JPH02304230A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JPH02304230A
JPH02304230A JP12630089A JP12630089A JPH02304230A JP H02304230 A JPH02304230 A JP H02304230A JP 12630089 A JP12630089 A JP 12630089A JP 12630089 A JP12630089 A JP 12630089A JP H02304230 A JPH02304230 A JP H02304230A
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JP
Japan
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liquid
liquid chamber
port
filling
vibration isolator
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Pending
Application number
JP12630089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Takano
高野 和也
Hiroshi Kojima
宏 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02304230A publication Critical patent/JPH02304230A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は密封液室が設けられる防振装置へ適用され、こ
の密封液室のシールが考慮された防振装置に関する。
〔背景技術〕
密封液室が設けられる防振装置が用いられている。この
防振装置では密封液室がオリフィスを介して複数の小液
室に区画されており、振動時に液体がオリフィスを通過
する場合の抵抗によって振動を吸収するようになってい
る。
この液室が設けられた防振装置を製作する場合には、液
室を構成する各部品を液体中へ浸漬させながら組付ける
と共に、かしめ作業を行うことによって防振装置内に液
体を充填密封する手段が取られている。
このため構成部品が重ね合されるかしめ部分に液体が残
留し、この液体が組立後に漏れ出す原因となる。また液
体中でかしめ1作業を行う場合には、かしめ作業によっ
て液室の容積が減少するので液室の圧力が上昇して液室
の一部を構成するゴムに応力が生ずる原因となる。
本発明は上記事実を考慮し、大掛かりな設備を必要せず
、確実に液室をシールすることができる防振装置を得る
ことが目的である。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、前記
液室への液体充填口を液体充填後に閉止するリベット手
段と、このリベット手段と充填口との間を密閉するシー
ル部材と、を有することを特徴としている。
このため本発明では、密封液室へ液体を充填した後にリ
ベットでこの液体充填口を閉止するが、この液体充填口
とリベットとの間にはシール部材が介在されているので
リベットと充填口とが確実にシールされる。このため防
振装置を大型の液槽内へ配置しながら組付ける煩雑な作
業が不要となる。
〔発明の実施例〕
第2図には本発明が適用される防振装置IOが示されて
いる。この防振装置10ではベースプレート12の中央
部へ取付ボルト14が固着垂下されており、この取付ボ
ルト14を介してベースプレート12が図示しない車両
の車体へと固着されるようになっている。
ベースプレート12の外周部はテーパー状に屈曲された
立上り部12Aとされ、この立上り部12Aの先端は半
径方向に突出された平板部12Bとされ、更にこの平板
部12Bの先端部は筒状に屈曲された案内部12Cとな
っている。この平板部12B上にはダイヤフラム16の
、外周部が載置され、ベースプレート12との間を空気
室17としている。
更にこのダイヤフラム16の外周部付近には上限壁板1
8及び下隅壁板22の外周部付近が載置されている。ま
た案内部12Cの外周部には固定外筒24が配置され、
この固定外筒24の下端部は平板部12Bの下面へとか
しめられるかしめ部24Aとされている。この固定外筒
24の上端部はコ字形の受部24Bとされており、スト
ッパプレート26の開口内周面へかしめられている。
このストッパプレート26と固定外筒24とのかしめ部
にはゴム等の弾性体で形成される支持筒28の下端部が
固着されている。この支持筒28の上端部はトッププレ
ート32へ固着されており、このトッププレート32へ
固着立設された取付ボルト34が図示しないエンジンへ
固着されることによって、この防振装置10がエンジン
を車体へ支持するようになっている。
支持筒28の内周部、トッププレート32及びダイヤフ
ラム16によって形成される部分は水、オイル等が充填
される液室36であり、この液室36は上限壁板18及
び下隅壁板22によって上手液室36Aと下手液室36
Bとに区画されている。
第3図に示される如く下隅壁板22は外周部が直角に屈
曲された筒状部22Aとされ、この筒状部22Aの下端
