JPH0230295Y2 - - Google Patents

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JPH0230295Y2
JPH0230295Y2 JP20015985U JP20015985U JPH0230295Y2 JP H0230295 Y2 JPH0230295 Y2 JP H0230295Y2 JP 20015985 U JP20015985 U JP 20015985U JP 20015985 U JP20015985 U JP 20015985U JP H0230295 Y2 JPH0230295 Y2 JP H0230295Y2
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JP
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carriage
bearing
bearing box
fixed
bearings
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はキヤリツジ走査に係るプリンタの走査
機構に関するものである。
従来の技術 最近、プリンタは情報機器分野で重要な役割を
担つている。このプリンタの記録方式としては、
感熱方式、インクジエツト方式等、様々な方式が
存在するが、プリンタの走査機構はいずれの方式
の場合においても第2図に示すような構成が一般
的である。以下、第2図を参照して従来のプリン
タの走査機構について説明する。
同図に示すように、一対の支持部材101,1
02間に一対のガイド軸103と104が平行に
固定されている。各ガイド軸103と104上に
は軸受105と106が移動可能に設けられ、各
軸受105と106は軸受箱107と108に保
持されている。これら軸受箱107と108には
キヤリツジ109が固定され、キヤリツジ109
上には記録紙110に対向して記録ヘツド111
が搭載されている。ナツト112を保持する軸受
箱113はキヤリツジ109に固定され、送りネ
ジ114を回転させ、ナツト112の働きにより
キヤリツジ109が移動する。そして記録ヘツド
111等が移動し、記録ヘツド111により記録
紙110に文字、図形等を印写するようになつて
いる。上記軸受105と106と112はキヤリ
ツジ109に固定され、円滑に高精度に移動でき
ることが要求される。
考案が解決しようとする問題点 しかし、以上のような従来のプリンタの走査機
構において、キヤリツジ109と軸受箱107,
108,113とを精度よく固定することは容易
でなかつた。第3図は、従来のプリンタの走査機
構の要部断面図である。軸受箱の高さを寸法Hを
数cmとするとき、H1,H2,H3の寸法は数十μm
の加工誤差を生じる。同図上ではH2=H3である
が、H1は若干小さい寸法となつている。このよ
うな加工精度のものをキヤリツジ109に固定す
ると、キヤリツジ109と軸受箱107との間隙
Sが存在するために、軸受箱107は上方に持ち
上げられ、キヤリツジ109は下方に下げられる
ような無理な荷重が加わる。この荷重は軸受10
5に大きな負荷として加わり、ガイド軸103上
を円滑に移動しにくくなる。ナツト112や軸受
106にも大きな負荷が加わり、走査部の動きが
悪くなるという問題を有していた。また製作時の
実際は、H1≠H2≠H3であり、互いの寸法誤差が
重なり合い、キヤリツジ109の円滑な移動の実
現は難しい状況にあつた。これを防止するため
に、ガイド軸103,104と軸受105,10
6との間隙を大きくする方法がとられてきたが、
これによれば高精度に移動させることができない
問題を有していた。
本考案は、従来技術の以上のような問題を解決
するもので、軸受箱の上面とキヤリツジの下面と
の隙間が存在しても、キヤリツジと軸受箱とを良
好に固定し、キヤリツジの高精度送りを実現しよ
うとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、平行に設けられた第1と第2の二本のガイ
ド軸と、これら第1と第2のガイド軸上に沿つて
それぞれ移動可能な第1と第2の軸受と、これら
第1と第2の軸受をそれぞれ保持する第1と第2
の軸受箱と、第1と第2の軸受箱に固定されたキ
ヤリツジと、キヤリツジに固定されキヤリツジを
移動するナツト用軸受箱と送りネジ、キヤリツジ
の底面と第1と第2とナツトの軸受箱との間隙を
調整するネジとを備えたものである。
作 用 本考案は上記構成により、キヤリツジの底面と
第1と第2のネジの軸受箱との間〓をネジの送り
で調整することにより、キヤリツジ底面のガタを
解消し、キヤリツジと各軸受箱を高精度に固定
し、キヤリツジを円滑に移動できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
第1図は本考案の一実施例におけるプリンタの
走査機構の断面図である。
ガイド軸1と2には軸受3と4が移動可能に設
けられ、各軸受3と4はそれぞれ軸受箱5と6に
保持されている。また送りネジ7には、ナツト8
