JPH02309010A - ベアリングユニツト - Google Patents

ベアリングユニツト

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JPH02309010A
JPH02309010A JP12770389A JP12770389A JPH02309010A JP H02309010 A JPH02309010 A JP H02309010A JP 12770389 A JP12770389 A JP 12770389A JP 12770389 A JP12770389 A JP 12770389A JP H02309010 A JPH02309010 A JP H02309010A
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JP
Japan
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guide roller
guide
bearing
guide rail
roller
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JP12770389A
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Nobuyuki Tsuboi
信行 坪井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、一般産業機械、精密機械、その他設備機器等
の移動部分もしくはそのガイド部に取り付けて、移動体
を合理的に案内移動させるのに有効なベアリングユニッ
トに関する。
従来の技術と問題点: 各種産業機器にあっては、直線運動ないし屈曲移動する
機構が多く取り入れられており、このような個所には、
主として移動する機器側にリニアベアリングを付設して
、固定側に設けられたガイトレールと組合わせて、円滑
な作動ができるようにしている。このガイドレールとし
ては、最も一般的なものとして丸軸が使用されている。
これに対して移動機器側にはスリーブ状のリニアベアリ
ングが組合わせて用いられている。このような技術につ
いては、既に多くの分野で採用されている。
また、ガイドレールに対するベアリング側のガイドロー
ラとしては、たとえば特公昭59−18509号などに
よって知られているように、六角断面のガイドレールに
対してその3面に当接するガイドローラを備えたベアリ
ングが採用されている。あるいは、循環する多数のボー
ルを備えた形式のものが採用されている。これら公知の
形式では、前者の場合使用するガイドレールが特定され
、また後者の場合には全体的にガイドレールとボールと
の関係を精度を高めて使用できるようにしなければなら
ないので、工作上問題がある。
さらに、これらの方式では当然のことながら潤滑油の給
油が充分にできないと、円滑な動作が期待できず、給油
に伴う周辺部での汚染が生じて困る場所には使用できな
いと言う問題点もある。
しかも、前記したような方式では、軸に対するベアリン
グ側ローラの当接の条件を厳しくして、いわば各ローラ
がすべて軸に対して当接するように構成したものが要求
され、そのため、どうしても軸側の精度を高くしようと
して加工精度について高度な条件が要求され、長寸にな
る程工費が嵩むことになる。
解決しようとする課題: このように、従来の技術では、主として直線運動する装
置におけるガイドレールとベアリングとの関係において
、ガイドレールに対して負荷が作用する条件に係わりな
く全てのローラが負荷を受けて転勤するようにしている
なめ、負荷が大きく作用するとかえってローラとレール
との関係が円滑でなくなり、ローラを傷めるような事態
が生じることになる。しかも、ローラの数が多くなって
精度を高めると、それに比例して高価なものとなる。
課題を解決するための手段: 本発明はこのような課題を解決しようとするものであっ
て、最も加工性のよい丸軸をガイドとしてこれに沿って
移動する機器等の移動体に取り付けるベアリングを、移
動時作用する負荷側にのみガイドローラを配置して、そ
の反対側の位置には、負荷を補助的に受ける補助ガイド
としての摺動片を配し、簡単な構造で合目的な案内がで
きるベアリングユニットを提供することにある。
すなわち、本発明は断面円形の軸を案内部とするガイド
レールと組合わせて使用するベアリングであって;ベア
リングハウジングには、前記ガイドレールに対する負荷
の作用側に、ガイドローラが内挿配設され、このガイド
ローラ配設個所と対向するガイドレール抱持個所には、
該ガイドレール案内部に当接する円弧状の補助摺動片が
嵌設してあり、前記ガイドローラはガイドレール案内面
