JPH02299991A - 作業機装着型走行車輌 - Google Patents
作業機装着型走行車輌Info
- Publication number
- JPH02299991A JPH02299991A JP11989189A JP11989189A JPH02299991A JP H02299991 A JPH02299991 A JP H02299991A JP 11989189 A JP11989189 A JP 11989189A JP 11989189 A JP11989189 A JP 11989189A JP H02299991 A JPH02299991 A JP H02299991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- speed
- hydraulic
- clutch
- working machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 13
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 235000008733 Citrus aurantifolia Nutrition 0.000 description 1
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000011941 Tilia x europaea Nutrition 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004571 lime Substances 0.000 description 1
- 229910000077 silane Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばトラクタ等の作業機装着型走行車輌に
関する。
関する。
(従来の技術)
例えばトラクタにおいては、後部に作業機昇降用油圧装
置及び3点リンク機構を介して、ロータリ耕耘機、ハー
ベスタ又はリフト装置等の作業機を昇降自在に装着して
いる。
置及び3点リンク機構を介して、ロータリ耕耘機、ハー
ベスタ又はリフト装置等の作業機を昇降自在に装着して
いる。
前記油圧装置は油圧ポンプからの圧油によって作動され
るもので、圧油は油圧制御手段によって制御され、ポジ
シラン制御又はドラフト制御等が行われる。
るもので、圧油は油圧制御手段によって制御され、ポジ
シラン制御又はドラフト制御等が行われる。
また、トラクタは走行駆動力を発生するエンジンで、油
圧ポンプを駆動し、調速機構によって回転速度が調整さ
れるように構成され、また、油圧式のメインクラッチを
介してトランスミッションに駆動力を伝達しているもの
がある。
圧ポンプを駆動し、調速機構によって回転速度が調整さ
れるように構成され、また、油圧式のメインクラッチを
介してトランスミッションに駆動力を伝達しているもの
がある。
(発明が解決しようとする課題)
トラクタ装着作業機での圃場作業は、畦際でトラクタを
旋回する際に、作業機を迅速に上昇させる必要がある0
作業機の上昇は油圧装置によって行われるが、旋回時に
エンジン回転速度を低下させるために、油圧装置への油
量が減少し、作業機上昇速度が遅くなることがある。
旋回する際に、作業機を迅速に上昇させる必要がある0
作業機の上昇は油圧装置によって行われるが、旋回時に
エンジン回転速度を低下させるために、油圧装置への油
量が減少し、作業機上昇速度が遅くなることがある。
エンジン回転速度の低下は、作業機の重量が大であるこ
とも起因するが、人為的な場合が多く、低速作業をして
いても、運転者は旋回時に反射的にアクセルを弛めるこ
とがあるためである。
とも起因するが、人為的な場合が多く、低速作業をして
いても、運転者は旋回時に反射的にアクセルを弛めるこ
とがあるためである。
本発明は、油圧装置による作業機上昇動作と連動して、
走行系の油圧メインクラッチを半クラッチ状態にすると
共に、調速機構をエンジン増速側へ作動させることによ
り、前記従来技術の問題点を解決できるようにした作業
機装着型走行車輌を提供することを目的とする。
走行系の油圧メインクラッチを半クラッチ状態にすると
共に、調速機構をエンジン増速側へ作動させることによ
り、前記従来技術の問題点を解決できるようにした作業
