JPH02301671A - 車両の速度制限装置 - Google Patents

車両の速度制限装置

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Publication number
JPH02301671A
JPH02301671A JP11869689A JP11869689A JPH02301671A JP H02301671 A JPH02301671 A JP H02301671A JP 11869689 A JP11869689 A JP 11869689A JP 11869689 A JP11869689 A JP 11869689A JP H02301671 A JPH02301671 A JP H02301671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
thinning
ignition
gear
transmission gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP11869689A
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English (en)
Inventor
Takashi Matsuda
岳志 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPH02301671A publication Critical patent/JPH02301671A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所定の設定速度になるとエンジン出力を制限
して車速を制限するようにした車両の速度制限装置に関
するものである。
(発明の背景) 車両速度が設定速度以上になると、これを検出して点火
栓を失火させ、エンジン出力を減少させるようにする速
度制限装置が公知である。ここに従来の装置では、点火
を一定の割合(間引率)で例えばエンジンの3回転に1
回の割合で各気筒なそれぞれ失火させるように構成して
いた。
しかし実際の走行においては、この設定速度に到達した
時に使用している変速ギヤは同一とは限らず、使用する
変速ギヤによっては駆動力が失火の開始と共に急激に減
少し、走行感が悪くなるという問題が生じる。その理由
を次に視説明する。
第3図は自動二輪車における速度Vとエンジン速度Nの
関係を変速ギヤ■〜■に対して示す図、第4図は各変速
ギヤ■〜■に対する車速■と駆動力Fとの関係を示す図
である。
第3図に示すように車速■が設定速度(例えば180 
Km/h)になる時のエンジン速度Nは、ギヤ■では約
11000Orp、ギヤ■では9000rpm 、ギヤ
■では8000rpmとなる。またこの時駆動輪に発生
する余裕駆動力は、例えば勾配0%の平坦路における走
行抵抗りに対して、それぞれa、b、cとなる。すなわ
ちギヤ■で走行中に所定速度になる場合とギヤ■あるい
は■での走行中にこの速度になる場合とでは、余裕駆動
力に差が生じることになる。そこで例えばギヤ■に対し
て駆動力Fが走行抵抗りに一致するように点火の間引率
を決めたとすると、ギヤ■、■に対する駆動力は走行抵
抗りより小となってエンジンブレーキが強く発生するこ
とになる。従ってギヤ■、■で走行中に間引が始まると
、ギヤ■での走行中よりも大きな衝撃が生じることにな
り、走行感が悪くなるのである。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、変
速ギヤがどこにあっても大きな衝撃を発生させることな
く円滑に駆動力を減少させて、走行感を良好にすること
ができる車両の速度制限装置を提供することを目的とす
るものである。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、設定車速以上でエンジン出
力を制限する車両の速度制限装置において、使用変速ギ
ヤを判別する変速ギヤ判別手段と、設定速度における使
用変速ギヤに対して予め決めた点火間引率を求める間引
率設定手段と、この設定された間引率で点火を行う点火
制御回路とを備えることを特徴とする車両の速度制限装
置、により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック図
、第2図は動作の流れ図である。
第1図において符号10は自動二輪車、12はエンジン
、14はこのエンジン12により駆動させる後輪である
。16は前輪、18は操同行ハンドルであり、このハン
ドル18の前方には車速Vを表示するスピードメータ2
oが配設されている。エンジン12には、パルサーコイ
ルピックアップ22が取付けられ、クランク軸の所定回
転角位置でパルス信号pを発生するようになっている。
このパルサーピックアップ22は、例えばクランク軸に
固定した突起の通過を永久磁ワイルで検出する構造のも
のが使用可能である。
点火装置24は、例えばフルトランジスタ点火方式のも
のが使用できる。26は点火栓、28は点火コイル、3
0はトランジスタ、32は点火ドライブ回路である。点
火コイル28の一次側28aの一端は電池(図示せず)
に、二次側28bの一端は点火栓26に接続され、これ
らの他端はトランジスタ30を介して接地されている。
このトランジスタ30は通常オンとされて点火コイル2
8の一次側28aに電流を流す一方、このトランジスタ
