JPH02297363A - 使い捨て型吸収性着衣 - Google Patents

使い捨て型吸収性着衣

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JPH02297363A
JPH02297363A JP2068534A JP6853490A JPH02297363A JP H02297363 A JPH02297363 A JP H02297363A JP 2068534 A JP2068534 A JP 2068534A JP 6853490 A JP6853490 A JP 6853490A JP H02297363 A JPH02297363 A JP H02297363A
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JP
Japan
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garment
connectors
cross
disposable absorbent
gripping means
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JP2068534A
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English (en)
Inventor
E Peter Lancaster
イー ピーター ランカスター
Richard H Young
リチャード エイチ ヤング
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Weyerhaeuser Co
Original Assignee
Weyerhaeuser Co
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B18/00Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
    • A44B18/0046Fasteners made integrally of plastics
    • A44B18/0053Fasteners made integrally of plastics in which each part has similar elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/56Supporting or fastening means
    • A61F13/62Mechanical fastening means, ; Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop

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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は一般には、おしめのような使い捨ての吸収性着
衣に関し、詳細には着衣の着用者に着衣を定着するため
の改良されたファスナ系に関する。
(技術的背景) 種々のファスナが使い捨て型おしめ、再使用型洗濯可能
のおしめ、通常は洗濯可能のおしめの上に着用する幼児
用パンツの如き防水性着衣等に使用されている。例えば
、ジヨツブの米国特許第3、019.152号にはスナ
ップファスナをもつ幼児用パンツを開示している。ブエ
ルの米国特許第4,555、244号は腰バンドに沿っ
て側部でおしめを貫通する補強穴をもつ使い捨て型おし
めを開示している。ブエルが提供するスナップファスナ
はおしめを着用者に定着するためおしめの穴を通って延
びる。かかる再使用可能のスナップファスナは本来種々
の小さいみぞと凹みをもち、これらがおしめの着用又は
交換中廃物を捕捉して不衛生状態となす可能性がある。
米国特許第2.931.361号は3角形の舌片部分を
もつ布製おしめを開示する。この舌片部分はおしめの後
層から°延び、おしめの前層に沿って補強片に垂直スロ
ットを通して織り込まれる。然し乍ら、この織り込みは
時間がかかり、結合が弱くて着用者が動く間に緩む。
また、種々の再締着可能の接着テープを使用しておしめ
の如き使い捨て型吸収性着衣を赤ん坊の如き着用者に定
着することが行われている。典型的には、接着テープは
おしめの後腰縁に沿って両側で取付ける。おしめを赤ん
坊に当てて取付けるとき、典型的には、彼又は彼女の背
中に居る赤ん坊の下に後腰縁を置く。おしめを赤ん坊の
下に適切に配置した後、前部分を赤ん坊の脚の間に持つ
て行き、赤ん坊の下方前部胴体に沿って置く。後層の内
側から各接着テープを外してそれを前腰バンドに沿って
外面に固定することによっておしめは定位置に定着され
る。腰への適当な適合はおしめの前腰縁に沿って各テー
プの位置を変えることによって行われる。
かかる接着テープファスナは伝統的在来品である安全ピ
ン閉鎖式の布製おしめに比して便利かつ安全であるが、
接着テープは幾つかの欠点をもつ。
動く赤ん坊におしめを付けるとき、接着テープ又は接着
テープを付けようとする腰の前部に沿う区域は赤ん坊に
付けるパウダー又は軟膏で覆われることになる可能性が
ある。パウダー等によるかかる表面汚染は接着テープ閉
鎖の性能を弱め、しばしばおしめの使用を不可能ならし
める。
おしめの点検又は交換中、接着テープは折り返されて自
分自身の接着剤にくっつく可能性がある。
その後テープを剥がそうと努力するとテープ部分から接
着剤が除かれる結果となる。このため、テープを後で再
び赤ん坊に取付ける能力が減じ、また、おしめ内に廃物
を丸め込んで廃物をテープで固定して廃棄する能力も弱
まる。
使い捨て型おしめは吸収性心材を通過する毛管作用によ
って液体が拡散するという欠点がある。
液体は着衣の腰や脚領域に向かって外方へ移動し、着用
者の下着を濡らす結果となる。従って、水分バリヤーが
脚開口と腰に望まれる。かかる水分バリヤーはブエルの
米国特許第4.578.071号に開示されており、そ
こに開示されたおしめは液体不透過性外部シートた接合
された水分バリヤーをもつ。
外部シートは液体を腰や脚開口へ逃がす曲がりくねった
通路を形成するよう配置した多くの離間した円、断続線
、楕円形、間隙、スペース等を有する圧縮部分をもつ。
然し乍ら、この曲がりくねった水分バリヤー通路を形成
するためには製造工程と機械を追加し、仕上げ製品の全
コストを増大する欠点がある。
商標名ベルクロで販売されているフード・ループファス
ナ手段はおしめの如き使い捨て型及び再使用型の両方の
吸収性着衣に使用されてきた。典量的には、ベルクロタ
ブは後腰バンドから延び、おしめの前部に沿っている番
いのベルクロファスナに取付ける。かかるベルクロ閉鎖
は着衣の側部分を固定するためにD形すラグベルトと組
合せて使用する。D形すラグベルトは着用者の側部の大
きさを最小にすることが望ましい成人失禁用着衣に特に
有用である。
他の型式のベルクロ閉鎖手段はスクリップスのオースト
ラリア特許出願第AU−A−10962/88号に開示
されている。スクリップスの閉鎖手段は伝統的型式の織
り込まれたベルクロループと相互結合するキノコ形フッ
クをもつ。
このベルクロファスナは使い捨て型おしめに適用したと
き欠点をもつ。ベルクロファスナは典型的には、織られ
た織物製品であり、これは例えばミシン縫いによって使
い捨て型おしめに取付けるのが困難でありかつ時間がか
かるという欠点がある。ベルクロファスナはまた接着式
ファスナよりコストが高く、このため使い捨て型着衣へ
の使用はあまり望ましくない。更に、ベルクロファスナ
のフック部分は偶然着用者の皮膚に接触すると着用者に
不快感を与える。織られた織物の裏張り材料は硬直性で
、不可撓性であり、裏張り材料の縁やかどは使用中着用
者を偶然擦るため不快感を与える。更に、着衣を着用す
