JPH02129336A - 暗灰黄色発色アルミニウム合金 - Google Patents
暗灰黄色発色アルミニウム合金Info
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- JPH02129336A JPH02129336A JP28235688A JP28235688A JPH02129336A JP H02129336 A JPH02129336 A JP H02129336A JP 28235688 A JP28235688 A JP 28235688A JP 28235688 A JP28235688 A JP 28235688A JP H02129336 A JPH02129336 A JP H02129336A
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Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、暗灰黄色発色アルミニウム合金に関するもの
である。
である。
^1−Si系合金の展伸材の陽極酸化皮膜が灰色を呈し
、建築材料等に使用されていることは良く知られている
。 しかしながら、代表的な自然発色アルミニウム合金であ
る4043合金は、本願発明のアルミニウム合金のよう
な暗灰黄色の色調のものが得られない。 さらには、陽極酸化処理条件のわずかな違いが皮膜色調
に敏怒に反映され、色ムラが生じやすいものである等の
欠点がある。 その池、Siが3 、5〜6 、5 w t%、Feが
O,1〜0.7wt%、Cuが0.3wL%以下、Mn
が0.3−0.65wt%、Mgが0.1wt%以下、
Tiが0.1wt%以下といったアルミニウム合金が提
案(特公昭50−37603号公報)されているものの
、本願発明のアルミニウム合金のような暗灰黄色の色調
のものは得られていない。
、建築材料等に使用されていることは良く知られている
。 しかしながら、代表的な自然発色アルミニウム合金であ
る4043合金は、本願発明のアルミニウム合金のよう
な暗灰黄色の色調のものが得られない。 さらには、陽極酸化処理条件のわずかな違いが皮膜色調
に敏怒に反映され、色ムラが生じやすいものである等の
欠点がある。 その池、Siが3 、5〜6 、5 w t%、Feが
O,1〜0.7wt%、Cuが0.3wL%以下、Mn
が0.3−0.65wt%、Mgが0.1wt%以下、
Tiが0.1wt%以下といったアルミニウム合金が提
案(特公昭50−37603号公報)されているものの
、本願発明のアルミニウム合金のような暗灰黄色の色調
のものは得られていない。
本発明の目的は、暗所黄色の色調で、建築材料等に使用
されるアルミニウム合金を提供することである。 この本発明の目的は、必須成分としてSiが0.8〜3
.5wt%、Feが0.1〜0.3wt%、Mgが0.
1〜0.4wt%、Tiが0.005〜0.1wt%含
まれ、残部がAlと不可避不純物とからなることを特徴
とする暗所黄色発色アルミニウム合金によって達成され
る。 又、必須成分としてSiが0.8〜3.5wt%、Fe
が0.1〜0.3wL%、M、が0 、1〜0 、4
w t%、Tiが0.005〜0.1wt%、Cuが0
.05〜1.0wt%含まれ、残部がAlと不可避不純
物とからなることを特徴とする暗所黄色発色アルミニウ
ム合金によって達成される。 又、上記のアルミニウム合金のビレットを均質化処理(
好ましくは約450〜580℃で実施)し、その後押出
し処理してから約250〜320℃で熱処理を行ない、
そして陽極酸化処理(好ましくは硫酸洛中で実施)され
てなる暗所黄色発色アルミニウム合金によって達成され
る。 このアルミニウム合金においてSi等の成分を上記のよ
うに限定したのは、次の理由に基づくものである。 Si Al中にSiを添加した材料を陽極酸化処理することに
よって、その皮膜中にSi粒子を存在させ、淡灰色に発
色させることは知られているが、本発明にあっては、こ
のSiは後述の熱処理との組合せによりコントロールさ
れた析出物を形成し、暗所黄色の皮膜を生成する為のも
のである。そして、Siが0.8wt%未満では析出物
量が不充分であり、逆に3.5wt%を越えてしまうと
押出加工性が不良となることから、Siの量は上述の通
りとした。 Fe FeがO,1wt%未満の添加では押出加工後の結晶粒
度が粗くなり、押出加工直後のストレッチ矯正あるいは
その後の曲げ加工等の塑性加工でオレンジビールが発生
し好ましくない、逆に、0.3wt%を越えた添加では
押出材の素材であるビレット中にFe系晶出物が形成さ
れ、押出の際押出材の表面粗度不良を発生することから
、Feの量は上述の通りとしな。 M。 M、が0.1%未溝の添加では押出材の成形加工後の熱
処理にて充分なM=、siが形成されず、強度不良とな
る:逆に、0.4wL%を越えた場合には、押出加工性
を劣化させることから、M、の景は上述の通りとした。 Si Tiが0.005wt%未満では、押出用のビレットの
結晶粒度を微細化するのに不充分である。逆に、0.1
wt%を越えた場合には、ビレット中にTi系の晶出物
を形成し、押出材の表面あるいは内部にストリンガ−状
の欠陥を形成することから、Tiの量は上述の通りとし
た。 Cu Cuは固溶、析出硬化により母材強度を高める為、高強
度が必要な場合に添加する。この場合0.05wt%未
満では効果が不充分であり、1.0wL%を越えると押
出時の圧力を高め、押出性を劣化させることから、Cu
の量は上述の通りとした。 そして、上記のアルミニウム合金の処理は次の通り行な
われる。尚、ここで熱処理等の条件を限定したのは次の
ような理由に基づくものである。 均質化処理 均質化処理が450℃未満の低すぎる温度では、均質化
処理が充分に行なわれに<<、鋳造後のミクロ的な偏析
