JPH0230081A - ワイヤリードの挿入装置 - Google Patents

ワイヤリードの挿入装置

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JPH0230081A
JPH0230081A JP1026834A JP2683489A JPH0230081A JP H0230081 A JPH0230081 A JP H0230081A JP 1026834 A JP1026834 A JP 1026834A JP 2683489 A JP2683489 A JP 2683489A JP H0230081 A JPH0230081 A JP H0230081A
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wire
connector
terminal
station
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JP1026834A
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Stephen R Berry
ステップヘン ロバート ベリー
Steven F Wright
ステーブン フレドリック ライト
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Original Assignee
Molex LLC
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Publication date
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワイヤハーネスを形成するために多回路コネ
クタの端子受入空胴へ終端接続されたワイヤリードを自
動的の挿入する新規で且つ改良された装置に関する。よ
り詳細には、本発明は、挿入中にワイヤリードの列強度
に依存しないようなリード挿入ジョー組立体を備えた新
規で且つ改良されたワイヤリード挿入装置に関する。上
記リード挿入ジョー組立体は、改良された端子ガイド組
立体及びX−Y−Zのプログラム可能なハウジングイン
デックスモジュールと共に使用されて、いかなる寸法の
ワイヤリードでも多回路コネクタのハウジング空胴へ任
意の順序でランダムに挿入することのできる完全に自動
化された圧着ワイヤハーネスの製造装置を構成すること
ができる。
従来の技術 電子装置、コンポーネント又はシステムにおいて種々の
電気部品を互いに電気的に相互接続するために多数の色
々な種類のワイヤハーネスが利用されている。これらの
ワイヤハーネスは、典型的に、個別のワイヤ又はケーブ
ルの形態の複数の絶縁導線と、導線区分に沿って種々の
位置に設けられた複数の電気コネクタとを含んでいる。
良く知られているように、圧着によって終端接続された
リードを多回路コネクタのハウジングに挿入して、2つ
以上の電気部品を相互接続するのに用いるワイヤハーネ
スを形成することができる。圧着技術によれば、絶縁導
線が典型的にその端末において或いはそれらの長さに沿
った種々の位置において剥離されて露出した導線部分が
形成され、この部分に圧着端子が機械的及び電気的に取
り付けられる。電気的に信頼性のある圧着ハーネスを形
成するに必要な剥離及び圧着動作は、不都合なことに、
時間がか)る上に、絶縁被覆食い込°み技術の進歩と共
に経費のか)るものとなってきている。
ワイヤを終端接続するための絶縁被覆食い込み技術によ
れば、絶縁被覆食い込み端子にワイヤ受入スロトが設け
られ、これらのスロットがワイヤの絶縁外皮に切り込ん
で、ワイヤの芯線と機械的及び電気的に接触するように
密接に把持する。
絶縁被覆食い込み端子は、絶縁ワイヤを予め剥離したり
圧着工程を行なったりする必要がない。むしろ、ワイヤ
は、金属端子に設けられた絶縁被覆切り込みスロットに
向けてワイヤ軸に対して横方向に押し込まれる。
絶縁被覆食い込み端子は、一般に製造が容易で且つ製造
経費が安価であると考えられ、然も、1段階の終端接続
及び同時に終端接続に容易に適用できる。通信、コンピ
ュータ及び周辺機器といった幾つかの業界では絶縁被覆
食い込み接点の信頼性が受け入れられている。益々複雑
になる絶縁被覆食い込み型ワイヤハーネスの完全自動製
造に用いるための自動工具類の開発も迅速に行なわれて
いる。絶縁被覆食い込み型のワイヤハーネス(複雑なり
ロスオーバーワイヤハーネスを含む)を自動的に製造す
る装置であって、同じワイヤ区分を異なったコネクタに
自動的に終端接続したり又は異なったワイヤ区分を複数
のコネクタに自動扇に終端接続したりすることのできる
ワイヤハーネス製造装置は、現在既に知られていて市販
されている。
然し乍ら、ワイヤハーネスが大電流の条件や高振動の環
境のもとでも確実に動作できねばならない特に自動車や
航空機製造のような業界では、絶縁被覆食い込み型の端
子技術を受け入れることが非常に困難である。これらの
製造者は、絶縁被覆食い込み型の接点がそれらの特定の
最終用途においても確実に動作すると考えていない。こ
れらの業界では、大電流及び高振動の用途に必要とされ
る確実な機械的及び電気的係合を与えるために依然とし
て圧着型の終端接続技術に依存している。
従って、自動工具の設計者及び製造者は、圧着技術を要
望する顧客のために、新規で且つ改良された全自動式の
圧着ワイヤハーネス製造装置の開発に全力を注いでいる
。完全に自動的な製造方法が提供されれば、絶縁被覆食
い込み型端子の場合と同様に、高い生産率及び低い組立
コストが顧客に反映される。
圧着式のワイヤハーネスを製造する自動的な装置及び方
法は現在既に知られている。例えば、米国特許第4,3
08,659号には、自動ブロック装填装置が開示され
ている。該ブロック装填装置は、複数の終端接続された
リードをそれらの軸に対して横方向にリードピックアッ
プステーションへと搬送する手段を備えている。複数の
端子受入空胴を含むコネクタハウジングが上記搬送され
るワイヤリードかも離れた固定のハウジングガイドにお
いて垂直方向に移動するように取り付けられる。上記特
許に開示された装置は、終端接続されたワイヤリードと
接触するように動かされる送りホイールを用いており、
これは、ガイドチャンネルを通してコネクタハウジング
の空胴ヘリードを送り込むために両方向に回転すること
ができる。ガイドチャンネルはワイヤを挿入中にぴった
りと受け入れる。上記装置は、複数の行列配置の端子受
入空胴を含んだコネクタハウジングを装填するが、これ
は、−度に1つの終端接続されたリードを1行の空胴に
挿入し、その後、ハウジングを下方にインデックスして
次の行の空胴をリードの挿入のためにもっていくことに
よって行なわれる。上記装置は、より複雑な圧着式ワイ
ヤハーネスを製造する場合にはその有用性が限定される
というのは、リードを一度に1チヤンネルづつ、然も一
度に1行づつ順序良く挿入しなければならないからであ
る。更に、ワイヤリードの前方部は挿入中にチャンネル
ガイドに包囲されるが、挿入機構はワイヤをハウジング
に押し込む駆動ホイールに依存している。又、終端接続
されたリードをコネクタハウジングに押し込むこの方法
は、ワイヤの列強度に依存している。
コネクタの端子受入空胴に圧入係合される終端接続され
たワイヤリードは、端子側壁から打ち抜かれた弾力性の
ロック舌状部又はランセットを含むか、或いは空胴のラ
ッチくぼみ又は内面に係合される多の突起構造体を含む
ことがしばしばある。これら突起構造体は、端子の嵌合
部分をコネクタハウジングの嵌合面に対して適当な前方
位置にロックするように働く。ランセット又は他の突起
は、端子及びリードがハウジングから後方に引き抜かれ
るのを防止する。端子のランセットは、端子をハウジン
グ空胴にスライド挿入できるように内方にそれねばなら
ない。その結果、ロック舌状部のそり成分と、終端接続
されたリードをコネクタハウジングにうまく完全に挿入
するために克服しなければならないスライド摩擦成分と
を含む挿入抵抗力が生じる。
成る近代的な用途においては、非常に細い寸法の絶縁ワ
イヤを用いた耐振動性の圧着式ワイヤハーネスが要求さ
れている。これらの細い寸法のリードは、端子をハウジ
ング空胴に強制的に入れるに必要な挿入力に打ち勝つに
充分な軸方向の剛性、即ち列強度を有していない。従っ
て、細い寸法のリードがそれらのワイヤ区分に沿って把
持されてリードを挿入するためにハウジン“グに向かっ
て押し込まれるときには、ワイヤが挿入抵抗力に打ち勝
つに充分な強度をしていないために、端子の後端に対し
て曲がって塊められるか又は端子がそれて目標とする空
、胴との整列がずれたりする。
上記′659特許に開示された整列トンネルガイドを用
いても、細い寸法のワイヤリードを装置と共に使用した
場合には、駆動機構が端子挿入中にワイヤの列強度に依
存したものであるから、挿入がうまくいかない結果とな
る。
ハウジング空胴に終端接続されたリードを挿入するため
の別の自動装置が米国特許第4,607.430号に開
示されている。該特許は、ピンに終端接続された圧着リ
ードをコネクタハウジングに位置設定するロボットのエ
ンドエフェクタのための端子挿入モジュールについて述
べている。
ピンは器具にクランプされ、ワイヤは方向の1組の送す
ジョーによってピンと引っ張られる。両端にジョーを有
している円筒状のクランプは、このピンと張ったワイヤ
区分の周りで閉じられる。内方の1組の独立作動のジョ
ーは円筒状部材内に設けられている。円筒の一端にある
外方のジョーは、ピン端子の背面にクランプされ、そし
てワイヤをピンと張る後方のジョーは解除される。円筒
状のジョー組立体は、ピン端子の前方区分を端子受入空
胴に挿入するためにハウジングに向かって移動される。
その後、この特許によれば、外方のジョーが開放され、
列ワイヤをしっかりと把持する内方のジョーがコネクタ
ハウジングに向かって移動されて、部分的に挿入された
ピン端子をコネクタハウジング内の完全な挿入位置に押
し込む。該特許に開示された装置及び方法は、ワイヤの
列強度に基づいて挿入力を得るものであり、従って、こ
の装置を細いワイヤ寸法のハーネスの製造に用いるのは
不適当である。
米国特許第4,598,469号には、終端接続された
リードをコネクタに挿入するための別の装置及び方法が
開示されている。いわゆるダブルピンチ−ブツシュ接触
挿入方法においては、2対の独立して作動するジョーが
終端接続されたリードを受け入れるように整列される。
前方のジョーは、端子が前方ジョーの前端を越えて延び
るように端子を把持し、そして後方のジョーはワイヤを
把持する。上記特許に開示する方法によれば、端子リー
ドは前方ジョーに摘み上げられる。後方のジョーは解除
され、前方のジョーはコネクタハウジングに向けて軸方
向に進められ、端子の前端をコネクタハウジングの空胴
に部分的に挿入する。
その後、後方のジョーが閉じられて、ワイヤリードをこ
の部分的に挿入された位置に保持する。前方ジョーは開
放され、閉じた後方ジョーに隣接したそれらの元の位置
に引っ込められる。次いで、前方のジョーがワイヤに対
して再び閉じられ、後方のジョーが再び開放される。そ
の後、前方のジョーがコネクタハウジングに向かって再
び進められ、端子をコネクタ空胴に更に移動させる。こ
のように、終端接続されたリードは、装置によってハウ
ジング空胴内へ段々に入れられる。又、この装置は、端
子をハウジング空胴内へ完全に挿入することについても
ワイヤの列強度に依存している。
更に別の自動ワイヤハーネス製造装置が米国特許第4,
653,160号に開示されている。
該特許に開示された装置は、スタンドアローン式のモジ
ュール型ワイヤ処理装置である。この装置は、一定の供
給源からワイヤを供給して、それらを特定の区分長さに
切断し、そしてダブルエンドのクランプされたコンベア
手段に装填することができる。コンベアの各側にはその
長さに沿った種々の位置に種々のワイヤ処理モジュール
が配置される。該特許に開示されたように、これらは、
例えば、圧着終端接続の準備としてワイヤの端区分を剥
離するためのワイヤ剥離モジュールと、ワイヤの剥離し
た端に圧着端子を固定するための圧着端子取付プレスと
を含む。ワイヤループ形成機構及びワイヤ表示機構を含
む他のワイヤ処理モジュールをコンベアの長さに沿って
設けることができる。
上記特許に開示されたように、コネクタ装填装置は、リ
ードコンベアの離れた端に設けられている。この装填装