る間ベルクロフックは衣類や交換テーブルカバーのよう
な他の布に引っ掛かり、これらの他の織物の繊維が詰ま
る可能性がある。かかる詰まりが生じると完全な閉鎖が
できず、異物の繊維を時間をかけて除く必要があり、そ
れを手で行うのは苦労が大きい。
関連するウィルソン等の米国特許第4.701.170
号及び第4.701.176号とミケレンバーガー等の
第4、701.179号は他の固定位置型ファスナ系を
開示する。そこでは、第一の対のファスナ部材は前部層
の各側に沿って取付けた第二の対のファスナ部材と相互
結合するよう後部層の両側に沿って取付ける。各ファス
ナ部材は2つの指をもち、指はおしめの横軸線に向かっ
ておしめ表面に沿って延びる。第一対のファスナの指は
第二対のファスナの指と相互結合する。ファスナを相互
結合させるため、着衣は実際の使用時よりもきつく引っ
張って、番うファスナの指を絡み合わせて結合させる。
同様に、取り除くとき、着衣を再びきつく引っ張り、指
を滑らせて外す。これらのファスナ部材は自身の接合剤
、接着剤によって、又はホッチギス留め、リベット留め
、縫い付けによっておしめの外面に取付ける。ファスナ
部材は弾性率の如き特別の材料特性をもつプラスチック
材料からなる。
ウィルソン等及びケレンバーガー等の特許のファスナ系
は幾つかの欠点がある。最も大きな欠点は異なった寸法
の着用者に適合させたり、使用中におしめを締め付けた
り弛めるたりするためにファスナ系を調節することが出
来ないことである。
更に、相互結合させた指の太さが着用者の側部のかさぼ
りを増す。ファスナは剛性のプラスチック製であるから
、着用者が腰を曲げたり捩じったりすると、ファスナが
不快感のもとになる。また、股関節の所で脚を上に挙げ
る運動をすると、ファスナが腰に食い込み、着用者の層
領域が不快を感じる。更に、かかるファスナは鋳張りと
して出来−l  ij  − る鋭い針状の又はナイフ状の刃をもつ。鋳張りは番うプ
ラスチック型半部間の小さいスペースに余分のプラスチ
ックが逃げ込むことによってできる。
かかる鋭い刃は着用者や着用者におしめを付ける人に刺
さったり、その人を実際に切ったりすることにもなる。
従って、前述の制約や欠点の無い、成人、赤ん坊又は年
寄りに使用するのに適した使い捨て型吸収性着衣用の改
良ファスナ系が求められる。
(発明の目的) 本発明の目的は、改良された使い捨て型吸収性着衣及び
この着衣用の改良された閉鎖系又はファスナ系を提供す
ることにある。
他の目的は、安価に製造できる使い捨て型吸収性着衣を
提供することにある。
他の目的は、着衣を着せる前に着用者に付ける軟膏やパ
ウダーによる表面汚染で劣化しないファスナ系又は閉鎖
系をもつ使い捨て型吸収性着衣を提供することにある。
他の目的は、必要なときに簡単に外したり、再−20= 締着できるが、着用者が動、いていても着衣の閉鎖が保
てるような閉鎖系をもつ使い捨て型吸収性着衣を提供す
ることにある。
他の目的は、着用中の必要なときに、弛めるたり、締め
付けたりできる使い捨て型吸収性着衣を提供することに
ある。
他の目的は、着用者に過度な不快感を与えないファスナ
系をもつ使い捨て型吸収性着衣を提供することにある。
他の目的は、輔縁周りで漏れることがなく、着用者の外
衣まで水分が逃げていかないような使い捨て型吸収性着
衣を提供することにある。
他の目的は、着用中腰バンドに沿って不当に引っ張って
形くずれを起こすことのない使い捨て型吸収性着衣を提
供することにある。
他の目的は、赤ん坊のおしめや成人失禁用ブリーフ用に
適した改良された閉鎖系を提供することにある。
他の目的は、強い剪断力をもちかつ必要に応じて比較的
簡単に離すことのできる使い捨て型吸収性着衣用の閉鎖
系を提供することにある。
他の目的は、軟膏、パウダー、織物繊維等による表面汚
染を受けにくい使い捨て型吸収性着衣用の閉鎖系を提供
することにある。
更に他の目的は、着衣の残余部分から偶然引き離された
り、引きちぎれたりしない使い捨て型吸収性着衣用閉鎖
系を提供することにある。
(発明の開示) 本願の第一の発明として、水分透過性の外層又はシート
、不織型の水分透過性の内層又はシート、内層と外層間
に挟まれて包み込まれた吸収性層を含む使い捨て型吸収
性着衣が提供される。挟まれた層は対向する第一と第二
の腰縁及び2つの対向する側縁をもつ。ファスナ手段は
着用者に着衣を定着するために備える。ファスナ手段は
第二腰縁に沿って側縁の各々から延びかつ一体に形成し
た複数の第一の弾性的に変形するコネクタをもつ掴み手
段を含む。ファスナ手段は更に、掴み手段に掛合しかつ
それを定着させるため第一腰縁に沿って外層に配置され
た目標手段を含む。目標手段は一体に形成された複数の
第二コネクタをもつ。この第二コネクタは掴み手段の第
一コネクタに掛合させられる。第二コネクタは外層から
外方へ突出し、第一と第二のコネクタを互に噛み合わせ
るため外層に向かって実質上直角に第一コネクタを押す
ことによって第一コネクタを受入れる。第一と第二のコ
ネクタは、相互に噛み合ったとき第一コネクタが変形し
て第一と第二のコネクタが互いに弾性的に掴み合って相
互結合を維持できるような寸法をもつ。
本発明の実施例では、掴み手段は第一厚さの帯とし、掴
み手段の第一コネクタの各々は第一横断面寸法をもつ喉
部を含む。前記喉部は掴み手段の帯を通って延び、実質
上円形断面をもつ。この実施例では、目標手段の第二コ
ネクタの各々は実質上円形断面の突出部、末端部分、末
端部分から内方へ離間した中央部分を含む。末端部分は
掴み手段の喉部の第一横断面寸法より僅かに大きい横断
面寸法をもつ。中央部分は喉部の第一横断面寸法に実質
上等しい横断面寸法をもつ。第二コネクタ突出部の各々
の中央部分の長さは掴み手段帯の第一厚さに実質上等し
い。かくして、目標手段と掴み手段が連結されたとき、
目標手段の末端部分は掴み手段の喉部を越えた位置にき
て、着用者に着衣を着脱自在に定着させる。
他の実施例では、第一と第二の水分バリヤー帯は着衣の
夫々の第一と第二の腰縁に沿って設けられる。第一と第
二の水分バリヤー帯は各々液体不透過性の、浮き出し加
工可能の材料からなる。掴み手段コネクタは第二水分バ
リヤー帯止に浮き出し加工され、目標手段コネクタは第
一水分バリヤー帯止に浮き出し加工される。他の実施例
では、掴み手段と目標手段は第一と第二の腰縁に沿って
接着剤で取付ける。
他の実施例では、掴み手段と目標手段の第一と第二のコ
ネクタは互いに噛み合う突条とみぞからなる。第一コネ
クタは掴み手段に形成された複数の実質上平行なみぞか
らなる。目標手段の第二コネクタは掴み手段のみぞを相
互結合される複数の実質上平行なみぞからなる。
25一 本願の第二発明として、閉鎖系が使い捨て型着衣用に提
徂される。閉鎖系は各側縁から横に第二腰縁から延びる
掴み手段と、掴み手段に掛合してそれを定着させるよう
第一腰縁に沿って外層に置かれた目標手段とからなる。
閉鎖系は更に、掴み手段と目標手段上に一体に形成され
た相互噛み合い手段を含み、これは掴み手段と目標手段
と着脱自在に相互結合するための複数の互いに噛み合う
突出部と受入れ部からなる。
第三の発明として、外側境界部に沿って接合される包み
込み用内部シートと外部シートをもつ使い捨て型着衣が
提供される。着衣は更に、その第二腰縁に沿って各側縁
に隣接した掴み手段からなるファスナ手段を含む。ファ
スナ手段は着衣の第一腰縁に沿って各側縁に隣接した目
標手段を含む。
掴み手段と目標手段は各々弾性材料からなる。ファスナ
手段は更に、掴み手段を目標手段と相互結合するよう掴
み手段と目標手段上に一体に形成した相互噛み合い手段
を含む。相互噛み合い手段は複数の相互噛み合い可能の
突出部と受入れ部からなる。
この発明の実施例として、突出部は実質上円形のをなし
、掴み手段と目標手段上で横列と縦列をなして配列する
。目標手段と掴み手段は少なくとも1部が着衣の外側境
界部に置かれる。突出部と受入れ部は目標手段と掴み手
