JPH02310225A

JPH02310225A - 不織布の搬送装置

Info

Publication number: JPH02310225A
Application number: JP13113489A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Kosugi; 小杉　延夫
Original assignee: TENRYU MOKUZAI KK
Current assignee: TENRYU MOKUZAI KK
Priority date: 1989-05-24
Filing date: 1989-05-24
Publication date: 1990-12-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、集積した不織布を一枚づつコンベヤに向けて
搬送する不織布の搬送装置に関するものである。

（従来の技術）一般に、不織布は曲がり易くしかも通気性があるため、
その両端にてクランプ装置により挟圧保持したり、その
上面にて吸盤により吸着したりすることができない。

このため従来では、集積した不織布をコンベヤに向けて
搬送する際には１作業者が手動により一枚づつ取り上げ
・てコンベヤに向けて搬送するようにしていた。

（発明が解決しようとする課題）上記従来のものは、手作業であるため、人件費が嵩むと
ともに、コンベヤ側への供給精度が不安定になる欠点が
あった。

本発明は、上記欠点を解消した新規な不織布の搬送装置
を得ることを目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は、上記目的を達成するために、以下の如く構成
したものである。

即ち、コンベヤの側方に、集積した不織布をコンベヤと
略等高位置まで揚上する揚上装置を設け、揚上装置の上
方に可動フレームを配置し、この可動フレームをコンベ
ヤと揚上装置との間を往復動させる横移動装置と、可動
フレームを上下動させる昇降装置とを設け、可動フレー
ムにクランプ装置を設け、このクランプ装置は、互いに
対向する一対のレバーと、各レバーの下端部に対向方向
に突出する刺しピンと、各レバーを対向方向に往復動さ
せる作動機構とからなる構成にしたものである。

また、前記各レバーは、可動フレームの両側に配置する
とともに、可動フレームの下面に平板状の加圧板を設け
る構成にしたものてせある。

（作用）本発明は上記構成にしたものであるから１作動機構によ
り各レバーを互いに接近方向に作動させると、各レバー
の下端部に設けた刺しピンが不織布の両側部に食い込み
、該不織布を係止することになる。

この状態で、昇降装置および横移動装置を作動させると
、可動フレームを介してクランプ装置が上下動および横
移動し、これに伴って不織布が上下方向および横方向に
移送されることになる。そして、移送終端側のコンベヤ
部で１作動機構により上記各レバーを拡開方向に作動さ
せると、レバーの下端部に設けた刺しピンが不織布の両
側部から抜け、不織布がクランプ装置から離脱すること
になる。

また、昇降装置により可動フレームをコンベヤに向けて
下降させると、可動フレームの下面に設けた加圧板が不
織布をコンベヤ方向に押圧することになる。

（実施例）以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。

図面において、第１図は本発明の実施例を示す正面図、
第２図はその側面図、第３図はクランプ装置部の一部断
面正面図、第４図はそのＡ−Ａ示図である。

第１図において、１はフームであり、左部にベルト式の
コンベヤ２を取付け、右部に揚上装置５を取付け、また
コンベヤ２と揚上装置５との中間部に中間台１２を取付
ける。

上記コンベヤ２は、上面に接着剤が塗布された長方形状
の板材３を正面方向（前方）に向けて移送する。

また、上記揚上装置５は、第１図および第２図に示すよ
うに、フレーム１の前後部に起立させた一対の支柱６・
６間に、不織布（ア）が集積される受は板７を上下摺動
可能に渡架し、フレーム１の上下部に配置したスプロケ
ット８・８にチェーン９を巻回し、このチェーン９の中
途に上記受は板７の両端を連結し、下部のスプロケット
８を支持する軸１０にモータ１１を連結する６そして、
コンベヤ２と略等高位置に不織布（ア）の到来を検知す
る検出器（図示省略）を配置し、この検出器によりモー
タ１１を制御して不織布（ア）の最上部を常時コンベヤ
２と略等高位置に保持するようになっている。

また、前述した中間台１２はベルトコンベヤ２と略等高
位置に配置し、不織布（ア）の面積に略対応する面積を
有してなる。

上記コンベヤ２および不織布（ア）の上方に、一対のガ
イドシャフト１５を横向き（第１図において左右方向）
に並列に配置してフレーム１に取付け、このガイドシャ
フト１５にスライドベース１６を摺動可能に取付ける。