置は、多回路コネクタハウジングをこのモジュール内の
挿入ステーションに位置設定するためのハウジング空胴
内を備えている。
一対の挿入把持ジョーは、コンベアクランプからのワイ
ヤの端付近に係合する。こめ挿入把持ジョーは、3つの
相互に垂直な軸のいずれか1つにおいてジョーを動かす
ことのできる構成体に取り付けられる。この装置によれ
ば、ジョーは、ワイヤの端をコネクタハウジングの空胴
に挿入するための準備としてコネクタハウジングの空胴
に向けてX%Y及びZ方向にインデックスされる。一対
のワイヤそらしジョーが挿入ジョーと共に動くように取
り付けられている。これらのジョーは、閉じた位置と開
いた位置との間で作動できる。挿入ジョー組立体が目標
空胴に向けて進められるときには、閉じたそらしジョー
がハウジングの空胴開口に接触する。その後、そらしジ
ョーが開いて既に挿入されたワイヤリードの後端を目標
空胴の開口から離すように広げるか又はそらし、そして
挿入ジョーがコネクタに向けて移動されてリードを空胴
に挿入する。
発明が解決しようとする課題 前記″160特許に開示された挿入装置には多数の欠点
がある。挿入ジョー組立体は、ジョーと1つのハウジン
グ空胴とを整列させるために挿入ジョーに対しX、Y及
びZ方向に制御された動きを与える。然し、該特許には
、1つのハウジング空胴と把持されたワイヤリードとを
軸方向に整列させるようにハウジングをインデックスす
ることについては何の教示も示唆もなされていない。
ジョーは整列するように移動されるので、この装置は、
これによって装填されるコネクタの回路サイズについて
制約がある。該特許に開示されたように、最大で4レベ
ル、即ち4行の空胴(ルベル当たり最大で16個までの
空胴)を許容することができる。隣接する空胴間の中心
線間隔は5M以上なければならない。この装置は、同じ
行に沿ってランダムにリードを挿入したり、又は下の行
から上の行へと一度に1行づつ装填したりすることしか
できない。それ故、上記特許に開示された装置は、成る
列又は成る行から離れた列又は異なった行へリードをラ
ンダムに挿入することはできない。又、例えば、第1の
空胴にリードを挿入した直後に、その第1の空胴の真下
の隣接空胴にリードを挿入することはできない。又、こ
の装置は、挿入中にワイヤリードの列強度に基づいて動
作する。従って、上記特許には、端子の後端付近にリー
ドを把持し、ワイヤの列を支持し、そして端子の後部に
押しつけて、リードをハウジング空胴に挿入することに
ついては何も教示されていないし示唆もされていない。
上記特許の多くには、押し付はテスト及び引っ張りテス
トの構成体を付加的に含む挿入装置が開示されている。
然し乍ら、これらは全て多回路コネクタハウジングにお
いて列から列へそして行から行へランダムに挿入するこ
とに限定されると共に、リードの挿入中にワイヤの列強
度に成る程度依存していて、細いサイズのワイヤに適用
することが不適当となっている。
上記した公知装置の欠点を克服するために、本発明の目
的は、任意のワイヤサイズの圧着終端接続されたワイヤ
リードを多回路コネクタの空胴へ任意の順序で挿入する
ことのできる新規で且つ改良された完全自動のワイヤハ
ーネス製造装置を提供することである。
本発明の別の目的は、ワイヤリードの列を支持して挿入
中に端子の後端に押しつける挿入ジョー組立体を備えた
新規で且つ改良された終端接続ワイヤリードの挿入装置
を提供することである。
本発明の更に別の目的は、予め挿入されたリードの後端
がリードの挿入を妨げることのないようにしてリードを
コネクタハウジングにプログラム可能に任意の順序で挿
入できるようにする改良されたそらし手段を含む新規で
且つ改良されたリード挿入装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明の広い観点によれば、終端接続されたワイヤリー
ドを挿入ステーションにおいて多回路コネクタの端子受
入空胴に挿入するための新規で且つ改良された装置が提
供される。この装置は、ワイヤリードをそれらの軸に対
して横方向に挿入ステーション付近の位置まで搬送する
解除可能なクランプ手段を有したリードコンベア手段を
備えている。−度に1つの端子受入空胴を挿入ステーシ
ョンにおいてワイヤリードに対して位置整列するように
ハウジングをインデックスするコネクタインデックス手
段が設けられている。更に、本発明の装置は、コンベア
手段からのワイヤリードを把持する解除可能なクランプ
手段を有したリード挿入手段を備えていると共に、この
クランプ手段及び把持されたワイヤリードをハウジング
に向けて軸方向に進ませて端子をその整列されたハウジ
ング空胴に完全に挿入するための駆動手段を備えている
本発明によれば、改良されたリード挿入手段は、ワイヤ
リードを長手方向に取り巻いて把持するための前方チッ
プを各々有する一対の細長いジョーを上記解除可能なク
ランプ手段として備えている。これらの細長いジョーは
、調整可能な制御手段によって制御され、この制御手段
は、第1の開いた位置と、これらジョーをその把持した
ワイヤリードに沿って軸方向にスライドできる第2の中
間位置と、これらジョーでワイヤリードをそれがスライ
ドできないようにしっかりと把持する第3の閉じた位置
との間でジョーを動作させる。更に、改良されたリード
挿入手段は、上記ジョーがその中間位置にあるときに駆
動手段がワイヤリードに沿ってジョーを挿入ステーショ
ンに向けて軸方向に進ませるにつれて上記ジョーの前方
チップが端子に当接したときを感知するための感知手段
を備えており、このようなときには、制御手段が上記感
知手段に応答してジョーの位置を挿入の前に中間位置か
ら閉じた位置へと切り換える。
本発明のこの特徴によれば、水平方向に送られる終端接
続されたリードは、ワイヤリードを長手方向に取り巻く
一対の細長い挿入ショーの間に中間の又は低い把持力で
把持される。その中間位置において、挿入ジョーはリー
ド区分に沿って軸方向にスライド可能である。駆動手段
は、挿入ジョーをリードの端にある端子及び挿入ステー
ションに向けて軸方向に移動させ、挿入ジョーのチップ
が端子の端に当接するようにする。接近センサの形態の
感知手段は、端子に隣接するジョーの位置を感知し、そ
してジョーをワイヤに対して高い非スライド把持力で閉
じるように把持制御手段に指令する。この第3の閉じた
位置では、挿入ジョーの高い把持力により、ワイヤを取
り巻く絶縁被覆が実際に圧縮され、挿入ジョーのチップ
が端子の後部に当接係合するようにされる。駆動手段が
更に移動すると、把持されて支持されたリードが挿入ス
テーション及び整列されたハウジング空胴に向けて移動
される。挿入ジョーは端子の後部を押し、終端接続され
たリードをコネクタハウジングの空調に挿入する。この
ように、本発明の挿入装置は、挿入中のワイヤの列強環
に依存しない。
好ましい実施例によれば、新規で且つ改良されたリード
挿入組立体は挿入ステーションの片側に配置され、そし
てこのリード挿入組立体の反対側で挿入ステーションの
付近にコネクタインデックスモジュールが配置される。
コネクタインデックスモジュールは、挿入ステーション
及び整列されたワイヤリードに対して3つの方向に移動
できるコネクタクランプを備えている。より詳細には、
コネクタクランプは、整列されたリードに対して、側部
から側部へのX方向と、上から下へのZ方向と、前から
後へのY方向とにインデックスすることができる。クラ
ンプ及びコネクタハウジングのX%Y及びZ方向の動き
は、挿入ステーションにおいて一度に1つの端子受入空
胴を位置整列するようにプログラムされたX、Y及びZ
駆動手段によって制御される。更に、コネクタインデッ
クスモジュールは、クランプされたハウジングを所望の
経路に沿って終端ステーションの位置へ移動するように
プログラムされる。1回の空胴整列段階に広範囲に移動
を組み込むことができる。この機能は、ランダムな挿入
操作中に予め挿入されたワイヤリードをそらす上で役立
つ。
又、好ましい実施例によれば、挿入ジョー組立体と挿入
ステーションの至近位置との間に一対の端子ガイドジョ
ーが設けられている。この端子ガイドジョーは、開いた
位置と閉じた位置との間で動作することができる。閉じ
た位置においては、端子ガイドジョーが、終端接続され
たリードをスライド式に受け入れて挿入の前に端子の回
転方向を制御するような内部ボアを有す−る管状ガイド
を画成する。リード挿入ジョーは、挿入工程の後半の段
階で端子ガイドジョーのボアを通して移動する。
又、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装置は、
ピンと張られたまっすぐなワイヤ区分を挿入ショーに送
り込むワイヤ張力組立体や、リードが空胴に完全に挿入
されたことを決定する引っ張りテスト及び/又は押しつ
けテストモジュールや、完成したハーネスをハウジング
インデックスクランプからハーネス送給トラックへと移
動するための自動放出モジュールを含む多の組立体又は
モジュールを任意に備えることができる。
本発明の多の目的及び効果は、添付図面を参照した以下
の詳細な説明より明らかとなろう。
実施例 本発明によれば、種々様々な圧着式のワイヤハーネスを
完全に自動的な仕方で製造する新規で且つ改良された装
置が提供される。この装置は、任意のワイヤサイズの複
数の圧着終端接続されたワイヤリードを一度に1つづつ
多回路コネクタの端子受入空胴にランダムに挿入するこ
とができる。
第1図には、部分的に完成した圧着式ワイヤハーネスの
一端部分が参照番号10で一般的に示されている。この
ワイヤハーネス10は、少なくとも1つの一体成形され
た絶縁ハウジング12を備えており、そしてこの絶縁ハ
ウジングは、複数の開口(図示せず)をもった前方嵌合
端14と、複数の開口18をもった導線導入後端16と
を備えている。それに対応する数の端子受入空胴20が
前方開口と後方開口18との間に延びている。
各空胴20は、終端接続されたワイヤリード22をスラ
イド式に受け入れる。
各々の終端接続されたワイヤリード22は、絶縁ワイヤ
区分24と、金属性の圧着端子26とを含むものとして
示されている。圧着端子26は、前方のピンを受け入れ
る嵌合可能な接触部分28゛と、中間の導線圧着部分3
0と、後方の絶縁被覆圧着部分32とを備えている。端
子26は、市販の圧着終端接続装置において従来の圧着
方法に基づいてワイヤ区分24の予め剥離された端にし
っかりと機械的及び電気的に係合される。各端子26に
は、更に、前方嵌合接触部分28の側壁36から突出し
た少なくとも1つの弾力性ロックランセット34が設け
られる。
終端接続されたワイヤリード22は、前方の嵌合接触部
分28を後部開口18を経て空胴20へ挿入することに
より多回路コネクタハウジング12へ装填される。各空
胴20には、更に、前端14付近に配置された内部ロッ
クくぼみ38が設けられている。リード22の挿入中に
、ロックランス34が内方にそらされて、端子26を完
全な挿入位置に達するまで空胴20内でスライドできる
ようにされる。端子26の完全な挿入位置は、嵌合接触
部分28が前方端14に当接するまでリード22を空胴
20に前方に進ませることによって達成され、このとき
ロックランス34は、図示されたように、ロックくぼみ
38に向かって外方へ弾力でそれる。完全に挿入された
位置においては、前方の接触部分28が前端14の開口
に対して適当に整列され、ロックランセット34が端子
26の後方への引き抜きを阻止する。
当業者に明らかなように、ワイヤ区分24の反対の端も
、12のような多回路コネクタハウジングに装填される
圧着端子に終端接続されて、ダブルエンドのワイヤハー
ネスを形成することができる。又、ワイヤ区分24の反
対端は、端子受入空胴の同様の又は異なった行列マトリ
クス配列で配置された小さな回路サイズの、即ち少数の
空胴を有する複数のコネクタハウジングに終端接続され
、装填される。これら反対端におけるコネクタの空胴間
の中心線間隔は、同じであってもよいし、或いは異なっ
てもよい。異なる場合には、ワイヤ区分が対向するコネ
クタハウジング間でピッチの移行を受けることになる。
中間ワイヤ区分24は、対向するハウジング間で交差さ
れて、交差ハーネスを形成する。多数の種々のそして複
雑な圧着ワイヤハーネスが所望されたり必要とされたり
している。一般に、製造するハーネスの複雑さに拘りな
く、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装置は、
ハーネスを完全に自動的に製造するように用いることが
