JPH0229868B2 - - Google Patents
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- JPH0229868B2 JPH0229868B2 JP59189831A JP18983184A JPH0229868B2 JP H0229868 B2 JPH0229868 B2 JP H0229868B2 JP 59189831 A JP59189831 A JP 59189831A JP 18983184 A JP18983184 A JP 18983184A JP H0229868 B2 JPH0229868 B2 JP H0229868B2
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- pump
- power steering
- vacuum pump
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/07—Supply of pressurised fluid for steering also supplying other consumers ; control thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C11/00—Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
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- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3244—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with hydrodynamic pumping action
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は公知の(例えば、英国特許第2026612
号に開示されているような)パワーステアリング
ポンプ・真空ポンプ結合組立体の改良に関する。
号に開示されているような)パワーステアリング
ポンプ・真空ポンプ結合組立体の改良に関する。
自動車の排出物の低減が引き続き要求されてい
るが、これはエンジン性能の低下を招きパワーブ
レーキ、排気再循環コントロール装置、クルーズ
コントロール装置、加熱冷却コントロール装置な
どの装置の動作を助けるのに使用するマニホルド
真空すなわち負圧の低減を伴なう。真空ニーズを
満たし続けるには、充分なマニホルド真空能力を
欠いているこれらのエンジンに、補助的な真空ポ
ンプ(代表的にはカム軸駆動、ベルト駆動、アー
ム作動の諸形式がある)を加える必要があつた。
このような真空ポンプはフード下の利用空間内の
選定した駆動域に詰め込まなければならず、ま
た、それが作動すればエネルギを消費するし、燃
料経済の点で問題がある上に自動車の初期コスト
も高くなる。したがつて、自動車の設計目的が重
量の低減、コストの低減、燃料経済性の向上にあ
る場合、補助真空ポンプの使用はできるだけ避け
たいというのが実情である。
るが、これはエンジン性能の低下を招きパワーブ
レーキ、排気再循環コントロール装置、クルーズ
コントロール装置、加熱冷却コントロール装置な
どの装置の動作を助けるのに使用するマニホルド
真空すなわち負圧の低減を伴なう。真空ニーズを
満たし続けるには、充分なマニホルド真空能力を
欠いているこれらのエンジンに、補助的な真空ポ
ンプ(代表的にはカム軸駆動、ベルト駆動、アー
ム作動の諸形式がある)を加える必要があつた。
このような真空ポンプはフード下の利用空間内の
選定した駆動域に詰め込まなければならず、ま
た、それが作動すればエネルギを消費するし、燃
料経済の点で問題がある上に自動車の初期コスト
も高くなる。したがつて、自動車の設計目的が重
量の低減、コストの低減、燃料経済性の向上にあ
る場合、補助真空ポンプの使用はできるだけ避け
たいというのが実情である。
本発明は、補助真空ポンプをパワーステアリン
グポンプと組合わせて真空ポンプに関してはすえ
付け容易であり、コンパクト、軽量、低コストで
エネルギ効率の高いユニツトを形成することによ
つて付加的な真空能力を必要とする場合に実行可
能な代替物を提供することに関する。
グポンプと組合わせて真空ポンプに関してはすえ
付け容易であり、コンパクト、軽量、低コストで
エネルギ効率の高いユニツトを形成することによ
つて付加的な真空能力を必要とする場合に実行可
能な代替物を提供することに関する。
従来技術(英国特許第2026612号)に於いては、
第8図に示すようにオイルポンプ201と真空ポ
ンプ206とを直列に(in tandem)結合し、オ
イルポンプのロータ202と真空ポンプのロータ
208とを共通の中空駆動軸213上に固定し、
該オイルポンプのロータと真空ポンプのロータと
の間に隔壁216を介在させ、オイルポンプのロ
ータ202の隔壁側の面に溝222を設けると共
に隔壁216のオイルポンプ側の面に溝223を
設け、さらに該隔壁の溝223を駆動軸の中空部
に連通させる半径方向通路225を駆動軸に設
け、該駆動軸の中空部を真空ポンプに連通させる
半径方向通路228,229を駆動軸に設けたオ
イルポンプ・真空ポンプ結合組立体は公知である
(例えば英国特許第2026612号)。かかる従来技術
に於いては、オイルポンプのロータ202が回転
して該ロータに設けられた溝222が隔壁216
に設けられた溝223と整列したときに、オイル
ポンプ室と真空ポンプ室とが連通するので、間欠
的にオイルポンプ201から油が真空ポンプ20
6に流入し、真空ポンプを潤滑する。しかしなが
ら、かかる従来技術に於いては、オイルポンプの
ロータ202及び真空ポンプのロータ208の共
