JPH02306154A - 過渡容量測定装置 - Google Patents

過渡容量測定装置

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JPH02306154A
JPH02306154A JP12760089A JP12760089A JPH02306154A JP H02306154 A JPH02306154 A JP H02306154A JP 12760089 A JP12760089 A JP 12760089A JP 12760089 A JP12760089 A JP 12760089A JP H02306154 A JPH02306154 A JP H02306154A
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JP
Japan
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sample
pulse
pulse voltage
transient
voltage part
Prior art date
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Pending
Application number
JP12760089A
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English (en)
Inventor
Daijirou Kinoshita
大日郎 木下
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Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えばDLTS (深い準位過渡分光法: 
Deep Level Transient 5pec
troscopy)あるいはICTS(等温容量過渡分
光法:  IsothermalCapacitanc
e Transient 5pectroscopy)
  といった過渡容量特性測定法を用いて、半導体中の
不純物や欠陥に伴うエネルギー準位、濃度、キャリアの
種類、縮退度などを評価するように構成された半導体中
不純物測定装置等において応用利用されている過渡容量
測定装置、詳しくは、パルス発生器から出力されるバイ
アス電圧部分とパルス電圧部分とから成る過渡容量測定
用パルス電圧信号に交流電圧発生器から出力される容量
測定用交流電圧信号を重畳した測定用電圧信号を被測定
試料に印加し、該試料に対する前記パルス電圧部分の印
加終了後における該試料の過渡容量応答特性を測定する
ことにより、該試料の評価を行うように構成されている
過渡容量測定装置に関する。
〈従来の技術〉 従来一般のこの種の過渡容量測定装置は、第4図に例示
しているように、高さ数V程度の基準パルス電圧を発生
するパルス電圧発生回路1とその基準パルス電圧を増幅
するパルスアンプ2とから成るパルス発生器PCから出
力される過渡容量測定用パルス電圧信号V、(これは、
第5図〈イ)に例示するように、バイアス電圧部分■6
と高さ10V程度のパルス電圧部分■、とから成る)に
対して、交流電圧発生器AGから出力される高周波(例
えば1MHz)の容量測定用交流電圧信号VA  (こ
れは、容量測定を行うために基本的に必要なもので、第
5図〈口〉に例示しているように振幅が数10mV程度
のもの)を重畳した第5図くハ〉に例示するような測定
用電圧信号Vを被測定試料(半導体)Sに印加すると共
に、そのときの試料Sの容量変化を容量測定回路Mによ
り実測し、そして、第6図に例示するようなその実測結
果から、該試料Sに対する前記パルス電圧部分■。
の印加終了後のバイアス電圧部分■お印加時における該
試料Sの過渡容量応答特性Ctを測定することにより、
該試料Sの評価(例えば、含有不純物の濃度など)を行
うように構成されている。なお、第6図において、C0
は前記バイアス電圧部分■、に対応する試料Sの一定容
量値である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した従来構成の過渡容量測定装置に
おいては、次のような問題があった。
部ち、先に説明したように、試料Sの過渡容量応答特性
C1を測定するためには、10■程度のパルス電圧■、