機装着型走行車輌を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明における課題解決のための具体的構成は、油圧メ
インクラッチ6を介してトランスミッション7へ走行駆
動力を発生するエンジン2と、このエンジン2の回転速
度を調整する調速機構20と、エンジン2によって駆動
される油圧ポンプ15と、油圧制御手段41を備えてい
て油圧ポンプ15から供給される圧油によって作動され
る作業機昇降用油圧装置12と、油圧ポンプ15から油
圧メインクラッチ6への圧油供給を制御するクラッチ制
御手段48とを有する作業機装着型走行車輌において、
前記油圧装置12には作業機上昇動作を検出するセンサ
Sが設けられ、前記クラッチ制御手段48にはセンサS
からの信号によって油圧メインクラッチ6を半クラッチ
状態にする手作動手段50が設けられ、前記調速機構2
0にはエンジン2が所定回転速度より低いときにセンサ
Sからの信号によって調速機構20をエンジン増速側へ
作動させるアクチュエータBが設けられていることであ
る。
インクラッチ6を介してトランスミッション7へ走行駆
動力を発生するエンジン2と、このエンジン2の回転速
度を調整する調速機構20と、エンジン2によって駆動
される油圧ポンプ15と、油圧制御手段41を備えてい
て油圧ポンプ15から供給される圧油によって作動され
る作業機昇降用油圧装置12と、油圧ポンプ15から油
圧メインクラッチ6への圧油供給を制御するクラッチ制
御手段48とを有する作業機装着型走行車輌において、
前記油圧装置12には作業機上昇動作を検出するセンサ
Sが設けられ、前記クラッチ制御手段48にはセンサS
からの信号によって油圧メインクラッチ6を半クラッチ
状態にする手作動手段50が設けられ、前記調速機構2
0にはエンジン2が所定回転速度より低いときにセンサ
Sからの信号によって調速機構20をエンジン増速側へ
作動させるアクチュエータBが設けられていることであ
る。
(作 用)
油圧制御手段41の操作レバー42を作業機上昇側へ回
動させると、センサSがこれを検出してクラッチ制御手
段48の手作動手段50と調速機構20のアクチュエー
タBとを作動する。このアクチュエータBが作動、され
るとアクセルロッド17が移動され、エンジン2を調速
機構20で増速側へ作動させることになる。これと略同
時に手作動手段50が作動されると、油圧メインクラッ
チ6は半クラッチ状態となり、エンジン2が増速されて
もトランスミッション7への動力伝達は半減し、トラク
タ1の走行速度は増加されない。
動させると、センサSがこれを検出してクラッチ制御手
段48の手作動手段50と調速機構20のアクチュエー
タBとを作動する。このアクチュエータBが作動、され
るとアクセルロッド17が移動され、エンジン2を調速
機構20で増速側へ作動させることになる。これと略同
時に手作動手段50が作動されると、油圧メインクラッ
チ6は半クラッチ状態となり、エンジン2が増速されて
もトランスミッション7への動力伝達は半減し、トラク
タ1の走行速度は増加されない。
エンジン2の回転速度が増速されると、油圧ポンプ15
の回転速度が高められ、油圧装置12へ供給される油量
が増大し、トラクタ1の旋回速度を低く抑えたまま、作
業機38の上昇速度が高められる。
の回転速度が高められ、油圧装置12へ供給される油量
が増大し、トラクタ1の旋回速度を低く抑えたまま、作
業機38の上昇速度が高められる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜6図において、lはトラクタで、エンジン2、ク
ラッチハウジング3及びミッションケース4を直結して
走行車体5が形成され、クラッチハウジング3内に油圧
メインクラッチ6が内蔵され、クラッチハウジング3及
びミッションケース4内にトランスミッション7が内蔵
され、エンジン2で発生する走行駆動力を油圧メインク
ラッチ6を介してトランスミッション7へ伝達し、駆動
輪8を駆動するように構成されている。
ラッチハウジング3及びミッションケース4を直結して
走行車体5が形成され、クラッチハウジング3内に油圧
メインクラッチ6が内蔵され、クラッチハウジング3及
びミッションケース4内にトランスミッション7が内蔵
され、エンジン2で発生する走行駆動力を油圧メインク
ラッチ6を介してトランスミッション7へ伝達し、駆動
輪8を駆動するように構成されている。
走行車体5の左右側部にはステップlOが設けられ、後
