JPH02299807A - 骨材真空冷却槽の密閉装置 - Google Patents

骨材真空冷却槽の密閉装置

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JPH02299807A
JPH02299807A JP1121139A JP12113989A JPH02299807A JP H02299807 A JPH02299807 A JP H02299807A JP 1121139 A JP1121139 A JP 1121139A JP 12113989 A JP12113989 A JP 12113989A JP H02299807 A JPH02299807 A JP H02299807A
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opening
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安倍 善悦
Shozo Okajima
岡島 正造
Seiichi Aida
会田 精一
Atsutoshi Arai
荒井 厚俊
Shunichi Matsumoto
俊一 松本
Osamu Kawakami
修 川上
Sueo Kishiro
来城 末雄
Susumu Tsuchida
進 土田
Hisashi Tobari
久 戸張
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、砂や砂利等の骨材を貯蔵する冷却槽を真空
冷却する骨材真空冷却槽に係り、詳しくは骨材投入口お
よび排出口の気密性を向上し、かつ開閉操作の省力化を
推進し全自動化を図る骨材真空冷却槽の密閉装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、コンクリートを打設すると硬化熱を発生するが
、殊に夏季には骨材の計量、貯蔵、供給を行う通常のバ
ッチャ−プラントから排出される骨材を用いてダム等の
コンクリートを打設すると、コンクリート温度が急上昇
して表面割れ等を起こす悪影響があった。このため、冷
却槽を真空冷却して骨材を冷却する骨材真空冷却槽が開
発されている。
従来の骨材真空冷却槽の密閉装置には、ヒンジ式あるい
はスライド式の気密蓋が採用されており、これら気密蓋
が投入口および排出口の開口縁部と接触する部位には、
いずれかにパツキン等の気密部材を取付けて気密性を保
持している。上記密閉装置は気密蓋を閉鎖した後、締付
具を操作して開口縁部と気密蓋との気密性を高めている
〔発明が解決しようとする課題〕
゛ しかしながら、従来の密閉装置は気密蓋の開放前や
閉鎖後に、締付具を操作する手間や時間がかかり面倒で
非能率的であるとともに、その作業は手作業によって行
われているので省力化が図れず、したがって骨材真空冷
却槽の自動化操業を推進する上で、全自動化が成し得な
い障害となっていた。
また、骨材の投入、排出の繰り返しで、投入口と排出口
の開口縁部および気密蓋の接触面側には骨材が付着した
り残留してしまうので、気密蓋の閉鎖時にはこの付着、
残留骨材が開口縁部と気密蓋のパツキンの間に詰まって
、パツキンを損傷したり、骨材が噛んだままとなって両
者間に隙間が生じる等、気密性の保持を困難にしていた
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、密閉
装置の自動化を図り、作業を省力化して操業の全自動化
を可能にするとともに、気密蓋や開口縁部に付着、残留
する骨材を排除して完全密閉化を図る骨材真空冷却槽の
密閉装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記課題を解決するために、骨材の投入口お
よび排出口に気密蓋を備えた冷却槽を真空冷却して、貯
蔵された骨材を冷却する骨材真空冷却槽において、前記
両気密蓋を投入口および排出口の開口縁部と平行状に接
離させかつ全開時に退避させる流体伝動手段およびリン
ク手段からなる開閉機構と、前記開口縁部および気密蓋
の接触面側に付着、残留する骨材を除去する流体噴射手
段からなる排除機構を設けた骨材真空冷却槽の密閉装置
を構成したものである。
〔作 用〕
この発明によると、流体伝動手段およびリンク手段から
なる開閉機構が作動すると、投入口と排出口のそれぞれ
の気密蓋が開口縁部に平行状に接触したり、あるいは開
