JPH02299965A - 液圧倍力装置 - Google Patents
液圧倍力装置Info
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- JPH02299965A JPH02299965A JP1119654A JP11965489A JPH02299965A JP H02299965 A JPH02299965 A JP H02299965A JP 1119654 A JP1119654 A JP 1119654A JP 11965489 A JP11965489 A JP 11965489A JP H02299965 A JPH02299965 A JP H02299965A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、車両に搭載されてペダルに加えられる踏力を
倍力する液圧倍力装置に関する。
倍力する液圧倍力装置に関する。
「従来の技術」
従来一般に液圧倍力装置は、ハウジングに摺動自在に設
けたパワーピストンと、上記ハウジング内でパワーピス
トンの一端部に形成した動力室と、入力軸に連動して作
動され、該入力軸に加えられた踏力に応じた流体圧力を
上記動力室内に導入する弁機構と、上記パワーピストン
に連動した出力軸とを備えている。
けたパワーピストンと、上記ハウジング内でパワーピス
トンの一端部に形成した動力室と、入力軸に連動して作
動され、該入力軸に加えられた踏力に応じた流体圧力を
上記動力室内に導入する弁機構と、上記パワーピストン
に連動した出力軸とを備えている。
そして上記出力軸はパワーピストンの先端部に一体に形
成され、或いはパワーピストンの先端部に連結固定され
、かつシール部材により液肥を保ってハウジングから摺
動自在に突出されてマスターシリンダのピストンに連動
するようになっている。
成され、或いはパワーピストンの先端部に連結固定され
、かつシール部材により液肥を保ってハウジングから摺
動自在に突出されてマスターシリンダのピストンに連動
するようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、液圧倍力装置にマスクシリンダを連結し
た際に、製造誤差によってマスクシリンダのピストンの
細心と液圧倍力装置のパワーピストンの細心とがずれた
場合には、両ピストンに半径方向の力が加わるようにな
り、したがって各ピストンとハウジングとの摺動部分が
摩滅しやすくなり、また摺動部分に設けたシール部材が
損傷され易くなると0う欠点があった。
た際に、製造誤差によってマスクシリンダのピストンの
細心と液圧倍力装置のパワーピストンの細心とがずれた
場合には、両ピストンに半径方向の力が加わるようにな
り、したがって各ピストンとハウジングとの摺動部分が
摩滅しやすくなり、また摺動部分に設けたシール部材が
損傷され易くなると0う欠点があった。
「課題を解決するための手段」
本発明はこのような事情に鑑み、上述した液圧倍力装置
において、上記パワーピストンの出力軸側端部をシール
部材により液肥を保ってハウジングから摺動自在に突出
させるとともに、その突出端に有底の孔を形成し、かつ
該有底の孔内に上記出力軸の末端部を揺動可能に嵌合連
結するようにしたものである。
において、上記パワーピストンの出力軸側端部をシール
部材により液肥を保ってハウジングから摺動自在に突出
させるとともに、その突出端に有底の孔を形成し、かつ
該有底の孔内に上記出力軸の末端部を揺動可能に嵌合連
結するようにしたものである。
「作用」
上記構成によれば、液圧倍力装置にマスクシリンダを連
結した際に、マスクシリンダのピストンと液圧倍力装置
のパワーピストンとの軸心がずれていても、両細心のず
れを上記出力軸の揺動によって吸収することができる。
結した際に、マスクシリンダのピストンと液圧倍力装置
のパワーピストンとの軸心がずれていても、両細心のず
れを上記出力軸の揺動によって吸収することができる。
したがって、各ピストンとハウジングとの摺動部分に半
径方向の無理な力が加わることがなく、その部分の摩耗
やシール部材の損傷を防止することができる。
径方向の無理な力が加わることがなく、その部分の摩耗
やシール部材の損傷を防止することができる。
「実施例」
以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、液圧倍力装置のハウジング1はその軸部に大径
孔1a8備えており、該大径孔1a内にパワーピストン