段の位置で内部シートと外部シートの変形により作られ
る。■実施例では、各突出部は外部シートから外方へ突
出し、変形により、内部シートから内方へ凹んで突出部
の1つに対応する受入れ部を形成する。各受入れ部は第
一の横断面寸法をもつ。各突出部は第一横断面寸法より
僅かに大きい横断面寸法をもち、これは相互噛み合いし
たとき互いに噛み合った受入れ部の第一横断面寸法と実
質上一致する。
他の実施例では、目標手段は外部シートから外方へ突出
する突出部をもち、掴み手段は内部シートから外方へ突
出する突出部をもつ。目標手段と掴み手段の各々上の突
出部は実質上平行な横列をなして配列し、目標手段上の
横列は着衣を着用したとき掴み手段上の横列と整列する
。各突出部は突出部が突出するシートに実質上直角をな
す少なくとも2つの対向する壁をもつ。相互噛み合い手
段の受入れ部は隣接した突出部間にあり、各隣接した突
出部の対向する壁の1つにより境界付けられる。突出部
は離間していて、各突出部が隣接した突出部の境界壁間
に第一の横断面寸法をもつようになす。各突出部は受入
れ部の第一横断面寸法より僅かに大きい横断面寸法を対
向する側壁にもつ。かくして、目標手段と掴み手段が互
いに噛み合ったとき、突出部は受入れ部と弾性的に噛み
合って着衣を着用者に定着させる。本発明の目的、特色
、利点は実施例に基づく以下の説明から当業者には明ら
かになるであろう。
(実施例) 第1図に示す本発明の使い捨て型の吸収性着衣20は水
分不透過性外層又は外部シート22と水分透過性不織型
の身体接触する内層又内部はシート24をもつ。前記外
層はしばしばバックシートと称され、前記内層はしばし
ばトップシートと称される。水分吸収性のけば立ちフィ
ラーパッド層−9Q − 又は心材26を内部シート24と外部シート22間に挟
んで包み込む。着衣の包み込みは微細な熱融着線28に
より両層を接合して行う。
着衣20は典型的には、赤ん坊又は幼児のおしめとして
、又は成人失禁用ブリーフとして使用する。かかる着衣
の製造法は当業者には既知である。
かかる着衣とその製造法は本願発明と同一発明者のリチ
ャード・エッチ・ヤング及びピーク・ランカスターに与
えられた米国特許第4.726.807号に開示されて
いる。上記米国特許はかかる着衣の典型的使用材料、及
び着衣製造法の参考となす。
例えば、水分不透過性の外層22は0.02〜0.04
mmの範囲の厚さをもつ着色したポリエチレンフィルム
の如き薄い熱可塑性材料から作る。水分透過性内層は典
型的には、ラテックス結合剤をもちかつカーディングさ
れたポリエステル繊維からなるか、又は連続繊維をもち
かつ模様付カレンダーロールにより熱接着された紡績結
合したポリプロピレンからなる。水分吸収性の層又はコ
ア26は木材繊維か、又は化学木材パルプのような他の
繊維、=29− 又は市場で購入できるけばパルプの如き他の適当な液体
吸収性材料、又はけば立てされかつ漂白されたクラフト
軟質木材パルプからなる。熱融着線28は粘着剤と他の
添加剤を用いてエチレン−酢酸ビニル樹脂から調製した
可撓性の急速硬化性材料から作る。
着衣又はおしめ20は第一の腰縁30と反対側の第二の
腰縁32をもち、前記腰縁は着用者の前部層に沿って延
び、第二縁は着用者の背後の腰に沿って延びる。2つの
対向する側縁34.36は着衣を着用者に着せたとき脚
包囲開口を画成する(第2図参照)。第一の腰縁30を
着用者の前部に当てると、側縁34は左脚側縁となり、
側縁36は右脚側縁となる。対向する側縁34.36間
にあるまた部分38は着衣の中心にある。
第1図の実施例に示すように、不透過性外層22は第一
と第二の腰縁30.32に沿って対向する側縁34.3
6の各々から外方へ延びる。一対の第一の腰延長部40
は第一腰縁30に沿って各側縁から延びるよう形成する
。一対の第二の腰延長部42は第二の腰縁32に沿って
各側縁から延びるよう形成する。内層24は腰延長部4
0.42の一部だけに又は全部にわたって延びるか又は
外側境界部44に沿って吸収性心材26の外側境界部を
丁度越えた所で終端する。外側境界部44は内部シート
24が外部シート22に結合又は接合する領域を限定す
る。
第1図に示すように、着衣20のサンドイッチ層は一般
に砂時計形をなす。砂時計形の頂部と底部は着衣の第一
と第二の腰部分をなし、第一の腰部分は第一の腰延長部
40の各々とこれらの間のおしめ区域を含む。第二の腰
部分は第一の腰延長部42と前記延長部42間の第二の
腰縁32に沿う着衣領域を含む。砂時計形の対向側面は
対向する側縁34.36をなす。着衣38のまた部分は
砂時計形の中心にあり、腰部分より幅は狭い。
着用者に着せた状態で着衣20を示す第2図において、
側縁34.36はひだ寄せし、伸縮自在にして着衣がよ
り良く体に合うようにして体の腰を十分に保持するよう
になす。脚開口を伸縮自在とする方法は色々ある。その
1つは前述の米国特許第4.726.807号に開示し
ている。熱収縮性重合体材料の縦長のリボン46を製造
中に対向する側縁34.36の各々に沿って置き、微細
な熱融着線28により所定位置に保持する。第1図は熱
をリボン46に加える前の着衣を示す。前記リボンは着
衣にジャーリング付は又はしわ付けした縁を形成し、こ
れに伴って第2図に示す如き横ひだが出来る。腰ギャザ
をもつ伸縮自在の腰部分を望むならば、第一と第二の腰
縁30.32に隣接した境界領域44に追加の熱収縮性
リボン46を置く。
他の図は見やすくするために腰と脚のギャザを省略して
示している。
本発明は着用者に着衣20を定着させる新規な、改良し
た閉鎖又はファスナ系48に特徴を有するものであり、
このファスナ系は好適には弾性材料からなる掴み手段5
0と、好適には弾性材料からなる目標手段52を含む。
前記掴み手段は第二の腰縁32に沿って置き、前記目標
手段は掴み手段に噛み合ってこれに定着するよう第一の
腰縁3〇−9つ − −t)l  − に沿って置く。掴み手段50は各側縁34.36に隣接
し、第二の腰縁32に沿って各側縁から横に延びる。目
標手段52は各側縁34.36に隣接して外層22上に
置く。ファスナ系48は更に噛み合わせ手段を備え、噛
み合わせ手段は掴み手段50と目標手段52上に一体に
形成し、掴み手段と目標手段を噛み合わせる。ファスナ
系48を噛み合わせるため、掴み手段50と目標手段5
2は着用者の側部か又は前部のどちらかで、着用者の腰
に沿って重ねて相互掛合させる。
本発明の閉鎖系48の幾つかの実施例を以下詳細に説明
する。各閉鎖系は解放自在かつ再締着自在に相互結合で
き、夫々着用者の腰の寸法の変化に適合するよう調節可
能である。
図示の噛み合わせ手段は相互掛合する突出部とそれの受
入れ部の如き複数の相互掛合するコネクタを含む。例え
ば、第1図に示す如く、好適には弾性の、変形可能の材
料からなる掴み手段50は変形されて、複数の第一のコ
ネクタ54を一体形成される。標的手段52も弾性の、
変形可能の材−j乙− 料からなり、変形されて複数の第二のコネクタ56を形
成される。図示の実施例では、各第二コネクタ56は標
的手段52の位置で外層22に向かう実質上直角方向に
掴み手段50を加圧することによって第一コネクタ54
を受入れ、それに掛合せしめられる。第一と第二のコネ
クタ54.56の寸法は、相互掛合したとき、コネクタ
の一方又は両方が変形し、互いに弾性的に掴み合ってそ
の相互結合状態を持続するようなものとする。
第一と第二のコネクタ54.56は第1図では実質上円
形断面形状をもつ。然し乍ら、矩形、三角形、六角形又
はその他の多角形、又はこれらの形状の組合せの如き他
の形状の噛み合いコネクタも同様に、以下に説明する実
施例に加えて使用可能である。第一と第二のコネクタ5
4.56の各々は夫々の掴み手段50と目標手段52上
の横列と縦列に配列して示す。横列は隣接した横列間に
実質上同じ間隔をもち、縦列は隣接した縦列間に実質上
同じ間隔をもつ。掴み手段50上の第一コネクタの横列
