JPH02306916A - 血小板粘着抑制剤 - Google Patents

血小板粘着抑制剤

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JPH02306916A
JPH02306916A JP12824589A JP12824589A JPH02306916A JP H02306916 A JPH02306916 A JP H02306916A JP 12824589 A JP12824589 A JP 12824589A JP 12824589 A JP12824589 A JP 12824589A JP H02306916 A JPH02306916 A JP H02306916A
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西 孝夫
Tetsuyuki Uno
哲之 宇野
Yasuo Koga
康雄 古賀
Yoshio Shu
朱 吉男
Takehiro Igawa
井川 武洋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、血小板粘着抑制剤に関する。
発明の開示 本発明の血小板粘着抑制剤は、下記一般式(1)で表わ
されるベンゾアゾール化合物又はその塩をa効成分とす
るものである。
一般式 (R’ ) n [式中Xは、硫黄原子又は基\N/を示す。
(R3は、水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル
基又はフェニル低級アルキル基を示す。)R1は、ハロ
ゲン原子、シアノ基、シアノ置換低級アルコキシ基、置
換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキ
ル基、低級アルカノイル基、低級アルコキシ基、水酸基
、ニトロ基、アミノ基、置換基として水酸基を有する低
級アルキル基、フェニル環上に置換基として低級アルキ
ル基及び水酸基なる群より選ばれた基を1〜3個有する
ことのあるフェニル低級アルキル基、フリル環上にシク
ロアルキル基を有することのあるフリル低級アルコキシ
基、低級アルコキシカルボニル低級アルコキシ基、置換
基として低級アルキル基を有することのあるアミノチオ
カルボニルオキシ基、置換基として低級アルキル基を何
することのあるアミノカルボニルチオ基、フェニル環上
に置換基としてノ\ロゲン原子、低級アルキル基及び水
酸基なる群より選ばれた基を1〜3個有することのある
フェニル低級アルコキシ基、ピロリジニル環上に置換基
として水酸基を有する低級アルキル基を有することのあ
るピロリジニル低級アルキル基、置換基としてフェニル
環りに置換基としてハロゲン原子を存することのあるフ
ェニル低級アルキル基を有することのあるアミジノ基、
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミジ
ノ低級アルコシ基、又は基(−o−A+mNぐR4を示
す。(Aは低級アルキレン基を示す。mは0又は1を示
す。
R4又はR5は同−又は異なって水素原子、フェニル環
上に置換基としてハロゲン原子をHすることのあるフェ
ニル低級アルキル基、置換基としてハロゲン原子を有す
ることのある低級アルカノイル基、置換基として水酸基
もししくはハロゲン原子を有することのある低級アルキ
ル基、シクロアルキル基又は基す。Bは低級アルキレン
基を示す。R6及びR7は同−又は異なって水素原子又
は低級アルキル基を示す。またこのR6及びR7は、こ
れらが結合する窒素原子と共に窒素原子を介し又は介す
ることなく、5又は6員の飽和の複素環を形成してもよ
い。該複素環上には、置換基として低級アルキル基を有
することのあるアミノ基が置換していてもよい。)を示
す。またR4及びR5は、これらが結合する窒素原子と
共に窒素原子を介し又は介することなく、5又は6員の
飽和又は不飽和の複素環を形成してもよい。該複素環上
には、置換基として低級アルキル基を有することのある
アミノ基、置換基として水酸基を有する低級アルキル基
又は置換基として低級アルキル基を有することのあるア
ミノカルボニル基が置換していてもよい。nは0又は1
〜2の整数を示す。R2は置換基として低級アルキル基
を有することのあるピロリル基、チェニル基、ピリジル
チオ低級アルキル基、フェニル環上に置換基としてハロ
ゲン原子を何することのある低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、水酸基、ハロゲン原子及び基 /R8 −0−Y−N、   (Yは低級アルキレン基を示す。
R8及びR9は同−又は異なって水素原子、低級アルキ
ル基又はシクロアルキル基を示す。またR8及びR9は
、これらが結合する窒素原子と共に窒素原子を介し又は
介することなく5又は6員環の飽和の複素環を形成して
もよい。)なる群より選ばれた基を1〜3個有すること
のあるフェニル基、又は、R1l+ 基−N、   [(RIO及びR11は同−又は異R1
+ なって、水素原子、低級アルキル基又はフェニル環上に
置換基としてハロゲン原子、低級アルキルチオ基及び置
換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキ
ル基なる群から選ばれた基を有することのあるフェニル
基を示す。またRIG及びR1’は、これらが結合する
窒素原子と共に窒素原子を介し又は介することなく5又
は6員の飽和の複素環を形成してもよい。該複素環上に
は低級アルキル基、フェニル低級アルコキシカルボニル
基及/RI2 び基N、   (RI2及びR+3は同−又は異なって
水素原子、低級アルキル基又は低級アルカノイル基を示
す。またRI2及びRI3はこれらが結合する窒素原子
と共に窒素原子を介し又は介することなく5又は6員の
飽和の複素環を形成してもよい。)なる群から選ばれた
基を1〜3個有していてもよい。)を示す。]で表わさ
れるベンズアゾール化合物又はその塩を有効成分として
含有することを特徴とする血小板粘着抑制剤。
上記一般式(1)で表わされるベンズアゾール化合物又
はその塩は、血小板粘着抑制作用を有し、例えば動脈硬
化症、虚血性心疾患、慢性動脈閉塞症、急性又は慢性の
腎炎等の治療及び予防薬として、或は人工透析時や人工
臓器埋め込み時等に使用され得る。
上記一般式(1)において示される各基は、各々次の通
りである。
低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、
ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキ
ル基を例示できる。
低級アルケニル基としては、ビニル、アリル、2−ブテ
ニル、3−ブテニル、1−メチルアリル、2−ペンテニ
ル、2−へキセニル基等の炭素数2〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルケニル基を例示できる。
フェニル低級アルキル基としては、ベンジル、2−フェ
ニルエチル、1−フェニルエチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、1.l−ジメチル−2−フェ
ニルヘキシル、5−フェニルペンチル、6−フェニルヘ
キシル、2−メチル−3−フェニルプロピル基等のアル
キル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基
であるフェニルアルキル基を例示できる。
ハロゲン原子としては、弗素原子、塩素原子、臭素原子
及び沃素原子を例示できる。
置換基としてハロゲン原子を存することのある低級アル
キル基としては、前記低級アルキル基に加えて、クロロ
メチル、ブロモメチル、ヨードメチル、トリフルオロメ
チル、2−フルオロエチル、2.2−ジフルオロエチル
、2,2.2−hリフルオロエチル、3−クロロプロピ
ル、4−クロロブチル、3,4−ジクロロブチル、3−
フルオロペンチル、2,3.4−トリフルオロペンチル
、2.3−ジクロロヘキシル、6.6−ジブロモヘキシ
ル基等の置換基としてハロゲン原子を1〜3個゛Uする
ことのある炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基
を例示できる。
低級アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキ
シ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜
6の分子鎖状アルコキシ基を例示できる。
置換基として水酸基を有する低級アルキル基としては、
例えばヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−
ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒド
ロキシブチル、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチ
ル、5−ヒドロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキシル
、2−メチル−3−ヒドロキシプロピル基等の置換基と
して水酸基を有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキル基を例示できる。
フェニル環上に置換基として低級アルキル基及び水酸基
なる群より選ばれた基を1〜3個有することのあるフェ
ニル低級アルキル基としては、例えば前記フェニル低級
アルキル基に加えて、3−メチルベンジル、2− (3
,4−ジメチルフェニル)エチル、1−(4−エチルフ
ェニル)エチル、3−(2−プロピルフェニル)プロピ
ル、4−(3−ブチルフェニル)ブチル、1,1−ジメ
チル−2−(4−ペンチルフェニル)エチル、5−(4
−へキシルフェニル)ペンチル、6−(3゜4.5−ト
リメチルフェニル)ヘキシル、2−メチル−3−(2,
5−ジメチルフェニル)プロピル、3−ヒドロキシベン
ジル、2− (3,4−ジヒドロキシフェニル)エチル
、1−(4−ヒドロキシフェニル)エチル、3−(2−
ヒドロキシフェニル)プロピル、4−(3−ヒドロキシ
フェニル)ブチル、1,1−ジメチル−2−(4−ヒド
ロキシフェニル)エチル、5− (4−ヒドロキシフェ
ニル)ペンチル、6− (3,4,5−トリヒドロキシ
フェニル)ヘキシル、2−メチル−3−(2,5−ジヒ
ドロキシフェニル)プロピル、4−ヒドロキシ−3,5
−ジ−t−ブチルベンジル、4−ヒドロキシ−3−t−
ブチルベンジル基等のフェニル環上に炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルキル基及び水酸基なる群より選ばれ
基を1〜3個有することがあり且つアルキル部分の炭素
数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるフェニ
ルアルキル基を例示できる。
フリル環上にシクロアルキル基を有することのあるフリ
ル低級アルコキシ基としては、例えば(2−フリル)メ
トキシ、2−(3−フリル)エトキシ、1−(2−フリ
ル)エトキシ、3−(3−フリル)プロポキシ、4−(
2−フリル)ブトキシ、1,1−ジメチル−2−(3−
フリル)エトキシ、5− (2−フリル)ペンチルオキ
シ、6−(3−フリル)へキシルオキシ、(5−シクロ
プロピル−2−フリル)メトキシ、2−(2−シクロブ
チル−3−フリル)、エトキシ、1−(4−シクロベン
チルー2−フリル)エトキシ、3−(5−シクロへキシ
ル−2−フリル)プロポキシ、4−(5−シクロへブチ
ル−2−フリル)ブトキシ、1,1−ジメチル−2−(
4−シクロオクチル−3−フリル)エトキシ、5−(3
−シクロへキシル−2−フリル)ペンチルオキシ、6−
(5−シクロへキシル−3−フリル)へキシルオキシ基
等のフリル環上に炭素素3〜8のシクロアルキル基を有
することのあるアルコキシ部分の炭素数が1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルコキシ基であるフリルアルコキシ基を
例示できる。
低級アルコキシカルボニル低級アルコキシ基としては、
例えばメトキシカルボニルメトキシ、3゜−メトキシカ
ルボニルプロポキシ、4−エトキシカルボニルブトキシ
、6−プロポキシカルボニルへキシルオキシ、5−イソ
プロポキシカルボニルペンチルオキシ、1,1−ジメチ
ル−2−ブトキシカルボニルエトキシ、2−メチル−t
art−ブトキシ力ルポニルブロボキシ、2−ペンチル
オキシカルボニルエトキシ、ヘキシルオキシカルボニル
メトキシ基等のアルコキシ部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルコキシ基である炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルコキシカルボニルアルコキシ基を挙げるこ
とができる。
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
チオカルボニルオキシ基としては、例えばアミノチオカ
ルボニルオキシ、メチルアミノチオカルボニルオキシ、
エチルアミノチオカルボニルオキシ、プロピルアミノチ
オカルボニルオキシ、tert−ブチルアミノチオカル
ボニルオキシ、ペンチルアミノチオカルボニルオキシ、
ヘキシルアミノチオカルボニルオキシ、ジメチルアミノ
チオカルボニルオキシ、ジエチルアミノチオカルボニル
オキシ、ジ−n−プロピルアミノチオカルボニルオキシ
、ジ−n−ブチルアミノチオカルボニルオキシ、ジエチ
ルアミノチオカルボニルオキシ、ジヘキシルアミノチオ
カルボニルオキシ、N−メチル−N−n−ブチルアミノ
チオカルボニルオキシ、N−メチル−N−ペンチルアミ
ノチオカルボニルオキシ、N−エチル−N−へキシルア
ミノチオカルボニルオキシ基等の置換基として炭素数1
〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1又は2個有する
ことのあるアミノチオカルボニルオキシ基を例示できる
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
カルボニルチオ基としては、例えばアミノカルボニルチ
オ、メチルアミノカルボニルチオ、エチルアミノカルボ
ニルチオ、プロピルアミノカルボニルチオ、tert−
ブチルアミノカルボニルチオ、ペンチルアミノカルボニ
ルチオ、ヘキシルアミノカルボニルチオ、ジメチルアミ
ノカルボニルチオ、ジエチルアミノカルボニルチオ、ジ
−n−プロピルアミノカルボニルチオ、ジ−n−ブチル
アミノカルボニルチオ、ジエチルアミノカルボニルチオ
、ジエチルアミノカルボニルチオ、N−メチル−N−n
−ブチルアミノカルボニルチオ、N−メチル−N−ペン
チルアミノカルボニルチオ、N−エチル−N−へキシル
アミノカルボニルチオ基等の置換基として炭素数1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1又は2個有すること
のあるアミノカルボニルチオ基を例示できる。
フェニル環上に置換基としてハロゲン原子、低級アルキ
ル基及び水酸基なる群より選ばれた基を1〜3個有する
ことのあるフェニル低級アルコキシ基としては、例えば
2−クロロベンジルオキシ、2−(3−クロロフェニル
)エトキシ、1−(4−クロロフェニル)エトキシ、3
−(2−フルオロフェニル)プロポキシ、4−(3−ブ
ロモフェニル)ブトキシ、1.1−ジメチル−2−(4
−ヨードフェニル)エトキシ、5− (2,6−ジクロ
ロフェニル)ペンチルオキシ、6− (3,4゜5−ト
リクロロフェニル)へキシルオキシ、2−メチル−3−
(3,4−ジフルオロフェニル)プロポキシ、3−メチ
ルベンジルオキシ、2− (3゜4−ジメチルフェニル
)エトキシ、1−(4−エチルフェニル)エトキシ、3
−(2−プロピルフェニル)プロポキシ、4− (3−
ブチルフェニル)ブトキシ、1.1−ジメチル−2−(
4−ペンチルフェニル)エトキシ、5−(4−へキシル
フェニル)ペンチルオキシ、6− (3,4,,5−ト
リメチルフェニル)へキシルオキシ、2−メチル−3−
(2,5−ジメチルフェニル)プロポキシ、3−ヒドロ
キシベンジルオキシ、2− (3,4−ジヒドロキシフ
ェニル)エトキシ、1−(4−ヒドロキシフェニル)エ
トキシ、3−(2−ヒドロキシフェニル)プロポキシ、
4−(3−ヒドロキシフェニル)ブトキシ、1,1−ジ
メチル−2−(4−ヒドロキシフェニル)エトキシ、5
−(4−ヒドロキシフェニル)ペンチルオキシ、6−(
3,4,5−トリヒドロキシフェニル)へキシルオキシ
、2−メチル−3−(2,5−ジヒドロキシフェニル)
プロポキシ、ベンジルオキシ、2−フェニルエトキシ、
1−フェニルエトキシ、3−フェニルプロポキシ、4−
フェニルブトキシ、1.1−ジメチル−2−フェニルエ
トキシ、5−フェニルペンチルオキシ、6−フエニルヘ
キジルオキシ、2−メチル−3−フェニルプロポキシ、
4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチル−ベンジルオ
キシ、2−クロロ−4−ヒドロキシベンジルオキシ、4
−ヒドロキシ−3−t−ブチルベンジルオキシ基等のフ
ェニル環上に置換基としてハロゲン原子、炭素数1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルキル基及び水酸基なる群より選
ばれた基を1〜3個有することがあり且つアルコキシ部
分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基で
あるフェニルアルコキシ基を例示できる。
ピロリジニル環上に置換基として水酸基を有する低級ア
ルキル基を−Hすることのあるピロリジニル低級アルキ
ル基としては、例えば(1−ピロリジニル)メチル、2
−(2−ピロリジニル)エチル、1−(3−ピロリジニ
ル)エチル、3〜(1−ピロリジニル)プロピル、4−
(2−ピロリジニル)ブチル、1,1−ジメチル−2−
(3−ピロリジニル)エチル、5−(1−ピロリジニル
)ペンチル、6− (2−ピロリジニル)へキシル、2
−メチル−3−(3−ピロリジニル)プロピル、(2−
ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)メチル、2− 
[3−(2−ヒドロキンエチル)−2=ピロリジニル]
エチル、1−[2〜(1−ヒドロキシエチル)−3−ピ
ロリジニル]エチル、3− [2−(3−ヒドロキシプ
ロピル)−1−ピロリジニル]プロピル、4− [1−
(4−ヒドロキシブチル)−2−ピロリジニルコブチル
、1,1−ジメチル−2−[4−(5−ヒドロキシペン
チル)−3−ピロリジニル]エチル、5−[3−(6−
ヒドロキシヘキシル)−1−ビロリジニルコベンチル、
6− [5−(2−メチル−3〜ヒドロキシプロピル)
−2−ピロリジニルアルキル基−ヒドロキシエチル)−
3−ピロリジニルアルキル基等のピロリジニル環上に置
換基として水酸基を有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基を有することのあるアルキル部分の炭素
数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるピロリ
ジニルアルキル基を例示できる。
置換基としてフェニル環上に置換基としてハロゲン原子
を有することのあるフェニル低級アルキル基を汀するこ
とのあるアミジノ基としては、νすえばアミジノ Nl
−ベンジルアミジノ、N2−(2−フェニルエチル)ア
ミジノ、Nl −(1−フェニルエチル)アミジノ、N
2− (4−フェニルブチル)アミジノ、N’−(1,
1−ジメチル−2−フェニルエチル)アミジノ、N2−
 (5−フェニルペンチル)アミジノ、Nl −(6−
フェニルヘキシル)アミジノ、N2−(2−メチル−3
−フェニルプロピル)アミジノ、Nl、Nl −ジベン
ジルアミジノ Nl 、Nl 、N2−トリベンジルア
ミジノ、N’ −(2−クロロベンジル)アミジノ、N
2− [2−(3−クロロフェニル)エチル]アミジノ
、Nl −[1−(4−クロロフェニル)エチル]アミ
ジノ、N2− [3−(2−フルオロフェニル)プロピ
ル]アミジノ、Nl −[4−(3−ブロモフェニル)
ブチル]アミジノ、N2−[1,1−ジメチル−2−(
4−ヨードフェニル)エチルコアミジノ、N’ −[5
−(2゜6−ジクロロフェニル)ペンチル]アミジノ、
N2− [6−(3,4,5−トリクロロフェニル)へ
キシル]アミジノ、Nl −(2−クロロベンジル) 
−N2− (2−フェニルエチル)アミジノ基等の置換
基としてフェニル環上に置換基としてハロゲン原子を1
〜3個釘することのあるアルキル部分の炭素数が1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるフェニルアルキル
基を1〜3個有することのあるアミジノ基を例示できる
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミジ
ノ低級アルコキシ基としては、例えばアミジノメトキシ
、2−アミジノエトキシ、1−アミジノエトキシ、3−
アミジノプロポキシ、4−アミジノブトキシ、1,1−
ジメチル−2−アミジノエトキシ、5−アミジノペンチ
ルオキシ、6−アミジノヘキシルオキシ、2−メチル−
3−アミジノプロポキシ Nl −メチルアミノメトキ
シ、2− (N2−エチルアミジノ)エトキシ、1−(
N’−プロピルアミジノ)エトキシ、3−(N2−ブチ
ルアミジノ)プロポキシ、4−(NI−ペンチルアミジ
ノ)ブトキシ、1,1−ジメチル−2−(N2−へキシ
ルアミジノ)エトキシ、5−(N’−イソプロピルアミ
ジノ)ペンチルオキシ、6−(N2−t−ブチルアミジ
ノ)へキシルオキシ、2−メチル−3−(Nl 、Nl
−ジメチルアミジノ)プロポキシ、Nl、Nl −ジメ