部が更に半径方向に突出されたフランジ部22Bとされ
ている。また上限壁板18も同様に外周部から筒状部1
8Aが延長され、この筒状部18Aの先端部が半径方向
に突出された7ランデ部18Bとなっている。このフラ
ンジ部18Bはフランジ部22Bと重ね合され、ダイヤ
フラム16の外周部と支持筒28の下端部との間に挟持
されている。筒状部22Aと筒状部18Aとの間には防
振装置10の軸心回りにリング形状とされた隙間が形成
され、オリフィス42となっている。
このオリフィス42は上限壁板18に形成される円孔4
4及び下隅壁板22の筒状部22Aに形成される円孔4
6を介して上手液室36A及び下手液室36Bと各々連
通されている。これによって上手液室36Aと下手液室
36Bとはオリフィス42を介して互いに連通されるこ
とになる。このオリフィス42は円孔44から円孔46
へ至る液体が防振装置lOの軸回りに何れの方向を回っ
ても移動可能であるが、防振装置10の軸回りに一方の
み移動可能なように円孔44の一部を閉塞してもよい。
上限壁板18の内周部からは断面路り字形の保持アーム
18Cが突出され、下隅壁板22との間に振動板48を
保持している。この振動板48は保持アーム18Cの開
口部を通して、及び下隅壁板22に形成される多数の小
孔52を介して高周波振動時に上手液室36A及び下手
液室36Bの圧力変化を受けるようになっている。すな
わち振動板48の周囲はゴム片54を介して保持アーム
18Cの内周面へ加硫接着されており、ゴム片54の弾
性変形により下隅壁板22又は保持アーム18Gへ当た
るまで微小移動可能となっている。
なおトッププレート32の外周端部にはアーム32A、
32Bが突出しており、アーム32Bはストッパプレー
ト26との間に弾性体56が掛は渡されてベースプレー
ト12とトッププレート32との第2図左右方向の移動
量を制限している。
トッププレート32には液体注入部62が設けられてい
る。
第1図に示される如くこの液体注入部62はトッププレ
ート32に液体充填口100が形成され、この液体充填
口100ヘブラインドリベツト102が適用されて密閉
されるようになっている。
第1図に示される如くブラインドリベット102は上手
液室36Aの外部から第1図(B)に示される如く筒体
104を挿入し、この筒体104のつば部104Aをト
ッププレート32へ押圧しつつ、このブラインドリベッ
ト102内へあらかじめ挿入しである軸106を引き抜
くことによって第1図(C)に示される如く軸106の
拡径筒部106Aで筒体104の先端部である底部を弾
性変形させて拡径部104Bとするようになっている。
この拡径部104Bは筒体104の下端部に設けられて
筒体104を閉止している。
またこの軸106の引き抜き力で軸106の中間部に設
けた小径部106B部分から軸106を破断するように
なっている。
なおつば部104Aにはトッププレート32の表面に向
けてリング状の凹部104Cが形成され、オーリング1
08が挿入されるようになっている。
このためオーリング108はつば部104Aとトッププ
レート32との間をシール状態に維持してブラインドリ
ベット102と液体充填口100との間から液室36内
の液体が洩れ出すのを防止している。
次に本実施例の作用を説明する。
第2図に示される如く防振装置10の液室36内へ液体
充填口100を通して液体を充填した後にブラインドリ
ベット102を適用してこの液体充填口100を密閉す
る。
第1図に示される如く液体充填口100へ挿入されたブ
ラインドリベット102は軸106を引き抜くことによ
って拡径筒部106Aが拡径部104Bを形成して筒体
104をトッププレート32へと固定する。特に凹部1
04Cへ挿入されたオーリング108はブラインドリベ
ット102と液体充填口100との間をシールするので
、上手液室36A内の液体が液体充填口100を通して
外部へ洩れ出すことはない。
液体が充填された防振装置lOは取付ボルト14を車体
へ取付け、取付ボルト34を用いてトッププレート32
ヘエンジンを固定すれば車両への組付状態となる。エン
ジンの振動時には上手液室36A1下小液室36B内の
液体がオリフィス42を通して移動する場合の通過抵抗
で振動が吸収される。また振動周波数が高くなるとオリ
フィス42が目詰まり状態となる。この場合には振動板
48が上手液室36A1下小液室36Bの圧力変化に応
じて微小移動するので液室36内の圧力増大が回避され
て動ばねの上昇が抑制される。このような振動吸収時に
も液室36内には残存空気が存在しないので効果的な振
動吸収が可能である。
次に第4図には本発明の第2実施例が示されている。
この実施例では前記実施例における凹部104Cがつば
部104Aではなく筒体104の外周に形成されてオー
リング108を収容するようになっている点が異なって
いる。このため第4図(B)に示される如くブラインド
リベット102を液体充填口100内へ挿入した状態で
はオーリング108が筒体104の外周と液体充填口1
00の内周との間に介在されるようになっている。その
他の点は前記実施例と同様であり同様の効果を得ること
ができる。
第5図には本発明の第3実施例が示されている。
この実施例においては前記実施例におけるオーリング1
08に代えてスリーブ116が用いられてシール部材と