が残存することから、陽極酸化処理後の色ムラや時紛処
理後の強度不良が発生する傾向があり、均質化処理は約
450℃以上で行なわれること、が望ましい。 そして、均質化処理が580℃を越えた高すぎる場合に
は、材料が部分的に共晶融解を起こす恐れがあり、均質
化処理は約580℃以下で行なわれることが望ましい。 均質化処理時間については、約1時間以上行なわれれば
充分である。但し、24時間以上実施してもこれ以内の
時間に比べて大きな改善効果は認められないことから、
あまり長時間する必要はない。 押出し処理 460℃未満の低すぎる予熱では、この後の押出加工で
の加工熱を加えても充分な溶体化がなされにくいことか
ら、予熱温度は約460℃以上であることが望ましい。 しかしながら、530℃を越えた高すぎる予熱では、加
工熱が加わると、押出中に材料が部分的に共晶融解する
恐れもあるから、予熱温度は約530℃以下であること
が望ましい。 そして、押出された製品が強制ファン冷却されると、予
熱及び加工熱で溶体化されたSi及びH,を析出させる
ことなく強制的に固溶し、次工程の時効処理を円滑にす
ることから、押出し処理後には冷却処理されることが望
ましい。 時効処理 本然処理の目的は、Siの微細な析出物を生成すること
によって暗所黄色の発色効果を得る外に、Mg1siの
析出物の生成により素材に必要な強度を得る為のもので
ある。 250℃未満の低すぎる温度では適切なサイズの析出物
が生成せず、逆に320℃を越えた高すぎる温度では材
料が焼鈍され、充分な強度が得られないことから、熱処
理温度は約250〜320℃の範囲内であることが大事
である。 処理時間については、約30分以上行なわれれば充分で
ある。但し、12時間以上実施してもこれ以内の時間に
比べて大きな効果は認められないことから、あまり長時
間する必要はない。
されるアルミニウム合金を提供することである。 この本発明の目的は、必須成分としてSiが0.8〜3
.5wt%、Feが0.1〜0.3wt%、Mgが0.
1〜0.4wt%、Tiが0.005〜0.1wt%含
まれ、残部がAlと不可避不純物とからなることを特徴
とする暗所黄色発色アルミニウム合金によって達成され
る。 又、必須成分としてSiが0.8〜3.5wt%、Fe
が0.1〜0.3wL%、M、が0 、1〜0 、4
w t%、Tiが0.005〜0.1wt%、Cuが0
.05〜1.0wt%含まれ、残部がAlと不可避不純
物とからなることを特徴とする暗所黄色発色アルミニウ
ム合金によって達成される。 又、上記のアルミニウム合金のビレットを均質化処理(
好ましくは約450〜580℃で実施)し、その後押出
し処理してから約250〜320℃で熱処理を行ない、
そして陽極酸化処理(好ましくは硫酸洛中で実施)され
てなる暗所黄色発色アルミニウム合金によって達成され
る。 このアルミニウム合金においてSi等の成分を上記のよ
うに限定したのは、次の理由に基づくものである。 Si Al中にSiを添加した材料を陽極酸化処理することに
よって、その皮膜中にSi粒子を存在させ、淡灰色に発
色させることは知られているが、本発明にあっては、こ
のSiは後述の熱処理との組合せによりコントロールさ
れた析出物を形成し、暗所黄色の皮膜を生成する為のも
のである。そして、Siが0.8wt%未満では析出物
量が不充分であり、逆に3.5wt%を越えてしまうと
押出加工性が不良となることから、Siの量は上述の通
りとした。 Fe FeがO,1wt%未満の添加では押出加工後の結晶粒
度が粗くなり、押出加工直後のストレッチ矯正あるいは
その後の曲げ加工等の塑性加工でオレンジビールが発生
し好ましくない、逆に、0.3wt%を越えた添加では
押出材の素材であるビレット中にFe系晶出物が形成さ
れ、押出の際押出材の表面粗度不良を発生することから
、Feの量は上述の通りとしな。 M。 M、が0.1%未溝の添加では押出材の成形加工後の熱
処理にて充分なM=、siが形成されず、強度不良とな
る:逆に、0.4wL%を越えた場合には、押出加工性
を劣化させることから、M、の景は上述の通りとした。 Si Tiが0.005wt%未満では、押出用のビレットの
結晶粒度を微細化するのに不充分である。逆に、0.1
wt%を越えた場合には、ビレット中にTi系の晶出物
を形成し、押出材の表面あるいは内部にストリンガ−状
の欠陥を形成することから、Tiの量は上述の通りとし
た。 Cu Cuは固溶、析出硬化により母材強度を高める為、高強
度が必要な場合に添加する。この場合0.05wt%未
満では効果が不充分であり、1.0wL%を越えると押
出時の圧力を高め、押出性を劣化させることから、Cu
の量は上述の通りとした。 そして、上記のアルミニウム合金の処理は次の通り行な
われる。尚、ここで熱処理等の条件を限定したのは次の
ような理由に基づくものである。 均質化処理 均質化処理が450℃未満の低すぎる温度では、均質化
処理が充分に行なわれに<<、鋳造後のミクロ的な偏析
が残存することから、陽極酸化処理後の色ムラや時紛処
理後の強度不良が発生する傾向があり、均質化処理は約
450℃以上で行なわれること、が望ましい。 そして、均質化処理が580℃を越えた高すぎる場合に
は、材料が部分的に共晶融解を起こす恐れがあり、均質
化処理は約580℃以下で行なわれることが望ましい。 均質化処理時間については、約1時間以上行なわれれば
充分である。但し、24時間以上実施してもこれ以内の
時間に比べて大きな改善効果は認められないことから、
あまり長時間する必要はない。 押出し処理 460℃未満の低すぎる予熱では、この後の押出加工で
の加工熱を加えても充分な溶体化がなされにくいことか
ら、予熱温度は約460℃以上であることが望ましい。 しかしながら、530℃を越えた高すぎる予熱では、加
工熱が加わると、押出中に材料が部分的に共晶融解する
恐れもあるから、予熱温度は約530℃以下であること