チルアミジノプロポキシ、(Nl 、 Nl 。
N2−トリメチルアミジノ)メトキシ、2−(NI−メ
チル−N2−エチルアミジノ)エトキシ、3− (N’
−メチル−N2−プロピルアミジノ)プロポキシ、3−
 (N’ 、Nl −ジメチル−N2−エチルアミジノ
)プロポキシ基等の置換基として炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基を1〜3個有することのあるアル
コキシ部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコ
キシ基であるアミジノアルコキシ基を例示できる。
低級アルキレン基としては、メチレン、エチレン、トリ
メチレン、2−メチルトリメチレン、2゜2−ジメチル
トリメチレン、1−メチルトリメチレン、メチルメチレ
ン、エチルメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン
、ヘキサメチレン基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキレン基を例示できる。
フェニル環上に置換基としてハロゲン原子を有すること
のあるフェニル低級アルキル基としては、前記フェニル
低級アルキル基に加えて、2−クロロベンジル、2−(
3−クロロフェニル)エチル、1−(4−クロロフェニ
ル)エチル、3− (2−フルオロフェニル)プロピル
、4−(3−ブロモフェニル)ブチル、1,1−ジメチ
ル−2−(4ヨードフエニル)エチル、5  (2,6
−’;クロロフェニル)ペンチル、6− (3,4,5
−トリクロロフェニル)ヘキシル、2−メチル−3−(
3,4−ジフルオロフェニル)プロピル、3゜5−ジク
ロロベンジル、3,4−ジクロロベンジル、3.5−ジ
ブロモベンジル基等のフェニル環」二に置換基としてハ
ロゲン原子を1〜3個Gすることのあるアルキル基部分
の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基である
フェニルアルキル基を例示できる。
低級アルカノイル基としては、例えばホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノ
イル、ヘキサノイル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルカノイル基を例示できる。
置換基として水酸基又はハロゲン原子を有することのあ
る低級アルキル基としては、前記置換基としてハロゲン
原子を有することのある低級アルキル基及び置換基とし
て水酸基を有する低級アルキル基を例示できる。
シクロアルキル基としては、シクロプロ′ピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チル、シクロオクチル基等の炭素数3〜8のシクロアル
キル基を例示できる。
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
基としては、例えばアミノ、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノ、tert−ブチルアミノ、ペンチルアミノ、ヘキシ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピ
ルアミノ、ジブチルアミノ、ジエチルアミノ、ジエチル
アミノ、N−メチル−N−エチルアミノ、N−エチル−
N−プロピルアミノ、N−メチル−N−ブチルアミノ、
N−メチル−N−へキシルアミノ基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキル基が1〜2個置換することの
あるアミノ基を挙げることができる。R6及びR7が結
合する窒素原子と共に窒素原子を介し又は介することな
く形成される5又は6員の飽和の複素環としては、例え
ばピペラジニル、ピペリジニル、ピロリジニル基等を例
示できる。
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
基が置換した前記複素環としては、例えば4−ジメチル
アミノ−1−ピペリジニル、2−アミノ−1−ピペリジ
ニル、3−メチルアミノ−1−ピペリジニル、4−エチ
ルアミノ−1−ピペリジニル、2−プロピルアミノ−1
−ピペリジニル、3−ブチルアミノ−1−ピペリジニル
、4−ペンチルアミノ−1−ピペリジニル、3−へキシ
ルアミノ−1−ピペリジニル、4−ジエチルアミノ−1
−ピペリジニル、4−(N−メチル−N−へキシルアミ
ノ)−1−ピペリジニル、3−アミノ−1−ピペラジニ
ル、2−イソプロピルアミノ−1−ピペラジニル、3−
tert−ブチルアミノ−1−ピペラジニル、2−ジプ
ロピルアミノ−1−ピペラジニル、3−(N−メチル−
N−エチルアミノ)−1−ピペラジニル、2−アミシー
1−ピロリジニル、3−メチルアミノ−1−ピロリジニ
ル、2−ジヘキシルアミノー1−ピロリジニル、3−(
N−メチル−N−ブチルアミノ)−1−ピロリジニル基
等の置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
キル基が1〜2個置換することのあるアミノ基が置換し
た前記複素環を例示できる。
R4及びR5が結合する窒素原子と共に窒素原子を介し
又は介することなく形成される5又は6員の飽和又は不
飽和の複素環としては、例えばピペラジニル、ピペリジ
ニル、ピロリジニル、ピロリル、イミダゾリル、イミダ
ゾリジニル、2−イミダゾリニル、2−ピロリニル、ピ
ラゾリル、2−ピラゾリニル、ピラゾリジニル基等を例
示できる。
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
カルボニル基としては、例えばアミノカルボニル、メチ
ルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、プロピ
ルアミノカルボニル、イソプロピルアミノカルボニル、
ブチルアミノカルボニル、tert−ブチルアミノカル
ボニル、ペンチルアミノカルボニル、ヘキシルアミノカ
ルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノ
カルボニル、ジプロピルアミノカルボニル、ジブチルア
ミノカルボニル、ジエチルアミノカルボニル、ジエチル
アミノカルボニル、N−メチル−N−エチルアミノカル
ボニル、N−エチル−N−プロピルアミノカルボニル、
N−メチル−N−ブチルアミノカルボニル、N−メチル
−N−ヘキシルアミノカルボニル基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキル基が1〜2個置換することの
あるアミノカルボニル基を挙げることができる。
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
基、置換基として水酸基を有する低級アルキル基又は置
換基として低級アルキル基を有することのあるアミノカ
ルボニル基が置換した前記R4及びR5で形成される複
素環としては、例えば4−ジメチルアミノ−1−ピペリ
ジニル、2−アミノ−1−ピペリジニル、3−メチルア
ミノ−1−ピペリジニル、4−エチルアミノ−1−ピペ
リジニル、2−プロピルアミノ−1−ピペリジニル、3
−ブチルアミノ−1−ピペリジニル、4−ペンチルアミ
ノ−1−ピペリジニル、3−へキシルアミノ−1−ピペ
リジニル、4−ジエチルアミノ−1−ピペリジニル、4
−(N−メチル−N=ヘキシルアミノ)−1−ピペリジ
ニル、3−アミノ−1−ピペラジニル、2−イソプロピ
ルアミノ−1−ピペラジニル、3− tert−ブチル
アミノ−1−ピペラジニル、2−ジプロピルアミノ−1
=ピペラジニル、3−(N−メチル−N−エチルアミノ
)−1−ピペラジニル、2−アミノ−1−ピロリジニル
、3−メチルアミノ−1−ピロリジニル、2−ジヘキシ
ルアミノー1−ピロリジニル、3−(N−メチル’−N
−ブチルアミノ)−1−ピロリジニル、3−メチルアミ
ノ−1−ピロリル、2−エチルアミノ−1−ピロリル、
2−プロピルアミノ−1−イミダゾリル、4−ブチルア
ミノ−1−イミダゾリジニル、2−ペンチルアミノ−2
−イミダゾリニル、3−へキシルアミノ−2−ピロリニ
ル、3−ジメチルアミノピラゾリル、4−ジメチルアミ
ノピラゾリル、3−ジプロピルアミノ−2−ピラゾリニ
ル、4−ジブチルアミノピラゾリジニル、3−ジベンチ
ルアミノー2−イミダゾリニル、5−ジヘキシルアミノ
ー2−ピロリニル、5−(N−メチル−N−エチルアミ
ノ)ピラゾリル、2−ジメチルアミノカルボニル−1−
ピロリジニル、4−ヒドロキシメチル−1−ピペラジニ
ル、2−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル、3−(
2−ヒドロキシエチル)−1−ピペリシェル、3−(1
−ヒドロキシエチル)−1−ピロリル、2− (3−ヒ
ドロキシプロピル)−1−イミダゾリル、4−(4−ヒ
ドロキシブチル)−1−イミダゾリジニル、5− (5
−ヒドロキシペンチル)−2−イミダゾリエン−1−イ
ル、2−(6−ヒドロキシヘキシル)−2−ピロリニン
=1−イル、3−(2−メチル−3−ヒドロキシプロピ
ル)ピラゾリル、4−(1,1−ジメチル−2−ヒドロ
キンエチル)−2−ビラゾリニンー1−イル、5−ヒド
ロキシメチルピラゾリジニル、2−(2−ヒドロキシエ
チル)−1−ピロリジニル、4−アミノカルボニル−1
−ピペラジニル、3−メチルアミノカルボニル−1−ピ
ペラジニル、2−エチルアミノカルボニル−1−ピペラ
ジニル、4−イソプロピルアミノカルボニル−1−ピペ
リジニル、3−ブチルアミノカルボニル−1−ピペリジ
ニル、2−ペンチルアミノカルボニル−1−ピペリジニ
ル、3−へキシルアミノカルボニル−1−ピロリジニル
、2−ジメチルアミノカルボニル−1−ピロリジニル、
2−ジエチルアミノカルボニル−1−ピロリル、3−ジ
プロピルアミノカルボニル−1−ピロリル、2−ジブチ
ルアミノカルボニル−1−イミダゾリル、4−ジペンチ
ルアミノ力ルボニルー1−イミダゾリル、5−ジヘキシ
ルアミノカルボニルー2−イミダゾリニンー1−イル、
2−(N−メチル−N−エチルアミノカルボニル)−2
−ビロリニンー1−イル、3−(N−エチル−N−プロ
ピルアミノカルボニル)−1−ピラゾリニル、4−(N
−メチル−N−ブチルアミノカルボニル)−2−ビラゾ
リニンー1−イル、5−(N−メチル−N−へキシルア
ミノカルボニル)−1−ピラゾリジニル基等の置換基と
して炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜
2個−aすることのあるアミノ基、置換基として水酸基
をHする炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、
或いは置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキル基を1〜2個有することのあるアミノカルボニル
基が置換した前記複素環を例示できる。
置換基として低級アルキル基を有することのあるピロリ
ル基としては、例えば2−ピロリル、3−ビロリル、1
−ピロリル、1−メチル−2−ピロリル、3−エチル−
2−ピロリル、2−プロピル−3−ピロリル、2−ブチ
ル−1−ピロリル、1−ペンチルー2−ピロリル、5−
へキシル−3−ビロリル基等の置換基として炭素数1〜
6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を有することのあるピ
ロリル基を例示できる。
ピリジルチオ低級アルキル基としては、例えば(2−ピ
リジル)チオメチル、2−(3−ピリジルチオ)エチル
、1−(4−ピリジルチオ)エチル、3−(2−ピリジ
ルチオ)プロピル、4−(3−ピリジルチオ)ブチル、
1,1−ジメチル−2−(4−ピリジルチオ)エチル、
5− (2−ピリジルチオ)ペンチル、6−(3−ピリ
ジルチオ)ヘキシル、2−メチル−3−(4−ピリジル
チオ)プロピル基等のアルキル部分が炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルキル基であるピリジルチオアルキル
基を例示できる。
R8及びR9、RIO及びRN並びにR12及びRI3
が結合する窒素原子と共に窒素原子を介し又は介するこ
となく形成される5又は6員環の飽和の複索環としては
、例えはビペラジニ′ル、ピペリジニル、ピロリジニル
基等を例示できる。
フェニル環上に置換基としてハロゲン原子を釘すること
のある低級アルコキン基、低級アルキル基、水酸基、ハ
ロゲン原子及び基 /R8 −0−Y−N、    (R8及びR9は前記に同じ。
)なる群から選ばれた基を1〜3個有することのあるフ
ェニル基としては、例えばフェニル、2−クロロフェニ
ル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−フ
ルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロ
フェニル、2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、
4−ブロモフェニル、2−ヨードフェニル、3−ヨード
フェニル、4−ヨードフェニル、3,5−ジクロロフェ
ニル、2.6−ジクロロフェニル、3.4−’;クロロ
フェニル、3,4−ジフルオロフェニル、3.5−ジブ
ロモフェニル、3.4.5−トリクロロフェニル、2−
メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェ
ニル、2−エチルフェニル、3−エチルフェニル、4−
エチルフェニル、3−イソプロピルフェニル、4−へキ
シルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、2,5−ジ
メチルフェニル、3,4.5−1リメチルフエニル、2
−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メト
キシフェニル、2−エトキシフェニル、3−エトキシフ
ェニル、4−エトキシフェニル、4−インプロポキシフ
ェニル、2−プロポキシフェニル、4−へキシルオキシ
フェニル、3.4−ジメトキシフェニル、3,4−ジェ
トキシフェニル、3,4.5−トリメトキンフェニル、
2,5−ジメトキシフェニル、3−メチル−4−クロロ
フェニル、2−クロロ−6−メチルフェニル、2−メト
キシ−3〜クロロフエニル、2−(2−クロロエトキシ
)フェニル、3−ブロモメトキシフェニル、4−トリフ
ルオロメトキンフェニル、2− (2,2−ジフルオロ
エトキシ)フェニル、3− (3−10ロブロホキシ)
フェニル、4−(4−クロロブトキシ)フェニル、2−
 (3−フルオロペンチルオキシ)フェニル、3  (
6,6−ジブロモへキシルオキシ)フェニル、2−ヒド
ロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロ
キシ−3−t−ブチルフェニル、4−メトキシ−3−t
−ブチルフェニル、4−ヒドロキシ−3゜5−t−ブチ
ルフェニル、4−ヒドロキシフェニル、3,4−ジヒド
ロキシフェニル、3,4.5−トリヒドロキシフェニル
、2−(アミノメトキシ)フェニル、2− (2−アミ
ノエトキシ)フェニル、4−(1−アミノエトキシ)フ
ェニル、2゜4−ジ(アミノメチル)フェニル、3−(
3−メチルアミノプロポキン)フェニル、3−(4−メ
チルアミノブトキシ)フェニル、4−(5−メチルアミ
ノペンチルオキシ)フェニル、2−(6−ニチルアミノ
ヘキシルオキシ)フェニル、3−(2−エチルアミノメ
トキシ)フェニル、4−(2−エチルアミノエトキシ)
フェニル、4−(1−イソプロピルアミノエトキシ)フ
ェニル、4−(3−ヘキシルアミノプロポキシ)フェニ
ル、3.4−ビス(3−メチルアミノプロポキシ)フェ
ニル、2− (2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル
、2−(3−ジメチルアミノプロポキシ)フェニル、2
−(4〜ジメチルアミノブト牛シ)フェニル、2− (
5−ジエチルアミノペンチルオキシ)フェニル、3− 
[1−(N−メチル−N−エチルアミノ)エトキシ)フ
ェニル、4− [6−(N−メチル−N−イソプロピル
アミノ)へキシルオキシ]フェニル、4−[(N−イソ
プロピル−N−へキシルアミノ)メトキシ]フェニル、
2−(2−ジ−n−ブチルアミノエトキシ)フェニル、
2−(3−シクロヘキシルアミノプロポキシ)フェニル
、3− (2−シクロペンチルアミノエトキシ)フェニ
ル、4− [4−(N−メチル−N−シクロペプチルア
ミノ)ブトキシ)フェニル、2− [2−(N−エチル
−N−シクロオクチルアミノ)工l・キシルフェニル、
2− [3−(1−ピペリジニル)プロポキシ]フェニ
ル、3−[2−(1−ピペラジニル)エトキシ]フェニ
ル、4−[4−(1−ピロリジニル)ブトキシコフェニ
ル基のフェニル環上に置換基としてハロゲン原子を1〜
3個有することのある炭素素1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルコキシ基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキ
ル基、水酸基、ハロゲン原子及び基 /R8 −0−Y−N、   (Yは炭素数1〜6の直鎖又は分
枝鎖状アルキレン基を示す。R8及びR9は同−又は異
なって水素原子、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
キル基又は炭素数3〜8のシクロアルキル基を示す。ま
たR8及びR9は、これらが結合する窒素原子と共に窒
素原子を介し又は介することなく5又は6員環の飽和の
複素環を形成してもよい。)なる群より選ばれた基を1
〜3個有することのあるフェニル基を例示できる。
低級アルキルチオ基としては、メチルチオ、エチルチオ
、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、te
rt−ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ基等の
炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ基を例示
できる。
フェニル環上に置換基としてハロゲン原子、低級アルキ
ルチオ基及び置換基としてハロゲン原子を有することの
ある低級アルキル基なる群から選ばれた基を有すること
のあるフェニル基としては、フェニル、2−クロロフェ
ニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−
フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオ
ロフェニル、2−ブロモフェニル、”3−ブロモフェニ
ル、4−ブロモフェニル、2−ヨードフェニル、3−ヨ
ードフェニル、4−ヨードフェニル、3.5−ジクロロ
フェニル、2.6−’)クロロフェニル、3.4−ジク
ロロフェニル、3.4−ジフルオロフェニル、3,5−
ジブロモフェニル、3.4゜5−トリクロロフェニル、
2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチル
フェニル、2−エチルフェニル、3−エチルフェニル、
4−エチルフェニル、3−イソプロピルフェニル、4−
へキシルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、2゜5
−ジメチルフェニル、3,4.5−トリメチルフェニル
、2−メチルチオフェニル、3−メチルチオフェニル、
4−メチルチオフェニル、2−エチルチオフェニル、3
−エチルチオフェニル、4−エチルチオフェニル、4−
イソプロピルチオフェニル、4−へキシルチオフェニル
、3,4−ジメチルチオフェニル、3,4−ジエチルチ
オフェニル、3,4.5−トリメチルチオフェニル、2
゜5−ジメチルチオフェニル、3−メチル−4−クロロ
フェニル、2−クロロ−6−メチルフェニル、2−メチ
ルチオ−3−クロロフェニル、2−トリフルオロメチル
フェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、3− (
3−クロロプロピル)フェニル、4−(2−フルオロエ
チル)フェニル、2−(4−タロロブチル)フェニル、
3−(3−ブロモペンチル)フェニル、2−(ヨードメ
チル)フエニ/L/、4− (2,3−ジクロロへ−t
−シル)フェニル、3− (2,2,2−トリフルオロ
エチル)フェニル基等のフェニル環上にハロゲン原子を
1〜3個有することのある炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基、ハロゲン原子及び炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキルチオ基なる群から選ばれた置換基
を1〜3f固−Hすることのあるフェニル基を例示でき
る。
低級アルキル基、フェニル低級アルコキシカルを1〜3
個有する前記RIG及びR11で形成される複素環とし
ては、例えば3.5−ジメチル−1−ピペラジニル、4
−エチル−1−ピペリジニル、3.4.5−ジメチル−
1−ピペリジニル、3−プロピル−1−ピペリジニル、
3.4.5−)リフチル−1−ピペラジニル、4−ブチ
ル−1−ピペラジニル、2−ペンチルー1−ピロリジニ
ル、3−ヘキシル−1−ピロリジニル、3−エチル−4
−プロピル−1−ピペラジニル、3−プロピル−5−メ
チル−1−ピペラジニル、4−アミノ−]−ピペリジニ
ル、3−アミノ−1−ピロリジニル、3−アミノ−1−
ピペラジニル、4−アセチルアミノル1−ピペリジニル
、2−プロピオニルアミノ−1−ピロリジニル、2−ブ
チリルアミノ−1−ピペラジニル、3−ペンタノイルア
ミノ−1−ピペリジニル、2−ヘキサノイルアミノ−1