と適宜幅の線接触状態となるように構成したものである
本発明のベアリングにおけるハウジングは、所要寸法に
ブロック形成したもの、あるいは所要の空間部が組立に
よって形成される板材を切り抜いたものの積層板構造の
もの、あるいはこれらの組合せによるものが、用途に応
じて採用することができる。
本発明のベアリングにおけるガイドローラとしては、ニ
ードルローラを内部に組込んで、外周面がガイドレール
の周面の曲面よりも大きな曲率に形成したものを、その
支持軸を介して両側から軸受片にて支持してユニット化
したものとし、このガイドローラユニットを、ベアリン
グハウジングに設けてある組み込み凹所あるいは嵌挿孔
部に嵌め込んで、ガイドローラ両側の軸受片によってス
ラスト荷重を受は止めるようにしたのである。
また、このガイドローラユニットにおけるローラ支持軸
の軸受片には、ガイドローラ部への給油機構を組み込ん
でおき、外部から給油して潤滑性を維持できるように構
成してある。
作  用: 本発明のベアリングユニットは、使用する目的場所、条
件に応じて予め負荷の作用方向を選定して、好ましくは
ベアリングに対する負荷の作用側にガイドローラが直角
に位置するように構成したものを用いるようにする。し
たがって、たとえば水平移動する機器における案内要素
として使用する場合は、ガイドレールの上側にガイドロ
ーラが当接するように配置したものを機器の移動板に取
り付けて使用する。この場合、ガイドレールの頭部に対
してその支持脚側の下側部に補助摺動片が接するように
してベアリングを組み付ける。このようにしておけば、
はとんどの負荷はガイドローラが受支して、無理なく走
行移動することができる。補助摺動片はベアリングユニ
ットをガイドレールと組み合わせる際の位置ぎめの役目
と、浮き上がりを防止する働きをする。さらに、走行中
に生じる横方向の外力に対しては、ガイドローラ部にお
いて、ガイドローラ支持軸の軸受片がガイドローラを両
脇から支持して、それぞれの軸受片端面がガイドローラ
の側面に接して横荷重を受は止め、無理なくガイドロー
ラを回転させるので、故障が生じることはない。
また、本発明のベアリングユニットにては、前記したよ
うに負荷側にガイドローラが位置するようにして使用で
きる構成であるから、たとえば、2本のガイドレールに
沿わせて移動する走行体のガイド用として使用するには
、その移動体が上下動するものであれば、上側位置に配
するベアリングユニットではガイドローラの位置を昇降
体と反対側になるようにし、下側の位置に配するベアリ
ングユニットではガイドローラの位置をレールの前側に
配するようにして負荷がそれぞれガイドローラに作用す
るようにして、無理のない作動ができるようになる。あ
るいは、横吊り状態で移動するような使用の場合にあっ
ては、ガイドレールの上側にベアリングユニットのガイ
ドローラが位置するような構造のものを使用することで
、目的が達成できる。
さらに、本発明のベアリングユニットは、ベアリングハ
ウジングをブロック状のものにすることで、そのガイド
レール挿通孔もしくは切欠き部に対して、ガイドローラ
ユニットを、適宜間隔をおいて左右の縦方向と横方向と
にそれぞれ配設しておき、それぞれのガイドローラに対
向する位置には各々補助摺動片を嵌設して、いわば全方
向からの負荷に対して無理なく受支して円滑な移動がで
きるようにすることも可能である。
次に、ガイドローラは、その周面の凹曲面の曲率のほう
が、ガイドレールの円形断面案内部周面の曲率よりか大
きくなっているから、該ガイドローラ側の接触部分は常
に線接触となって、負荷が集中するのを極力分散するこ
とになり、無理なく円滑な転勤が期待でき、ニードルロ
ーラの組込みと相俟って耐久性を向上させることができ
る。
実施例: 以下本発明のベアリングユニットを実施例図について説
明すれば、次の通りである。
第1図に示すのは本発明ベアリングユニットの最も代表
的な構成の位置具体例を示す要部の断面図である。この
ベアリングユニット10は、ハウジング11がブロック
体で形成されたものであって、図において中心線上の下
半部(以下図面上における向きで説明する)に円形断面
の軸を案内頭部61とするガイドレール60が挿通する
ガイドレール挿入部12を軸線方向に設けてあり、この
ハウジング11のガイドレール挿入部12の上側に、ガ
イドローラ21が位置するように配設してある。また、
該ガイドレール挿入部12の内周面12′におけるガイ
ドローラ21の中心位置から左右にほぼ120°変位し
た位置(これに限定されることはない)には、いずれも
適宜角度で断面円弧状の切込み溝13が軸線方向に刻設
してあり、この切込み溝13には、前記ガイドレール6
0の案内頭部61の周面にほぼ合致する受は面を備えた