を試料Sに印加する必要があることから、パルス発生器
PGにおいては、パルス電圧発生回路lから得られる基
準パルス電圧(数V程度)をパルスアンプ2を用いて増
幅するように構成しているが、前記試料Sに印加するパ
ルス電圧部分V、は立ち上がりおよび立ち下がりが共に
速い波形である必要があり、従って、前記パルスアンプ
2としてはかなり広帯域の性能が要求される。ところが
、かかる広帯域パルスアンプ2の場合、その出力パルス
電圧信号VD  (バイアス電圧部分V、とパルス電圧
部分VP)には一般に高周波ノイズが多く含まれ、一方
、交流電圧発生器AGから得られる容量測定用交流電圧
信号V、は数10mV以下と非常に小さいため、容量測
定回路Mから最終的に得られる過渡容量特性C1の測定
結果には多大な高周波ノイズが混入してしまうことにな
る。そこで、このような高周波ノイズ成分を除去するた
めに、従来では、同じ試料Sに対する同条件の測定を多
数回繰り返して行い、その平均測定結果を採用するとい
う手法を用いざるを得ず、極めて長い測定時間を要して
いた。
本発明は、かかる従来実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、試料に印加するパルス電圧部分の波形
には影響を与えることなく、しかも、試料の過渡容量測
定時に印加されるバイアス電圧部分に含まれる高周波ノ
イズを除去できる手段を工夫して、容量測定回路から最
終的に得られる過渡容量応答特性に含まれる高周波ノイ
ズの低減を図ることにより、従来のような多数回の繰り
返し測定の必要なしに、極く短時間で精度の良い測定を
行なえる過渡容量測定装置を開発・提供せんとすること
にある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明に係る過渡容量測定
装置は、冒頭に記載したような基本的構成を有するもの
において、 試料に対するパルス電圧部分の印加時には、パルス発生
器から出力されるパルス電圧信号(パルス電圧部分)を
そのまま該試料に対して印加するが、該試料に対するパ
ルス電圧部分の印加終了後には、前記パルス発生器から
出力されるパルス電圧信号(バイアス電圧部分)をロー
パスフィルターに通して高周波ノイズを除去してから該
試料に対して印加するように構成された自動切換スイッ
チ手段を、前記パルス発生器の出力段に設けである、 という特徴を備えている。
〈作用〉 かかる特徴構成を採用したことにより発揮される作用は
下記のとおりである。
即ち、本発明に係る過渡容量測定装置は、パルス発生器
から出力される過渡容量測定用パルス電圧信号のうち、
試料に印加されるパルス電圧部分に含まれる高周波ノイ
ズは、そのパルス電圧部分の試料に対する印加時には未
だ試料の過渡容量測定が行われていないために、最終的
な過渡容量応答特性の測定結果には殆ど影響せず、その
パルス電圧部分の印加終了後の過渡容量測定の際に試料
に対して印加されるバイアス電圧部分に含まれる高周波
ノイズのみが、最終的な過渡容量応答特性の測定結果に
影響を与える、との考察結果に基いてなされたものであ
り、後述する実施例の記載からもより一層明らかとなる
ように、本発明に係る過渡容量測定装置においては、パ
ルス発生器の出力段に設けた自動切換スイッチ手段によ
って、実質上、試料に対するパルス電圧部分の印加時(
つまり、過渡容量の非測定期間)には、パルス発生器か
ら出力されるパルス電圧信号(パルス電圧部分)を、ロ
ーパスフィルターに通さないでそのまま試料に対して印
加し、一方、試料に対するパルス電圧部分の印加終了後
(つまり、過渡容量の測定期間)には、パルス発生器か
ら出力されるパルス電圧信号(バイアス電圧部分)をロ
ーパスフィルターに通して高周波ノイズを除去してから
試料に対して印加するように構成しであるから、試料に
印加されるパルス電圧部分の波形(特に、重要である速
い立ち上がりおよび立ち下がり特性)には全く影響を与
えることなく、しかも、試料の過渡容量の測定時に印加
されるバイアス電圧部分に含まれる高周波ノイズは確実
に除去できるようになり、従って、最終的に得られる過
渡容量応答特性の測定結果には、従来のようにパルス発
生器における広帯域パルスアンプの基本的特性に起因す
る高周波ノイズが混入してしまうことが無く、以って、
従来のような多数回の繰り返し測定の必要なしに、掻く
短時間で精度の良い測定を行なえるようになったのであ
る。