できる。
第2図には、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入
装置が参照番号40で一般的に示されている。この装置
40は、予め終端接続されたワイヤリード22を多回路
コネクタハウジング12の端子受入空胴20に個々に挿
入する挿入ステーション42を備えている。図示された
ように、この挿入ステーション42においては3つの相
互に垂直な軸X、Y及びZが交差している。
リードコンベア組立体44は、挿入ステーション42の
片側に設けられて配置されている。リードコンベア44
は、予め終端接続されたワイヤリード22を圧着端子又
はワイヤ処理装置(図示せず)から把持するための解除
可能なクランプ手段を備えている。リードコンベア44
は、離間された圧着ワイヤリード22をそれらの軸に対
して横方向にX軸に平行多方向に右から左へリードピッ
クアップステーション46まで進ませる。り一トビツク
アップステーション46は、リードコンベア44の左端
付近に配置され、挿入ステーション42のY軸に整列さ
れる。
リードピックアップステーション46には多数の組立体
が組み合わされる。より詳細には、リードコンベア44
の片側にショットピン組立体48が取り付けられ、これ
はコンベアクランプ及びクランプされたリード22をリ
ードピックアップステーション46に確実に位置設定す
る。コンベアクランプ開口組立体50は、ショットピン
組立体48とは反対側のコンベア44の側に配置されて
、ピックアップステーション46に配置されたリード2
2を把持するコンベアクランプを開放又は解除する。リ
ードピックアップステーション46の付近にはショット
ピン組立体48から離れたところにワイヤ張力組立体5
2が設けられている。
又、ワイヤ張力組立体52は、挿入ステーション42の
Y軸と整列される。ワイヤ張力組立体52は、ピックア
ップステーションにおいてコンベアクランプから延びて
いるワイヤ区分24の後端を把持するためのクランプ手
段と、クランプ間にあるワイヤ区分24を引っ張ってピ
ックアップステーション46のY軸と水平方向に整列さ
せる手段とを備えている。
新規で且つ改良された挿入ジョー組立体54は、リード
ピックアップステーション46の上に取り付けられる。
挿入ジョー組立体54は、ワイヤリード22を長手方向
に取り巻いて調整可能な圧力で把持するための一対の細
長い挿入ジョーと、リード挿入ジョーをY軸に沿って挿
入ステーション42へ進ませる駆動手段とを備えている
リードコンベア44と挿入ステーション42との間でY
軸に沿って端子ガイドジョー組立体56が設けられてい
る。この端子ガイドジョー組立体56は一対のボトル突
起ジョーを含み、これはリード22の端子26を取り巻
くように閉じて、挿入ジョー組立体54の把持動作中に
端子26の位置を維持すると共に、端子26の前方嵌合
接触部分28の回転方向を制御して、空胴20の後部開
口18へ挿入するのに適した整列状態にする。
接近センサ58の形態の感知手段がY軸に沿って端子ガ
イドジョー組立体56の付近に配置されていて、端子2
6の後方の絶縁被覆圧着部32及び端子ガイドジョー組
立体56の後端に対するワイヤ区分24に沿ったリード
挿入ジョー組立体54の相対的な位置を感知する。
挿入ステーション42の逆の側には、コネクタピックア
ップステーション60及びハーネス放出ステーション6
2が設けられている。コネクタピックアップステーショ
ン60及びハーネス放出ステーション62は、挿入ステ
ーション42から後方に離間されていると共に、X軸に
平行な整列関係で離間されている。コネクタピックアッ
プステーション60の付近には、−度に1つづつ複数の
多回路コネクタハウジング12をコネクタピックアップ
ステーション60へ供給するためのコネクタマガジンフ
ィーダ64が配置されている。このコネクタマガジンフ
ィーダ64の付近にはハウジング装填組立体66が配置
されている。
プログラム可能なコネクタインデックスモジュール68
がコネクタピックアップステーション60と、ハーネス
放出ステーション62との間に一般的に配置されて示さ
れている。このコネクタインデックスモジュール68は
、XSY及びX軸駆動組立体72.74及び76により
、コネクタピックアップステーション6oと、挿入ステ
ーション42と、ハーネス放出ステーション62との間
で選択可能に移動できるコネクタクランプ手段70を備
えている。
特に、第2図に示すように、X軸駆動組立体72は、X
軸に平行に延びる一対の平行離間されたガイドレール7
8及び80と、これらガイドレール78と80との間に
配置されたX軸駆動スクリュー82とを備えている。水
平に延びる長方形の取付プラットホーム84がガイドレ
ール78及び80と駆動スクリュー82とに設けられて
いて、駆動スクリュー82が回転されたときに、X軸に
平行にスライド可能にインデックスされて並進移動する
ようになっている。駆動スクリュー82は、エンコーダ
87を有するステップモータ88を含むX軸モータ駆動
装置86に取り付けられたフレキシブルなカップリング
90によって時計方向又は反時計方向に回転される。
一対の垂直取付ブラケット92.94が取付プラットフ
ォーム84の前端から上方に延びている。垂直に延びる
取付プラットフォーム96は、取付バー92と94との
間でZ軸に平行に垂直方向にスライドするように取り付
けられている。エンコーダ構成体を有する同様の駆動ス
クリュー/ステップモータを含むZ軸モータ駆動装置9
8が長方形の取付プラットフォーム84の上面に取り付
けられている。Z軸モータ駆動装置98は、タイミング
ベルトによってZ軸駆動スクリューに接続されていて、
垂直取付プラットフォーム96をZ軸に平行にプログラ
ム可能に往復式にインデックスする。
Y軸駆動組立体74は、垂直取付プラットフォーム96
の後側に取り付けられた空気シリンダアクチュエータ1
00を備えている。空気シリンダ100は、Y軸ブツシ
ュロッド102を作動する。コネクタクランプ手段70
はブツシュロッド102の前端に取り付けられている。
空気シリンダ100及びそれに関連したブツシュロッド
102は、Y軸に平行な方向におけるコネクタクランプ
70の往復移動を制御する。
X%Y及びZ駆動組立体によって与えられるコネクタク
ランプ70の独立したX、Y及びZ移動は、クランプ7
0に配置されたコネクタハウジング12を任意の所定経
路に沿って移動して1つの後部開口18及び空胴20を
挿入ステーション42と整列配置するように整合される
リード挿入装置40の一連の動作は、プログラム可能な
システム制御器104によって制御されそして整合され
る。
第3図は、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装
置lOの斜視図である。第3図に示されたように、装置
10はテーブル部材106に取り付けられる。装置lO
の挿入ステーションが42・で示されている。挿入ステ
ーション42の前側には、端子ガイドジョー組立体56
、リードコンベア組立体44、挿入ジョー組立体54及
びワイヤ張力組立体52が配置される。コネクタインデ
ックスモジュール68及びコネクタクランプ70は挿入
ステーション42の後側に示されている。
ハーネス放出ステーション62は第3内の左側に示され
ており、欠陥ハーネスを放出シュート112に沿って分
離するためのトラップドア110が設けられたハーネス
送給トラック108を備えている。コネクタマガジンフ
ィーダ64の上部は、第3図の右上部分に示されている
第4図には、装置10の上面図が詳細に示されている。
挿入ステーション42は図面の中央に示されている。リ
ードピックアップステーション46は、挿入ステーショ
ン42のY軸と整列される。リードコンベア組立体44
は、図面の右下部分において右から左へと延びている。
第4図に示すように、リードコンベア組立体44は、一
対のチェーンガイド部材116と118との間に配置さ
れたチェーン駆動ベルト114を備えている。複数の解
除可能なリードコンベアクランプ120が対向するツメ
部材122及び124によってチェーン駆動ベルト11
4に取り付けられている。解除可能なリードコンベアク
ランプ120は、端子26から離れた点においてワイヤ
リード22を把持する。複数の直立したワイヤそらしフ
ィンガ126も隣接するコンベアクランプ120間でチ
ェーン駆動ベルト114に取り付けられている。
リード挿入ジョー組立体54は、リードピックアップス
テーション46の上に取り付けられている。第4図の上
面図においては、リード挿入組立体54は、駆動ロッド
130の端のプレートに取付けられたグリッパ制御手段
128を備えている。駆動ロッド130は、次いで、リ
ード挿入駆動装置の空気シリンダ132によって作動さ
れる。
空気シリンダ132及び駆動ロッドは、グリッパ制御手
段128及び挿入ジョー組立体54をY軸に沿って挿入
ステーション42へ入れたり出したり゛するように働く
駆動手段を構成する。又、一対のガイドレール134及
び136はグリッパ制御手段128から延びていて、Y
軸方向におけるグリッパ制御手段128の安定なスライ
ド動作を与える。
リード挿入駆動組立体130及び132と、端子ガイド
ジョー組立体56とを収容するための長方形の取付ブラ
ケット138が垂直取付アーム140及び142からリ
ードピックアップステーション46の上に片持梁装着さ
れている。長方形ブラケット138の上に取り付けられ
ているのは端子ガイドジョー組立体56のためのアクチ
ュエータ184であり、これは、長方形ブラケット13
8の下面から延びている。
コネクタインデックスモジュール68は、挿入ステーシ
ョン42の反対側に配置されている。
コネクタクランプ70の左側から延びているのはコネク
タクランプのエンドプレート146である。
Y軸駆動ロッド102は、一対の離間されたY軸ガイド
レール148及び150と同様にコネクタクランプ70
の後方に延びている。駆動ロッド102及びガイドレー
ル148,150は、直立した垂直の取付ブラケット9
2と94との間に配置された垂直の取付プラットフォー
ム部材96を通して延びている。Y軸駆動ロッド102
の空気シリンダアクチュエータ100は、垂直の取付プ
ラットフォーム96と共に移動するように取り付けられ
て示されている。
垂直の取付プラットフォーム96は、挿入ステーション
42のZ軸に平行に移動し、水平並進移動プラットフォ
ーム84の上部に取り付けられたZ軸駆動モータ98に
よって駆動される。水平のプラットフォーム84は、離
間されたガイドレール78及び80と、駆動スクリュー
82との上に図示されたようにのせられる。ガイドレー
ル78及び駆動スクリュー82は、図示されたように取
付ブラケット152及び154によってテーブル106
に取り付けられる。X軸駆動スクリュー82は、エンコ
ーダ90を有するX軸ステップモータ88によって駆動
され、これは図面の右上部分に示されている。前方のX
軸ガイドレール8゜は、図示されたように、一対の対向
する取付ブラケット156と158との間に取り付けら
れている。固定のねじ切りされた駆動ブッシング160
は、駆動モータ組立体72によって駆動スクリュー82
が回転されたときにこの駆動スクリュー82にのせられ
るようにプラットフォーム84の左側から延びている。
挿入ステーション42の右側に配置されているのは、コ
ネクタピックアップステーション60であり、これはコ
ネクタハウジングのマガジンフィーダ64の下に示され
ている。ブツシュロッド(図示せず)を動かすための空
気シリンダアクチュエータ162を含むハウジング装填
組立体66は、マガジンフィーダ64の近くに配置され
ている。
ハーネス放出ステーション62は、ハーネス送給トラッ
ク108に取り付けられた挿入ステーション42の左側
に配置されている。ハーネス送給トラック108は、図
示されたように、5字型の取付ロッド164によりテー
ブル部材106の上に取り付けられる。テストの後に欠
陥ハーネスを放出するためのトラップドアアクチュエー
タ166も示されている。
第5図は、装置IOの挿入ステーションの側面図である
。図示されたように、端子ガイドジョー組立体56は、
長方形の取付ブラケット138の下端から垂下している
。リード挿入ジョー組立体54は、グリッパ制御手段1
28の下面から延びている。ツメ部材122及び124
とチェーン駆動ベルト114とを取り付けるコンベアク
ランプ120を有したリードコンベア組立体44は、リ
