JPH02309806A - 圧電部品の製造方法 - Google Patents

圧電部品の製造方法

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JPH02309806A
JPH02309806A JP13393389A JP13393389A JPH02309806A JP H02309806 A JPH02309806 A JP H02309806A JP 13393389 A JP13393389 A JP 13393389A JP 13393389 A JP13393389 A JP 13393389A JP H02309806 A JPH02309806 A JP H02309806A
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JP
Japan
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piezoelectric
metal
resin
piezoelectric component
manufacturing
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JP13393389A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
隆 山本
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 直!上二上ユニ旦 本発明は厚みすべり振動を利用した共振子等の圧電部品
の製造方法に関する。
1上辺退l 圧電部品は、圧電素子に交流電圧を印加して、その印加
電圧の周期と同じ周期の振動を発生させるものであって
1代表的なものに共振子がある。
この圧電部品は、一般に使用周波数帯域によって異なる
振動モードが利用され、厚みすべり振動モードは、周波
数帯域LM)(z−10M)lzの範囲で利用されてい
る。
従来、この種の厚みすべり振動モードを利用した圧電部
品の製造は以下のようにして行なわれていた。
■まず、第4図に示すように、圧電素子510両端に形
成された取付電極部52a、52bに左右一対の金属端
子53a、53bをハンダ54でもって固着する。
■次いで、この圧電素子51の略中央部に形成されてい
る振動電極部55にパラフィン等の空洞形成剤(図示せ
ず)を点滴する。
■次に、ポリプロピレン等の熱硬化性樹脂により樹脂デ
ィッピイングを施し、圧電素子51等を前記熱硬化性樹
脂で覆う。
■最後に前記熱硬化性樹脂を焼付け・硬化させて外装5
6を形成する。また該外装56の形成と同時に、前記空
洞形成剤を前記熱硬化性樹脂に吸収させ、共振空洞部5
7を形成する(第5図参照)。
明が解決しようとする課題 したがって、従来の圧電部品の製造方法においては、 ■樹脂ディッピングによって、圧電部品の外形寸法が決
定されているため、外形寸法の制御が困難である。すな
わち、樹脂ディッピングにおいては、樹脂の粘度等によ
りディッピング条件が制御されているため、圧電部品の
外形寸法が必要以上に大きくなったり、外形寸法の「バ
ラツキ」が生しやすい。
■樹脂の焼付工程において、該樹脂が収縮応力を受ける
ため、圧電素子51の電気特性に変動が生じやすく、信
頼性に欠ける。
■樹脂の焼付けと同時に共振空洞部57を形成している
ため、樹脂の焼付時間に長時間を要する(通常、2〜5
時間)。したがって、生産効率が低く、大量生産には不
向きである。
■製造された圧電部品は、共振空洞部57を外装樹脂で
直接覆う構成であるため、強度面から外装56の厚みを
厚くする必要があり、小形化・薄形化を図る上で支障が
ある。
等の問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであって
、より一層の小形化、外形寸法の均一化、生産効率の向
上、信頼性の向上等を図ることができる圧電部品の製造
方法を提供することを目的とする。
課 を ゛するための を 上記目的を達成するために本発明に係る圧電部品の製造
