JPH02302Y2 - - Google Patents

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JPH02302Y2
JPH02302Y2 JP11290284U JP11290284U JPH02302Y2 JP H02302 Y2 JPH02302 Y2 JP H02302Y2 JP 11290284 U JP11290284 U JP 11290284U JP 11290284 U JP11290284 U JP 11290284U JP H02302 Y2 JPH02302 Y2 JP H02302Y2
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tray
bottom plate
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plate
grooves
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JP11290284U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、書類、業務用記録カード、又はボル
ト、ナツト等の小物部品を整理収納するための吊
懸式等のトレーを左右に連結するための連結装置
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
雑誌、書類、業務用記録カード等を整理して保
管し、検索、取出し等を容易にするための書類立
てとして、先行技術として実公昭49−6653号公報
では、台部上に側板を設けたユニツトを、その各
台部左右両側に設けた上下方向の各々蟻溝状の凹
凸部にて互いに左右に連結するようにしたものが
開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記先行技術では、台部は連結されるが側板部
は連結されず、しかもこの側板を左右方向に撓ま
ないように拘束するものがないので、側板に書類
を凭れ掛けするとその荷重にて側板が左または右
に撓んだり、甚だしい場合には台部との付け根部
で破損するおそれがある。
また、隣接するユニツト間の前記凹凸部が上下
方向に差し込み自在であるので、各ユニツトはそ
の前後方向には互いに抜け不能であるが、上下方
向には簡単に抜けて、ユニツトがばらばらにな
り、書類立てとして不安定になる欠点があつた。
本考案は、この欠点を解消するためになされた
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本考案では、書類等を収納するトレー
を、適宜前後長さの底板の後端に、適宜高さに形
成した後板を略垂直に立設し、該後板と底板とに
わたつてその左右両側には、左右一対の側板を互
いに平行に設けて前方及び上方に開放するように
形成し、該各トレーにおける後板上端部には、そ
の自由端面に、互いに内向きの蟻溝状等の係合溝
を形成し、前記底板前端部の自由端面には、前記
後板上端部における係合溝と異なる方向に互いに
内向きの蟻溝等の係合溝を形成し、前記左右一対
のトレーをその側板の合わせ面を跨いで連結する
連結体には、その左右両側に、前記後板上端部お
よび底板前端部における両内向きの左右両係合溝
に係合する係合突起を形成することにより、トレ
ーの連結装置として構成したものである。
〔作用〕
このように、トレーの左右両側板は後板と底板
との両者に連接しているので、側板に書類等が凭
れても互いに離れるように撓むことが少なく、隣
接する左右側板の合わせ面を跨いで左右両トレー
を連結する連結体は、後板の上端部と底板の前端
部とのいわばトレーの対角線にある隅位置となる
2箇所において連結するものであり、しかも、こ
の両連結体による連結係合方向は互いに少なくと
も90度もしくは180度異なるので、左右両トレー
が上方向にも前後方向にも外れ難いのである。ま
た、連結体による連結箇所は薄い側板箇所そのも
のを跨いで挟み付けるものではないので、連結強
度が大きく外観も見苦しくない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する
と、図においてトレー1は、前後長さ1の底板
2と、この長さより短い高さ2の後板3と、左
右一対の側板4,4とから成り、底板2の後端か
ら後板3を略垂直方向に一体的に立設する一方、
側面視略直角三角形状に形成された左右両側板
4,4は前記両板2,3にわたりその左右両側を
連接するように互いに略平行に設けて、各トレー
1の前方及び上方に開放するように形成する。
そして、前記後板3の上端にはその背面側に突
起部5を一体的に突設し、該突起部5に下向きコ
字溝状等の下向き開放状の係止部6を形成する。
また底板2の前端にも下向きに、突起部7を一体
的に設け、該突起部7の後面に後向きコ字状溝等
の後向き開放状の係止部8を形成するものであ
る。
前記突起部5の上端面及び突起部7の前端面に
は各々平坦な凹所9,10を形成し、突起部5に
おける凹所9の前端をトレー1前面方向に開放
し、該両凹所9,10内に見出し用カード13,
13′を差し込み自在となるように構成する。
また、各トレー1における後板3の上端部であ