と縦列は第2図に示す如く相互掛合するよう目標手段5
2上の第二コネクタの横列及び縦列に整列するよう配列
する。コネクタ54.56は閉鎖系48を相互掛合させ
るように整列させることができれば異なる間隔と配列を
持ってもよい。
第3.4A、4B図の実施例では、掴み手段の第一コネ
クタ54の各々は内層24から内方へ凹んだ受入れ部を
もち、目標手段の第二コネクタ56の各々は外部シート
22から外方へ突出した突出部をもつ。第一コネクタの
受入れ部54の各々は人口58をもち、この入口は第2
A図に示す第一の横断面寸法Aをもつ喉部60を形成す
る。第4A図は外した閉鎖系48を示すが、第4B図は
目標手段と掛合した掴み手段を示す。各受入れ部は更に
、底面62と、少なくとも2つの対向する壁64.66
をもつ。これらの壁は入口58と底面62間に延びる。
他の実施例(図示せず)では、対向する側壁64.66
は僅かに外方へ傾斜して、最も幅広い箇所で壁間の横断
面寸法が喉部60の第一の横断面寸法Aより大きくなる
ようにする。
−9へ − 第二のコネクタ突出部56の各々は末端部分70と中間
部分72をもち、中間部分は末端部分70から内方へ離
間している。この実施例では、第一と第二のコネクタ5
4.56は実質上同じ寸法と形状をもつ。
各第一コネクタの突出部56は外部又は第二の横断面寸
法Bをもち、前記寸法は第一の横断面寸法Aと第二コネ
クタ喉部60より僅かに大きい。
第一と第二のコネクタ54.56を相互掛合させたとき
、図示の第一コネクタ受入れ部54の各々は拡大して変
形し、第二コネクタ突出部56を受入れる。その後、各
受入れ部の喉部60は弾性的に収縮して、受入れた突出
部を掴んでしっかり相互掛合させる。更に、各第二コネ
クタ突出部56は収縮変形して、相互掛合を援助し、次
いで弾性的に拡大して相互掛合を維持させる。このよう
にして、コネクタ54.56の受入れ部と突出部は掛合
したとき、第一と第二の横断面寸法AとBは実質上一致
する。第5.6A、6B図の実施例では、第3.4A、
4B図に示す実施例の如く、目標手段52の突出部の各
々は外層22から外方へ突出する。然し乍ら、掴み手段
50の第一コネクタ54の各々は第5図に示す如く、内
層24から外方へ突出する突出部をもつ。この実施例で
は、掴み手段50と目標手段52の両者の突出部は突出
部間に受入れ部を作る寸法と間隔をもち、目標手段と掴
み手段の両者の突出部と受入れ部が噛み合うようになす
。このため、掴み手段の第一コネクタ54は間に受入れ
部を形成する複数の離間した突出部を備え、突出部と受
入れ部は内層24上に配置する。目標手段の第二コネク
タ56も同様に、外層22上にありかつ受入れ部を間に
形成した複数の離間した突出部を備える。各目標手段5
2と各掴み手段50上の突出部は実質上平行な横列内に
配列し、目標手段52上の横列は着衣を着用した時掴み
手段50上の横列と整列する。
第6A図に示すように、各突出部は末端70と、少なく
とも2つの対向する側壁74.76をもち、前記側壁は
突出部が突き出るシートに対して実質上直角をなす。受
入れ部は隣接した突出部間にあり、底面78をもつ。各
受入れ部は隣接した突出部の境界壁76.74間に第一
の横断面寸法Cをもつ。各突出部は境界壁74.76間
に横断面寸法りをもつ。突出部横断面寸法りは受入れ部
の第一横断面寸法Cより僅かに大きい。従って、第6B
図に示す如く、目標手段52と掴み手段50が相互掛合
したとき、突出部は受入れ部と弾性的に噛み合って着衣
を着用者に定着させる。
第4A、6A図の実施例に示すように、掴み手段50の
凹みの深さは寸法Eで示され、目標手段52の突出部の
高さは寸法Fで示される。以上の説明より、第6A図の
実施例では、凹みの深さと突出部の高さは1つであり、
同じであることが明らかである。第4A図の深さ寸法E
と高さ寸法Fは実質上同じに示しているが、突出部と凹
みが相互掛合を維持するために側壁を適切に噛み合わせ
ることができる限り種々の寸法を選択することができる
第7.8図は本発明の閉鎖系48をもつ使い捨て型吸収
性着衣の製造法を示す。第7図では、着衣20は例えば
レーザー又は水力ナイフにより最終切断する前の状態を
示す。前記最終切断は第1.8図に示す如き着衣の砂時
計形を作り出すものである。かかる製造法は本願発明者
に与えられた前述の米国特許第4.726.807号に
開示されている。
第7図に示すように、コネクタ80.82の2つの帯は
未仕上げ着衣20の各側に沿っである。
コネクタは帯に予備成形され、次いで、これらの帯が例
えば、接着剤、熱融着、超音波接着又はその他の適当な
取付は手段により図示の位置に取付けられる。別法とし
て、コネクタは外層22と内層24を変形することによ
り即ち、内層24が前記領域に延び入るように変形する
ことにより領域80.82に形成する。かくして、掴み
手段50と目標手段52は内層24と外層22が接合す
る外部境界44に少なくとも部分的に位置する。5ミル
(0,005in)厚さのポリエステルの如き熱可塑性
材料の補強帯を領域80.82に接着して掴み手段50
と目標手段52の強度を高める。別法として、かかる補
強層は第1図に示すように、腰延長部40.42の領域
にのみ付けてもよい。
第7.8図に示すように、かかる補強材は別法として、
水分不透過性材料の第一と第二の水分バリヤー84.8
6により提供する。前記水分バリヤーは第一と第二の腰
縁30.32に沿って延びる。図示の水分バリヤー84
.86は水分バリヤーフラップをもち、前記フラップは
内層24上と吸収性心材26の端部上に延び、前記端部
は第一と第二の腰縁30..32に隣接しかつそれと実
質上平行にある。
水分バリヤーフラップ84.86は各々第一と第二の腰
縁30.32上に延び、外層22の一部に重なる。こう
して、水分バリヤーは各腰縁に沿って形成される。この
腰縁シールはおしめの心材26から内層24い沿いかつ
腰に沿って毛管作用により着用者の外衣へ漏れ出るのを
防止する。この水分バリヤーフラップ84.86は例え
ば接着手段により、内層24、外層22に取付ける。各
水分バリヤー84.86は2つの対向する側縁40.4
2の各4間で実質上隣接した腰縁30、−J ソ − 32の長手方向に夫々延びる。もし水分バリヤーで掴み
手段50と目標手段52の強度を高めたければ、夫々の
水分バリヤー84.86は第18図に示すように、腰延
長部40.42を含むように延びる。もし第8図の線1
8−18が第8図に示すその右側へコネクタの2縦列の
距離だけ引かれると、第18図は外層22の左側に隣接
している内層24も示す。
変形により突出部と受入れ部を形成する際に、掴み手段
50と目標手段52は浮き出し加工可能の材料から作り
、第一と第二のコネクタ54.56はその材料に浮き出
し加工する。かかる浮き出し加工は型打ち、又はシート
材を型内に真空深絞り方法のような慣例法により行う。
平面型を使用するが、別法として、未仕上げ着衣20を
車輪付の型上に載せて進める。この車輪は適当な寸法の
かつ離間した突出部又は受入れ部を有する。
上述の如く、掴み手段50と目標手段52のコネクタは
着衣20に浮き出し加工するか又は着衣に接合する。着
衣20の外面22に目標手段を接合するには接着剤、超
音波手段、熱融着又はその他の適当な接合手段を使う。
第9図では、着衣20は1対の目標52a、52bを有
する前部腰縁30に沿って接着剤で取付けた目標手段5
2をもつ。目標52a、52bは夫々の対向する側縁3
6.34に沿って置かれる。
第1O図では、目標手段52は1対の目標52c、52
dとして示す。これらは前部腰縁30に沿って外部シー
ト22に接合する。然し乍ら、第10図の実施例が第9
図と異なる点は、対をなす目標52c、52dの各々が
対向する夫々の側縁36.34を越えて僅かに延びるよ
う位置することにある。
第9図の掴み手段50は2つのタブ50aと50bから
なり、これらは第二の腰縁32に沿って夫々の側縁3.