側部には1対のフェンダ11が取付けられ、後上部には
作業機昇降用油圧装置12が搭載され、油圧装置12の
上方には運転席13が配置されている。
側部には1対のフェンダ11が取付けられ、後上部には
作業機昇降用油圧装置12が搭載され、油圧装置12の
上方には運転席13が配置されている。
エンジン2の右前部にはインジェクションポンプ14が
設けられ、その近傍に油圧ポンプ15が設けられ、油圧
ポンプ15はエンジン2のクランク軸から動力が伝達さ
れている。16はインジェクションポンプ14に設けら
れた一速度制御レバーで、アクセルロッ、ド17の前端
が連結されている。
設けられ、その近傍に油圧ポンプ15が設けられ、油圧
ポンプ15はエンジン2のクランク軸から動力が伝達さ
れている。16はインジェクションポンプ14に設けら
れた一速度制御レバーで、アクセルロッ、ド17の前端
が連結されている。
20は調速機構で、右ステップlOに枢支されたアクセ
ルペダル21及びペダルアーム22、伝動軸23、アー
ム24.25 、連結ロッド26、図外のハンドアクセ
ルレバ−並びに前記アクセルロッド17及び速度調整レ
バー16等から構成されており、アクセルペダル21を
踏込むことによって、アクセルロッド17を矢印A方向
に移動して、速度調整レバー16を加速側へ揺動させる
ことができる。
ルペダル21及びペダルアーム22、伝動軸23、アー
ム24.25 、連結ロッド26、図外のハンドアクセ
ルレバ−並びに前記アクセルロッド17及び速度調整レ
バー16等から構成されており、アクセルペダル21を
踏込むことによって、アクセルロッド17を矢印A方向
に移動して、速度調整レバー16を加速側へ揺動させる
ことができる。
油圧装置12はシリンダケース28内にシリンダ27が
配置され、このシリンダ内に配置されたピストン29に
ピストンロッド30が当接し、シリンダケース28を横
方向に貫通したアーム軸31に固定されたアーム32に
ピストンロッド30がピン連結されている。前記アーム
軸31の両端にはリフトアーム33が固定されている。
配置され、このシリンダ内に配置されたピストン29に
ピストンロッド30が当接し、シリンダケース28を横
方向に貫通したアーム軸31に固定されたアーム32に
ピストンロッド30がピン連結されている。前記アーム
軸31の両端にはリフトアーム33が固定されている。
走行車体5の後部には3点リンク機構35を構成するト
ップリンク36と左右ロアリンク37とが連結され、こ
れらの後端にロータリ耕耘機、ハーベスタ、リフト装置
等の作業機38が連結されており、前記リフトアーム3
3はリフトロフト39を介してロアリンク37と連結さ
れ、油圧装置12の作動によって、作業機38を昇降自
在にしている。
ップリンク36と左右ロアリンク37とが連結され、こ
れらの後端にロータリ耕耘機、ハーベスタ、リフト装置
等の作業機38が連結されており、前記リフトアーム3
3はリフトロフト39を介してロアリンク37と連結さ
れ、油圧装置12の作動によって、作業機38を昇降自
在にしている。
前記油圧装置12には油圧ポンプ15からシリンダ27
へ圧油を供給する回路に油圧制御手段41が設けられて
いる。この油圧制御手段41は、シリンダケース28に
取付けられている図外のコントロールパルプと、これを
操作するポジションコントロールレバー(操作レバー)
42及びドラフトコントロールレバー43等を有してい
る。
へ圧油を供給する回路に油圧制御手段41が設けられて
いる。この油圧制御手段41は、シリンダケース28に
取付けられている図外のコントロールパルプと、これを
操作するポジションコントロールレバー(操作レバー)
42及びドラフトコントロールレバー43等を有してい
る。
前記油圧制御手段41にはポジションコントロールレバ
ー42の作業機上昇方向の回動を検出する回転センサS
1が設けられており、この回転センサSlの検出信号は
制御ボックス44を介して調速機構20のアクチュエー
タBへ送られる。前記回転センサSlには可変抵抗器、
ロータリエンコーダ等が使用できる。
ー42の作業機上昇方向の回動を検出する回転センサS
1が設けられており、この回転センサSlの検出信号は
制御ボックス44を介して調速機構20のアクチュエー
タBへ送られる。前記回転センサSlには可変抵抗器、
ロータリエンコーダ等が使用できる。
アクチェエータBは第2.3図実線で示すような、アク
セルロッド17を一定量直線移動させるリニアアクチュ
