JPH02302851A - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置

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JPH02302851A
JPH02302851A JP1122742A JP12274289A JPH02302851A JP H02302851 A JPH02302851 A JP H02302851A JP 1122742 A JP1122742 A JP 1122742A JP 12274289 A JP12274289 A JP 12274289A JP H02302851 A JPH02302851 A JP H02302851A
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JP
Japan
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address
signal
data
memory
cpu
Prior art date
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JP1122742A
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Takeshi Hajika
羽鹿 健
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はマイクロプロセッサ(以下CPUという)を
用いたシステムのキャッシュメモリ装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 第2図は従来のキャッシュメモリの概念の一例を示す図
であり、201はTAGメモリ、202はDataメモ
リ、203は比較器、204は双方向性のバスドライバ
、205はORゲートである。
第2図は一般に直接マツピング方式と呼ばれるキャッシ
ュメモリの概念を示しており、同図においては、CPU
のアドレスを32ビツト、データを32ビツト (−4
バイト)とし、キャッシュメモリの容量を64にバイト
としている。CPUのアドレス(A31−Ao)はTA
Gアドレス(A31−A16)とSETアドレス(AI
5〜A 2 )とデータの4バイトのどの位置かを示す
ためのA  −Aoに分割■ される。またTAGメモリ201はアドレス部とVal
id  (有効の意)ビット部とを内蔵する。CPUの
リード動作のときに、CPUからのSETアドレスA1
5〜A2はTAGメモリ201およびDataメモリ2
02にアドレスとして供給される。TAGメモリ201
のアドレス部にはCPUからのSETアドレスに対する
TAGアドレスの値が書込まれており、そのvalid
ビット部には、書込まれているTAGアドレスの値が有
効である場合は“1″がセットされ、無効の場合は“0
″がセットされる。一般にキャッシュメモリにメインメ
モリの一部のコピーをもつことを、所要データをエント
リするという。まずCPUからのSETアドレスにより
、TAGメモリ201のアドレス部の指定アドレスにエ
ントリされたアドレス値とValidビット部のビット
データが読出され、比較器203の入力の一方に供給さ
れる。またCPUからのTAGアドレス部のアドレス値
が比較器203の入力の他方に供給される。比較器20
3は、TAGメモリ201のアドレス部の値と、CPU
からのTAGアドレスの値が等しく、且つVal id
ビット部からのデータが“1“の場合にのみ、出力であ
るHIT信号1  を“1”とし、それ以外の場合はB
IT信号を“0”とする。比較器203の出力信号はバ
スドライバ204及びORゲート205へ供給されてい
るので、このHIT信号が1”の場合には、Dataメ
モリ202とデータバスの間でデータの送受を制御する
バスドライバ204が有効となり、Dataメモリ20
2の指定アドレスから読出されデータがCPUのデータ
バスに出力される。またHIT信号はORゲート205
を通り、CPUに対するキャッシュメモリの応答信号C
P U ReadyとしてCPUに供給される。比較器
203の出力信号であるH I T信号が0”の場合は
、バスドライバ204は無効となり、Dataメモリ2
02のデータはパスラインに出力されず、またCPUに
対する応答信号も供給されない。そしてこのHIT信号
が“O”の場合は、メインメモリからデータを読出すよ
うにして、メインメモリからの応答信号Main Me
mory ReadyがORゲート205を通ってCP
Uに対する応答信号CP U  Readyとなる。
第3図は従来のキャッシュメモリの一構成例を示すブロ
ック図であり、201〜203.205は第2図と同一
のものである。20Bはドライバ、207はデータバッ
ファである。
第3図の動作を説明する。まず最初TAGメモリ201
のValidビットはすべてO”であるとする。CPU