口縁部から平行状に離隔したりし、さらに気密蓋を全開
すればそれぞれの開口部から退避するので、一連の動作
で気密蓋を開口縁部に圧接、解除することができ、省力
化が図れ自動化を可能にするものである。
また、気密蓋を閉鎖する際の気密蓋と開口縁部とが平行
状に離隔した状態のときに、流体噴射手段からなる排除
機構が作動すると、投入口および排出口の開口縁部や気
密蓋の接触面側に付着、残留した骨材が噴射力で吹き飛
ばされて掃除されるので、パツキン等の気密部材を損傷
したり、両者間に噛んで隙間を生じたりすることがなく
気密性を保持可能にする。
〔実施例〕
この発明に係る一実施例を図面に基づいて説明する。5
図面の第1図は骨材真空冷却槽の全体図、第2図は同骨
材真空冷却槽の平面図、第3図は上蓋開閉機構と上部排
除機構を示す正面図、第4図は骨材投入シュートの正面
図、第5図は底蓋開閉機構と下部排除機構を示す正面図
、第6図および第7図は底蓋の開閉作動を示す説明図、
第8図は底蓋開閉機構と下部排除機構の側面図、第9図
は第5図S部の拡大断面図である。
第1図に示すように骨材真空冷却槽Aは、円筒状の縦長
な冷却槽1を支柱2などで立設してあり、上部には骨材
を投入するための投入口3を、また下部には冷却された
骨材を排出するための排出口4をホッパー5の筒口5a
の下端に形成しである。
そして、密閉装置は次のように構成しである。
すなわち、第1図ないし第3図に示すように、冷却槽1
の上部には投入口3を開閉する上蓋6の上蓋開閉機構B
と、エアを噴出する上部排除機構Cを設けてあり、また
冷却槽1の下部には第5図ないし第8図に示すように、
排出口4を開閉する底蓋7の底蓋開閉機構りと、エアお
よび水を噴出する下部排除機構Eをそれぞれ設けである
。さらに、冷却槽1の上方には第4図に示すように、投
入口3に骨材を投入するための骨材投入シュートFを設
けである。
上蓋6は円形な投入口3の開口縁部3aに周縁が載置さ
れるように円盤形状をしており、開口縁部3aとの接触
面側6aには○リング8を取付けである。冷却槽1の上
部には、上蓋開閉機構Bを取付けるための基礎梁9が投
入口3を囲むように、しかも開口縁部3aのレベルより
低い位置となるように枠状に組付けである。この基礎梁
9の上部に水平方向に旋回自在な2水平行に組んだ水平
移動梁10と、この水平移動梁10の旋回を案内するガ
イドレール11を組付けである。上記水平移動梁10は
その基端側を支持梁12を介して横ピン13と縦ピン1
4で軸着してあり、先端部には移動ローラ15を突設し
て、固定梁16を介して取付けた円弧状のガイドレール
11に収嵌しである。
水平移動梁10の中央には、上下動用エアシリンダ17
のシリンダケース17aをビン継手によって取付けてあ
り、またそのシリンダロッド17bの先端部には倍力作
用をなすためのトグルリンク18を連結しである。この
上下動用エアシリンダ17は、シリンダロッド17bが
水平移動梁10の長手方向に伸長するように取付けられ
、トグルリンク18の一方のリンク材は水平移動梁10
の上部に、また他方のリンク材は上蓋6の上部中心位置
にそれぞれピン継手によって取付けられている。また、
水平移動梁10基部側の中央には、腕体19をピン継手
によって取付けてあり、先端部を上蓋6の上部中心位置
にビン継手によって取付けである(第3図参照)。さら
に、水平移動梁10の一側面の基部側には、旋回用エア
シリンダ20のシリンダロッド20bをビン継手によっ
て取付けてあり、シリンダケース20aは水平移動梁1
0と同一高さに組んだ取付梁21にピン継手によって取
付けである(第2図参照)。この旋回用エアシリンダ2
0はそのシリンダロッド20bの最大縮退時に、水平移
動梁10に対して直交方向に位置するように取付けであ
る。
したがって、閉鎖状態にある上蓋6を開放するには次の
ように行う。上下動用エアシリンダ17を作動してシリ
ンダロッド17bを縮退する。これにより、トグルリン
ク18が第3図に仮想線で示すように作動して上蓋6を
僅かに上動する。上蓋6は腕体19で軸支されているの
で、開口縁部3aから垂直方向に、しかも安定的に持上
げられ、上蓋6のOリング8を開口縁部6aに摩擦する
ことな(損傷を防止できる。続いて、上蓋6を持上げた
状態のまま、旋回用エアシリンダ20のシリンダロッド
20bを伸長する。その伸長につれて水平移動梁10は
ガイドレール11に沿って移動し、第2図に仮想線で示