潤滑性を有する材料(たとえば含油焼結合金、銅合金、
カーボン含有樹脂、ナイフ・ン等の樹脂)にてなる補助
摺動片15が、それぞれ嵌設してある。したがって、ガ
イドローラ21と左右の補助摺動片15とによってガイ
ドレール60の案内頭部61を抱持する状態でレールと
ベアリングユニットとが、相対的に移動できるようにな
っている。
ガイドローラユニット20は第2図及び第3図に示すよ
うに、複数のニードルローラ22を内部に挿入したガイ
ドローラ21と、このガイドローラ21をニードルロー
ラ22を介して回転自在に支持するガイドローラの支持
軸23と、ガイドローラ21の両側に配置して支持軸2
3を両端部で受支する軸受片24.25とでなっている
。そのガイドローラ21は、外周面21’がガイドレー
ル60の案内頭部61の半径よりも大きい半径の凹曲面
に形成してある。また、両軸受片24.25は潤滑性を
有する材料、たとえば含油焼結合金で成形したものやナ
イロンなどの合成樹脂で成形したものであり、一方の軸
受片24はガイドローラ21の外径よりも大きい直径に
形成され、他方の軸受片25は組立時におけるガイドロ
ーラ側に該ガイドローラ21の外径よりもやや大きい直
径の鍔25”を有して、ガイドローラより小さな直径に
なっている。さらにこれら両軸受片24.25のガイド
ローラ側の側面は、該ガイドローラ21に作用する軸方
向のスラストを受支できるようにしてある。さらにまた
、これら両軸受片24.25には、図示のように外端面
に孔24°、25゛をそれぞれ設け、その孔から軸受孔
部24”、25”の内面に、軸線方向に油溝26が設け
てある。
このような構成のガイドローラユニット20は、ベアリ
ングハウジング11のガイドレール挿入部12の向きと
交差する向きで、ガイドローラ21が中心線を通る垂直
面上に位置するようにして、段付き孔に形成されたガイ
ドローラユニット装着孔16に嵌挿して、第1図におい
て示すように、該装着孔16の一方の開口部16゛から
は栓17を嵌挿し、挿入側には押え片18を嵌挿してス
ナップリング18′で固定するようにしてある。
ベアリングユニット10として、第4図に示すように、
軸線方向に所要長さ長くしたものにおいては、前記した
要領でガイドローラユニット20を所要の間隔にて複数
個配設し、同様にして各ガイドローラ21に対抗する個
所にて補助摺動片15を嵌設してある。また、ハウジン
グ11の軸線方向両端部には、第5図にて示すように、
下部の一部分を切欠いた欠円形のダストキーパ−19を
、嵌設して、ガイドレール20に対してベアリングユニ
ット10が移動する際、摺動片15部分やガイドローラ
21部分にダストが侵入するのを阻止するようにしてあ
る。
ハウジング11の外側面には、ガイドローラユニット取
付部を除いた適所に、機器取付ネジ孔14が複数個、好
ましくは規定した位置に穿設してある。
このような構成のベアリングユニット10によれば、た
とえば第6図に示すように、所要の間隔をおいて2本の
ガイドレール60を設置して、この各ガイドレール60
に対してそれぞれベアリングユニット10を前記のよう
にして装架し、この両ベアリングユニット10のハウジ
ング11の上面に取付板70を取付ネジ孔14を利用し
て定着し、該取付板70上に移動させようとする機器等
を搭載することにより、ガイドレール60に沿って移動
する機器を目的の区間で走行させることができる。この
場合、ベアリングユニット10においては、ハウジング
11を介して作用する負荷が主としてガイドローラ21
にかかり、補助摺動片15は移動時の横方向のずれや浮
き上がりを阻止する役目を果たす、ガイドローラ21は
1円形断面のガイドレール案内頭部61に対して、前記
したように該案内頭部61の曲面よりやや大きい曲面を
もっているので、常に軸線方向と交差する方向で線接触
した状態にあり、しかも支持軸とはニードルローラを介
して支持されているから、大きな負荷に対して充分に耐
えることができる。また、横方向に作用する外力に対し
ては、ガイドローラ21の両側面がいずれも軸受片24
または25の側面によって受は止められて推力を受支さ
れるので、回転に支障を来すことはない。さらに主たる
負荷はガイドローラにより受支し、補助摺動片15でも
って浮き上がりや捻れなどの作用力を受支するようにし
てあるので、実質的にガイドレールに対してのベアリン
グ側の保持は緊密にならず、したがって、移動時の抵抗
力が低減し、その分駆動力が有効に消費されて効率のよ
い駆動ができることになる。
このようなことから、ガイドレール60とベアリングユ
ニットとの関係を、使用個所の状況に応じて、ベアリン
グに対する負荷の作用する側にガイドローラ21が位置
するよう、対応させたものを使用するようにできる。た