がメモリのリードを行なう場合、TAGメモリ201の
アドレス部の値に関係なく 、validビットのデー
タ“θ″が比較器203の六入力に供給されているため
、比較器203の出力である旧T信号は“0”である。
このためORゲート205の出力であるC P U R
eady信号も“0”であり、メインメモリに対してリ
ード要求が発生する。メインメモリからの応答信号メイ
ンメモリReadyが“1″となると、TAGメモリラ
イト信号(ライト信号は“O″で有効となる)が“0″
となり、この信号がドライバ20Bの制御端子と、TA
Gメモリ201のライトイネーブル端子に供給されるの
で、TAGメモリ201のアドレス部にバッファ20B
を介して、CPUからのTAGアドレスデータが書込ま
れると同時に、■alidビットデータを“1”にセッ
トする。またメインメモリのデータD31〜Doがデー
タバスに出力されているので、一  4 − この場合データメモリライト信号を“O”にすることに
より、この信号がDataメモリ202のライトイネー
ブル端子と、データバッファ207の方向制御端子DI
Rに供給されるので、データバッファ207を介してD
ataメモリ202にデータバスのデータを書込む。ま
たTAGメモリ201のアドレス部の値がCPUの出力
するTAGアドレスの値と比較器203により比較され
、両者が一致しない場合も同様の動作によりメインメモ
リのデータをキャッシュメモリに書込みエントリする。
次にCPUがメモリのリードを行なう場合に、前記書込
動作によりエントリされているデータをリードするとき
、TAGメモリ201のアドレス部の値とCPUのTA
Gアドレスの値とか一致し、且つVal idビットが
“1”となっているので、比較器203の出力であるH
IT信号が“1″となると同時に、データメモリライト
信号が1″ (即ち読出しモード)なのでDataメモ
リ202のデータがデータバッファ207を介してデー
タバスへD31〜Doとして出力される。またORゲー
ト205を介してCPUに対する応答信号CP U R
eadyが“1“となり、CPUのリード動作が終了す
る。
上記説明のようにTAGメモリライト信号は、CPUが
リード動作のとき、HIT信号が′0”の場合に、メイ
ンメモリからの応答信号があったときのみ′0”となり
、それ以外のときは“1”である。Dataメモリライ
ト信号は、HIT信号が“1”でかつCPUがメインメ
モリに対してライト動作を行った場合、またはHIT信
号が“0″で且つCPUがメインメモリに対してリード
動作を行ない、メインメモリから応答信号があった場合
に“0”となり、それ以外のときは“1“である。
このようにキャッシュメモリは、メインメモリとCPU
の中間に設けられ、キャッシュメモリ内にメインメモリ
からその一部がエントリされているデータを高速でアク
セスできるようにしたものである。
1  [発明が解決しようとする課題]しかしながら上
記構成のキャッシュメモリを例えば米国モトローラ社製
M C68030等のマイクロプロセッサに適用した場
合に、TAGメモリとしてはアクセスタイムの高速(例
えば20ns以下)のものを必要とするため価格が高く
なるという問題点があった。
第4図は上記モトローラ社製M C68080のデータ
読出しタイミングチャートである。図において最少サイ
クル(Oウェイト)ではクロック信号の2周期であるT
 及びT2を必要とする。時間t は第1周期T1内で
アドレスの値が有効となってから、前号信号が“0”と
なるまでの時間で、t2はアドレスの値が有効となって
からデータが有効となるまでの時間である。時間t2に
比較して時間t1の規定仕様が非常に短いため、キャッ
シュメモリを採用しても、高速のTAGメモリでないと
、ウェイトサイクルが必要となり、CPUの性能を低下
させてしまうという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、高速なメモリを使用しなくとも、デ一タ読出しにウ
ェイトサイクルを必要とせず、CPUの性能を低下させ
ないキャッシュメモリ装置を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] この発明に係るキャッシュメモリ装置は、マイクロプロ
セッサを用いたシステムに設けられたキャッシュメモリ
装置において、前記マイクロプロセッサがプログラムを
アクセスするときに、マイクロプロセッサが現在出力し
ているアドレスの次のアドレスについて、キャッシュメ
モリ内にエントリされているデータがあるかどうかを判
別するエントリ判別回路と、前記マイクロプロセッサが
次のプログラムのアクセスのときに、マイクロプロセッ
サがその時点で出力するアドレスと、前記エントリ判別
回路が1つ前のプログラムで判別を行った際のアドレス
とを比較し、その一致又は不一致を検出するアドレス比
較回路とを備えたものである。
[作用コ この発明においては、CPUを用いたシステムに設けら
れたキャッシュメモリ装置において、CPUがプログラ