方法は、同一形状に形成された一対の金属端子に圧電素
子を電気的に接続させた圧電部品の製造方法であって、
略皿形形状に形成された金属端子本体を絶縁部材で被覆
した後、該絶縁部材の一部を除去して金属を露出させ、
該金属露出部に導電部材を接着させた後、該導電部材を
介して前記金属端子を前記圧電素子の両側から電気的に
接続し、この後、前記金属端子を樹脂でモールドするこ
とにより外装を形成することを特徴としている。
止 上記方法によれば、金属端子は、金属端子本体を絶縁部
材で被覆した後、該絶縁部材の一部を除去して金属を露
出させることにより形成される。
該金属露出部に接着された導電部材を介して金属端子を
圧電素子の両側から電気的に接続することにより、圧電
部品の主要部が製造される。
そして、前記金属端子を樹脂モールドして外装を形成す
ることにより、外形寸法等の「バラツキ」が少なく、し
かも安定した電気的特性を有する圧電部品を製造するこ
とができる。
夾皇」 以下、本発明に係る実施例を図面に基づき詳説する。
第1図は本発明に係る圧電部品の製造方法の一例を示し
た工程図であって、いわゆるアキシャルリード型圧電部
品の製造方法を示したものである。
まず、第1図(I)に示すように、皿形形状の凹部1と
扁平状のリード部2とを有する金属端子本体3を所定の
金型を使用して製造する。
次いで、第1図(II )に示すように、外部機器と電
気的に絶縁が可能となるようにリード部2の一部を除い
た形態で金属端子本体3に絶縁性樹脂4aを塗布する。
次に、第1図(II+)  (イ)、(ロ)に示すよう
に、機械加工又はレーザー光の照射によって、前記凹部
1の隅部5近傍に位置する絶縁性樹脂4aを除去して金
属露出部6aを形成し、金属端子7aを製造する。
この後、第1図(IV)に示すように、銀等の導電ペー
スト8aを前記金属露出部6aに接合させる。導電ペー
スト8aは、後述する所望の共振空洞部が得られるよう
に、山形形状に接合される。
次に、前述(第1図(1)〜(IV))と同様の方法に
よって、導電ペーストが金属露出部に接着された同一形
状の金属端子を製造する。
そして、第1図(V)に示すような圧電素子9を用意す
る。
圧電素子9は、矩形平板形状の圧電基板10の表裏両面
に上下一対の電極11a、llbが該圧電基板lOを挟
んで対向状に形成されている。さらに、この電極11a
、llbは、両端側が取付は電極部12a、12bとな
り、圧電基板10を挟んで対向している部分により振動
電極部13が汁ε成されてし)る。
次に、第1図(Vl)に示すように、この圧電素子9と
金属端子7a、7bとを導電ペースト8a、8bを介し
て電気的に接続する。すなわち、前記金属端子7a、7
bが反対称となるように互いに接合させると共に、導電
ペースト8a、8bと圧電素子9の取付は電極部12a
、12bとを密着させ、圧電素子9を振動させるための
共振空洞部14を形成する。
次いで、所定寸法に形成された金型を使用して金属端子
7a、7bをポリプロピレン等で樹脂モールドし、第1
図(■旧に示すように、外装置5を形成して圧電部品の
製造を完了する。
第2図は、上記製造方法によって、形成されたアキシャ
ルリード型圧電部品の外観を示した斜視図である。
このように本発明の製造方法によれば、金属端子を薄(
形成することができ、しかも従来のように(第5図参照
)空洞形成剤を使用して共振空洞部を形成する必要がな
くなる。したがって、外装される樹脂の厚さが小さくて
済み、材料費の低減を図ることが可能となると共に、従
来に比し薄形化された圧電部品を製造することができる
第3図は、本発明に係る製造方法により製造された所謂
ラジアルリード型圧電部品の外観を示した斜視図である
。すなわち、この圧電部品は、金属端子のリード部がL
字状に形成されたものを使用した点を除いては前述の製
造方法(第1図挙照)と同一方法で製造されたものであ
る。因みに従来(第5図参照)の圧電部品の平均外形寸
法は、幅W×高さH×厚みTが9.3mm X 6.2
mm X3.6mmでその容積が約207mm2である
のに対し、この図に示した圧電部品の外形寸法は、幅W
×高さH×厚みTが9.Omm X4.Omm X2.