通の駆動軸の中空部を通つて油がオイルポンプか
ら真空ポンプに流入するので、該共通の駆動軸は
中空でなければならず、また、該中空の駆動軸に
半径方向通路228,229を設ける必要があつ
た。しかも、かかる従来技術に於いては、オイル
ポンプのロータ202が静止した際に該ロータに
設けられた溝222が隔壁216に設けられた溝
223と整列した状態にあると、ポンプが静止し
ているにも拘らずオイルポンプから真空ポンプに
油が漏出してしまうという問題があつた。
第8図に示すようにオイルポンプ201と真空ポ
ンプ206とを直列に(in tandem)結合し、オ
イルポンプのロータ202と真空ポンプのロータ
208とを共通の中空駆動軸213上に固定し、
該オイルポンプのロータと真空ポンプのロータと
の間に隔壁216を介在させ、オイルポンプのロ
ータ202の隔壁側の面に溝222を設けると共
に隔壁216のオイルポンプ側の面に溝223を
設け、さらに該隔壁の溝223を駆動軸の中空部
に連通させる半径方向通路225を駆動軸に設
け、該駆動軸の中空部を真空ポンプに連通させる
半径方向通路228,229を駆動軸に設けたオ
イルポンプ・真空ポンプ結合組立体は公知である
(例えば英国特許第2026612号)。かかる従来技術
に於いては、オイルポンプのロータ202が回転
して該ロータに設けられた溝222が隔壁216
に設けられた溝223と整列したときに、オイル
ポンプ室と真空ポンプ室とが連通するので、間欠
的にオイルポンプ201から油が真空ポンプ20
6に流入し、真空ポンプを潤滑する。しかしなが
ら、かかる従来技術に於いては、オイルポンプの
ロータ202及び真空ポンプのロータ208の共
通の駆動軸の中空部を通つて油がオイルポンプか
ら真空ポンプに流入するので、該共通の駆動軸は
中空でなければならず、また、該中空の駆動軸に
半径方向通路228,229を設ける必要があつ
た。しかも、かかる従来技術に於いては、オイル
ポンプのロータ202が静止した際に該ロータに
設けられた溝222が隔壁216に設けられた溝
223と整列した状態にあると、ポンプが静止し
ているにも拘らずオイルポンプから真空ポンプに
油が漏出してしまうという問題があつた。
本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑み、パ
ワーステアリングポンプ及び真空ポンプの共通の
駆動軸として中空軸を用いることなく、また該軸
に半径方向通路を設けることなく、両ポンプが作
動している際にはパワーステアリング装置内の作
動流体をパワーステアリングポンプから真空ポン
プへと限定的に給送して真空ポンプを潤滑する
が、該両ポンプが停止している際には該両ポンプ
の間をパワーステアリング装置内の作動流体がパ
ワーステアリングポンプから真空ポンプへと漏出
しないように密封することのできるパワーステア
リングポンプ・真空ポンプ結合組立体を供給する
ことを目的とする。
ワーステアリングポンプ及び真空ポンプの共通の
駆動軸として中空軸を用いることなく、また該軸
に半径方向通路を設けることなく、両ポンプが作
動している際にはパワーステアリング装置内の作
動流体をパワーステアリングポンプから真空ポン
プへと限定的に給送して真空ポンプを潤滑する
が、該両ポンプが停止している際には該両ポンプ
の間をパワーステアリング装置内の作動流体がパ
ワーステアリングポンプから真空ポンプへと漏出
しないように密封することのできるパワーステア
リングポンプ・真空ポンプ結合組立体を供給する
ことを目的とする。
この目的を達成すべく、本発明によるパワース
テアリングポンプ・真空ポンプ結合組立体は、パ
ワーステアリングポンプと真空ポンプが直列に配
置してあり、共通の軸によつて駆動されるように
なつており、該パワーステアリングポンプがパワ
ーステアリング装置内で作動流体を循環させるよ
うになつており、前記真空ポンプが空気を吸引し
て排出し、自動車の1つ以上の装置を作動させる
真空を発生するようになつており、通気式の作動
流体用の溜めが該真空ポンプから排出された空気
を受け入れるために該真空ポンプに接続されてお
り、また該パワーステアリングポンプによつて循
環されると同時に該パワーステアリングポンプを
潤滑する前記作動流体を供給するために、該溜め
が前記パワーステアリングポンプに接続されてお
り、前記両ポンプが停止しているときに前記真空
ポンプを前記パワーステアリングポンプから前記
共通軸の周囲で密封すると共に前記両ポンプが作
動しているときに前記パワーステアリングポンプ
から前記真空ポンプへの前記共通軸の周囲に沿つ
て流体を限定的に給送するようになつている、前
記パワーステアリングポンプから前記真空ポンプ
に向かうにつれて前記軸の回転方向と同一方向に
巻いているらせん溝を備える流体力学的リツプ式
シール手段が設けてある。
テアリングポンプ・真空ポンプ結合組立体は、パ
ワーステアリングポンプと真空ポンプが直列に配
置してあり、共通の軸によつて駆動されるように
なつており、該パワーステアリングポンプがパワ
ーステアリング装置内で作動流体を循環させるよ
うになつており、前記真空ポンプが空気を吸引し
て排出し、自動車の1つ以上の装置を作動させる
真空を発生するようになつており、通気式の作動
流体用の溜めが該真空ポンプから排出された空気
を受け入れるために該真空ポンプに接続されてお
り、また該パワーステアリングポンプによつて循
環されると同時に該パワーステアリングポンプを
潤滑する前記作動流体を供給するために、該溜め
が前記パワーステアリングポンプに接続されてお
り、前記両ポンプが停止しているときに前記真空
ポンプを前記パワーステアリングポンプから前記
共通軸の周囲で密封すると共に前記両ポンプが作
動しているときに前記パワーステアリングポンプ
から前記真空ポンプへの前記共通軸の周囲に沿つ
て流体を限定的に給送するようになつている、前
記パワーステアリングポンプから前記真空ポンプ