34から外方へ延びる。掴みタブ50a、50bは例え
ば接着取付手段により着衣20の内部シート24に接合
する。別法として、掴みタブ50a、50bは内部シー
ト24と外部シート22間に挾み付けられか又は水分バ
リヤー86(第8図参照)とシート22又は24の間に
挟み付けられるか又は水分バリヤー帯86の外面に直接
に接合される。
第10図の掴み手段50の実施例は第9図の掴み手段5
0のものと同じ位置にある掴みタブ50C150dを備
える。然し乍ら、第10図の実施例が第9図のものと異
なる点は、掴みタブ50c、50dの各々の一部が例え
ば接着取付手段により外層22に接合される点にある。
第11図は連続する掴み帯50eとしての掴み手段50
を示す。この帯は第二の腰縁32の長手方向に延びかつ
対向する側縁34の各々を越えて延びる。第11図の目
標手段52の実施例は連続する目標帯52eからなり、
この帯は対向する側縁36.34間で実質上第一の腰縁
30の長手方向に延びる。
第11図の目標帯52eと掴み帯50eは各々水分不透
過性材料からなりかつフラップを有し、前記フラップは
夫々の腰縁30.32上にかつ内層24の一部にまで延
在する。こうして、第8図の水分バリヤー帯84.86
と同様に、目標帯52eは第一の水分バリヤー帯を形成
し、掴み帯50eは第二の水分バリヤー帯を形成する。
第11図に示すように、帯50eは対向する側縁の各々
を越えて延び、夫々左と右のタブを形成し、左タブは好
適には側縁34に隣接し、右タブは好適には側縁36に
隣接する。
掴み手段と目標手段の種々の位置と実施例を示すのに加
えて、第9、l0111図及び第12A112B図は本
発明の閉鎖系48の追加の実施例を示す。これらの実施
例は第12A図に示す第一の厚さGをもつ帯として掴み
手段50を示す。掴み手段50の第一のコネクタ54の
各々は掴み手段帯の厚さGを通過する喉部60をもつ。
喉部60は掴み帯の全厚さGを通して実質上一定である
第一の横断面寸法Hをもつ。
目標手段52は第二のコネクタ56を含み、各コネクタ
は末端部分70とこの末端部分から内方へ離間した中央
部分72をもつ突出部を備える。
末端部分70は第二の横断面寸法Jをもち、これは第一
のコネクタ喉部60の第一の横断面寸法Hより僅かに大
きい。中央部分72は喉部60の第一の横断面寸法Hに
実質上等しい横断面寸法Kをもつ。Lを付した中央部分
72の長さは掴み帯の第一の厚さGに実質上等しい。か
くして、目標手段52と掴み手段50が連結されると、
目標手段の末端部分70は第12B図に示すように、掴
み手段50の喉部60を越えて位置する。こうして、着
衣20は着用者に取り外し自在に着用させることができ
る。
第一と第二のコネクタ54.56は第9.10.11.
12AX12B図に実質上円形断面をもつ例として示し
たが、他の断面形状もとり得る。例えば、正方形、矩形
、楕円形、細長いスロット等を使用できる。掴み手段5
0の喉部60が突出する第二コネクタ56を囲み、それ
に着脱自在に掛合する寸法をもつのであれば、前記何れ
の形状も又はそれらの組合せも適用可能である。
第9.10.11図は第一の縁30に実質上平行な第二
のコネクタ56の3横列を示す。第一コネクタ54は少
なくとも2横列に配置し、各横列は第二の腰縁32に実
質上平行である。第9図に示すように、第一コネクタ横
列は第一の距離Mだけ離間し、各横列内の第一コネクタ
は第二距離Nだけ離間する。第二コネクタ56は少なく
とも2横列に配置し、各横列は第一腰縁30と実質上平
行である。第二コネクタ横列は第一距離Mだけ離間し、
各横列内の第二コネクタは第二距離Nだけ離間する。こ
うして、掴み手段50と目標手段52の第一コネクタ5
4と第二コネクタ56は簡単に整列して相互結合する。
コネクタ横列は追加しても又は減らしてもよく、また横
列を腰縁と平行な位置以外に置いてもよい。
第9図に示す掴み手段50は2列の第一コネクタを有し
、これらは第二腰縁32に実質上平行である。掴みタブ
50a、50bは適切な幅をもち、第一腰縁30に近接
した第二コネクタの隣接した2横列か又は第一腰縁30
から遠隔の第二コネクタ56の隣接した2横列の何れか
一方の上に第一コネクタ54の2横列を置けるようにな
す。こうすれば、着衣寸法を軸線方向に調節でき、即ち
、また領域の全体にわたって着衣を長くしたり、短くし
たりすることができる。同じことは第10図の掴みコネ
クタ50c、50dを置いて目標手段52c、52dの
1横列又は2横列のみに噛み合うように配置することに
よって達成することができる。
第11図の実施例は第9.10図の軸線方向寸法の融通
性に加えて、腰寸法の大幅な選択を可能にする。例えば
、掴み手段50eは目標帯52eの第二コネクタ56の
何れに沿っても結合できる。
腰寸法の大きなファスナ系を提供するため、系48は側
縁34.36の近くで結合し、小さい腰寸法では、ファ
スナ系は側縁の境界から相当内側の位置で結合させる。
かかる調節は第1〜8図に示した実施例を用いて行うこ
とができる。更に、第3〜6図のファスナ系もまた第1
1図に示すように腰縁の長手方向に延びることができる
。然し乍ら、目標手段52のみが腰縁30に沿って延び
るのが好適である。
第13〜17図は第一と第二のコネクタ54.56が互
いに噛み合う突条とみぞからなる閉鎖系48をもつ使い
捨て型吸収性着衣を示す。第13〜17図に示す掴み手
段50と目標手段52は例えば、接着剤又は他の適当な
接合手段によって着衣20の外面22に接合したもので
ある。これらの図に示す掴み手段50と目標手段52は
第11図に示す方法によって夫々隣接した腹部分32.
