JPH0230283B2 - - Google Patents

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JPH0230283B2
JPH0230283B2 JP60040581A JP4058185A JPH0230283B2 JP H0230283 B2 JPH0230283 B2 JP H0230283B2 JP 60040581 A JP60040581 A JP 60040581A JP 4058185 A JP4058185 A JP 4058185A JP H0230283 B2 JPH0230283 B2 JP H0230283B2
Authority
JP
Japan
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pipe
water
valve
filter
water injection
Prior art date
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JP60040581A
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English (en)
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JPS61200823A (ja
Inventor
Kazuo Ito
Toshiro Makabe
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GIKEN KOSHO KK
Original Assignee
GIKEN KOSHO KK
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば魚介類等の養殖のために供給
する海水等を濾過するのに最適な加圧式液体濾過
器に関するものである。
「従来の技術」 魚介類の養殖のために供給する海水等の液体
は、有機残渣や不用プランクトンを除去して生息
環境を整えるために濾過器を通過せしめ清澄な海
水とすることが望まれている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、従来はその濾過器の使用に伴つて、濾
過材にかすがたまつて汚れるので、その濾過材を
洗浄することが必要とされているが、この濾過材
の洗浄のために、別途洗浄器を必要とし、しかも
めんどうな手数を要するなどの欠点があつた。
「問題を解決するための手段」 本発明は上記従来技術の欠点を解消せんとする
もので、別途洗浄器を必要とせず、本願特有の配
給配管と給排弁の配列組み合せ及びその順次操作
と、海水を加圧供給することにより短時間に濾過
作業を行うようにすると共に、逆洗浄と中間洗浄
を濾過器自体で行うようにした加圧式液体濾過器
を提供せんとするものである。
「発明の構成」 以下、本発明を図示の実施例にに基づき詳細に
説明する。
第1図は、本発明の基本構成を示す説明図で、
図中、1は濾過器本体で、それは内部に濾過材2
が積層収納されており、上方より加圧送水された
液体が注入3し、下方から濾過液を取り出すよう
に構成されてる。当該濾過器本体1は従来から存
在する既存の加圧式濾過器と同様の構造である
が、これに付設された配給配管と各種給排弁を独
特のものとなし、これによつて、本件発明に係る
加圧式濾過器の性能を向上させる点に特徴があ
る。
図中、4は給水管で、これには加圧ポンプ5が
設けられており、供給せんとする液体を当該加圧
ポンプ5の作動により加圧送水出来るようにして
ある。当該給水管4の前方は第一注水管6と第二
注水管7の二股に分れており、その第一注水管6
の基部には被濾過水供給弁8が設けられており、
第二注水管7の基部には逆洗浄供給弁9が設けら
れている。
また、前記第一注水管6における被濾過水供給
弁8の先方は、更に二股に分れており、その一方
の支管6aは濾過器本体1の上部にある注水口1
0と連結し、他方の支管6bは逆洗浄排水弁11
を介して排水管12と連結している。尚、当該排
水管12の先端には不用になつた液体の排出口1
3が形成されている。前記濾過器本体1の下部に
設けられた出水口14より延出している出水管1
5はその先方が二股に分かれており、その一方の
分岐出水管15aはその先端部において濾過水取
出弁16を介して取出管17と連結していると共
に、当該濾過水取出弁16を設けた手前の取出管
17には前記第二注水管7が連結されている。更
にまた、二股に分かれた他方の分岐出水管15b
は中間洗浄水抜弁18を介して前記排水管12に
連結されている。
尚、前記取出管17の先端には濾過された清澄