る前記突起部5の上端自由端面には、互いに内向
きになる蟻溝状等の係合溝11,11を形成する
一方、前記底板2前端部である突起部7の前端自
由端面には、前記後板3上端部における係合溝1
1,11と少なくとも90度もしくは180度異なる
方向に互いに内向きの蟻溝等の係合溝12,12
を形成し、前記左右一対のトレー1,1をその側
板4,4の合わせ面を跨いで連結する連結体1
4,14には、その左右両側に、前記後板上端部
および底板前端部における両内向きの左右両係合
溝11,11,12,12に係合する係合突起1
5,15を形成することにより、左右両トレー
1,1をその前端部及び上端部のいわばトレーの
対角線の隅部である互いに大きく離れた位置で2
個の連結体14,14にて連結し、しかもこの2
個の連結体14,14を互いに異なる方向に係脱
自在となるように構成するものである。
第1図及び第5図はその第1実施例で、後板3
の上端部である前記突起部5の上端自由端面にお
ける凹所9の左右両端には、前方に開放する互い
に内向きの三角蟻溝状等の係合溝11,11を切
欠き形成する一方、前記突起部7の上端部である
前記突起部7の前端自由端面における凹所10の
左右両端にも前記と同様に上向きに開放する互い
に内向きの三角蟻溝状等の係合溝12,12を切
欠き形成する。
第1図及び第5図に示す連結体14は、合成樹
脂材等にて断面コ字状に一体的に形成してなり、
左右両端の係合突起15,15は、隣接するトレ
ー1,1が側板4,4箇所にて合わさつたとき、
その各側板に形成された内向きの両係合溝11,
11の周囲を包囲するように互いに内向きに三角
形状に形成される。また、各連結体14の広巾面
(係合突起15,15が突出するのと反対側面)
には指の滑り止め溝16が形成されている。
この構成によれば、トレー1を奥行きの大きい
ものとして用いる場合には、第2図に示すように
長さの長い底板2を下にして、スタンドや室内壁
の前面パネル20の前面に吊懸配設する場合に
は、当該前面パネル20における上端縁の上向き
溝21にトレー1における後板3上端背面の係止
部6を嵌挿すれば、第2図の下部に示すように各
トレー1の底板2の前後長さが長いので、これに
前後長さの大きい書類やカードを収納しても前方
下向きに落ちることがない。
反対に長さの短い後板3を下に、長い底板2を
縦になるようにしてその底板2における係止部8
を前面パネル20における上端縁の上向き溝21
に嵌挿すれば、トレー1を奥行き短く、縦長のも
のとして用いることができ、上下寸法の長い書類
を収納しても側板4への凭れ掛けが充分にでき
る。
このように、後板の背面と底板の下面とに各々
吊懸用係止部を設けてあるから、後板の背面の吊
懸用係止部を前面パネルに吊懸ける場合と、この
トレーを90度反転して後板が鉛直になるようにし
てそれにおける吊懸用係止部を前面パネルに吊懸
ける場合との2通りにトレーを用いることができ
ると共に、底板と後板との長さが、例えば底板の
方が長いというように両者の長さが異なるので、
書類の前後長さ大きいものには長い底板を下にし
て用いると云うように、1つのトレーを必要に応
じて2通りに用いることができるのである。
そして、後板3の上端及び底板2の前端に各々
凹所9,10が形成されているので、どちらを前
にしてもこれらの箇所に見出し用カード13,1
3′(透明な合成樹脂板と紙板との合わせたもの
でも良い)を差し込むことができる。次いで、後
板3の上端における係合溝11,11に対しては
連結体14をその左右両係合突起15,15が下
向くようにして後方に押し込めば、第5図に示す
ように連結体14にて左右両係合溝11,11を
挟み付けるようにして左右両トレー1,1を連結
することができ、底板2前端における係合溝1
2,12に対しては、連結体14の左右両係合突
起15,15が後向きになるようにして下向きに
押し込むことによつて、前記と同様に左右両トレ
ー1,1を連結することができ、これらの場合、
各凹所9,10における係合溝11,12の高さ
と連結体14の左右両係合突起15,15の高さ
との関係によつては、連結と同時に連結体14の
左右両係合突起15,15の端面にて見出し用カ
ード13,13′を押しつけ状態にて取付ること
もでき、反対に見出し用カード13,13′を単
独にて着脱自在にすることもできる。
第6図及び第7図に示す第2実施例では、連結
体14は前記実施例と同じ形状であるが、係合溝
の位置及び連結体の係合方向が異なるものであ
る。即ち、後板3の突起部5における上端面と後
端面との角部に上端開放上下方向の蟻溝状の係合
溝17,17を形成する一方、図示しないが、底
板2の前端突起部7における前端面と下端面との
角部に前端開放前後方向の蟻溝状係合溝を形成す
るのであり、これによれば、第6図に示すよう
に、後板3に対しては連結体14は上下方向に着
脱自在であり、底板2に対しては連結体14が前
後方向に着脱自在となる。
従つて、第1及び第2実施例では、各トレー
1,1を前面パネル20に装着した状態で連結体
14を着脱できることになる。
第8図は第3実施例で、連結体18は左右両端
部が太い径の係合突起19,19に一体的に形成
された断面H型であり、各トレー1の後板3突起
部5における後端面左右両側角部に側方に開放す