すように、縦ピン14を支点にして水平方向に旋回する
。上蓋6は投入口3から完全に退避した位置で停止する
。以上の操作で、上蓋6が開放され投入口3が全開する
ので、骨材を投入可能にする。また、投入口3を閉鎖す
るには、上記とは逆作動を行う。上蓋6はスライド旋回
した後、垂直に降下して、投入口3の開口縁部3aを圧
接するので、・Oリング8を摩擦することなく投入口3
を完全に密閉する。
次に、第1図ないし第3図に示すエアを噴射する上部排
除機構Cについて説明する。この上部排除機構Cは、図
示しないエア配管に接続される環状ヘッダー23に投入
側ノズル22を設けており、水平移動梁10の下部に取
付けた十字形の吊り部材24を介して環状ヘッダー23
が取付けられ、上蓋6を囲繞するようにしである。この
環状ヘッダー23は上蓋6の外径寸法より内径を大きく
形成してあり、周囲4.5度の角度間隔毎に合計8個の
投入側ノズル22を取付けである。これら投入側ノズル
22は、その噴射方向をいずれも投入口3の開口縁部3
aに同け、しかも投入口3の求心方向に向くように、下
向き45度の角度をつけて取付けている。
上記上部排除機構Cは、上蓋6を閉鎖する際に作動する
。すなわち、旋回用エアシリンダ20のシリンダロッド
20bを縮退して、上蓋6が持上げられた状態のまま投
入口3の上方に位置するときに作動してエアを噴射する
。噴射エアは開口縁部3aに反射して上M60?接触面
接触aにも噴射され、両者間の僅かな空域を擾乱状態に
する。開口縁部3aならびに上蓋6の接触面側6aに付
着。
残留した骨材は吹き飛ばされ除去される。これにより、
投入口の開口縁部3aと上蓋6の接触面側6aを掃除す
るので、上蓋6をその後に閉鎖しても、両者間に骨材が
詰まって0リング8を損傷したり、噛んで隙間が生じた
りすることがなく完全に密閉できる。
骨材投入シュートFは第4図に示すように、この例では
、2基設置した骨材真空冷却槽Aの中間に設けている。
骨材投入シュートFはトラス構造のタワー30の頂部に
首振り自在に取付けたディストリビュータ−31と、円
筒状の上部シュート32aおよび下部シュート32bを
嵌合してスライド可能にするスライドシュート32で構
成している。ディストリビュータ−31は、30度の角
度をつけた筒口31aを有する漏、耳形に形成してあり
、図示しないコンベアーから搬送される骨材を上部開口
31bから受け、筒口31aを通過させて下方に位置す
るスライドシュート32に移送する。
スライドシュート32は、ディストリビニ−ター31の
筒口31aから骨材真空冷却槽Aの投入口3を結ぶため
に、斜めに設けである。このスライドシュート32全体
を水平、垂直方向に揺動可能にするため、上部シュート
32aの基部はタワー30の上部にビン継手によって取
付けられ、一方の下部シュート32bはその略中間位置
とタフ−30との間をそれぞれピン継手によって取付け
た連結部材33を介在しである。そして、上部シェード
32aには、下部シュート32bを斜め上下方向に伸縮
スライドさせるためのスライド用エアシリンダ34を取
付けである。このスライド用エアシリンダ34は、上部
シュート32aの左右両側部に、軸心方向に沿ってシリ
ンダケース34aを取付けてあり、シリンダロッド34
bの先端部は下部シュート32bの上端部に連結しであ
る。
上部シュート32aは、その上端部の口径をディストリ
ビュータ−31の筒口31aより大きくしたテーバ状に
形成してあり、先端部は下部シュート32bに内嵌しで
ある。また、下部シュート32bの先端側はエルボ状に
下方に折曲してあり、その下端部はスライド用エアシリ
ンダ34のシリンダロッド34bを最大伸長した際に、
冷却槽1の投入口3に近接するようにしである。
したがって、スライド用エアシリンダ34のシリンダロ
ッド34bを伸長した第4図に実線で示す状態から、シ
リンダロッド34bを縮退すると、下部シュート32b
は上部シュート32aに一層嵌大して縮退しつつ、スラ
イドシュート32全体が連結部材33で規制されながら
上部シュート32aの継手ビンを支点として旋回上昇す
る(この状態を第4図に仮想線で示す)、逆に、スライ
ド用エアシリンダ34のシリンダロッド34bを伸長す
れば、スライドシュート32は仮想線から実線の位置に
旋回下降して、投入口3に近接する。
これにより、ディストリビュータ−31からスライドシ
ュート32を経て、冷却槽1の投入口3に骨材を投入可