に向かうにつれて前記軸の回転方向と同一方向に
巻いているらせん溝を備える流体力学的リツプ式
シール手段が設けてある。
このシール手段は前記パワーステアリング装置
内の作動流体が前記真空ポンプの停止時に該真空
ポンプに漏れるのを防止するが、運転時には該作
動流体を給送して前記真空ポンプを潤滑し、次に
該真空ポンプからの排出空気と共に前記溜めに給
送し、前記真空ポンプを潤滑している際にパワー
ステアリング装置からの作動流体の損失が全くな
いようにするものである。
内の作動流体が前記真空ポンプの停止時に該真空
ポンプに漏れるのを防止するが、運転時には該作
動流体を給送して前記真空ポンプを潤滑し、次に
該真空ポンプからの排出空気と共に前記溜めに給
送し、前記真空ポンプを潤滑している際にパワー
ステアリング装置からの作動流体の損失が全くな
いようにするものである。
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明す
る。
る。
まず、第1図を参照して、ここには全体的に1
0で自動車用のパワーステアリングポンプが示し
てあり、このパワーステアリングポンプは内燃機
関16からベルト駆動14によつて駆動される駆
動軸12を有する。パワーステアリングポンプは
ベーン式であり、ホース20を通して高い位置に
ある溜め18から作動流体を受け、それを加圧し
てからホース22を通してパワーステアリング装
置24に供給する。流体は、パワーステアリング
装置24からホース26を通つて溜めにもどり、
こうしてパワーステアリングシステム回路を完成
する。本発明によれば、パワーステアリングポン
プの後端に直列に真空ポンプ28(好ましくは、
同じベーン式)が装着してある。この適用は別に
して、この真空ポンプは公知のもの(例えば米国
特許第4373871号に開示されているもの)と同じ
である。後に明らかにするように、パワーステア
リングポンプ10への真空ポンプ28の結合はパ
ワーステアリングポンプの通常の機能あるいはパ
ワーステアリングポンプが作用するステアリング
システムになんら影響を与えない。
0で自動車用のパワーステアリングポンプが示し
てあり、このパワーステアリングポンプは内燃機
関16からベルト駆動14によつて駆動される駆
動軸12を有する。パワーステアリングポンプは
ベーン式であり、ホース20を通して高い位置に
ある溜め18から作動流体を受け、それを加圧し
てからホース22を通してパワーステアリング装
置24に供給する。流体は、パワーステアリング
装置24からホース26を通つて溜めにもどり、
こうしてパワーステアリングシステム回路を完成
する。本発明によれば、パワーステアリングポン
プの後端に直列に真空ポンプ28(好ましくは、
同じベーン式)が装着してある。この適用は別に
して、この真空ポンプは公知のもの(例えば米国
特許第4373871号に開示されているもの)と同じ
である。後に明らかにするように、パワーステア
リングポンプ10への真空ポンプ28の結合はパ
ワーステアリングポンプの通常の機能あるいはパ
ワーステアリングポンプが作用するステアリング
システムになんら影響を与えない。
真空システムの作動時、空気は真空ポンプ28
の作用する装置、例えば、真空ブレーキ・ブース
ター32から入口ホース30を通して真空ポンプ
28に引かれる。この空気は次に排出ホース34
を通してステアリングシステム溜め18内の作動
流体上方のエア空間36に真空ポンプ28から排
出される。このエア空気は通気キヤツプ38を通
して大気に通じている。ベーン式真空ポンプ28
を正しく作動させるためには、2つの理由で潤滑
が必要である。まず、摩耗と発熱を減らすべくポ
ンプの可動部品間の基本的な潤滑が必要である。
次に、真空ポンプの合わせ面間に潤滑油薄膜を維
持して真空損失を防ぐ密封機能を果す必要があ
る。本発明によれば、この潤滑はステアリング装
置内の作動流体をその損失を防ぎながら使用する
ことによつて行なわれる。
の作用する装置、例えば、真空ブレーキ・ブース
ター32から入口ホース30を通して真空ポンプ
28に引かれる。この空気は次に排出ホース34
を通してステアリングシステム溜め18内の作動
流体上方のエア空間36に真空ポンプ28から排
出される。このエア空気は通気キヤツプ38を通
して大気に通じている。ベーン式真空ポンプ28
を正しく作動させるためには、2つの理由で潤滑
が必要である。まず、摩耗と発熱を減らすべくポ
ンプの可動部品間の基本的な潤滑が必要である。
次に、真空ポンプの合わせ面間に潤滑油薄膜を維
持して真空損失を防ぐ密封機能を果す必要があ
る。本発明によれば、この潤滑はステアリング装
置内の作動流体をその損失を防ぎながら使用する
ことによつて行なわれる。
流体圧回路の作動において、溜め18からの流
体は入口ホース20を通つて流体パワーステアリ
ングポンプ10に流れ、このパワーステアリング
ポンプでは、駆動軸12のまわりに延在する中央
コア空所40が通常は孔42を経てパワーステア
リングポンプ10の入口ポートと連通している。
空所40の前端(第1図で見て右端)は軸12に
対してシールしている普通のリツプ式軸シール4
3でシールしてあり、真空ポンプ28に隣接した
空所40の反対端(左端)は特殊なリツプ式シー
ル44で閉じてある。このシール44は、静的状
態では、軸12をシールするが、動的状態では、
後により詳しく説明するように、真空ポンプへ作
動流体を制限しながら給送するようになつてい
る。真空ポンプ28に供給された作動流体は可動
部品の間の間隙を徐々に通過し、最終的には排出
ホース34を通つて溜め18にもどる。その結
果、ステアリング装置からの作動流体の損失は全
くない。
体は入口ホース20を通つて流体パワーステアリ
ングポンプ10に流れ、このパワーステアリング
ポンプでは、駆動軸12のまわりに延在する中央
コア空所40が通常は孔42を経てパワーステア