が回転送りが可能に設けられ、ナツト8は軸受箱
9に保持されている。各軸受箱5,6,9はボル
ト10,11,12によつてキヤリツジ13に固
定され、送りネジ7の回転によりキヤリツジ13
が移動する機構となつている。第1図ではキヤリ
ツジ13と軸受箱5,6との間に間〓が存在する
ものを示している。キヤリツジ13のボルト10
の両側の調整ネジ14,15がキヤリツジ13内
でネジ送り可能に配置され、調整ネジ14,15
の先端が軸受箱5の上面に当たつている。調整ネ
ジ14,15を軸受箱5の上面に当てボルト10
でキヤリツジ13と軸受箱5とを固定したときに
ガイド軸1への負荷が最小となるように調整す
る。同様に、ボルト11の両側に位置する調整ネ
ジ16,17がキヤリツジ13内でネジ送り可能
に配置し、調整ネジ16,17を軸受箱6の上面
に当てボルト11でキヤリツジ13と軸受箱6と
を固定する。このときガイド軸2への負荷が最小
となるように調整する。調整ネジ14,15,1
6,17によりキヤリツジ13の底面と軸受箱
5,6との間〓がゼロの理想的な状態を実現でき
る。このためガイド軸1と軸受3との間の負荷
と、ガイド軸2と軸受箱6との間の負荷は最小の
状態が実現でき、キヤリツジ13はガイド軸1と
2上を円滑に移動でき、送りネジ7やナツト8へ
の負荷も最小の状態が実現でき、高精度送り可能
となる。
なお、本実施例では軸受箱5,6とキヤリツジ
13との間〓を調整する調整ネジ14,15,1
6,17を軸受箱5,6に設けたが、どちらか一
方の軸受箱に対する少なくとも一対の調整ネジを
設けるようにしてもよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、平行に設けられ
た第1と第2の二本のガイド軸上に第1と第2の
軸受箱に保持された第1と第2の軸受を移動可能
に支持し、第1と第2の軸受箱にキヤリツジを固
定し、またキヤリツジを移動するナツトを保持す
る第3の軸受箱をキヤリツジに固定し、キヤリツ
ジの底面と軸受箱の上面との間に間〓が存在する
とき、キヤリツジ内でネジ送りができる調整ネジ
を用いるために、キヤリツジと各軸受箱上面とを
高精度に固定できる。調整ネジの送りにより、キ
ヤリツジの底面がそつていたり、また各軸受箱上
面の高さが不ぞろいであつても、高精度に調整可
能である。このため、軸受への負荷低減や送りネ
ジやナツトの負荷低減の効果により高精度送りが
可能となり、高品位な画質、印字の形成、機構部
の信頼性の向上等が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるプリンタの
走査機構の断面図、第2図は従来のプリンタの走
査機構の斜視図、第3図は同断面図である。 1,2……ガイド軸、3,4……軸受、5,
6,9……軸受箱、7……送りネジ、14,1
5,16,17……調整ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行に設けられた第1と第2のガイド軸と、前
    記第1と第2のガイド軸上に沿つてそれぞれ移動
    可能な第1と第2の軸受と、前記第1と第2の軸
    受をそれぞれ保持する第1と第2の軸受箱と、前
    記第1と第2の軸受に固定されたキヤリツジと、
    前記キヤリツジを移動する送りネジを有した第3
    の軸受箱と、前記キヤリツジに固定され、そのキ
    ヤリツジの底面と少なくとも第1,第2,第3の
    1つの軸受箱上面との間隙を調整する少なくとも
    1対のネジとを具備するプリンタの走査機構。
JP20015985U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0230295Y2 (ja)

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JP20015985U JPH0230295Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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JP20015985U JPH0230295Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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JPS62107959U JPS62107959U (ja) 1987-07-10
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JP4505903B2 (ja) * 1999-11-16 2010-07-21 船井電機株式会社 インクキャリア

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JPS62107959U (ja) 1987-07-10

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