能にする。上記骨材投入シュートFは、上蓋6を退避さ
せた後にスライドシュート32を下降して骨材を投入し
、投入終了後に上昇して上蓋6の閉鎖を可能にしである
続いて、底蓋開閉機構りについて説明する。底蓋開閉機
構りは第5図ないし第8図に示すように、冷却槽1の排
出口4を開閉する底蓋7と、この底蓋7を取付けた底蓋
取付部材40と、底蓋取付部材40を斜め上下方向に作
動させ底蓋7を排出口4の開口縁部4aと接離させる上
下動用エアシリンダ41と、底蓋取付部材40を旋回し
て底蓋7を排出口4から退避させる旋回用エアシリンダ
42で構成しである。
底蓋7は円形な排出口4の開口縁部4aに、接触面側7
aの周縁が接触するように円盤形状をしている。ところ
で、排出口4の開口縁部4aには第9図に示すよ、うに
、0リング43を取付けてあり、底蓋7の接触面倒7a
が圧接するようにしである。また、開口縁部4aの内周
側には水切り溝4bを形成し、骨材の残留水分の水滴が
開口縁部4aに付着しないようにしである。底蓋取付部
材40は第5図および第8図に示すように、底蓋7を固
定的に載置する載置部材40aの両端部に、略り字形の
2枚のプレー)40bを同方向に向けて対面状に取付け
た口形に構成しである。
一方、ホッパー5の筒口5a上部には、その前後位置に
それぞれ口形のレバー取付部材44を取付けである。こ
れらレバー取付部材44には、略へ字形の係合レバー4
5の折曲部をビン46によってそれぞれ軸着してあり、
ビン46を支点に係合レバー45を回動可能にしである
。この係合レバー45のそれぞれの一側端には、上記底
蓋取付・部材40の両プレー)40bの上部をビン47
で回動自在に軸着してあり、また係合レバー45の他側
端には上下動用エアシリンダ41のシリンダロッド41
bをビン継手によって取付けである。
上下動用エアシリンダ41はそのシリンダケース41a
のボトムを、ホッパー5の一側面(第5図では左側)に
2個所突設した取付部にそれぞれ1基づつビン継手によ
って取付けている。さらに、ホッパー5の他側面(第5
図では右側)には上記同様に取付部を2個所突設して、
2基の旋回用エアシリンダ42のシリンダケース42a
をビン継手によって取付け、それぞれのシリンダロッド
42bは上記底蓋取付部材40のプレート40bの折曲
部にビン継手によって取付けている。上記上下動用エア
シリンダ41と旋回用エアシリンダ42の関係は、いず
れのシリンダロッド41b、42bも伸長させた状!(
第5図に示す状態)のときには、底蓋7が排出口4を圧
接して閉鎖した状態に底蓋取付部材40が位置する。
したがって、閉鎖状態の底蓋7を開放するには次のよう
に行う。上下動用エアシリンダ41のシリンダロッド4
1bを縮退すると、第5図から第6図の状態に移行する
。シリンダロッド41bの縮退につれて保合レバー45
は、そのビン46を支点にして時計廻り方向に回転する
ので、係合レバー45の一側が下方に下がり、底蓋取付
部材40全体を右斜め下方に移動する(第6図参照)。
これにより、底蓋7は排出口4の開口縁部4aから平行
状に僅かに離隔するので、開口縁部4aの0リング43
を摩擦することなく損傷を防止できる。続いて、旋回用
エアシリンダ42のシリンダロッド42bを縮退すると
、これに取付けられた底蓋取付部材40がピン47を支
点にして反時計廻り方向に旋回し、排出口4から完全に
退避した位置で停止する(第7図参照)。以上の作動で
排出口4が全開して、骨材が排出される。排出口4を閉
鎖するには、上記とは逆作動を行う。底蓋7は旋回した
後に左斜め上方に移動し、排出口4の開口縁部4aを圧
接するので、0リング43を摩擦するこなく排出口4を
完全に密閉する。
次に、エアおよび水を噴射する下部排除機構Eについて
説明する。この下部排除機構Eは、第5図ないし第8図
に示すようにホッパー5の筒口5aから下方に向けて取
付けた排出側第1ノズル48と、水洗カバー49内に取
付けた排出側第2ノズル50および水ノズル51で構成
しである。排出側第1ノズル48は劣弧形ヘッダー52
に4個所取付けてあり、図示しないエア配管に接続しで
ある。この劣弧形ヘッダー52はホッパー5の筒口5a
の下部側に取付金具53を介して、しかも筒口5aの周
面に沿うように取付けである。排出側第1ノズル48は
上下用エアシリンダ41のシリンダロッド41bが最大
縮退した際に、すなわち底M7が排出口4から僅かに間
隔をあけた位置にあるとき(第6図に示す状態)に、底