2の右方大径部2alFr摺動自在に嵌合している。ま
たパワーピストン2の左方小径部2bは、ハウジング1
の左方端壁に穿設した貫通孔1b内にシール部材3によ
って液密を保持して摺動自在に貫通させ、その先端部に
出力軸4を連動させている。
おいて、液圧倍力装置のハウジング1はその軸部に大径
孔1a8備えており、該大径孔1a内にパワーピストン
2の右方大径部2alFr摺動自在に嵌合している。ま
たパワーピストン2の左方小径部2bは、ハウジング1
の左方端壁に穿設した貫通孔1b内にシール部材3によ
って液密を保持して摺動自在に貫通させ、その先端部に
出力軸4を連動させている。
上記ハウジング1から外方に突出するパワーどストン2
の突出端には有底の孔5を形成してあり、この有底の孔
5の底部を円錐形状としている。他方、上記出力軸4の
末端部に大径部4aを形成し、この大径部4aの端面を
凸球状に形成するとともにその外周に○プラグ6を装着
し、かつ該端部を上記有底の孔5内に嵌合して上述の円
錐形状の底部に当接させている。
の突出端には有底の孔5を形成してあり、この有底の孔
5の底部を円錐形状としている。他方、上記出力軸4の
末端部に大径部4aを形成し、この大径部4aの端面を
凸球状に形成するとともにその外周に○プラグ6を装着
し、かつ該端部を上記有底の孔5内に嵌合して上述の円
錐形状の底部に当接させている。
したがって第2図に示すように、上記出力軸4はその端
部を中心として出力軸4の小径部4bと孔5との間の間
隙に応じた角度θだけ揺動することができ、仮に上記パ
ワーピストン2の軸心とマスクシリンダのピストン7の
軸心とにずれがあっても、両細心のずれを上記出力軸4
の揺動によって吸収することができる。これにより、各
ピストン2.7とそれぞれのハウジング1との摺動部分
に、半径方向の無理な力が加わることがなく、その部分
の摩耗やシール部材3の損Wを防止することができる。
部を中心として出力軸4の小径部4bと孔5との間の間
隙に応じた角度θだけ揺動することができ、仮に上記パ
ワーピストン2の軸心とマスクシリンダのピストン7の
軸心とにずれがあっても、両細心のずれを上記出力軸4
の揺動によって吸収することができる。これにより、各
ピストン2.7とそれぞれのハウジング1との摺動部分
に、半径方向の無理な力が加わることがなく、その部分
の摩耗やシール部材3の損Wを防止することができる。
また、上記大径部4aの外周にQプラグ6を装着しでい
るので、液圧倍力装置を車両に栢載する際等に上記出力
軸4が下方に向けられても、上記0リング6の摩擦抵抗
によって出力軸4が有底の孔5から脱落するのが防止で
きる。
るので、液圧倍力装置を車両に栢載する際等に上記出力
軸4が下方に向けられても、上記0リング6の摩擦抵抗
によって出力軸4が有底の孔5から脱落するのが防止で
きる。
第3図は、上記出力軸4の大径部4ai省略して出力軸
全体を小径部4bから形成し、かつ出力軸4の右端部外
周と孔5の内周との対向位置に環状溝4C15aをそれ
ぞれ形成し、両者間にグロメット6aを嵌着するように
したものである。
全体を小径部4bから形成し、かつ出力軸4の右端部外
周と孔5の内周との対向位置に環状溝4C15aをそれ
ぞれ形成し、両者間にグロメット6aを嵌着するように
したものである。
このような構成においても、第1図、第2図のものと同
等の作用効果が得られることは明らかである。
等の作用効果が得られることは明らかである。
次、に、第1図におりAで、上記大径孔1aの右端開口
部はプラグ11によってと封してあり、このプラグ11
は環状ナツト12によってハウジング1に固定している
。上記プラグ11とパ・ワービストシ2との間は圧油が
導入される動力室13としてあり、またパワーピストン
、2の上記動力室13と反対側に形成した低圧室14内
にばね15を収容し、このばね15の弾撥力によって過
言はパワーピストン2をプラグ11に当接する非作動位
君に保持している。そして上記ばねIn収納した低圧室
14は、ハウジング1に形成した通路16および導管1
7ヲ介してリザーバ18に連通させている。
部はプラグ11によってと封してあり、このプラグ11
は環状ナツト12によってハウジング1に固定している
。上記プラグ11とパ・ワービストシ2との間は圧油が
導入される動力室13としてあり、またパワーピストン
、2の上記動力室13と反対側に形成した低圧室14内
にばね15を収容し、このばね15の弾撥力によって過
言はパワーピストン2をプラグ11に当接する非作動位
