JPH0230015Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0230015Y2 JPH0230015Y2 JP15722282U JP15722282U JPH0230015Y2 JP H0230015 Y2 JPH0230015 Y2 JP H0230015Y2 JP 15722282 U JP15722282 U JP 15722282U JP 15722282 U JP15722282 U JP 15722282U JP H0230015 Y2 JPH0230015 Y2 JP H0230015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable head
- guide rail
- plate
- plates
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、板を閉板して、これらを締付け
るに当つて、フイルタプレスのムーバブルヘツド
をガイドレールに固定する方式の改良に関する。
従来、フイルタプレスにおいて、板を締付ける
には、一方のフレームに設けた油圧シリンダーに
よつて、板を開閉すると同時に板の締付けも
行つており、そして、板の締付力を他方のフレ
ームで受けるようにしている。この方式では、左
右のフレームは、板の重量と板力の締付力を
支持するために強大なものとなる。そこで、板
の送り装置と板の締付け装置を別個にして板
の締付には短いシリンダを用いて、フレームに加
わる負荷を軽減したものもある。
るに当つて、フイルタプレスのムーバブルヘツド
をガイドレールに固定する方式の改良に関する。
従来、フイルタプレスにおいて、板を締付ける
には、一方のフレームに設けた油圧シリンダーに
よつて、板を開閉すると同時に板の締付けも
行つており、そして、板の締付力を他方のフレ
ームで受けるようにしている。この方式では、左
右のフレームは、板の重量と板力の締付力を
支持するために強大なものとなる。そこで、板
の送り装置と板の締付け装置を別個にして板
の締付には短いシリンダを用いて、フレームに加
わる負荷を軽減したものもある。
この考案は、板を締付けるに当つてその締付
力をフレームに負担させることなく、ガイドレー
ルに負担させるようにしたものであつて、ムーバ
ブルヘツドをガイドレールに強固に固定すること
ができると共に、容易に製作が可能な装置を提案
するものである。以下、図面に基づいてこの考案
を説明すれば、その構成は図に示すように、水平
方向に橋架した一対のガイドレール１上に、多数
の板２を移動自在に並列し、これら板２を閉
板して締付けるに当つて、これら板２の端部に
連結したムーバブルヘツド３を、上記ガイドレー
ル１に固定するようにしたフイルタプレスにおい
て、ムーバブルヘツド３の固定位置近傍における
ガイドレール１に、その長手方向に沿つて複数の
突条４を上下に並列して設けると共に、ムーバブ
ルヘツドの背面には、左右に進退して上記突条４
に係脱自在な固定金５を設けたものである。第３
図および第４図は、突条をガイドレール１の内側
面に設けた場合を示し、このようにすると左右の
ガイドレール間の距離を狭くすることができ、
板を安定して支持することができる。また、第５
図及び第６図は、突条４をガイドレール１の外側
面に設けた場合を示している。符号６は、固定金
５を移動させるための油圧シリンダーを示す。ま
た、第１図及び第２図において、７は板を開閉
するためのチエーンで、上下の走行部分がムーバ
ブルヘツド３，３′に止着してあり、これを駆動
することによつて、板２がその中央部を境にし
て互いに近づいたり、遠ざかつたりして、アコー
デイオン状に開閉するようにしてある。また、符
号９は、閉板した板を締付けるための油圧シリ
ンダーである。
力をフレームに負担させることなく、ガイドレー
ルに負担させるようにしたものであつて、ムーバ
ブルヘツドをガイドレールに強固に固定すること
ができると共に、容易に製作が可能な装置を提案
するものである。以下、図面に基づいてこの考案
を説明すれば、その構成は図に示すように、水平
方向に橋架した一対のガイドレール１上に、多数
の板２を移動自在に並列し、これら板２を閉
板して締付けるに当つて、これら板２の端部に
連結したムーバブルヘツド３を、上記ガイドレー
ル１に固定するようにしたフイルタプレスにおい
て、ムーバブルヘツド３の固定位置近傍における
ガイドレール１に、その長手方向に沿つて複数の
突条４を上下に並列して設けると共に、ムーバブ
ルヘツドの背面には、左右に進退して上記突条４
に係脱自在な固定金５を設けたものである。第３
図および第４図は、突条をガイドレール１の内側
面に設けた場合を示し、このようにすると左右の
ガイドレール間の距離を狭くすることができ、
板を安定して支持することができる。また、第５
図及び第６図は、突条４をガイドレール１の外側
面に設けた場合を示している。符号６は、固定金
５を移動させるための油圧シリンダーを示す。ま
た、第１図及び第２図において、７は板を開閉
するためのチエーンで、上下の走行部分がムーバ
ブルヘツド３，３′に止着してあり、これを駆動
することによつて、板２がその中央部を境にし
て互いに近づいたり、遠ざかつたりして、アコー
デイオン状に開閉するようにしてある。また、符
号９は、閉板した板を締付けるための油圧シリ
ンダーである。
この考案に係る装置は上述のように構成してあ
り、第２図に示すように、板２を閉板したの
ち、ムーバブルヘツド３をガイドレール１に固定
し、シリンダ９で各板を締付けるのであるが、
このとき、この考案においては、ガイドレール１
に設けた突条４が複数列で締付力の作用する方向
に沿つて設けてあるので、強大な締付力に耐え得
ることができると共に、複列に設けてあるがた