ードピックアップステーション46において端子ガイド
ジョー組立体56及びリード挿入ジョー組立体54の下
に配置されている。クランプ開放組立体50は、コンベ
ア組立体44の左側に配置されている。ショットピン組
立体48は、チェーン駆動ベルト114の右側に取り付
けられている。
リードコンベア組立体44の右側に離れたところにワイ
ヤ張力組立体52が図示されている。
コネクタクランプ70が挿入ステーション42の左側に
示されている。コネクタクランプ70は、−船釣にC字
型をしていて、上壁168と、後壁170と、コネクタ
受入上面174を有した大きな基部172とを備えてい
る。コネクタクランプのエンドプレート146は一般的
にT字型の形状を有することが明らかである。一対の離
間されたコネクタ放出ツメ176及び178と、コネク
タ停止ツメ180は、基部172の面174から上方に
突出している。可動のクランプ部材182は上壁48に
隣接して延びている。クランプ部材182は、上壁16
8に取り付けられた空気シリンダ184によって駆動さ
れるロッド(図示せず)によって基部172に向けて下
方に移動され、コネクタ12の位置をクランプ70内に
固定する。
テストプローブ穴382がコネクタクランプ70の後壁
170を貫通して延びている。基部172は、Y軸駆動
ロッド102の前端に配置されている。
駆動ロッド102は、垂直のプラットフォーム部材96
を経てY軸空気シリンダアクチュエータ100へと延び
ている。垂直の取付ブラケット92及び94は、C字型
形状を有するものとして示されており、Z軸ガイドレー
ル186及び188がこれに取り付けられる。L字型の
取付ボスト164は、ハーネス送給トラック108及び
それに関連した構造体を取り付けて位置設定するのに用
いられる。
第5図の左上部分には、任意に設けられる押しつけテス
トプローブ組立体が示されている。L字型の取付突起1
88は、長方形のブラケット138の片側付近に延びて
おり、円筒状の駆動レール190がそこから左方へと延
びていて突起188に永久的に取り付けられている。Z
字型の取付ブラケット192は、空気シリンダ194に
より、駆動レール190に沿って移動するように取り付
けられている。空気シリンダ194は、Z字型のブラケ
ット192をY軸方向に移動する。Z字型のブラケット
192の下端に取り付けられているのは、プローブ作動
シリンダ196であり、これば、ピンプローブ198を
クランプ70の穴付き後壁170を通る延びた位置へと
作動して、クランプされたコネクタハウジング12の前
方開口へと至らせる。
第6図は、リードピックアップステーション46及びこ
れに整列された挿入ステーション42の前面図である。
ワイヤ張力組立体52は、ピニオン部材204及び20
6において各々回転運動するように取り付けられた一対
の細長いワイヤ張力ショー200及び202を含むもの
として示されている。ビニオン部材204及び206は
ラック208によって駆動され、これらのラックは、次
いで、空気シリンダアクチュエータ212に接続された
駆動ロッド210に接続されている。
一対のコンベアクランプ120は、リードピックアップ
ステーション46に配置されている。
端子ガイドジョー組立体56は、コンベアクランプ12
0の下に配置されている。コネクタクランプ7oの穴付
きの後壁170が示されている。
挿入ステーション42の右側には、コネクタマガジンフ
ィーダ64があると共に、端子ガイド組立体56及びリ
ード挿入ジョー組立体の駆動装置のための長方形の取付
ブラケット138がある。
挿入ステーション42の左側にはハーネス放出ステーシ
ョン62が示されており、これは、押しつけ又は引っ張
りテスト或いは電気的な繋がりのテストに落ちたハーネ
スを、放出するためのトラップドア110を備えている
第7図は、装置10の挿入ステーション42−の後方端
面図である。コンベアクランプ70の後壁170は、ク
ランプされたコネクタハウジング12の嵌合面にある前
方開口と整列配置された複数のテストプローブ穴382
を備えている。コネクタクランプ7oの上に取り付けら
れているのは、コネクタクランプ70のクランプ部材1
82を下方位置へ移動してハウジング12を把持するた
めの空気シリンダアクチュエータ184である。マガジ
ンフィーダ64は、コネクタクランプ70の左側に示さ
れている。
Z軸の駆動組立体は、特に第7図において、垂直の取付
ブラケット92と94との間に配置された駆動スクリュ
ー214とガイドレール216との構成体を含むように
示されている。Y軸移動のための空気シリンダ100は
、Z軸駆動モータ98の上に延びている。水平の長方形
プラットフォーム84は、X軸駆動モータ88及び駆動
スクリュー82の構成体によりガイドレール78及び8
0上を横方向に並進移動できる。
好ましい実施例の新規で且つ改良されたリード挿入装置
10に含まれた種々のサブ組立体について以下に詳細に
説明する。
A、リードコンベア組立体 リードコンベア組立体44が第8図ないし第11図に詳
細に示されている。第8図は、リードコンベア44の両
端部の上面図である。左側の部分は、リードピックアッ
プステーション46においてリードコンベア44を示し
ており、そして右側の部分は、その反対端にあるコンベ
ア駆動装置218を示している。リードコンベア組立体
44は、チェーンガイド116及び118によって形成
されたチェーン受入グループ220に配置された連続的
なチェーンコンベアベルト114を備えている。チェー
ンコンベア114は、垂直方向の閉じた楕円ループに沿
って移動する。前方ローラガイド222及び後方ローラ
ガイド(図示せず)を含む一対の対向するローラガイド
がコンベア114の両端に設けられていて、チェーン1
14の方向を徐々に逆転するようになっている。ローラ
の1つは、チェーン114の張力を適度に調整するよう
に調整可能である。複数の解除可能なクランプ部材12
0がチェーン部材114に沿って離間されているシ複数
のワイヤそらしフィンガ126も、隣接するクランプ部
材120の間でチェーン114の離間された位置に設け
られている。クランプ部材120は、細長い長方形のツ
メ部材122に取り付けられ、このツメ部材は、リベッ
ト222.222により円形のチェーンリンク224及
び対向する短い長方形のツメ124を介して取り付けら
れている。ワイヤそらしフィンガ126も、図示された
ように、リベット222によりチェーンリンク224に
取り付けられている。
第9図及び第11図を参照し、解除可能なクランプ部材
120の構造を詳細に説明する。細長い長方形のツメ部
材122は、一対の離間された取付穴をその上端付近に
備えており、これを通してリベット222が延びている
。垂直のベース突起226は、ツメ部材122の底部の
片側から延びている。スプリング保持ナツト230を有
するスプリング保持ピン228は、ベース突起226か
ら上方に延びている。ツメ122の中心部分は、一対の
対向する半円形の捕獲くぼみ234が設けられた長方形
の切欠部232を備えている。螺旋コイルスプリング2
36及びスプリングプレート部材238がピン228上
をスライド移動するように取り付けられており、保持ナ
ツト230によってそこに保持される。スプリングプレ
ート部材238から延びている一対の後方に延びる円筒
状の捕獲部材(図示せず)がピン228の両端にある長
方形の切欠部232へと延びている。該捕獲部材は、ス
プリングプレート部材238がベース突起226に向か
って下方に押されてスプリング236を圧縮しクランプ
120を開放位置に保持するときに、半円形の捕獲くぼ
み234と係合する。
コンベアクランプ120の各々は、−船釣にL字型形状
の一対の対向するクランプアーム240.242によっ
て画成され、各クランプアームは、ベース部分244及
び246と1、丸み付けされたクランプ部分248及び
250とを含んでいる。クランプ部分248,250の
丸み付けされた自由端には、リード22の絶縁ワイヤ区
分24を把持するための一対の対向したV字型ノツチ2
52が設けられている。クランプは、ベース部分244
.246に設けられた取付穴を通して延びるリベット2
22により長方形のツメ122に回転可能に取り付けら
れる。ベース部分244.246の対向する自由端は、
ヨーク形成部254と、これを通して延びる一対の整列
穴256とを含んでおり、リンクアーム258の一端が
ベース部分244.246の自由端に枢着されるように
なって゛いる。リベット222は、リンクアーム258
をベース部分244,246に固定する。リンクアーム
258の両端は、各々、同様のヨーク/リベット構成体
によってスプリングプレート部材238に枢着されてい
る。第9図に示すように、コイルスプリング236は、
スプリングプレート238を上方に押し、該プレートは
、クランプアーム240.242をそれらの通常の閉じ
た位置へ回転するように働く。
第8図及び第11図を参照すれば、コンベアクランプの
開放組立体50は、リードコンベア44の側部に沿って
リードピックアップステーション46に取り付けられて
示されている。クランプ開放組立体50は、空気シリン
ダアクチュエータ260と、アクチュエータロッド26
2と、このアクチュエータロッド262の自由端に取り
付けられた片持梁式のクランプ開放ツメ260とを備え
ている。空気シリンダ260は、第11図に示す立ち上
がった即ち延びた位置と、下がった位置(第43図に示
す)との間でアクチュエータロッド262を移動するよ
うに働く。第11図に示す延びた即ち立ち上がった位置
においては、開放ツメ部材264がスプリングプレート
部材238の上面に係合するように配置される。下がっ
た即ち引っ込んだ位置では、空気シリンダ260は、ロ
ッド262をそれが支持する開放ツメ264と共に下方
に作動していて、該ツメは、コイルスプリング236の
作用に抗してスプリングプレート238を下方に押しや
る。開放ツメ264の下方移動により、スプリングプレ
ート238及びリンクアーム58が下方に移動され、こ
れにより、クランプアーム240.242の丸み付けさ
れたクランプ部分248及び250が外方に開いた位置
へと回転される。この下がった位置では、スプリングプ
レート部材238上にある後方に延びる円筒状の捕獲部
材が細長いツメ部材122の欠切部232の捕獲くぼみ
234に係合し、コンベアクランプ120をそれらの開
いた位置に保持する。コンベアクランプ120の開いた
位置は、第9図の左側部分に示されている。
” 第8図に示すように、第2の小さな長方形のツメ1
24がチェーン部材114の他側に取り付けられる。こ
のツメ124は、ショットピン組立体48によって係合
するように設けられている。
第8図及び第11図に示されたように、ショットピン組
立体48は、L字型のツメ部材226を備えており、該
部材は、ショットピン空気シリンダ270によって作動
されるロッド268上を進む。
第11図に示されたように、ショットピンツメ266は
、接近する長方形のツメ部材124に係合するように上
方に移動され、前方に進むチェーンコンベア114をリ
ードピックアップステーション46において確実な位置
に停止させる。
再び第8図を参照すれば、リードチェーンコンベア11
4をリードピックアップステーション46に向けて進ま
せる駆動機構218は、該図面の右側部分において、チ
ェーン駆動の空気シリンダアクチュエータ272を含む
ように示されており、アクチュエータ272は、ロッド
に取り付けられた回転可能なスプリング付勢の駆動ツメ
274を支持している。チェーン駆動機構218は、駆
動ツメ部材274がシリンダハウジング272の付近に
配置される引っ込んだ位置に示されている。延びた位置
においては、スプリング付勢の駆動ツメ274が右方向
に延びる。駆動ツメ274は、その延びた位置へ移動す
ると、回転して長方形コンベアチェーンツメ124の下
にスライドする。駆動ツメ274は、その延びたストロ
ークの終りに、スプリング付勢されて捕獲位置へ回転す
る。この延びた位置において、スプリング付勢されたツ
メ部材274はチェーン114上の長方形のツメ122
に係合する。駆動空気シリンダ272に向かう駆動ツメ
274の左方向への作動により、ツメ124が押されて
チェーンコンベア114を左方向に進ませる。このよう
に、コンベアクランプ120内に把持された終端接続さ
れたワイヤリード22が個々の段階でリードピックアッ
プステーション46に向けて進められる。
B、ワイヤ張力組立体 第1O図及び第12図ないし第13図には、ワイヤ張力