る横向き凸型の蟻溝状係合溝22を形成するもの
で、左右両トレー1,1をその相隣合う側板4,
4が密接するように配置したとき、両係合溝22
が合わさつて横向きH型の係合溝となる。また底
板2の前端突起部7では、図示しないが当該突起
部7における下端面左右両側角部に側方に開放す
る前記と同様の横向き凸型の蟻溝状係合溝を形成
するのであり、連結体18を後板3に対しては後
方から差し込み、底板2に対しては下方から差し
込むので、これ連結体18の装着箇所が外部から
見え難い。
第9図から第11図は、第4の実施例を示し、
連結体23の左右両側に半円柱状等の係合突起2
4,24を一体的に突出形成すると共に、該連結
体23の下端部に摘み部25を一体的に設けてあ
り(第11図参照)、各トレー1における後板3
の上端突起部5の下面左右両側縁には下端開放の
係合溝26付き凹所27を下端及び側方の両方に
開放するように形成する。他方、底板2の前端突
起部7における後端面にも、前記と同様に突起部
7の後面左右両側縁に、後端開放の係合溝26付
き凹所27を後端及び側方の両方に開放するよう
に形成するのである(第9図参照)。
従つて、この場合も、後板3に対しては連結体
23を下方から差し込み、底板2に対しては連結
体23を後方から前向きに差し込むので、左右両
トレー1,1を連結した状態では、連結体がトレ
ー1の前方から見えないと共に、両トレーの前後
及び上下の食い違いをなくして連結できる。
〔考案の効果〕
以上要するに、本考案に従えば、トレー1の後
板3上端部における係合溝と、底板2前端部にお
ける係合溝とはそれに嵌挿係合する連結体の着脱
方向が、少なくとも互いに90度又は180度等互い
に異なるので、連結状態でトレーに前後及び上下
から外力が作用しても離れることがない。また、
連結体の各トレーに対する係合箇所が薄い板厚の
側板箇所でないので、係合溝の厚さや連結体の厚
さを大きくして強度を向上できる。
本考案は、吊懸式トレーばかりでなく、机天板
上に等に載置する載置式トレーにも適用できるこ
とは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトレーの斜視図、第2図は吊
懸状態を示す斜視図、第3図は第1図の−線
視で示すトレーの断面図、第4図は正面図、第5
図は左右両トレーの連結状態を示す第2図の−
線視拡大断面図、第6図は第2実施例の一部切
欠き側面図、第7図は第6図における連結体及び
係合溝を示す要部斜視図、第8図は第3の実施例
を示す要部斜視図、第9図から第11図までは第
4の実施例を示し、第9図は連結状態の要部断面
図、第10図は第9図の−線視図、第11図
は連結体の斜視図である。 1……トレー、2……底板、3……後板、4,
4……側板、5,7……突起部、6,8……係止
部、9,10……凹所、13,13′……見出し
カード、11,12,17,22,26……係合
溝、14,18,23……連結体、15,19,
24……係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 書類等を収納するトレーを、適宜前後長さの底
    板の後端に、適宜高さに形成した後板を略垂直に
    立設し、該後板と底板とにわたつてその左右両側
    には、左右一対の側板を互いに平行に設けて前方
    及び上方に開放するように形成し、該各トレーに
    おける後板上端部には、その自由端面に、互いに
    内向きの蟻溝状等の係合溝を形成し、前記底板前
    端部の自由端面には、前記後板上端部における係
    合溝と異なる方向に互いに内向きの蟻溝状等の係
    合溝を形成し、前記左右一対のトレーをその側板
    の合わせ面を跨いで連結する連結体には、その左
    右両側に、前記後板上端部および底板前端部にお
    ける内向きの左右両係合溝に係合する係合突起を
    形成してなるトレーの連結装置。
JP11290284U 1984-07-24 1984-07-24 トレ−の連結装置 Granted JPS6128574U (ja)

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JP11290284U JPS6128574U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 トレ−の連結装置

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JP11290284U JPS6128574U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 トレ−の連結装置

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JPS6128574U JPS6128574U (ja) 1986-02-20
JPH02302Y2 true JPH02302Y2 (ja) 1990-01-08

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ID=30671939

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