とえば、第7図に示すように、ガイドレール挿入部12
に対してその側方にガイドローラ21が位置するように
し、このガイドローラ21に対してその反対側に補助摺
動片15が位置する構成にしたベアリングユニットIO
Aを使用すれば、ガイドレール60^を機体の下向きの
面、あるいは縦向きの面に取り付けて、これに対して該
ベアリングユニット10^を介して移動機器を吊下げて
、あるいは昇降するようにした用途に使用することがで
きる。このような形式のベアリングユニットIOAの場
合も、ガイドローラ21は前記と同様にガイドローラユ
ニット20としてハウジング11に組み込んで使用する
次に、第8図および第9図に示すのは、本発明の他の実
施例であって、このベアリングユニット10Bは、所要
長さのブロック状ハウジング11Bに、その長手中央位
置には前記したような要領で(第1図で示す様な位置)
ガイドローラユニット20を配設し、その位置から軸線
方向にそれぞれ所要の距離はなれてガイドレール挿入部
12の一側方にガイドローラユニット20を配設し、そ
の側方にガイドローラユニット20を配したところの反
対位置でガイドレール挿入部12の内周面に補助摺動片
15をそれぞれ嵌設した構成としたものである。この形
式にすれば、ガイドレール60Bをその支持台63が断
面し形にしたものとすることで、該ガイドレールを機体
A等に取り付けて、ベアリングユニット10Bを介して
移動体を吊下げるか、あるいは横に取り付けて、いわゆ
る吊下げ荷重もしくは横吊苛重に対してのガイドベアリ
ングとして、その負荷を主としてガイドローラ21に負
担させて移動するのに有効に使用できる。この場合も補
助摺動片15は、補助的な負荷に対して対応し、無理な
く移動することができる。
第10図および第11図に示すのは、さらに他の実施例
であって、このベアリングユニットIOCは、ブロック
状のハウジング11Cにおいて適宜間隔で千鳥状にガイ
ドローラユニット20を、ガイドレール挿入部12の両
脇に平行するようにして配設したものである。もちろん
、各ガイドローラ21と対向する位置には、それぞれ補
助摺動片15が嵌設してある。また、これらガイドロー
ラ21対向位置とほぼ90度変位した位置には、さらに
補助摺動片15”を嵌設し、ガイドレール60Bの案内
頭部61の頂面に対して該補助摺動片15°が接触する
ようにし、組立時の位置決めが確実に行えるようにした
ものである。この形式においても、主たる負荷はガイド
ローラ21に作用して無理なく円滑な走行ができる。こ
の場合は、ベアリングユニットとして、垂直荷重や吊下
げ荷重に対応する。
次に、第12図にて示すのは、長寸のブロック状ハウジ
ング110において、ガイドレール挿入部12にガイド
ローラ21が臨むようにして、軸線方向の両端部分には
平行してそれぞれ一対のガイドローラ21を、これらの
ガイドローラ間に1または複数のガイドローラ21がガ
イドレール挿入部12の頂部に相当する位置で、それぞ
れ配設した構造のものであり、この場合は、補助摺動片
15を省略した構造になっている。このようにした形式
のものでは、各ガイドローラ21がガイドレール60の
案内頭部61を抱持するようになり、全方向の負荷に対
応するものとなる。
上記したベアリングユニット10^、 10B、 IO
C,IOCのいずれの形・式でも、ガイドレール挿入部
12の両端部には、ダストキーパ−を取り付けて、内部
に粉塵などが侵入しないようにしておく、また、ハウジ
ングの外側面にネジ孔を設けて、機器取付用の孔とする
。なお、ハウジングの外形については前記したような形
状に限定されるものではなく、必要に応じて任意に変形
できることはゆうまでもない。
第13図ないし第17図に示す具体例は、さらに別な形
式のベアリングユニットIOEの実施例であって、ベア
リングハウジング11Eは前記のものと同様にブロック
状のものであり、その外周側面に設けたネジ孔14を利
用して機器等を取り付けて支持できるようになっている
。この形式のベアリングユニットIOEでは、ハウジン
グLIEのガイドレール挿入部12の軸線方向両端に、
図示のようにガイドローラ21の組込み部として切欠き
部31を設け、該切欠き部31の両側にガイドローラユ
ニット20Aの軸受片27.27を嵌挿できる受は孔3
2が、対称にそれぞれ刻設してある。この切欠き部31
に収められたガイドローラ21に対向する挿入部内周面
12′下半部には、前記実施例と同様に切込み溝13を
対称に設けて補助摺動片15が嵌設してある。
このベアリングユニットに使用するガイドローラユニッ
ト20Aは、ガイドローラ21およびその支持軸23に
ついて前記のものと同様であるが、軸受片27はその外
形が角形に形成されており、ローラ側に鍔27′ を有
