JP2696711B2 - 車輌の速度制限装置 - Google Patents

車輌の速度制限装置

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JP2696711B2 JP1015078A JP1507889A JP2696711B2 JP 2696711 B2 JP2696711 B2 JP 2696711B2 JP 1015078 A JP1015078 A JP 1015078A JP 1507889 A JP1507889 A JP 1507889A JP 2696711 B2 JP2696711 B2 JP 2696711B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車速を一定以下に制限するための車速制限
装置に関するものである。
(発明の背景) 自動二輪車などの車両で、走行速度が一定の最高速度
以上にならないように制限する車速制限装置を設けたも
のが従来よりある。例えばスピードメータの針の回動量
を検出し、これが一定以上になると最高速度以上である
としてエンジンを失火させたり、スロットル弁を強制的
に絞ったりして速度制限するものが知られている。
しかし加速途中で急にこのような点火を停止したりス
ロットル弁を閉じる構造の速度制限装置が作動すると、
エンジン出力が急激に減少し、特にスロットル弁を閉じ
る方式のものではエンジンブレーキが作動するため、走
行感が悪くなるという問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
走行中に車速が所定の車速を越えた時にエンジン出力を
急激に変化させずに緩やかに減少させ、走行中の衝撃を
小さくして走行感を悪化させるおそれを少なくし、また
所定の車速を越えない時にはエンジン出力性能の向上を
図ることができる車輌の速度制限装置を提供することを
目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、所定の車速以上で2サイ
クルエンジンの出力を制限する車輌の速度制限装置にお
いて、前記2サイクルエンジンの排気ポート上縁付近に
設けられエンジンの運転持続可能な最小開度以上の開度
範囲で排気タイミングを制御する排気制御弁と、エンジ
ン速度検出手段と、車輌走行速度が所定車速以上になる
ことを検出する車速判別手段と、これらエンジン速度検
出手段および車速判別手段の出力が入力され車速が前記
所定車速を越えない時には予め記憶した制御特性に基づ
きエンジンの低速域およびエンジントルクが減少するエ
ンジン速度域で排気タイミングを遅らせるように前記排
気制御弁を開閉制御する一方、車速が前記所定車速を越
えた時に前記排気制御弁を閉じて排気タイミングを遅ら
せることによりエンジン出力を滑らかに減少させる制御
手段とを備えることを特徴とする車輌の速度制限装置、
により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の全体概略図、第2図はそ
の詳細構成図、第3図は車速判別手段の出力特性図であ
る。
第1図において符号1は2サイクルエンジンであり、
このエンジン1の排気ポート上縁には排気タイミングを
制御するための排気制御弁2が取付けられ、この排気制
御弁2はステッピングモータ3により所定の開度範囲内
で開閉される。
4は制御手段であり、後記のデジタル演算器60や導体
メモリ62等を含む。この制御手段4はエンジン速度検出
器5が検出するエンジン速度に対応して後記メモリ62に
予め記憶した制御特性に従って排気制御弁2を開閉し、
また点火回路6によって点火磁気制御を行い、望ましい
エンジン出力特性を得る。例えば高速型のエンジンでは
低中速域でトルクが減少するので、この低中速域でこの
排気制御弁2を閉じる方向に回動させて排気タイミング
を遅らせ、この速度域でのトルク増大を図ることが可能
となる。すなわちこの排気制御弁2はその最小開度でも
エンジンは運転を持続可能であり、この最小開度以上の
開度範囲で制御される。
またこの制御手段4はスピードメータなどの後記車速
判別手段42が所定車速以上であると判別すると、排気制
御弁2を強制的に所定量閉じてエンジン出力を減少させ
る。
次にこの装置の内部構造を第2図に基づき詳細に説明
する。
この図において12は公知のCDI点火装置であり、エン
ジン1の充電コイル14の交流出力のうち正の半波がダイ
オード16を通りコンデンサ18に充電され、この充電エネ
ルギはサイリスタ20によって放電され、この放電電流に
より点火コイル22の二次側に誘導された高電圧が点火栓
24に点火火花を発生させるものである。ここにサイリス
タ20は、パルサコイル26で検出されたタイミングを点弧
回路28で運転状態に応じて進角させることにより得たゲ
ート信号Gにより点弧される。ここに点弧回路28は第1
図のエンジン速度検出器5に対応する。
30はアイドル検出用の比較器である。この比較器30の
非反転入力端には、前記点弧回路28から得た波形整形済
みのエンジン点火信号aが、D/A変換器32でアナログ信
号bに変えられて入力される。また比較器30の反転入力
端には、設定器34で設定されたアイドル速度(約1500rp
m)よりやや高い設定速度N1(例えば2000rpm)が入力さ
れる。従って比較器30はエンジン速度NがN1以上になる
とHレベルの信号Cを出力する。36はタイマ回路であ
り、タイマ1とタイマ2とリセット・セット・フリップ
フロップ(FF)38と、インバータ40とを有する。タイマ
1は、信号Cの持続時間T1が一定時間(例えば8秒)以
上続いた時にセット信号をフリップフロップ38のセット
端に送り、フリップフロップ38のQ出力をHレベルのA
信号にする。タイマ2は信号CがLレベルにある時間T2
が一定時間(例えば2秒)続くとリセット信号をフリッ
プフロップ38のリセット端に送り、Q出力端のA信号を
Lレベルにする。この結果タイマ回路36はエンジン10が
アイドル速度以上で一定時間(8秒)以上続くとHレベ
ルとなるA信号を出力し、このA信号はアイドリング速
度以下の状態が一定時間(2秒)続くとLレベルにな
る。
42は車速判別手段であり、車速を示すスピードメータ