なっている。このスリーブ116は前記実施例における
オーリング108と同様に弾性材料で形成されて筒状と
され、軸方向一端部にはっは部116Aが設けられてい
る。スリーブ116は筒体104の外周と液体充填口1
00の内周との間へ配置され、つば部116Aがつば部
104Aとトッププレート32の外側面との間に配置さ
れている。
このため本実施例においてもこのスリーブ116はブラ
インドリベット102と液体充填口100との間を確実
にシールして上手液室36Aの液体の洩れ出しを防止で
きるようになっている。
次に第6図には本発明の第4実施例が示されている。こ
の実施例ではブラインドリベット102のつば部104
Aが当接されるトッププレート32の外側へつば部10
4Aが突出しないようになっている。
またトッププレート32の内側にはシールゴム124が
貼設されており、拡径部104Bとの間をシール状態と
するようになっている。このため、この実施例では第1
.2実施例のようなオーリング108を設ける必要がな
く、また第3実施例のようなスリーブ116を設ける必
要もない。このシールゴム124は支持筒28(第2図
参照)の一部を延長させ設けるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、リベット手段と充填口
との間をシール部材が確実にシールして液体の洩れ出し
をなくすことができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された液体注入部を示す拡大断面
図、第2図は本発明が適用された防振装置を示す断面図
、第3図は本発明の実施例に係る隔壁構造を示す分解斜
視図、第4図及び第5図は本発明の第2実施例及び第3
実施例を示すシール部材の断面図、第6図は本発明の第
4実施例を示す組付後の状態を示す断面図である。 36・・・液室、 100・・・液体充填口、 102・・・ブラインドリベット、 108・・・オーリング、 116・・・スリーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密封液室が設けられる防振装置へ適用され、前記
    液室への液体充填口を液体充填後に閉止するリベット手
    段と、このリベット手段と充填口との間を密閉するシー
    ル部材と、を有することを特徴とした防振装置。
JP12630089A 1989-05-19 1989-05-19 防振装置 Pending JPH02304230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12630089A JPH02304230A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 防振装置

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JP12630089A JPH02304230A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 防振装置

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Publication Number Publication Date
JPH02304230A true JPH02304230A (ja) 1990-12-18

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ID=14931791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12630089A Pending JPH02304230A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 防振装置

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JP (1) JPH02304230A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291869A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Kurashiki Kako Co Ltd 液体封入式防振支持装置
JP2008291969A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kurashiki Kako Co Ltd 液体封入式防振支持装置
US8025273B2 (en) 2007-05-22 2011-09-27 Kurashiki Kako Co., Ltd. Liquid-filled anti-vibration mounting device
JP2015092443A (ja) * 2013-10-03 2015-05-14 株式会社豊田自動織機 蓄電装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49108622A (ja) * 1973-02-19 1974-10-16

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