JPH02305795A

JPH02305795A - バケットスウイングリフター

Info

Publication number: JPH02305795A
Application number: JP12529389A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Koizumi; 浩小泉
Original assignee: Murata Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1989-05-18
Filing date: 1989-05-18
Publication date: 1990-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はバケットスウィングリフターの改良に関する。

（従来の技術）従来、バケットスウィングリフターとしては、第８図に
示すように、バケットＩの支持アーム２を支柱部材３で
昇降自在に支持して、下降位置の支持アーム２を昇降機
構４で上昇させ、上昇位置で旋回機構５により支柱部材
３とともに支持アーム２を１８０度旋回させ、旋回位置
でバケットｌのスライドダンパ６を開いて原材料をミキ
サー７に投入し、ついで、支柱部材３とともに支持アー
ム２を１８０度逆旋回させ、支持アーム２を下降位置に
下降させるようにしたものが実用化されている。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上記従来のバケットスウィングリフターでは
、支柱部材３自体を旋回機構５で回転させることにより
支持アーム２を旋回させる構造であるため、旋回荷重が
大となり、高出力の旋回機構が必要となる。

また、支柱部材３の上部と下部に軸受８，８を必要とす
るため、設置場所に制約があり、特に上部軸受は丈夫な
天井に取付ける必要がある。

さらに、支持アーム２によるバケット１の昇降・旋回時
、スライドダンパ６等の開閉用アクチュエータも同時に
昇降・旋回するため、その配線、配管め処理が煩わしく
、断線の恐れがある。

本発明は上記問題を解決するためになされたもので、設
置場所の制約が少なく、配線、配管の処理も簡単で、低
出力の旋回機構でよいバケットスウィングリフターを提
供することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段）このため本発明は、バケットの支持アームが支柱部材に
対して昇降かつ水平旋回自在に支持されているバケット
スウィングリフターであって、上記バケットの下部に、
回転により開閉するフローコントロールバルブが取付け
られ、上記支持アームの基部に、バケット支持部を旋回
可能な旋回軸が設けられ、上記支柱部材に、支持アーム
を昇降させる昇降部材か設けられ、該支柱部材の上部と
下部に、上昇位置と下降位置の支持アームのバケット支
持部を旋回させるアクチュエータがそれぞれ設けられ、
該支柱部材の上部に、上昇位置のバケットのフローコン
トロールバルブを回転させるアクチュエータが設けられ
ていることを特徴とするものである。

（発明の作用・効果）本発明は、支持アームのバケット支持部を旋回軸で支持
して、支柱部材の上部と下部に設けたアクチュエータで
バケット支持部を旋回させるようにしたから、旋回はバ
ケットのみであるため、アクチユエータは低出力の小型
のもので良い。

また、従来のように支柱部材を回転させる必要がないの
で、上部と下部の軸受が不要となり、設置場所の制約が
少なく、スペース的にも有利となる。

さらに、従来のようにバケット自体にバルブのアクチュ
エータを取付けておらず、支柱部材の上部に取付けるよ
うにしたから、配線、配管の処理が簡単となる。

さらにまた、バケット自体に配線、配管を必要とする部
品を取付けていないから、昇降高さの変更も容易に行な
える。

（実施例）以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。

第１図〜第４図に示すように、バケットスウィングリフ
ターは、上下方向に伸長する四角筒状の支柱部材ＩＯを
備え、該支柱部材ｌＯの下端のベース台１１が作業フロ
ア■２に固定されることにより、支柱部材１０が自立し
ている。

該支柱部材ｌＯの第１図における正面の右側（−側面側
）ｉこは、下降位置のバケット１７（後述）に原材料を
供給する供給［１３が配置され、同左側（他側面側）に
は、上昇位置のバケッ）１７から原材料か投入されるホ
ンパー１４が配置されている。

上記バケット１７の下部には、第５図に示すように、水
平方向に１８０度回転させることにより開閉するフロー
コントロールバルブ１８が取付けられ、該バルブ１８に
は開閉操作用の取手１９が設けられている。

上記支柱部材ｌＯの正面には、上下方向に伸長するガイ
ドレール１５が取付けられ、該ガイドレール１５でバケ
ッ［７の支持アーム２０の基部２１が昇降自在に支持さ
れている。

該支持アーム２０の基部２１にバケット支持部２２が旋
回軸２３で水平旋回自在に支持されている（第６図（ａ
）及び第６図（ｂ）参照）。

該バケット支持部２２は、上記支持部材１０の一側部の
供給機１３と他側部のホッパー１４の間を１８０度旋回
される。

上記支柱部材ＩＯの上部と下部にはチェーンホイール２
５．２６が取付けられ、該チェーンホイール２５．２６
に、支柱部材１０の正面と背面とを通る昇降用チェーン
２７が張設され、該チェーン２７に上記支持アーム２０
の基部２１が係止されている。

下部のチェーンホイール２６と上記ベース台１１上に固
定したモータ２８のヂエーンホイール２９とに、駆動用
チェーン３０か張設されている。

したかって、上記モータ２８の正逆回転により各チェー
ン３０．２７が駆動されて、支持アーム２０が上昇位置
Ｕと下降位置りとに昇降されるようになる。

上記支柱部材１０の正面の下部には、第６図（ａ）及び
第６図（ｂ）に示すように、下降位置りの支持アーム２
０のバケット支持部２２を上方から差込み可能なフォー
ク状の下脚回部材３２が配置され、該下脚回部材３２は
支柱部材ｌＯの正面に取付けられた下アクチュエータ３
３により、正面と一側面（供給機１３側）の間を９０度
回転される。