液を取り出す濾過水取出口19が形成されてい
る。
また、上記各種給排弁はいずれも自動的に作動
するものであつても手動的に作動するものであつ
てもよい。
「作用」 本願は上記のように配給配管と各種給排弁とを
構成するようにしたことを特徴としたもので、そ
の作用を図示実施例に基づいて説明すると、まず
加圧海水を送入して通常に濾過せんとするとき
は、逆洗浄供給弁9、逆洗浄排水弁11、中間洗
浄水抜弁18を閉止したまま、被濾過水供給弁8
と濾過水取出弁16を開放すればよい。上記のよ
うに各種給排弁を操作すると、加圧ポンプ5によ
つて加圧された被濾過液体は、給水管4を通り、
被濾過水供給弁8を経て第一注水管6の支管6a
から濾過器本体1に送水される。そして当該濾過
器本体1内で濾過された清澄海水は、出水管15
から濾過水取出弁16を経て取出管17を通り濾
過水出口19より濾過された清澄な液体を得るこ
とが出来る。この場合、海水は加圧されているの
で、濾過作用は短時間で急速に行われる。
次に、濾過が繰り返されて濾過材2にごみが溜
り、汚損され、洗浄の必要が生じたときは、被濾
過水供給弁8と濾過水取出弁16と中間洗浄水抜
弁18とを閉じたまま、逆洗浄供給弁9と逆洗浄
排水弁11とを開放すれば、給水管4より送入さ
れる加圧被濾過液体は逆洗浄供給弁9から第二注
水管7を、分岐出水管15aと出水管15を経て
濾過器本体1内に導かれ、濾過材2を逆流して水
圧の力も借りて濾過材2のごみを抜き出し、これ
を伴つて第一注水管6の支管6a,6bに逆流
し、汚損水は逆洗浄排水管11から排水管12に
導かれて排出口13より排出される。即ち、濾過
器本体1の洗浄のために別に用意した洗浄装置を
使うことなく、配設されている配給配管と各種給
排弁の操作をしただけで、そのまま供給管より送
水される被濾過液を使用して極めて容易に洗浄で
きる。
上記のように、供給される被濾過液の逆流によ
つて濾過器本体を洗浄することは便利であるが、
濾過材の下方を逆に汚してしまうことになる。そ
こで、この逆流を止めて再び上部から被濾過液を
流下させて濾過作用を開始した直後の濾過液は逆
流に伴なう下部を洗浄する意味で排出させること
が必要となる。これを中間洗浄作用と称している
が、この作用を起させるためには、再び逆洗浄供
給弁9と逆洗浄排水弁11と、濾過水取出弁16
とを閉じたまま被濾過水供給弁8と中間洗浄水抜
弁18を開けば、給水管4からの被濾過液体は、
被濾過水供給弁8を通り第一注水管6とその支管
6aを経て、濾過器本体1の上部に導かれ注水さ
れて、濾過材2の汚損が残る残水を伴つて出水管
15及び分岐出水管15bを通り、中間洗浄水抜
弁18から排水管12に抜け、排出口13より排
出され、濾過材2を完全に洗浄する。このように
して中間洗浄作用が終了すると、中間洗浄水抜弁
18を閉じ、濾過水取出弁16を開ければ、取出
管17を経て濾過水出口19から濾過水を取り出
すように切り換えることが出来、これによつて正
常の濾過作用を行なう状態に復元する。
なお、各弁はソレノイド等による自動弁とし、
順序動作を予めセツトしておけばすべて自動操作
となる。そして、この自動順序操作を実際に円滑
に行うためには、各弁の開閉のタイミングをやや
ずらして順次操作のセツトをする。
即ち、被濾過水供給弁8と濾過水取出弁16の
解放状態とした通常の濾過作用状態からこれらを
閉じて逆流洗浄のために逆洗浄供給弁9と逆洗浄
排水弁11を開くとき、初めの逆洗浄供給弁9を
開いてから少しタイミングをずらして濾過水取出
弁16を閉じ、次に逆洗浄排水弁11を開いてか
ら被濾過水供給弁8を閉じる順序にする。つまり
被濾過水供給弁8と濾過水取出弁16の解放状態
のまま初め逆洗浄供給弁9を開くと、被濾過水供
給弁8からの液体は一部が逆洗浄供給弁9から側
流して第二注水管7に排出され、次に濾過水取出
弁16を閉じても第二注水管7に通じているの
で、被濾過液が濾過器本体1内に閉じ込まれて異
常圧になることが避けられる。そして次に逆洗浄
排水弁11を開くと供給管4からの被濾過液は一
部が第一注水管6から排水管12に逆流し、その
状態で被濾過水供給弁8を閉じれば、供給液体は
何等抵抗なく全部が逆洗浄供給弁9を経て第二注
水管7及び出水管15を通り濾過器本体1内に逆
流する。
もし、逆洗浄供給弁9を閉じたまま先に被濾過
水供給弁8を閉じれば、次に逆洗浄供給弁9を開
くまでのタイミングのずれの間、圧力被濾過液体
は給水管4内に閉じ込められ異常圧力が生じた
り、また逆洗浄供給弁9を開いた途端大きな脈動
を生じて弁類を損う恐れがある。
同じような理由で逆洗浄供給弁9と逆洗浄排水
弁11を閉じ、被濾過水供給弁8と中間洗浄水抜
弁18を開く中間洗浄作用の場合は、まず最初に
中間洗浄水抜弁18を開いて一部を出水管15及
