JPH0230290Y2 - - Google Patents

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JPH0230290Y2
JPH0230290Y2 JP1982102882U JP10288282U JPH0230290Y2 JP H0230290 Y2 JPH0230290 Y2 JP H0230290Y2 JP 1982102882 U JP1982102882 U JP 1982102882U JP 10288282 U JP10288282 U JP 10288282U JP H0230290 Y2 JPH0230290 Y2 JP H0230290Y2
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JP
Japan
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ink
ejecting device
orifice
droplet ejecting
ink droplet
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JP1982102882U
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JPS597848U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気層を挾んで第1・第2のオリフイ
スが設けられたインク滴噴射装置を備えるインク
ジエツトプリンタに関する。
インク滴噴射装置から印写媒体に対し微小なイ
ンク滴を噴射し所望の文字・図形等の画像を印写
するインクジエツトプリンタに於ける最大の欠点
は、上記インク滴噴射装置のインクの乾燥を主因
とする目詰まりにあることは広く知られている。
就中、インク滴噴射孔であるオリフイス近傍のイ
ンクに微弱な圧力変化を加えることによつてイン
ク滴を噴射するインク滴噴射装置にあつては、上
述の如くインク滴の噴射が微弱な加圧力によるた
めに一旦目詰まりが発生するとこの目詰まりを容
易に自己復帰することはできない。
そこで本願出願人は第1図並びに第2図に示す
如きオンデマンド型のインク滴噴射装置1に於け
る目詰まり防止方法を特願昭56−112727号等とし
て出願するに及んでいる。即ち、第1図並びに第
2図に示す如き、オンデマンド的に微小なインク
滴2が噴射せしめられる第1のオリフイス3と、
該オリフイス3の前方に設けその外周から中心に
向つて空気流4が付加せしめられている空気層5
と、該空気層5の中心から外部に臨み第1のオリ
フイス3から噴射されたインク滴2が空気流4で
包まれるようにして吐出せしめられる第2のオリ
フイス6と、を具備しているインク滴噴射装置1
に於いて、非印写動作時第2のオリフイス6を覆
蓋し第1のオリフイス3からインクを流出せしめ
て空気層5に目詰まり防止液としてのインクを充
填せしめ上記第1のオリフイス3内のインクの乾
燥を主因とする目詰まりを防止している。従つ
て、印写動作に先立つて空気層5に充填されてい
たインクを排出する必要があり、上記空気層5の
外周から空気流4を付加することによつて斯るイ
ンクを第2のオリフイス6から対向配置されたガ
ター7に向つて吐出せしめ排出している。
尚、第2のオリフイス6は第1のオリフイス3
に較べ2倍程度大きい開孔径を有しているため
に、乾燥を主因とする目詰まりは発生しにくく、
たとえ目詰まりが発生したとしても、空気層5に
充填されたインクの排出をインク滴2を噴射せし
める加圧力より十分強力な上記空気流4の加圧に
よつて行なわしめることによつて容易に排除せし
めることができる。
この様に非印写動作時空気層5に目詰まり防止
液としてのインクを充填することは乾燥を主因と
する目詰まりの防止には極めて有益な手段とな
る。
然し乍ら、斯る方法によれば上述の如くインク
滴噴射装置1の目詰まりに対しては極めて有益な
手段となるものの、印写動作に先立つ充填された
インクの排出時、該インクの排出が印写動作時の
インク滴2を噴射せしめる加圧力より十分強力な
空気流4によつて勢いよく行なわれるために、排
出されるインクは連続的且つ方向不安定なインク
流8となり、その大部分はガター7に捕獲される
反面、一部分はガター7から外れたり、またガタ
ー7から跳ね返つたりして外部に飛散し装置を汚
濁することがあつた。
本考案は斯る点に鑑みて為されたものであつ
て、以下に第3図並びに第4図を参照して本考案
の一実施例につき詳述する。
第3図は本考案の要部を示す斜視図であつて、
10はゴム・発泡プラスチツク等の弾性体から成
る断面逆U字状の包囲体で、その円弧部10a中
央には透過孔11が穿たれ、この透過孔11に非
印写動作時インク滴噴射装置1の表面に露出せる
第2のオリフイス6が位置した状態でその周縁が
密着し、上記第2のオリフイス6を包囲する。そ
して、上記包囲体10の開放端10bはガター7
に結合され、該包囲体10は保持される。
斯る構造の包囲体10は第4図aの如くインク
滴噴射装置1の第2のオリフイス6が蓋体12に
より覆蓋され、空気層5内にインクが充填されて
非印写状態にあるホームポジシヨン近傍に設けら
れていると共に、透過孔11が穿たれている円弧
部10aはインク滴噴射装置1に於けるホームポ
ジシヨンからプリントポジシヨンに至る移動経路
に僅かに突出している。この状態でインク滴噴射
装置1は印写動作に先立ちプリントポジシヨンへ
移動するとその移動途中に於いて上記包囲体10
により第2のオリフイス6が包囲される。この包
囲体10による第2のオリフイス6の包囲は上記
包囲体10が移動経路に僅かに突出し、しかも弾
性体から構成されていることにより第2のオリフ
イス6を透過孔11に配した状態でその周縁と密
着する。従つて、第2のオリフイス6は第4図b
の如く包囲体10によつて密着された状態で包囲
され、この第2のオリフイス6から排出されるイ
ンク流8の外部への飛散は遮蔽される。
充填インク排出後、インク滴噴射装置1はプリ
ントポジシヨンに向つて移動する。この移動時上
記インク滴噴射装置1の第2のオリフイス6周縁
