JPH06286876A - 角棒材の結束用段積み装置 - Google Patents
角棒材の結束用段積み装置Info
- Publication number
- JPH06286876A JPH06286876A JP9862093A JP9862093A JPH06286876A JP H06286876 A JPH06286876 A JP H06286876A JP 9862093 A JP9862093 A JP 9862093A JP 9862093 A JP9862093 A JP 9862093A JP H06286876 A JPH06286876 A JP H06286876A
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- JP
- Japan
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- square bar
- bar
- stopper
- square
- conveyor
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- Special Conveying (AREA)
- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 角棒材の結束用段積み作業の自動化。
【構成】 搬送コンベア２を流れる角棒材１をストッ
パー３で停止させる。この停止本数が設定本数になる
とセンサー１７が働いてコンベア２が停止するとともに
昇降台４が上昇し、設定本数の角棒材１を持ち上げる。
すると、プッシャー５が作動し、昇降台４上の角棒材
１を昇降テーブル７へと押し送る。角棒材１が昇降テ
ーブル７上で停止すると、昇降テーブル７が角棒材１の
高さ分宛下降する。上記〜のサイクルを繰り返して
段積みを行う。
パー３で停止させる。この停止本数が設定本数になる
とセンサー１７が働いてコンベア２が停止するとともに
昇降台４が上昇し、設定本数の角棒材１を持ち上げる。
すると、プッシャー５が作動し、昇降台４上の角棒材
１を昇降テーブル７へと押し送る。角棒材１が昇降テ
ーブル７上で停止すると、昇降テーブル７が角棒材１の
高さ分宛下降する。上記〜のサイクルを繰り返して
段積みを行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、角棒材を自動的に必
要本数ずつ、必要段数に積み重ねて結束に供する装置に
関する。
要本数ずつ、必要段数に積み重ねて結束に供する装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、製鉄所の角棒材生産ラインで
は、その最終の結束工程において、図３に示すように、
生産された角棒材１を数本ずつ横並べにし、かつ数段に
積み重ねる結束用の段積み作業が行われる。しかし、角
棒材１の横並べ本数αや積み重ね段数βは、角棒材１の
サイズによって変更され、また同じサイズであってもユ
ーザ等の注文により、変更されることもあって一定しな
い。このため、従来よりこの種の段積み作業は、もっぱ
ら作業員の人力により行われていた。
は、その最終の結束工程において、図３に示すように、
生産された角棒材１を数本ずつ横並べにし、かつ数段に
積み重ねる結束用の段積み作業が行われる。しかし、角
棒材１の横並べ本数αや積み重ね段数βは、角棒材１の
サイズによって変更され、また同じサイズであってもユ
ーザ等の注文により、変更されることもあって一定しな
い。このため、従来よりこの種の段積み作業は、もっぱ
ら作業員の人力により行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、角棒材
１はかなりの重量物であり、これを人力で積み重ねる作
業は、作業員に重労働を強いるだけでなく、作業能率も
極めて低いものであった。このため一部の工場等では、
リフティング・マグネットを利用した段積み作業が行わ
れている。しかし、リフティング・マグネットでは角棒
材を一度に吸着できる本数に限りがあるため、横並べ本
数αの変更に対応できないし、また吸着した角棒材を下
段の角棒材上に吊り下し、正確に段積みを行なうことも