30を横切って延びる。
第13図に示す掴み手段と目標手段の互いに噛み合う突
条とみぞは押し出し手段によって例えば、押し出しダイ
を通過させて作るのに特に適している。押し出し後、掴
み手段と目標手段は所望の幅の帯即ち、第13図の第一
と第二の腰縁30.32に直角をなす寸法に切断する。
その後、帯は図示の位置に接合する。
第16図の実施例では、目標手段52と掴み手段50は
各々浮き出し加工可能な材料からなる。
この実施例では、複数の互いに噛み合う突条とみぞが夫
々の側部側延長部42.40に浮き出し加工されている
。第16図の実施例は第7.8図につき上述した方法で
作ることができる。更に、84.86の如き水分バリヤ
ー帯(第8図参照)も第13.17図と同様に本実施例
に含むことができる。
図示の砂時計形に対する突条とみぞの向きを詳細に説明
するため、第13.16.17図に長手方向軸線90を
示す。長手方向軸線90第一と第二の腰縁30.32に
実質上直角をなし、実質上対向する側縁34.36間の
中心にある。
第13.14A、14B図を参照すれば、掴み手段50
は夫々対向する第一と第二の側部92.94をもつ1対
の掴み帯5Of、50gを有する。
第13図に示すように、各掴み帯の第一側部の一部は着
衣外層22に接合する。別法として、各掴み帯の第二の
側部94の一部は内層24に接合するか、又は掴み帯は
内層と外層及び/又は水分バリヤー帯86間に挟み(第
8図参照)、それに接合する。図示の目標手段52は各
々対向する第一と第二の側部96.98をもつ1対の目
標帯52f、52gを有する。第13図に示すように、
各目標帯の第二側部98の少なくとも一部は着衣20の
外層22に接合する。
第14A、14Bに示すように、第13図を参照すれば
、掴み手段の第一コネクタ54の各々はみぞ100を含
み、前記みぞは対向する2つの直立した側部リブにより
画成され、前記リブは各掴み帯の第一側部92から外方
へ延びる。目標手段の第二コネクタ56の各々は各目標
帯の第一側部96から外方へ突出する突条106からな
る。みぞ100と突条106は夫々互いに実質上平行に
整列する。複数のみぞ100は複数の突条106と互い
に噛み合う。他の実施例(図示せず)では、掴み手段の
第一コネクタ54の各々は互いに噛み合う突条106と
し、目標手段の第二コネクタ56の各々は互いに噛み合
うみぞ100とする。
他の実施例の互いに噛み合う突条108とみぞ110は
第15A、15B図に示し、複数の隣接した突条110
とみぞ108は掴み手段50と目標手段52の両者に一
体に形成する。何れの実施−50= 例も第13.16図の着衣20に使用するのに適する。
第14A、15A図の分離したファスナの実施例では、
みぞ100.108は受入れ部を成し、各受入れ部は第
一の横断面寸法Pをもつ喉部60を画成する入口58を
含む。第14A、14B図では、各受入れ部みぞ100
は底面62を含み、対向する直立した側部リブ102.
104の各々は2つの対向する凹面の内部側壁64.6
6の1つを形成する。前記側壁は入口58と底面62間
に延びる。第15AX15B図では、第15A115B
図の各受入れ部みぞ108は底面62と2つの対向する
側壁64.66を含み、これらの側壁は境界をなす隣接
みぞ108を画成する側壁ともなる。第14A、15A
図の対向する側壁64.66は好適には入口58から外
方へ傾斜して壁間横断面寸法Qを限定し、この寸法は喉
部の第一横断面寸法Pより大きい。
第14A、15A図では、突出する突条106.110
の各々は末端部分70と中央部分72を含み、中央部分
は末端部分70から内方へ離間する。
末端部分70は喉部の第一横断面寸法Pより大きくかつ
受入れ部の壁間横断面寸法Qに実質上等しい横断面寸法
Rをもつ。突出部の中央部分72は横断面寸法Tをもち
、この寸法は喉部の第一横断面寸法Pに実質上等しい。
これらの横断面寸法P、QXRXTは例示であり、着用
者が動く間相互結合状態が維持できる限り僅かに変化さ
せてもよい。
第14B、15B図の突出する突条106.110と受
入れ部みぞ100.108が互いに噛み合うと、各突条
の末端部分横断面寸法Rは実質上互いに噛み合うみぞの
壁間横断面寸法Qと実質上一致する。突出部中央部分7
2の横断面寸法Tは互いに噛み合う喉部60の第一横断
面寸法Pと実質上一致する。こうして、突条の末端部分
70は突条の中央部分72を弾性的に掴むみぞ喉部60
によりみぞの対向壁64.66間で互いに噛み合う。
第13.16図のみぞと突条は図示の如く着衣の長手方
向軸線90と平行に整列する。この平行整列は剪断強度
が強く、着用者が動く間引き離されることのない結合を
生じる。着用者が腰を曲げるような運動をしたとき、閉
鎖系48を含む着衣隣接縁30.32の腰領域が拡張力
を受ける。もしかかる突条とみぞが腰縁30.32と平
行に整列しておれば、それらは軸線方向に滑って噛み合
いを外す。従って、みぞと突条の向きは腰縁に直角をな
すのが好ましい。然し乍ら、突条とみぞは長手方向軸線
90に対して成る角度例えば45度をなして配置しても
よい。この配列では、1側縁例えば34に隣接した掴み
手段50上のみぞと突条は同様に側縁34に隣接した掴
み手段52上の突条又はみぞと実質上平行でなければな
らない。この実質的平行となる要件は掴み手段と目標手
段の隣接側部36の角度にも当てはまる。
長手方向軸線90と平行ではなくそれと成る角度をなし
て整列した平行みぞと突条をもつ他の実施例も可能であ
る。更に、第17図は一対の掴み帯50h、50jを含
む掴み手段50を示す。前記掴み帯は各々複数の区分し
た突条文は突条区分112を含む第一コネクタ54をも
つ。突条区分112は各々端と端を接した横列をなして
整列する。着衣20はまた夫々の側縁36.34に沿っ
て位置する1対の目標52h152jをもつ目標手段5
2を含む。各目標は実質上同心のアーチ状パターンをな
している複数のみぞ116を含む。
アーチ状みぞ116は着衣の中心に向かって又はまた部
分38に向かって実質上凸面をなす。こうして、掴み手
段50の突条区分112は目標手段52上のアーチ状み
ぞ116の部分に相互掛合する。
赤ん切用のおしめの如き着衣20の代表的用途では、典
型的には、赤ん坊は人の背中にいるときにおしめを当て
られている。おしめを当てる最も普通の方法では、内層
24を赤ん坊に向けて第二の腰縁32を赤ん坊の背中の
下に置く。おしめを調節して、第二腰縁32を腰の所で
略赤ん坊の背中の下に置き、赤ん坊のしり部分をおしめ
の上に置いておしめを所定位置に保持するようになす。
前部腰縁30とまた部分38は赤ん坊の脚の間で−54
= 第−腰縁30が前部で略赤ん坊の腰上にくる所まで上方
へ持ってくる。掴み手段50を背中から赤ん坊の各側面
をめぐらせて引いて目標手段52に重ねてこれに相互掛
合させる。相互掛合は掴み手段を下方へ即ち、目標手段
52の下にある外部シート22に向かう方向にかつ実質
上前記外部シート22に直角に押圧することによって行
われる。
例えば点検又は再調節のためのおしめの取り外しは、目
標手段52の下にあるとき外部シート22から離す方向
にかつ実質上外部シート22に直角に掴み手段50を上
向きに引くことによって行われる。
接着剤を使用しないので、機械的ファスナ又は閉鎖系4
8の掴み手段50と目標手段52は赤ん坊のしり部分に
付ける種々の軟膏や粉おしろいで汚されることは起こり
難い。また、本発明の閉鎖系は従来の粘着性ファスナや
ベルクロファスナの如く、交換用テーブルカバー又は赤
ん坊の外衣の如き外部からの種々の織物繊維による汚染
を受けることがない。更に、互いに噛み合う喉部と突出
−弓 八 一 部の両者の向きが外層22に対して実質上直角をなすた
め、運動中着用者の腰の拡大によって起こる剪断力に耐
える強い閉鎖系48が出来る。また上記向きは夫々の上
向きと下向きの運動、即ち、目標手段52の領域下で外
部シート22に対して実質上直角をなす方向に外部シー
ト22の方へ行ったり来たりする運動により相互結合と
分離が比較的容易な閉鎖系が出来る。
以上、本発明の好適実施例につき説明したが、本発明は
上述した処に限定されることなく9本発明の範囲内で種
々の変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の使い捨て型吸収性着衣の1実施例の一
部切除平面図、 第2図は着用者に着用させた状態の、第1図の着衣の斜
視図、 第3図は第1図の線3−3上の断面図で、本発明の閉鎖
系の1実施例の詳細を示す図、第4A図と第4B図は第
3図の閉鎖系の拡大詳細図で、前者は噛み合い前の閉鎖
系のコネクタを、−に C− 後者は噛み合い後の閉鎖系のコネクタを夫々示す図、 第5図は第1図の線5−5上の断面図で、閉鎖系の他の
実施例の詳細を示す図、 第6A図と第6B図は閉鎖系の拡大詳細図で、前者は噛
み合い前の閉鎖系のコネクタを、後者は噛み合い後のコ
ネクタを夫々示す図、 第7図と第8図は着衣の1実施例の製造法を示す図で、
前者は最終切断作業前の着衣を、後者は側部輪郭切断後
の着衣を夫々示す図、 第9図、第10図、第11図は各々本発明の閉鎖系の実
施例をもつ本発明の着衣の3つの実施例を夫々示す平面
図、 第12A図、第12B図は第9、l0111図に示す閉
鎖系の拡大詳細図で、第12A図は掛合前の閉鎖系のコ
ネクタを、第12B図は掛合後の閉鎖系のコネクタを夫
々示す図、 第13図は本発明の着衣の実施例の平面図、第14A図
、第14B図は第13図の閉鎖系の拡大詳細図で、第1
4A図は掛合前の閉鎖系のコ− 〇 〇 − ネクタを、第14B図は掛合後の閉鎖系のコネクタを夫
々示す図、 第15A図、第15B図は第13図の閉鎖系の他の実施
例を示す図で、第15A図は掛合前の閉鎖系のコネクタ
を、第15B図は掛合後の閉鎖系のコネクタを夫々示す
図、 第16図は第7.8図に示す方法で作った本発明の着衣
の実施例の平面図、 第17図は本発明の着衣の他の実施例の平面図、第18
図は第8図の線18−18上の拡大断面図である。 20・・・吸収性着衣   22・・・外層24・・・
内層      26・・・心材30.32・・・腰縁
   34,36・・・側縁40.42・・・腰延長部
 46・・・熱収縮性リボン48・・・ファスナ系又は
閉鎖系 50・・・掴み手段    52・・・目標手段54.