め、製作上、これを熔着するに当つてもその熔着
長さを充分とることができ、製作が容易である。
すなわち、ガイドレール１は、多数の板を支持
すると同時に、板２の締付時に強大な引張力が
かかるため厚肉に構成され、これに、厚肉の突条
４を固着することは、従来、むつかしかつたので
あるが、この考案は、この点を熔着長さを増加さ
せることによつて強固に固着できるようにしたも
のである。尚、図示のものは、一方のムーバブル
ヘツド３を固定しておいて、長尺のシリンダ９で
締付けるようにしているが、他方のムーバブルヘ
ツド３′部分にもロツク装置を設けることによつ
て、短尺のシリンダを用いて締付けることができ
るは勿論である。また、第３図〜第６図の図面で
明らかなように、突条はガイドレールの外側面、
内側面何れにでも設けることができるは勿論であ
る。
り、第２図に示すように、板２を閉板したの
ち、ムーバブルヘツド３をガイドレール１に固定
し、シリンダ９で各板を締付けるのであるが、
このとき、この考案においては、ガイドレール１
に設けた突条４が複数列で締付力の作用する方向
に沿つて設けてあるので、強大な締付力に耐え得
ることができると共に、複列に設けてあるがた
め、製作上、これを熔着するに当つてもその熔着
長さを充分とることができ、製作が容易である。
すなわち、ガイドレール１は、多数の板を支持
すると同時に、板２の締付時に強大な引張力が
かかるため厚肉に構成され、これに、厚肉の突条
４を固着することは、従来、むつかしかつたので
あるが、この考案は、この点を熔着長さを増加さ
せることによつて強固に固着できるようにしたも
のである。尚、図示のものは、一方のムーバブル
ヘツド３を固定しておいて、長尺のシリンダ９で
締付けるようにしているが、他方のムーバブルヘ
ツド３′部分にもロツク装置を設けることによつ
て、短尺のシリンダを用いて締付けることができ
るは勿論である。また、第３図〜第６図の図面で
明らかなように、突条はガイドレールの外側面、
内側面何れにでも設けることができるは勿論であ
る。
第１図および第２図は、この考案を施したフイ
ルタプレスの概略の正面図を示し、第１図は板
を開板した状態、第２図は板を閉板した状態を
示す。第３図はこの考案に係る固定装置の正面
図、第４図はその平面図、第５図は固定装置の正
面図、第６図はその平面図である。 符号説明、１……ガイドレール、２……板、
３……ムーバブルヘツド、４……突条、５……固
定金。
ルタプレスの概略の正面図を示し、第１図は板
を開板した状態、第２図は板を閉板した状態を
示す。第３図はこの考案に係る固定装置の正面
図、第４図はその平面図、第５図は固定装置の正
面図、第６図はその平面図である。 符号説明、１……ガイドレール、２……板、
３……ムーバブルヘツド、４……突条、５……固
定金。
Claims (1)
- 水平方向に橋架した一対のガイドレール１上
に、多数の板２を移動自在に並列し、これら
板２を閉板して締付けるに当つて、これら板２
の端部に連結したムーバブルヘツド３を上記ガイ
ドレール１に固定するようにしたフイルタプレス
において、ムーバブルヘツド３の固定位置近傍に
おけるガイドレール１に、その長手方向に沿つて
複数の突条４を上下に並列して設けると共に、ム
ーバブルヘツドの背面には、上記突条に係脱自在
な固定金５を設けてなるフイルタプレスにおける
ムーバブルヘツドの固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15722282U JPS5961811U (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | フイルタプレスにおけるム−バブルヘツドの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15722282U JPS5961811U (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | フイルタプレスにおけるム−バブルヘツドの固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5961811U JPS5961811U (ja) | 1984-04-23 |
| JPH0230015Y2 true JPH0230015Y2 (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=30346691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15722282U Granted JPS5961811U (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | フイルタプレスにおけるム−バブルヘツドの固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5961811U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5982512U (ja) * | 1982-11-22 | 1984-06-04 | 石垣機工株式会社 | フイルタプレスにおける可動ヘツドの固定装置 |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP15722282U patent/JPS5961811U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5961811U (ja) | 1984-04-23 |
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