操作的に困難であるため、結果的に作業員の人力による
介添えを必要とする。しかも、吸着された角棒材１は、
搬送中に衝撃等で落下する虞があり、また吸着による残
留磁気を後に消磁する必要がある等、その作業性にはや
はり多くの問題がある。
１はかなりの重量物であり、これを人力で積み重ねる作
業は、作業員に重労働を強いるだけでなく、作業能率も
極めて低いものであった。このため一部の工場等では、
リフティング・マグネットを利用した段積み作業が行わ
れている。しかし、リフティング・マグネットでは角棒
材を一度に吸着できる本数に限りがあるため、横並べ本
数αの変更に対応できないし、また吸着した角棒材を下
段の角棒材上に吊り下し、正確に段積みを行なうことも
操作的に困難であるため、結果的に作業員の人力による
介添えを必要とする。しかも、吸着された角棒材１は、
搬送中に衝撃等で落下する虞があり、また吸着による残
留磁気を後に消磁する必要がある等、その作業性にはや
はり多くの問題がある。
【０００４】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、角棒材を結束用に積み重ねる作
業を全て自動的に行ない、しかも結束本数の変更に応じ
て、その横並べ本数や積み重ね段数の調整が可能な装置
の提供を目的とする。
になされたものであり、角棒材を結束用に積み重ねる作
業を全て自動的に行ない、しかも結束本数の変更に応じ
て、その横並べ本数や積み重ね段数の調整が可能な装置
の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の装置は、角棒材１を横向きで連続的に搬送する複
数列の搬送コンベア２と、搬送コンベア終端部の列間に
配置され、搬送されて来る角棒材１を停止させる前後に
位置調節可能なストッパー３と、ストッパー３にて停止
した角棒材１の本数を検出するセンサー１７と、搬送コ
ンベア２終端部の列間下方に昇降可能に配置され、セン
サー１７が所要の設定本数を検出すると上昇して、その
設定本数の角棒材１を持ち上げる昇降台４と、搬送コン
ベア２の上方に複数列に配置され、昇降台４上に持ち上
げられた角棒材１を一定のストロークをもって後方の昇
降テーブル７上へと押し送りするプッシャー５と、プッ
シャーにて押し送りされる角棒材を昇降台４から昇降テ
ーブル７へと案内する案内レール６と、プッシャーにて
押し送りされて来る角棒材１を昇降テーブル７上で停止
させる前後に位置調節可能なストッパー８と、昇降テー
ブル７の側方に、昇降テーブルに対して前後進可能に配
置され、前進して昇降テーブル上の角棒材端面を揃える
ストッパー９とを備える。そして、前記昇降テーブル７
は、テーブル上で角棒材１が停止すると、その角棒材１
の高さ分宛水平下降するよう構成されている。
発明の装置は、角棒材１を横向きで連続的に搬送する複
数列の搬送コンベア２と、搬送コンベア終端部の列間に
配置され、搬送されて来る角棒材１を停止させる前後に
位置調節可能なストッパー３と、ストッパー３にて停止
した角棒材１の本数を検出するセンサー１７と、搬送コ
ンベア２終端部の列間下方に昇降可能に配置され、セン
サー１７が所要の設定本数を検出すると上昇して、その
設定本数の角棒材１を持ち上げる昇降台４と、搬送コン
ベア２の上方に複数列に配置され、昇降台４上に持ち上
げられた角棒材１を一定のストロークをもって後方の昇
降テーブル７上へと押し送りするプッシャー５と、プッ
シャーにて押し送りされる角棒材を昇降台４から昇降テ
ーブル７へと案内する案内レール６と、プッシャーにて
押し送りされて来る角棒材１を昇降テーブル７上で停止
させる前後に位置調節可能なストッパー８と、昇降テー
ブル７の側方に、昇降テーブルに対して前後進可能に配
置され、前進して昇降テーブル上の角棒材端面を揃える
ストッパー９とを備える。そして、前記昇降テーブル７
は、テーブル上で角棒材１が停止すると、その角棒材１
の高さ分宛水平下降するよう構成されている。
【０００６】この場合、前記複数列のプッシャー５は、
一端側の列から他端側の列へと順番に時間差をもって作
動させるのが良い。
一端側の列から他端側の列へと順番に時間差をもって作
動させるのが良い。
【０００７】
