JPH02300898A - 遠隔監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ビル内の設備機器を通信回線を介して監視す
る遠隔監視装置に関する。

［従来の技術］ 一般のビルにあっては、ビルの設備機器の監視などを行
なう管理人が常駐することを省き、複数のビルを遠隔か
ら集中的な監視を行なう傾向にある。そして、このよう
な監視を行なう遠隔監視装置として５例えば特開昭６１
−１２１５５１号公報に示されているように、空！Ｉ！
！設備、受電設備、エレベータ等の設備機器にセンサを
設け、これらのセンサに接続される同一ビル内の端末装
置が通信回線を介して情報を伝送し、この情報を受信す
る監視センタにより、前記設備機器を監視するものが提
案されている。

［発明が解決しようとする課題］ 前記のような従来の遠隔監視装置にあっては、監視の対
象であるビルの個数が急増した場合には、きめ細かい監
視体制を維持するために、監視センタを複数分散して設
けざるを得ない。

しかしながら、このにうに監視センタを複数設けると、
監視業務の減少する夜間時にも監視員をそれぞれ常駐さ
せることから、多くの監視員を要し、人件費が増加する
懸念がある。

本発明は、このような従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、監視センタを複数分散して
設けた場合でも、それぞれの監視センタに夜間時には、
監視員が常駐することを要さずに、ビルの設備機器を監
視することのできる遠隔監視装置を提供することにある
。

し課題を解決するための手段］ 上記目的は、監視センタを、設備機器からの発報を昼間
受付りる昼間用監視センタと、夜間受付ける夜間用監視
センタの２部署に分散し、かつこれら監視センタと端末
装置間に、この端末装置からの発報先を昼間用監視セン
タから夜間用監視センタ、或いは夜間用監視センタから
昼間用監視センタへと切替える発報先切替え中継局を備
えたことにより達成される。

［作用］ 端末装置と監視センタとの間に設けられた発報先切替え
中継局は、昼間に発生した設備機器の故障発報を昼間用
監視センタに、夜間に発生した設うに動作する。したが
って、発報数の少ない夜間は５複数の昼間用監視センタ
で監視している設備機器を、１ケ所の夜間用監視センタ
で対応できるため、監視員を少なくでき、人件費を削減
することができる。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図は本発明の一実施例となる遠隔監視装置の全体構
成を示すブロック図である。

図において１は昼間用監視センタで、図示されていない
複数の昼間用監視センタから構成されている。２は夜間
用監視センタであり、複数の昼間用監視センタに対し、
１つの夜間用監視センタが設けられている。

複数のビル４には端末装置４２が設置され、その端末装
置４２には、図示されないセンサを介して空調設備、受
電設備、エレベータ等の設備機器４１が接続される。そ
して、ビル４のそれぞれに設けられる端末装置ｌ￥４２
には、前記した昼間用監視センタ１、および夜間用監視
センタ２が、通信回線５ａ、５ｂ、５ｃ、および発報先
切替え中継局３を介して接続される。

昼間用監視センタ１１、および夜間用監視センタ２には
、端末装置４２とのデータ通信を行なう通信装置１１ａ
、ｌｌｂと、′−゛　　ニ゛−−ｈＬこの通信装置１１
ａ、１１．ｂで受信する端末装置４２からの故障情報を
処理する処理装置１．２ａ、１２ｂと、この処理１置１
２ａ、１２ｂによって処理された故障情報を表示すると
ともに、指令情報を入力する監視卓１３ａ、１３ｂと、
これらの故障情報、指令情報を印字する印字装置１４ａ
、１４ｂが設けられている。

前記発報先切替え中継局３には、端末装置４２と昼間用
監視センタ１、および夜間用監視センタ２を接続する通
信回線５ａ、５ｂ、５ｅを切替える回線切替え装置３１
と、回線切替え装置３１を制御する切替え制御装置３２
が設けられている。

切替え制御装置３２ば、予め装置内に記憶された時刻に
より、昼間から夜間、或いは夜間から昼間の切替え時刻
に、回線切替え装置３１へ切替え指令を出す機能と、通
信回線５ａ、５ｂ、５ｃの状態を監視し、端末装置４２
と昼間用監視センタ１、或いは夜間用監視センタ２がデ
ータ通信中は、切替え時刻になっても切替え指令を出さ
ずに、データ通信が終了した後、切替え指令を出す機能
を備えている。

しかして今、ビル４の設備機器４１で故障が発生すると
、この設備機器４］−のセンタが故障を検出し、情報を
端末装置４２へ送る。端末装置４２は通信回線５ａ、お
よび発報先切替え中継局３を介して、監視センタへ発報
する。発報先切替え中継局３は、時刻が昼間、例えば午
前６時から午後６時の間は、通信回線５ｂを介して昼間
用監視センタ１と接続し、端末装置４２からの故障情報
は、昼間用監視センタ１へ伝送される。端末装置４２か
らの故障情報は、通信装置１１ａにより受信され、この
受信された故障情報を処理装置Ｊ、２ａが処理して、故
障情報の内容を監視卓１３ａによす表示したり、印字装
置１４　ａにより印字したりする。そして、昼間用監視
センタ１−の監視員が監視卓１３ａ、印字袋Ｖｌ　１４
　ａで出力された故障情報の内容に応じて、必要な対策
を講じ、例えばただちにビル４の保守を担当する部署に
連絡して、故障した設備機器４１の復旧作業を指示する
ようになっている。

一方、端末装置４２の発報時刻が夜間の場合は、発報先
切替え中継局３は通信回線５Ｃを介して。

夜間用監視センタ２と接続する。以下の処理の内容は昼
間と同様となるので省略する。

このように構成された実施例では、昼間用監視センタ］
、夜間用監視センタ２のそれぞれに監視員が常駐するこ
とを要さず、効率的で信頼性の高い監視を行なうことが
できる。

［発明の効果］ 本発明によれば、複数の昼間用監視センタのそれぞれに
、夜間時には監視員が常駐することを要さず、効率的に
ビルの設備機器を監視することができるので、分散して
設けられる専用監視センタにかかる人件費を削減するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１−図は本発明の一実施例となる遠隔監視装置の全体
構成を示すブロック図である。 １・・・・・・昼間用監視センタ、２・・・・・・夜間
用監視センタ、３・・・・・・発報先切替え中継乃、４
・・・・・・ビル。 ５　ａ　、　５　ｂ　、　５　ｃ　−・・・通信回線、
１．１ａ、ｌｌｂ・・・・・通信装置、１２ａ、１２ｂ
・・・・・処理装置、１３ａ、１３ｂ・・・・・・監視
卓、１４ａ、１４ｂ・・・・・・印字装置、３１・・・
・・・回線切替え装置、３２・・・・切替え制御装置、
４１・・・・・・設備機器、４２・・・・・・端末装置
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のビルにそれぞれ端末装置が設けられ、これ
   らの端末装置に接続された設備機器からの発報を、通信
   回線を介して受信して監視する監視センタを備えた遠隔
   監視装置において、前記監視センタを、前記設備機器か
   らの発報を昼間受付ける複数の昼間用監視センタと、夜
   間受付ける夜間用監視センタの２部署に分散し、かつこ
   れら監視センタと端末装置間に、この端末装置からの発
   報先を昼間用監視センタから夜間用監視センタ、或いは
   夜間用監視センタから昼間用監視センタへと切替える発
   報先切替え中継局を備えたことを特徴とする遠隔監視装
   置。