君に保持している。そして上記ばねIn収納した低圧室
14は、ハウジング1に形成した通路16および導管1
7ヲ介してリザーバ18に連通させている。
上記パワーとストン2の右端軸部には有底の段付孔を形
成してあり、該段付孔の大径孔2cを動力室13に開口
させている。そして上記パワーピストン2の小径孔2d
と大径孔2cとに、段付スリーブ21の小径部21aと
大径部21bとをそれぞれ嵌合し、ざらにその大径部2
1bよりも右側の大径孔2c内にストッパリング22と
スリーブ23とを順次嵌合し、かつ上記大径孔2Cの右
端部に形成した雌ねじ部にロックナツト24を螺着して
スリーブ23ヲ固定するとともに、該ロックナット24
ヲ図示しないポンチカシメによりパワーピストン2に固
定している。
成してあり、該段付孔の大径孔2cを動力室13に開口
させている。そして上記パワーピストン2の小径孔2d
と大径孔2cとに、段付スリーブ21の小径部21aと
大径部21bとをそれぞれ嵌合し、ざらにその大径部2
1bよりも右側の大径孔2c内にストッパリング22と
スリーブ23とを順次嵌合し、かつ上記大径孔2Cの右
端部に形成した雌ねじ部にロックナツト24を螺着して
スリーブ23ヲ固定するとともに、該ロックナット24
ヲ図示しないポンチカシメによりパワーピストン2に固
定している。
上記段付スリーブ21の小径部21aの先端部は弁機構
27を構成する第1弁座28としてあり、該菓1弁座2
8にその左側から弁体29をばね30の弾撥力によって
着座させるとともに、上記小径部21aの外周面に設け
た0リング等のシール手段31によって該小径部21a
の外周面と小径孔2dの内周面との間をシールさせ、そ
れによって弁体29を第1弁座28に着座させた際には
、第1弁座28の右側の動力室13と左側の圧力室32
との連通を完全に遮断することができるようにしている
。
27を構成する第1弁座28としてあり、該菓1弁座2
8にその左側から弁体29をばね30の弾撥力によって
着座させるとともに、上記小径部21aの外周面に設け
た0リング等のシール手段31によって該小径部21a
の外周面と小径孔2dの内周面との間をシールさせ、そ
れによって弁体29を第1弁座28に着座させた際には
、第1弁座28の右側の動力室13と左側の圧力室32
との連通を完全に遮断することができるようにしている
。
このように、本実施例においては小径孔2d内に第1弁
座28を設けるために、パワーピストン2の段付孔に段
付スリーブ21、ストッパリング22およびスリーブ2
3を順次嵌合し、かつパワーピストン2の段付孔の最外
側となるスリーブ23ヲロツクナツト24とポンチカシ
メとによって固定するようにしているので、リング状部
材を上記小径孔2d内へ圧入してこれを第1弁座28と
する場合に比較して、組立作業を容易なものとすること
ができる。
座28を設けるために、パワーピストン2の段付孔に段
付スリーブ21、ストッパリング22およびスリーブ2
3を順次嵌合し、かつパワーピストン2の段付孔の最外
側となるスリーブ23ヲロツクナツト24とポンチカシ
メとによって固定するようにしているので、リング状部
材を上記小径孔2d内へ圧入してこれを第1弁座28と
する場合に比較して、組立作業を容易なものとすること
ができる。
また段付スリーブ21の小径部21aと小径孔2dとの
周隙をシール手段31でシールしているので、上記リン
グ状部材を圧、入した場合に比較して圧力流体の洩れを
確実に防止することができる。
周隙をシール手段31でシールしているので、上記リン
グ状部材を圧、入した場合に比較して圧力流体の洩れを
確実に防止することができる。
次に、上記小径孔2d内には、上記第1井座28の左側
に第2シール手段35を設けてあり、該第2シール手段
35と第1井座28との門を上述の圧力室32とすると
ともに、第2シール手段35の左側部分にバラシス室3
6を形成し、該バランス室36をパワーピストン2に形
成した連通孔37と環状溝38、および段付スリーブ2
1に穿設した孔39を介して上記動力室13に連通させ
ている。
に第2シール手段35を設けてあり、該第2シール手段
35と第1井座28との門を上述の圧力室32とすると
ともに、第2シール手段35の左側部分にバラシス室3
6を形成し、該バランス室36をパワーピストン2に形
成した連通孔37と環状溝38、および段付スリーブ2
1に穿設した孔39を介して上記動力室13に連通させ
ている。
そして上記弁体29の左側端部を第2シール手段35に