−ピペリジニル、4− (N−メチル−N−アセチルア
ミノ)−1−ピペリジニル、3−メチル−4−アミノ−
1−ピペリジニル、4−エチルアミノ−1−ピペリジニ
ル、3−メチルアミノ−1−ピペラジニル、4−ジメチ
ルアミノ−1−ピペリジニル、2−プロピルアミノ−1
−ピロリジニル、3−ブチルアミノ−1−ピペラジニル
、4−ペンチルアミノ−1−ピペリジニル、3−へキシ
ルアミノ−1−ピペリジニル、2−ジエチルアミノ−1
−ピペラジニル、4−ベンジルオキシカルボニル−1−
ピペラジニル、4−ベンジルオキシカルボニル−1−ピ
ペリジニル、4−(N−メチル−N−プロピルアミノ)
−1−ピペリジニル、3−ベンジルオキシカルボニル−
1−ピロリジニル、3.5−ジメチル−4−ベンジルオ
キシカルボニル−1−ピペラジニル、3−(N−エチル
−N−ヘキシルアミノ)−1−ピロリジニル、3−メチ
ル−4−ジメチルアミノ−1−ピペリジニル、3−エチ
ル−5−(N−メチル−N−ペンチルアミノ)−1−ピ
ペラジニル、4−(1−ピペリジニル)−1−ピペリジ
ニル、3− (1−ピロリジニル)−1−ピペラジニル
、2− (1−ピペラジニル)−1−ピロリジニル、3
,5−ジメチル−4−アミノ−1−ピペリジニル基等の
炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、アルコキ
シカルボニル基部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキコシカルボニル基であるフェニルアルコキシカ
ルボニル基及び基−N CR:旨R12及びR13は同
−又は異なって水素原子、炭素数1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基或いは炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルカノイル基を示す。またR12及びRI3は、これ
らが結合する窒素原子と共に窒素原子を介し又は介する
ことなく5又は6員の飽和の複素環を形成してもよい。
)なる群より選ばれた基を1〜3個何する前記複素環を
例示できる。
フェニル低級アルコキシカルボニル基としては、例えば
ベンジルオキシカルボニル、2−フェニルエトキシカル
ボニル、1−フェニルエトキシカルボニル、3−フェニ
ルプロピルオキシカルボニル、4−フェニルブトキシカ
ルボニル、1,1−ジメチル−2−フェニルエトキシカ
ルボニル、5−フェニルペンチルオキシカルボニル、6
−フェニルへキシルオキシカルボニル、2−メチル−3
−フェニルプロポキシカルボニル基等のアルコキシカル
ボニル部分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキ
シカルボニル基であるフェニルアルコキシカルボニル基
を例示できる。
シアノ置換低級アルコキシ基としては、例えばシアノメ
トキシ、2−シアノエトキシ、1−シアノエトキシ、3
−シアノプロポキシ、4−シアノブトキシ、1,1−ジ
メチル−2−シアノエトキシ、5−シアノベンヂルオキ
ン、6−シアノヘキシルオキシ、2−メチル−3−シア
ノプロポキシ基等のアルコキシ部分が炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシ基であるシアノアルコキシ基
を例示できる。
置換基としてハロゲン原子を有することのある低級アル
コキシ基としては、例えば前記低級アルコキシ基に加え
て、クロロメトキシ、ブロモメトキシ、ヨードメトキシ
、トリフルオロメトキシ、2−フルオロエトキシ、2−
クロロエトキシ、2゜2−ジフルオロエトキシ、2,2
.2−1−リフルオロエトキシ、3−クロロプロポキシ
、4−クロロブトキシ、3.4−ジクロロブトキシ、3
−フルオロペンチルオキシ、2,3.4−トリフルオロ
ペンチルオキシ、2,3−ジクロロへキシルオキシ、6
,6−ジブロモへキシルオキシ基等の置換基としてハロ
ゲン原子を1〜3個有することのある炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を例示できる。
置換基としてハロゲン原子をHすることのある低級アル
カノイル基としては、例えば前記低級アルカノイル基に
加えて、2−タロロアセチル、2−ブロモアセチル、2
−ヨードアセチル、2,2゜2−トリフルオロアセチル
、3−フルオロプロパノイル、3−クロロプロパノイル
、3,3−ジフルオロプロパノイル、3,3.3−トリ
フルオロプロパノイル、4−クロロブチリル、5−クロ
ロペンタノイル、4,5−ジクロロペンタノイル、3−
フルオロペしタノイル、2,3.4−トリフルオロペン
タノイル、2,3−ジクロロヘキサノイル、6.6−ジ
ブロモヘキサノイル基等の置換基としてハロゲン原子を
1〜3個有することのある炭素数2〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルカノイル基を例示できる。
上記一般式(1)で表わされるベンズアゾール誘導体は
、種々の方法により製造され得るが、その好ましい一例
を挙げれば例えば下記の反応式に示す方法に従い製造さ
れる。
し反応式−1] [式中R1、RIG、 R11、X及びnは前記に同じ
。RI4はハロゲン原子を示す。] 化合物(2)と化合物(3)の反応は、適当な溶媒中塩
基性化合物の存在下又は非存在“下にて行なわれる。こ
こで使用される溶媒としては、具体的には塩化メチレン
、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメト
キシエタン等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル類、メタノール、エタノール、プロパツール
、ブタノール、3−メトキシ−1−ブタノール、エチル
セロソルブ、メチルセロソルブ等のアルコール類、ピリ
ジン、2,6−ルチジン、アセトン、アセトニトリル、
N−メチルピロリドン、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミ
ドの非プロトン性極性溶媒等やこれらの混合溶媒等を挙
げることができる。用いられる塩基性化合物としては、
ショツテン−バウマン反応に慣用の化合物が用いられ、
例えばトリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジン
、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−
ジアザビシクロ[4,3,0]ノネン−5(DBN) 
、1.8−ジアザビシクロ[5,4,01ウンデセン−
7(DBU) 、1゜4−ジアザビシクロ[2,2,2
]オクタン(DABCO)等の有機塩基、炭酸カリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化すト
リウム、水素化カリウム、炭酸銀、ナトリウムメチラー
ト、ナトリウムエチラート等のアルコラード等の無機塩
基等を挙げることができる。
化合物(2)と化合物(3)との使用割合は、特に限定
がなく広い範囲内で適宜選択すればよいが、通常o)M
に対して後者を少なくとも等モル同程度、好ましくは等
モル−20倍モル量程度とするのがよい。該反応は、通
常0〜180℃程度、好ましくは室温〜150’C程度
にて好適に進行し、一般に5分〜30時間程度で完結す
る。
[反応式−2] (4)              (lb)[式中R
’ 、X及びnは前記に同じ。R+5は置換基として低
級アルキル基を有することのあるピロリル基、チェニル
基、ピリジルチオ低級アルキル基又はフェニル環上に置
換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルコ
キシ基、低級アルキル基、水酸基、ハロゲン原子及/R
8 び基−0−¥−N、   (Y、R8及びR9は前記に
同じ。)なる群から選ばれた基を1〜3個有することの
あるフェニル基を示す。]化合物(4)と化合物(5)
の反応は、無溶媒又は適当な溶媒中、縮合剤の存在下に
行なわれる。
ここで使用される縮合剤としては、オキシ塩化リン、五
塩化リン、三塩化リン、チオニルクロリド、濃硫酸、塩
酸、ポリリン酸、五酸化リン−メタンスルホン酸等を例
示できる。使用される溶媒としては、例えばメタノール
、エタノール、プロパツール、ブタノール、3−メトキ
シ−1−ブタノール、エチルセロソルブ、メチルセロソ
ルブ等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジグライム、モノグラ、イム等
のエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド
(DMF) 、ジメチルスルホキシド(DMSO) 、
ヘキサメチルリン酸トリアミド(HMPA) 、アセト
ニトリル等の極性溶媒等を例示できる。該反応は通常室
温〜150°C1好ましくは室温〜100℃付近にて1
5分〜15時間程度にて終了する。化合物(5)の使用
量は、化合物(4)に対して少なくとも等モル、好まし
くは等モル−1,5倍モルm程度とするのがよい。
[反応式−3コ (4)              (lb)[式中R
1、RI5、X及びnは前記に同じ。]化合物(4)と
化合物(6)の反応は、塩基性化合物の存在下又は非存
在下、適当な溶媒中にて行なわれる。ここで使用される
塩基性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩
基、ピペリジン、ピリジン、トリエチルアミン、DBN
、DBU、DABCO等の有機塩基等を挙げることがで
きる。また溶媒としては、例えば水、メタノール、エタ
ノール、イソプロパツール等のアルコール類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチレン
グリコールジメチルエーテル等のエーテル類、ベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素類、ピリジン、DMF、DMSO
,、HMPA等の極性溶媒等を例示できる。化合物(6
)の使用量は、化合物(4)に対して少なくとも等モル
、好ましくは等モル−5倍モル量とするのがよい。上記
反応は、通常0〜150°C1好ましくは0〜100℃
にて好適に進行し、一般に10分〜30時間程度で終了
する。
[反応式−4] (R’ ) n (1b) [式中、R1、RI5、X及びnは前記に同じ。]化合
物(4)と化合物(5)の反応は、通常のアミド結合生
成反応に付すことにより達成される。
この場合、カルボン酸(5)は活性化された化合物を用
いてもよい。アミド結合生成反応として通常のアミド結
合生成反応の条件を適用することができる。例えば(イ
)混合酸無水物法、即ちカルボン酸(5)にアルキルハ
ロカルボン酸を反応させて混合酸無水物とし、これに化
合物(4)を反応させる方法、(ロ)活性エステル法又
は活性アミド法、即ちカルボン酸(5)を例えばp−ニ
トロフェニルエステル、N−ヒドロキシコハク酸イミド
エステル、1〜ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル
等の活性エステル、又はベンズオキサゾリン−2−チオ
ンとの活性アミドとし、これに化合物(4)を反応させ
る方法、(ハ)カルボジイミド法、即ちカルボン酸(5
)に化合物(4)を例えばジシクロへキシルカルボジイ
ミド、カルボニルジイミダゾール等の脱水剤の存在下に
脱水結合させる方法、(ニ)カルボン酸ハライド法、即
ちカルボン酸(5)をハライド体に誘導し、これに化合
物(4)を反応させる方法、(ホ)その他の方法として
カルボン酸(5)を例えば無水酢酸等の脱水剤により、
カルボン酸無水物とし、これに化合物(4)を反応させ
る方法、カルボン酸(5)と例えば低級アルコールとの
エステルに化合物(4)を高圧高温下に反応させる方法
等を挙げることができる。またカルボン酸(5)をトリ
フェニルホスフィンやジエチルクロロホスフェート等の
リン化合物で活性化し、これに化合物(4)を反応させ
る方法も採用されうる。
混合酸無水物法において使用されるアルキルハロカルボ
ン酸としては、例えばクロルギ酸メチル、プロムギ酸メ
チル、クロルギ酸エチル、プロムギ酸エチル、クロルギ
酸イソブチル等が挙げられる。
混合酸無水物は通常のショツテン−バウマン反応により
得られ、これを通常単離することなく化合物(4)と反
応させることにより化合物(7)が製造される。ショツ
テン−バウマン反応は通常塩基性化合物の存在下行なわ
れる。用いられる塩基性化合物としてはショツテン−バ
ウマン反応に慣用の化合物が用いられ、例えばトリエチ
ルアミン、トリメチルアミン、ピリジン、ジメチルアミ
ノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン
、4−ジメチルアミノピリジン、DBN、DBU、DA
BCO等の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基が
挙げられる。該反応は−20〜100℃程度、好ましく
は0〜50℃において行なわれ、反応時間は5分〜10
時間程度、好ましくは5分〜2時間である。得られた混
合酸無水物と化合物(4)との反応は一20〜150℃
程度、好ましくは10〜50℃にて5分〜10時間程度
、好ましくは5分〜5時間程度行なわれる。混合酸無水
物法は特に溶媒を用いなくてもよいが、一般に溶媒中で
行なわれる。用いられる溶媒は混合酸無水物法に慣用の
溶媒がいずれも使用可能であり、具体的には塩化メチレ
ン、クロロホルム、ジクロルエタン等のハロゲン化炭化
水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類
、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、ジメチルポ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる
。抜法におけるカルボン酸(5)、アルキルハロカルボ
ン酸及び化合物(4)の使用割合は、通常少なくとも当
モルづづ使用されるが、カルボン酸(5)に対してアル
キルハロカルボン酸及び化合物(4)をそれぞれ1〜2
倍モル用いるのが好ましい。
上記(ロ)の活性エステル法又は活性アミド法は、例え
ばベンズオキサゾリン−2−チオンアミドを用いる場合
を例にとれば、反応に影響を与えない適当な溶媒、例え
ば上記混合酸無水物法に用いるものと同様の溶媒のはか
1−メチル−2−ピロリドン等を用い、0〜150°C
1好ましくは10〜100℃にて、0.5〜75時間反
応させることにより行なわれる。この場合、化合物(4
)とベンズオキサゾリン−2−チオンアミドとの使用割
合は、前者に対して後者を通常少なくとも等モル、好ま
しくは等モル−2倍モルとする。またN−ヒドロキシコ
ハク酸イミドエステルを用いる場合は、適当な塩基、例
えば後記カルボン酸ハライド法に用いられるものと同様
の塩基を用いると反応は有利に進行する。
上記(ハ)のカルボン酸ハライド法は、カルボン酸(5
)にハロゲン化剤を反応させて、カルボン酸ハライドと
し、このカルボン酸ハライドを単離精製し、又は単離精
製することなく、これに化合物(4)を反応させて行な
われる。このカルボン酸ハライドと化合物(4)との反
応は、脱ハロゲン化水素剤の存在下又は非存在下に適当
な溶媒中で行なわれる。脱ハロゲン化水素剤として通常
塩基性化合物が用いられ、上記ショツテン−バウマン反
応に用いられる塩基性化合物のほか、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム
、炭酸銀等の無機塩基等が挙げられる。尚化合物(4)
を過剰量用いて脱ハロゲン化水素剤として兼用させるこ
ともできる。溶媒としては前記ショツテン−バウマン反
応に用いられる溶媒の他、例えば水、メタノール、エタ
ノール、プロパツール、ブタノール、3−メトキシ−1
−ブタノール、エチルセロソルブ、メチルセロソルブ等
のアルコール類、ピリジン、アセトン、アセトニトリル
等、又はそれらの2種以上の混合溶媒か挙げられる。化
合物(4)とカルボン酸ハライドとの使用割合は特に制
限されず広範囲に選択されるが、通常前者に対して後者
を少なくとも等モル、好ましくは等モル−5倍モル用い
られる。
反応温度は通常−30〜180℃程度、好ましくは約0
〜150℃で、一般に5分〜30時間で反応は完結する
。用いられるカルボン酸/%ライドは、カルボン酸(5
)とハロゲン化剤とを無溶媒又は溶媒中にて反応させて
製造される。溶媒としては、反応に悪影響を与えないも
のであれば使用でき、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレ
ン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン
、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル
類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等が
挙げられる。ハロゲン化剤としては、カルボキシ基の水
酸基をハロゲンに変え得る通常のハロゲン化剤を使用で
き、例えば塩化チオニル、オキザリルクロリド、オキシ
塩化リン、オキシ臭化リン、五塩化リン、五臭化リン等
が例示できる。
カルボン酸(5)とハロゲン化剤との使用割合は特に限
定されず適宜選択されるが、無溶媒下で反応を行なう場
合には、通常前者に対して、後者を大過剰量、また溶媒
中で反応を行なう場合には、通常前者に対して後者を少
なくとも等モル量程度、好ましくは2〜4倍モル量用い
る。その反応温度及び反応時間も特に限定されないが、
通常室温〜100℃程度、好ましくは50〜80℃にて
、30分間〜6時間程度で行なわれる。
カルボン酸(5)をトリフェニルホスフィンやジエチル
クロロホスフェート、ジフェニルホスフィニルクロリド
、フェニル−N−フェニルホスホラミドクロリデート、
シアノリン酸ジエチル、ビス(2−オキソ−3−オキサ
ゾリジニル)ホスフィニッククロリド等のリン化合物で
活性化し、これに化合物(4)を反応させる方法は、適
当な溶媒中で行なわれる。溶媒としては反応に影響を与
えないものならば、いずれも使用することができ、具体
的には塩化メチレン、クロロホルム、ジクロルエタン等
のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル類、酢酸メ
チル、酢酸エチル等のエステル類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリア
ミドの非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。該反応で
は化合物(4)自体が塩基性化合物として働(ため、こ
れを理論量より過剰に用いることによって反応は良好に
進行するが、必要に応じて、他の塩基性化合物、例えば
トリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジン、ジメ
チルアニリン、N−メチルモルホリン、4−ジメチルア
ミノピリジン、DBN、DBU、DABCO等の有機塩
基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム
、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基を用いることもでき
る。該反応は約0〜150℃、好ましくは約0〜100
°Cで、一般に5分〜30時間程度行なうことにより達
成される。化合物(4)に対するリン化合物及びカルボ
ン酸(5)の使用割合は、それぞれ通常少なくとも等モ
ル量程度、好ましくは1〜3倍モル量である。
化合物(7)を化合物(1b)に導く反応は、前記化合
物(4)と化合物(5)との反応と同様の条件下に行な
われる。
[反応式−5] (10)          (1c)[式中、R1、
RI4、RI5及びnは前記に同じ。] 化合物(8)と化合物(5)の反応は、前記反応式−4
の化合物(4)と化合物(5)の反応と同様の条件下に
行なわれる。
化合物(9)を化合物(lO)に導く反応は、2.4−
ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,
4−ジフオスフエタンー2,4−ジサルフイド(Law
csson’s Reagent) 、五硫化リン等の
硫黄化剤の存在下、無/8媒又は適当な溶媒中で行なわ
れる。ここで使用される溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパツール等の低級アルコール類、
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
エチレングリコールモノメチルエーテル等のエーテル類
、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロ
ケン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ア
セトニトリル、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミド等の極性溶媒又はこれらの混合溶媒等を
例示できる。硫黄化剤の使用量は、化合物(9)に対し
て、通常0.5〜2倍モル量、好ましくは0. 5〜1
.5倍モル口とするのがよい。該反応は、通常50〜3
00℃、好ましくは50〜250℃付近にて、1〜15
時間程度にて終了する。
化合物(10)を化合物(IC)に導(反応は、1、 
1. 3. 3−テトラメチルグアニジンの存在下、適
当な溶媒中で行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、前記反応式−5の化合物(9)を化合物(10)に
導く反応で用いた溶媒をいずれも使用できる。1,1.