組立体52がリードピックアップステーション46の前
端に取り付けられて示されている。第10図に示すよう
に、ワイヤ張力組立体52は、下げられた位置にあって
、リードピックアップステーション46へ送られたクラ
ンプされたワイヤリード22を受け入れる準備ができて
いる。
ワイヤ張力組立体52は、一対の細長い対向したジョー
200.202を備えており、その各々は、広いV字型
ノツチ280.282が形成されたワイヤ把持部分27
6.278と、回転可能なビニオン部材204.206
に取り付けられた細長い取付アーム部分284,286
とを含んでいる。
ビニオン部材204,206が逆方向に回転すると、ワ
イヤ把持ジョー200.202が第12図に示す立ち上
がったワイヤ把持位置まで外方及び上方に揺動させられ
る。ビニオン部材204.206は、ラチェツト歯20
9を含むラック部材208によって作動される。このラ
ック208は、空気シリンダアクチュエータ292に接
続されたロッド290により上下させられる。ワイヤ張
力ショー200.202は、ビニオン部材204゜20
6上で偏心運動して広い円弧を描くように取り付けられ
、ジョー200,202が第12図に示す上方の立ち上
がった位置にもっていかれるときに、それらのV字型部
分280.282内に捕獲されるよう確保する。
ジEl−200,202、ビニオン2o4.206、ラ
ック208、ロッド290及びシリンダ292を含むワ
イヤ張力組立体52は、取付ブラケット294.296
によってプレート部材294に取り付けられる。プレー
ト部材294は、第13図に示すように、別の空気シリ
ンダ296が作動したときに外方に移動して、把持され
たワイヤリード22をリードピックアップステーション
46における水平に延びる位置へ引っ張る。ワイヤ張力
ショー200,202の形状により、ワイヤリード22
の後端が第12図に示す閉じた位置まで上方に弧を描い
て揺動する間にこの後端が把持されるよう確保される。
コンペアクランプジョー120から離れる全ワイヤ張力
組立体52の動作により、その前の終端接続処理中に与
えられた知からによってワイヤリード22の後端に曲が
りやそりが生じていても、把持されたワイヤ区分がリー
ド挿入ジョー組立体54により摘み上げるに適した位置
にくるよう確保される。
C0端子ガイドジョー組立体 第5図及び第12図ないし第20図を参照して、端子ガ
イドジョー組立体56を説明する。第12図ないし第1
8図に示されたように、端子ガイドジョー組立体56は
、図面で見て左側のガイドジョー300と右側のガイド
ジョー302とを含む一対の対称的な端子ガイドジョー
を備えている。端子ガイドジョー300.302の各々
は、平らな取付端304.306と、前方に突出するボ
トル突起ガイド部分308.310とを備えている。ガ
イドジョー300及び302の内方を向いた対向する面
は、端子受入グループ312を備えており、こ、れは、
閉じた位置においてジョー300.302を通して延び
るボア314を画成する。第15図及び第16図に示さ
れたように、グーループ312の端は316においてフ
レアが付けられていて、リード挿入ジョー組立体54及
びリード22の端子26へ案内するようになっている。
第17図及び第18図に示されたように、前方突起部分
308.310の外部形状は、挿入ステーション42に
予め挿入されたワイヤリード22をそらし易くするよう
にボトル突起輪郭にされている。取付プレート部材30
4及び306の外部は、アクチュエーアリンクを受け入
れるようにされたヨーク部材318,320を形成する
ためのノツチを含んでいる。
第19図及び第20図には、端子ガイドジョー300及
び302のための取付構成体が示されている。長方形の
取付部材138は、リードピックアップステーション4
6の上の位置において垂直取付アーム140から片持梁
式に取り付けられている。長方形部材138は、リード
挿入ジョー組立体54の駆動組立体(130,132)
が通過する中央部分を備えている。前方の端子ガイドジ
ョーのための取付及び作動組立体が第19図、第20図
及び第28図に示されている。図示されたように、長方
形の取付プレート320は長方形フレーム138の下部
から延びている。端子ガイ団ジョー300及び302は
、取付穴322.324を通して延びるリベット222
により取付プレート320の下端に枢着されている。第
19図に示されているように、端子ガイドジョー300
.302の対向するヨーク部分318及び320は、リ
ベット222によって作動リンク部材326及び328
に枢着されている。下部プレート部材330及び上部プ
レート部材332を含む一対の水平方向に延びるプレー
ト部材は、取付フレーム138内に延びる垂直バー33
4及び336によって相互接続されている。リンク部材
326及び328の両端は、下部の水平プレート330
に各々枢着されている。上方の水平プレート332は、
ピストンロッド338 (第20図)に接続されており
、このロッドは空気シリンダアクチュエータ340に接
続されている。空気シリンダ340の作動により、水平
のプレート部材332及び330が上下されて、端子ガ
イドジョー300及び302が第19図に示す開いた位
置と第20図に示す閉じた位置との間で移動される。
入ってくるクランプされたり−ド22がコンベア組立体
44によりリードピックアップステーション46へ送ら
れたときには、リード22に設けられた端子26が開い
た端子ガイドジョー組立体56の下に配置される。適当
な制御信号が発生されると、端子ガイドジョー300及
び302は、第20図及び第28図に示すように空気シ
リンダ340によって閉じた位置へ作動される。この閉
じた位置においては、端子ガイドジョー300及び30
2が端子26の前方嵌合部28を取り巻く。
圧着部30及び絶縁圧着部32は、閉じた端子ガイドジ
ョー300.302の後側から延びている。
端子ガイドジョーのグループ312によって設けられた
ボア314は、挿入の準備としてハウジング空胴20の
後部開口18と整列するように端子26の回転方向を制
御する。又、ガイドジョー300.302は、リード挿
入ジョー組立体54の操作中に端子26を整列位置に維
持するように働く。
C,リード挿入ジョー組立体 第21図ないし第25図には、装置10に用いる新規で
且つ改良されたリード挿入ジョー350.352が詳細
に示されている。第21図に示されたように、リード挿
入ジョー350,352の各々は、後方の平らな取付部
分353.355と、前方に突出した細長いニードル突
起354.356とを備えている。リード挿入ジョー3
50及び352の内面には、半円形のワイヤ把持グルー
プ360.361が設けられている。ヨーク362及び
364は、リンクを受け入れるようにされた取付部分3
53.355の外部に設けられている。
第26図ないし第28図に示されたように、リード挿入
ジョー350及び352はリード挿入ジョー組立体54
の一部分であり、該組立体は、更に、グリッパ制御手段
128と、リード挿入ジョー駆動組立体130.132
とを備えている。
より詳細には、グリッパ制御手段128は、プログラム
可能なレギュレータが設けられた空気シリンダクチュエ
ータを備えている。リード挿入ジョー350.352は
、取付穴370を通して延びるリベット222により垂
下取付プレート部材368に枢着される。ヨーク部分3
62及び364は、一対のリンク部材372.374に
枢着され、これら部材は、次いで、水平のプレート部材
376に枢着される。水平のプレート部材376は、グ
リッパ制御部材128の調整された空気シリンダ366
に接続されたアクチュエータロッド378に接続される
グリッパ制御手段128は、第26図に示す開いた位置
と、第27図に示す中間のワイヤ把持位置との間で挿入
ジョー350及び352を作動するように働く。第27
図に示された中間ワイヤ把持位置においては、水平プレ
ート376がグリッパ制御手段128によって下方に作
動されていて、ジョー350及び352をこれらがワイ
ヤリード22を長手方向に取り巻いて係合するように閉
じている。第27図に示す中間把持位置においては、空
気シリンダ366のレギュレータがワイヤ区分24の両
面を把持係合するに充分な内方の把持力を挿入ジョー3
50及び352に与える。
然し乍ら、この把持力は、挿入ジョー350及び352
がその把持したワイヤ区分に沿って軸方向にスライドで
きるに足る小さな力である。典型的に、この中間位置で
は、リード挿入ジョー350及び352が閉じ、空気シ
リンダ366によって与えられる約2ないし40psi
の力でワイヤ区分の周りに係合する。
又、グリッパ制御手段128は、リード挿入ジョー35
0及び352を、第27図に示された中間の小さな力で
スライド可能に把持する位置から、大きな力で把持する
位置即ち第3位置まで作動するように働く。この第3の
位置においては、挿入ジョー350及び352が第27
図に示されたものと同様の位置にあるが、把持されたワ
イヤ区分に対するジョー350及び352の把持力はス
ライド不能な大きな把持力まで増加されており、リード
挿入ジョー350及び352はワイヤリード22を取り
巻いている絶縁被覆を実際に圧縮する。
この大きな力で把持する第3の位置においては、調整さ
れた空気シリンダ366によって水平プレート部材37
6に対して更に下方に作動して圧力を加えることにより
大きな把持力が与えられる。これにより、リード挿入ジ
ョー350及び352は、第44図に示すように、ワイ
ヤを大きな力でスライド不能に把持する。より詳細には
、第44図に示すように、リード挿入ジョー350及び
352は、ワイヤリードを取り巻いている絶縁被覆を実
際に圧縮し、リード挿入ショーのチップ部分が図示され
たように端子26の相対的に立ち上がった絶縁被覆圧着
部分32に当接するようにする。
調整可能なグリッパ制御手段128に対する小さな力及
び大きな力の設定は、手で調整又はセットされるサムホ
イールスイッチによって行なわれる。上記したように5
中間位置においてジョー350及び352によりワイヤ
リード22に与えられるスライド把持力は2ないし40
psiの範囲である。大きな力の把持位置、即ち第3の
位置においては、加えられる把持力が一般に中間位置の
場合の力の10ないし15倍、即ち約120psi以上
である。この第3位置においては、リード挿入ジョー3
50及び352が把持されたリード22に沿って長手方
向にスライドできない。挿入ジョーの取付構成体は、空
気シリンダ366に与えられる調整された空気圧力が約
150psiまでになり得ると共に挿入ジョーがリード
に対して120psi以上の把持力を与えるに充分な機
械的な利点をもたらす。
グリッパ制御組立体128及びリード挿入ジョー350
.352は、空気シリンダ132により作動される駆動
ロッド部材130により装置のY軸に沿って移動するよ
うに取り付けられる。駆動ロッド130及び空気シリン
ダ132は、端子ガイドジョー300及び302が延び
出している取付フレーム部材38の中心部分を介して取
り付けられている。リード挿入駆動組立体130,13
2は、ワイヤ区分に沿って中間位置に配置された挿入ジ
ョー350及び352とグリッパ制御組立体128とを
、ジョー350及び352の前方チップが端子ガイドジ
ョー組立体56の後端に配置された接近センサ58の下
にくるまで移動するように働く。接近センサ58は、リ
ード挿入ジョー350.352の把持位置を、中間のス
ライド可能な把持位置から、サムホイールスイッチ構成
体によって予めセットされた大きな力の把持位置へ切り
換えるための信号をグリッパ制御手段128へ送信する
。その後、駆動手段130及び132は、更に、リード
挿入ジョー350及び352の前方部分を、閉じた端子
ガイドジョー300及び302によって形成された内部
ボア314を完全に通して、挿入ステーション42に整
列されたコネクタハウジング12の後部開口18へと作
動するように働く。
E、ハウジングインデックスモジュール第29図ないし
第36図には、プログラム可能なハウジングインデック
スモジュール68が示されており、図示明瞭化のために
装置1oの他の機能は除去しである。第29図の上面図
には、Z軸駆動スクリュー214を回転するためのタイ
ミングベルト378が示されている。又、第29図には
、コネクタクランプのエンドプレート146及び放出用
のツメ176.178を作動するためにコネクタクラン
プ70の下側に配置された空気シリンダアクチュエータ
380の端部が示されている。