リングポンプ10の入口ポートと連通している。
空所40の前端(第1図で見て右端)は軸12に
対してシールしている普通のリツプ式軸シール4
3でシールしてあり、真空ポンプ28に隣接した
空所40の反対端(左端)は特殊なリツプ式シー
ル44で閉じてある。このシール44は、静的状
態では、軸12をシールするが、動的状態では、
後により詳しく説明するように、真空ポンプへ作
動流体を制限しながら給送するようになつてい
る。真空ポンプ28に供給された作動流体は可動
部品の間の間隙を徐々に通過し、最終的には排出
ホース34を通つて溜め18にもどる。その結
果、ステアリング装置からの作動流体の損失は全
くない。
直列に真空ポンプを結合した状態を詳しく説明
すれば、パワーステアリングポンプ10の構成要
素は2つだけ真空ポンプ28の結合で影響を受け
る(第1図、第2図参照)。先ず、駆動軸12に
セレーシヨン50を持つ延長部48が設けられ、
真空ポンプロータ52のセレーシヨンと結合して
駆動力を伝える。次に、パワーステアリングポン
プのスラスト・プレート54がより厚く作られ、
その後面56にポートが設けられて真空ポンプの
フエース・プレートとして作用する。スラスト・
プレート54には端ぐり孔58も設けられ、そこ
にリツプ式シール44が押し込められる。
すれば、パワーステアリングポンプ10の構成要
素は2つだけ真空ポンプ28の結合で影響を受け
る(第1図、第2図参照)。先ず、駆動軸12に
セレーシヨン50を持つ延長部48が設けられ、
真空ポンプロータ52のセレーシヨンと結合して
駆動力を伝える。次に、パワーステアリングポン
プのスラスト・プレート54がより厚く作られ、
その後面56にポートが設けられて真空ポンプの
フエース・プレートとして作用する。スラスト・
プレート54には端ぐり孔58も設けられ、そこ
にリツプ式シール44が押し込められる。
真空ポンプ28、ロータ52及びスラスト・プ
レート54の他に、複数のベーン60とカム・ポ
ンプ・リング62を有し、これらの構成要素はこ
のパワーステアリングポンプ10の回転構成要素
群のそれとほぼ同じ形状をしている(第1図、第
3図、第4図参照)。
レート54の他に、複数のベーン60とカム・ポ
ンプ・リング62を有し、これらの構成要素はこ
のパワーステアリングポンプ10の回転構成要素
群のそれとほぼ同じ形状をしている(第1図、第
3図、第4図参照)。
真空ポンプのリング62はスラスト・プレート
54の後面と係合しており、ロータ52がこのリ
ング内に嵌合すると共に軸12の延長部上にも嵌
合している。入口排出プレート64が真空ポンプ
リング62の後面と衝合しており、真空ポンプ側
の後部閉鎖体となつている。ベーン60はロータ
の半径方向のスロツト内で摺動してカム・ポン
プ・リング62の内面と接触している。真空ポン
プは、パワーステアリングポンプと同様に、入口
排出プレート64に設けた2つの吸込ポート65
と2つの排出ポート66を有し(第1図、第4図
にそれぞれ1つだけ示してある)、回転構成要素
群の等しいけれども反対方向の流体力が軸12に
半径方向に作用する。
54の後面と係合しており、ロータ52がこのリ
ング内に嵌合すると共に軸12の延長部上にも嵌
合している。入口排出プレート64が真空ポンプ
リング62の後面と衝合しており、真空ポンプ側
の後部閉鎖体となつている。ベーン60はロータ
の半径方向のスロツト内で摺動してカム・ポン
プ・リング62の内面と接触している。真空ポン
プは、パワーステアリングポンプと同様に、入口
排出プレート64に設けた2つの吸込ポート65
と2つの排出ポート66を有し(第1図、第4図
にそれぞれ1つだけ示してある)、回転構成要素
群の等しいけれども反対方向の流体力が軸12に
半径方向に作用する。
ゴム製ガスケツト68が入口排出プレート64
の後面と成形プラスチツク製ハウジング70の内
面との間をシールしている。このハウジングはカ
ツプ状であり、ベーン式真空ポンプ構成要素の残
りものを囲んでいる。ハウジング70の開放端は
スラスト・プレート54上を摺動し、その間をゴ
ムOリングシール72がシールしていて流体の外
部への露出を防いでいる。
の後面と成形プラスチツク製ハウジング70の内
面との間をシールしている。このハウジングはカ
ツプ状であり、ベーン式真空ポンプ構成要素の残
りものを囲んでいる。ハウジング70の開放端は
スラスト・プレート54上を摺動し、その間をゴ
ムOリングシール72がシールしていて流体の外
部への露出を防いでいる。
2つの六角形ヘツド・ボルト76が真空ポンプ
全体を保持しており、ボルトヘツドの下側はハウ
ジング70の外面に係合している(第1図、第2
図参照)。ボルトの肩部78は入口排出プレート
64に衝合し、この肩部78の軸線方向長さがゴ
ム製ガスケツト68の密封圧縮量を制限し、ボル
トの軸線方向の張力がプラスチツク製ハウジング
70を通らずに入口排出プレート64及び真空ポ
ンプリング62を通るようにしている。こうしな
いと、ボルトが荷重をかけたときにプラスチツク
が変形する恐れがある。ボルト軸80の直径も入
口排出プレート64及びボルトが通るリング62
にある孔にしまりばめするように決めてある。ボ
ルト76のねじ付き端はスラスト・プレート54
のねじ山にかみ合つており、ボルト軸部はスラス
ト・プレートのねじ山の前にある端ぐり孔内に入
り、真空ポンプ構成要素の整合を達成する。これ
により、ボルトは全ての部品を軸線方向に引つ張
ると共にそれらの整合を行ない、止めピンが不要
となる。プラスチツク製ハウジング70にはフラ
ンジ82が設けてあり、このフランジはハウジン
グの強度を高めるが、スラスト・プレート54の
保持リング84が最終的なポンプ組立体でフラン
ジとハウジング・ボアの間で自由に滑ることがで
きる程度の強度を保つ。
全体を保持しており、ボルトヘツドの下側はハウ
ジング70の外面に係合している(第1図、第2
図参照)。ボルトの肩部78は入口排出プレート