3.3−テトラメチルグアニジンの使用量は、化合物(
10)に対して、少なくとも等モル−2倍モル量とする
のがよい。
該反応は、通常室温〜200°C1好ましくは室温〜1
50℃付近にて、1〜7時間時間間て終了する。
[反応式−6」 [式中、R1、RI5及びnは前記に同じ。]化合物(
11)と化合物(5)の反応は、前記反応式−4の化合
物(4)と化合物(5)の反応と同様の条件下に行なわ
れる。
化合物(12)を化合物(1d)に導く反応は、適当な
不活性溶媒中、金属、金属もしくは金属塩と酸又は金属
もしくは金属塩とアルカリ金属水酸化物、硫化物、アン
モニウム塩等との混合物等を還元剤として用いて還元す
ることにより行なわれる。該反応は、塩化第一錫、鉄、
亜鉛等の金属、鉄、亜鉛、錫もしくは塩化第一錫と塩酸
、硫酸等の鉱酸、又は鉄、硫酸第一鉄、亜鉛もしくは錫
と水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、硫化ア
ンモニウム等の硫化物、アンモニア水、塩化アンモニウ
ム等のアンモニウム塩との混合物が還元剤として用いら
れる。使用され不活性溶媒としては、例えば水、酢酸、
メタノール、エタノール、ジオキサン等を例示できる。
上記還元反応の条件としては、用いられる還元剤によっ
て適宜選択すればよく、例えば塩化第一錫と塩酸とを還
元剤として用いる場合、有利には0〜150℃付近、0
.5〜10時間程度反応を行なうのがよい。還元剤は、
原料化合物に対して少なくとも等モル量、通常は等モル
−6倍モル量用いられる。
[反応式−7] (1e) [式中R’ 、X及びnは前記に同じ。Zは低級アルキ
レン基を示す。RI6はハロゲン原子、低級アルカンス
ルホニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基又はア
ラルキルスルホニルオキシ基を示す。] R16で示されるハロゲン原子は上記したものと同じで
あり、低級アルカンスルホニルオキシ基としては、具体
的にはメタンスルホニルオキシ、エタンスルホニルオキ
シ、イソプロパンスルホニルオキシ、プロパンスルホニ
ルオキシ、ブタンスルホニルオキシ、tert−ブタン
スルホニルオキシ、ペンタンスルホニルオキシ、ヘキサ
ンスルホニルオキシ基等を例示でき、またアリールスル
ホニルオキシ基としては、具体的にはフェニルスルホニ
ルオキシ、4−メチルフェニルスルホニルオキシ、2−
メチルフェニルスルホニルオキシ、4−ニトロフェニル
スルホニルオキシ、4−メトキシフェニルスルホニルオ
キシ、3−クロルフェニルスルホニルオキシ、α−ナフ
チルスルホニルオキシ基等の置換又は未置換のアリール
スルホニルオキシ基を例示でき、またアラルキルスルホ
ニルオキシ基としては、具体的にはベンジルスルホニル
オキシ、2−フェニルエチルスルホニルオキシ、4−フ
ェニルブチルスルホニルオキシ、4−メチルベンジルス
ルホニルオキシ、2−メチルベンジルスルホニルオキシ
、4−ニトロベンジルスルホニルオキシ、4−メトキシ
ベンジルスルホニルオキシ、3−クロルベンジルスルホ
ニルオキシ、α−ナフチルメチルスルホニルオキシ基等
の置換又は未置換のアラルキルスルホニルオキシ基を例
示できる。
化合物(13)と化合物(14)の反応は、適当な溶媒
中、塩基性化合物の存在下に行なうことができる。使用
される溶媒としては反応に影響を与えないものであれば
いずれも使用可能であり、例えば、水、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール等のアルコール類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、モノグ
ライム、ジグライム等のエーテル類、アセトン等のケト
ン類、メチルアセテート、エチルアセテート等のエステ
ル類、N、 N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等又はそれら
の混合溶媒を例示できる。使用される塩基性化合物とし
ては、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸銀等の無機塩基、金属
ナトリウム、金属カリウム等のアルカリ金属、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラート等のアルコラード
類、トリエチルアミン、ピリジン、N。
N−ジメチルアミノピリジン、DBN、DBU。
DABCO等の有機塩基を例示できる。該反応は、通常
0〜150℃、好ましくは0〜100℃付近にて、15
分〜10時間程度で終了する。一般式(14)の化合物
の使用量としては、一般式(]3)の化合物に対して、
通常少なくとも等モル、好ましくは等モル−1,5倍モ
ル曾使用するのがよい。
[反応式−8] (if)            (Ig)[式中、R
1、R2、X及びR14は前記に同じ。
n′は0又は1を示す。R17は低級アルキル基、フリ
ル環上にシクロアルキル基を有することのあるフリル低
級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル
基、置換基として低級アルキル基を有することのあるア
ミノチオカルボニル基、フェニル環上に置換基としてハ
ロゲン原子、低級アルキル基及び水酸基なる群より選ば
れた基を1〜3個有することのあるフェニル低級アルキ
ル基、又は基 /R4 −A−N、   (R4及びR5は前記に同じ。)を示
す。] 化合物(1f)と化合物(15)の反応は、一般式(1
f)の化合物と一般式(15)の化合物との反応は、一
般に適当な不活性溶媒中、塩基性化合物の存在下又は不
存在下に行なわれる。用いられる不活性溶媒としては例
えば水、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等の
芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類
、メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノ
ール等の低級アルコール類、酢酸、酢酸エチル、アセト
ン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等又はこ
れらの混合溶媒を挙げることができる。また塩基性化合
物としては例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の金属水酸化物、水素化
ナトリウム、カリウム、ナトリウム、ナトリウムアミド
、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート等の金
属アルコラード、ピリジン、エチル−ジイソプロピルア
ミン、ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、D
BN、DBUSDABCO等の有機塩基等を挙げること
ができる。一般式(1f)の化合物と一般式(15)の
化合物との使用割合としては、特に限定がなく広い範囲
で適宜選択すればよいが、前者に対して後者を少なくと
も等モル量程度、好ましくは等モル−10倍モル全程度
用いるのがよい。該反応は通常0〜200℃程度、好ま
しくは0〜170°C程度にて行なわれ、一般に30分
〜50時間程度で反応は終了する。該反応の反応系内に
は、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム等のアルカリ金
属ハロゲン化物を添加してもよい。
[反応式−9] (R’ ) n’ (1h) E式中R1、R2、R14、X、n’ 、A、R’及び
R5は前記に同じ。R14′は/%ロゲン原子を示す。
] 化合物(1f)と化合物(16)との反応は、前記反応
式−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様
の条件下に行なわれる。
化合物(17)と化合物(18)の反応は、前記反応式
−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の
条件下に行なわれる。該反応では塩基性化合物に代えて
化合物(18)を大過剰用いてもよい。
[反応式−10] (R’  )n’                 
(R’  )  ロ。
(R’ ) n’        (R’ ) n’(
lk)          (11)[式中RI SR
2、R14、ASXSm及びn′は前記に同じ。R4a
は水素原子、フェニル環上に置換基としてハロゲン原子
を何することのあるフェニル低級アルキル基、置換基と
してノーロゲン原子を有することのある低級アルカノイ
ル基、置換基として水酸基又は/Xロゲン原子を白。
することのある低級アルキル基、シクロアルキ1R6 ル基又は基−(C)/ B−N’CR7(z 、B。
R6及びR7は前記に同じ。)を示す。R5aは、フェ
ニル環上に置換基としてノ\ロゲン原子を釘することの
あるフェニル低級アルキル基、置換基として水酸基又は
ハロゲン原子を有することのある低級アルキル基、シク
ロアルキル基又は/R6(R6及びR7は前記に同じ) 基−B−N、R7 を示す。R5bは置換基として・・ロゲン原子を有する
ことのある低級アルカノイル基又は同じ)を示す。R5
°はハロゲン原子を有することのある低級アルキル基又
は基 /R6 −B’−N、   (R6及びR7は前記に同じ。
B′は低級アルキレン基を示す。)を示す。]化合物(
11)と化合物(19)の反応は、前記反応式−8の化
合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の条件下に
行なわれる。
化合物(11)と化合物(20)の反応は、前記反応式
−4の化合物(4)と化合物(5)の反応と同様の条件
下に行なわれる。
化合物(1k)を化合物(11)に導く反応は、化合物
(1k)を還元することにより行なわれる。
該還元反応は、適当な溶媒中、水素化還元剤の存在下に
行なわれる。使用される還元剤としては、水素化ホウ素
ナトリウム、水素化アルミニウムリチウム、ジボラン等
を例示できる。還元剤の使用口は、出発原料に対して少
なくとも等モル、好ましくは等モル−5倍モル使用する
のがよい。使用される溶媒としては、例えば水、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素類、メタノール、エタノール、イソプロパツール
等の低級アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル類又は
これらの混合溶媒等を例示できる。
該反応は、通常−60〜100°C1好ましくは一30
〜1009C付近にて、10分〜5時間程度で終了する
。水素化アルミニウムリチウム又はジボランを還元剤と
して使用する場合は、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジグライム等の無水溶媒を使用するのがよい。
還元剤として水素化ホウ素ナトリウムを用いる場合、酢
酸等の酸を添加してもよい。
また、一般式(1k)の化合物においてR5bが置換基
としてハロゲン原子を有することのある低級アルカノイ
ル基の場合は(R5b′)20(R5b′ は置換基と
してハロゲン原子を有することのある低級アルカノイル
基を示す。)等のアルカノイル化剤と化合物(11)と
を、無溶媒又は適当な溶媒中、塩基性化合物の存在下も
しくは非存在下、好ましくは存在下に反応させることに
よっても、これら各化合物を収得することができる。
上記において適当な溶媒としては例えば前述した芳香族
炭化水素類、メタノール、エタノール、プロパツール等
の低級アルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等の他、クロロホルム、塩化メチレン等の
ハロゲン化炭化水素類、アセトン、ピリジン等を使用で
きる。塩基性化合物としては例えばトリエチルアミン、
ピリジン等の第三級アミン類、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム等を例示
できる。上記反応はまた酢酸等の溶媒中、硫酸等の鉱酸
の存在下に実施することもできる。
低級アルカノイル化剤の使用量は、出発原料に対して等
モル量以上、好ましくは等モル−10倍モル酋程度とす
ればよく、反応は通常0〜200°C程度、好ましくは
0〜150℃程度下に、0.5〜15時間程度で完結す
る。
また、一般式(1j)においてR5aが低級アルキル基
又はフェニル低級アルキル基である化合物は、化合物(
11)と下記化合物 R29−Co−R30(40) [R29及びR30はそれぞれ水素原子、フェニル基又
は低級アルキル基を示す。] とを反応させることによっても、それぞれ得ることがで
きる。
該反応は、無溶媒又は適当な溶媒中、還元剤の存在下に
行なわれる。ここで使用される溶媒としては例えば水、
メタノール、エタノール、イソプロパツール等のアルコ
ール類、ギ酸、酢酸、ジオキサン、ジエチルエーテル、
ジグライム、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、又は
これらの混合溶媒を例示できる。還元剤としては例えば
ギ酸、ギ酸ナトリウム等の脂肪族アルカリ金属塩、水素
化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナトリウム、水素
化アルミニウムリチウム等の水素化還元剤、パラジウム
−黒、パラジウム−炭素、酸化白金、白金黒、ラネーニ
ッケル等の接触還元剤等を例示できる。
還元剤としてギ酸を使用する場合、反応温度は通常室温
〜200℃程度、好ましくは50〜150℃程度付近が
適当であり、反応は1〜10時間程度にて終了する。ギ
酸の使用量は化合物(11)に対して大過剰量使用する
のがよい。
また水素化還元剤を使用する場合、反応温度は通常−3
0〜100℃程度、好ましくは0〜70°C程度が適当
であり、30分〜12時間程度で反応は完結する。還元
剤の使用量は、化合物(11)に対して通常等モル〜2
0倍モル量程度、好ましくは1〜6倍モル量程度とする
のがよい。特に還元剤として水素化アルミニウムリチウ
ムを使用する場合、溶媒としてジエチルエーテル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジグライム等のエーテル
類、ベンゼン、トルエンキシレン等の芳香族炭化水素類
を使用するのが好ましい。
更に接触還元剤を用いる場合は、通常常圧〜20気圧程
度、好ましくは常圧〜10気圧程度の水素雰囲気中で、
又はギ酸、ギ酸アンモニウム、シクロヘキセン、抱水ヒ
ドラジン等の水素供与剤の存在下で、通常−30〜10
0℃程度、好ましくは0〜60℃程度の温度で反応を行
なうのがよく、通常1〜12時間程度で反応は終了する
。接触還元剤の使用量としては化合物(11)に対して
通常0.1〜40重量%、好ましくは1〜20重量%程
度とするのがよい。
また化合物(40)の使用量としては化合物(11)に
対して通常少くとも等モル量、好ましくは等モル−大過
剰口とするのがよい。該反応で、化合物(11)のR4
aが水素原子を示す場合、化合物(40)と反応して化
合物(11)のR5a及びR4aが同時に基−CH,R
29である化合物を\R30 得ることもある。
[反応式−11] ’4a (R’ ) n” 4a (1m) (R’ ) n’ (1n) [式中、Rl 、%R4a、 RI4、RI4z SR
6、R7、A、X、n’ 、m及びlは前記に同じ。]
化合物(11)と化合物(21)の反応及び化合物(1
m)と化合物(22)の反応は、それぞり前記反応式−
8の化合物(1f)と化合物(15)の反応及び前記反
応式−9の化合物(17)と化合物(18)の反応と同
様の条件下に行なわれる。
[反応式−12] (R’ ) n’ [式中Rl 、 R2、R,+4、X及びn′は前記に
同じ。R111は水素原子又は置換基として水酸基を有
する低級アルキル基を示す。] 化合物(23)を化合物(24)に導く反応は、化合物
(23)を還元することにより行なわれる。
該還元反応は、適当な溶媒中、水素化還元剤の存在下に
より行なわれる。使用される還元剤としては、水素化ジ
イソブチルアルミニウム、水素化トリエトキシアルミニ
ウムナトリウム、水素化トリーt−ブチルアルミニウム
リチウム、水素化トリエトキシアルミニウムナトリウム
等の水素化アルキルアルミニウム類、水素化アルミニウ
ムリチウム、水素化[2−(ジメチルアミノ)エトキシ
コアルミニウムナトリウム、テトラフルオロホウ酸トリ
エチルオキソニウム−水素化トリエチルシラン等を例示
できる。使用される溶媒としては例えばテトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲ
ン化炭化水素類等を例示できる。該反応は通常−60〜
100℃、好ましくは一60°C〜50℃付近にて、1
0分〜10時間程度にて終了する。水素化アルミニウム
リチウムを還元剤として使用する場合は、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジグライム等の無水溶媒を
使用するのがよい。還元剤の使用量としては、化合物(
23)に対して、少なくとも等モル、好ましくは等モル
−3倍モル程度とするのがよい。
化合物(24)を化合物(25)に導く反応は、前記反
応式−10の化合物(1k)を化合物(1/)に導く反
応と同様の条件下に行なわれる。
化合物(25)のハロゲン化反応には、通常の水酸基の
ハロゲン化反応における反応条件がいずれも採用され、
例えば適当な不活性溶媒中又は無溶媒にて化合物(25
)にハロゲン化剤を反応させればよい。用いられるハロ
ゲン化剤としては、例えば塩酸、臭化水素酸等のハロゲ
ン化水素酸、N、 N−ジエチル−1,2,2−トリク
ロロビニルアミド、五塩化リン、五臭化リン、オキシ塩
化リン、チオニルクロリド等が挙げられる。不活性溶媒
としては、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン等の
エーテル類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。化合物(2
5)とハロゲン化剤との使用割合は、前者に対して後者
を少なくとも等モル、通常は過剰量である。該反応は、
通常O〜150℃、好ましくは0〜120℃にて、10
分〜15時間程度で行なわれる。
化合物(26)と化合物(27)の反応は、前記反応式
−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の
条件下に行なわれる。
[反応式−13] (R’ ) n’            (R’ )
 n’H (R’ ) n’ H (1p) [式中R1、R2、X及びn′は前記に同じ。
RI9は低級アルキル基、R20は水素原子又はフェニ
ル環上に置換基として/10ゲン原子を有することのあ
るフェニル低級アルキル基をそれぞれ示す。] 化合物(23)と化合物(28)の反応は、適当な溶媒
中もしくは無溶媒で、適当な塩基性化合物もしくは塩化
水素ガスの共存下に行なわれる。
ここで用いられる溶媒としては、例えばジクロロメタン
、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、
トルエン等の芳香族炭化水素類等を例示できる。
化合物(28)の使用量は、化合物(23)に対して等
モル量以上、好ましくは等モル量〜大過剰n程度とする
のがよい。更に塩基性化合物としては例えばナトリウム
メチラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラー
ド等が好ましく、特に上記反応に用いられるアルコール
類(化合物(28))と同じアルコラードを用いるのが
好適である。反応温度は、通常−10〜50℃程度、好
ましくは0℃〜室温付近とするのがよく、反応は一般に
1〜200時間程度時間路了する。
化合物(29)と化合物(30)の反応に用いられる溶
媒としては例えばメタノール、エタノール、イソプロパ
ツール等の低級アルコール類、クロロホルム、ジクロロ
メタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、アセト
ン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル等又はこれ
らの混合溶媒等を例示できる。該反応には、塩酸、硫酸
、臭化水素酸等の鉱酸を添加してもよい。該反応に用い
られる化合物(30)の使用量は、化合物(29に対し
て通常等モル量以上、好ましくは等モル−50倍モルn
程度の範囲とすればよい。反応は通常0〜150℃程度
、好ましくは0〜100°C付近にて、一般に10分〜
15時間程度を要して行なわれる。
[反応式−14] (R’ ) n’ (良1)n′ (1g) [式中R1、R2、RI4、RI9、A、X及びn′は
前記に同じ。R21は水素原子又は低級アルキル基を示
す。] 化合物(1f)と化合物(31)の反応は、前記反応式
−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の
条件下に行なわれる。
化合物(32)と化合物(28)の反応は、前記反応式
−13の化合物(23)と化合物(28)の反応と同様
の条件下に行なわれる。
化合物(33)と化合物(34)の反応は、前記反応式
−13の化合物(29)と化合物(3o)の反応と同様
の条件下に行なわれる。
[反応式−15コ (R’ ) n” (1t) E式中R1,R2、X及びRI4は前記に同じ。
n′は0又は1を示す。R22は低級アルキル基又はフ
ェニル環上に置換基として低級アルキル基及び水酸基な
る群より選ばれた基を1〜3個有することのあるフェニ
ル低級アルキル基を示す。] 化合物(1r)と化合物(35)の反応は、前記反応式
−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の
条件下に行なオ)れる。
化合物(1s)と化合物(1t)に導く反応は、通常ク
ライゼン転位反応と呼ばれ、この反応は適当な溶媒中で
原料化合物を加熱することにより行なわれる。ここで使
用される溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジフェ
ニルエーテル、ジメチルアニリン、テトラヒドロナフタ
レン等の高沸点溶媒を例示できる。該反応は、通常10
0〜250℃、好ましくは150〜250°Cにて行な
われ、1〜30時間程時間路了する。
上記反応で化合物(1s)の基−0R22の種類によっ
ては化合物(1r)と化合物(35)の反応と同様の条
件下に直接化合物(1t)を得ることもある。
[反応式−16] (n′ )口゛                (R
1)n′(1u)           (1v)[式
中R1、R2、X及びn′は前記に同じ。
R23は置換基として低級アルキル基を有することのあ
るアミノチオカルボニル基を示す。
R24は置換基として低級アルキル基を有することのあ
るアミノカルボニルチオ基を示す。]化合物(1u)を
化合物(1■)に導く反応は、適当な溶媒中で、原料化
合物を加熱することにより行なわれる。ここで使用され
る溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジフェニルエ
ーテル、ジメチルアニリン、テトラヒドロナフタレン等
の高沸点溶媒を例示できる。該反応は、通常100〜3
50℃、好ましくは150〜300℃付近にて、1〜3
0時間程時間路了する。
し反応式−17] [式中R’ 、R2、X及びn′は前記に同じ。
R26及びR25は、それぞれ低級アルコキシ基を示す
。コ 化合物(1w)と化合物(36)との反応は、適当な溶
媒中、酸の存在下に実施することができる。ここで使用
される溶媒としては例えば水、メタノール、エタノール
、イソプロパツール等の低級アルコール類、アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル等
のエーテル類、酢酸、ギ酸等の脂肪酸、これらの混合溶
媒等を挙げることができる。また使用される酸としては
例えば塩酸、硫酸、臭化水素酸等の鉱酸、ギ酸、酢酸、
芳香族スルホン酸等の有機酸を例示できる。該反応は通
常室温〜200℃程度、好ましくは室温〜150℃程度
にて好適に進行し、一般に0.5〜5時間程度で終了す
る。化合物(36)の使用量としては、化合物(IW)
に対して少なくとも等モル、好ましくは等モル−2倍モ
ル量使用するのがよい。
[反応式−18] [式中R1、R2、R+4、RI4/、X及びn′は前
記に同じ。R27は水素原子、低級アルキル基を有する
ことのあるアミノ基、置換基として水酸基を有する低級
アルキル基又は置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるアミノカルボニル基を示す。] 化合物(1w)と化合物(37)の反応は、前記反応式
−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の
条件下に行なわれる。
[反応式−19] (1z) [式中R1、R2、RI4、R14・、R27、X及び
n′は前記に同じ。Wは基−CH2−又は窒素原子を示
す。] 化合物(1w)と化合物(38)の反応は、前記反応式
−8の化合物(1f)と化合物(15)の反応と同様の
条件下に行なわれる。
[反応式−20] 十 (R’ ) n (IC) [式中R1、R2、R+4及びnは前記に同じ。
R28は低級アルキル基、低級アルケニル基又はフェニ
ル低級アルキル基を示す。] 一般式(IA)の化合物と一般式(39)の化合物との
反応は、例えば塩基性化合物の存在下適当な溶媒中にて
行なうのがよい。ここで塩基性化合物としては、例えば
水素化ナトリウム、カリウム、ナトリウム、ナトリウム
アミド、カリウムアミド等を挙げることができる。また
溶媒としては、例えばジオキサン、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル等のエーテル類、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等を
挙げることができる。化合物(IA)と化合物(39)
との使用割合としては、特に限定がなく広い範囲内で適
宜選択すればよいが、通常前者に対して後者を少なくと
も等モル程度、好ましくは等モル−2倍モル程度とする
のがよい。
該反応は、通常0〜100℃程度、好ましくは0〜70
℃付近にて行なわれ、一般に0.5〜12時間程時間路
了する。
[反応式−21] OHo−R32 [式中R’ 、R8、R9、R14、YSX及びnは前
記に同じ。R32は/’%ロゲン原子を有することのあ
る低級アルキル基、又は基 / R8 −Y−N、  9 (Y、R8及びR9は前記に同じ。
)を示す。rは0,1又は2を示す。
R3+はハロゲン原子を有することのある低級アルコキ
シ基、低級アルキル基、水酸基、ハロ、R8 ゲン原子又は基−0−Y−N、   (Y、R8及びR
9は前記に同じ。)を示す。] 化合物(ID)と化合物(41)の反応及び化合物(I
D)と化合物(42)の反応は、前記反応式−8の化合