上記支柱部材１０の正面の上部にも、上昇位置Ｕの支持
アーム２０のバケット支持部２２を下方から差込み可能
な７オーク状の上脚回部材３４が配置され、該上脚回部
材３４は支柱部材ｌＯの正面に取付けられた上アクチュ
エータ３５により、正面と他側面（ホッパー１４側）の
間を９０度回転される。

したがって、支持アーム２０は、下降位置では、下脚回
部材３２と下アクチュエータ３３とにより、供給機１３
と正面との間で９０度旋回され、上昇位置では、上脚回
部材３４と上アクチュエータ３５とにより、ホッパー１
４と正面との間で９０度旋回される。

上記支柱部材１０の上端には、ホッパー１４側へ伸長す
る伸長部材３７が固定され、該伸長部材３７に、第７図
に示すように、上昇位置のバケット１７の側方に立下る
逆り字状のバルブ開閉用アーム３９がアクチュエータ３
８を介して取付けられ、該バルブ開閉用アーム３９の立
下り部には、バケット１７のフローコントロールバルブ
１８の取手１９に外方から嵌り込み可能な７オーク状の
取手ホールド用ハンド４０がビン４１で北上揺動自在に
支持されている。該取手ホールド用ハンド４０は、アク
チュエータ（不図示）により、上揺動位置と上揺動位置
とに９０度回転される。

上記のような構成であれば、最初、下降位置りの支持ア
ーム２０は、下脚回部材３２と下アクチュエータ３３と
により、バケットＩ７が供給機Ｉ３の下方に位置するよ
う一側方に旋回されている。

そして、供給機１３かもバケット１７に原材料か供給さ
れると、下脚回部材３２と下アクチュエータ３３とによ
り、支持アーム２０が９０度旋回されて正面を向く。

ついで、モータ２８によりチェーン２７等が駆動され、
バケット１７とともに支持アーム２０が上昇位置げに上
昇される。

支持アーム２０が上昇位置Ｕにくると、上脚回部材３４
と上アクチュエータ３５とにより、バケット１７がホン
パー１４の上方に位置するよう９０度旋回されて他側方
を向く。

そして、取手ホールド用ハンド４０がアクチュエータで
上揺動されてバケット１７の７０−コンＩ−ロールバル
ブ１８の取手に嵌り込み、ついで、バルブ開閉用アーム
３９がアクチュエータ３８で１８０度旋旋回れることに
より、取手ホールド用ハンド４０によりフローコンｉ・
ロールバルブ１８が開かれて、バケット１７の原材料が
ミキサー１１に投入される。

その後は逆工程、つまり、フローコントロールバルブ１
８が閉じられ、支持アーム２０が９０度旋回されて正面
を向き、支持アーム２０が下降され、下降位置りで９０
度旋回されて一側方を向き、バケッ１−１７が供給機」
３の下方に位置して、−サイクルが終了し、以後、この
工程を繰返す。

本実施例によれば、支柱部材ｌＯの上部と下部のアクチ
ュエータ３５．３３で、バケット１７とともに支持アー
ム２０をそれぞれ旋回させるのみであるから、旋回力は
僅かであり、低出力のアクチュエータ３５．３３を設け
るだけでよい。また、従来のように支柱部材１０を回転
させる必要がないので、軸受等に起因する設置場所の制
約か少ない。

さらに、バケノ＋１７にはフローコントロールバルブ１
８を取付けるのみで、バルブ開閉用アーム３９のアクチ
ュエータ３８等は支柱部材１０に取付けているから、配
線、配管の処理が簡単である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るバケットスウィングリフターの正
面図、第２図は第１図の右側面図、第３図は第２図の平
面図、第４図は第２図のＩ−１線断面図、第５図はバケ
ットの側面図、第６図（ａ）は旋回部材と支持アームの
側面図、第６図（ｂ）は第６図（ａ）の正面図、第７図
はバルブ開閉用アームの側面図、第８図は従来のバケッ
トスウィングリフターの正面図である。ｌＯ・・・支柱部材、　　　　１７・・・バケット、１
８・・・フローコントロールバルブ、２０・・・支持ア
ーム、　　　２１・・・基部、２２・・・バケット支持
部、２３・・・旋回軸、２７・・・昇降用チェーン、３
２．３４・・・旋回部材、３３．３５・・・アクチュエ
ータ、３８・・・アクチュエータ、３９・・・バルブ開閉用アーム、Ｄ・・・下降位置、Ｕ
・・・上昇位置。特許出願人　　株式会社　村田製作所代理人　弁理士　　青　山　　葆ほか２名第３図第４図第５因りｎ □６図（。）　　　　　　　　第６図（ｂ）第７図ス８第８０ク　　　ｄ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）バケットの支持アームが支柱部材に対して昇降か
つ水平旋回自在に支持されているバケットスウィングリ
フターであって、上記バケットの下部に、回転により開閉するフローコン
トロールバルブが取付けられ、上記支持アームの基部に
、バケット支持部を旋回可能な旋回軸が設けられ、上記
支柱部材に、支持アームを昇降させる昇降部材が設けら
れ、該支柱部材の上部と下部に、上昇位置と下降位置の
支持アームのバケット支持部を旋回させるアクチュエー
タがそれぞれ設けられ、該支柱部材の上部に、上昇位置
のバケットのフローコントロールバルブを回転させるア
クチュエータが設けられていることを特徴とするバケッ
トスウィングリフター。