〈実施例〉 以下、本発明の具体的実施例を図面(第1図ないし第3
図)に基いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る過渡容量測定装置として
の半導体中不純物測定装置の全体概略回路構成図を示し
、この図において、パルス電圧発生回路1およびパルス
アンプ2から成るパルス発生器PC,交流電圧発生器A
C,被測定試料(半導体)S、容量測定回路M等は、先
に第4図を参照しながら既に説明したものと同様である
ので、重複を避けるためにここではそれらについての説
明は省略し、本発明に独特の構成部分を中心に詳細に説
明する。
即ち、本実施例に係る過渡容量測定装置においては、前
記パルス発生器PCの出力段、つまり、前記パルス発生
器PCにおけるパルスアンプ2と交流電圧発生器ACと
の間に、抵抗RおよびコンデンサーCから成るローパス
フィルターFと、前記パルス発生器PCから出力される
パルス電圧信号VD (バイアス電圧部分■、およびパ
ルス電圧部分■、とから成る)の状態に応じて自動的に
切り換えられる3つの電子スイッチSW+ 、SWz 
SW3から構成される自動切換スイッチ手段SWとが、
図示のように介装接続されている。
前記3つの電子スイッチS V/+ 、  S Wz 
、  S Wsから構成される自動切換スイッチ手段S
Wは、第2図に示すタイミングチャートから明らかなよ
うに、試料Sに対するパルス電圧部分■、の印加時(つ
まり、過渡容量の非測定期間)には、前記ローパスフィ
ルターFを使用しない状態、即ち、パルス発生器PCか
ら出力されるパルス電圧信号■。
(ツマリ、パルス電圧部分VP)を、ローパスフィルタ
ーFに通さないでそのまま試料Sに対して印加するよう
に、一方、試料Sに対するパルス電圧部分■、の印加終
了後(つまり、過渡容量の測定期間)には、前記ローパ
スフィルターFを使用する状態、即ち、パルス発生器P
Cから出力されるパルス電圧信号VD  (つまり、バ
イアス電圧部分Vl)をローパスフィルターFに通すこ
とにより高周波ノイズを除去してから試料Sに対して印
加するように構成されている。
なお、前記自動切換スイッチ手段SWを構成する電子ス
イッチSV/+ 、SWz 、SW3は、電子スイッチ
SW1 と電子スイッチSWz 、SW3 とが背反的
に0N10FFされることは明らかであり、また、この
うち電子スイッチSW、は、試料Sにパルス電圧部分v
Pが印加されるときに、前記ローパスフィルターFにお
けるコンデンサーCが接続されることによりパルス波形
が歪んでしまう、という不都合が生じることを防止する
ために設けられているものである。
上記の構成によれば、試料Sに印加されるパルス電圧部
分■、の波形(特に、重要である速い立ち上がりおよび
立ち下がり特性)には全く影響を与えることなく、しか
も、試料Sの過渡容量の測定時に印加されるバイアス電
圧部分V、に含まれる高周波ノイズは確実に除去するこ
とができ、従って、容量測定回路Mにより最終的に得ら
れる過渡容量応答特性Ctの測定結果に、従来のように
パルス発生器における広帯域パルスアンプの基本的特性
に起因する高周波ノイズが混入してしまうことが、効果
的に防止できる。
さて、第3図は、上記実施例に係る過渡容量測定装置に
更に改良を加えた変形実施例における各部信号および自
動切換スイッチ手段の動作を示すタイミングチャートで
ある。
即ち、この変形実施例においては、自動切換スイッチ手
段SWを構成する電子スイッチSW、。
S W z 、  S W 3の応答遅れのために、パ
ルス電圧部分V、の立ち上がり時および立ち下がり時に
おいて、そのパルス電圧部分V、に前記ローパスフィル
ターFにおけるコンデンサーCが接続されることにより
パルス波形が歪んでしまう、という不都合が生じること
を防止するために、各電子スイッチsw、、sw、、s
w、夫々のパルス電圧部分■、に対応するO N10 
F F動作時間を、そのパルス電圧部分vPの継続時間
よりも前後において若干長く設定するようにしたもので
ある。
〈発明の効果〉 以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
過渡容量測定装置によれば、試料に対するパルス電圧部
分の印加時(未だ試料の過渡容量測定が行われていない
ために、最終的な過渡容量応答特性の測定結果には殆ど
影響しない期間)には、そのパルス電圧部分をローパス