が望ましい。 そして、押出された製品が強制ファン冷却されると、予
熱及び加工熱で溶体化されたSi及びH,を析出させる
ことなく強制的に固溶し、次工程の時効処理を円滑にす
ることから、押出し処理後には冷却処理されることが望
ましい。 時効処理 本然処理の目的は、Siの微細な析出物を生成すること
によって暗所黄色の発色効果を得る外に、Mg1siの
析出物の生成により素材に必要な強度を得る為のもので
ある。 250℃未満の低すぎる温度では適切なサイズの析出物
が生成せず、逆に320℃を越えた高すぎる温度では材
料が焼鈍され、充分な強度が得られないことから、熱処
理温度は約250〜320℃の範囲内であることが大事
である。 処理時間については、約30分以上行なわれれば充分で
ある。但し、12時間以上実施してもこれ以内の時間に
比べて大きな効果は認められないことから、あまり長時
間する必要はない。
下記の表に示すアルミニウム合金の溶湯を半連続鋳造法
により直径278φIの鋳造ビレットに形成する。 この後、500℃×12時間の均質化処理を行ない、さ
らに押出前500℃で予熱し、そして押出形材をを実施
する。 この熱処理後、この形材を硫酸洛中で陽極酸化処理し、
表面に厚さ20μ−の皮膜を生成する。 上記各側で得たアルミニウム合金押出し材の色調等の特
性を調べたので、これを表に示す。
により直径278φIの鋳造ビレットに形成する。 この後、500℃×12時間の均質化処理を行ない、さ
らに押出前500℃で予熱し、そして押出形材をを実施
する。 この熱処理後、この形材を硫酸洛中で陽極酸化処理し、
表面に厚さ20μ−の皮膜を生成する。 上記各側で得たアルミニウム合金押出し材の色調等の特
性を調べたので、これを表に示す。
Claims (4)
- (1)Si0.8〜3.5wt%、Fe0.1〜0.3
wt%、Mg0.1〜0.4wt%、Ti0.005〜
0.1wt%で、残部がAlと不可避不純物とからなる
ことを特徴とする暗灰黄色発色アルミニウム合金。 - (2)Si0.8〜3.5wt%、Fe0.1〜0.3
wt%、Mg0.1〜0.4wt%、Ti0.005〜
0.1wt%、Cu0.05〜1.0wt%で、残部が
Alと不可避不純物とからなることを特徴とする暗灰黄
色発色アルミニウム合金。 - (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の暗灰黄色
発色アルミニウム合金において、該アルミニウム合金の
ビレットを均質化処理し、その後押出し処理してから約
250〜320℃で熱処理を行ない、そして陽極酸化処
理されてなるもの。 - (4)特許請求の範囲第3項記載の暗灰黄色発色アルミ
ニウム合金において、該アルミニウム合金のビレットの
均質化処理は約450〜580℃で行なわれるもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28235688A JPH02129336A (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 暗灰黄色発色アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28235688A JPH02129336A (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 暗灰黄色発色アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129336A true JPH02129336A (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=17651344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28235688A Pending JPH02129336A (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 暗灰黄色発色アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02129336A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02254129A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-12 | Kobe Steel Ltd | 灰色自然発色アルミニウム合金 |
US5911845A (en) * | 1994-10-11 | 1999-06-15 | Ykk Corporation | Extruded articles of age-hardening aluminum alloy and method for production thereof |
-
1988
- 1988-11-10 JP JP28235688A patent/JPH02129336A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02254129A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-12 | Kobe Steel Ltd | 灰色自然発色アルミニウム合金 |
US5911845A (en) * | 1994-10-11 | 1999-06-15 | Ykk Corporation | Extruded articles of age-hardening aluminum alloy and method for production thereof |
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