出
    物が全個数の85%以上で均一に分布し、陽極酸化後の
    色調が無彩色系の濃いグレー色に発色する押出形材を得
    ることを特徴とする時効硬化型アルミニウム合金押出形
    材の製造方法。
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