第30図は、コネクタインデックスモジュール68の前
面図である。コネクタクランプ70は、上壁168と、
可動の上部クランプ部材182とを含むように示されて
いる。クランプ部材182は、上壁168を通して延び
るロッドによって駆動され、これらロッドはクランプ空
気シリンダ184に接続されていて、上部クランプ部材
182を垂直方向下方に移動し、クランプ70に挿入さ
れた上面コネクタハウジング12に係合させる。
又、クランプ70は、複数のテストプローブ穴382が
設けられた垂直に延びる後壁170を備えており、これ
らの穴は、クランプ70に挿入されるコネクタ12の嵌
合面14に設けられた前方開口に対応する行列マトリク
スで配置されている。
又、クランプ70は、上面174を含む下方のベース部
分172も含んでいる。コネクタ停止ツメ180は、表
面174の左側から上方に延びている。コネクタ放出ツ
メ176及び178は、右側部分の上面174から上方
に延びるように示されている。ベース部分172の左部
分から延びて示されているのは、エンドプレート146
と、これに取り付けられた円筒状のアクチュエータ38
4である。下方のアクチュエータロッド384は、空気
シリンダ380に接続され、該シリンダはエンドプレー
ト部材146を第30図に示すように左方向に作動する
。エンドプレート146の左側への移動により、コネク
タ停止ツメ180が次第に低下し、コネクタ放出ツメ1
76及び178が左方向に進められて、完成したワイヤ
ハーネスをコネクタクランプ70からハーネス放出ステ
ーション62へ放出する。
第30図にはZ軸ガイドレール216及びZ軸駆動スク
リュー214も示されている。
第31図の側面図を参照すれば、コネクタクランプ70
の左側には、T字型のエンドプレート部材146が設け
られている。コネクタ放出ツメ176及び178は、上
面174の両側に延びて示されている。放出ツメ176
及び178は、コネクタクランプ70の下方ベース部分
172内に延びる円筒状のロッド386及び388にし
っかりと接続され、これらロッドはT字型のエンドプレ
ート部材146に固定される。コネクタ停止ツメ180
を下げるためのカムロッド390は、1字型エンドプレ
ート146の上部の中心に取り付けられている。1字型
エンドプレート146のベースには、アクチュエータロ
ッド384がしっかりと取り付けられている。
コネクタクランプ70の下方のベース部分172は、駆
動口゛ラド102に取り付けられており、このロッドは
垂直プラットフォーム96を経てY軸空気シリンダ10
0まで延びている。このY軸空気シリンダ100は、垂
直プラットフォーム96の反対側にしっかりと取り付け
られており、挿入ステーション42のY軸に沿ってコネ
クタクランプ70を往復運動するように作動する。一対
の安定化レール148及び150もコネクタクランプ7
0のベース部分172から後方に延びており、Y軸運動
を安定化させる。
垂直取付プラットフォーム96が移動するZ軸ガイドレ
ール216が第31図に示されている。
垂直取付ブラケット92及び94は、C字型の切欠部を
含んで示されており、ここにZ軸ガイドレール216が
取り付けられる。
第32図には、テストプローブ穴382を有するコネク
タクランプ70の後壁170がY軸アクチュエータシリ
ンダ100上に示されている。
垂直取付プラットフォーム96は、固定のねじ切りされ
たZ軸駆動ブッシング392を含んでおり、これはZ軸
駆動スクリュー216のねじ上にのせられる。エンコー
ダ付きのZ軸ステップモータによってZ軸駆動スクリュ
ーを時計方向又は半時針方向に回転すると、垂直プラッ
トフォーム96が上昇又は下降される。
Y軸方向のコネクタクランプ70の移動を制御するため
のY軸空気シリンダ100が示されているが、クランプ
70のY軸移動は、Z軸及びX軸について示された駆動
機構と同様に、駆動スクリューに接続されたエンコーダ
付きのステップモータによって制御できることが当業者
に明らかであろう。
第33図は、コネクタクランプのツメシステムの断面図
である。図示されたように、コネクタ放出ツメ176及
び178は、スプリング付勢されるが、円筒状ロッド3
86及び388上を移動するように取り付けられる。コ
ネクタ停止ツメ180は、放出ツメ176と178との
間でコネクタクランプ70の反対端に配置されている。
コネクタ停止ツメ180は、カムロッド390の上に配
置されており、このロッドは空気シリンダ380によっ
てエンドプレート146を作動したときに移動されて、
コネクタ停止ツメ180を下方にそらし、クランプ70
から完成したハーネスが放出できるようにする。
第34図及び第35図には、コネクタクランプ70のツ
メシステムが詳細に示されている。特に、第34図を説
明すれば、ベース部分172の左側には、コネクタ停止
ツメ180が上方位置にスプリング付勢されて、クラン
プ70に挿入されたコネクタハウジング12の前進する
先縁に係合するように示されている。エンドプレート1
46と共に移動するように取り付けられたカムロッド3
90はV字型ノツチ398を含み、これは回転可能に取
り付けられたコネクタ停止ツメ180の下端400に係
合される。エンドプレート146及びカムロッド390
が左側に進むと、ロッド390のカム面402が停止ツ
メ180の下端398に係合して、ツメ180を下方に
回転させ、コネクタがコネクタクランプ70から左側に
放出できるようにする。
第35図には、コネクタ放出ツメ176及び1′78が
上方位置にスプリング付勢されて示されているが、これ
らは下方位置まで反時計方向に回転可能である。コネク
タハウジング12は、コネクタロッド組立体66によっ
て押されて、放出ツメ部材176及び178を下方にそ
らし、これにより、スプリング付勢された立ち上がった
コネクタ停止ツメ180によって左側への進行が停止さ
れるまでハウジング12をコネクタクランプ70に挿入
できるようにする。放出ツメ176及び178をスプリ
ング付勢することにより、これらが立ち上がった位置に
復帰され、挿入されたコネクタハウジング12の右側の
端に係合される。ツメ176及び178は、コネクタク
ランプ70のベース部材172を通して延びる円筒状の
駆動ロッド386及び388に取り付けられている。ロ
ッド386及び388は、次いで、エンドプレート部材
146に取り付けられる。エンドプレート部材146は
、空気シリンダアクチュエータ380に関連したピスト
ンロッド384によって左側へ作動され、コネクタハウ
ジング12をコネクタクランプ70からハーネス放出ト
ラック108へと運び出す。
第36図には、Z軸駆動組立体76が一対の離間された
駆動ギア394及び396を含むように水平取付プラッ
トフォーム84に配置されて示されている。駆動ギア3
94は、Z軸ステップモータ/エンコーダ98によって
駆動されるロータ398の端に取り付けられる。駆動ギ
ア396は、固定されているが回転可能に取り付けられ
たZ軸駆動スクリュー214の下端に取り付けられてい
る。Z軸タイミングベルト378は、駆動モータ98の
時計方向又は反時計方向の回転をZ軸駆動スクリュー2
14に伝達する。垂直取付プラットフォーム96の固定
のねじ切りされたブッシング392は、Z軸駆動スクリ
ュー214が回転する際にプラットフォーム96がこの
スクリューにのるようにされる。
F、自動検査シーケンス 第37図ないし第50図には、本発明のリード挿入装置
10の種々の組立体によって行なわれるリード挿入の順
次の段階が示されている。第37図を参照すれば、リー
ド挿入装置lOの種々の組立体は、準備位置、即ちスタ
ート位置で示されている。この段階においては、リード
ピックアップステーション46が空である。コネクタク
ランプ70は完全に引っ込んだ位置にある。端子ガイド
ジョー組立体56はその開いた位置にある。リード挿入
ジョー組立体54は、その後方の開いた位置にある。ワ
イヤ張力組立体52はその下がった位置、即ち引っ込ん
だ位置にある。
第38図を参照すれば、リードコンベア組立体44は、
閉じたコンベアクランプ12.Oに取り付けられた終端
接続されたワイヤリード22をリードピックアップステ
ーション46へ搬送している。ショットピン組立体48
は、長方形のツメ部材124の前端に係合し、クランプ
120及びリード22をリードピックアップステーショ
ン46に確実に位置設定する。
第39図を参照すれば、端子ガイドジョー組立体56は
、その閉じた位置へ作動されており、ここでは、端子ガ
イドジョー300及び302がリード22に設けられた
端子26の前方嵌合部分28を取り巻いて包囲する。
第40図を参照すれば、ワイヤ張力ショー組立体52が
作動されて、その張力ショー200及び202は、ワイ
ヤリード22の後端を把持する立ち上がった位置へ移動
されている。端子ガイドジョー組立体56はその閉じた
位置に保持される。
コンベアクランプ120は、その閉じた位置に保持され
る。
その後、第41図に示すように、ワイヤ張力組立体52
は、空気シリンダ296によりその延びた位置へと横方
向に作動され、水平に延びるピンと張ったリードワイヤ
区分24を挿入ジョー組立体54へともっていく。グリ
ッパ制御手段128は、リード挿入ジョー350及び3
52を第40図に示した開いた位置からそれらの第2の
中間位置へと作動している。第41図に示すように、リ
ード挿入ジョー350及び352は、リード22とスラ
イド係合状態にある。
第42図を参照すれば、端子26の前方嵌合部分28が
端子ガイドジョー300及び302内に固定され、リー
ド22の構部がワイヤ張力ショー200及び202によ
って把持されてまっすぐにされ、そしてワイヤ区分24
がリード挿入ジョー350と352との間にスライド式
に把持された状態で、クランプ開放空気シリンダ260
がその下がった位置へと作動され、開放ツメ264でコ
ンベアクランプ120を開くようにする。
その後、第43図に示すように、リード挿入ジョー駆動
組立体130及び132が作動されて、グリッパ制御手
段128及びリード挿入ジョー350.352をその把
持されたワイヤ区分24に沿って前方に移動しそして閉
じた端子ガイドジョー300及び302と端子ガイド組
立体56の後部の接近センサ58とに向けて移動する。
空気シリンダ132及び駆動ロッド130が引っ込めら
れ、リード挿入ジョー350及び352をワイヤ区分2
4に沿って端子26の後端32に向けて移動し、やがて
リード挿入ジョー350及び352の前方チップが接近
センサ58によって感知されるようになる。接近センサ
58からの感知信号に応答して、グリッパ制御手段12
8は、リード挿入ジョー350及び352の把持位置を
それらの中間のスライド可能な把持位置から、それらの
第3の高圧力の把持位置まで切り換える。
第44図に示されたように、リード挿入ジョー350及
び352は、それらの第3の高圧力の把持位置において
、それらのチップが端子26の後端部分32に当接係合
するように配置される。
リードのワイヤ列は、細長いリード挿入ジョー350及
び352によって取り巻かれて支持され、そしてジョー
350及び352のチップは、金属端子26の後部32
を押す位置にある。
第45図を参照すれば、コネクタハウジング12は、ブ
ツシュロッド及びアクチュエータ162によってコネク
タクランプ70へ押されており、該アクチュエータは、
最も下のコネクタハウジング12を、マガジンフィーダ
64から、コネクタピックアップステーション60に沿
って、コネクタ放出ツメ176及び178を経てコネク
タクランプ70内のコネクタ停止ツメ180に接触する
位置へと押しつけている。空気シリンダ184は、クラ
ンププレート部材182をその下がった位置へと作動し
て、コネクタハウジング72をクランプ70内にしっか
りと把持しそして位置設定している。この位置では、コ
ネクタ12の嵌合端14における前方開口がコネクタク
ランプ70の後壁170に設けられたテストプローブ穴
382と整列されている。又、この位置では、ワイヤ張
力ショー200及び202が依然としてその把持された
ワイヤリード22に張力係合した状態にある。
第46図を参照すれば、X、Y及びZ軸駆動装置72−
76は、コネクタクランプ70及びこれにクランプされ
たハウジング12を所望の経路に沿って終端接続ステー
ション42の整列位置へインデックスしており、1つの
後部開口18及びコネクタ空胴20が端子ガイドジョー
300及び302のボア314と整列する位置にもって
いかれる。
実際のリード挿入段階が第47図に示されている。図示