56・・・コネクタ 60・・・喉部64.66・・・
側壁   70・・・末端部分74.76・・・境界壁
  80.82・・・コネクタ84.86・・・水分バ
リヤー 100,108・・・みぞ 106.110・・・突条 特許出願人  ウニイヤー ハウザー コンパ二一

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液体不透過性外層と、液体透過性の不織型外層と、
    前記内層と外層間に挟まれかつ包み込まれた吸収性層を
    備え、前記挟まれた層は対向する第一と第二の腰縁及び
    2つの対向する側縁をもち、更に、着衣の着用者に着衣
    を定着させるファスナ手段を備え、前記ファスナ手段は
    側縁の各々から第二の腰縁に沿って延びる掴み手段を含
    み、各掴み手段は複数の第一の弾性変形するコネクタを
    一体に形成されており、更に、掴み手段に掛合して定着
    するよう第一腰縁に沿って外層上に置かれる目標手段を
    含み、前記目標手段は前記第一コネクタに掛合せしめら
    れる複数の第二のコネクタを一体に形成されており、前
    記第二コネクタは前記外層から外方へ突出しかつ第一と
    第二のコネクタを相互掛合させるべく第一コネクタを外
    層に向かって実質上直角に押すことによって第一コネク
    タを夫々受入れるようにされ、前記第一と第二のコネク
    タの寸法は相互掛合したとき前記第一コネクタが変形し
    て前記第一と第二のコネクタが互いに弾性的に掴み合っ
    て相互結合を維持するように定めたことを特徴とする使
    い捨て型吸収性着衣。
  2. 2.掴み手段の第一コネクタの各々は第一の横断面寸法
    をもつ喉部を有し、目標手段の第二コネクタの各々は第
    二の横断面寸法をもつ突出部を有し、前記第二横断面寸
    法は前記第一横断面寸法より僅かに大きく、目標手段と
    掴み手段は、第一と第二のコネクタが相互掛合したとき
    、第一と第二の横断面寸法が一致するように整列可能と
    なし、第一と第二のコネクタが相互結合したとき、前記
    喉部は第二コネクタを受入れるよう第一横断面寸法の拡
    大により変形し、その後第一コネクタ喉部は弾性的に収
    縮して第二コネクタを掴み相互結合を確実にする、請求
    項1に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  3. 3.掴み手段が第一コネクタを浮き出し加工された浮き
    出し加工可能の材料からなり、目標手段が第二コネクタ
    を浮き出し加工された浮き出し加工可能の材料からなる
    、請求項1に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  4. 4.目標手段が水分不透過性材料からなりかつ実質上対
    向する側縁の各々間で第一腰縁の長手方向に沿って延び
    る、請求項1に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  5. 5.目標手段が第一腰縁の長手方向に延びる水分バリヤ
    ーフラップを含み、前記フラップは第一腰縁と第二内層
    上に外面から延び、かつ内層に取付けられて第一腰縁に
    沿う水分防止バリヤーを形成する、請求項4に記載の使
    い捨て型吸収性着衣。
  6. 6.着衣の第一腰縁に沿う第一の水分バリヤー帯と、着
    衣の第二腰縁に沿いかつ対向する側縁の各々を越えて延
    びて夫々左側と右側のタブを形成する第二水分バリヤー
    帯を含み、第一と第二の水分バリヤー帯は水分不透過性
    のかつ浮き出し加工可能の材料からなり、掴み手段は第
    二の水分バリヤー帯の左側と右側のタブに浮き出し加工
    された第一コネクタを含み、目標手段の第二コネクタは
    第一水分バリヤー帯に浮き出し加工される、請求項1に
    記載の使い捨て型吸収性着衣。
  7. 7.掴み手段の第一コネクタの各々の喉部は実質上円形
    断面をもち、目標手段の第二コネクタの各々の突出部も
    実質上円形断面をもつ、請求項2に記載の使い捨て型吸
    収性着衣。
  8. 8.掴み手段は第一の厚さをもつ帯とし、第一コネクタ
    の各々の喉部は掴み手段の帯を通過して延び、第二コネ
    クタの各々の突出部は末端部分と前記末端部分から内方
    へ離間した中央部分をもち、末端部分は前記第二横断面
    寸法をもち、中央部分は前記第一横断面寸法に実質上等
    しい横断面寸法をもち、中央部分の長さは前記第一厚さ
    に実質上等しく、前記目標手段と掴み手段を連結したと
    き、目標手段の前記末端部分が掴み手段の喉部を越えた
    位置に置かれて着衣を着用者に定着させる、請求項2に
    記載の使い捨て型吸収性着衣。
  9. 9.第一コネクタは少なくとも2つの横列に配置し、各
    横列は第一腰縁に平行とし、第一コネクタの横列は第一
    の距離だけ離間し、各横列内の第一コネクタは第二の距
    離だけ離間し、第二コネクタは少なくとも2つの横列に
    配置し、各横列は実質上第一腰縁に平行とし、第二コネ
    クタ横列は前記第一の距離だけ離間し、各横列内の第二
    コネクタは前記第二の距離だけ離間し、掴み手段と目標
    手段は第一と第二のコネクタは相互結合するよう簡単に
    整列する、請求項8に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  10. 10.不透過性外層は第一と第二の腰縁に沿って対向す
    る側縁の各々から外方へ延びて、第一腰縁から延びる1
    対の第一腰延長部と、第二腰縁から延びる1対の第二腰
    延長部を形成し、掴み手段は第二腰延長部を含み、第一
    コネクタは第二腰延長部の各々に浮き出し加工され、目
    標手段は1対の第一腰延長部を含み、第二コネクタは第
    一腰延長部の各々に浮き出し加工される、請求項1に記
    載の使い捨て型吸収性着衣。
  11. 11.掴み手段は第二腰縁に沿って着衣に接合する、請
    求項1に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  12. 12.目標手段は着衣の外層に接合する、請求項1に記
    載の使い捨て型吸収性着衣。
  13. 13.目標手段は1対の目標を含み、目標対の各々1つ
    は対向する側縁の各々1つに沿って位置する、請求項1
    に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  14. 14.第一と第二のコネクタは互いに噛み合う突条とみ
    ぞを有する、請求項1に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  15. 15.掴み手段は対向する第一と第二の側部をもつ帯と
    し、前記第一コネクタは前記第一の側部に形成した複数
    の実質上平行なみぞを含み、掴み手段の帯の一部は着衣
    の第二腰縁に沿って第二の腰縁に実質上直角をなすみぞ
    と接合する、請求項14に記載の使い捨て型吸収性着衣
  16. 16.目標手段は対向する第一と第二の側部をもつ帯と
    し、第二コネクタは目標手段の第一側部上にあり、第二
    コネクタは複数の実質上平行な突条を含み、目標手段の
    帯の第二側部の少なくとも一部は着衣の外層に接合され
    、突条は突条とみぞの着脱自在の相互噛み合いにより着
    衣を着用者に定着するためみぞと整列することができる
    、請求項15に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  17. 17.目標手段は浮き出し加工可能の材料からなり、第