びその分岐支管15bから排水管12を連通させ
ておいてから、逆洗浄供給弁9を閉じる順次動作
とすれば海水の閉じ込め現象を防ぎ円滑に流動で
きる。
通常の濾過状態に復元するときは、上記の状態
で先に濾過取出弁16を開いて取出管17に通じ
てから、中間洗浄水抜弁18を閉じる順序動作と
する。
以上の順次動作で手動または自動の弁開閉操作
をすれば、濾過、洗浄、残水洗浄の一連の作業を
弁操作だけの切換により濾過器自体で円滑に行う
ことができる。
「実施例」 第2図は本発明の実施例で、前記第1図の基本
構成を具体的に配設したもので、基本構成と同一
部材には同一符号を付してある。また第1図,第
2図に示した各種給排弁は自動弁であるように説
明したが、当該各弁は手動によるものでも同様の
目的を達することができる。
「発明の効果」 以上のように本発明は、濾過材2の収納された
濾過器本体1の上方より、加圧送水された液体を
注入し、下方から濾過液を取り出してなる加圧式
液体濾過器において、加圧ポンプ5により加圧送
水される給水管4の前方を第一注水管6と第二注
水管7との二股に分け、その第一注水管6には被
濾過水供給弁8を設け、また第二注水管7には逆
洗浄供給弁9を設けておき、前記第一注水管6の
先方を更に二股に分け、その一方の支管6aを濾
過器本体1上部の注水口10と連結し、他方の支
管6bを逆洗浄排水弁11を介して排水管12と
連結しており、濾過器本体1の下部出水口14よ
り延出している出水管15はその先方を二股に分
け、その一方の分岐出水管15aはその先端部に
おいて濾過水取出弁16を介して取出管17と連
結すると共に、当該取出弁16の手前にて前記第
二注水管7と連結しておき、他方の分岐出水管1
5bは中間洗浄水抜弁18を介して前記排水管1
2と連結してなり、前記各種給排弁の操作と加圧
ポンプ5による加圧送水とにより液体の急速濾過
と共に、濾過器本体1の逆洗浄及び中間洗浄を行
えるようにしたので、特別に別途洗浄装置を必要
とせず、配管と弁配置と弁の順次動作による開閉
操作のみで濾過器自体で被濾過液体を利用しての
濾過材2の洗浄、残水洗浄の一連の作業ができ
る。しかもその際に加圧ポンプにより加圧された
被濾過液を使用するので、逆洗浄時の汚濁物抜き
出した中間洗浄の洗浄が確実であると共に、通常
の濾過作用を短時間急速に行うことができる効果
を得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す説明図で、第
2図は本発明の実施例を示す斜視図である。 1…濾過器本体、2…濾過材、4…給水管、5
…加圧ポンプ、6…第一注水管、6a,6b…支
管、7…第二注水管、8…被濾過水供給弁、9…
逆洗浄供給弁、10…注水口、11…逆洗浄排水
弁、12…排水管、13…排出口、14…出水
口、15…出水管、15a,15b…分岐出水
管、16…濾過水取出弁、17…取出管、18…
中間洗浄水抜弁、19…濾過水取出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 濾過材の収納された濾過器本体の上方より、
    加圧送水された液体を注入し、下方から濾過液を
    取り出してなる加圧式液体濾過器において、加圧
    ポンプにより加圧送水される給水管の前方を第一
    注水管と第二注水管との二股に分け、その第一注
    水管には被濾過水供給弁を設け、また第二注水管
    には逆洗浄供給弁を設けておき、前記第一注水管
    の先方を更に二股に分け、その一方の支管を濾過
    器本体上部の注水口と連結し、他方の支管を逆洗
    浄排水弁を介して排水管と連結しており、濾過器
    本体の下部出水口より延出している出水管はその
    先方を二股に分け、その一方の分岐出水管はその
    先端部において濾過水取出管を介して取出管と連
    結すると共に、当該取出弁の手前にて前記第二注
    水弁と連結しておき、他方の分岐出水管は中間洗
    浄水抜弁を介して前記排水管と連結してなり、前
    記各種給排弁の操作と加圧ポンプによる加圧送水
    とにより液体の急速濾過と共に、濾過器本体の逆
    洗浄及び中間洗浄を行えるようにしたことを特徴
    とする加圧式液体濾過器。
JP60040581A 1985-03-01 1985-03-01 加圧式液体濾過器 Granted JPS61200823A (ja)

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JPS61200823A JPS61200823A (ja) 1986-09-05
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