64に衝合し、この肩部78の軸線方向長さがゴ
ム製ガスケツト68の密封圧縮量を制限し、ボル
トの軸線方向の張力がプラスチツク製ハウジング
70を通らずに入口排出プレート64及び真空ポ
ンプリング62を通るようにしている。こうしな
いと、ボルトが荷重をかけたときにプラスチツク
が変形する恐れがある。ボルト軸80の直径も入
口排出プレート64及びボルトが通るリング62
にある孔にしまりばめするように決めてある。ボ
ルト76のねじ付き端はスラスト・プレート54
のねじ山にかみ合つており、ボルト軸部はスラス
ト・プレートのねじ山の前にある端ぐり孔内に入
り、真空ポンプ構成要素の整合を達成する。これ
により、ボルトは全ての部品を軸線方向に引つ張
ると共にそれらの整合を行ない、止めピンが不要
となる。プラスチツク製ハウジング70にはフラ
ンジ82が設けてあり、このフランジはハウジン
グの強度を高めるが、スラスト・プレート54の
保持リング84が最終的なポンプ組立体でフラン
ジとハウジング・ボアの間で自由に滑ることがで
きる程度の強度を保つ。
真空入口、出口ホース30,34のための入
口、出口ニツプル88,90がプラスチツク製ハ
ウジング70と一体に成形してあり、これらのニ
ツプルの軸線は互いに平行になつており、モール
ド内で単一のコア・スライドを使用して加工コス
トを増やしたり複雑さを増したりするのを最小限
に抑えることができる(第2図参照)。
口、出口ニツプル88,90がプラスチツク製ハ
ウジング70と一体に成形してあり、これらのニ
ツプルの軸線は互いに平行になつており、モール
ド内で単一のコア・スライドを使用して加工コス
トを増やしたり複雑さを増したりするのを最小限
に抑えることができる(第2図参照)。
ニツプルはハウジングから平行に突出していな
くともよいが、その場合、複数のコア・スライド
が必要となる。
くともよいが、その場合、複数のコア・スライド
が必要となる。
ホース30及びニツプル88を通して真空ブレ
ーキ・ブースター32から引かれた空気は入口排
出プレート64とハウジング70の間の中央空所
92に入り、次に入口排出プレートの入口ポート
65を通つて回転構成要素群のポンプ作用空所に
流れる。この時点で、真空状態が真空ポンプの入
口側に発生する。ポンプ作用空間がポンプ・リン
グ62のカム面の下り部分を横切るにつれて、空
気は入口排出プレートの排出ポート66を通つて
入口排出プレートとハウジング70の間の空所1
00に排出される。ここから、空気は排出ニツプ
ル90及びホース34を通つて先に説明したよう
に溜め18に流れる。ガスケツト68が中央真空
ポンプ空所92を排出空所100から遮断してお
り、ボルト76を通つて空気が漏洩するのを防止
している。一方、Oリングシール72が排出空所
100から外部に漏洩するのを防止している。
ーキ・ブースター32から引かれた空気は入口排
出プレート64とハウジング70の間の中央空所
92に入り、次に入口排出プレートの入口ポート
65を通つて回転構成要素群のポンプ作用空所に
流れる。この時点で、真空状態が真空ポンプの入
口側に発生する。ポンプ作用空間がポンプ・リン
グ62のカム面の下り部分を横切るにつれて、空
気は入口排出プレートの排出ポート66を通つて
入口排出プレートとハウジング70の間の空所1
00に排出される。ここから、空気は排出ニツプ
ル90及びホース34を通つて先に説明したよう
に溜め18に流れる。ガスケツト68が中央真空
ポンプ空所92を排出空所100から遮断してお
り、ボルト76を通つて空気が漏洩するのを防止
している。一方、Oリングシール72が排出空所
100から外部に漏洩するのを防止している。
既に説明したように、真空ポンプの合せ面に潤
滑油薄膜を保持して回転構成要素群の摩耗を防ぐ
と共に真空密封を行なう必要がある。この潤滑油
の源は流体圧ポンプの中央コア空所40であり、
これは通常回転構成要素群のロータ及びベーンを
通つて漏洩したオイル及び孔42を経て流体圧ポ
ンプ入口側との連通で生じたオイルで満たされて
いるが、オイルは今はリツプ式シール44の内側
に入つている。第6図、第7図で最も良くわかる
ように、シール44は公知の(例えば米国特許第
3534969号)流体力学的な、すなわち、らせんシ
ール式のものである。しかしながら、このシール
は以下に述べるように改造して特殊な要領で利用
する。通常は、この流体学的シールは、ばね10
1によつて付勢されており、内周にらせん溝を有
する。第6図を用いて、この米国出願第3534969
号に記載の流体力学的シールを説明すると、中央
開口を介して受容された軸の環状表面に係合し密
封するようになつているシール44が設けられて
いる。
滑油薄膜を保持して回転構成要素群の摩耗を防ぐ
と共に真空密封を行なう必要がある。この潤滑油
の源は流体圧ポンプの中央コア空所40であり、
これは通常回転構成要素群のロータ及びベーンを
通つて漏洩したオイル及び孔42を経て流体圧ポ
ンプ入口側との連通で生じたオイルで満たされて
いるが、オイルは今はリツプ式シール44の内側
に入つている。第6図、第7図で最も良くわかる
ように、シール44は公知の(例えば米国特許第
3534969号)流体力学的な、すなわち、らせんシ
ール式のものである。しかしながら、このシール
は以下に述べるように改造して特殊な要領で利用
する。通常は、この流体学的シールは、ばね10
1によつて付勢されており、内周にらせん溝を有
する。第6図を用いて、この米国出願第3534969
号に記載の流体力学的シールを説明すると、中央
開口を介して受容された軸の環状表面に係合し密
封するようになつているシール44が設けられて
いる。
このシール44は、その外方表面に周溝を形成
しており、この周溝にはばね101が設けられ、
ばね101はシール44を半径方向内方に付勢す
る。
しており、この周溝にはばね101が設けられ、
ばね101はシール44を半径方向内方に付勢す
る。