30がオフすることにより一時側28aの電流変化が二
次側28bに高電圧を誘導し、点火栓26に電気火花を
発生させるものである。
34はマイクロコンピュータであり、変速ギヤ判別手段
36、間引率設定手段38、点火制御手段40、メモリ
42.44.46の機能を有するものである。前記スピ
ードメータ20は、表示針20aと一体に回動する切欠
き円板20bを表示板20cの下側に持ち、この円板2
0bの回動はフォトカップラ20dにより検出される。
すなわちこのフォトカップラ20dはこの円板20bを
挟んで対向する発光ダイオードおよび受光センサを備え
、車速Vが設定速度(例えば180 km/h)以上に
なると円板20bの切欠きがフォトカップラ20dに入
り受光センサが信号qを出力するものである。
バルサピックアップ22とフォトカップラ2゜dの出力
信号p、qは、コンピュータ34に適宜のインターフェ
ースを介して入力され、設定速度になった時に使用され
ている変速ギヤが、変速ギヤ判別手段36によって判別
する。すなわちメモリ42には前記第3図に示したV−
N特性が記憶され、この変速ギヤ判別手段36はこれを
用いて使用ギヤを判別する。メモリ44には、使用ギヤ
に応じて例えばギヤ■に対しては75%、ギヤ■に対し
ては50%、ギヤ■に対しては25%の間引率が記憶さ
れ、間引率設定手段38は変速ギヤ判別手段36で求め
た使用変速ギヤに対応した間引率を決定する。
このように間引率が決まると、点火制御手段40は指定
された間引率に対する失火モードをメモリ46から読出
す。すなわちメモリ46には次表のような失火タイミン
グがモードA−Dによって記憶され、75%の間引に対
してはモードDに従って失火する点火信号iを、また5
0%、25%の間引率に対してはそれぞれモードC,B
に従って失火する点火信号iを点火ドライブ回路32に
送る。点火ドライブ回路32はこの点火信号iに従って
トランジスタ30をオン・オフさせ、所定の間引率で点
火が行われる。
(なおこの表で☆は点火、★は失火を示す)以上の動作
は要約すれば次のようになる。エンジン始動して設定速
度(180km/h)以下の速度では通常の点火による
走行が行われる(第2図、ステップ100)、設定速度
以上になると(ステップ102)、変速ギヤ判別手段3
6はエンジン速度Nが、9500rpm以下か(ステッ
プ104) 、9500rpm以下か(ステップ106
)を判別することにより、ギヤが■、■、■のいずれで
あるかを求める。すると間引率設定手段38はそのギヤ
に応じた間引率を求め(ステップ108.110.11
2)、設定速度以下になるとその間引を解除して通常走
行に戻る。
この実施例では車速Vとエンジン速度Nとから使用して
いる変速ギヤを求めるから、変速ギヤを検出するための
センサを別途設ける必要がな(なる。しかし本発明は変
速ギヤの位置を検出するセンサを設け、変速ギヤとエン
ジン速度とから車速を求めてもよい。
またこの発明は2サイクルおよび4サイクルのエンジン
に通用できる。
(発明の効果) 本発明は以上のように、設定速度に達した時の使用変速
ギヤに対応して失火させる間引率を変えるようにしたも
のであるから、設定速度に達した時の駆動力の変動が大
きくならず走行感が良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック図
、第2図は動作の流れ図、第3図は自動二輪車における
速度■とエンジン速度Nの関係を変速ギヤ■〜■に対し
て示す図、第4図は各変速ギヤ■〜■に対する車速Vと
駆動力Fとの関係を示す図である。 36・・・変速ギヤ判別手段、 38・・・間引率設定手段、 40・・・点火制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  設定車速以上でエンジン出力を制限する車両の速度制
    限装置において、 使用変速ギヤを判別する変速ギヤ判別手段と、設定速度
    における使用変速ギヤに対して予め決めた点火間引率を
    求める間引率設定手段と、この設定された間引率で点火
    を行う点火制御回路とを備えることを特徴とする車両の
    速度制限装置。
JP11869689A 1989-05-15 1989-05-15 車両の速度制限装置 Pending JPH02301671A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6789009B2 (en) * 2001-04-06 2004-09-07 Ford Global Technologies, Llc Method and device for controlling the limiting of the speed of a vehicle
US6795764B2 (en) * 2001-04-06 2004-09-21 Ford Golbal Technologies, Llc Method and device for inputting speed limiting values for a speed limiter of a vehicle
JP2012007577A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Ikeda Denso Co Ltd コンデンサ充放電式エンジン点火装置

Cited By (3)

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