より液肥ヲ保って摺動自在に貫通させてバランス室36
に臨ませるとともに、該弁体29のバランス室36側の
受圧面積と動力室13側の受圧面積とを実質的に同一と
することにより、動力室13内およびバランス室36内
の圧力が変動しても弁体29が進退変位されることがな
いようにしている。
より液肥ヲ保って摺動自在に貫通させてバランス室36
に臨ませるとともに、該弁体29のバランス室36側の
受圧面積と動力室13側の受圧面積とを実質的に同一と
することにより、動力室13内およびバランス室36内
の圧力が変動しても弁体29が進退変位されることがな
いようにしている。
上記圧力室32は、′パワーピストン2に形成した供給
通路41と、パワーどストン2の外周面に形成した環状
溝42と、ハウジング1に形成した半径方向の通路43
と、ざらにこの通路43に接続した導管44ヲ介してポ
ンプ45に連通させてあり、該ポンプ45によって常時
圧力室32内に所定圧の圧油を供給できるようにしてい
る。
通路41と、パワーどストン2の外周面に形成した環状
溝42と、ハウジング1に形成した半径方向の通路43
と、ざらにこの通路43に接続した導管44ヲ介してポ
ンプ45に連通させてあり、該ポンプ45によって常時
圧力室32内に所定圧の圧油を供給できるようにしてい
る。
ところで上記供給通路41は、パワーピストン2の外周
面から斜めに上記小径孔2d内に貫通する貫通孔として
構成してあり、かつ上記バランス室36と動力室13と
を連通する連通孔37を、上記供給通路41の延長線上
に形成した第1連通孔37aとパワーピストン2の軸方
向に穿設した第2通通孔37bとから構成している。そ
して上記供給通路41と第1連通孔37aとの間に上記
第2シール手段35を配設して供給通路41と第1連通
孔37aとの連通を、つまり圧力室32とバランス室3
6との連通を遮断するようにしている。
面から斜めに上記小径孔2d内に貫通する貫通孔として
構成してあり、かつ上記バランス室36と動力室13と
を連通する連通孔37を、上記供給通路41の延長線上
に形成した第1連通孔37aとパワーピストン2の軸方
向に穿設した第2通通孔37bとから構成している。そ
して上記供給通路41と第1連通孔37aとの間に上記
第2シール手段35を配設して供給通路41と第1連通
孔37aとの連通を、つまり圧力室32とバランス室3
6との連通を遮断するようにしている。
このように、上記供給通路41の延長線上に第1連通孔
37aを形成すれば、該第1連通孔37aV逆方向のパ
ワーピストン2の外周面から形成した場合のように、該
第1連通孔37aがパワーピストン2の外周面に開口す
ることがなく、したがってその開ロ部ヲト封する栓部材
を必要としないので、構成が簡単となるとともに栓部材
の脱落の虞がない。
37aを形成すれば、該第1連通孔37aV逆方向のパ
ワーピストン2の外周面から形成した場合のように、該
第1連通孔37aがパワーピストン2の外周面に開口す
ることがなく、したがってその開ロ部ヲト封する栓部材
を必要としないので、構成が簡単となるとともに栓部材
の脱落の虞がない。
然して、前述のプラグ11には、ハウジング1の大径孔
1aと同一軸線上で貫通孔11aを穿設し、該貫通孔1
1a内に図示しないブレーキペダルに連動させた入力軸
49を摺動自在に嵌合している。そして該入力軸49の
先端部に半径方向外方に伸びるフランジ部49aを形成
するとともに、該フランジ部49aの軸部に上記弁機構
27を構成する環状ビン50を取付けている。
1aと同一軸線上で貫通孔11aを穿設し、該貫通孔1
1a内に図示しないブレーキペダルに連動させた入力軸
49を摺動自在に嵌合している。そして該入力軸49の
先端部に半径方向外方に伸びるフランジ部49aを形成
するとともに、該フランジ部49aの軸部に上記弁機構
27を構成する環状ビン50を取付けている。
上記入力軸49のフランジ部49aは、上記段付スリー
ブ21の大径部21b内に位置しており、その右側に配
置した前述のストッパリング22によってパワーピスト
ン2の′大径孔2c内から右方に脱落するのが防止され
ている。
ブ21の大径部21b内に位置しており、その右側に配
置した前述のストッパリング22によってパワーピスト
ン2の′大径孔2c内から右方に脱落するのが防止され
ている。
このとき、上記ストッパリング22は段付スリーブ21
とスリーブ23との間に挟持されて位置決めされている
ので、従来のように該ストッパリング22をスナップリ
ングから構成してパワーピストン2の内周面に形成した