エータB1、又は第2図2点in vAで示すような、
伝動軸23又はアーム24を一定角度回動させるローク
リアクチュエータ82等であり、アクセルロッド17を
矢印A方向に移動して、エンジン回転速度を一定量高く
する。
セルロッド17を一定量直線移動させるリニアアクチュ
エータB1、又は第2図2点in vAで示すような、
伝動軸23又はアーム24を一定角度回動させるローク
リアクチュエータ82等であり、アクセルロッド17を
矢印A方向に移動して、エンジン回転速度を一定量高く
する。
即ち、トラクタ旋回時又はアイドリング時に、ポジショ
ンコントロールレバー42を回動させて作業機38を上
昇させようとすると、エンジン2の回転数が例えばTO
Orpmであっても、回転センサStからの信号によっ
てアクチュエータB1又はB2が作動して、調速機構2
0をエンジン増速側へ作動し、エンジン2の回転数を例
えばtooo〜1500 rpmに高める。これによっ
て、油圧ポンプ15の吐出量は増加し、油圧装置12は
比較的高速で作業機38を上昇させることができる。
ンコントロールレバー42を回動させて作業機38を上
昇させようとすると、エンジン2の回転数が例えばTO
Orpmであっても、回転センサStからの信号によっ
てアクチュエータB1又はB2が作動して、調速機構2
0をエンジン増速側へ作動し、エンジン2の回転数を例
えばtooo〜1500 rpmに高める。これによっ
て、油圧ポンプ15の吐出量は増加し、油圧装置12は
比較的高速で作業機38を上昇させることができる。
油圧メインクラッチ6はクラッチ制御手段48を介して
油圧ポンプ15から圧油が供給停止されるものであり、
クラッチ制御手段48はクラッチペダル49を介してコ
ントロールパルプを制御し、クラッチ接状態と、断状態
と、半クラッチ状態とを得ることができる。
油圧ポンプ15から圧油が供給停止されるものであり、
クラッチ制御手段48はクラッチペダル49を介してコ
ントロールパルプを制御し、クラッチ接状態と、断状態
と、半クラッチ状態とを得ることができる。
前記クラッチ制御手段48にはソレノイド等でコントロ
ールパルプを半クラッチ状態に設定する手作動手段50
が組込まれており、この手作動手段50は制御ボックス
44を介して回転センサS1からの信号によって作動し
、エンジン2の回転を例えば半減してトランスミッショ
ン7へ伝達するように構成されている。前記手作動手段
50による伝達回転数の減少割合は、アクチュエータB
によるエンジン増速割合と略等しくして、油圧ポンプ1
5が増速回転しても車速を不変にするように設定するこ
とが好ましい。
ールパルプを半クラッチ状態に設定する手作動手段50
が組込まれており、この手作動手段50は制御ボックス
44を介して回転センサS1からの信号によって作動し
、エンジン2の回転を例えば半減してトランスミッショ
ン7へ伝達するように構成されている。前記手作動手段
50による伝達回転数の減少割合は、アクチュエータB
によるエンジン増速割合と略等しくして、油圧ポンプ1
5が増速回転しても車速を不変にするように設定するこ
とが好ましい。
前記回転センサSlはポジションコントロールレバー4
2を上昇方向に回動したときのみその回動を検出し、下
降方向に回動するときは検出しなく、従って、作業機3
8下降時はエンジン2の増速は行われない、これは油圧
装置12に複動式シリンダを使用する場合も同じである
。
2を上昇方向に回動したときのみその回動を検出し、下
降方向に回動するときは検出しなく、従って、作業機3
8下降時はエンジン2の増速は行われない、これは油圧
装置12に複動式シリンダを使用する場合も同じである
。
尚、ポジションコントロールレバー42を操作する時間
は短か(、エンジン2が増速して油圧装置12への圧油
量が増大するまでにはライムラグがあるので、制御ボッ
クス44にはタイマ等を設けて、回転センサS1から検
出信号を受けた後、アクチュエータB及び手作動手段5
0を一定時間作動するようにしておく。
は短か(、エンジン2が増速して油圧装置12への圧油
量が増大するまでにはライムラグがあるので、制御ボッ
クス44にはタイマ等を設けて、回転センサS1から検
出信号を受けた後、アクチュエータB及び手作動手段5
0を一定時間作動するようにしておく。
第1.5図におい−て、B2はアーム軸31の回動速度
を検出する回転検出センサであり、こ°の回−転検出セ