物(1f)と化合物(15)の反応と同様の条件下に行
なわれる。
化合物(43)と化合物(44)の反応は、前記反応式
−9の化合物(17)と化合物(18)の反応と同様の
条件下に行なわれる。
前記反応式−1で出発原料(2)は例えば、以下の方法
にて製造される。
〔反応式−22〕 耳 (R’ ) n [式中R1、X5RI4及びnは前記に同じ。]化合物
(4)を化合物(45)に導く反応は、適当な溶媒中、
カルボニル化剤の存在下に両者を反応させることにより
行なわれる。ここで使用される溶媒としては、クロロベ
ンゼン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル類を例示できる。カルボニル化剤と
しては、尿素、N、N’ −カルボニルジイミダゾール
等を例示できる。該反応は、通常室温〜200℃、好ま
しくは室温〜150℃付近にて、1〜10時間程度にて
終了する。カルボニル化剤の使用量としては、化合物(
4)に対して、少なくとも等モル、好ましくは等モル−
2倍モル量とするのがよい。
化合物(45)のハロゲン化反応は、前記反応式−12
の化合物(25)のハロゲン化反応と同様の条件下に行
なわれる。
化合物(45)は以下の反応式の方法により製造される
ことができる。
[反応式−23] ■ (46)            (45a)[式中R
1及びnは前記に同じ。R33は低級アルキル基を示す
。] 化合物(46)を化合物(45a)に導く反応は、前記
反応式−6の化合物(12)を化合物(1d)に導く反
応と同様の条件下に還元後、続いて水、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール等のアルコール類等の溶媒
中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基、ナトリウムメチラート
、ナトリウムエチラート等のアルカリ金属アルコラード
類等の存在下通常0〜100℃、好ましくは0〜70℃
付近にて、10分〜5時間反応させることにより行なわ
れる。該反応の反応系内に過酸化水素を添加することに
より反応は有利に進行する。
反応式−7の出発原料である化合物(13)は例えば下
記反応式に示す方法により製造される。
[反応式−24] [式中R’ 、n、X、R”及びZは前記に同じ。
R35は低級アルコキシ基を示す。] 化合物(4)と化合物(47)の反応は、前記反応式−
2の化合物(4)と化合物(5)の反応と同様の条件下
に行なわれる。
化合物(4)と化合物(48)との反応は、適当な溶媒
中にて行なわれる。ここで使用される溶媒としては、例
えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のノ
10ゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、エタノール、メタノール、イソ
プロパツール等のアルコール類、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ジメチ
ルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチル
リン酸トリアミド等の極性溶媒等を例示できる。
該反応は通常0〜100°C1好ましくは室温〜70℃
付近にて10〜80時間程度にて終了する。
化合物(48)の使用量は、化合物(4)に対して少な
くとも等モル、好ましくは等モル−3倍モルQとするの
がよい。
一般式(1)の化合物で、R1の少なくとも一つが二1
・0基を示すとき、これを還元することによりR1の少
な(とも一つがアミノ基である化合物に導くことができ
る。
該還元反応は、前記反応式−6の化合物(12)を化合
物(1d)に導く反応と同様の条件下に行なわれる。そ
れに加えて、以下に示すような適当な溶媒中接触還元触
媒を用いて還元する方法によっても行なわれることがで
きる。
使用される溶媒としては、例えば水、酢酸、メタノール
、エタノール、イソプロパツール等のアルコール類、ヘ
キサン、シクロヘキサン等の炭化水素類、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル
、酢酸メチル等のエステル類、N、N−ジメチルホルム
アミド等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。また
接触還元触媒としては、例えばパラジウム、パラジウム
−黒、パラジウム−炭素、白金、酸化白金、亜クロム酸
銅、ラネーニッケル等が挙げられる。
触媒は、出発原料に対して一般に0.02〜1倍量程度
用いるのがよい。反応温度は、通常−20〜150℃付
近、好ましくは0〜100℃付近、水素圧は通常1〜1
0気圧とするのがよく、該反応は一般に0.5〜10時
間程時間路了する。
一般式(1)でR1の少なくとも一つが低級アルコキシ
基である化合物又はR2がフェニル環上の置換基の少な
くとも一つが低級アルコキシ基であるフェニル基のとき
、臭化水素酸、塩酸等の酸と水、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール等の溶媒との混合物中で、
30〜150°C1好ましくは50〜120°Cに加熱
処理することにより、R1の少なくとも一〇が水酸基又
はR2がフェニル環上の置換基の少なくとも一つが水酸
基であるフェニル基である化合物(1)に導くことがで
きる。また、加水分解することによってもR1の少なく
とも一つが水酸基又はR2がフェニル環上の置換基の少
なくとも一つが水酸基であるフェニル基である化合物(
1)を得ることができる。この加水分解は適当な溶媒中
酸の存在下にて行なわれる。溶媒としては例えば水、メ
タノール、エタノール、イソプロパツルコール等の低級
アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等の極性溶
媒、これらの混合溶媒等を挙げることができる。酸とし
ては例えば塩酸、硫酸、臭化水素酸等の鉱酸類、三弗化
ホウ素、塩化アルミニウム、三臭化ポウ素等のルイス酸
、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、上
記ルイス酸とヨウ化物の混合物等を挙げることができる
。該反応は通常室温〜150℃、好ましくは室温〜10
0℃にて好適に進行し、一般に0、 5〜20時間程時
間路了する。また、ヘキサメチルリン酸l・リアミド、
ジメチルホルムアミド等の溶媒中、n−ブタンチオリチ
ウム、t−ブタンチオリチウム等のアルキルチオリチウ
ム塩、エタンチオナトリウム等のアルキルチオアルカリ
金属塩等の存在下反応させることによっても行なうこと
ができる。
 12a 一般式(1)で、R2が基−Nく 13a (R12aは低級アルカノイル基、R13aは水素原子
、低級アルキル基又は低級アルカノイル基を示す。)を
有する5又は6員環の飽和の複素環のとき、前記一般式
−10の化合物(11c)を化合物(11)に導く反応
と同様にして、基及びR13aは前記に同じ。)を有す
る5又は6員ある化合物に導くことができる。
この加水分解反応には、通常の加水分解の反応条件をい
ずれも適用でき、具体的には例えば炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化バリウム等の塩基性化合物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱
酸、酢酸、芳香族スルホン酸等の有機酸等の存在下、水
、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等
のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン類、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエー
テル等のエーテル類、酢酸等の溶媒又はそれらの混合溶
媒中にて行なわれる。該反応は、通常室温〜200°C
1好ましくは室温〜150°C付近にて進行し、一般に
0.5〜20時間程時間路終了する。
一般式(1) でR2が基−NH−R13a(R13a
は前記に同じ。)を資する5又は6員環の飽和の複素環
のとき、前記反応式−10の化合物(11)を化合物(
1j)に導く反応と同様の L3a 条件下に反応して、R2が基−Nく 12b (R12bは低級アルキル基を示す。)を有する5又は
6員環の飽和の複素環に導くことができる。
一般式(1)でR2が基−NぐRIOを示し、R1+ RIG及びR11が複素環を形成し、その窒素原子上に
フェニル低級アルコキシカルボニル基を有するとき、前
記一般式(1)でR12aが低級アルカノイル基である
化合物の加水分解反応と同様の条件下に加水分解して、
その窒素原子上が水素原子である化合物に導くことがで
きる。
一般式(1)で、R2がフェニル環上に少なくとも一つ
低級アルキル基を有するフェニル基のとき、メタンスル
ホン酸、酢酸等の酸中、通常室温〜150℃、好ましく
は50〜120℃付近にて1〜7時間程度加熱すること
によりフェニル環上の少なくとも一つの低級アルキル基
が脱アルキル化された化合物を得ることとができる。
一般式(1)でR2がピロリル基であるとき、前記反応
式−20の化合物(IA)と化合物(39)の反応と同
様の条件下に反応してピロリル基の1位が低級アルキル
化された化合物を得ることができる。
一般式(1)でR6又はR7の少なくとも一方が水素原
子を示すとき、前記反応式−10の化合物(11)と化
合物(1つ)の反応と同様の条件下に反応してR6又は
R7の少なくとも一方が低級アルキル基である化合物に
導くことができる。
一般式(1)でR8又はR9の少なくとも一方が水素原
子を示すとき、前記反応式−10の化合物(11)と化
合物(1つ)との反応と同様の条件下に反応して、R8
又はR9の少なくとも一方が低級アルキル基又はシクロ
アルキル基である化合物に導くことができる。
一般式(1)でRIG又はR1+或いはRI2又はRI
3の少な(とも一方が水素原子を示すとき、前記反応式
−10の化合物(11)と化合物(19)との反応と同
様の条件下に反応して、RIG又はR1+或いはRI2
又はRI3の少なくとも一方が、低級アルキル基である
化合物に導くことができる。
一般式(1)でR12又はRI3の少なくとも一方が水
素原子を示すとき、前記反応式−10の化合物(11)
と化合物(20)との反応条件と同様の条件下に反応し
て、RI2又はRI3の少なくとも一方が低級アルカノ
イル基である化合物に導(ことができる。
斯くして得られる各々の行程での目的化合物は、通常の
分離手段により容易に単離精製することができる。該分
離手段としては、例えば溶媒抽出法、希釈法、再結晶法
、カラムクロマトグラフィー、プレバラテイブ薄層クロ
マトグラフィー等を例示できる。
上記一般式(1)のベンズアゾール誘導体は、薬理的に
許容される酸と塩を形成させることができる。斯かる酸
としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸等の無機酸、
蓚酸、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、酢酸、リン
ゴ酸、クエン酸、乳酸等の有機酸を例示できる。
また上記一般式(1)のベンズアゾール誘導体の内、酸
性基を有する化合物は、薬理的に許容される塩基と塩を
形成させることができる。斯かる塩基としては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等のア
ルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物を例示でき
る。
本発明の化合物は、当然に光学異性体、立体異性体を含
有するものである。
本発明の化合物は通常、一般的な医薬製剤の形態で用い
られる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤
、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤ある
いは賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤としは各
種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的なも
のとして錠剤火剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤
、カプセル剤、半割、注射剤(液剤、懸濁剤等)等が挙
げられる。錠剤の形態に成形するに際しては、担体とし
てこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例えば乳
糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン
、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸
等の賦形剤、水、エタノール、プロパツール、単シロッ
プ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキ
シメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リ
ン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤、乾燥
デンプン、ア゛ルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミ
ナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル
硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプ
ン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバター
、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩基
、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリン
、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベ
ントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク
、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレンゲリコール
等の滑沢剤等が例示できる。更に錠剤は必要に応じ通常
の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、
腸溶被疑、フィルムコーティング錠或いは二重錠、多層
錠とすることができる。火剤の形態に成形するに議して
、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用でき
、例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植
物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、
トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミ
ナランカンテン等の崩壊剤等が例示できる。平削の形態
に成形するに際しては、担体として従来公知のものを広
く使用でき、例えばポリエチレングリコール、カカオ脂
、高級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラ
チン、半合成グリセライド等を挙げることができる。注
射剤として調製される場合には、液剤、乳剤及び懸濁剤
は殺菌され、かつ血液と等張であるのが好ましく、これ
ら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に成形するに際しては、
希釈剤としてこの分野において慣用されているものを全
て使用でき、例えば水、乳酸水溶液、エチルアルコール
、プロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルア
ルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を挙げ
ることができる。なお、この場合等張性の溶液を調製す
るに充分な合の食塩、ブドウ糖或いはグリセリンを医薬
製剤中に含有せしめてもよ(、また通常の溶解補助剤、
緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。更に必要に応じ
て着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬
品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。ペースト、クリ
ーム及びゲルの形態に成形するに際しては、希釈剤とし
て例えば白色ワセリン、パラフィン、グリセリン、セル
ロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコン、ベ
ントナイト等を使用できる。
本発明の医薬製剤中に含有されるべき一般式(1)の化
合物又はその塩の量は、特に限定されず広範囲に適宜選
択されるが、通常全組成物中1〜70重量%とするのが
よい。
本発明の医薬製剤の投与方法は特に制限はなく、各種製
剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の程度等
に応じた方法で投与される。例えば錠剤、火剤、液剤、
懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経口投
与される。また注射剤の場合には単独で或いはブドウ糖
、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与され、
更には必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もしくは
腹腔内投与される。平削の場合には直腸内投与される。
本発明の医薬製剤の投与量は用法、患者の年齢、性別そ
の他の条件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通
常有効成分である一般式(1)の化合物の量は10当り
体重1kg約0.06〜100mgとするのがよく、該
製剤は1日に2〜4回に分けて投与することができる。
実施例 以下に製剤例、参考例、実施例及び薬理試験を掲げる。
製剤例1 錠剤の調製 配       合           量 (g)
6−トリフルオロメチル−2−(25 =チエニル)ベンズイミダゾール 乳糖(日本薬局方晶)50 コーンスターチ(日本薬局方晶)25 結晶セルローズ(日本薬局方晶)25 メチルセルローズ(日本薬局方晶)1.5ステアリン酸
マグネシウム        1(日本薬局方晶) 上記本発明の化合物、乳糖、コーンスターチ及び結晶セ
ルローズを充分混合し、メチルセルローズの5%水溶液
で顆粒化し、200メツシユの篩に通して注意深く乾燥
し、これを常法により打錠して錠剤1000錠を調製す
る。
製剤例2 カプセル剤の調製 配       合           量 (g)
6−ヒドロキシ−(2−メトキシフ  10工二ル)ベ
ンズチアゾール 乳糖(日本薬局方晶)80 澱粉(日本薬局方晶)30 滑石(日本薬局方晶)          5ステアリ
ン酸マグネシウム        1(日本薬局方晶) 上記成分を細かく粉末にし、均一な混合物になるように
充分攪拌した後所望の寸法を有する経口投与用のゼラチ
ンカプセルに充填し、カプセル1000個を調製する。
製剤例3 注射剤の調製 配      合          量 軸)6−(
ジメチルアミノカルボニルチオ) 1−2− (1−メ
チル−2−ピロリル)ベンズチアゾール ポリエチレングリコール(分子m: 〇、34000)
(日本薬局方晶) 塩化ナトリウム(日本薬局方晶)0.9ポリオキシエチ
レンソルビタンモノ 0,4オレート(日本薬局方晶) メタ重亜硫酸ナトリウム      0,1メチル−パ
ラベン(日本薬局方晶)0.18プロピル−パラベン(
日本薬局方晶)0.02注射用蒸留水        
   100(軛)上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナト
リウム及び塩化ナトリウムを攪拌しながら80℃で上記
の約半nの蒸留水に溶解し、その溶液を40℃まで冷却
し、本発明の化合物、ポリエチレングリコール及びポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレエートをその溶液中
に溶解し、その溶液に注射用蒸留水を加えて最終の容量
に調製し、適当なフィルターペーパーを用いて滅菌濾過
することにより滅菌して注射剤を調製する。
参考例1 2−メルカプト−4−クロロアニリン30g、尿素20
gをクロロベンゼン400軛に加え窒素雰囲気下、13
0°Cで6時間加熱攪拌した。デカンテーションして溶
媒を除き残渣の結晶を枦取、ジエチルエーテルで洗浄し
、無色針状晶17.8gの6−クロロペンズチアゾール
ー2−オンを得/二。
融点:192〜195℃ 参考例2 6−クロロベンズチアゾール−2−オン5gをオキシ塩
化リン30軛に加え10時間加熱還流した。氷水にあけ
クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を水洗、乾燥
(硫酸マグネシウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン
)で精製し、n−ヘキサンから再結晶し、無色針状晶の
2,6−シクロロペンズチアゾール2.7gを得た。
融点:93〜94℃ 参考例2と同様にして以下の化合物を得る。
o2,7−シクロロペンズチアゾール 融点:49〜50℃(n−ヘキサンより再結晶)、無色
針状 02.6−ジクロロ−4−メチルベンズチアゾール NMRCCDC13)  δ: 2、 67  (3H,s) 7、 28  (IH,m) 7、 58  (IH,m) 02.5−ジクロロベンズチアゾール 融点:65〜66°C(n−ヘキサンより再結晶)、無
色板状 O2−り四ロー6−(1−ピペリジニル)ベンズチアゾ
ール 融点=66〜67℃(酢酸エチル−n−ヘキサンより再
結晶)、淡黄色プリズム状 02−10ロー6−ニトキシー4−二l−ロベンズチア
ゾール 融点:174.5〜175.5℃(クロロホルム−n−
へキサンより再結晶)、 淡黄色針状 02−クロロ−6−メドキシー5−二トロペンズチアゾ
ール 淡褐色プリズム状(塩化メチレン−n−ヘキサンより再
結晶) NMR(CDC13)δ: 1.52 (3H,t、J=7Hz) 4.22 (2H,q、J−7Hz) 7.40 (LH,s) 8.33 (IH,s) 参考例3 2−エトキシカルボニルメチオー5−クロロニトロベン
ゼン5g及び還元鉄5.3gをメタノール40軛に加え
加熱還流下、濃塩酸10軛を30分で滴下した。その後
1時間毎に濃塩酸10w2を滴下し、3時間加熱還流し
た。反応液を熱時セライトi濾過し残分をアセトンで洗
浄した。母液及びアセトン洗浄液を濃縮し、水を加え析
出晶を消散した。析出品を水酸化ナトリウム0.6gを
含む50配の水に加え更に0. 5時間攪拌した。そこ
に28%過酸化水素水3滴、及び活性炭0,5gを加え
、更に0.5時間攪拌した。不溶物を消去し母液を10
%塩酸で中和し析出品を消散、水洗後、乾燥し白色粉末
の5−クロロベンズチアゾール−2−オン2.4gを得
た。
NMR:δppm (DMSO−ds )ニア、13 
(IH,d、J=2.1Hz)7.20 (IH,d−
d、J=2.1,8.3Hz) 7.63  (IH,d、  J=8.4Hz)11、
 5  (IH,br−s) 参考例4 210ロー4−ニトロアニリン25g、  トリエチル
アミン22gをクロロホルム300w2に加え水冷下、
0−メトキシベンゾイルクロライド29.6gの塩化メ
チレン溶液30軛を滴下し、室温にて終夜攪拌した。ク
ロロホルムを留去し、残渣に水を加えて結晶化させ、エ
タノールを加え消散した。エタノールで洗浄し、乾燥し
、3−クロロ−4−(o−メトキシベンゾイルアミノ)
ニトロベンゼン28gを得た。
参考例5 3−クロロ−4−(o−メトキシベンゾイルアミノ)ニ
トロベンゼン28g、三硫化リン22gをトルエン30
0雁に加え、100℃で終夜加熱攪拌した。氷水にあけ
クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減
圧下、溶媒を留去した。残渣をエタノールより再結晶し
橙色針状晶の3−クロロ−4−(0−メトキシチオベン
ゾイルアミノ)ニトロベンゼン19.7gを得た(融点
:132〜136℃)。
参考例6 4−ヒドロキシ−3−t−ブチル安息香酸2gを塩化チ
オニル20軛に加え、ジメチルホルムアミド1滴を加え
室温下、2時間攪拌した。減圧上濃縮後、乾燥クロロホ
ルムを加え、3回共沸させた。このものを乾燥クロロホ
ルム5w2+”ニー溶解後、4−シアノ−2−ブロモア
ニリン1.89g、4−ジメチルアミノピリジン0.1
2g、ピリジン10軛の混合物中に室温にて滴下した。
室温下、終夜攪拌後、減圧下、ピリジンを留去した。エ
タノールを加え、析出晶を消散、エタノール:ジエチル
エーテル=1=2で洗浄した。エタノールより再結晶し
、白色粉末の3−ブロモ−4−(4−メトキシ−3−t
−ブチルベンゾイルアミノ)ベンゾニトリル2.93g
を得た。
融点:181〜182℃ 参考例7 3−ブロモ−4−(4−メトキン−3−t−ブチルベン
ゾイルアミノ)ベンゾニトリル2.7g12.4−ビス
(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−
ジフォスフエタンー2,4−ジスルフィド2.82gを
キシレン100硬に加え、110°Cで2時間加熱攪拌
した。減圧下キシレンを留去後、飽和重曹水を加え、塩
化メチレン抽出した。塩化メチレン層を水洗、乾燥(硫
酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒を留去した。エタノー
ル−n−ヘキサンより再結晶し、黄色針状晶1.5gの
3−ブロモ−4−(4−メトキシ−3−t−ブチルベン
ゾイルアミノ)ベンゾニトリルを得た。
融点188〜189℃ 上記参考1115又は7と同様にして3−クロロ−4−
(4−メトキシ−3−t−ブチルチオベンゾイルアミノ
)ニトロベンゼンを得る。
融点:185℃(昇華)、 無色鱗片状(キシレンより再結晶) 参考例8 3.4−ジアミノベンズトリフルオライド1.2g、N
、N’ −カルボニルジイミダゾール1.4gを無水テ
トラヒドロフラン20TIf!に加え、窒素気流下、9
時間加熱還流した。水にあけ、析出品を消散、水洗、乾
燥し、白色粉末の5−トリフルオロメチル−2−ベンズ
イミダシロン1.3gを得た。
参考例9 5−トリフルオロメチル−2−ベンズイミダシロン1.