を包囲して密着していた包囲体10に対し、イン
ク滴噴射装置1は摺接する。その結果、第4図C
の様に第2のオリフイス6から垂れたインク13
を拭き取ることができる。斯るインク13の垂れ
は印写動作時のインク滴2の粒経を小さくするこ
とを目的として粘度の高いインクを使用した場
合、該インクが第2のオリフイス6から勢いよく
吐出されない時に往々にして発生する。
また、上記インク滴噴射装置1が印写動作時印
写媒体と近接するためにインク滴2が印写媒体と
衝突した際発生するインクの飛沫が噴射面に跳ね
返り汚染することがある。この噴射面の汚染につ
いても、インク滴噴射装置1がプリントポジシヨ
ンからホームポジシヨンに復帰する途中に於いて
包囲体10と摺接することによつてクリーニング
される。
本考案は以上の説明から明らかな如く、非印写
動作時第1のオリフイスに於ける乾燥を主因とす
る目詰まりを防止すべく空気層に充填された目詰
まり防止液は印写動作に先立ち、第2のオリフイ
スを実質的に包囲して密着された包囲体を介して
排出されるので、排出されたインクの外部への飛
散が防止され、装置内部を汚濁することはなくな
る。また、包囲体を密着させた状態でインク滴噴
射装置を移動せしめると、該インク滴噴射装置は
包囲体に対し摺接することになりインク滴の噴射
面を充填インク排出時絶えずクリーニングするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はインク滴噴射装置の印写動作時の断面
図、第2図はインク滴噴射装置の従来に於ける充
填インク排出動作時の断面図、第3図は本考案の
要部の斜視図、第4図a〜cは本考案の充填イン
ク排出動作を状態別に示す一部断面図で、1はイ
ンク滴噴射装置、3は第1のオリフイス、5は空
気層、6は第2のオリフイス、7はガター、10
は包囲体、11は透過孔、を夫々示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気層を挟んで第1・第2のオリフイスが設け
    られたインク滴噴射装置を備えると共に、該イン
    ク滴噴射装置の空気層に非印写時目詰まり防止液
    を充填するインクジエツトプリンタに於て、上記
    インク滴噴射装置のホームポジシヨンからプリン
    トポジシヨンに至る移動経路に、弾性体からなる
    包囲体の先端部を僅かに突出して配置せしめ、該
    先端部に上記第2のオリフイスから排出される目
    詰まり防止液の透過孔を設け、上記第2のオリフ
    イスを上記包囲体で実質的に密着包囲し、上記空
    気層に充填されていた目詰まり防止液が印写動作
    に先立ち、包囲体を介して排出されると共に、プ
    リントポジシヨンにインク滴噴射装置が復帰する
    際、上記包囲体の先端部とインク滴噴射装置とが
    摺接することで、上記インク滴噴射装置の前面を
    クリーニングすることを特徴とするインクジエツ
    トプリンタ。
JP10288282U 1982-07-06 1982-07-06 インクジエツトプリンタ Granted JPS597848U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10288282U JPS597848U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 インクジエツトプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP10288282U JPS597848U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 インクジエツトプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS597848U JPS597848U (ja) 1984-01-19
JPH0230290Y2 true JPH0230290Y2 (ja) 1990-08-15

Family

ID=30242288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10288282U Granted JPS597848U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 インクジエツトプリンタ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641946Y2 (ja) * 1986-10-30 1994-11-02 株式会社モリコ− 紙葉類の分離給送装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54131936A (en) * 1978-03-24 1979-10-13 Dick Co Ab Ink jet printer
JPS5660256A (en) * 1979-10-23 1981-05-25 Canon Inc Ink-jet recording device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115951U (ja) * 1978-02-02 1979-08-14

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54131936A (en) * 1978-03-24 1979-10-13 Dick Co Ab Ink jet printer
JPS5660256A (en) * 1979-10-23 1981-05-25 Canon Inc Ink-jet recording device

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Publication number Publication date
JPS597848U (ja) 1984-01-19

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