JPH02301598A - 電着塗装用タンクの塗料流通制御方法 - Google Patents

電着塗装用タンクの塗料流通制御方法

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JPH02301598A
JPH02301598A JP12342889A JP12342889A JPH02301598A JP H02301598 A JPH02301598 A JP H02301598A JP 12342889 A JP12342889 A JP 12342889A JP 12342889 A JP12342889 A JP 12342889A JP H02301598 A JPH02301598 A JP H02301598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
electrodeposition
filter
paint
coating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP12342889A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Koseki
小関 澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) この発明は、例えば自動車車体の電着塗装用タンク等の
ように、塗料循環系を備えた電M塗装用タンクに利用す
る塗料流通制御方法に関するものである。 (従来の技術) 従来の電着塗装用タンクとしては、例えば第4図に示す
ようなものがあった。 図中の電着塗装用タンク100は、自動車車体の電着塗
装に用いるものであって、電着槽101の車体搬出側(
図の左側〕に、上部の縁を連ねた状態でオーバーフロー
タンク102が設けである。前記オーバ−フロータンク
102には、ポンプ103の吸入口に接続した配管10
4が設けである。また、前記電着槽101内には、底部
と車体搬入側の壁部とに沿って枝管105,106が設
けてあり、これらの枝管105,106には。 前記ポンプ103の吐出口に接続した配管107が連結
しである。さらに、底部の枝管105には、オーバーフ
ロータンク102の反対側に向いた複数のノズル108
が設けてあり、壁部の枝管106には、オーバーフロー
タンク102側に向いた複数のノズル109が設けであ
る。 上記の電M塗装用タンク100は、電着槽101からオ
ーバーフロータンク102に流出しタ塗料110をポン
プ103によって前記電着槽101に戻し、このとき、
図中の矢印で示すように、各ノズル105,106から
の噴流により電着槽101内の塗料110を攪拌するよ
うになっている。 なお、上記したような塗料循環系を備えた電着塗装用タ
ンクは、例えば、昭和55年4月に株式会社山海堂が発
行した「自動車工学全書・第19巻・自動車の製造法」
の第203頁および第204頁に記載されている。 (発明が解決しようとする課題) ところが、上記したような従来の電着塗装用タンク10
0にあっては、電着槽101の底部と壁部に沿って配設
したノズル108,109からの噴流で塗料110を攪
拌するようにしていたため、電着槽101内の塗料11
0の流れが上下で逆向きの回流になると共に、回流の中
心部分での撹拌が殆ど行われていない状態となり、車体
を浸漬して移動させることによって若干の攪拌はなされ
るものの、例えば、車体の水平面に主に顔料分の粒子が
多少多く付着して水平面と垂直面との仕上り肌がわずか
に異なるような不具合が生じないとはいえないという恐
れがあった。さらには、」二記の攪拌状態では、循環し
て使用される塗料110を確実に濾過することが難しく
、ごみが混入したときにそのごみが塗装に影響を及ぼす
恐れがあり、これらの不具合を解決することが課題にな
っていた。 (発明の目的) この発明は、上記したような従来の課題に着目して成さ
れたもので、充分な攪拌状態に匹敵する塗料の流れと、
確実な濾過とを実現することができ、きわめて良好な電
着塗装を実現することができる電着塗装用タンクの塗料
流通制御方法を提供することを目的としている。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) この発明による電着塗装用タンクの塗料流通制御方法は
、塗料循環系を備えた電着塗装用タンクにおいて、電着
槽の一端に貯蔵槽を、他端に濾過槽を一体的に備えた電
着塗装用タンクを用い、貯蔵槽と電着槽との間における
断面のほぼ全域で流量調整をして前記貯蔵槽から電着槽
に塗料を流通させ、続いて前記電着槽と濾過槽との間に
おける断面のほぼ全域で流量調整をして前記電着槽から
濾過槽に塗料を流通させる構成をもって従来の課題を解
決するだめの手段としている。 (発明の作用) この発明の電着塗装用タンクの塗料流通制御方法では、
貯蔵槽と電着槽との間、および電着槽と濾過槽との間に
おいて、その断面のほぼ全域で流量調整を行うことによ
り、電着槽内の全体の塗料を濾過槽へ向かう一方向に流
し、実質的に攪拌が均一に行われている状態にすると共
に、流れの断面での全量を濾過槽に通して循環させるこ
ととなる。 (実施例) 第1図〜第3図は、この発明の塗料流通制御方法に適用
可能な電着塗装用タンクの一例を説明する図である。 第1図および第2図に示す電着塗装用タンク1は、電着
槽2の一端(各図の左端)に貯蔵槽3を一体的に備える
と共に、前記電着槽2の他端に濾過槽4を一体的に備え
ている。 前記電着槽2の底部2aは、濾過槽4側に向けて下り勾
配を有しており、一端の立壁2bを介して貯蔵槽3の底
部3aに連続すると共に、他端の二段下る断部2Cを介
して濾過槽4の底部4aに連続している。したがって、
前記貯蔵槽3の底部3aは、立壁2bの分だけ電着槽2
よりも一段高くなっている。また、前記濾過槽4の底部
4aは、電着槽2の底部2aと同方向に傾斜している。 前記貯蔵I!3と電着槽2との間には、その断面のほぼ
全域で流量調整をする制御手段として、両槽3,2間を
区切る状態で制御板5が設けである。前記制御板5は、