環状溝内に保合古せて位置決めするようにした場合に比
較して、該ストッパリング22を確実にその位置に保持
することができる。しかしながら、上記段付スリーブ2
1とスリーブ23とを一体に形成し、スリーブ23の内
周面に形成した環状溝内にストッパリング22を取付け
ることも可能である。
とスリーブ23との間に挟持されて位置決めされている
ので、従来のように該ストッパリング22をスナップリ
ングから構成してパワーピストン2の内周面に形成した
環状溝内に保合古せて位置決めするようにした場合に比
較して、該ストッパリング22を確実にその位置に保持
することができる。しかしながら、上記段付スリーブ2
1とスリーブ23とを一体に形成し、スリーブ23の内
周面に形成した環状溝内にストッパリング22を取付け
ることも可能である。
次に、図示しないブレーキペダルの踏込みが解除されて
いる図示非作動状態では、上記入力軸49はこれと上記
段付スリーブ21との間に弾装したばね51によって右
方に付勢され、フランジ部49aがプラグ11の先端面
に当接した図示非作動状態に保持されている。
いる図示非作動状態では、上記入力軸49はこれと上記
段付スリーブ21との間に弾装したばね51によって右
方に付勢され、フランジ部49aがプラグ11の先端面
に当接した図示非作動状態に保持されている。
この状態では、上記環状どン50は弁体29から離隔し
ており、該環状ビシ50の軸部に形成した排出通路54
は上記動力室13に連通する一方、その内部に設けた騒
音防止用のオリフィス55と、入力軸49の細部に形成
した軸方向通路56と半径方向通路57と、上記プラグ
11の貫通孔11a内の内周面に形成した環状溝58と
、プラグ11に形成した半径方向通路59と、ハウジン
グ1に形成した軸方向通路60と、ざらに上述の通路1
6とを介してリザーバ18に連通し、それによって上記
動力室13ヲリザーバ18に連通させている。
ており、該環状ビシ50の軸部に形成した排出通路54
は上記動力室13に連通する一方、その内部に設けた騒
音防止用のオリフィス55と、入力軸49の細部に形成
した軸方向通路56と半径方向通路57と、上記プラグ
11の貫通孔11a内の内周面に形成した環状溝58と
、プラグ11に形成した半径方向通路59と、ハウジン
グ1に形成した軸方向通路60と、ざらに上述の通路1
6とを介してリザーバ18に連通し、それによって上記
動力室13ヲリザーバ18に連通させている。
これに対し、上記ブレーキペダルが踏込まれて入力軸4
9が前進された際には、上記弁体29を環状ビン50の
先端部に形成した第2弁座64に相対的に着座させて排
出通路54と動力室13との連通を遮断させるとともに
、環状ビン50によって弁体29をはね30に抗して強
制的に第1弁座28から離座させることができる。
9が前進された際には、上記弁体29を環状ビン50の
先端部に形成した第2弁座64に相対的に着座させて排
出通路54と動力室13との連通を遮断させるとともに
、環状ビン50によって弁体29をはね30に抗して強
制的に第1弁座28から離座させることができる。
これにより上記圧力!32に導入されていた圧油は、環
状どン50の外周とスリーブ21の内周との間隙を介し
て動力室13内に連通され、該動力室13内に導入され
た油圧によって、従来周知の液圧倍力装置と同様に、所
定の倍力比でパワーピストン2を左方に前進させてブレ
ーキ作動を行わせることができる。
状どン50の外周とスリーブ21の内周との間隙を介し
て動力室13内に連通され、該動力室13内に導入され
た油圧によって、従来周知の液圧倍力装置と同様に、所
定の倍力比でパワーピストン2を左方に前進させてブレ
ーキ作動を行わせることができる。
「発明の効果」
以上のように、本発明においては、パワーどストンの出
力軸側端部をシール部材により液密を保ってハウジング
から摺動自在に突出させ、その突出端に出力軸を揺動可
能に連動させているので、マスクシリンダのピストンと
液圧倍力装置のパワーピストンとの細心がずれていても
出力軸の揺動によってそれらの細心のずれを吸収するこ
とができ、したがって各ピストンとハウジングとの摺動
部分に半径方向の無理な力が加わることを防止してその
部分の摩耗やシール部材の損傷を防止することができる
という効果が得られ“る。
力軸側端部をシール部材により液密を保ってハウジング
から摺動自在に突出させ、その突出端に出力軸を揺動可
能に連動させているので、マスクシリンダのピストンと