【作用】センサー１７は、事前にその検出本数を所要の
本数に設定しておく。また、プッシャー５のストローク
は一定であるから、上記セット本数の多少に合わせてス
トッパー３，８の位置を前後に調節しておく。そうして
装置を駆動すると、角棒材１は、搬送コンベア２上を
流れ、ストッパー３に当たって次々と停止する。この
停止本数が所要の設定本数になり、センサ１７が検出す
ると、角棒材１の搬送が停止し、昇降台４が下方より上
昇して上記設定本数の角棒材１を搬送コンベア２の上方
へと持ち上げる。すると、プッシャー５が作動し、昇
降台４上の設定本数の角棒材１を案内レール６を介して
後方の昇降テーブル７上に押し送る。昇降テーブル７
は、押し送りされた角棒材１がストッパー８に当たって
停止すると角棒材１の高さ分宛下降する。以上の〜
のサイクルを繰り返す。このサイクルの繰り返しを所要
回数行わせることにより、昇降テーブル７上には、角棒
材１が所要の設定本数ずつ、所要の段数に自動的に積み
重ねられる。
本数に設定しておく。また、プッシャー５のストローク
は一定であるから、上記セット本数の多少に合わせてス
トッパー３，８の位置を前後に調節しておく。そうして
装置を駆動すると、角棒材１は、搬送コンベア２上を
流れ、ストッパー３に当たって次々と停止する。この
停止本数が所要の設定本数になり、センサ１７が検出す
ると、角棒材１の搬送が停止し、昇降台４が下方より上
昇して上記設定本数の角棒材１を搬送コンベア２の上方
へと持ち上げる。すると、プッシャー５が作動し、昇
降台４上の設定本数の角棒材１を案内レール６を介して
後方の昇降テーブル７上に押し送る。昇降テーブル７
は、押し送りされた角棒材１がストッパー８に当たって
停止すると角棒材１の高さ分宛下降する。以上の〜
のサイクルを繰り返す。このサイクルの繰り返しを所要
回数行わせることにより、昇降テーブル７上には、角棒
材１が所要の設定本数ずつ、所要の段数に自動的に積み
重ねられる。
【０００８】また、複数列のプッシャー５を、一端側の
列から順に作動させると、昇降台４上の設定本数の角棒
材１は、その一端部側から順に昇降テーブル７の既に押
し送り済みの角棒材上に押し送られる。こうすることに
より、既に押し送り済みの角棒材に曲がりや反りがある
場合においても、これらの角部に引っ掛かりを生じるこ
となく、スムーズで確実な積み重ねを行うことができ
る。
列から順に作動させると、昇降台４上の設定本数の角棒
材１は、その一端部側から順に昇降テーブル７の既に押
し送り済みの角棒材上に押し送られる。こうすることに
より、既に押し送り済みの角棒材に曲がりや反りがある
場合においても、これらの角部に引っ掛かりを生じるこ
となく、スムーズで確実な積み重ねを行うことができ
る。
【０００９】以下、本発明の実施例について記載する。
【００１０】
【実施例】図１は、本発明を実施した装置の平面図、図
２は、図１のＡ−Ａ線矢視断面図である。両図におい
て、２は角棒材１の搬送コンベア、３はストッパー、４
は昇降台、５はプッシャー、６は案内レール、７は昇降
テーブル、８はストッパー、９は端面揃えストッパーを
示している。
２は、図１のＡ−Ａ線矢視断面図である。両図におい
て、２は角棒材１の搬送コンベア、３はストッパー、４
は昇降台、５はプッシャー、６は案内レール、７は昇降
テーブル、８はストッパー、９は端面揃えストッパーを
示している。
【００１１】すなわち、搬送コンベア２は、チェーン・
コンベア２′を所定間隔で複数列に配置し、生産ライン
より送られてくる。長尺の角棒材１を横向きで連続的に
搬送できるようにしたものである。
コンベア２′を所定間隔で複数列に配置し、生産ライン
より送られてくる。長尺の角棒材１を横向きで連続的に
搬送できるようにしたものである。
【００１２】搬送コンベア３の後端部には、チェーン・
コンベア２′の列間に搬送され来る角棒材１を停止させ
るストッパー３が配設されている。これらのストッパー
３は、後述する案内レール６の側部に設けた設置台１０
上に設置してあり、その位置が螺子桿１１のハンドル１
１′操作で前後に調節できるようになっている。
コンベア２′の列間に搬送され来る角棒材１を停止させ
るストッパー３が配設されている。これらのストッパー