されたように、後部のワイヤ張力ショー200及び20
2は、それらの開いた引っ込んだ位置へ作動されている
。リード挿入ジョーの駆動組立体130及び132は、
リード挿入ジョーを端子ガイドジョー300及び302
のボア314を通してそれらの第3の位置へ移動し、や
がてリード挿入ジョー350及び352の前端がコネク
タ空胴20の整列した後部開口18内に係合される。こ
の動作の際に、リード挿入ジョー350及び352の独
特の構成により、ワイヤ列24が支持されると共に、こ
れが端子26の後方の金属部分32に押しつけられて端
子26とハウジング12との間の挿入抵抗力に打ち勝ち
、端子26がコネクタ空胴20内の完全に安住した位置
に進められる。
挿入ストロークが終了した後に、リード挿入ジョー組立
体54は、第48図に示すその完全に引っ込んだ位置へ
作動される。更に、前方の端子ガイドジョー300及び
302が開放される。挿入シーケンスのこの点において
、挿入された端子26において押しつけテストを行なっ
てこの端子がコネクタハウジングの空胴20内に完全に
安住されてロックされたかどうか判断される。本発明の
任意の押しつけテストは、第5図及び第48図から理解
されよう。
より詳細には、第5図の左上の隅に示されているように
、Z形状の取付ブラケット192と、空気シリンダアク
チュエータ194と、L字型突起188に取り付けられ
たロッド部材190とが設けられている。Z字型の取付
ブラケット192の上部は、挿入ステーション42のY
軸に沿って軸方向移動される。Z字型の取付ブラケット
192の下部においては、別のプローブ空気シリンダ1
96が取り付けられていて、押しつけテストプローブピ
ン198を挿入ステーション42のY軸に沿って作動す
る。
第48図を参照すれば、Y軸に沿ってZ字型のブラケッ
ト192を移動するための空気シリンダアクチュエータ
194を作動させて、Z字型のブラケット192の下部
をコネクタクランプ70の後壁170と当接係合させる
ことができる。その後、押しつけテストピンプローブア
クチュエータ196が作動されて、ピンプローブ198
をコネクタクランプ70の後壁170のテストプローブ
穴382を通してコネクタハウジング12の前方嵌合間
口へ入れる。ピンプローブ198は、設置された端子2
6のピン受入接触部分28に係合するように延びて、所
望レベルの押出し力を端子26に与え、弾性ロック舌状
部34又は他の手段によってコネクタ空胴20内にしっ
かりと固定されたかどうかテストする。
或いは又、押しつけテストプローブ198は、リード挿
入ジョー350及び352が端子26を空胴20に押し
込む前にその延びた位置へ作動されてもよい。その後、
端子が挿入されるときに、プローブ198及びシリンダ
196がプローブ198の変位を感知するように設定さ
れ、これにより、リード22の挿入が終了したことを決
定する挿入深さ式のテストが行なわれる。又、ピンプロ
ーブ198は、端子26の前方嵌合端28に係合するよ
うに空胴20内へと延び、空胴20における前方嵌合部
分28のスライド長手方向整列を案内する。このときに
は、挿入ジョー350及び352が端子26の後端32
を押して空胴の長手方向に沿った滑らかな端子挿入を与
える。
更に別のテストは、当業者に容易に明らかであろう。例
えば、引っ張りテストは、スタート位置へ復帰する間に
挿入ジョー350及び352によって行なわれる。挿入
が終了した後に、挿入ジョー350及び352はそれら
の中間位置へ移動され、ハウジング12から離れた位置
へ引っ込められる。その後、グリッパ制御手段128が
再び挿入ジョー350及び352をそれらの第3の閉じ
た位置へ作動させることができる。ピンプローブ198
が端子26の金属性の嵌合接触部分28に接触する状態
で、リード挿入ジョー駆動組立体130及び132は所
定の引き出し力を挿入り−ド22に加えることができる
。ピンプローブ198は電気的な繋がりテストを行なう
ことができ、引っ張りテストが終了した後に、このピン
プローブを用いて、端子26の嵌合部分28がハウジン
グ12内の適切な前方位置にあるかどうかを機械的な変
位テスト又は電気的な繋がりテストによって感知するこ
とができる。
第49図を参照すれば、端子ガイドジョー300及び3
02がそれらの開いた位置に作動されそしてリード挿入
ジョー350及び352がそれらの開いた位置に完全に
引っ込められて作動された後に、コネクタクランプ70
は挿入ステーション42からコネクタピックアップステ
ーション60に隣接した後方のホーム位置へインデック
スされる。挿入されたワイヤリード22の後端は、挿入
ステーション42及びリードピックアップステーション
46を経て延びている。
第50図を参照すれば、リードコンベア44は、次のク
ランプ120及びリード22をリードピックアップステ
ーション46の位置へもっていくように前進される。こ
の処理中に、中間のワイヤそらしフィンガ126がリー
ド22の後端をリードピックアップステーション46か
らそらし、リードコンベア44の側部に沿って下方に垂
れ下がるようにする。
本発明によれば、挿入プロセスが繰り返されて、コネク
タクランプ70が所望の経路に沿って挿入ステーション
42に向かってインデックスされる。クランプ70が挿
入ステーション42に再びインデックスされると、端子
ガイドジョー300及び302の前方のボトル突起部分
がクランプの動きと協働して、予め挿入されたワイヤリ
ード22の後端をそらし、端子ガイドジョー300.3
02と、コネクタハウジング12の新たな目標とする後
部開口18との間でじゃまにならないようにする。コネ
クタクランプ70に広範な運動をプログラム可能に与え
て、端子ガイドジョー300及び302のボトル突起部
分で予め挿入されたリードの後端を所望のやり方で次の
挿入経路から突き出すようにすることができる。
当業者に明らかなように、本発明の挿入装置10を用い
てコネクタハウジング12がランダムな順序で完全に装
填された後に、クランプの空気シリンダ184はクラン
プ部材182を解除位置に引っ込めるように作動される
。その後、放出空気シリンダ380がその延びた位置へ
と作動されて、放出ツメ176及び178で完成したハ
ーネスをクランプ70からハーネス放出ステーション6
2へと押し出すことができる。
好ましい実施例の重要な特徴によれば、装置10の種々
のサブ組立体の総合的な即ち整合運動は、当業者に良く
知られた市販のプログラム可能な制御装置によって制御
することができる。
新規で且つ改良された挿入装置10は、他の一般の装置
と種々の組み合わせで使用して、種々の複雑な圧着ワイ
ヤハーネスを製造することができる。例えば、リードコ
ンベアは、終端接続されたワイヤリードの後端を把持す
るための一対の解除可能なクランプを有したダブルエン
ドのリードコンベアでもよい。ワイヤリードの反対端は
同じ又は異なった端子で終端接続す、ることができる。
対向するリードコンベア経路に沿って第2の挿入装置4
0が設けられてもよい。ダブルエンドのリードコンベア
装置と共に用いるときには、本発明の新規で且つ改良さ
れたリード挿入装置を用いて、ハウジングインデックス
機構のプログラミングにより、複雑なりロスオーバーハ
ーネスを完全に自動的な仕方で製造することができる。
プログラム可能なハウジングインデックスモジュールは
、第1の挿入ステーションで何が生じるかに拘りなく、
第2の挿入ステーションに第2コネクタの第2の端子空
胴を配置するようにプログラムすることができる。この
特徴によれば、クロスオーバーハーネスを製造するため
に公知の装置でこれまで使用されていた複雑なワイヤピ
ックアップ及び再配置機構が必要とされることはない。
同様に、ピッチの移行するコネクタハーネスの製造も容
易に実現される。
異なった端子及びワイヤサイズに対する切り換え操作は
、単に、前方の端子ガイドジョー及び・リード挿入ショ
ーの交換と、コネクタクランプの後壁の交換とを必要と
するだけである。°このような切り換えは、非常に短い
装置停止時間で非常に迅速に行なうことができる。この
ような切り換えが必要とされるたびに、コネクタインデ
ックスモジュールをプログラムし直して、終端接続され
たリードをコネクタハウジングに完全に装填するように
全挿入シーケンスプログラムを定めなければならない。
第1のコネクタハウジングに対してプログラムがいった
ん作用すると、本発明の新規で且つ改良されたリード挿
入装置40を用いてプログラムを自動的に走らせて、完
全に自動化された大量の圧着ワイヤハーネス製造作業を
実行することができる。
装置の全構成において更に別の種々の変更をなし得るこ
とが当業者に明らかであろう。終端接続されたリードの
第2の端を挿入して種々のダブルエンドのワイヤハーネ
スを形成するための第2の挿入装置及び第2の挿入ステ
ーションを設けるのに加えて、同様に装備された1つ以
上の更に別の挿入ステーションをリードコンベアの反対
側に設けることができる。この更に別の実施例によれば
、複数のワイヤリードの一端を回路数の多い単一の多回
路コネクタに取り付けそしてそのリードの反対端を必要
に応じて1つ又はそれ以上の小さい回路サイズのコネク
タに挿入することができる。
これらの別の形式のハーネスを製造するに必要な変更も
当業者に明らかであろう。
好ましい実施例を参照して本発明を説明したが、上記以
外の変更や修正が当業者に明らかであろう。例えば、Y
軸駆動機構として空気シリンダ100.102を用いる
のではなくて、コネクタクランプ70のY軸運動を、エ
ンコーダ/駆動スクリュー構成体を有する同様に取り付
けられたステップモータによって制御することができる
。又、X、Y及びZ駆動装置としてエンコーダを有する
ステップモータを用いる代わりに、サーボ駆動装置を用
いることもできる。更に、マガジンフィーダではなくて
、コネクタクランプにコネクタハウジングを一度に1つ
づつ供給する別の方法を用いることができる。例えば、
振動式のボウル送給ライン及びコネクタシャトルアーム
を使用することができる。単一のエンコード型リードコ
ンベア及びワイヤ張力ショー組立体を用いて、予め水平
に延ばされたワイヤ区分をリード挿入ジョー組立体に送
り込むのではなくて、リードコンベアフィーダがダブル
エンドのものであって、一対のコンベアクランプ間にワ
イヤ区分をピンと保持することもできる。本発明の精神
及び範囲から逸脱することなくこのような種々の全ての
変更が当業者に明らかであろう。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明により、任意の
ワイヤサイズの圧着終端接続されたワイヤリードを多回
路コネクタの空胴へ任意の順序で挿入することのできる
新規で且つ改良された完全自動のワイヤハーネス製造装
置が提供され、ワイヤリードの列を支持して挿入中に端
子の後端に押しつける挿入ジョー組立体を備えた新規で
且つ改良された終端接続ワイヤリードの挿入装置が提供
され、更に、予め挿入されたリードの後端がリードの挿
入を妨げることのないようにしてリードなコネクタハウ
ジングにプログラム可能に任意の順序で挿入できるよう
にする改良されたそらし手段を含む新規で且つ改良され
たリード挿入装置が提供された。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の実施例を示すもので、第1図は、
圧着端子とハウジング空胴との間のインターロック係合
を示すと共に、空胴から外に出された圧着終端接続され
たリードを示すために部分的に破断された圧着ワイヤハ
ーネスの一端を示す斜視図、 第2図は、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装
置の平面図、 第3図は、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装
置の斜視図、 第4図は、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装
置の上面図、 第5図は、第4図の5−5線に沿った本発明のリード挿
入装置の側面図、 第6図は、第5図の6−6線に沿った本発明のリード挿
入装置の前面図、 第7図は、第5図の7−7線に沿った本発明のリード挿
入装置の、後面図、 第8図は、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入装
置に用いるリードコンベア組立体の上面図、 第9図は、第8図のリードコンベア組立体の側面図、 第10図は、リードコンベア組立体に沿ったリードピッ