シール44の内周部には二つの対向する截頭円
錐形壁が形成されており、該截頭円錐形壁は、互
いに交差してシール44の内周部の周りに延在し
ている鋭い静的シールリツプ102を形成してい
る。シールリツプ102の直径は、軸の当接部の
直径より幾分小さくされ、軸とシールリツプとの
間に小さな直径方向の干渉が生ずるようになつて
いて、それによりシールリツプ102はわずかに
変形して、シールの全周において軸表面に良好に
接触することになる。そして、回転停止時におけ
る軸とシール44との静的な密封を達成する。
錐形壁が形成されており、該截頭円錐形壁は、互
いに交差してシール44の内周部の周りに延在し
ている鋭い静的シールリツプ102を形成してい
る。シールリツプ102の直径は、軸の当接部の
直径より幾分小さくされ、軸とシールリツプとの
間に小さな直径方向の干渉が生ずるようになつて
いて、それによりシールリツプ102はわずかに
変形して、シールの全周において軸表面に良好に
接触することになる。そして、回転停止時におけ
る軸とシール44との静的な密封を達成する。
第6図に示すこのシール44において、多くの
溝104が、一方の截頭円錐形壁の表面が形成さ
れている。溝104はV字形で一様な断面を有し
ており、シール44の内周に等間隔隔置されてい
る。溝104は截頭円錐形壁の軸線方向長さにわ
たつて延在している。溝104はシールリツプ1
02と交差し、軸線方向に見たときにセレーシヨ
ン的外観を与えている。
溝104が、一方の截頭円錐形壁の表面が形成さ
れている。溝104はV字形で一様な断面を有し
ており、シール44の内周に等間隔隔置されてい
る。溝104は截頭円錐形壁の軸線方向長さにわ
たつて延在している。溝104はシールリツプ1
02と交差し、軸線方向に見たときにセレーシヨ
ン的外観を与えている。
シール44が軸上に設けられたとき、セレーシ
ヨン的なシールリツプ102の端部は圧縮され
て、軸が回転しないときに良好な静的シールを提
供する連続円形リツプを形成する。静的シールを
達成するシールリツプ102の変形量は、シール
44と軸との間の適切な初期半径方向干渉によ
り、またバネ101の圧縮力により決定される。
リツプ102に隣接した溝104は、半径方向内
方に向かう付勢荷重により軸表面に強制的に当接
させられることにより、軸を取り巻きかつ軸に対
して螺旋状に配置されることとなる。
ヨン的なシールリツプ102の端部は圧縮され
て、軸が回転しないときに良好な静的シールを提
供する連続円形リツプを形成する。静的シールを
達成するシールリツプ102の変形量は、シール
44と軸との間の適切な初期半径方向干渉によ
り、またバネ101の圧縮力により決定される。
リツプ102に隣接した溝104は、半径方向内
方に向かう付勢荷重により軸表面に強制的に当接
させられることにより、軸を取り巻きかつ軸に対
して螺旋状に配置されることとなる。
この米国出願第3534969号に記載の流体学的シ
ールにおいては、軸に沿つて流体が洩れる方向に
進むにつれて、溝は軸の回転方向と逆方向に巻く
ようならせん形状を有している。軸と溝とは互い
に相対回転をしているので、シールのところで軸
と共に回転する流体は溝の壁部に当たり、この壁
部から流体の洩れる方向と反対方向に力を受け
る。この力はシールリツプ102を通過せんとす
る流体を押し戻す作用をする。この作用によりい
わゆる動的密封が達成される。
ールにおいては、軸に沿つて流体が洩れる方向に
進むにつれて、溝は軸の回転方向と逆方向に巻く
ようならせん形状を有している。軸と溝とは互い
に相対回転をしているので、シールのところで軸
と共に回転する流体は溝の壁部に当たり、この壁
部から流体の洩れる方向と反対方向に力を受け
る。この力はシールリツプ102を通過せんとす
る流体を押し戻す作用をする。この作用によりい
わゆる動的密封が達成される。
ところで、本実施例においてはシール44のら
せん溝の方向は、上記米国出願第3534969号に記
載の流体学的シールの溝のものとは逆になつてい
る。すなわち、本実施例のシール44は、パワー
ステアリングポンプから真空ポンプに向かう方向
において、軸の回転方向と同一方向に巻くような
らせん形状の溝を有している。軸が回転している
状態で、本実施例のシール44のらせん溝の壁部
から力をうけることにより、所定量の流体がパワ
ーステアリングポンプのコア空所40から真空ポ
ンプの回転構成要素群に圧送され、そこから排出
空気によつて溜め18に運ばれる。こうして、流
体圧システムからの作動流体の損失が防止され
る。逆に、エンジンが作動しておらず、自動車が
停止しているときには、らせんシール44は軸1
2の全周にわたつてそのリツプを102のところ
で静的に接触させ、流体圧システムの作動流体が
真空ブレーキ管路またはブレーキ・ブースターに
漏洩するのを防止する。図では、逆止弁106が
真空ポンプ入口管路30内に設けてあるが、これ
は任意である。もしそれを設けた場合、万が一シ
ール44が静的な漏洩を生じさせたならば、この
逆止弁が真空ブレーキ・ブースターあるいは他の
真空アシスト式装置あるいは両方が作動流体で満
たされるのを防ぐ。
せん溝の方向は、上記米国出願第3534969号に記
載の流体学的シールの溝のものとは逆になつてい
る。すなわち、本実施例のシール44は、パワー
ステアリングポンプから真空ポンプに向かう方向
において、軸の回転方向と同一方向に巻くような
らせん形状の溝を有している。軸が回転している
状態で、本実施例のシール44のらせん溝の壁部
から力をうけることにより、所定量の流体がパワ
ーステアリングポンプのコア空所40から真空ポ
ンプの回転構成要素群に圧送され、そこから排出
空気によつて溜め18に運ばれる。こうして、流
体圧システムからの作動流体の損失が防止され
る。逆に、エンジンが作動しておらず、自動車が
停止しているときには、らせんシール44は軸1
2の全周にわたつてそのリツプを102のところ