上記スライドベース１６の下面に、一対の昇降シリンダ
１７・１７（昇降装置）を、コンベヤ２、中間台１２、
揚」二装置５の間隔と等間隔になる如く配置して懸垂支
持し、各昇降シリンダ１７・１７のロッド１７ａ・１７
ａにそれぞれ可動フレーム１８・１８を懸垂支持し、ま
た、各可動フレーム１８・１８の下部に平板状の加圧板
１９・１９をボルト締め固定する。

上記可動フレーム１８・１８にそれぞれクランプ装置２
０・２０を取付ける。

上記各クランプ装置２０・２０は共に同構造となってお
り、その内の一方を第３図および第４図により説明する
と、可動フレーム１８の左右両端部に、上下方向に細長
い一対のレノ＜−２１・２１を互いに対向させてその上
下方向中間部を支点ピン２２・２２により回動可能に連
結する。

上記各レバー２１・２１の下面に前後方向に延びる挾持
バー２３・２３を固定し、これら各挾持バー２３・２３
の下面に、加圧板１９よりも若干下方に突出する複数個
の駒２４を長手方向に間隔をおいて固定し、各駒２４に
左右方向から対向方向に突出する刺しピン２５・２５を
固定する。

また、上記各レバー２１・２１の上端部にクランプシリ
ンダ２６（作動機構）を連結する。

即ち、クランプシリンダ２６を左右横向きに配置してそ
のロッド２６ａの左端部を左部のレバー２１に、そのケ
ースの右端部を右部のレバー２１に連結ピン２７・２７
により回動可能に連結する。これにより、クランプシリ
ンダ２６が伸縮作動すると、各レバー２１・２１が対向
方向に揺動されて左右の刺しピン２５・２５が接離方向
に移動される。なお、第３図中、２８・２８は各レバー
２１・２１の下部に設けたストッパであり、左右の刺し
ピン２５・２５の接近方向の間隔を所定値、つまり不織
布（ア）の左右幅に設定するものである。

また、第１図に示すように、フレーム１の左部上端部に
、横移動シリンダ３０（横移動装置）を取付け、そのロ
ッド３０ａに前述したスライドベース１６を連結する。

そして、上記横移動シリンダ３０のストロークを以下の
如く設定する。

即ち、横移動シリンダ３０の伸長作動により。

スライドベース１６がガイドシャフト１５に沿って右方
向に移動されると、右部のクランプ装置２０が揚上装置
５の上方に、左部のクランプ装置２０が中間台１２の上
方に位置し、また、横移動シリンダ３０の短縮作動によ
り、スライドベース１６が左方に移動されると、右部の
クランプ装置２０が中間台の上方に、左部のクランプ装
置２０がコンベヤ２の上方に位置する如く設定する。

また、第１図に示すように、コンベヤ２および中間台１
２の左部に位置決めシリンダ３１・３２を、右部に位置
決め板３３．３４を配置し。

各位置決めシリンダのロッドに押圧板３１ａ・３２ａを
取付け、この押圧板３１ａ・３２ａにより、コンベヤ２
および中間台１２上に載置された板材３および不織布（
ア）を上記位置決め板３３．３４に向けて抑圧して所定
値に位置決めする。

なお、図示省略したが、上記コンベヤ２部には、板材３
を中間台１２の左方で一次停止させるストッパを設けて
おり、また、上記中間台１２の後部と前部とに、前述と
同様の位置決めシリンダと位置決め板とを配置し、中間
台１２上に載置された不織布（ア）の前後方向（進行方
向）の位置を板材３の一次停止位置と対応させるように
している。

ここで、前述したコンベヤ２、揚上装置５゜昇降シリン
ダ１７、クランプ装置２０、横移動シリンダ３０および
各位置決めシリンダ３１・３２は、制御回路（図示省略
）により以下の如く旺動制御されるようになっている。

即ち、スタートボタンをオンさせると、まず、コンベヤ
２が所定時間鄭動され、上面に接着剤が塗布された板材
３を中間台１２の左方位置まで移送する。

次いで、位置決めシリンダ３１・３２を伸長作動させて
コンベヤ２上の板材３および中間台１２上の不織布（ア
）を位置決め板３３・３４方向に押圧して位置決めする
。なお、初期動作時には、中間台１２に不織布が存在し
ないので。