クアップステーションの前面図、第11図は、リードコ
ンベア組立体のピックアップステーションの側面図、 第12図は、本発明の新規で且つ改良されたリード挿入
装置に用いるワイヤ張力組立体の前面図で、ワイヤ張力
ショーをそれらの立ち上がったワイヤ把持位置で示した
図、 第13図は、ワイヤ張力組立体をその延びたワイヤ直線
化位置で示した側面図、 第14図は、本発明のリード挿入装置に用いるための端
子ガイドジョーの部分断面前面図、第15図は、第14
図の15−15線に沿った左側の端子ガイドジョーの側
面図、 第16図は、第14図の16−16線に沿った右側の端
子ガイドジョーの側面図、 第17図は、第14図の17−17線に沿った左側の端
子ガイドジョーの上面図、 第18図は、第14図の18−18線に沿った右側の端
子ガイドジョーの上面図、 第19図は、端子ガイドジョー及びアクチュエータをそ
れらの開いた位置で示す端子ガイド組立体の前面図、 第20図は、端子ガイドジョー及びアクチュエータをそ
れらの閉じた位置で示す端子ガイド組立体の前面図、 第21図は、本発明のリード挿入装置に用いる新規で且
つ改良されたリード挿入ジョーの部分断面前面図、 第22図は、第21図の22−22線に沿った左側のリ
ード挿入ジョーの側面図、 第23図は、第21図の23−23線に沿った右側のリ
ード挿入ジョーの側面図、 第24図は、第21図の24−24線に沿った左側のリ
ード挿入ショーの上面図、 第25図は、第21図の25−25線に沿った右側のリ
ード挿入ジョーの上面図、 第26図は、本発明のリード挿入ジョー組立体の部分断
面前面図で、リード挿入ジョー及びアクチュエータをそ
れらの第1の開いた引っ込んだ位置で示す図、 第27図は、リード挿入ジョー組立体の部分断面前面図
で、リード挿入ジョーが小さな力でスライド可能にワイ
ヤリードと把持係合される第2の中間位置においてリー
ド挿入ジョー及びアクチュエータを示す図、 第28図は、新規で且つ改良されたリード挿入及び端子
ガイド組立体の側面図、 第29図は、本発明の装置のリード挿入組立体と共に使
用する新規で且つ改良されたプログラム可能なコネクタ
インデックスモジュールの上面図、 第30図は、プログラム可能なコネクタインデックスモ
ジュールの前面図、 第31図は、プログラム可能なコネクタインデックスモ
ジュールの側面図、 第32図は、コネクタインデックスモジュールの後面図
、 第33図は、コネクタハウジングクランプ及びコネクタ
インデックスモジュールの側面図、第34図は、第30
図の34−34線に沿ったコネクタハウジングクランプ
のコネクタ停止ツメを示す断面図、 第35図は、第30図の35−35線に沿ったコネクタ
ハウジングクランプのコネクタ放出ツメを示す断面図、 第36図は、第33図と同様にプログラム可能なコネク
タインデックスモジュールを示す後面図で、Z軸駆動機
構を断面で示す図、 第37図ないし43図及び第45図ないし50図は、本
発明の新規で且つ改良されたリード挿入装置によって行
なわれる一連の自動的なリード挿入段階を示す側面図で
、そして 第44図は、第43図の44−44線に沿った部分断面
図で、挿入の直前の終端接続リードに対する第3の高圧
力の把持位置においてリード挿入ジョーを示した図であ
る。 10・・・圧着型ワイヤハーネス 12・・・絶縁ハウジング 14・・・前方嵌合端 16・・・導体導入端18・・
・開口    20・・・端子受入空胴22・・・終端
接続されたワイヤリード24・・・絶縁ワイヤ区分 26・・・金属性の圧着端子 28・・・前方の嵌合可能な接触部 30・・・中間の導線圧着部 32・・・後方の絶縁被覆圧着部 34・・・ロックランセット 36・・・側壁    38・・・ロックくぼみ40・
・・リード挿入装置 42・・・リード挿入ステーション 44・・・リードコンベア組立体 4°6・・・リードピックアップステーション48・・
・ショットピン組立体 5 o ・ 52 ・ 54 ・ 56 ・ 58 ・ 60 ・ 62 ・ 64 ・ 68 ・ 70 ・ 72. 78. 82 ・ 86. 87 ・ 88 ・ 90 ・ 92、 ・・コンベアクランプ開放組立体 ・・ワイヤ張力組立体 ・・挿入ジョー組立体 ・・端子ガイドジョー組立体 ・・接近センサ ・・コネクタピックアップステーション・・ハーネス放
出ステーション ・・コネクタマガジンフィーダ ・・コネクタインデックスモジュール ・・コネクタクランプ手段 74.76・・・X、Y%Z軸駆動組立体80・・・ガ
イドレール ・・駆動スクリュー 98・・・モータ駆動装置 ・・エンコーダ ・・ステップモータ ・・カップリング 94・・・取付ブラケット ・・・空気シリンダ ・・・テーブル部材 108  ・ 110  ・ 112 ・ 114 ・ 116. 120 ・ 122. 128  ・ 130  ・ 132 ・ 134. 138 ・ 140゜ 184 ・ ・ハーネス送給トラック ・トラップドア ・放出シュート ・チェーン駆動ベルト 18・・・チェーンガイド部材 ・コンベアクランプ 24・・・ツメ部材 ・グリッパ制御手段 ・駆動ロッド ・リード挿入駆動空気シリンダ 36・・・ガイドレール ・取付ブラケット 42・・・垂直取付アーム ・アクチュエータ FIG、7 FIG、44 15T16 FIG、16 FIG、旧

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)終端接続されたワイヤリードを挿入ステーション
    において多回路コネクタの端子受入空胴に挿入する装置
    であって、終端接続されたワイヤリードをそれらの軸に
    対して横方向に搬送して上記挿入ステーションの付近に
    位置設定するための解除可能なりランプ手段を含んだリ
    ードコンベア手段と、上記挿入ステーションにおいて終
    端接続されたワイヤリードに対して一度に1つの端子受
    入空胴の位置を整列するように多回路コネクタハウジン
    グをインデックスするためのコネクタインデックス手段
    と、上記コンベア手段からの終端接続されたワイヤリー
    ドを把持する解除可能なりランプ手段を含んでいると共
    に、このクランプ手段及びこれに把持されたワイヤリー
    ドを上記コネクタハウジングに向けて軸方向に進ませて
    上記整列されたハウジング空胴に端子を完全に挿入する
    ための駆動手段を含んでいるリード挿入手段とを具備し
    たワイヤリードの挿入装置において、上記リード挿入手
    段の上記解除可能なりランプ手段は、ワイヤリードを長
    手方向に取り巻いて把持するための前方チップを各々有
    する一対の細長い挿入ジョーを備えており、更に、上記
    リード挿入手段は、第1の開いた位置と、上記挿入ジョ
    ーを上記把持されたワイヤリードに沿って軸方向にスラ
    イドできる第2の中間位置と、上記挿入ジョーでワイヤ
    リードをこれがスライドできないようにしっかりと把持
    する第3の閉じた位置との間で上記挿入ジョーを作動す
    るための調整可能な制御手段と、上記駆動手段が上記中
    間位置にある挿入ジョーをワイヤリードに沿って挿入ス
    テーションに向かって軸方向に進ませるにつれて上記挿
    入ジョーの前方チップが端子に当接するときを感知する
    感知手段とを備えており、このようにチップが端子に当
    接したときには上記制御手段がそれに応答して挿入ジョ
    ーの位置を挿入の前に上記中間位置から上記閉じた位置
    へと変更するようにしたことを特徴とするワイヤリード
    の挿入装置。
  2. (2)上記調整可能な制御手段は、取付部材と、該取付
    部材に取り付けられたピストンロッドを有する空気シリ
    ンダと、該空気シリンダに送られる空気の圧力を調整す
    るためのレギュレータとを備えた請求項1に記載のワイ
    ヤリードの挿入装置。
  3. (3)上記細長い挿入ジョーは、上記空気シリンダの付
    近で上記取付部材に枢着されると共に、アクチュエータ
    リンケージを解して上記ピストンロッド及び空気シリン
    ダに枢着される請求項2に記載のワイヤリードの挿入装
    置。
  4. (4)上記駆動手段は、自由端を有する駆動ロッドをも
    った空気シリンダを備えており、上記調整可能な制御手
    段は、上記駆動ロッドの自由端において移動するように
    取り付けられる請求項3に記載のワイヤリードの挿入装
    置。
  5. (5)上記リードコンベアの解除可能なクランプ手段か
    ら延びているピンと張ったワイヤ区分を上記細長い挿入
    ジョーによって把持するために差し出す張力手段を更に
    備えた請求項1に記載のワイヤリードの挿入装置。
  6. (6)上記リードコンベア手段と挿入ステーションとの
    中間で上記挿入ステーションに隣接して設けられた端子
    ガイド手段を更に備えており、該端子ガイド手段は、挿
    入中に端子リード及び細長い挿入ジョーをスライド式に
    受け入れる内部ボア手段を備えており、該ボア手段は、
    挿入中に挿入ステーションにおいて端子と端子受入空胴
    とを整列するように端子の回転方向を制御する形状にさ
    れている請求項1に記載のワイヤリードの挿入装置。
  7. (7)上記の端子ガイド手段は、その前方端が挿入ステ
    ーションにおいてボトル状の突起形状になっていて、上
    記コネクタのインデックス手段が挿入ステーションにお
    いてリードに対して1つの端子受入空胴を整列するよう
    にハウジングをインデックスするときに既に挿入された
    ワイヤリードの後端を挿入ステーションから離すように
    そらす請求項1に記載のワイヤリードの挿入装置。
  8. (8)上記コネクタインデックス手段は、コネクタハウ
    ジングを解除可能に保持するためのコネクタクランプ部
    材と、挿入ステーションにおいてワイヤリードに対して
    3つの相互に垂直な軸に沿ってクランプ手段を往復移動
    させてクランプされたコネクタの1つの端子受入空胴を
    上記終端接続されたリードに対して位置整列させるため
    の駆動手段とを備えている請求項1に記載のワイヤリー
    ドの挿入装置。
  9. (9)上記駆動手段が挿入ジョーをそれらの中間位置に
    おいてワイヤリードに沿って挿入ステーションに向けて
    軸方向に進ませるときにリードコンベアのクランプ手段
    を解除するためのクランプ開放手段を更に備えた請求項
    1に記載のワイヤリードの挿入装置。
  10. (10)終端接続されたワイヤリードを多回路コネクタ
    の端子受入空胴に挿入する方法であって、a)終端接続
    されたワイヤリードを多回路コネクタの端子受入空胴に
    挿入するための挿入ステーションを用意し、 b)終端接続されたワイヤリードを、そのワイヤリード
    の長手方向軸が挿入ステーションと整列されるように挿
    入ステーション付近の挿入位置へと搬送し、 c)多回路コネクタのハウジングを、そのコネクタの端
    子受入空胴が上記配置されたワイヤリードと軸力向に整
    列されるように挿入ステーションの位置へインデックス
    し、そして d)上記終端接続されたワイヤリードを把持して上記コ
    ネクタに向けて軸方向に進ませ、リードの一端にある端
    子を上記整列された端子受入空胴に挿入するという段階
    を具備する方法において、ワイヤリードを長手方向に取
    り巻く前方チップを各々有した一対の細長いリード挿入
    ジョーを用意し、 上記ワイヤリードの周りに上記ジョーを配置して、上記
    ジョーのチップを端子の後端に当接させると共に、上記
    ジョーでワイヤリードをこれがスライドできないように
    把持しそしてその後に上記進ませる段階を実行し、 これにより、上記細長いリード挿入ジョーでワイヤリー
    ドを軸方向に支持して挿入中に端子の後端に押しつける
    という段階を更に具備したことを特徴とするワイヤリー
    ドの挿入方法。
JP1026834A 1988-02-23 1989-02-07 ワイヤリードの挿入装置 Pending JPH0230081A (ja)

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