蓋7の周縁に噴射する方向に向けである。また、上記水
洗カバー49は、旋回用エアシリンダ42側に開口を向
け、底蓋取付部材40が旋回して排出口4から退避した
際に収納する位置に取付けである(第8図参照)。水洗
カバー49内の上部には、ヘッダー54に取付けた排出
側第2ノズル50と水ヘツダ−55に取付けた水ノズル
51をそれぞれ備えており、底蓋取付部材40が水洗カ
バー40内に位置しているときに、底蓋7の接触面側7
aにエアあるいは水を噴射するようにしである。排出側
第1ノズル48および第2ノズル50のエア噴射は毎回
、すなわちl排出毎に作動させるが、水の噴射は作業終
了時に行い、底蓋7の接触面側7aを洗浄する。排水は
図示にない排水溝に導くようにしである。
したがって、排出口4から底蓋7を退避させたときに、
排出側第2ノズル50.からエアを噴射して底蓋7の接
触面側7aに付着、残留する骨材を吹き飛ばして掃除す
る(第8図参照)。次に、排出口4を閉鎖するために底
蓋取付部材40を下方に旋回して、底蓋7が開口縁部4
aの僅か下方に位置するときに、排出側第1ノズル48
からエアを噴射する。噴射エアは底蓋7の接触面側7a
に反射して、開口縁部4aにも噴射され両者間の空域を
擾乱状態にする。開口縁部4aに付着した骨材は吹き飛
ばされ除去される。これにより、底蓋7の接触面側7a
と開口縁部4aを掃除するので、底M7を圧接、閉鎖し
ても両者間に骨材が詰まってOリング43を損傷したり
、噛んで隙間が生じたりすることがなく完全に密閉でき
る。
なお、上記上蓋開閉機構B、底蓋開閉機構りおよび骨材
投入シュートFの各エアシリンダは適宜制御されてエア
源に接続しである。また、投入側ノズル22.排出側第
1.第2ノズル48.50および水ノズル51から噴射
されるエアや水も、適宜制御されエア源あるいはポンプ
に接続しである。
以上のように構成した密閉装置の作動を骨材真空冷却槽
Aの操業と併せて説明する。まず、カラの骨材真空冷却
槽Aに骨材を貯蔵するために、底蓋開閉機構Cが作動し
て排出口4が閉鎖される。
この後、上蓋開閉機構Bが作動して投入口3が全開され
る。続いて、骨材を投入するために、骨材投入シュート
Fのスライドシュート32を伸長して投入口3に近接す
る。図示しないコンベアが作動して、ディスリドリビュ
ーター31に骨材を投入□し、スライドシュート32か
ら骨材真空冷却槽Aに投入される。骨材の所定計量の到
達でコンベアが停止する。骨材投入シュートF内の骨材
が全て投入された後、スライドシュート32を上昇する
。その後、旋回用エアシリンダ20が作動して投入口3
から退避していた上蓋6がスライド旋回し、投入口3の
僅か上方の位置で停止する。このとき、投入側ノズル2
2からエアが一定時間噴射される。投入口3の開口縁部
3aおよび上蓋6の接触面側6aに残留、付着していた
骨材が吹き飛ばされて掃除される。次に、上下動用エア
シリンダ17が作動し上蓋6が垂直に下動して、投入口
3の開口縁部3aを圧接する。開口縁部3aと上蓋6の
接触面側6aの間は、骨材を排除して圧接するので、骨
材がその間に詰まって、0リング8を損傷したり、噛ん
で隙間が生じたりすることがなく、投入口3を完全に密
閉できる。そして、排出口4も底蓋7で完全に密閉して
いるので、冷却槽1全体が完全に密閉される。
次に、骨材を貯蔵した冷却槽1内を真空にして、骨材を
冷却する。所定時間経過後に、図示しないミキサー側に
骨材を供給するために、底蓋開閉機構りが作動する。底
蓋7は大きく旋回して排出口4を全開し、骨材を排出す
る。この間に、排出側第2ノズル50が作動して、底M
7の接触面側7aに残留、付着している骨材を吹き飛ば
し掃除する。底蓋7が大きく傾斜して、停止しているこ
ともあり、接触面側7aの骨材は隈なく排除される。
冷却槽1内の骨材が排除された後に、旋回用エアシリン
ダ42が作動して底蓋7を旋回し、排出口4の僅か下方
の位置で停止する。このとき、排出側第1ノズル4日か
らエアが一定時間噴射される(第5図参照)。排出口4
の開口縁部4aに付着した骨材が吹き飛ばされ底蓋7と
もども掃除される。次に、上下動用エアシリンダ41が
作動して底蓋7が左斜め上方に平行状態で上動し、排出
口4の開口縁部4aを圧接する。
したがって、底M7の接触面側7aと開口縁部4aの間
は、骨材を排除して圧接すので、その間に骨材が詰まっ
て0リング43を損傷したり、噛んで隙間が生じたりす