３は、後述する案内レール６の側部に設けた設置台１０
上に設置してあり、その位置が螺子桿１１のハンドル１
１′操作で前後に調節できるようになっている。
【００１３】搬送コンベア２の後端部下方には、昇降台
４が配設してある。この昇降台４は、油圧機構１２にて
水平に上昇、下降する長尺ビーム１３の上面に、一定高
さのレール材４′を多数並列して配置してなるもので、
ビーム１３を上昇させると、これらのレール材４′が前
記チェーン・コンベア２′の列間より上方へ突出し、ス
トッパー３にて停止している角棒材１を持ち上げるよう
になっている。
４が配設してある。この昇降台４は、油圧機構１２にて
水平に上昇、下降する長尺ビーム１３の上面に、一定高
さのレール材４′を多数並列して配置してなるもので、
ビーム１３を上昇させると、これらのレール材４′が前
記チェーン・コンベア２′の列間より上方へ突出し、ス
トッパー３にて停止している角棒材１を持ち上げるよう
になっている。
【００１４】搬送コンベア２の上方には、前記昇降台４
にて持ち上げられた角棒材１を、後述する後方の昇降テ
ーブル７へと水平に押し送るプッシャー５が所要間隔で
複数列に配設してある。これらのプッシャー５は、搬送
コンベア２の上方を跨ぐように設置した門形枠１４の下
面に、圧力ラム５′を水平に固定して設けたものであ
り、一定のストロークで伸縮するロッド５″の先端部に
は、前記昇降台４に持ち上げられた角棒材１の側面に当
てる押し板１５が取り付けてある。門形枠１４には、ロ
ッド５″の前進限および後退限を検出するセンサー１６
1 ，１６2 が取り付けられている。
にて持ち上げられた角棒材１を、後述する後方の昇降テ
ーブル７へと水平に押し送るプッシャー５が所要間隔で
複数列に配設してある。これらのプッシャー５は、搬送
コンベア２の上方を跨ぐように設置した門形枠１４の下
面に、圧力ラム５′を水平に固定して設けたものであ
り、一定のストロークで伸縮するロッド５″の先端部に
は、前記昇降台４に持ち上げられた角棒材１の側面に当
てる押し板１５が取り付けてある。門形枠１４には、ロ
ッド５″の前進限および後退限を検出するセンサー１６
1 ，１６2 が取り付けられている。
【００１５】また、門形枠１４には、前記昇降台４の直
上に突出するセンサ１７が取り付けられている。このセ
ンサー１７は、ストッパー３で停止する角棒材１の本数
を読み取り、事前に設定される昇降台４の持ち上げ本数
を検出するものである。
上に突出するセンサ１７が取り付けられている。このセ
ンサー１７は、ストッパー３で停止する角棒材１の本数
を読み取り、事前に設定される昇降台４の持ち上げ本数
を検出するものである。
【００１６】昇降台４の後方に、所要間隔で複数列配設
してある案内レール６は、前記プッシャー５にて押し送
りされる角棒材１を昇降台４から昇降テーブル７へと案
内するもので、その高さＴは、昇降台４の上昇時の高さ
に一致させてある。また、これらの案内レール６は、そ
の前部を昇降台４後部と平行させて配置してあり、角棒
材１の昇降台４からの乗り換えがスムーズに行えるよう
にしてある。
してある案内レール６は、前記プッシャー５にて押し送
りされる角棒材１を昇降台４から昇降テーブル７へと案
内するもので、その高さＴは、昇降台４の上昇時の高さ
に一致させてある。また、これらの案内レール６は、そ
の前部を昇降台４後部と平行させて配置してあり、角棒
材１の昇降台４からの乗り換えがスムーズに行えるよう
にしてある。
【００１７】案内レール６の列間には、案内レールの後
部に前部が平行する形で、昇降テーブル７が配設してあ
る。これらの昇降テーブル７は、Ｘ字形支持脚７′の開
度制御により、テーブル高さが自在に上下動するもので
ある。隣合う昇降テーブル７の間には、案内テーブルの
高さＴと同じ高さの設置台１８が配設してあり、その上
にストッパー８が設置してある。
部に前部が平行する形で、昇降テーブル７が配設してあ
る。これらの昇降テーブル７は、Ｘ字形支持脚７′の開
度制御により、テーブル高さが自在に上下動するもので
ある。隣合う昇降テーブル７の間には、案内テーブルの
高さＴと同じ高さの設置台１８が配設してあり、その上
にストッパー８が設置してある。
【００１８】これらのストッパー８は、案内レール６上