44の針46と一体に回動する切欠き円板48と、この円板48
の切欠きの位置を検出することにより針46が一定速度範
囲(例えば10〜180km/h)内に入ったことを識別するフ
ォトカプラ50とを備える。このフォトカプラ50は円板48
を挟んで対向する発光素子50aと受光素子50bとを備え、
車速が一定範囲内にある時に円板48の切欠きが両素子50
a、50b間に入るようにすることにより、この一定車速範
囲内で受光素子50bが閉路する。この受光素子50bの非接
地側端の電圧はインバータ52を介してB信号とされる。
従ってこのB信号は車速が一定速度範囲(10〜180km/
h)を外れると、すなわち10km/h以下と180km/h以上のと
きにHレベルになる(第3図参照)。
54は最高回転速度検出用の比較器であり、その非反転
入力端には前記D/A変換器32の出力bが入力され、反転
入力端には設定器56で設定された一定速度N2(例えば70
00rpm)が入力される。従って比較器56はエンジン速度
Nが一定速度N2以上になるとHレベルになるC信号を出
力する。ここに一定速度N2は、変速機のトップギヤ使用
時に相当する回転速度(7000rpm)に設定される。
58はAND回路であり、前記A、B、C信号が全てHレ
ベルに揃った時にHレベルとなるD信号を出力する。こ
のD信号は車両の速度を制限するための車速制限信号で
ある。
60はデジタル演算器であり、前記点弧回路28から求め
たエンジン速度に基づき排気制御弁2を開閉する。すな
わちエンジン速度に対する排気制御弁2の最適開度はメ
モリ62に予め記憶され、演算器60は求めたエンジン速度
に対応する開度をメモリ62から読出し、モータ駆動回路
64によってモータ3を駆動するものである。
この演算器60には前記車速制限信号Dも入力され、こ
の信号DがHレベルになると演算器60は強制的に排気制
御弁2を最小開度位置付近まで閉じる。このためエンジ
ン出力が制限され、滑らかに走行速度が低下する。
次にこの実施例の動作を説明する。まずエンジン速度
Nを示す信号bを読み込み、この速度が設定速度N1(20
00)以上ならアイドリングでないと判断し、タイマ1が
すでに作動中ならそのままその時間の積算を続け、非作
動中なら時間の積算を開始する。その積算時間T1が一定
値(8秒)に達するまで待ってからフリップフロップ
(FF)38をセットし、A信号をHレベルにする。続いて
B信号がHレベルか否か、C信号がHレベルか否か判別
し、これらが全てHレベルに揃えばAND回路58は車速制
限信号Dを出力して車速が最高速以下になったり(B信
号がLレベル)、エンジン速度NがN2より低くなれば
(C信号Lレベル)、信号DはLレベルになって速度制
限が非作動となり通常走行が行なわれる。
エンジン速度NがN1以下であればタイマ2が作動し、
その積算時間T2が一定時間(2秒)以上になると、フリ
ップフロップ38をリセットしA信号をLレベルにする。
このため速度制限が中止される。
なおこの実施例では、所定車速以上において車速制限
を行う際に、車速だけでなくエンジン速度も検出して両
者が一定条件の時に排気制御弁2を閉じるが、本発明は
車速だけを検出して排気制御弁2を閉じるようにしたも
のであっても良いのは勿論である。
(発明の効果) 請求項1の発明は以上のように、2サイクルエンジン
の排気ポートの上縁付近に、エンジン運転持続可能な最
小開度以上の開度範囲で排気タイミングを変える排気制
御弁を設け、この排気制御弁を所定車速以下でエンジン
低速域およびトルクが減少するエンジン速度域で排気タ
イミングを遅らせるように制御する一方、前記所定車速
を越えた時に排気制御弁を閉じてエンジン出力を滑らか
に減少させるものである。特に排気制御弁は排気ポート
の上縁付近に設けられ排気タイミングを変えるものであ
って、その最小開度時でもエンジン運転持続に必要な排
気通路面積以上の開度が確保されているから、たとえ排
気通路を急激に閉じても、大きな制動力が発生するほど
排気通路面積は著しく小さくなるものではない。従っ
て、所定車速になるとエンジン出力は滑らかに減少し、
急激なエンジン出力の変化が伴わないから走行感を悪化
することがない。また排気制御弁は、エンジン低速時と
トルクが減少するエンジン速度域で排気タイミングを遅
らせるのでエンジン出力特性の向上が図れると共に、同
じこの排気制御弁を用いて所定車速以上の車速域でエン
ジン出力を制限するから、構成が簡単でもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体概略図、第2図はその
詳細構成図、第3図は車速判別手段の出力特性図であ
る。 1、1A……エンジン、 2……排気制御弁、 4……制御手段、 42……車速判別手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の車速以上で2サイクルエンジンの出
    力を制限する車輌の速度制限装置において、 前記2サイクルエンジンの排気ポート上縁付近に設けら
    れエンジンの運転持続可能な最小開度以上の開度範囲で
    排気タイミングを制御する排気制御弁と、エンジン速度
    検出手段と、車輌走行速度が所定車速以上になることを
    検出する車速判別手段と、これらエンジン速度検出手段
    および車速判別手段の出力が入力され車速が前記所定車
    速を越えない時には予め記憶した制御特性に基づきエン
    ジンの低速域およびエンジントルクが減少するエンジン
    速度域で排気タイミングを遅らせるように前記排気制御
    弁を開閉制御する一方、車速が前記所定車速を越えた時
    に前記排気制御弁を閉じて排気タイミングを遅らせるこ
    とによりエンジン出力を滑らかに減少させる制御手段と
    を備えることを特徴とする車輌の速度制限装置。
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WO2010114025A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 本田技研工業株式会社 車両速度制限装置
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