    二コネクタは浮き出し加工された複数の突条を含む、請
    求項15に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  18. 18.挟まれた層は略砂時計形をなし、砂時計形の頂部
    と底部は着衣の第一と第二の腰部分を形成し、砂時計形
    の対向する側部は対向する側縁を形成し、砂時計形の中
    心にある着衣のまた部分は腰部分より狭い幅をもつ、請
    求項1に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  19. 19.水分不透過性の外部シートと、水分透過性の不織
    型内部シートと、前記内部シートと外部シート間に挟ま
    れて包み込まれた吸収性心材をもち、前記挟まれた心材
    とシートは対向する第一と第二の腰縁と対向する側縁を
    もって成る、使い捨て型吸収性着衣用閉鎖系において、
    掴み手段が着衣の着用者に着衣を定着するため側縁の各
    々に対して横に第二腰縁から延び、目標手段が掴み手段
    に掛合してそれを定着させるため第一腰縁に沿って外層
    上に置かれ、掴み手段と目標手段に一体に形成された相
    互噛み合わせ手段が掴み手段を目標手段と着脱自在に互
    いに噛み合わせるため複数の互いに噛み合う突出部と受
    入れ部を含むことを特徴とする閉鎖系。
  20. 20.液体不透過性外部シートと、液体透過性の不織型
    内部シートと、内部シートと外部シート間に包み込んだ
    吸収性心材を備え、外側境界部に沿って接合した包み込
    まれた内部シートと外部シートは対向する第一と第二の
    腰縁と、2つの対向する側縁を含み、更に、着衣の着用
    者に着衣を定着させるためのファスナ手段を備え、前記
    ファスナ手段は第二腰縁に沿って各側縁に隣接した弾性
    材料の掴み手段と、掴み手段に着脱自在に掛合してそれ
    を定着させるため第一腰縁に沿って各側縁に隣接した弾
    性材料からなる目標手段と、掴み手段を目標手段と相互
    結合させるため掴み手段と目標手段に一体に形成した相
    互噛み合い手段とを含み、相互噛み合い手段は複数の相
    互噛み合わせ可能の突出部と受入れ部を含む、ことを特
    徴とする使い捨て型吸収性着衣。
  21. 21.着衣が第一と第二の腰縁に実質上直角にをなしか
    つ対向する側縁間の実質上中心にある長手方向の軸線を
    もち、相互噛み合い手段が複数の突条とみぞを含み、突
    条がみぞと互いに噛み合う、請求項20に記載の使い捨
    て型吸収性着衣。
  22. 22.掴み手段が複数の平行な突条を含み、目標手段が
    複数の平行なみぞを含む、請求項21に記載の使い捨て
    型吸収性着衣。
  23. 23.掴み手段が複数の相互噛み合い可能のみぞを含み
    、各みぞは着衣の長手方向軸線と実質上平行に整列し、
    標的手段が複数の相互噛み合い可能の突条を含み、各突
    条は着衣の長手方向軸線と実質上平行に整列する、請求
    項21に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  24. 24.目標手段が1対の標的を含み、その各目標は対向
    する側縁の1つに沿って置かれ、対をなす目標の各々は
    実質上同心のアーチ状パターンに配列する複数の相互噛
    み合いみぞをもち、各目標上のアーチ状みぞパターンは
    着衣の中心に向かって実質上凸面状に整列する、請求項
    21に記載の閉鎖系。
  25. 25.掴み手段は複数の相互噛み合い突条を含み、各突
    条は複数の突条区分に区分され、突条区分は端と端を接
    して整列しかつ小さい間隔を置いて分離しており、突条
    区分は着用者に着衣を定着するためアーチ状みぞ部分に
    掛合する、請求項24に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  26. 26.目標手段と掴み手段は着衣の外側境界部に少なく
    とも一部置かれており、そこで前記包み込み用内部シー
    トと外部シートが接合され、突出部と受入れ部は目標手
    段と掴み手段の場所で内部シートと外部シートを変形さ
    せることにより形成される、請求項20に記載の使い捨
    て型吸収性着衣。
  27. 27.突出部の各々が外部シートから外方へ突出し、接
    合された内部シートと外部シートの変形により内部シー
    トから内方へ凹んだ受入れ部を形成し、各受入れ部は突
    出部の1つに対応しかつ第一の横断面寸法をもち、各突
    出部は第一の横断面寸法より僅かに大きい横断面寸法を
    もち、これは相互掛合したとき互いに噛み合う受入れ部
    の第一横断面寸法に実質上一致し、突出部は掴み手段を
    目標手段と相互結合するため受入れ部と互いに噛み合う
    、請求項26に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  28. 28.目標手段は外部シートから外方へ突出する突出部
    を含み、掴み手段は内部シートから外方へ突出する突出
    部を含み、各目標手段と各掴み手段の突出部は実質上平
    行な横列をなして配列し、着衣を着用したとき目標手段
    上の列は掴み手段上の横列と整列し、各突出部は突出部
    が突出するシートに実質上直角をなす少なくとも2つの
    対向する壁をもち、受入れ部は隣接した突出部間にあり
    かつ各隣接した突出部の対向する壁の1つにより境界付
    けられ、各受入れ部は隣接した突出部の境界壁間に第一
    横断面寸法をもち、各突出部は受入れ部の第一横断面寸
    法より僅かに大きい対向側壁の横断面寸法をもち、目標
    手段と掴み手段が互いに噛み合ったとき、突出部が受入
    れ部と弾性的に互いに噛み合って着衣を着用者に定着さ
    せる、請求項20に記載の使い捨て型吸収性着衣。
  29. 29.各突出部が実質上円形であり、突出部は掴み手段
    と目標手段に横列と縦列をなして配列しており、前記横
    列は隣接横列間に実質上等しい間隔をもち、前記縦列は
    隣接縦列間に実質上等しい間隔をもち、掴み手段上の横
    列と縦列は相互掛合するよう目標手段上の横列及び縦列
    と整列する、請求項26に記載の閉鎖系。
  30. 30.各受入れ部は受入れ部への入口を含み、前記入口
    は第一横断面寸法をもつ喉部を画成し、受入れ部は底面
    及び前記入口と底面間に延びる少なくとも2つの対向壁
    を含み、前記対向壁は第一横断面寸法より大きい壁間横
    断面寸法を画成し、各突出部は末端部分とこの末端部分
    から内方へ離間した中央部分を含み、末端部分は喉部第
    一横断面寸法より大きくかつ壁間横断面寸法に実質上等
    しい横断面寸法をもち、突出部中央部分は喉部第一横断
    面寸法に実質上等しい横断面寸法をもち、突出部と受入
    れ部が互いに噛み合ったとき、突出部の末端部分横断面
    寸法が相互掛合する受入れ部の壁間横断面寸法と実質上
    一致し、突出部中央部分の横断面寸法は相互掛合する喉
    部の第一横断面寸法と実質上一致し、掴み手段が目標手
    段と着脱自在に相互結合したとき、突出部末端部分は受
    入れ部喉部が突出部中央部分を弾性的に掴むことによっ
    て受入れ部の対向壁間で互いに噛み合う、請求項20に
    記載の使い捨て型吸収性着衣。
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