を押し送りされ来る角棒材１を昇降テーブル７上で停止
させるものであり、その位置は螺子桿１９のハンドル１
９′操作で前後に調節できるようになっている。また、
各設置台１８には、昇降テーブル７上で停止した角棒材
１が案内レール６と同じ高さレベルより上に有る場合を
オン、無い場合をオフで検出するオン・オフ・センサー
２０が取り付けられている。
を押し送りされ来る角棒材１を昇降テーブル７上で停止
させるものであり、その位置は螺子桿１９のハンドル１
９′操作で前後に調節できるようになっている。また、
各設置台１８には、昇降テーブル７上で停止した角棒材
１が案内レール６と同じ高さレベルより上に有る場合を
オン、無い場合をオフで検出するオン・オフ・センサー
２０が取り付けられている。
【００１９】最も端に位置する昇降テーブル７の側方に
は、昇降テーブルに対して前後進する油圧駆動式のスト
ッパー９が配設してある。このストッパー９は昇降テー
ブル７上に段積みされた角棒材１の端面を揃えるための
ものである。
は、昇降テーブルに対して前後進する油圧駆動式のスト
ッパー９が配設してある。このストッパー９は昇降テー
ブル７上に段積みされた角棒材１の端面を揃えるための
ものである。
【００２０】次に、上記構成よりなる装置の動作を説明
する。
する。
【００２１】装置を作動させるに先立って、事前に昇降
台４が持ち上げる角棒材１の本数を、センサー１７に設
定する。また、この設定本数に合わせて、ストッパー３
およびストッパー８の位置を前後に調節しておく。さら
に、昇降テーブル７の高さを案内レール６の高さＴに一
致又は若干下りぎみにさせておく。そうして、装置を作
動させると、まず搬送コンベア２が駆動し、角棒材１の
連続搬送が開始される。搬送テーブルを流れる角棒材１
は搬送コンベア２の終端部でストッパー３に当り、次々
と停止する。この停止本数が設定本数になるとセンサー
１７がオンする。すると、搬送テーブル２は駆動を停止
し、昇降台４が上昇を開始する。
台４が持ち上げる角棒材１の本数を、センサー１７に設
定する。また、この設定本数に合わせて、ストッパー３
およびストッパー８の位置を前後に調節しておく。さら
に、昇降テーブル７の高さを案内レール６の高さＴに一
致又は若干下りぎみにさせておく。そうして、装置を作
動させると、まず搬送コンベア２が駆動し、角棒材１の
連続搬送が開始される。搬送テーブルを流れる角棒材１
は搬送コンベア２の終端部でストッパー３に当り、次々
と停止する。この停止本数が設定本数になるとセンサー
１７がオンする。すると、搬送テーブル２は駆動を停止
し、昇降台４が上昇を開始する。
【００２２】昇降台４上に設定本数の角棒材１が持ち上
げられ、昇降台の上昇が停止すると、プッシャー５が駆
動される。プッシャー５は、センサー１６2 がロッド
５″の後退限をオンし、かつオン・オフ・センサー２０
がオフの条件で、ロッド５″の伸長を開始する。この場
合、複数列あるプッシャー５は、一端側の列から他端側
の列へと順番に時間差をもってロッド５″の伸長を開始
させるのが良い。
げられ、昇降台の上昇が停止すると、プッシャー５が駆
動される。プッシャー５は、センサー１６2 がロッド
５″の後退限をオンし、かつオン・オフ・センサー２０
がオフの条件で、ロッド５″の伸長を開始する。この場
合、複数列あるプッシャー５は、一端側の列から他端側
の列へと順番に時間差をもってロッド５″の伸長を開始
させるのが良い。
【００２３】各プッシャー５は、センサー１６1 が前進
限をオンするまでロッド５″を二点鎖線で示す如く伸長
し続ける。これにより昇降台４上の設定本数の角棒材１
は、案内レール６を介して昇降テーブル７上へと押し送
られる。昇降テーブル７上に押し送られた設定本数の角
棒材１は、ここでストッパー８に押し当てられ、ロッド
５″先端の押し板１５との間で、隙間なく整列されて停
止する。これによりオン・オフ・センサー２０は、昇降
テーブル７上で停止した角棒材１が案内レール６の高さ
Ｔレベルより上に有ることを検出し、オンとなる。する
と、昇降テーブル７は下降を開始する。昇降テーブル７
の下降はオン・オフ・センサー２０がオフ、すなわち昇
降テーブル７上の角棒材１が案内レール６の高さＴレベ
ルより上にないことを検出した時点で停止する。