している。もちろん、軸受片27の中心外端に給油孔2
7”を設けて、軸支持部の内面軸線方向に油溝26を付
してある。該ガイドローラユニット20Aはその両軸受
片27をハウジング11Eの受は孔32に、鍔27”を
切欠き部31に臨ませて嵌挿し、該ハウジングLIE端
面に添わせてカバープレート35により、軸受片27が
解脱しないように固定しておく、なお、このカバープレ
ート35は、ガイドローラ21に対応する部分で、図上
上側をハウジングLIEに予め設けてある取付1段部3
3と覆い片部35°とを係合して、切欠き部31を覆い
、また前側ではカバー内面にガイドローラとの接触を避
けるための切込み部を設けたものが、用いられる。
さらに、該カバープレート35の前面には、ダストキー
パ−37を備えたプレート36を配して、このプレート
36とカバープレート35とを重ね合わせて、ハウジン
グIIEにボルト締着し、ベアリング部をハウジング端
部に組み込んだ形式にしたものである。必要に応じてカ
バープレート35とハウジングの端面との間にスペーサ
ーを介在させ、取付ボルトとカバープレート35の取付
孔部とのシールができる軟質のシール片を介在させて締
着するようにしてもよい。
上記した形式のベアリングユニットIOEの場合におい
ても、前記実施例で説明したように、荷重のかかる方向
に応じて、負荷側にガイドローラ21が位置するように
し、その反対側に補助摺動片15が配設されるようにし
て、ハウジングの形状を用途に応じて任意変形したもの
が、使用できることは勿論のことである。
さらに、第18図ないし第23図で示すように、金属板
等を積層した形式のベアリングユニットIOFとしても
使用できる。この形式は第22図に示すような少なくと
も3稽類の形状のプレートを組合せて、そのうちのプレ
ート41に設けた十字形の切込み部41aが所要枚数積
層されてガイドローラユニット20Aの軸受片27の収
容部となるようにし、中央にガイドローラ21が位置し
て、ガイドレール挿入部12を形成する切込み41bに
補助摺動片15の受は入れ用切欠き41cを対称に設け
て、単にガイドローラ受は入れ切込み42aとガイドレ
ール挿入部用切込み42bおよび補助摺動片15の受は
入れ用切欠き42cを設けたプレート42を前記プレー
ト41の前後に複数枚配し、その外側にガイドレール挿
入部12を形成する切込み43bのみを設けた外板43
とで、各プレートに共通する締結孔44を中空リベット
45でもって締結することにより、ベアリングユニット
IOFが形成されたものであり、このような形式のもの
では、第20図及び第21図に例示するように、機器の
フレームAに示すごとく締結中空リベット45の孔を利
用してボルト締着し、使用する。
なお、この形式の場合には、第23図に示すようなガイ
ドローラ21の支持軸23Aの軸端部23A゛を一部切
り削いだものを使用して、その切り削いだ部分が前記の
軸受片収容部に嵌まって回動しないように支持すること
で、ガイドレーラユニツl−20Aの場合と同様の役目
を果たすことができる。もちろん、この形式にあっても
、前記各形式のものと同様にガイドローラの位置と補助
摺動片の位置とを変更して、用途に合わせて主負荷がガ
イドローラに作用するようにしたベアリングユニットを
構成することができる。
上記したように、本発明のベアリングユニツl−は、主
として断面円形の案内頭部を有するガイドレールを対象
に使用するものであるから、−mにガイドレールは、複
数本並列に配して、これらに対しベアリングユニットが
それぞれ必要数滑合するようにして機器等と組合せ使用
することにより、負荷をガイドローラに負担させ、摺動
片によって補助的に負荷を受は止めて、あるいは組立時
の案内として、簡単に組立られ、かつ円滑な移動案内と
して使用することができるのである。したがって、特に
小形の機械・機器などにおけるガイド機構として、比較
的簡便にして経済的で有効なベアリングユニットとして
有用なものといえる。
発明の効果: 本発明ベアリングユニットは、簡単な構成で主として負
荷が大きく作用する側にのみガイドローラを配置して、
それ以外の部分には補助として摺動片を組込み、組立時
や変則的な負荷による支障を来さないようにして、全体
の構成を簡素化でき、さらにガイドローラと摺動片との
関係を維持すれば、負荷に応じて内部構造を代えること
によって吊下げ荷重はもちろん、横荷重や場合によって
は片持ち荷重にも容易に対応できるものとなしえたので
あり、さらにガイドローラに対してスラスト荷重が作用
しても、別途スラストベアリングを組み込むことなく受
支して円滑な移動案内が可能な機能を発揮できるコンパ
クトなユニットとなり、装置に対する組み付けの容易性