ンサS2は検出したアーム軸31の回動速度が比較器4
5に設定されている回動速度より高い場合には、回転セ
ンサS1からアクチュエータBへの作動信号を断ち、ア
ーム軸31の回動速度が低いときのみ、エンジン増速を
行わせるものである。
を検出する回転検出センサであり、こ°の回−転検出セ
ンサS2は検出したアーム軸31の回動速度が比較器4
5に設定されている回動速度より高い場合には、回転セ
ンサS1からアクチュエータBへの作動信号を断ち、ア
ーム軸31の回動速度が低いときのみ、エンジン増速を
行わせるものである。
尚、ポジションコントロールレバー42用の回転センサ
Slを設けずに、アーム軸31用の回転検出センサS2
のみを設けて、この回転検出センサS2で手作動手段5
0及びアクチュエータBを作動させるようにしても良い
、即ち、センサSは油圧装置12の油圧制御手段41以
外に設けても良く、作業機38を上昇させるときに動く
部材の動作を検出すれば良い。
Slを設けずに、アーム軸31用の回転検出センサS2
のみを設けて、この回転検出センサS2で手作動手段5
0及びアクチュエータBを作動させるようにしても良い
、即ち、センサSは油圧装置12の油圧制御手段41以
外に設けても良く、作業機38を上昇させるときに動く
部材の動作を検出すれば良い。
前記回転センサStの場合は、ポジションコントロール
レバー42の回動を検出するだけでなく、演算器46で
演算処理するとその回動量又は回動速度も算出でき、そ
の回動量又は回動速度に比例してアクチュエータBを作
動させ、回動量が多いとき又は回動速度が速いときには
エンジン2の回転速度をより高くするように設定できる
。この場合は、手作動手段50は油圧メインクラッチ6
のスリップ率を一定に保持しておいても良いが、エンジ
ン増速骨だけスリップ率を高めるようにしても良い。
レバー42の回動を検出するだけでなく、演算器46で
演算処理するとその回動量又は回動速度も算出でき、そ
の回動量又は回動速度に比例してアクチュエータBを作
動させ、回動量が多いとき又は回動速度が速いときには
エンジン2の回転速度をより高くするように設定できる
。この場合は、手作動手段50は油圧メインクラッチ6
のスリップ率を一定に保持しておいても良いが、エンジ
ン増速骨だけスリップ率を高めるようにしても良い。
第1図において、47はエンジン2の回転速度を検出す
る速度検出器であり、制御ボックス44に接続されてお
り、エンジン回転速度が作業機上昇に適当な一定速度で
あれば、アクチュエータBの作動を阻止する信号を発す
る。
る速度検出器であり、制御ボックス44に接続されてお
り、エンジン回転速度が作業機上昇に適当な一定速度で
あれば、アクチュエータBの作動を阻止する信号を発す
る。
即ち、エンジン2の回転数が例えば1000 rpmで
あれば、油圧ポンプ15は作業機38を略適当速度で上
昇させることができ、この回転数でトラクタ1を旋回す
る場合はエンジン2を増速する必要がないため、アクチ
ュエータBを作動させる必要がなく、手作動手段50の
作動も不要になる。
あれば、油圧ポンプ15は作業機38を略適当速度で上
昇させることができ、この回転数でトラクタ1を旋回す
る場合はエンジン2を増速する必要がないため、アクチ
ュエータBを作動させる必要がなく、手作動手段50の
作動も不要になる。
尚、アクチェエータBによるエンジン増速の上限を例え
ば1000 rpseに設定しておけば、前記速度検出
器47を省略できる。
ば1000 rpseに設定しておけば、前記速度検出
器47を省略できる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変
形することができる。例えば、センサSにコントロール
レバー42又はリフトアーム33の動作を検出する円弧
状のリニア可変抵抗器を使用したり、アクチェエータB
にアーム24.25又はロッド17.26の屈曲部と当
接してこれをエンジン加速方向に押動するソレノイドを
使用したりしても良い。
形することができる。例えば、センサSにコントロール
レバー42又はリフトアーム33の動作を検出する円弧
状のリニア可変抵抗器を使用したり、アクチェエータB
にアーム24.25又はロッド17.26の屈曲部と当
接してこれをエンジン加速方向に押動するソレノイドを
使用したりしても良い。
また、油圧メインクラッチ6は前後進切換又は高低切換
を兼務するものでも良い。
を兼務するものでも良い。
(発明の効果)
