JPH0230436B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0230436B2
JPH0230436B2 JP60045393A JP4539385A JPH0230436B2 JP H0230436 B2 JPH0230436 B2 JP H0230436B2 JP 60045393 A JP60045393 A JP 60045393A JP 4539385 A JP4539385 A JP 4539385A JP H0230436 B2 JPH0230436 B2 JP H0230436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
plate
heating furnace
feeding device
receiving side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60045393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61205785A (ja
Inventor
Masanobu Kawakami
Norio Muto
Hideyo Iida
Atsuo Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Industry Co Ltd
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Takasago Industry Co Ltd
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Industry Co Ltd, Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Takasago Industry Co Ltd
Priority to JP4539385A priority Critical patent/JPS61205785A/ja
Publication of JPS61205785A publication Critical patent/JPS61205785A/ja
Publication of JPH0230436B2 publication Critical patent/JPH0230436B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、板状物を加熱炉内に連続的に送り込
んで加熱する板状物の連続加熱装置に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来、例えばガラス製の基板の表面に酸化錫等
の薄膜を形成する場合には、耐熱金属製のネツト
コンベヤを敷設してその上に基板を載せ、または
左右一対のチエーンコンベヤを敷設して基板を耐
熱性のトレーに詰めて左右のチエーンコンベヤに
跨がつて載置し、ネツトコンベヤまたはチエーン
コンベヤの走行により、基板を加熱炉内に搬送し
つつ加熱し、塩化錫のガスを吹き付けて薄膜の形
成を行なうようになつていたが、ネツトコンベ
ヤ、チエーンコンベヤ等の自走式のコンベヤで基
板を搬送すると成膜部分において、下方あるいは
上方から吹きつけられた原料がコンベヤに回り込
み腐食の発生を引き起こしていた。またチエーン
コンベヤにおいてはトレーを用いるためにトレー
の基板面以外の縁にも成膜されることや、ネツト
コンベヤにおいては基板と基板の隙間やネツトコ
ンベヤの端部より原料が回り込むことにより原料
を無駄に消費するといつた欠点があつた。
発明の目的 本発明は板状物同士の間に隙間が生じないよう
にしてこのような欠点を除くことを目的とする。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図において、1はトンネル状の炉体2の両側の
内壁に略L字形断面の一対のレール3,3が互い
に対応して炉体2の全長にわたつて敷設された加
熱炉であつて、内部に夫々図示しないマツフル式
の加熱室と塩化錫のガスを噴出する噴出装置が設
けられている。加熱路1の入口4には、被処理物
であるガラス製の基板aを送り込む送り込み装置
5が設置されている。この送り込み装置5は、水
平な基台6の左右両側に垂直な支持壁7,8が対
設され、その高さ方向の中央部には、7本の下部
軸9が前後方向に等間隔で水平に差し渡されて軸
受けにより回転自由に支持されており、各軸9の
左右両側には、上面が加熱炉1のレール3,3の
支承面3a,3aの高さに一致するゴム製の下部
ローラ10,10が固定されて下部軸9と一体的
に回転するようになつている。支持壁7,8の上
部には、前記下部軸9の加熱炉1側(送り出し
側)の5本に対応する位置に上部軸11が各下部
軸9と平行に差し渡されて軸受けにより回転自由
に支持されており、各上部軸9には、対応する各
下部ローラ10との間隙が基板aの厚さより少し
小さくなる直径のゴム製の上部ローラ12,12
が固定されている。各下部軸9の一端は、一方の
支持壁8を貫いてその外側へ突出し、その突出端
に等径の従動プーリ13が固定されており、送り
出し側の4個の従動プーリ13の間の下方と、受
入側の3個の従動プーリ13の間の下方には、
夫々、3個と2個のテンシヨンプーリ14が図示
しないばねの弾力により下方へ付勢されて支持壁
8に取り付けられている。送り出し側の3個のテ
ンシヨンプーリ14の下方には駆動プーリ15が
支持壁8を貫通する駆動軸17に固定され、ま
た、受入側の2個のテーシヨンプーリ14の下方
には送り出し側の駆動プーリ15より直径の大き
い駆動プーリ16が同じく支持壁8を貫通する駆
動軸18に固定されており、両駆動軸17,18
は、基台6の下面に設置された図示しないモータ
の出力軸に歯車列を介して連結され、そのモータ
の駆動により同速度で同方向へ回転するようにな
つており、送り出し側の4個の従動プーリ13と
その間の3個のテンシヨンプーリ14及び駆動プ
ーリ15には無端ベルト19が掛け渡され、ま
た、受入側の3個の従動プーリ13とその間の2
個のテンシヨンプーリ14及び駆動プーリ16に
は別の無端ベルト20が掛け渡されていて、送り
出し側の4対の下部ローラ10の群と受入側の3
対の下部ローラ10の群とは駆動系が別になつて
おり、受入側の3対の下部ローラ10は、送り出
し側の4対の下部ローラ10に比べて駆動プーリ
16が大きく、増速比が大きいことから、高い速
度で回転するようにセツトされている。
次に、本実施例の作用を説明する。
被処理物であるガラス製の基板aは、送り込み
装置5の受入側の群の対応する上部ローラのない
1番目と2番目の左右の下部ローラ10,10に
差し渡すように載置すると、その回転により送り
出し側へ一定速度で送られ、3番目のローラ10
では上下から挟持されて、送り出し側の群の下部
ローラーによつて送り出される。送り出し側の群
は受入側の群に比べ低速度で回転しており、しか