で静的に接触させ、流体圧システムの作動流体が
真空ブレーキ管路またはブレーキ・ブースターに
漏洩するのを防止する。図では、逆止弁106が
真空ポンプ入口管路30内に設けてあるが、これ
は任意である。もしそれを設けた場合、万が一シ
ール44が静的な漏洩を生じさせたならば、この
逆止弁が真空ブレーキ・ブースターあるいは他の
真空アシスト式装置あるいは両方が作動流体で満
たされるのを防ぐ。
本実施例は種々の特徴、利点を与えるが、なか
でもこの結合組立体、特に真空ポンプ・ユニツト
はコンバクトであり、直径も小さく、長さも短
い。更に、エンジンにユニツトをすえ付けるのも
容易である。これはユニツトが通常パワーステア
リングポンプでのみ占められている空間に容易に
はめ込むことができ、種々の付属品のベルト駆動
トレーンに更にプーリを追加する必要がないから
である。更に、この真空ポンプはパワーステアリ
ングポンプの軸で駆動されるので、別体のベルト
駆動式真空ポンプにおけるようなベルトの粉失が
ない。又、真空の損失に見合つた分だけを補給す
るべくサイズダウンすることができ、従つて過剰
投資をする必要がない。また更に、特にスラス
ト・プレート(ダブル・デイスクでよい)に関し
て製作容易である。更に、真空ポンプリング・ロ
ータ及びベーンは全て焼結金属であり、しまりば
め面を得るための機械加工が最小限で済む。更
に、入口排出プレートは大量生産方法に適してお
り、成形プラスチツク・ハウジングは大量鋳造技
術に適している。更に、真空ポンプ及びスラス
ト・プレートは半組立体として機能テストを行な
うことができ、それが満足できることが判明した
後にのみ流体圧ポンプに組込んで最終的なポンプ
機能テストを行うことができる。又、焼結金属を
使用することや構成要素の機械加工が最小限で済
むこと、ハウジングをプラスチツクで作ること、
或る種の現存するパワーステアリングポンプの構
成要素を二重の目的で使用することと相まつて真
空ポンプの追加の全コストを最小限に抑えること
ができる。
でもこの結合組立体、特に真空ポンプ・ユニツト
はコンバクトであり、直径も小さく、長さも短
い。更に、エンジンにユニツトをすえ付けるのも
容易である。これはユニツトが通常パワーステア
リングポンプでのみ占められている空間に容易に
はめ込むことができ、種々の付属品のベルト駆動
トレーンに更にプーリを追加する必要がないから
である。更に、この真空ポンプはパワーステアリ
ングポンプの軸で駆動されるので、別体のベルト
駆動式真空ポンプにおけるようなベルトの粉失が
ない。又、真空の損失に見合つた分だけを補給す
るべくサイズダウンすることができ、従つて過剰
投資をする必要がない。また更に、特にスラス
ト・プレート(ダブル・デイスクでよい)に関し
て製作容易である。更に、真空ポンプリング・ロ
ータ及びベーンは全て焼結金属であり、しまりば
め面を得るための機械加工が最小限で済む。更
に、入口排出プレートは大量生産方法に適してお
り、成形プラスチツク・ハウジングは大量鋳造技
術に適している。更に、真空ポンプ及びスラス
ト・プレートは半組立体として機能テストを行な
うことができ、それが満足できることが判明した
後にのみ流体圧ポンプに組込んで最終的なポンプ
機能テストを行うことができる。又、焼結金属を
使用することや構成要素の機械加工が最小限で済
むこと、ハウジングをプラスチツクで作ること、
或る種の現存するパワーステアリングポンプの構
成要素を二重の目的で使用することと相まつて真
空ポンプの追加の全コストを最小限に抑えること
ができる。
本発明によれば、上述したようなシール手段が
設けられているので、パワーステアリングポンプ
及び真空ポンプの共通の駆動軸として中空軸を用
いることも、また、かかる中空軸に半径方向通路
を設けることも必要なく、したがつて、構成要素
の機械加工が最小限で済み、しかも、両ポンプが
停止している際にはパワーステアリングポンプか
ら真空ポンプへの作動流体の漏れがないように密
封すると共に両ポンプが作動している際にはパワ
ーステアリング装置内の作動流体をパワーステア
リングポンプから真空ポンプへと限定的に給送し
て真空ポンプを潤滑し、その後、該作動流体を真
空ポンプからの排出空気と共に該作動流体の溜め
に給送し、真空ポンプを潤滑している際にパワー
ステアリング装置からの作動流体の損失が全くな
はパワーステアリングポンプ・真空ポンプ結合組
立体を供することができる。
設けられているので、パワーステアリングポンプ
及び真空ポンプの共通の駆動軸として中空軸を用
いることも、また、かかる中空軸に半径方向通路
を設けることも必要なく、したがつて、構成要素
の機械加工が最小限で済み、しかも、両ポンプが
停止している際にはパワーステアリングポンプか
ら真空ポンプへの作動流体の漏れがないように密
封すると共に両ポンプが作動している際にはパワ
ーステアリング装置内の作動流体をパワーステア
リングポンプから真空ポンプへと限定的に給送し
て真空ポンプを潤滑し、その後、該作動流体を真
空ポンプからの排出空気と共に該作動流体の溜め
に給送し、真空ポンプを潤滑している際にパワー
ステアリング装置からの作動流体の損失が全くな
はパワーステアリングポンプ・真空ポンプ結合組
立体を供することができる。
第1図は第2図の1−1線の矢視方向に見た長
手方向断面図であり、本発明の好ましい実施例で
あるパワーステアリングポンプ・真空ポンプ結合
組立体をそれに附随する構成要素と共に示す図で
ある。第2図は第1図の2−2線の矢視方向に見
た図である。第3図は第1図の3−3線の矢視方
向に見た部分断面図である。第4図は第2図の4
−4線の矢視方向に見た縦断面図である。第5図
は第2図の5−5線の矢視方向に見た断片断面図
である。第6図は第1図の流体圧ポンプと真空ポ
ンプの間のリツプ式シールの断片拡大縦断面図で
ある。第7図は第6図の7−7線の矢視方向に見
た断片図である。第8図は従来技術(英国特許第