以上詳述した本発明によれば、油圧装置12には作業機
上昇動作を検出するセンサSが設けられ、クラッチ制御
手段48にはセンサSからの信号によって油圧メインク
ラッチ6を半クラッチ状態にする手作動手段50が設け
られ、調速機構20にはエンジン2が所定回転速度より
低いときにセンサSからの信号によって調速機構20を
エンジン増速側へ作動させるアクチュエータBが設けら
れているので、旋回時、アイドリング時又は大重量作業
機装着時等にエンジン回転速度が低下していても、油圧
装置12を介して作業機38を上昇させるときには、セ
ンサSが作用して調速機構20のアクチュエータBを作
動し、エンジン回転速度を高めて作業機38の上昇速度
を速くすることができ、作業性を向上することができる
。しかも、センサSの作用によってクラッチ制御手段4
8の手作動手段50が作動し、油圧メインクラッチ6を
半クラッチ状態にすることができ、作業機上昇速度を速
くしても走行車輌1の増速を抑えることができる。
上昇動作を検出するセンサSが設けられ、クラッチ制御
手段48にはセンサSからの信号によって油圧メインク
ラッチ6を半クラッチ状態にする手作動手段50が設け
られ、調速機構20にはエンジン2が所定回転速度より
低いときにセンサSからの信号によって調速機構20を
エンジン増速側へ作動させるアクチュエータBが設けら
れているので、旋回時、アイドリング時又は大重量作業
機装着時等にエンジン回転速度が低下していても、油圧
装置12を介して作業機38を上昇させるときには、セ
ンサSが作用して調速機構20のアクチュエータBを作
動し、エンジン回転速度を高めて作業機38の上昇速度
を速くすることができ、作業性を向上することができる
。しかも、センサSの作用によってクラッチ制御手段4
8の手作動手段50が作動し、油圧メインクラッチ6を
半クラッチ状態にすることができ、作業機上昇速度を速
くしても走行車輌1の増速を抑えることができる。
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は説明線図
、第2図は調速機構の分解斜視図、第3図はりニアア々
チュエータの断面説明図、第4図は油圧制御手段の分解
斜視図、第5図は油圧装置本体の分解斜視図、第6図は
本発明を適応可能なトラクタ後部を示す側面図である。 1・・・トラクタ(走行車輌)、2・・・エンジン、6
・・・油圧メインクラッチ、7・・・トランスミツシラ
ン、12・・・油圧装置、15・・・油圧ポンプ、16
・・・速度制御レバー、20・・・調速機構、35・・
・3点リンク機構、38・・・作業機、41・・・油圧
制御手段、42・・・ポジションコントロールレバー、
44・・・制御ボックス、48・・・クラッチ制御手段
、50・・・手作動手段、S・・・センサ、B・・・ア
クチュエータ。
、第2図は調速機構の分解斜視図、第3図はりニアア々
チュエータの断面説明図、第4図は油圧制御手段の分解
斜視図、第5図は油圧装置本体の分解斜視図、第6図は
本発明を適応可能なトラクタ後部を示す側面図である。 1・・・トラクタ(走行車輌)、2・・・エンジン、6
・・・油圧メインクラッチ、7・・・トランスミツシラ
ン、12・・・油圧装置、15・・・油圧ポンプ、16
・・・速度制御レバー、20・・・調速機構、35・・
・3点リンク機構、38・・・作業機、41・・・油圧
制御手段、42・・・ポジションコントロールレバー、
44・・・制御ボックス、48・・・クラッチ制御手段
、50・・・手作動手段、S・・・センサ、B・・・ア
クチュエータ。
Claims (1)
- (1)油圧メインクラッチ(6)を介してトランスミッ
ション(7)へ走行駆動力を発生するエンジン(2)と
、このエンジン(2)の回転速度を調整する調速機構(
20)と、エンジン(2)によって駆動される油圧ポン
プ(15)と、油圧制御手段(41)を備えていて油圧
ポンプ(15)から供給される圧油によって作動される
作業機昇降用油圧装置(12)と、油圧ポンプ(15)
から油圧メインクラッチ(6)への圧油供給を制御する
クラッチ制御手段(48)とを有する作業機装着型走行
車輌において、前記油圧装置(12)には作業機上昇動
作を検出するセンサ(S)が設けられ、前記クラッチ制
御手段(48)にはセンサ(S)からの信号によって油
圧メインクラッチ(6)を半クラッチ状態にする半作動
手段(50)が設けられ、前記調速機構(20)にはエ
ンジン(2)が所定回転速度より低いときにセンサ(S