第3図にその一部を示すように、二枚の多孔板6,7を
相対向させて成るものであって、両多孔板6,7の間隔
等を調整することができるようにしである。前記両多孔
板6゜7は、全体にわたって多数の孔6a、7aが規則
的な配列で形成してあり、しかも前記孔6a。 7aが互いにずれた位置にある。 また、前記′電着槽2と癌過槽4との間にあっても、そ
の断面のほぼ全域で流量調整するための制御板8が設け
である。この制御板8は、先の制御板5と同一構成を有
しており、下端と槽底部の前記段部2cとの間に隙間9
を形成している。前記濾過槽4内には、前記制御板8に
相対向し且つ当該濾過槽4内をほぼ二分する状態でフィ
ルター10が設けである。このフィルター10は、構成
が特に限定されることはないが、例えばステンレス(鋼
)製の網などを適数枚用いる。 さらに、TL電着塗装用タンクの外部には、ポンプ11
が設置してあって、このポンプ11の吸入口に、濾過槽
4内に連通ずる吸入管12が接続しであると共に、同ポ
ンプ11の吐出口に、貯蔵槽3内に連通ずる吐出管13
が接続しである。前記吐出管13の途中には、フィルタ
ー14と電着槽2内に延出する枝v15とが設けである
。前記枝管15は、槽底部の立壁2bを水密貫通して、
電着槽2の底部2aに沿ってその長手方向に配設されて
おり、濾過槽4方向で且つやや上向きの/グル16を適
宜の間隔で複数備えている。なお、枝管15は、第2図
中の仮想線で示すように、当該タンク1の幅などに応じ
て、電着槽2内で複数に分岐させることがある。 上記の電着塗装用タンク1において塗料110を流通さ
せるには、ポンプ11の駆動により、濾過槽4内から吸
引した塗料110を貯蔵槽3および電着槽2に送給する
。これにより、塗料110は、貯蔵41F!3かも制御
板5により流量調整されて電着槽2に流れると共に、各
ノズル16から噴射され、次いで電着槽2から制御板8
により流量調整されて濾過槽4に流れたのち、フィルタ
ー10により濾過される。このとき、各種2〜4ならび
にフィルター10の両側では、下流に向けて段階的に低
くなる状態で液面差h】〜h3が形成され、各制御板5
.8およびフィルター10による流量調整によって各液
面が一定に保たれている。 そして、電着槽2内においては、制御板5からの流出お
よび各ノズル16からの噴出により、全体が濾過槽4へ
向けての一方向の流れとなり、実質的に塗料110の攪
拌が均一に行われている状態になっている。また、電着
槽2では、傾斜した底部2aとノズル16からの噴流と
によって沈殿物を積極的に流し、隙間9を通して前記沈
殿物を濾過槽4内に流出させることができる。さらに、
上記電着塗装用タンク1アは、電着槽2内の流れの断面
での全量が、制御板8および隙間9を経て濾過槽4に入
り、ここで濾過した塗料110を循環させている。 なお、上記電着塗装用タンク1は、制Wffi5゜8を
構成する多孔板6,7の間隔等を調整することにより、
電着槽2における塗料110の流量(流速)を変化させ
ることがでy、このほか、濾過槽4側の制御板8の上端
を?!!着槽2の液面よりやや低い位置とすることによ
り、被塗装体の人出種蒔に生じる泡をより積極的に流出
させることも良い。また、この発明の塗料流通制御方法
が適用可能な電着塗装用タンクは、当然上記実施例のみ
に限定されるものではない。
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の電着塗装用タンク
の塗料流通制御方法では、塗料循環系を備えた電着塗装
用タンクにおいて、電着槽の一端に貯蔵槽を、他端に濾
過槽を一体的に備えた電着塗装用タンクを用い、貯蔵槽
と電着槽との間における断面のほぼ全域で流量調整をし
て前記許蔵槽から電着槽に塗料を流通させ、続いて前記
電着槽と濾過槽との間における断面のほぼ全域で流量調
整をして前記電着槽から濾過槽に塗料を流通させること
としたため、電着槽内の全体において充分な撹拌状態に
匹敵する一方向の塗料の流れを得ることができると共に
、塗料を確実に濾過して循環させることができ、これに
伴って部分的な仕上り肌の相違やごみの付着など不具合
が生じる恐れの全く無い、きわめて良好なrL着塗°装
を行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の塗料流通制御方法に適
用可能な電着塗装用タンクを説明する断面図および平面
図、第3図は制御板を説明する斜視図、第4図は従来の
電着塗装用タンクを説明する断面図である。 1・・・主著塗装用タンク、 2・・・電M槽、 3・・・貯蔵槽、 4・・・濾過槽、 110・・・塗料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗料循環系を備えた電着塗装用タンクにおいて、
    電着槽の一端に貯蔵槽を、他端に濾過槽を一体的に備え
    た電着塗装用タンクを用い、貯蔵槽と電着槽との間にお
    ける断面のほぼ全域で流量調整をして前記貯蔵槽から電
    着槽に塗料を流通させ、続いて前記電着槽と濾過槽との
    間における断面のほぼ全域で流量調整をして前記電着槽
    から濾過槽に塗料を流通させることを特徴とする電着塗
    装用タンクの塗料流通制御方法。
JP12342889A 1989-05-17 1989-05-17 電着塗装用タンクの塗料流通制御方法 Pending JPH02301598A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172472A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Industria:Kk 処理槽内の異物除去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009172472A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Industria:Kk 処理槽内の異物除去装置

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