と経済性とを併有する実用性大なるものであるといえる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明ベアリングユニットの実施例を示すもので
あって、第1図は最も代表的な構成の形式の要部縦断面
図、第2図は組み込まれるガイドローラユニットの拡大
断面図、第3図は第2図の側面図、第4図は第1図の側
面一部切断面図、第5図は第4図のV−V視図、第6図
は使用の一態様を示す図、第7図はガイドローラの位置
が異なる形式の一員体例を示す図、第8図ないし第12
図はガイドローラの位置を変更した別例のものを示す図
、第13図はさらに別の形式の要部を開いて示す図、第
14図は第13図の一部縦断側面図、第15図は正面図
、第16図はガイドローラユニットの断面図、第17図
は第16図の側面図、第18図ないし第21図は積層板
構造のベアリングユニットの一具体例を示す図であって
、第22図は構成する積層板の例を示す図、第23図は
ガイドローラの別例を示す図である。 10、IOA、 10B、IOC,IOD、IOE、I
OF・・・ベアリングユニット 11、 IIB、 IIC,110,IIE・・・ベア
リングのハウジング12・・・ガイドレール挿入部 12′・・・ガイドレール挿入部ノ内周面13・・・切
込み溝 14・・・機器等の取付ネジ孔 15.15’・・・補助摺動片 16・・・ガイドローラユニット装着孔17・・・栓 
       18・・・押え片19・・・ダストキー
パ− 20,2OA・・・ガイドローラユニット21・・・ガ
イドローラ   22・・・ニードルローラ23.23
A・・・ガイドローラ支持軸24.25.27・・・軸
受片   24”、25−・軸受孔部26・・・油溝 
      25′、27°・・・鍔31・・・切欠き
部     32・・・受は孔33・・・取付段部  
   35・・・カバープレート35°・・・覆い片部
    36・・・プレート37・・・ダストキーパ−
41,42・・・プレート41a、 41b、 42b
、 43b・=・切込み41C,42c・・・切欠き 43・・・外板       45・・・中空リベット
60・・・ガイドレール 61・・・ガイドレールの案内頭部 ′−!b8図 算crv1 ★11図 5θ 鴫13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面円形の軸を案内部とするガイドレールと組合わ
    せて使用するベアリングであって: ベアリングハウジングには、前記ガイドレールに対する
    負荷の作用側に、ガイドローラが内挿配設され、このガ
    イドローラ配設個所と対向するガイドレール抱持個所に
    は、該ガイドレール案内部に当接する円弧状の補助摺動
    片が嵌設してあり、前記ガイドローラはガイドレール案
    内面と適宜幅の線接触状態である、ことを特徴とするベ
    アリングユニット。 2 ガイドローラは、ニードルローラを内部に組込んで
    、外周面がガイドレールの周面の曲面よりも大きな曲率
    に形成したものを、その支持軸を介して両側から軸受片
    にて支持してユニット化したものとし、このガイドロー
    ラユニットを、ベアリングハウジングに設けてある組み
    込み凹所あるいは嵌挿孔部に嵌め込んで、ガイドローラ
    両側の軸受片によってスラスト荷重を受け止めるように
    してある、請求項1に記載のベアリングユニット。 3 ガイドローラユニットにおけるガイドローラ支持軸
    の軸受片には、ガイドローラ部への給油機構を組み込ん
    でおき、外部から給油できるように構成してある請求項
    2に記載のベアリングユニット。
JP12770389A 1989-05-19 1989-05-19 ベアリングユニツト Pending JPH02309010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000038991A (ko) * 1998-12-10 2000-07-05 김형벽 슬라이딩이 원활하게 이루어지는 보조 장치
US6199783B1 (en) * 1998-03-20 2001-03-13 Daiwa Seiko, Inc. Spinning reel for fishing having spool support structure

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KR20000038991A (ko) * 1998-12-10 2000-07-05 김형벽 슬라이딩이 원활하게 이루어지는 보조 장치

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