)からの信号によって調速機構(20)をエンジン増速
側へ作動させるアクチュエータ(B)が設けられている
ことを特徴とする作業機装着型走行車輌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11989189A JPH06102431B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 作業機装着型走行車輌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11989189A JPH06102431B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 作業機装着型走行車輌 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299991A true JPH02299991A (ja) | 1990-12-12 |
JPH06102431B2 JPH06102431B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=14772788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11989189A Expired - Lifetime JPH06102431B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 作業機装着型走行車輌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102431B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020031589A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP11989189A patent/JPH06102431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020031589A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102431B2 (ja) | 1994-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20060048314A (ko) | 주행차량 | |
JPH02299991A (ja) | 作業機装着型走行車輌 | |
JPH09168313A (ja) | トラクタの駆動制御装置 | |
JP3743941B2 (ja) | 電子ガバナー機構付エンジン搭載乗用田植機 | |
JP3073902B2 (ja) | 耕耘機の制御装置 | |
JP7196785B2 (ja) | 作業車 | |
JP4749762B2 (ja) | 乗用トラクタの走行速度制御装置 | |
JPH02299990A (ja) | 作業機装着型走行車輌 | |
JP5173902B2 (ja) | 作業車両のエンジン負荷制御装置 | |
JP3632779B2 (ja) | 移動農機 | |
JP3918223B2 (ja) | トラクタの操向制御装置 | |
JP2000314327A (ja) | 農用トラクタのガバナ装置 | |
JP2000179370A (ja) | 作業車両のエンジン回転制御装置 | |
JPH0130441B2 (ja) | ||
JPH10164907A (ja) | トラクタ等のエンジン制御装置 | |
JP3567646B2 (ja) | 田植機 | |
JP3295410B2 (ja) | 農用トラクタのガバナ装置 | |
JP2958566B2 (ja) | 移動農機のエンジン装置 | |
JPH11346513A (ja) | 田植機 | |
JP2001171374A (ja) | 農作業機のpto自動制御装置 | |
JP2024001924A (ja) | 草刈機 | |
JP2000157018A (ja) | 田植機 | |
JP2707090B2 (ja) | コンバインの速度制御装置 | |
JP3295409B2 (ja) | 農用トラクタのガバナ装置 | |
JP2001221078A (ja) | 作業車輛のエンジンコントロール装置 |