ムをアクセスするときに、キャッシュ内のTAGメモリ
をチェックしてヒツト又はミスヒツトの判定を行った後
の余裕時間を活用して、エントリ判別回路は現在CPU
が出力しているアドレスの次のアドレスについて、キャ
ッシュ内にエントリされたデータが存在するかどうかを
あらかじめ判別しておく。またアドレス比較回路はCP
Uが次のプログラムのアクセスのときに、CPUがその
時点で出力するアドレスと、前記エントリ判別回路が1
つ前のプログラムで判別を行った際のアドレスとを比較
し、その一致又は不一致を検出する。そしてこのアドレ
ス比較回路により一致信号が検出されると直ちにヒツト
と判定し、ウェイトサイクルを要しないで、キャッシュ
メモリにエントリされたデータを読取り出すことができ
る。
[実施例] 第1図は本発明に係るキャッシュメモリ装置の一実施例
を示す回路図であり、201〜203.20G 。
207は上記従来装置と同一のものである。1ooは入
力データに1を加算する+1加算器、101は2つの入
力データの一方を選択出力するセレクタ、102は2つ
のデータを比較し、その一致又は不一致を検出する比較
器、103は同期回路、104は判定制御回路、105
はタイミング制御回路、106はORゲートである。
第5図は第1図の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
第5図を参照し、第1図の動作を説明する。第5図の<
a)は時間の基準となるクロック(以下CLKと記す)
信号であり、第1図の同期回路103及びタイミング制
御回路105へ供給される。
第5図の動作例においては、Cl−04の4つのサイク
ルを示し、各サイクルTt及びT2の2つのCLK周期
か、又はこれにウェイト周期T を加えた3つのCLK
周期が含まれている。第5図の(b)はCPUからのア
ドレス信号へ31〜A2で1  あり、第1図の+1加
算器100の入力と、セレクタ101の八人力と、比較
器102のA入力にそれぞれ供給される。また上記アド
レス信号の内上位ICビット(A31〜A1B)はドラ
イバ20Bの入力に供給され、下位14ピツI” (A
15”−A2)はDataメモリ202のアドレス端子
に供給される。またアドレス信号A31〜A2は、第5
図の(b)の如(各サイクルの最初のCLK信号の立下
りに同期して、新規の信号値に更新される。第5図の(
イはCode信号であり、タイミング制御回路105へ
供給される。
このCode信号は、その時点のサイクルがプログラム
のアクセスのときは“O”となり、データのアクセスの
ときは“1″となる。従ってタイミング制御回路105
は音信号の値により、プログラムとデータのどちらのア
クセスであるかを判別できる。
いま第5図のC1で示すサイクルにおいて、同図(e)
のCode信号は“01、即ちCPUはプログラムのア
クセスであり、同図(b)のアドレスA3□〜A2がM
であるとする。タイミング制御回路105は入力される
CLK信号及びCode信号に基づき、第5図の(d)
に示されるようなICLK周期の加算信号ADDを発生
し、+1加算器100へ供給する。+1加算器100は
この加算信号ADDが供給されると、入力アドレス値(
現在はMのアドレス値)に1を加算して、第5図の(f
3)に示されるNext Add信号(現在はM+lの
アドレス値)を出力し、セレクタ101のB入力と比較
器102のB入力へそれぞれ供給する。比較器102は
そのA入力へ供給されるCPUのアドレス”81〜A2
とB入力に供給されるNext Add信号とを比較し
、両信号が一致するときは“0”を出力し、不一致のと
きは“1″を出力し、同期回路IHへ供給する。
同期回路103は比較器102からの入力信号とCIJ
信号との同期をとり、第5図の(h)に示されるような
Address Match信号を出力する。いまサイ
クルCIの1つ前のサイクルでNext Add信号が
Litのアドレスになっていたとすると、サイクルC1
のαで示される期間(アドレスA31”” A2がMに
更新されてからADD信号が“1″になるまでの期間)
では、比較器102への2つの入力信号はL十1とMで
あり、一致しない。従って比較器102の出力は“1”
であり、同期回路103の自力信号Address M
atchも1”となり、タイミング制御回路105へ供
給される。タイミング制御回路105は第5図の(f)
に示されるようにAdd S E L信号を1 、CL
 Kの間“1″として、このAdd S E L信号を
セレクタ101の選択入力端子SELへ供給する。セレ
クタ101はAddSEL信号が“1″のときはA入力
を選択出力し、“0″のときはB入力を選択出力する。
従ってセレクタ101はAddSEL信号が“1″の期
間中はCPUのアドレスA3□〜A2  (現在はMと
なっている)を出力し、その上位16ビツトの信号SU
Aは比較器203のB入力に供給され、その下位14ビ
ツトの信号SLAはTAGメモリ201のアドレス入力
に供給される。この信号SLAは第5図の(g)に示さ