液圧倍力装置のパワーピストンとの細心がずれていても
出力軸の揺動によってそれらの細心のずれを吸収するこ
とができ、したがって各ピストンとハウジングとの摺動
部分に半径方向の無理な力が加わることを防止してその
部分の摩耗やシール部材の損傷を防止することができる
という効果が得られ“る。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の出力軸4がパワーピストン2に対して揺動した状態
を示す断面図、第3図は本発明の他の、笑施例を示す断
面図である。
図の出力軸4がパワーピストン2に対して揺動した状態
を示す断面図、第3図は本発明の他の、笑施例を示す断
面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ハウジングに摺動自在に設けたパワーピストンと、上記
ハウジング内でパワーピストンの一端部に形成した動力
室と、入力軸に連動して作動され、該入力軸に加えられ
た踏力に応じた流体圧力を上記動力室内に導入する弁機
構と、上記パワーピストンに連動した出力軸とを備える
液圧倍力装置において、 上記パワーピストンの出力軸側端部をシール部材により
液密を保ってハウジングから摺動自在に突出させるとと
もに、その突出端に有底の孔を形成し、かつ該有底の孔
内に上記出力軸の末端部を揺動可能に嵌合連結したこと
を特徴とする液圧倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1119654A JP2762557B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 液圧倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP1119654A JP2762557B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 液圧倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH02299965A true JPH02299965A (ja) | 1990-12-12 |
JP2762557B2 JP2762557B2 (ja) | 1998-06-04 |
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ID=14766782
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1119654A Expired - Fee Related JP2762557B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 液圧倍力装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2762557B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5035630A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-04 | ||
JPS6150864A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-13 | Jidosha Kiki Co Ltd | 液圧倍力装置の倍力比制御装置 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP1119654A patent/JP2762557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPS5035630A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-04 | ||
JPS6150864A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-13 | Jidosha Kiki Co Ltd | 液圧倍力装置の倍力比制御装置 |
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JP2762557B2 (ja) | 1998-06-04 |
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