も、受入側の群のローラー10は基板に対する搬
送力が小さく、基板の一部が送り出し側のローラ
ーによつて挟持され制動されていると、受入側a
ローラーに跨がつた部分ではすべりを起こす。次
の基板を受入側のローラーに載置する場合は受入
側のローラー10と送り出し側のローラー10の
搬送速度に対応した一定以上の間隔を開けないよ
うにしてローラー上に乗せることになる。順次同
様な手順で基板を供給すれば送り出し側から一定
速度で連続的に搬送することが可能となる。この
ように、送り込み装置5によつて前後の隙間なく
連続して送られる基板aは加熱炉1の入口4に入
つてレール3,3に載置され、後から搬送される
基板aにより押され、レール3,3の支承面3
a,3a上を滑つて加熱炉1内を出口に向つて走
行し、途中で加熱室内を通ることにより所定の温
度に加熱され、吹き付け装置の下方を通る際に塩
化錫のガスが吹き付けられて表面にその薄膜が形
成された後、出口から送り出されるようになつて
いる。
本実施例においては、送り込み装置5が搬送力
が小さく高速回転する受入側の群と搬送力が大き
く低速回転する送り出し側の群の2群の下部ロー
ラ10と上部ローラ12で挟持して加熱炉1へ送
り込むようにしたから、挿入時に前後の基板aの
間に隙間をあけて載置することができるため自動
的に基板を供給ローラー上に乗せる場合、先に供
給ローラー上に乗せた基板と一定の範囲内の間隔
を保つて、アクチユエーターにより基板をローラ
ー上に載置することにより、基板と基板、基板と
アクチユエーターの衝突による基板のカケ等の事
故を防ぐことができる。そして送り込み装置5内
において後から挿入した基板aが前の基板aに追
いついて当接し、加熱炉1へ前後の隙間なく送り
込まれて加熱炉1内においては停止することなく
一定の速度で連続的に搬送されるのである。
なお、送り込み装置5は、上下一対の無端ベル
トで基板aを挟持して加熱炉1内へ送り込むよう
にしてもよく、また、加熱炉1内のレール3は、
ローラまたは耐熱金属製のプレート等の非自走式
の走行路に換えてもよい。
上記実施例によつて具体的に説明したように、
本発明の板状物の連続加熱装置は、非自走式の走
行路を、加熱室内を通して貫設した加熱炉の前記
走行路の入口側に、板状物をローラで挟持して該
ローラの回転により板状物を送り込む送り込み装
置を設け、該送り込み装置のローラは受入側と送
り出し側の2組からなり、受入側のローラは送り
出し側のローラに比べて搬送速度が大きく、か
つ、搬送力が小さくなつていることを要旨とする
ものであつて、送り込み装置の受入側のローラに
供給された板状物は高速度で送り出し側のローラ
に送られた後に低速度で加熱炉の走行路に押し込
まれるから、後から送り込まれた板状物は先に送
り込まれた板状物との間に隙間があつてもこれに
追い付いて当接し、このとき受入側のローラは搬
送力が小さいことにより板状物との間で滑りを生
じて無理な力が作用しないようになつており、こ
のようにして送り込み装置により走行路に先に送
り込まれた板状物は後から送り込まれた板状物に
より順次に押されて出口側に走行するのであつ
て、加熱炉内を走行する板状物は前後に互いに当
接して〓間がなく、〓間の存在による不都合を回
避し得るとともに、送り込み装置に間欠的に板状
物を供給しても連続して加熱炉内に送り込むこと
ができるから板状物の供給を容易に行うことがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部切欠斜視図、
第2図はその送り込み装置の横断面図、第3図は
加熱炉の横断面図である。 1:加熱炉、3:レール(非自走式の走行路)、
4:入口、5:送り込み装置、10:下部ロー
ラ、12:上部ローラ、13:従動プーリ、1
5,16:駆動プーリ、19,20:無端ベル
ト、a:基板(板状物)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非自走式の走行路を、加熱室内を通して貫設
    した加熱炉の前記走行路の入口側に、板状物をロ
    ーラで挟持して該ローラの回転により板状物を送
    り込む送り込み装置を設け、該送り込み装置のロ
    ーラは受入側と送り出し側の2組からなり、受入
    側のローラは送り出し側のローラに比べて搬送速
    度が大きく、かつ、搬送力が小さくなつているこ
    とを特徴とする板状物の連続加熱装置。
JP4539385A 1985-03-07 1985-03-07 板状物の連続加熱装置 Granted JPS61205785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4539385A JPS61205785A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 板状物の連続加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4539385A JPS61205785A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 板状物の連続加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61205785A JPS61205785A (ja) 1986-09-11
JPH0230436B2 true JPH0230436B2 (ja) 1990-07-06

Family

ID=12718018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4539385A Granted JPS61205785A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 板状物の連続加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61205785A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953008A (ja) * 1972-09-21 1974-05-23
JPS58189317A (ja) * 1982-04-28 1983-11-05 Toyota Motor Corp 連続加熱炉内に於ける被加熱材の溶着防止法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953008A (ja) * 1972-09-21 1974-05-23
JPS58189317A (ja) * 1982-04-28 1983-11-05 Toyota Motor Corp 連続加熱炉内に於ける被加熱材の溶着防止法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61205785A (ja) 1986-09-11

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