れるように、セレクタ101の選択動作の結果、同図の
(f’)に示されるAdd S E L信号が“1”の
ときはアドレスMの下位14ビツトに、またAdd S
 E L信号が“0″のときはアドレスM+1の下位1
4ビツトとなる。
TAGメモリ201はその指定されたアドレスにエシト
リされたデータ及びValidビットを比較器203の
A入力に供給する。比較器203は、Validビット
のデータが“1”で、セレクタ101からの信号SUA
の値と、TAGメモリ201からデータの値が一致した
場合に出力信号を“1”とし、この出力信号を判定制御
回路104へ供給する。判定制御回路104は比較器2
03から出力信号“1”を供給されたときは、タイミン
グ制御回路105から供給されるタイミング制御信号I
によって、HIT信号を“1#とじて出力するか、又は
NEXT HIT信号を“1”として出力するか、判別
をしていずれかの信号を出力する。即ちセレクタ101
がアドレスA3□〜A2(現在のアドレスM)を選択出
力するときはHIT信号を出力し、+1加算器100の
出力信号(次のアドレスM+1)を選択出力するときは
NEXT  HIT信号を出力する。第5図の(1)に
このHIT信号の波形が、同図の(j)にNEXT  
HIT信号の波形がそれぞれ示され□ ている。即ち第5図のClサイクルでは、“12レベル
のHIT信号が判別制御回路104より出力され、OR
ゲートlO[+及びタイミング制御回路105に供給さ
れる。この“1”レベルのHIT信号はCPUからのア
クセスに対して、キャッシュメモリ内にエントリ(en
tryは記入事項、登録事項の意)が存在することを示
す信号であり、ORゲート106はアクセス応答信号で
あるCPUReady信号をCPUへ供給する。このC
PUReady信号の波形は第5図の(k)に示される
。この場合、もしHIT信号が“0″レベルであれば、
キャッシュメモリ内にエントリが存在しないことを意味
するので、タイミング制御回路105は、メインメモリ
に対して、リード要求信号を出力する。
またこのキャッシュメモリ内にエントリが存在しない場
合は、セレクタ101の選択制御信号Add SELは
、キャッシュメモリのエントリの入替えが終了するまで
1″に保持される。そしてメインメモリからの応答信号
メインメモリReadyが“1”となり、ORゲート1
06を介してCP U Ready信号が出力されると
、TAGメモリライト信号が“0”となり、この信号が
TAGメモリ201のライトイネーブルを端子と、ドラ
イバ206のイネーブル端子に供給されるので、CPU
からのTAGアドレスA31〜A1Bがドライバ206
を介してTAGメモリ201のデータ入力端子に供給さ
れ、TAGメモリ201に書込まれる。同時に入力され
るValidビットは“1″となり、TAGメモリ20
1のValidビットの値を“1″にセットする。また
このとき、メインメモリのデータD31−Doがデータ
バスに出力されているので、Dataメモリライト信号
を“0”にすることにより、この信号がDataメモリ
202のライトイネーブル端子と、データバッファ20
7の方向制御端子DIRに供給されるので、データバス
よりバッファ207を介してDataメモリ202にそ
のときのデータを書込むことができる。このデータバス
のデータD31〜Doは第5図の(j?)に示されてい
る。第5図の01サイクルにおいて、HIT信号が“1
”となると、もはやアドレスA3□〜A2のデータは必
要なくなるので、セレクタ101の選択制御信号Add
SELを“0”とし、セレクタ101に+1加算器10
0の一  16 − 出力であるNextAdd信号(現在はアドレスM+1
)を選択出力させる。セレクタ101はアドレスM+1
の上位16ビツトであるSUA信号を比較器203のB
入力に供給し、その下位14ビツトであるSLA信号を
TAGメモリ201のアドレス端子に供給する。TAG
メモリ201は指定されたアドレスにエントリされたデ
ータとValjdビットを比較器203のA入力へ供給
する。比較器203は前回と同様にValidビットが
“1″でA入力及びB入力へ供給された2つのデータが
一致したときに、信号“1”を出力するが、今回は前回
のアドレスMより1つ進んだM+1のアドレスに対する
エントリがキャッシュメモリ内に存在するかどうかのチ
ェックを行ったことになる。従って比較器203の出力
信号が1″として判定制御回路104に供給されると、
判定制御回路104は、タイミング制御回路105から
供給されるI信号に基づき、NEXT  HIT信号を
“1”として自刃し、これをタイミング制御回路105
へ供給する。
次の02サイクルに入り次のアドレスが出力・されると
CPUのアドレス八81〜A2と、+1加算器100の
出力であるNext Add信号(現在はアドレスM+
1)とが比較器102により比較される。この場合はメ
モリへのアクセスなどは不要で、単に比較器102によ
るアドレス値の比較動作のみなので、第5図のβで示す