右部の位置決めシリンダ３２は空動作することになる。

次いで、揚上装置５のモータ１１が能動されて受は板７
を上動させ、この受は板７に載置された最上段の不織布
（ア）をコンベヤ２と略等高位置になる如く上昇させる
。

同時に横移動シリンダ３０を伸長作動させて左右のクラ
ンプ装置２０・２０を中間台１２および揚上装置５の上
方に位置させる。

次いで、各昇降シリンダ１７・１７を伸長作動させて各
クランプ装置２０・２０を下降させた後、各クランプ装
置２０・２０のクランプシリンダ２６・２６を伸長作動
させて各レバー２１・２１を挾持方向に揺動させ、これ
により。

受は板７に載置された最上段の不織布（ア）および中間
台１２にｘｉされた不織布（ア）の両側に、左右のクラ
ンプ装置２０・２０の刺しピン２５・２５が刺し込まれ
ることになる。なお。

初期動作時には、中間台１２に不織布が存在しないので
、左部のクランプ装置２０は空動作することになる。

次いで、各昇降シリンダ１７・１７を短縮作動させ、各
クランプ装置２０・２０を上昇させて上記受は板７およ
び中間台１２部の不織布（ア）・　（ア）を揚上する。

次いで横移動シリンダ３０を短縮作動させて、各クラン
プ装置２０・２０をコンベヤ２および中間台１２の上方
に位置させた後、各昇降シリンダ１７・１７を伸長作動
させて各クランプ装置２０・２０を下降させ、上記各不
織布（ア）・（ア）をコンベヤ２上の板材３上面および
中間台１２の上面に載置する。

、この場合、板材３上に載置した不織布（ア）は、左部
の加圧板１９により板材３に加圧する。

次いで各クランプシリンダ２６・２６を短縮作動させて
各Ｌｌバー２１・２１を拡開方向に揺動させ、これによ
り、各刺しピン２５・２５を上記各不織布（ア）から離
脱させる。

次いで、各昇降シリンダ１７・１７を短縮作動させて各
クランプ装置２ｏ・２ｏを上昇させた後、横移動シリン
ダ３ｏを伸長作動させて、各クランプ族′Ｆ１２０・２
０を中間金工２および揚上装置５の上方に位置させ、同
時にコンベヤ２を駆動させて次ぎの板材３を中間台１２
の左方に配置する。

以上の動作を順次繰り返して揚上装置５部に集積した不
織布（ア）を一枚づつ、コンベヤ２に向けて搬送する。

（発明の効果）以上の説明から明らかな如く１本発明は、クランプ装置
の挾持用のレバーに刺しピンを対向方向に向けて突出固
定し、この刺しピンを不織布の両側に刺し込んで挾持す
、るようにしたので、曲がり易くしかも通気性のある不
織布を確実に一枚づつコンベヤに向けて移送することが
できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図はその側
面図、第３図はクランプ装置部の一部断面正面図、第４
図はそのＡ−Ａ示図である。１：フレーム、２：コンベヤ、３：板材、５：揚上装置
、６：支柱、７：受は板、８：スプロケット、９：チェ
ーン、１０：軸、１１：モータ、１２：中間台、１５ニ
ガイドシヤフト、１６：スライドベース、１７：昇降シ
リンダ（昇降装置）、１７ａ：ロッド、１８：可動フレ
ーム、１９：加圧板、２０：クランプ装置、２１ニレバ
ー、２２：挾持バー、２３：支点ピン、２４：駒、２５
：刺しピン、２６：クランプシリンダ（作動機１ｆｆ）
　、　２．７　：連結ピン、２８：ストッパ、３０：横
移動シリンダ（横移動装置）、３１・３２：位置決めシ
リンダ、３１ａ・３２ａ：押圧板、３３・３４：位置決
め板、（ア）：不織布。出願代理人　　　松　本　　久第　　１　　図第　　３　　図第４図

Claims

【特許請求の範囲】１、コンベヤの側方に、集積した不織布をコンベヤと略
等高位置まで揚上する揚上装置を設け、揚上装置の上方
に可動フレームを配置し、この可動フレームをコンベヤ
と揚上装置との間を往復動させる横移動装置と、可動フ
レームを上下動させる昇降装置とを設け、可動フレーム
にクランプ装置を設け、このクランプ装置は、互いに対
向する一対のレバーと、各レバーの下端部に対向方向に
突出する刺しピンと、各レバーを対向方向に往復動させ
る作動機構とからなることを特徴とする不織布の搬送装
置。２、前記各レバーは、可動フレームの両側に配置すると
ともに、可動フレームの下面に平板状の加圧板を設けた
ことを特徴とする請求項１記載の不織布の搬送装置