JPH02308445A - 光磁気ディスク - Google Patents

光磁気ディスク

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JPH02308445A
JPH02308445A JP12777589A JP12777589A JPH02308445A JP H02308445 A JPH02308445 A JP H02308445A JP 12777589 A JP12777589 A JP 12777589A JP 12777589 A JP12777589 A JP 12777589A JP H02308445 A JPH02308445 A JP H02308445A
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JP
Japan
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layer
protective
protective film
protective layer
mechanical strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP12777589A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Narumi
利勝 鳴海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH02308445A publication Critical patent/JPH02308445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 光磁気ディスク、より詳しくは、浮上磁気ヘッドを用い
た磁界変調記録方式用の光磁気ディスクに関し、 潤滑剤含浸効果を有する表面の保護膜の潤滑剤含浸量を
低下させることなく、該保護膜の強度を高めた光磁気デ
ィスクを提供することを目的とし、ディスク基板と、該
基板上に形成されかつ垂直磁気異方性を有する磁性薄膜
の記録層と、該記録層上に形成され、潤滑剤含浸効果を
有しかつ非磁性粉および有機樹脂からなる保護膜とで構
成されている光磁気ディスクにおいて、前記保護膜は2
層構造であり、前記記録層に近い下側第1保護層の非磁
性粉含有率が上側第2保護層よりも低いように構成する
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光磁気ディスク、より詳しくは、浮上磁気ヘ
ッドを用いた磁界変調記録方式用の光磁気ディスクに関
する。
従来の書き換え型光磁気ディスクでは、情報を新らたに
書き込む前に予め前の記録情報を消去しなければならず
、消去に費やすディスク1回転の動作と時間とが余分に
必要であった。そこで、書き込み処理と処理時間を短縮
するために、消去工程を省いたオーバライド(重ね書き
)技術が提案されている(例えば、仲尾、角田:「光磁
気ディスフの将来技術−オーバライト技術を中心として
−」、電子材料、1988年7月号、pp、 76−8
2、参照)。
〔従来の技術〕
オーバライドを行なう方法のひとつとして、レーザビー
ムを一定量継続照しながら、外部磁界を記録情報に合わ
せて印加する方法(磁界変調記録方式)がある。ここで
は、外部磁界を浮上磁気ヘッドで発生させている。光磁
気ディスク装置で浮上磁気ヘッドを用いる場合には、記
録媒体の磁性膜(記録層)の上に、磁気ヘッドとの接触
で記録層が傷付く (最悪では破壊される)のを防ぐ保
護膜が必要であり、有機樹脂(アクリル樹脂、フェノー
ル樹脂、ポリビニルメチルエーテル樹脂すど)と非磁性
粉(α酸化鉄、アルミナなど)とからなる潤滑剤含浸の
保護膜が採用されている。なお、磁性膜にTbFeCo
などの希土類−遷移金属を用いると、該磁性膜の酸化防
止のためのSiO□、^fN。
3i3N、、 2nS、 Tb5i02などの磁性膜用
保護膜が該磁性膜の両面に形成されて、上述の潤滑剤含
浸の保護膜の下に存在することになる。対浮上磁気ヘッ
ド用保護膜はその非磁性粉の含有量を多くする程、潤滑
剤含浸量は多くなり、見掛は上記録媒体の機械的強度が
向上する(潤滑効果による機械的強度の向上)。潤滑剤
としてはオイル、特に、フッ化カーボン系オイル(タラ
イトックス:商品名)が使用されている。他方、潤滑剤
を含浸していない場合には、保護膜自身の強度は非磁性
粉の含有量が多いほど低下する。なお、記録媒体の機械
的強度は、記録層の磁性膜に浮上磁気ヘッドによる傷が
入るまでの時間での光磁気ディスクの回転数(すなわち
、パス回数)で表わされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
記録媒体の機械的強度を向上させるためには、表面の保
護膜は潤滑剤含浸量が多くかつ保護膜自身も強いことが
望ましい。従来の保護膜ではそれ自身の強度を上げるた
めには上述したように非磁性粉の含有量を少なくする必
要があるが、それでは逆に潤滑剤含浸量が減少してしま
うために、潤滑効果による機械的強度向上のメリットが
減少することになる。
本発明は、潤滑剤含浸効果を有する表面の保護膜の潤滑
剤含浸量を低下させることなく、該保護膜の強度を高め
た光磁気ディスクを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的が、ディスク基板と、該基板上に形成されか
つ垂直磁気異方性を有する磁性薄膜の記録層と、該記録
層上に形成され、潤滑剤含浸効果を有しかつ非磁性粉お
よび有機樹脂からなる保護膜とで構成されている光磁気
ディスクにおいて、前記保護膜は2層構造であり、前記
記録層に近い下側第1保護層の非磁性粉含有率が上側第
2保護層よりも低いことを特徴とする光磁気ディスクに
よって達成される。
下側第1保護層の非磁性粉含有率は5〜15%であり、
そして、上側第2保護層の非磁性粉含有率は30〜50
%であることが望ましい。
〔作 用〕