ることがなく、排出口4を完全に密閉できる。
以上で貯蔵した骨材の1回の排出を終了するが、次回以
降も上記同様の作動が繰り返される。そして、作業終了
後には、底蓋7を退避状態にして水洗カバー49内で水
ノズル51を噴射する。底蓋7の接触面側7aに残留、
付着した骨材を洗浄する。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成したので、次のような効果
を奏する。
骨材真空冷却槽の投入口ならびに排出口は、流体伝動手
段とリンク手段からなるそれぞれの開閉機構で自動的に
開閉できるので、作業が省力化されて密閉装置の自動化
を可能にする。したがって、骨材真空冷却槽の自動化操
業を達成する。
ま゛た、投入口ならびに排出口には流体噴射手段をそれ
ぞれ設けであるので、開口縁部および気密蓋の接触面側
に残留、付着する骨材は吹き飛ばされて掃除される。よ
って、両者間に骨材が詰まってパツキン等の気密部材を
損傷したり、噛んで隙間が生じたりすることがなく、開
閉機構の作動と相俟って排出口および投入口を完全に密
閉可能にする。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例に係り、第1図は骨材真空冷
却槽の全体図、第2図は同骨材真空冷却槽の平面図、第
3図は上蓋開閉機構と上部排除機構を示す正面図、第4
図は骨材投入シュートの正面図、第5図は底蓋開閉機構
と下部排除機構を示す正面図、第6図および第7図は底
蓋の開閉作動を示す説明図、第8図は底蓋開閉機構と下
部排除機構の側面図、第9図は第5図S部の拡大断面図
である。 A・・・骨材真空冷却槽 B・・・上蓋開閉機構C・・
・上部排除機構  D・・・底蓋開閉機構E・・・下部
排除機構  F・・・骨材投入シュートド・・冷却槽 
    3・・・投入口3a・・・開口縁部   4・
・・排出口4a・・・開口縁部   4b・・・水切り
溝5・・・ホッパー    5a・・・筒口6・・・上
蓋      6a・・・接触面側7・・・底蓋   
   7a・・・接触面側8・・・0リング    1
0・・・水平移動梁11・・・ガイドレール 15・・
・移動ローラ17・・・上下動用エアシリンダ 18・・・トグルリンク 19・・・腕体20・・・旋
回用エアシリンダ 22・・・挿入側ノズル 23・・・環状ヘッダー31
・・・ディスリビューター 32・・・スライドシュート 32a・・・上部シュート 32b・・・下部シュート 34・・・スライド用エアシリンダ 40・・・底蓋取付部材 40b・・・プレート41・
・・上下動用エアシリンダ 42・・・旋回用エアシリンダ 43・・・0リング   45・・・係合レバー48・
・・排出側第1ノズル 49・・・水洗カバー  50・・・排出側第2ノズル
51・・・水ノズル   52・・・劣弧形へッダー第
2図 第5図 第6図 ぺ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 骨材の投入口および排出口に気密蓋を備えた冷却槽を真
    空冷却して、貯蔵された骨材を冷却する骨材真空冷却槽
    において、 前記両気密蓋を投入口および排出口の開口縁部と平行状
    に接離させかつ全開時に退避させる流体伝動手段および
    リンク手段からなる開閉機構と、前記開口縁部および気
    密蓋の接触面側に付着、残留する骨材を除去する流体噴
    射手段からなる排除機構を設けたことを特徴とする骨材
    真空冷却槽の密閉装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030908A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Nippo Mecx Kk 液状混合物保存サイロ
CN103231453A (zh) * 2013-04-25 2013-08-07 山东建设机械股份有限公司 一种可调节角度和高度的砼拢料斗卸料口
CN112811025A (zh) * 2020-12-24 2021-05-18 商都中建金马冶金化工有限公司 一种矿冶原料仓罐设备
CN113071818A (zh) * 2021-04-29 2021-07-06 张海涛 一种可调节卸料口角度的贮存箱

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