JPH0229897A - 車両逆行防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一方通行路の出口等に設置し、進入禁止の標識
に気づかずに車両が進入してきた時に感知し、信号燈及
び音響でドライバーに注意を促す車両逆行防止装置に関
する。

従来の技術 従来、一方通行出口など車両進入禁止の所には、標識や
立看板などで車両進入禁止である事を示していて、ドラ
イバーはそれを見ることによって、進入禁止であること
を認識していた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の標識ではドライバーが気づか
ずに、一方通行路を逆走してしまう危険があった。

本発明は、このような従来の標識とは別に、車両方向識
別装置と信号燈及び音響出力装置を一方通行路出口に設
置することによって、進入禁止に気づかずに進入してこ
ようとする車両に対して、信号燈及び音響出力で注意を
促し、事故を防ぐことのできる、優れた車両逆行防止装
置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために車両方向識別装置と
信号燈と音響出力装置を組み合せ、車両方向識別装置に
より、ある一方向より車両が進入してきた場合にのみ、
信号燈を点燈させたシ、音響を出力させたりして、逆走
してきた車両に注意を促すようにしたものである。

作用 本発明は上記のような構成により次のような効果を有す
る。第１には、本発明を一方通行路出口に設置すること
によシ、一方通行路における車両の逆走、それに伴う正
面衝突を防ぐことができる。

第２には、信号燈と音響の二種類の出力を設けることに
よって、逆走してきた車両のドライバーの視覚と聴覚に
訴え、逆走してきた車両のドライバーに確実に注意を促
すことができる。第３には、本発明は比較的小型、軽量
であるため、可搬型を作る事が可能となる。よって道路
工事などで一時的に一方通行となった道路の出口に工事
期間中だけ設置するなどの使用方法をとることもできる
０実施例 第１図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。

第１図は高速道路のパーキングエリア付近を上から見た
ものである。１は本線からパーキングエリアに進入しよ
うとしている車両である。

２はパーキングエリアからパーキングエリア進入路へ誤
って逆走しようとしている車両である。３は車両方向識
別装置であり、ここで車両の進行方向を感知する。４は
信号燈及び音響出力装置であり、ここから、逆走してき
た車両に注意を促すようにする。

次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おいて、車両１がパーキングエリアに進入してくる場合
には、車両方向識別装置が車両が正しい方向に進んでい
ると感知するために、信号燈及び音響出力装置による注
意は行わない。

次に車両２がパーキングエリアから、パーキングエリア
進入路を逆方向に進もうとした場合には、車両方向識別
装置３は、車両２が逆方向に進んでいることを感知し、
信号燈４及び音響出力装置４へ信号を出力する。その信
号よシまず信号燈４を点燈し、ドライバーへ逆走してい
る事を知らせ、注意を促す。それでもなお逆走を続けて
いると車両方向識別装置３が感知した場合には、さらに
音響を出力し、注意を促すようになっている。この例の
ほかには、一方通行の逆走防止に、本装置を一方通行路
出口に設置すれば、上記実施例と同等の効果が得られる
。

次に本システムの基本アルゴリズムについて第２図を参
照しながら説明する。

まず車両方向識別装置が車両を感知する（ステップ１１
）。次にこの車両が正しい方向に進んでいるのか、逆方
向に進んでいるのか判定を行う　（ステップ１２）。こ
こで正しい方向で進んでいる車両については何も行わな
い（ステップ１２のＮ）。逆方向に進んでいる車両（ス
テップ１２のＹ）については、まず信号燈を点燈（ステ
ップ１３）シて注意を促す。ｎ秒後（ｎは設―場所によ
って個別に設定する）にまだその車両が逆走していると
（ステップ１４）、車両方向識別装置が感知した場合（
ステップ１５のＹ）には、音響を出力して（ステップ１
６）、再度注意を促すようにする。

このように上記実施例により、本システムを高速道路の
パーキングエリアへの進入路や、一方通行の出口へ設置
することにより、車両が誤って一方通行路を逆走したり
、それに伴う正面衝突を防ぐことができる。また注意を
促すのに、まず最初に信号燈を点燈させることによって
ドライバーの視覚に訴え、それでも気づかずに増走を続
けようとする車両には、音響を出力させることにより、
ドライバーの聴覚に訴えるようにする。このように二段
階に視覚と聴覚で注意を促すので、見落す可能性が大変
低く、安全性が高い。まだ本システムは比較的小型、軽
量に作ることができ、可搬型にすることで道路工事など
で、−時的に一方通行になった道路の出口に、その工事
期間だけ設置して、逆走しようとする車両を防止するな
ど、応用範囲が広がる。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下に示す効
果を有する。

（１）本発明を一方通行出口などに設置することにより
、一方通行路の逆走や、それに伴う正面衝突を防ぐこと
ができる。

（２）信号燈と音響出力の二種類の出力を持たせたこと
により、逆走してきたドライバーの視覚と聴覚に訴え、
逆走や正面衝突などの事故を防ぐことができる。

（３）本システムは、比較的小型、軽量であるため、据
え置き型だけでなく、移動可能な可搬形も可能である。

よって道路工事などで一時的に一方通行となった道路の
出口に、その工事期間だけ設置するというような使用方
法も可能となる。

【図面の簡単な説明】

一トである。 １・進入車両、２・・逆走車両、３　車両方向識別装置
、４　・信号燈及音響出力装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方通行の道路に設置され、車両の進行方向を感知する
   車両方向識別装置と、上記道路を逆行する車両に注意を
   表示する信号燈と、上記道路を逆行する車両にサイレン
   を鳴らす音響出力装置と、上記車両方向識別装置により
   車両の逆行を感知した場合、上記信号燈を点燈させ、さ
   らに所定時間以上逆行する場合には上記音響出力装置に
   よってサイレンを鳴らす制御手段とを備えた車両逆行防
   止装置。