3gをオキシ塩化燐20配に加え、3時間加熱還流した
。減圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し
、減圧下、溶媒留去した。残渣にn−ヘキサンを加え、
結晶化させた後、消散、乾燥し、白色粉末の2−クロロ
−5−トリフルオロメチルベンズイミダゾール0.9g
を得た。
参考例10 2−アミノ−4−クロロアニリン14.3gの塩化メチ
レン溶液(300WL))に水冷下、クロロアセトイミ
ド酸メチル・塩酸塩18.7gを少量ずつ添加した。添
加後、室温下2日間攪拌後、更にクロロアセトイミド酸
メチル・塩酸塩10gを添加した。更に1日攪拌後、塩
化メチレン層を飽和重曹水、水で洗浄後、・乾燥(硫酸
ナトリウム)した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸エチル二
〇−ヘキサン=1 : 1 : 1)で精製し、クロロ
ホルム−〇−ヘキサンで再結晶し、淡褐色粉末の2−ク
ロロメチル−5−クロロベンズイミダゾール13gを得
た。
NMR:δppm (CDCJ3): 4.85 (2H,s) 7.27 (IH,d−d、J=2.8.5Hz)7.
33〜7.90 (2H,m) 9.96 (IH,br−s) 参考ρす11 2−アミノ−4−クロロアニリン2.9g、クロロ酢酸
2.5gを4N−塩酸50軛に加え、2時間加熱還流し
た。アンモニア水で中和し、水ヲ加えクロロホルムで抽
出した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム
)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール−30
:l)で精製し、淡黄色結晶の2−クロロメチル−5=
クロロベンズイミダゾール0.6gを得た。
NMR:δppm (CDC/!3):4.85 (2
H,s) 7.27  (LH,d−d、J=2.8.5Hz)7
.33〜7.90  (2H,m) 9.96  (IH,br−s) 参考例12 3−ニトロ−4−アミノベンシトリフルオライド4g1
4−ジメチルアミノピリジン0.12gのピリジン溶液
40軛に2−テノイルクロライド3.4gを滴下した。
室温下3時間攪拌後氷水にあけ析出品を戸数した。結晶
を酢酸エチルに溶かし、IN塩酸、水、飽和重曹水、水
で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)した。減圧下濃縮後
、酢酸エチル−n−へキサンより再結晶し、黄色針状晶
の3−二トロー4−(2−テノイルアミノ)−ベンシト
リフルオライド1.6gを得た。
参考例13 4−ニトロ−〇−フェニレンジアミン1g14−ジメチ
ルアミノピリジン40IIgをピリジン10軛に溶解さ
せ水冷下、2−テノイルクロライド0.96gを滴下し
た。室温にて終夜攪拌後、ピリジンを減圧下留去した。
5%塩酸を加え塩化メチレン抽出し、有機層を水洗、乾
燥(硫酸マグネシウム)し、減圧上濃縮した。析出した
結晶を戸数、塩化メチレンより再結晶し、黄色粒状品の
2−(2−テノイルアミノ)−5−ニトロアニリン1g
を得た。
融点:204〜205°C 参考例14 2− (3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
)−6−(3−シアノプロポキシ)ベンズチアゾール2
gをクロロホルム100mf2、エタノール10誼の混
液に加えメタノール−水冷下、塩酸ガスを通じた。5℃
で一夜放置後、冷水酸化ナトリウム溶液にあけ、クロロ
ホルム抽出した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナ
トリウム)し、減圧下、溶媒留去し、淡緑色油状物の2
− (3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−6−(3−エトキシ−3−イミノプロポキシ)ベ
ンズチアゾール2.2gを得た。
NMR:δppm (CDCf3): 1.30 (3H,t、J=7Hz) 1.51 (18H,s) 2.10 (2H,m) 2.48 (2H,t、J=7Hz) 4.06 (2H,t、J=7Hz) 4.13 (2H,q、J=7Hz) 5.54 (IH,s) 7.03 (LH,d−d、J=9.2.5Hz)7゜
31 (2H,d、J=2.5Hz)7.85 (2H
,s) 7.90 (2H,d、J=9Hz) 実施例1 2.6−シクロロペンズチアゾール1g1ピペラジン4
.2gをα−ピコリン30軛に加え100℃で5時間加
熱攪拌した。減圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナト
リウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール
=8=1)で精製し、塩酸を加え、濃縮乾固した。
含水エタノールより再結晶して、無色板状晶の2−ピペ
ラジノ−6−クロロベンズチアゾール・塩酸塩0.31
gを得た。
NMR:δppm (DMSOds ):3、 2〜3
.4 (4H,m) 3.8〜4.0 (4H,m) 7、 35 (IH,d−d、  J=2. 1.8.
 6Hz) 7.5i (IH,d、J=8.6Hz)7.99 (
LH,d、J=2.2Hz)実施例2 2−クロロ−6−ドリフルオロメチルベンズイミダゾー
ル0.6gを3−クロロアニリン5mf!に加え、窒素
雰囲気下、140°Cで2時間、加熱攪拌した。減圧下
濃縮後、残渣に水を加え塩化メチレンで抽出した。塩化
メチレン層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下
、溶媒留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:メタノール−20: 1)で精製し、アセトン中
、蓚酸塩とした後、含水エタノールより再結晶し、白色
粉末の2−(3−クロロフェニルアミノ)−6−ドリフ
ルオロメチルベンズイミダゾール・蓚酸塩0.3gを得
た。
融点:247〜250°C(分解) 実施例3 2.6−シクロロペンズチアゾール3g、4−アセトア
ミドピペリジン・塩酸塩5g及びDBU2軛を2,6−
ルチジン50雁に加え100°Cで8時間加熱攪拌した
。減圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し
、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=20 :
 1)で精製した。クロロホルムより再結晶して、無色
針状晶の2−(4−アセトアミドピペリジノ)−6−ク
ロロベンズチアゾール2.5gを得た。
融点:234〜235°C 実施例1.2及び3と同様にして適当な出発原料を用い
て下記第1表に示す化合物を得る。
第   1   表 実施例33 2−アミノ−5−エトキシチオフェノール5g及びピリ
ジン3.5gをトルエン120軛を懸濁攪拌下、0−メ
トキシベンゾイルクロライド6gを滴下した。8時間加
熱還流後、水にあけ、クロロホルムで抽出した。クロロ
ホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、
溶媒留去した。
残渣にエタノールを加え、析出品を消散した。得られた
結晶をメタンスルホン酸60m!に溶解し、五酸化リン
6gを加え80℃で4時間加熱攪拌した。氷水にあけク
ロロホルムで抽出し、クロロホルム層を水洗、乾燥(硫
酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:n−
ヘキサン−1:1)で精製した。n−へキサンより再結
晶し、淡青色針状晶の2−(2−クロロフェニル)−6
−ニトキシベンズチアゾール1.6gを得た。
融点;75〜75.5°C 実施例34 2−(2−テノイルアミノ)−5−ニトロアニリン0.
Igを6N塩酸3′n′li2に加え、0.5時間加熱
還流した。水を加え、放冷して析出品を消散、水より再
結晶し無色針状晶の2−(2−チェニル)−6−二トロ
ペンズイミダゾール・塩酸塩70 mgを得た。
融点:150〜1529C 実施例33及び実施例34と同様にして適当な出発原料
を用いて、下記第2表に示す各化合物を得た。また該化
合物のNMR分析結果を下記第3表に示す。
第  2  表 実施例136 2−アミノチオフェノール3g12−カルボキシチオフ
ェン4.4g及び五酸化リン5.1gをメタンスルホン
酸40gに加え、窒素雰囲気下、70°Cで8時間加熱
攪拌した。氷水にあけクロロホルムで抽出し、クロロホ
ルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶
媒を留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:n−ヘキサン=1 : 1)で精製後、塩化メチ
レン−〇−ヘキサンより再結晶し、無色針状晶の2−(
2−チェニル)ベンズチアゾール3.5gを得た。
融点:97.5〜98°C 実施例137 窒素雰囲気下、五酸化リン8g及びメタンスルホン酸8
0gの混合物に、O−アニス酸4g及び3.4−ジアミ
ノベンシトリフルオライド4gを加え80℃で12時間
加熱攪拌した。氷水にあけ水酸化ナトリウム溶液でアル
カリ性にし、析出品を戸数、水洗乾燥した。結晶をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸
エチル二〇−ヘキサン=1:1:1)で精製後、酢酸エ
チル−〇−ヘキサンより再結晶し、白色粉末の2−(2
−メトキシフェニル)−6−ドリフルオロメチルベンズ
イミダゾール4.3gを得た。
融点:205〜206.5℃ 実施例136及び137と同様にして適当な出発原料を
用いて、前記実施例33〜84.87〜135の化合物
を得る。
実施例138 窒素雰囲気下、2−アミノ−5−エトキシチオフェノー
ル6.9g、2−ホルミルビロール3.4g及び粉砕し
たモレキュラーレーブス4人6gをピリジン60軛に加
え、室温にて2日間攪拌した。氷水にあけクロロホルム
で抽出し、クロロホルム層を水、5%塩酸水、飽和重曹
水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)し、
減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(塩化メチレン)で精製後、エタノールよ
り再結晶し淡褐色プリズム品の2−(2−ピロリル)−
6−ニトキシベンズチアゾール2.1gを得た。
融点:142゜5〜143.5°C 実施例139 4−クロロ−O−フェニレンジアミン2g及び3−チオ
フェンアルデヒド1.57gをエタノール20雁に加え
、6時間加熱還流した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1 : 1 : 1)で精製し、塩
化メチレン−n−ヘキサンより再結晶し淡褐色粉末の2
−(3−チェニル)−6−クロロベンズイミダゾール0
.6gを得た。
融点:237〜238℃ 実施例138及び139と同様にして適当な出発原料を
用いて、前記実施例33〜94.96〜128.130
〜135の化合物を得る。
実施例140 3−ブロモ−4−(4−メトキシ−3−t−ブチルチオ
ベンゾイルアミノ)ベンゾニトリル1.48gをジメチ
ルホルムアミド15雁に溶解し、1,1,3.3−テト
ラメチルグアニジン0.89gを加え、100℃で1.
5時間加熱攪拌した。減圧下濃縮後、残渣にエタノール
を加え、析出晶を戸数し、エタノールより再結晶し無色
針状晶の2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル
)−6−シアツベンズチアゾール0.93gを得た。
融点=164〜165℃ 実施例140と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例33〜85.109〜123.125〜130
.135の化合物を得る。
゛実施例141 SnC12・2H202,4gを濃塩酸10軛に50〜
60℃で溶解させ、同温度で3−二トロー4−(2−テ
ノイルアミノ)−ベンシトリフルオライド1gを添加し
た。更に1時間加熱還流後、冷却し析出品を戸数した。
得られた結晶を水に懸濁させ、飽和重曹水で中和した。
析出品を戸数した後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:酢酸エチル;n−ヘキサン=1:
1:1)で精製した。塩化メチレン−n−ヘキサンより
再結晶し、無色針状晶の2−(2−チェニル)−6−ド
リフルオロメチルベンズイミダゾール0,6gを得た。
融点:191.5〜192.5℃ 実施例141と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例34.86〜92.94〜108.131〜1
34の化合物を得る。
実施例142 2−クロロメチル−6−クロロペンズイミダゾール1g
12−メルカプトピリジン0.72g及び炭酸カリウム
0.83gをアセトン30贈に加え0. 5時間加熱還
流した。減圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホルムで
抽出した。クロロホルム層をIN水酸化ナトリウム溶液
及び水で洗浄後、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、
溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
1:1)で精製した。塩酸/エタノールを加え、塩酸塩
とした後イソプロパツールより再結晶し、白色粉末の2
−(2−ピリジルメルカプトメチル)−6−クロロベン
ズイミダゾール・塩酸塩0.65gを得た。
融点:184.5〜194.5°C(分解)NMR:δ
(DMSO−da): 4.97 (2H,s) 7.20 (IH,m) 7、 52  (IH,br−d、  J=8Hz)7
.57  (IH,d−d、  J=2.8.5Hz)
7、 75  (LH,m) 7、 82  (IH,d、  J=8. 5Hz)7
、 90  (IH,d、  J=2Hz)8.46 
 (IH,m) 実施例143 2−(4−ジメチルアミノピペリジニル)−6−ヒトロ
キシベンズチアゾール・臭素酸塩1g。
0−クロロベンジルクロライド0.5g、DBolgを
イソプロピルアルコール30雁に加え8時間加熱還流し
た。減圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホルムで抽出
した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)
し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=20 
: 1→8:1)で精製し、塩酸を加え減圧下、濃縮乾
固した。含水イソプロピルアルコールより再結晶し、白
色粉末の2−(4−ジメチルアミノピペリジニル)〜6
−(o−クロロベンジロキシ)−ベンズチアゾール・塩
酸塩0.12gを得た。
融点:244〜245℃ 実施例144 2−(2−チェニル)−6−ヒトロキシベンズイミダゾ
ール2.2gのジメチルホルムアミド溶液(20軛)に
窒素雰囲気下、水素化すh IJ〜ム(60%油性)0
.49gを加え室温下2時間攪拌した。水冷下ジメチル
チオカルバモイルクロライド1.5gを加え室温下、終
夜攪拌した。氷水にあけ析出品を戸数、乾燥後シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノー
ル−20:1)で精製した。クロロホルム−ジエチルエ
ーテルより再結晶し、淡黄色粉末の2− (2−チェニ
ル)−6−(ジメチルチオカルバモイルオキシ)−ベン
ズイミダゾール0.7gを得た。
融点:113〜117℃ 実施例143及び147と同様にして適当な出発原料を
用いて、前記実施例11.18.19.20.29.3
0.33.34.38.39.40.41.50.55
.60.62〜69.80.81.82.83.99.
120.129.130.132.135の化合物を得
る。
実施例145 2−(2−メトキシフェニル)−6−ヒトロキシベンズ
チアゾール4g11−ブロモ−3−クロロプロパン4.
9g及びDBU4.7gをイソプロピルアルコール10
0w1に加え122時間加熱還流た。減圧下濃縮後、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出した。クロロホルム層
を5%水酸化ナトリウム、水で洗浄し、乾燥(硫酸ナト
リウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:n−ヘキサ
ン=1 : 1)で精製し、2−(2−メトキシフェニ
ル)−6−(3−クロロプロポキシ)ベンスチアゾール
の白色粉末3.3gを得た。
NMR:δ(CDCJI!3): 2.29 (2H,m) 3.78 (2H,t、J=6Hz) 4.05 (3H,s) 4.20 (2H,t、J=6Hz) 7.00−7.20 (3H,m) 7.33−7.50 (2H,m) 7.96 (IH,d、J=9Hz) 8.46 (IH,dd、J=9Hz、2Hz)実施例
146 2−(2−メトキシフェニル)−6−(3−クロロプロ
ポキシ)ベンズチアゾール0,5g及び沃化ナトリウム
1gをアセトン10雁に加え、1時間加熱還流した。炭
酸カリウム1g及びジェタノールアミン0.8gを加え
、更に40時間加熱還流した。減圧下濃縮後、残渣に水
を加えクロロボルムで抽出した。クロロホルム層を水洗
、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:メタノール=10:1)で精製後、n−ヘキサン
−エーテルより再結晶し、無色プリズム品の2−(2−
メトキシフェニル)−6−(N、N−ジェタノールアミ
ノプロポキシ)−ベンズチアゾール150mgを得た。
融点=83〜85.5℃ 実施例146と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例36.38.39.41.55.62〜64.