0mmでその容積が約72mm2となり、従来に比し、
その容積が1/3に縮小され、薄形化が達成されたこと
がわかる。しかも、本実施例においては従来のような樹
脂デツピングによる外装形成とは異なり、金型を使用し
たt61脂モールドで外装置5を形成したので、外形寸
法に「バラツキ」が生じることもない。
このように本発明に係る製造方法を使用することによっ
て、より一層の小型化、外形寸法の均一化がなされた。
また、圧電素子9が一対の金属端子7a、7bに内蔵さ
れ、かつこれら一対の金属端子7a、7bの接合面は、
絶縁性樹脂4a、4bでシールされているので、外装置
5用樹脂が共振空洞部14に侵入することもなく、前記
樹脂が圧電素子9に悪影響を及ぼすこともない。すなわ
ち、本発明の製造方法を使用することにより、電気的特
性の安定した圧電部品を製造することができ、信頼性も
向上する。
しかも、絶縁性樹脂4aの塗布、金属露出部6aの形成
、外装置5の形成等各々製造加工工程を比較的短時間で
行なうことができるため、連続生産が可能となり、量産
性に好適し、生産効率の向上を図ることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることはなく、要旨
を逸脱しない範囲において変更可能なことはいうまでも
なく、また外装樹脂と電気的機能部とを直接接触させた
くない圧電部品に適用可能である。
R1廊と匪里 以上詳述したように本発明に係る圧電部品の製造方法は
、同一形状に形成された一対の金属端子に圧電素子を電
気的に接続させた圧電部品の製造方法であって、略皿形
形状に形成された金属端子本体を絶縁部材で被覆した後
、該絶縁部材の一部を除去して金属を露出させ、該金属
露出部に導電部材を接着させた後、該導電部材を介して
前記金層端子を前記圧電素子の両側から電気的に接続し
、この後、前記金属端子を樹脂でモールドすることによ
り外装を形成したので、従来のように共振空洞部の強度
を維持するために外装樹脂を厚くする必要がなくなり、
圧電部品の小形化及び製造コストの低減を図ることがで
きる。
しかも、外装は従来のようなディッピングによる形成と
は異なり、樹脂モールドにより形成したので、外形寸法
の「バラツキ」がなくなり、外形寸法が均一化がされる
さらに、従来は共振空洞部形成のための焼付けに長時間
を要していたが、本発明は各々工程を比較的短時間で行
なうことが可能となるため、連続生産が可能となり、量
彦性に好適し、生産効率の向上が図れる。
また、製造された圧電部品は、圧電素子が一対の金属端
子に内蔵された形態とされるので、従来のように圧電素
子が樹脂の収縮応力の影響を受けることもなく、電気的
特性が安定し、信頼性の向上したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧電部品の製造方法の一実施例を
示した製造工程図、第2図は本発明の製造方法により製
造された圧電部品の一例を示す全体斜視図、第3図は本
発明の製造方法により製造された圧電部品の他の例を示
す全体斜視図、第4図は従来の製造方法により圧電素子
を端子に取り付けた状態を示す図、第5図は従来の製造
方法により形成された圧電部品を示す一部断面図である
。 3・・・金属端子本体、4a、4b・・・絶縁性樹脂(
絶縁部材)、6a、6b・・・金属露出部、7a、7b
・・・金属端子、8a、8b・・・導電べ−2、ト(導
電部材)、9・・・圧電素子、15・・・外装。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一形状に形成された一対の金属端子に圧電素子
    を電気的に接続させた圧電部品の製造方法であって、 略皿形形状に形成された金属端子本体を絶縁部材で被覆
    した後、該絶縁部材の一部を除去して金属を露出させ、 該金属露出部に導電部材を接着させた後、該導電部材を
    介して前記金属端子を前記圧電素子の両側から電気的に
    接続し、この後、前記金属端子を樹脂でモールドするこ
    とにより外装を形成することを特徴とする圧電部品の製
    造方法。
JP13393389A 1989-05-25 1989-05-25 圧電部品の製造方法 Pending JPH02309806A (ja)

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