非磁性粉と有機樹脂とからなる表面の保護膜について、
本発明では、浮上磁気ヘッドと直接接触することになる
上側第2保護層の非磁性粉含有量を多くして潤滑剤含浸
量を多くし、一方、後述するように非磁性粉含有量の少
ない下側第1保護層を設けて非磁性粉含有量の多い保護
層と記録層用保護膜との密着性を高め、全体として記録
媒体の機械的強度を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して実験によって本発明の詳細な
説明する。
第2図に示すような構造の光磁気ディスクを製作する。
この光磁気ディスクは、ガラスのディスク基板1と、プ
リグループパターンを有する紫外線硬化樹脂層2と、T
bFeC0の磁性膜記録層4と、該記録層のためのTb
510z保護層3および5と、非磁性粉(α酸化鉄)お
よび樹脂の保護膜6とからなる。保護膜6の樹脂は第1
表に示す組成の混合樹脂である。
第1表 樹脂組成 そして、非磁性粉の含有量を10%、20%および30
%と変えて保護膜6を形成する。
保護膜6に潤滑剤を含浸させない状態で、第2図に示す
ように、アルミナ(A I! 203)のスライダー9
を保護膜6を押し付けて(スライダー押し付は荷重:5
0グラム)、光磁気ディスクを回転させる。記録層4に
傷が入るまでの時間tを調べ、その間のディスク回転数
(パス回数)を求める。その結果を第4図の線aで示す
。このように非磁性粉の量が多くなるほど、パス回数(
記録媒体の機械的強度)は低下する。
他方、第3図に示すように、ガラスディスク基板1上に
直接保護膜6を形成し、潤滑剤を含浸させず上述のよう
にスライダー9を押し付けて基板1を回転させて、基板
1が表出するまでの時間を調べ、その間のディスク回転
数(パス回数)を求める。この場合には、保護膜6の樹
脂は第1表組成であるが、非磁性粉の含有量を30%、
40%および50%と変えている。その結果を第4図の
線すで示す。このように非磁性粉の量が多くなるほど、
パス回数は低下するわけであるが、保護膜6を基板1上
に付けたほうが記録層用保護膜5上に付けたときよりも
保護膜6自身の強さははるかに大きい。これらのことか
ら、非磁性粉の含有量が多いほど、保護膜6はその下の
記録層用保護膜5との密着性が悪くなっていることがわ
かり、密着性を向上させることが必要であるとわかる。
そこで、本発明の光磁気ディスクは、第1図に示すよう
に、上述したガラスディスク基板1、紫外線硬化樹脂層
2、記録層用保護膜3、磁性膜記録層4および記録層用
保護膜5の上に非磁性粉の少ない下側第1保護層11お
よび非磁性粉の多い上側第2保護層12が形成されてい
る。これら保護層11.12はその樹脂が第1表に示す
組成のものであり、非磁性粉含有量が下側第1保護層で
5〜15%であり、そして上側第2保護層で30〜50
%である。また、これら保護層は厚さが0.5〜5虜で
ある。下側第1保護層11は、非磁性粉含有量が低いだ
け樹脂含有量が多いわけであり、このためにその下の記
録層用保護膜5との密着性が確保できる。そうしておい
て第1保護層11の上に非磁性粉含有量の多いことでそ
れ自身の強さが優れている上側第2保護層12によって
、記録媒体の機械的強度の向上が達成できる。本発明の
光磁気ディスクを潤滑剤なしのスライダー9押し付は状
態で回転させると、第4図の線すに近い記録媒体の機械
的強度が達成できる。そして、潤滑剤を上側第2保護層
12に含浸させることで機械的強度がより一段と向上す
る。
上述の場合に、ディスク基板にガラスを用いているが、
ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂な
どであってもよい。記録層の磁性体およびその保護膜も
公知の材料でよく、さらには表面の保護膜および上側お
よび下側保護層の樹脂も上述した組成例に限定されずに
各種のものが使用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、浮上磁気ヘッドに接する保護膜を2層
構造にして、保護膜全体として記録媒体の機械的強度を
従来よりも3〜5倍向上させ(スライダー押し付けによ
る評価での比較)、かつ潤滑剤含浸量も多くでき潤滑効
果による機械的強度向上も図れる。したがって、このよ
うな保護膜の性能・特性向上は浮上磁気ヘッドを用いた
磁界変調オーバライド2の実現に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る光磁気ディスクの部分断面図で
あり、 第2図は、従来の光磁気ディスクの部分断面図であり、 第3図は、ディスク基板上に保護膜を形成したディスク
の部分断面であり、および 第4図は、非磁性粉含有率と記録媒体の機械的強度(パ
ス回数)との関係を示すグラフである。 1・・・ガラスディスク基板、 4・・・記録層、     6・・・保護膜、9・・・
スライダー、    11・・・下側第1保護層、12
・・・上側第2保護層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ディスク基板と、該基板上に形成されかつ垂直磁気
    異方性を有する磁性薄膜の記録層と、該記録層上に形成
    され、潤滑剤含浸効果を有しかつ非磁性粉および有機樹
    脂からなる保護膜とで構成されている光磁気ディスクに
    おいて、前記保護膜は2層構造であり、前記記録層に近
    い下側第1保護層の非磁性粉含有率が上側第2保護層よ
    りも低いことを特徴とする光磁気ディスク。
JP12777589A 1989-05-23 1989-05-23 光磁気ディスク Pending JPH02308445A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0464674A2 (en) * 1990-06-29 1992-01-08 Sony Corporation Magneto-optical disc
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