67.68.69.83の化合物を得る。
実施例147 2−(4−ジメチルアミノピペリジニル)−5−アミノ
−6−ニトキシベンズチアゾール0.64gのジメチル
ホルムアミド溶液(15配)に水素化ナトリウム(60
%油性)0.12gを窒素雰囲気下加え、室温下15分
攪拌した。o −クロロベンジルクロライド0.38g
を滴下後、室温下24時間攪拌した。減圧下濃縮後、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出した。クロロホルム層
を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール=15=1)で精製後、酢酸エ
チル−〇−ヘキサンより再結晶し、淡オレンジ色針状品
の2−(4−ジメチルアミノピペリジニル)−5−(o
−クロロベンジルアミノ)−6−ニトキシベンズチアゾ
ール0.07gを得た。
融点:158.5〜161.5°C 実施例147と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例2.4.12.14〜23.26.28〜32
.36.37.38.41.55.62.63.74.
113の化合物を得る。
実施例148 2−(4−ジメチルアミノピペリジノ)−4−アミノ−
6−ヒトロキシベンズチアゾール1,7gをエタノール
30加に加え無水酢酸1.5配を加え室温下、終夜攪拌
した。減圧下濃縮後炭酸カリウム2g、メタノール50
v1を加え2時間、室温にて攪拌した。炭酸カリウムを
消去後、濃縮し、水に溶解後、酢酸でpH48〜9にし
、析出品を戸数した。含水メタノールより再結晶し無色
針状晶の2−(4−ジメチルアミノピペリジノ)−4−
アセトアミド−6−ヒトロキシベンズチアゾール1,3
gを得た。
融点:230〜232℃ 実施例148と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例3.10.11.18.20.24〜26.7
5.76.111の化合物を得る。
実施例149 2−(o−メトキシフェニル)−6−アセトアミドベン
ズチアゾール1.1gを無水テトラヒドロフラン3C)
11M7に溶解させ、窒素雰囲気下、水素化リチウムア
ルミニウム0.33gを加え、30分間加熱還流した。
冷後、飽和硫酸ナトリウム水溶液を加え攪拌後、クロロ
ホルムを加えてセライト濾過し、母液をクロロホルムで
抽出した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウ
ム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製し、塩化
メチレン−n−ヘキサンより再結晶し、黄色針状晶の2
− (o−メトキシフェニル)−6−ニチルアミノベン
ズチアゾール0.85gを得た。
融点:146.5〜147.5℃ 実施例149と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例12.14〜20.28〜32.36.37.
41.55.62.63.74の化合物を得る。実施例
150 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
アミノベンズチアゾール0.4g、1−ブロモ−3−ク
ロロプロパン2.02g及び炭酸す)・リウム1.36
gをエタノール12軛に加え、10時間加熱還流した。
減圧下濃縮後、残渣に水を加え塩化メチレンで抽出した
。塩化メチレン層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、
減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:4)で
精製し、淡褐色油状物の2−(4−メトキシ−3−t−
ブチルフェニル) −6−(3−クロロプロピルアミノ
ベンズチアゾール0.4gを得た。
NMR:δ(CDCj’3): 1.44 (9H,s) 2.13 (2H,m) 3.41 (2H,t、J=7Hz) 3.69 (2H,t、J=7Hz) 3.90 (3H,s) 6.76 (IH,d−d、J=9.2Hz)6.93
 (LH,d、J=9Hz) 7.02 (LH,d、J=2Hz) 7.78−7.88  (2H,m) 7.95  (IH,d、J=2Hz)実施例151 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
アミノベンズチアゾール1gを塩化メチレン30軛に溶
解し、トリエチルアミン0.71gを加えた。室温攪拌
下、3−クロロプロピオニルクロライド0.45gを滴
下し、同温度で1時間攪拌した。減圧下濃縮後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)
で精製し、淡黄色粉末の2−(4−メトキシ−3−t−
ブチルフェニル)−6−[(3−クロロプロピオニル)
アミノコベンズチアゾール0.58gを得た。
NMR:δ(CDC13): 1.42 (9H,s) 2.90 (2H,t、J−6Hz) 3.93 (3H,s) 3.94 (2H,t、J=6Hz) 7、18  (IH,d、  J=9Hz)7.60 
 (IH,d−d、  J=9. 2Hz)7、 83
−8. 03  (3H,m)8、 52  (IH,
s) 実施例152 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
(3−クロロプロピルアミノ)ベンズチアゾール0.3
8g、沃化ナトリウム0.29g及び4−ジメチルアミ
ノピペリジン0.13gをジメチルホルムアミド10軛
に加え130℃で1時間、加熱攪拌した。減圧下濃縮後
、残渣に飽和重曹水を加え酢酸エチルで抽出した。酢酸
エチル層を水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)し、減圧下
、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(塩化メチレン:メタノール:アンモニア水−1
00: 10 : 1)で精製した。エタノール中フマ
ル酸塩とした後、エタノールで再結晶し、黄色粉末の2
−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−[
3−(4−ジメチルアミノピペリジニル)プロピルアミ
ノコベンズチアゾール・フマル酸塩0.26gを得た。
融点:185〜187℃ 実施し1l153 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6〜
[(3−クロロプロピオニル)アミノコベンズチアゾー
ル0.75g、沃化ナトリウム0.56g及び4−ジメ
チルアミノピペリジン0.26gをアセトニトリル20
m!に加え50℃で3時間、加熱攪拌した。減圧上濃縮
後、残渣に飽和重曹水を加え塩化メチレンで抽出した。
塩化メチレン層を水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)し、
減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(塩化メチレン:メタノール:アンモニア
水−50:10:1)で精製した。酢酸エチル−〇−ヘ
キサンより再結晶し、白色粉末の2−(4−メトキシ−
3−t−ブチルフェニル)−6−[3−(4−ジメチル
アミノピペリジニル)プロピオニルアミノコベンズチア
ゾール0.40gを得た。
融点:101〜103℃ 実施例152及び153と同様にして適当な出発原料を
用いて、前記実施例37.75の化合物を得る。
実施例154 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
シアツベンズチアゾール0.92gをトルエン30軛に
溶解し、−60℃でジイソブチルアルミニウムハイドラ
イド(1,5N、トルエン中)を滴下した。滴下終了後
、30分をかけ室温まで昇温した。水冷下、飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加え、5%塩酸水溶液で酸性にした
後、塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン層を水洗、
乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチ
レン:n−ヘキサン=5:1)で精製後、酢酸エチル−
〇−ヘキサン=5=1で精製し、淡黄色粉末の2−(4
−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−ホルミル
ベンズチアゾール0.4gを得た。
融点=161〜162℃ 実施例155 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
ホルミルベンズチアゾール0.37gを塩化メチレン3
軛−メタノール6軛の混合溶媒に加え、室温下、水素化
ホウ素ナトリウム43mgを加えた。1時間室温にて攪
拌後、減圧濃縮した。残渣に水を加え塩化メチレンで抽
出した。塩化メチレン層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム
)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製後、酢酸エ
チル−n−ヘキサン=1 : 10より再結晶し、淡黄
色針状晶の2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)−6−ヒトロキシメチルベンズチアゾール0.25
gを得た。
融点:147〜148℃ 実施例156 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
ヒトロキシメチルベンズチアゾール0.2gを塩化チオ
ニル6111Cに加え、室温下、1時間攪拌した。減圧
濃縮後、乾燥クロロホルムを加え3回共沸した。得られ
た2−(4−メトキシ−3−1−ブチルフェニル)−6
−クロロメチルベンズチアゾールを含む残渣にS−プロ
リノール60mg。
D B U 90 mg及びイソプロピルアルコール6
軛を加え3時間、加熱還流した。減圧上濃縮後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:
メタノール=20 : 1)で精製した。n−ヘキサン
より再結晶し、無色針状晶の2−(4−メトキシ−3−
t−ブチルフェニル)−6−[(2−s−ヒドロキシメ
チルピロリジル)メチル〕ベンズチアゾール0.15g
を得た。
融点:134〜135℃ 実施例157 2− (o−メトキシフェニル)−6−シアノベンズチ
アゾール0.5gを無水エタノール15軛及び無水クロ
ロホルム30軛に溶解させ、水冷下、塩酸ガスを吹き込
み飽和させ、5℃で24時間攪拌した。5N水酸化ナト
リウムで水溶液にあけ、クロロホルムで抽出した。クロ
ロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下
、溶媒留去し゛  た。残渣をクロロホルム15軛に溶
解させ、o −クロロベンジルアミン0.7gを加え、
エタノール15誼、塩酸/エタノール1軛を加え、4時
間加熱還流した。減圧下濃縮後、残渣に水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えクロロホルムで抽出した。クロロホルム
層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
塩化メチレン:メタノール=20 : 1→8:1)で
精製し、クロロホルムより再結晶し、白色粉末の2−(
0−メトキシフェニル) −6−[N’ =(o−クロ
ロベンジル)アミジノ]ベンズチアゾール18mgを得
た。
融点:275〜277℃(分解) 実施例158 2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−6−ヒドロキシベンズチアゾール4g、4−ブロ
モブチロニトリル2g及びDBU2.1gをイソプロピ
ルアルコール50軛に溶解し、5時間加熱還流した。減
圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減
圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(塩化メチレン:n−ヘキサン−3=1)で
精製後、n−ヘキサン−酢酸エチルより再結晶して、無
色針状晶の2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル’)−6−(3−シアノプロポキシ)ベ
ンズチアゾール4.2gを得た。
融点:135〜137℃ 実施例159 2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−6−(3−エトキシ−3−イミノプロポキシ)
ベンズチアゾール0.55gをエタノール30軛に溶解
させ、ジメチルアミン・塩酸塩110II1gを加え、
室温上終夜攪拌した。減圧濃縮後、ジエチルエーテルを
加え、析出品を戸数した。イソプロピルアルコール−ジ
エチルエーテルより再結晶し淡緑色粉末の2− (3,
5−ジーを一ブチルー4−ヒドロキシフェニル’) −
6−(3−ジメチルアミノ−3−イミノプロポキシ)ベ
ンズチアゾール・塩酸塩0.5gを得た。
融点=247〜250℃ 実施例159と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例65の化合物を得る。
実施例160 2−(o−メトキンフェニル)−6−ヒトロキシベンズ
チアゾール0.9g、3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジルクロライド1.1g、炭酸カリウム1
gをアセトン20配に加え4時間加熱還流した。減圧濃
縮後、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。クロロ
ホルム層を5%水酸化ナトリウム水溶液、水で洗浄し、
乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒を留去した。
残渣に塩化メチレン−〇−へキサンを加え、結晶化させ
戸数した。酢酸エチル−n−ヘキサンより再結晶し淡黄
色リン片状品の2−(o−メトキシフェニル)−6−ヒ
トロキシー7− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ベンズチアゾール0.7gを得た。
融点:225〜226.5℃ 実施例161 2− [2−(N−メチル)ピロリル]−6−ジメチル
チオカルバモイルオキシベンズチアゾールをジフェニル
エーテル200贈に加え、2時間加熱還流した。冷機、
反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メ
チレン)で精製した。
酢酸エチル−ジエチルエーテル−1=1より再結晶し、
白色粉末の2− [2−(N−メチル)ピロリル] −
6−(ジメチルカルバモイルチオ)ベンズチアゾール7
.04gを得た。
融点=155〜156℃ 実施例161と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例100の化合物を得る。
実施例162 2−(2−チェニル)−6−アミツベンズイミダゾール
・2塩酸塩240ff1gに飽和重曹水を加え塩化メチ
レンで抽出し、減圧下溶媒を留去した。
残渣に2,5−ジメトキンテトラヒドロフラン110m
g及び酢酸6111ffを加え、80℃で2時間加熱攪
拌した。酢酸を留去後、飽和重曹水を加え塩化メチレン
で抽出した。有機層を水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)
後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(塩化メチレン)で精製し、塩化メチレン−
ジエチルエーテルより再結晶して白色粉末の2−(2−
チェニル)−6−(1−ピロリル)ベンズイミダゾール
120II1gを得た。
融点:171〜172℃ 実施例163 2−(2−チェニル)−6−アミツベンズイミダゾール
・2塩酸塩390mgをエタノール12軛に加え、炭酸
ナトリウム1.7g及び1.4−ジブロモブタン2.8
9gを加え1時間加熱還流した。減圧下濃縮後、残渣に
水を加え塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン層を水
洗、乾燥(硫酸マグネシウム)し、減圧下、溶媒を留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩
化メチレン:メタノール−50:1)で精製し、塩化メ
チレン:n−ヘキサン=1;2より再結晶して白色粉末
の2−(2−チェニル)−6−(1−ピロリジニル)ベ
ンズイミダゾール160+ngを得た。
融点:230℃(分解) NMR:δ(CDC13): 1、 94−2. 14 (4H,m)3.32−3.
40 (4H,m) 6.50−6.70 (2H,m) 7.09 (LH,d−d、J=4.5Hz)7.37
 (IH,d、J−4Hz) 7.47−7.57 (2H,m) 実施例163と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例16の化合物を得る。
実施例164 2−(2−チェニル)−5−)リフルオロメチルベンズ
イミダゾール0.6gをDMF20mffに溶解させ、
水素化ナトリウム(60%油性)・0.11gを加え室
温下、20分攪拌した。室温にて沃化メチル0.48g
を滴下後40°Cで2時間攪拌した。減圧下濃縮後、残
渣に水を加え塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン層
を水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)し、減圧下、溶媒留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
塩化メチレン二〇−ヘキサン=2 : 1)で精製し、
Rf弁0.5及び0.6 [TLC上(シリカゲル:塩
化メチレン)]をそれぞれ分取し、Rf丑0.5のほう
をジエチルエーテル−n−ヘキサンより再結晶し白色粉
末の1−メチル−2−(2−チェニル)−6−)リフル
オロメチルベンズイミダゾール 801℃1gを得た。
融点=145℃(昇華) Rf井0,6のほうを塩化メチレン−n−へキサンより
再結晶し淡黄色粉末の1−メチル−2−(2−チェニル
)−5−トリフルオロメチルベンズイミダゾール160
mgを得た。
融点:129〜130°C 実施例164と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例91.103〜108の化合物を得る。
実施例165 2−(2−ヒドロキシフェニル)−6−’70ロペンズ
チアゾール2g、N、N−ジメチルアミノプロピルクロ
ライド1.2g及びDBUl、6gをイソプロピルアル
コール50w2に加え、3時間加熱還流した。減圧下濃
縮後、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。クロ
ロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下
、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(塩化メチレン:メタノール=20 : 1)で
精製後、蓚酸塩とし、含水エタノールより再結晶し、白
色粉末の2−(2−ジメチルアミノプロポキシフェニル
)−6−クロロベンズチアゾール・蓚酸塩2gを得た。
融点:199.5〜201.5°C 実施例165と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例35〜44.46〜54.86〜88.109
〜117.120.−121.124〜128.135
の化合物を得る。
実施例166 2−(2−4:)’ロキシフェニル)−5−クロロベン
ズチアゾール6g1炭酸カリウム4.14gをアセトニ
トリル−水=1 : 1 (100雁)に加え、5分間
、加熱還流した。更に1−クロロ−2−ブロモエタン5
.8軛を加え、10時間加熱還流した。更に炭酸カリウ
ム2g11−クロロ−2−ブロモエタン5.8gを加え
、4時間加熱還流した。冷浸、析出品を戸数し、クロロ
ホルムに溶解後、クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナ
トリウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製後
、塩化メチレン−n−へキサンより再結晶し、無色針状
晶の2−(2−クロロエトキシフェニル)−6−クロロ
ベンズチアゾール5gを得た。
NMR:δ(CDCj!3): 4.02 (2H,t、J=6Hz) 4.45 (2H,t、J=6Hz) 7.00 (IH,d、J=8Hz) 7.16 (LH,m) 7.38−7.55 (2H,m) 7.90 (IH,d、J=2Hz) 7.97  (IH,d、J=8.7Hz)8.53 
(IH,d−d、J−1,7,8Hz)実施例167 2−(2−クロロエトキシフェニル)−6−クロロベン
ズチアゾール1g1メチルアミン(40%溶液)20軛
をエタノール20軛に加え、60〜70℃で5時間加熱
攪拌した。減圧下濃縮後、残渣に水を加えクロロホルム
で抽出した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリ
ウム)し、減圧下溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール−1
0:1)で精製し、アセトン中、蓚酸塩とした。
含水エタノールより再結晶し、白色粉末の2−(2−メ
チルアミノエトキシフェニル)−6−クロロベンズチア
ゾール・蓚酸塩0.55gを得た。
融点:226.0〜227.0°C(分解)実施例16
7と同様にして適当な出発原料を用いて、前記実施例4
3〜51.53.54.120.121の化合物を得る
実施例168 2−(4−アセトアミドピペリジノ)−6−クロロベン
ズチアゾール2gを6N塩酸30mCに加え、5時間加
熱還流した。反応液を濃縮乾固後、残渣を含水エタノー
ルより再結晶し淡黄色リン片状品の2−(4−アミノピ
ペリジノ)−6−クロロペンズチアゾール・塩酸塩1g
を得た。
融点:300℃以上 NMR:δ(DMSOds): 1、 55−1. 7 (2H,m) 2、 0 2. 2 (2H,m) 3、 15−3.4 (2H,m) 4.1−4.2 (2H,m) 7、 32 (LH,d−d、  J=2. 2゜8.
6Hz) 7.46 (IH,d、J=8.6Hz)7.92 (
:IH,d、I=2.1Hz)実施例169 2−(4−アミノピペリジノ)−6−クロロベンズチア
ゾール・塩酸塩0,9g及び35%ホルマリン1mlを
98%蟻酸5配に加え、100℃、5時間加熱攪拌した
。減圧下濃縮後残渣に水を加えクロロホルムで抽出した
。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)し、
減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(塩化メチレン:メタノール−20:1)
で精製した。塩酸を加え、濃縮乾固後、エタノール−〇
−ヘキサンより再結晶して白色粉末の2−(4−ジメチ
ルアミノピペリジノ)−6−クロロベンズチアゾール・
塩酸塩0.71gを得た。
融点:285°C(分解) 実施例169と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例12.15〜20.28〜32.36.37.
