JPS60281Y2 - 印字濃淡調整機構 - Google Patents

印字濃淡調整機構

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JPS60281Y2
JPS60281Y2 JP18853680U JP18853680U JPS60281Y2 JP S60281 Y2 JPS60281 Y2 JP S60281Y2 JP 18853680 U JP18853680 U JP 18853680U JP 18853680 U JP18853680 U JP 18853680U JP S60281 Y2 JPS60281 Y2 JP S60281Y2
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JP
Japan
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printing
platen
hammer
along
base
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JP18853680U
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English (en)
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JPS57111555U (ja
Inventor
清男 川手
Original Assignee
日立工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインパクトラインプリンタ等のように、打撃力
を受けるプラテンを有する印字装置の印字品質を向上す
るようにした印字濃淡調整機構に関するものである。
従来技術の欠点をラインプリンタを一例にとって説明す
る。
第1図に示すようなパックインパクト形ラインプリンタ
において、ハンマ1とプラテン2との間には、インクリ
ボン3、用紙4、活字バンド5が存在し、ハンマ1の打
撃力はプラテン2て受けとめられ、その打撃力により印
字される。
ところて、第2図のようにインパクト時ハンマ打撃面6
がプラテン2に対し、打撃面6の下側が上側に比しわず
かに隙間が生じた場合、印字された文字の濃度は、上側
が濃く、下側が薄くなり、逆の場合は第3図に示すよう
な印字濃淡差が生ずる。
ところで、この濃淡差は第2図、第3図で示した通りイ
ンパクト時ハンマ打撃面6とプラテン2の間にわずかな
隙間が生ずることにより発生するものであるが、この隙
間の差は第4図に示すように数ミクロン−数十ミクロン
のオーダーでも文字の上下の濃淡差に及ぼす影響は大き
い。
一般にこの種の印字装置においては、第5図の如くハン
マ1が存在するブロック7とプラテン2、活字バンド5
等が存在するブロック8とに分かれており、部品単位て
の精度のバラツキ及びこれらの各ブ冶ツクの累積公差、
更にブロックを組合せた場合の累積公差はかなり大きく
これらの現象を生ずる原因となっていた。
また、特に第5図に示すような、低中速のラインプリン
タにおいては、コスト的な制限を受けるため、ブロック
8を支軸9を中心にわずかに回転させ、用紙厚に対する
ハンマ1とプラテン2の隙間調整を行っている。
そのため、ハンマ打撃面6とプラテン2のインパクト時
の平行度は保ちにくくこの種の上下濃淡差を生ずる他の
原因ともなっている。
このような上下濃淡差を防止する簡単な手段としては、
タイプライタのようにプラテン自身に弾性をある程度も
たせるような材質を使用したり、一部のラインプリンタ
のようにプラテン後方にバネ、を装(晶し5、この不具
合を吸収しようという試み4)なされているが、これら
の方法は、プラテン2が弾性的挙動を示ずため、インパ
クト力が小さくなり、必要なエネルギを得るため電力消
費が犬となり、また、ハンマの発熱により過剰冷却が必
要となるはかりか、プラテン2に振動が発生11、速度
:))速いラインプリンタにむいては各桁のフインパク
ト・力のバラツキを生する等の不具合がある。
本考案の[]的は、L記した従来技術の欠点をなくし、
この種の印字装置の印字品質の向上を図ることである。
本考案は、ハンマ打撃面とプラテンがインバク1一時に
傾くと文字の上下に濃淡差が生ずるという点に右同[−
、プラテンをオペレータあるいは保守(北)〈容易に傾
きを変え得るよう工夫したものてあ第6図、第7図に本
考案の一実施例を示す。
プラテン2はバネ等の弾性材10を介し、固定ネジ11
てヘース12に固定されているが、弾性材10を介して
いるのでプラテン2はわずかに傾き得る。
ところて、第7図のように、プラテン2のハンマ1と反
対側の底部13はテーバ形状を有し、シl、14が前後
することにより、プラテン2はその傾きを変え得る。
今、インパクト時に、!−5いて、ハンマ打撃面6とプ
ラテン2が傾きをもっているとすれば、オペレータある
いは保守員はノブ15を必要な角度だけrrj]転させ
ることにより、ノブの下に位置する偏心カム16か回転
し、シl、14をハンマ1の方向に進退さゼ前記フラテ
ン2の傾きを変化させ得るので、文字の上下濃淡差はな
くなる。
なお、シム14が左右均等に移動可能なようにシl、1
4の左右端近くにはガイド穴17が設けられ、ヘース1
2より上方に伸びたガイド゛軸18が備えられている。
本考案によれは、オペレータあるいは保守員が容易にプ
ラテンの一ト下方向の傾きを変えることがてきるのて、
文字の濃淡差をなくし印字品質の向上を図ることがてき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来及び本考案の説明用側面図、第2図及び第
3図は従来技術の欠点を示すための拡大側面図、第4図
は従来技術の欠点を示す特性グラフ、第5図は従来及び
本考案プリンタのメカ部を示す側面図、第6図は本考案
の一実施例を示す斜視図、第7図は第6図の断面図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印字位置に沿って複数側進べて設けられた印字ハンマと
    、該印字ハンマに対向して設けられ、印字位置に沿って
    水平方向に走行する活字搬送体と、該活字搬送体を介し
    て前記印字ハンマと対向する如く印字位置に沿って延び
    た角柱状のプラテンとを有腰印字用紙及びインクリボン
    を前記印字ハンマと活字搬送体との間を走行させて印字
    する印字装置において、 その底に反活字搬送体側に向かつて高くなるようなテー
    パが形成されたプラテンと、該プラテンをバネ等の弾性
    体を介してベースに固定するネジと、前記プラテンのテ
    ーパ状の底とベースとの間に介在されたテーパ状のシム
    と、該シムをベースに沿ってスライドさせる偏心カムと
    を備えてなる印字濃淡調整機構。
JP18853680U 1980-12-29 1980-12-29 印字濃淡調整機構 Expired JPS60281Y2 (ja)

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JPS57111555U JPS57111555U (ja) 1982-07-09
JPS60281Y2 true JPS60281Y2 (ja) 1985-01-07

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