2026612号)を示す断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……パワース
テアリングポンプ、12……共通の軸、18〜2
6……パワーステアリング装置、28……真空ポ
ンプ、44……シール手段、104……らせん
溝。
手方向断面図であり、本発明の好ましい実施例で
あるパワーステアリングポンプ・真空ポンプ結合
組立体をそれに附随する構成要素と共に示す図で
ある。第2図は第1図の2−2線の矢視方向に見
た図である。第3図は第1図の3−3線の矢視方
向に見た部分断面図である。第4図は第2図の4
−4線の矢視方向に見た縦断面図である。第5図
は第2図の5−5線の矢視方向に見た断片断面図
である。第6図は第1図の流体圧ポンプと真空ポ
ンプの間のリツプ式シールの断片拡大縦断面図で
ある。第7図は第6図の7−7線の矢視方向に見
た断片図である。第8図は従来技術(英国特許第
2026612号)を示す断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……パワース
テアリングポンプ、12……共通の軸、18〜2
6……パワーステアリング装置、28……真空ポ
ンプ、44……シール手段、104……らせん
溝。
Claims (1)
- 1 自動車のパワーステアリングポンプ・真空ポ
ンプ結合組立体に於いて、パワーステアリングポ
ンプと真空ポンプが直列に配置してあり、共通の
軸によつて駆動されるようになつており、該パワ
ーステアリングポンプがパワーステアリング装置
内で作動流体を循環させるようになつており、前
記真空ポンプが空気を吸引して排出し、自動車の
1つ以上の装置を作動させる負圧を発生するよう
になつており、通気式の作動流体用の溜めが該真
空ポンプから排出された空気を受け入れるために
該真空ポンプに接続されており、また該パワース
テアリングポンプによつて循環されると同時に該
パワーステアリングポンプを潤滑する前記作動流
体を供給するために、該溜めが前記パワーステア
リングポンプに接続されており、前記両ポンプが
停止しているときに前記真空ポンプを前記パワー
ステアリングポンプから前記共通軸の周囲で密封
すると共に前記両ポンプが作動しているときに前
記パワーステアリングポンプから前記真空ポンプ
への前記共通軸の周囲に沿つて該作動流体を限定
的に給送するようになつている、前記パワーステ
アリングポンプから前記真空ポンプに向かうにつ
れて該軸の回転方向と同一方向に巻いているらせ
ん溝を備える流体力学的リツプシール手段が設け
てあり、それによつて前記パワーステアリング装
置内の該作動流体が前記真空ポンプの停止時に該
真空ポンプに洩れるのを防止するが、運転時には
該作動流体を給送して前記真空ポンプを潤滑し、
その後該作動流体を前記真空ポンプからの排出空
気と共に前記溜めに給送し、前記真空ポンプを潤
滑している際にパワーステアリング装置からの該
作動流体の損失が全くないようにしたことを特徴
とするパワーステアリングポンプ・真空ポンプ結
合組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/530,951 US4497618A (en) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | Combined vacuum pump and power steering pump assembly |
US530951 | 1990-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090994A JPS6090994A (ja) | 1985-05-22 |
JPH0229868B2 true JPH0229868B2 (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=24115653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59189831A Granted JPS6090994A (ja) | 1983-09-12 | 1984-09-12 | パワ−ステアリングポンプ・真空ポンプ結合組立体 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4497618A (ja) |
EP (1) | EP0140506B1 (ja) |
JP (1) | JPS6090994A (ja) |
DE (1) | DE3463171D1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4698035A (en) * | 1985-07-03 | 1987-10-06 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device hydraulic system |
DE3637229C2 (de) * | 1985-11-13 | 1998-04-16 | Barmag Barmer Maschf | Baueinheit aus einer Hydraulikpumpe und einer Vakuumpumpe |
US4694536A (en) * | 1986-12-15 | 1987-09-22 | Townsend Engineering Company | Compound pump mechanism for meat encasing machines and the like |
JPS63118388U (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-30 | ||
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