43〜52.55.62.63.67〜69.74.7
5.76.113.120.121の化合物を得る。
実施例170 2−(4−カルボベンジロキシピペラジニル)−6−二
トロペンズチアゾール3g、5nCJ2・2H2023
gを無水エタノール20011Ml!1.:加え、窒素
雰囲気下70〜80℃で2時間加熱攪拌した。冷浸、水
にあけ、飽和重曹水で中和後、クロロホルムを加えて、
不溶物を情夫した。水層をクロロホルムで抽出し、有機
層を併せて水洗乾燥(硫酸ナトリウム)した。減圧濃縮
後、メタノール−n−へキサンより再結晶し、灰色粉末
の2−(4−カルボベンジロキシピペラジニル)−6−
アミノベンズチアゾール5.6gを得た。
融点=126〜129°C 実施例171 2−(o−メトキシフェニル)−6−二トロペンズチア
ゾール4.5g、5nC12・2H2020gを濃塩酸
100硬に加え、80℃で1時間加熱攪拌した。氷水に
あけ、水酸化ナトリウムでアルカリ性とし、クロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を水洗、乾燥(硫酸ナト
リウム)し、減圧下、溶媒留去した。粗結晶を酢酸エチ
ル−〇−ヘキサンで再結晶し淡黄色リン片状品の2−(
0−メトキシフェニル)−6−アミノベンズチアゾール
4gを得た。
融点:183.5〜185°C 実施グi1172 2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−
ニドロペンズチアゾール0.96gを酢酸50軛に懸濁
し、10%パラジウム炭素0.3gを加えた。80℃に
常圧下、1時間、接触水素添加後、触媒を情夫し滑液を
減圧下濃縮した。飽和重曹水を加え塩化メチレンで抽出
した。塩化メチレン層を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)
し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製後、酢酸エチ
ル−n−ヘキサン=1:5で再結晶し、白色粉末の2−
(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−アミ
ノベンズチアゾール0.5gを得た。
融点:150〜151℃ 実施例170.171及び172と同様にして適当な出
発原料を用いて、前記実施例29.30゜31及び13
1の化合物を得る。
実施例173 2−(2−メトキシフェニル)−6−ニトキシベンズチ
アゾール3.4gを47%臭化水素酸水40w2に加え
4時間加熱還流した。水にあけ析出品を戸数した。含水
エタノールより再結晶し、淡黄色プリズム状品の2−(
2−メトキシフェニル)−6−ヒトロキシベンズチアゾ
ール2.3gを得た。
融点:190〜195℃ 実施例174 窒素雰囲気下、無水へキサメチルフォスフォリルトリア
ミド250雁にn〜ブタンチオールを加え、メタノール
−水にて冷却下、n−ブチルリチウム(1,6N、 n
−A、、キサン中)160mf2を滴下した。室温にて
30分間攪拌後、2− (3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)−6−メドキシベンズチアゾー
ル35gの無水ヘキサメチルフォスフォリルトリアミド
溶液100軛に滴下した。同温度で30分攪拌後、70
〜80℃で6時間加熱攪拌した。水にあけ、酢酸で中和
後、酢酸エチルで抽出した。水、飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄後、乾燥(硫酸ナトリウム)した。
減圧下溶媒留去後、残渣にn−ヘキサンを加え結晶化し
、粗結晶を戸数、酢酸エチル−n−ヘキサンより再結晶
して、無色針状晶の2− (3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)−6=ヒドロキシベンズチア
ゾ一ル29gを得た。
融点=289〜291°C(分解) 実施例175 2−(2−チェニル)−6−メドキシベンズイミダゾー
ル3.1gを47%臭化水素酸40誦に加え、3時間加
熱攪拌した。冷浸、析出品を戸数し水に懸濁させ炭酸ナ
トリウムで中和し析出した結晶を戸数、水洗、乾燥した
。エタノール−n −ヘキサンより再結晶し淡黄色粉末
の2−(2−チェニル)−6−ヒドロキシベンズチアゾ
ール2.6gを得た。
融点:202〜205°C 実施例176 2−(2−メトキシフェニル)−6−ドリフルオロメチ
ルベンズイミダゾール4gの塩化メチレン溶液40軛に
BB r3の塩化メチレン溶液(IM溶液82vM2)
を水冷下、滴下した。更に15時間加熱還流後、氷水に
あけ水酸化ナトリウム溶液で中和し、クロロホルム:メ
タノール=8:1の混液で抽出し、水洗、乾燥(硫酸ナ
トリウム)した。減圧上濃縮後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロ \マドグラフィー(塩化メチレン)で精製し、
ジエチルエーテル−n−ヘキサンより再結晶し、白色粉
末の2−(2−ヒドロキシフェニル)−6−)リフルオ
ロメチルベンズイミダゾール0.8gを得た。
融点:264.5〜265.5℃ 実施例173〜176と同様にして適当な出発原料を用
いて、前記実施例28.31.32.56.57.59
〜69.77.78.79.84.90.115.11
6.118.121.123の化合物を得る。
実施例177 2−(4−カルボベンジロキシピペラジニル)−6−(
o−クロロベンジルアミノ)ベンズチアゾ−)LCl、
4gをIN塩酸50w1+、::加え18時間加熱還流
した。冷浸、水酸化すトリウム水溶液でアルカリ性にし
、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を水洗、乾
燥(硫酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
:メタノール=8:1)で精製し、塩酸/エタノールを
加え濃縮した。エタノール−ジエチルエーテルより再結
晶し淡黄色粉末の2−ピペラジニル−6−(o −クロ
ロベンジルアミノ)ベンズチアゾール・塩酸塩0.15
gを得た。
融点:215〜218°C(分解) 実施例178 2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ベンズチアゾール1.5gをメタンスルホン酸20
軛に加え90〜100℃で4時間攪拌した。水にあけク
ロロホルムで抽出し、クロロホルム層を水洗、乾燥(硫
酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精
製し、酢酸エチル−〇−ヘキサンより再結晶し、淡黄色
針状晶の2−(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)ベンズチアゾール0.45gを得た。
融点;189〜192°C(分解) 実施例179 2−(2−ピロリル)−6−ニトキシベンズチアゾール
1.1gをジメチルホルムアミド151+1fl!に溶
解し、水冷下、水素化ナトリウム(60%油性)0.2
2gを加えた。室温にて、0.5時間攪拌後、沃化メチ
ル0.7gを加え、室温にて終夜攪拌した。水を加えク
ロロホルムで抽出し、クロロホルム層を水洗、乾燥(硫
酸ナトリウム)し、減圧下、溶媒留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精
製後、n−ヘキサンより再結晶し、無色針状晶の2−[
2−(N−メチル)ピロリルコ−6−エトキシベンズチ
アゾール0.4gを得た。
融点87〜88℃ 実施例179と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例79.80.81.82.84の化合物を得る
血小板粘着スクリーニング法 本方法は基本的にインビトロにおいて凝集反応が阻止さ
れた条件下において血小板がコラーゲン繊維に粘着して
ゆく過程を定量化しようとするものである。血小板機能
が正常で且つ健康なヒトより0.1%エチレンジアミン
四酢酸・ニナトリウム塩(EDTA◆4Na)添加にて
採血を行ない速やかに多血小板血漿(PRP)を分離し
た。続いてタイロード緩衝液(50mMトリス、0.1
%EDTA、Ca (−) 、Mg (−) 、0.1
4%BSA添加pH7,4)にて2回洗浄し同緩衝液に
300000/μlの血小板数に調整して懸濁した(E
DTA−WP)。コラーゲンはシグマ社製タイプ■ (
ウシ皮膚由来)4mgを83.5mMの酢酸0.25m
eに溶かし、8軛の蒸留水を加え、4℃にて2分間超音
波懸濁を行った後、上清5軛をとりコラーゲン溶液とし
た。化合物は可能な限り、2X10−2M以上の濃度と
なるようにジメチルホルムアミド(DMF)にて溶解さ
せた。
通常、血小板凝集能の検査方法に用いられる血小板凝集
トレーサー(二元バイオサイエンス)を利用して血小板
浮遊液の濁度の変化をガラスキュベツト越しに透過光の
変化を記録し、血小板粘着度を測定した。なお記録計の
感度を通常の5倍の感度(20mV)として変化をトレ
ースした。付属のガラスキュベツトにEDTA−WP、
200μlを入れ、さらに化合物液1μlを添加して室
温にて5分間インキュベートした後、血小板トレーサー
にキュベツトをセットし37℃になるまで1分間待ちコ
ラーゲン液を20μ1(50gg/配)前後添加して、
血小板粘着度を測定した。
抑制率%は以下の方法で求めた。
結果を下記第4表に示す。
供試化合物隔。
1、  2−(1−ピペラジニル)−6−クロロベンズ
チアゾール・塩酸塩 2、  2−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)
−6−クロロベンズチアゾール・塩酸塩3、  2−(
4−アミノ−1−ピペリジニル)=4,6−シクロロペ
ンズチアゾール・2塩酸塩4、  2−(4−アセチル
アミノ−1−ピペリジニル)−6−ニトキシカルポニル
メトキシベンズチアゾール 5、  2−[4−(1−ピペリジニル)−1−ピペリ
ジニル]−6−クロロペンズチアゾール6、  2−(
4−ジメチルアミノ−1−ピペリジニル)−4−メチル
−6−クロロベンズチアゾール・2塩酸塩 7、  2−(4−ジメチルアミノ−1−ピペリジニル
)−6−(2−クロロベンジルオキシ)ベンズチアゾー
ル塩酸塩 8、  2−(4−ジメチルアミノ−1−ピペリジニル
)−5−(2−クロロベンジルアミノ)−6−ニトキシ
ベンズチアゾール 9、  2−(4−ジメチルアミノ−1−ピペリジニル
) −4−[N−(2−クロロベンジル)−N−アセチ
ルアミノ] −6−(2−クロロベンジルオキシ)ベン
ズチアゾール 10、  2−(2−メトキシフェニル)−6−ヒトロ
キシベンズチアゾール 11、  2−(2−メトキシフェニル)−6−[N−
(3−ジメチルアミノプロピル)−N−エチルアミノコ
ベンズチアゾール・蓚酸塩 12、  2−(2−メトキシフェニル’)−6−+3
− [N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノコ
プロポキシ)ベンズチアゾール 13、  2−(2−メトキシフェニル)−6−[3−
(2β−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニル)プロポ
キシ]ベンズチアゾール 14、  2−(2−メトキシフェニル)−6−(3゜
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルオキシ)
ベンズチアゾール 15、  2−(2−メトキシフェニル)−6−(3−
ジメチルアミノブロポキシ)−7−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンズチアゾール 16、  2−(2−メトキシフェニル)−6−[N’
 −(2−クロロベンジル)アミジノコペンズチアゾー
ル 17、  2− [2−(3−ジメチルアミノプロポキ
シ)フェニル]−5−二トロペンズチアゾール・蓚酸塩 18、  2− [2−(2−ジメチルアミノエトキシ
)フェニル]−6−クロロベンズチアゾール19、  
2− +2− [3−(1−ピペリジニル)プロポキシ
]フェニル)−6−クロロベンズチアゾール・塩酸塩 20、  2− [2−(3−シクロへキシルアミノプ
ロポキシ)フェニルコー6−クロロペンズチアゾール 21、  2−(2−クロロフェニル)−6−(3−ジ
メチルアミノプロポキシ)ベンズチアゾール・蓚酸塩 22、  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−6−メドキシベンズチアゾー ル 23、  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−6−[3−(N−メチル−N−シク
ロプロピルアミノ)プロポキン]ベンズチアゾール 24、  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル) −6−[3−(2α−ヒドロキシメ
チル−1−ピロリジニル)プロポキシ]ベンズチアゾー
ル 25、 2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)−6−(3−アミジノプロポキシ)ベン
ズチアゾール・塩酸塩 26、  2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル> −6−[3−(Nl 、Nl −ジメ
チルアミジノ)プロポキシ]ペンズチアゾ−ル・塩酸塩 27.  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−4−[3−(4−ジメチルアミノ−
1−ピペリジニル)プロポキシコペンズチアゾール 28、  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル’)−6−[3−(4−ジメチルアミノ
−1−ピペリジニル)プロポキシ]ベンズチアゾール 29、  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキンフェニル)−5−[3−(4−ジメチルアミノ−
1−ピペリジニル)プロポキシ]ベンズチアゾール 30、  2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)−6−ヒドaキシメチルベンズチアゾール 31、  2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)−6−アミノベンズチアゾール 32、  2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)−6−(2β−ヒドロキシメチル−1−ピロリジニ
ル)メチル]ベンズチアゾール33、  2−(4−メ
トキシ−3−t−ブチルフェニル)−6−[3−(4−
ジメチルアミノ−1−ピペリジニル)プロピルアミノコ
ベンズチアゾール・2フマール酸塩 34、  2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)−6−(3−ジメチルアミノプロパノイルアミノ)
ベンズチアゾール 35、  2−(4−メトキシ−3−t−ブチルフェニ
ル)−6〜[3−(4−ジメチルアミノ−1−ピペリジ
ニル)プロパノイルアミノコベンズチアゾール 36、  2−(4−ヒドロキシ−3−t−ブチルフェ
ニル)ベンズチアゾール 37、  2−(1−メチル−2−ピロリル)−6−ヒ
トロキシベンズチアゾール 38、  2−(1−メチル−2−ピロリル)−6−シ
メチルアミノチオカルポニルオキシベンズチアゾール 39、  2−(1−メチル−2−ピロリル)−6−シ
メチルアミノカルポニルチオベンズチアゾール 40、  2−(2−ピロリル)−6−[3−(2α−
ジメチルアミノカルボニル−1−ピロリジニル)プロポ
キシコペンズチアゾール 41、  2−(1−ベンチルー2−ピロリル)−6−
ヒトロキシベンズチアゾール 42、  2−(2−チェニル)ベンズチアゾール43
、  2−(2−メトキシフェニル)−6−1リフルオ
ロメチルベンズイミダゾール 44、  2−(2−ヒドロキシフェニル)−6−1リ
フルオロメチルベンズイミダゾール 45、  2− (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−6−クロロベンズイミダゾール 46.1−エチル−2−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)−6−クロロベンズイミダゾー
ル 47、  2−(3−クロロアニリノ)−6−ドリフル
オロメチルベンズイミダゾール書蓚酸塩48、  2−
(3−):リフルオロメチルアニリノ)−6−ドリフル
オロメチルベンズイミダゾール49、  2−(3−メ
チルチオアニリノ)−6−1−リフルオロメチルベンズ
イミダゾール・蓚酸塩50、  2−(N−メチル−3
−クロロアニリノ)−6−ドリフルオロメチルベンズイ
ミダゾール51、  2−(2−ピリジルチオメチル)
−6−クロロベンズイミダゾール・塩酸塩 52、  2−(2−チェニル)−6−ドリフルオロメ
チルベンズイミダゾール 53、  2−(2−チェニル)−6−(1−ピロリジ
ニル)ペンズイミダゾール 54、  2−(2−チェニル)−6−(1−ピロリル
)ベンズイミダゾール 55.2〜(2−チェニル’) −6−[3−(5−シ
クロヘキシル−2−フリル)プロポキシ]ベンズイミダ
ゾール 56、  2−(2−チェニル)−6−(ジメチルアノ
カルボニルチオ)ベンズイミダゾール57.1−メチル
−2−(2−チェニル)−6−クロロベンズイミダゾー
ル 58.1−アリル〜2−(2−チェニル)−6−ドリフ
ルオロメチルベンズイミダゾール59.1−ペンチル−
2−(2−チェニル)−6−1−リフルオロメチルベン
ズイミダゾール60.1−ベンジル−2−(2−チェニ
ル)−6−クロロベンズイミダゾール 第   4   表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Xは、硫黄原子又は基▲数式、化学式、表等があ
    ります▼を示す。 (R^3は、水素原子、低級アルキル基、低級アルケニ
    ル基又はフェニル低級アルキル基を示す。)R^1は、
    ハロゲン原子、シアノ基、シアノ置換低級アルコキシ基
    、置換基としてハロゲン原子を有することのある低級ア
    ルキル基、低級アルカノイル基、低級アルコキシ基、水
    酸基、ニトロ基、アミノ基、置換基として水酸基を有す
    る低級アルキル基、フェニル環上に置換基として低級ア
    ルキル基及び水酸基なる群より選ばれた基を1〜3個有
    することのあるフェニル低級アルキル基、フリル環上に
    シクロアルキル基を有することのあるフリル低級アルコ
    キシ基、低級アルコキシカルボニル低級アルコキシ基、
    置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
    チオカルボニルオキシ基、置換基として低級アルキル基
    を有することのあるアミノカルボニルチオ基、フェニル
    環上に置換基としてハロゲン原子、低級アルキル基及び
    水酸基なる群より選ばれた基を1〜3個有することのあ
    るフェニル低級アルコキシ基、ピロリジニル環上に置換
    基として水酸基を有する低級アルキル基を有することの
    あるピロリジニル低級アルキル基、置換基としてフェニ
    ル環上に置換基としてハロゲン原子を有することのある
    フェニル低級アルキル基を有することのあるアミジノ基
    、置換基として低級アルキル基を有することのあるアミ
    ジノ低級アルコシ基、又は基▲数式、化学式、表等があ
    ります▼を示す。{Aは低級 アルキレン基を示す。mは0又は1を示す。 R^4又はR^5は同一又は異なって水素原子、フェニ
    ル環上に置換基としてハロゲン原子を有することのある
    フェニル低級アルキル基、置換基としてハロゲン原子を
    有することのある低級アルカノイル基、置換基として水
    酸基もししくはハロゲン原子を有することのある低級ア
    ルキル基、シクロアルキル基又は基 ▲数式、化学式、表等があります▼(lは0又は1を示 す。Bは低級アルキレン基を示す。R^6及びR^7は
    同一又は異なって水素原子又は低級アルキル基を示す。 またこのR^6及びR^7は、これらが結合する窒素原
    子と共に窒素原子を介し又は介することなく、5又は6
    員の飽和の複素環を形成してもよい。該複素環上には、
    置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
    基が置換していてもよい。)を示す。またR^4及びR
    ^5は、これらが結合する窒素原子と共に窒素原子を介
    し又は介することなく、5又は6員の飽和又は不飽和の
    複素環を形成してもよい。該複素環上には、置換基とし
    て低級アルキル基を有することのあるアミノ基、置換基
    として水酸基を有する低級アルキル基又は置換基として
    低級アルキル基を有することのあるアミノカルボニル基
    が置換していてもよい。nは0又は1〜2の整数を示す
    。R^2は置換基として低級アルキル基を有することの
    あるピロリル基、チエニル基、ピリジルチオ低級アルキ
    ル基、フェニル環上に置換基としてハロゲン原子を有す
    ることのある低級アルコキシ基、低級アルキル基、水酸
    基、ハロゲン原子及び基 ▲数式、化学式、表等があります▼(Yは低級アルキレ
    ン基 を示す。R^8及びR^9は同一又は異なって水素原子
    、低級アルキル基又はシクロアルキル基を示す。またR
    ^8及びR^9は、これらが結合する窒素原子と共に窒
    素原子を介し又は介することなく5又は6員環の飽和の
    複素環を形成してもよい。)なる群より選ばれた基を1
    〜3個有することのあるフェニル基、又は基▲数式、化
    学式、表等があります▼[{R^1^0及びR^1^1
    は同一又は異なって、水素原子、低級アルキル基又はフ
    ェニル環上に置換基としてハロゲン原子、低級アルキル
    チオ基及び置換基としてハロゲン原子を有することのあ
    る低級アルキル基なる群から選ばれた基を有することの
    あるフェニル基を示す。またR^1^0及びR^1^1
    は、これらが結合する窒素原子と共に窒素原子を介し又
    は介することなく5又は6員の飽和の複素環を形成して
    もよい。該複素環上には低級アルキル基、フェニル低級
    アルコキシカルボニル基及び基▲数式、化学式、表等が
    あります▼(R^1^2及びR^1^3は同一又は異な
    って水素原子、低級アルキル基又は低級アルカノイル基
    を示す。またR^1^2及びR^1^3はこれらが結合
    する窒素原子と共に窒素原子を介し又は介することなく
    5又は6員の飽和の複素環を形成してもよい。)なる群
    から選ばれた基を1〜3個有していてもよい。}を示す
    。]で表わされるベンズアゾール化合物又はその塩を有
    効成分として含有することを特徴とする血小板粘着抑制
    剤。
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