期間(アドレスA3□〜A2がM+1に更新されてから
Address Match信号の立下りまでの期間)
内に判別が可能である。現在のタイミング期間βにおい
ては、比較器1(12への2つの入力アドレスはM+1
で一致しているので、比較器102より一致結果の出力
信号“0”が得られる。この比較器102からの一致出
力信号は、同期回路103によりCLK信号との同期が
とられ、同期回路103はその出力信号であるAddr
essMatch信号を“0″として、タイミング制御
回路105へ供給する。タイミング制御回路105は入
力されるAddress Match信号が“o”で、
NEXTHIT信号が“1″であれば、エントリがキャ
ラ1  シュメモリ内に存在するので、直ちに応答信号
Jを発生し、ORゲート10Bに供給する。ORゲート
106はこの入力信号によりCP U Ready信号
をCPUへ供給する。前記説明と同様に02サイクルの
後半において、+1加算器100へ加算信号ADDが供
給されると、比較器203はM+2のアドレスに対する
エントリがキャッシュメモリ内に存在するかのチェック
を行ない、上記の動作を繰り返して行なう。
第5図の03のサイクルにおいては、56信号が“1″
、即ちデータのアクセスの場合である。
この場合にはセレクタ101へ供給するAddSEL信
号を“1”に保持し、+1加算器100へ供給するAD
D信号を“0”にして、+1加算器100の出力である
Next Add信号もC2のサイクルのときに設定さ
れたM+2のままに、またNEXTHIT信号も“1”
のままに保持しておく。これはプログラムアクセスにお
けるアドレスのリニア性(アドレスが順次増加すること
)をデータアクセスが乱すのを防ぐためである。そして
新規のアドレスNに対するエントリがキャッシュメモリ
内に存在する場合はHIT信号を“1″としてCPU 
Read)’信号をCPUへ供給すると共に、Data
メモリ202よりデータバッファ207を介してエント
リされたデータをデータバスに出力する。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、この発明によれば、CPU
がプログラムをアクセスするときに、キャッシュ内のT
AGメモリをチェックしてヒツト又はミスヒツトの判定
を行った後の余裕時間を活用して、現在CPUが出力し
ているアドレスの次のアドレスについてキャッシュ内に
エントリが存在するかどうかをあらかじめ判別しておき
、CPUが次のプログラムのアクセスのときに、CPU
がその時点で出力するアドレスと、前記1つの前のプロ
グラムでの判別の際に使用したアドレスとの一致を検出
することにより、ヒツトの判定ができるようにしたので
、特に高速でない通常のアクセスタイムのメモリ素子を
TAGメモリとして使用しても、データ読出しにウェイ
トサイクルを必要とせず、CPUの性能低下もほとんど
ないので、価格上昇なしに従来よりもキャッシュメモリ
装置の性能向上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキャッシュメモリ装置の一実施例
を示す回路図、第2図は従来のキャッシュメモリの概念
の一例を示す図、第3図は従来のキャッシュメモリの一
構成例を示すブロック図、第4図はモトローラ社製M 
C88030のデータ読出しタイミングチャート、第5
図は第1図の動作を説明するためのタイミングチャート
である。 図において、100は+1加算器、101はセレクタ、
102,203は比較器、103は同期回路、104は
判定制御回路、105はタイミング制御回路、106゜
205はORゲート、2011;LTA(、lモリ、2
02はDataメモリ、204はバスドライバ、206
はドライバ、207はデータバッファである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マイクロプロセッサを用いたシステムに設けられたキャ
    ッシュメモリ装置において、 前記マイクロプロセッサがプログラムをアクセスすると
    きに、マイクロプロセッサが現在出力しているアドレス
    の次のアドレスについて、キャッシュメモリ内にエント
    リされているデータがあるかどうかを判別するエントリ
    判別回路と、 前記マイクロプロセッサが次のプログラムのアクセスの
    ときに、マイクロプロセッサがその時点で出力するアド
    レスと、前記エントリ判別回路が1つ前のプログラムで
    判別を行った際のアドレスとを比較し、その一致又は不
    一致を検出するアドレス比較回路とを備えたことを特徴
    とするキャッシュメモリ装置。
JP1122742A 1989-05-18 1989-05-18 キャッシュメモリ装置 Pending JPH02302851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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