限をオンするまでロッド５″を二点鎖線で示す如く伸長
し続ける。これにより昇降台４上の設定本数の角棒材１
は、案内レール６を介して昇降テーブル７上へと押し送
られる。昇降テーブル７上に押し送られた設定本数の角
棒材１は、ここでストッパー８に押し当てられ、ロッド
５″先端の押し板１５との間で、隙間なく整列されて停
止する。これによりオン・オフ・センサー２０は、昇降
テーブル７上で停止した角棒材１が案内レール６の高さ
Ｔレベルより上に有ることを検出し、オンとなる。する
と、昇降テーブル７は下降を開始する。昇降テーブル７
の下降はオン・オフ・センサー２０がオフ、すなわち昇
降テーブル７上の角棒材１が案内レール６の高さＴレベ
ルより上にないことを検出した時点で停止する。
【００２４】一方、ロッド５″を伸長させた状態のプッ
シャー５は、センサー１６1 がロッド５″の前進限をオ
ンし、かつオン・オフ・センサー２０がオンの条件で、
ロッド５″の縮退を開始し、センサー１６2 が後退限を
オンした時点で縮退を停止する。
シャー５は、センサー１６1 がロッド５″の前進限をオ
ンし、かつオン・オフ・センサー２０がオンの条件で、
ロッド５″の縮退を開始し、センサー１６2 が後退限を
オンした時点で縮退を停止する。
【００２５】装置は、上記のサイクルを繰り返して昇降
テーブル７上に角棒材１を設定本数ずつ次々と段数を積
み重ねゆくから、所要の段数になった時点で、装置の駆
動を停止する。そして最後に端面揃え用のストッパー９
を前進駆動させて、段積みされた角棒材１の端面に押し
当て凹凸を揃える。
テーブル７上に角棒材１を設定本数ずつ次々と段数を積
み重ねゆくから、所要の段数になった時点で、装置の駆
動を停止する。そして最後に端面揃え用のストッパー９
を前進駆動させて、段積みされた角棒材１の端面に押し
当て凹凸を揃える。
【００２６】これにより、任意の設定どおりの横並べ本
数で、かつ任意の段数に調整された角棒材の結束用段積
み作業が完了する。
数で、かつ任意の段数に調整された角棒材の結束用段積
み作業が完了する。
【００２７】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明の装置
は、従来主として人手で行われていた角棒材の結束用段
積み作業を自動的に行ない、しかも結束本数に応じて、
横並べ本数および段数を自在に調整することが可能であ
る。
は、従来主として人手で行われていた角棒材の結束用段
積み作業を自動的に行ない、しかも結束本数に応じて、
横並べ本数および段数を自在に調整することが可能であ
る。
【００２８】したがって、作業員をこの種の重作業から
開放するだけでなく、作業時間が大幅に短縮される等、
その作業効率を著しく高めることができる。
開放するだけでなく、作業時間が大幅に短縮される等、
その作業効率を著しく高めることができる。
【図１】本発明装置の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線矢視断面図である。
【図３】角棒材の結束用段積み作業を説明する斜視図で
ある。
ある。
１ 角棒材 ２ 搬送コンベア ３，８，９ ストッパー ４ 昇降台 ５ プッシャー ６ 案内レール ７ 昇降テーブル １６1 ，１６2 センサー １７ センサー ２０ オン・オフ・センサー
Claims (2)
- 【請求項１】 角棒材１を横向きで連続的に搬送する複
数列の搬送コンベア２と、搬送コンベア終端部の列間に
配置され、搬送さる来る角棒材１を停止させる前後に位
置調節可能なストッパー３と、ストッパー３にて停止し
た角棒材１の本数を検出するセンサー１７と、搬送コン
ベア２終端部の列間下方に昇降可能に配置され、センサ
ー１７が所要の設定本数を検出すると上昇して、その設
定本数の角棒材１を持ち上げる昇降台４と、搬送コンベ
ア２の上方に複数列に配置され、昇降台４上に持ち上げ
られた角棒材１を一定のストロークをもって後方の昇降
テーブル７上へと押し送りするプッシャー５と、プッシ
ャーにて押し送りされる角棒材を昇降台４から昇降テー
ブル７へと案内する案内レール６と、プッシャーにて押
し送りされる来る角棒材１を昇降テーブル７上で停止さ
せる前後に位置調節可能なストッパー８と、昇降テーブ