フィルターに通さないでそのまま前記試料に対して印加
するが、試料に対するパルス電圧部分の印加終了後の過
渡容量測定期間には、そのバイアス電圧部分をローパス
フィルターに通して高周波ノイズを除去してから試料に
対して印加するように構成された自動切換スイッチ手段
をパルス発生器の出力段に設けである、という特異な手
段を採用したことにより、試料に印加するパルス電圧部
分の波形(特に、重要である速い立ち上がりおよび立ち
下がり特性)には全く影響を与えることなく、しかもζ
試料の過渡容量の測定時に印加されるバイアス電圧部分
に含まれる高周波ノイズは確実に除去できるようになり
、従って、最終的に得られる過渡容量応答特性の測定結
果には、従来のようにパルス発生器における広帯域パル
スアンプの基本的特性に起因する高周波ノイズが混入し
てしまうことが無く、以って、従来のような多数回の繰
り返し測定の必要なしに、掻く短時間で精度の良い測定
を行なえる、という顕著に優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本発明に係る過渡容量測定装置
の具体的実施例を説明するためのものであって、第1図
は全体概略回路構成図を示し、第2図はその各部におけ
る信号および自動切換スイッチ手段の動作を示すタイミ
ングチャートであり、そして、第3図は変形実施例にお
ける各部信号および自動切換スイッチ手段の動作を示す
タイミングチャートである。 また、第4図ないし第6図は、本発明の技術的背景なら
びに従来技術の問題点を説明するためのものであって、
第4図は従来一般の過渡容量測定装置の全体概略回路構
成図を示し、第5図くイ〉。 く口〉、〈ハ〉は夫々その各部の信号波形を示し、また
、第6図は試料の容量変化測定結果を模式的に示してい
る。 PC・・・・・・ パルス発生器、 ■。 ・・・・・・ パルス電圧信号、■、 ・・・・
・・ バイアス電圧部分、■2 ・・・・・・ パルス
電圧部分、AC・・・・・・ 交流電圧発生器、 ■A ・・・・・・ 交流電圧信号、 ■  ・・・・・・ 測定用電圧信号、M  ・・・・
・・ 容量測定回路、 S  ・・・・・・ 被測定試料、 C1・・・・・・ 過渡容量応答特性、F  ・・・・
・・ ローパスフィルター、SW ・・・・・・ 自動
切換スイッチ手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 パルス発生器から出力されるバイアス電圧部分とパルス
    電圧部分とから成る過渡容量測定用パルス電圧信号に交
    流電圧発生器から出力される容量測定用交流電圧信号を
    重畳した測定用電圧信号を被測定試料に印加し、該試料
    に対する前記パルス電圧部分の印加終了後における該試
    料の過渡容量応答特性を測定することにより、該試料の
    評価を行うように構成されている過渡容量測定装置にお
    いて、 前記試料に対するパルス電圧部分の印加時には、前記パ
    ルス発生器から出力されるパルス電圧信号(パルス電圧
    部分)をそのまま該試料に対して印加するが、前記試料
    に対するパルス電圧部分の印加終了後には、前記パルス
    発生器から出力されるパルス電圧信号(バイアス電圧部
    分)をローパスフィルターに通して高周波ノイズを除去
    してから該試料に対して印加するように構成された自動
    切換スイッチ手段を、前記パルス発生器の出力段に設け
    てあることを特徴とする過渡容量測定装置。
JP12760089A 1989-05-20 1989-05-20 過渡容量測定装置 Pending JPH02306154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506058A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト コンデンサ装置の誘電特性を求める装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012506058A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト コンデンサ装置の誘電特性を求める装置及び方法

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