ル７の側方に、昇降テーブルに対して前後進可能に配置
され、前進して昇降テーブル上の角棒材１端面を揃える
ストッパー９とを備え、前記昇降テーブル７は、テーブ
ル上で角棒材１が停止すると、その角棒材１の高さ分宛
水平下降するよう構成されていることを特徴とする角棒
材の結束用段積み装置。 - 【請求項２】 複数列のプッシャー５は、一端側の列か
ら他端側の列へと順番に時間差をもって作動することを
特徴とする請求項１に記載の角棒材の結束用段積み装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9862093A JPH06286876A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 角棒材の結束用段積み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9862093A JPH06286876A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 角棒材の結束用段積み装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06286876A true JPH06286876A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14224600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9862093A Pending JPH06286876A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 角棒材の結束用段積み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06286876A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109018497A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-12-18 | 浙江辛子精工机械股份有限公司 | 一种钢管包装自动成型设备 |
| KR102071346B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2020-01-30 | 구연진 | 데크플레이트와 스페이서 서로 간을 자동으로 결합하기 위한 스페이서 자동공급장치 |
| CN110976535A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-10 | 倪晓 | 一种自动生产线 |
| CN112456108A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-03-09 | 扬州泰利特种装备有限公司 | 板材加工设备 |
| CN113636142A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-12 | 晟通科技集团有限公司 | 棒料打捆装置及棒料锯切设备 |
| CN115009593A (zh) * | 2022-07-20 | 2022-09-06 | 南京工业大学 | 一种应用于板材的智能码垛、打包装置 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP9862093A patent/JPH06286876A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN110976535B (zh) * | 2019-12-31 | 2024-06-07 | 倪晓 | 一种自动生产线 |
| CN112456108A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-03-09 | 扬州泰利特种装备有限公司 | 板材加工设备 |
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