JP2021532893A - 低プロファイルクロージャを有する吸収性物品 - Google Patents

Abstract

吸収性物品は、再締結可能なパンツを合わせて規定する吸収性シャーシ及び締結システムを含む。再締結可能パンツは、前部サイドパネル及び後部サイドパネルを備える対のサイドパネルを含む。前部サイドパネル及び後部サイドパネルは、互いに締結されたときに脚部開口部を形成する。再締結可能パンツは、前部サイドパネル及び後部サイドパネルを突き合わせ接合の様態で再締結可能に接続し、それゆえ、低プロファイルシームの外観を有するサイドパネルを作り出すブリッジング構成要素を含む締結システムを備える。

Description

トレーニングパンツは、子どもたちが、おむつからトレーニングパンツへの移行を、下着を着用する目標に向けた「成長」又は進歩に関連付けることができるため、トイレトレーニングプロセスにおいて特に有用である。更に、パンツ式のおむつは、子どもが、トイレを使用する前におむつを引き下ろし、終えるとそれらを再び引き上げることができることを可能にし、したがって、トイレトレーニングに成功することへの自立心及び自信を子どもに持たせることを可能にする。

多くの伝統的なトレーニングパンツには、パンツが普通の肌着のように履いたり脱いだりされることを必要とする永久的なサイドシームが設けられている。いくつかのトレーニングパンツには、パンツが、パンツのように、又はおむつのように適用されることを可能にする、再締結可能なサイドシームが設けられており、後者は、パンツをおむつ又はプルアップの仕方で適用する能力を付与する。

本発明は、部分的に、吸収性物品であって、前部、後部、及び股部を有する吸収性シャーシであって、股部は、前部と後部との間に延び、かつ前部と後部とを接続し、吸収性シャーシは、第１及び第２の主長手方向縁部を有する、吸収性シャーシと、第１及び第２の主長手方向縁部の長さに沿って前部を後部に接続し、第１及び第２の脚部開口部を吸収性物品内に画定する、横方向に対向する第１及び第２のサイドパネルと、を備え、第１及び第２のサイドパネルが、遠位縁部を有する前部サイドパネルと、遠位縁部を有する後方サイドパネルと、前部及び後方サイドパネルを重なり合わない構成で取り外し可能に連結するブリッジング構成要素と、を備える、吸収性物品に関する。

本発明の他の態様は、部分的に、吸収性物品を製造する方法であって、本方法が、第１及び第２のサイドパネルを吸収性シャーシに連結することを含み、吸収性シャーシは、前部、後部、及び股部であって、股部が前部と後部との間に延び、かつ股部が前部と後部とを接続する、股部を有し、第１及び第２の主長手方向縁部を有し、第１及び第２のサイドパネルは、第１及び第２の主長手方向縁部の長さに沿って吸収性シャーシに連結され、第１及び第２の脚部開口部を吸収性物品内に画定し、第１及び第２のサイドパネルが、遠位縁部を有する前部サイドパネルと、遠位縁部を有する後方サイドパネルと、前部及び後方サイドパネルを重なり合わない構成で連結するブリッジング構成要素と、を備える、方法に関する。

更に他の態様では、本発明は、部分的に、プルアップ型吸収性物品のためのサイドパネルであって、第１及び第２主面並びに遠位縁部を有する第１のパネルと、第１及び第２主面並びに遠位縁部を有する第２のパネルと、第１のパネルの第１主面及び第２のパネルの第１主面に連結されたブリッジング構成要素と、を備え、ブリッジング構成要素は、第１及び第２のパネルの遠位縁部を突き合わせ接合構成で一緒に保持する、サイドパネルに関する。

サイドシームを有する典型的な従来技術の使い捨て吸収性物品の側面図である。 締結されていない、開いた、広げられた状態における図１に示される吸収性物品の平面図である。 本発明のブリッジング構成要素の一実施形態の平面図である。 改善されたサイドシームパンツクロージャの一実施形態の概略図である。 改善されたサイドシームパンツクロージャの一実施形態の概略図である。 改善されたサイドシームパンツクロージャの一実施形態の概略図である。 改善されたサイドシームパンツクロージャの一実施形態の概略図である。 改善されたサイドシームパンツクロージャの一実施形態の概略図である。 ブリッジング構成要素の一実施形態の概略図である。 従来技術のサイドシームの概略図である。 一実施形態改善されたブリッジング構成要素を採用して達成されるサイドシームの概略図である。 折り畳まれた向きで示された、改善されたブリッジング構成要素の一実施形態の斜視図である。 本発明のブリッジング構成要素の一実施形態を採用したパンツ形おむつの側面図である。 締結されていない、開いた、広げられた状態における図８に示される吸収性物品の平面図である。 本発明の一実施形態に係るサイドシームの一実施形態の概略側面図である。

伝統的なトレーニングパンツは、幼児によって、おむつとニット下着との間を移行する際に使用される。それらは、おむつに似た吸収能力を有するが、おむつが、伝統的に、乳児の下側を包み込み、次に、何らかの種類の側部クロージャ締結具（例えば、接着タブ又は同様もの）を用いて固定されるように構築されているのに対して、トレーニングパンツは、むしろ下着のように構造化されており、側部クロージャ締結具を含まない。しかし、伝統的なトレーニングパンツの容易な除去を促進するために、除去シームが、通例、トレーニングパンツの両側に配置されており、ユーザがトレーニングパンツを着用者からはぎ取り、それゆえ、トレーニングパンツの側部を除去シームに沿って裂くことを可能にする。

従来技術のいくつかのトレーニングパンツに関連付けられる問題は、除去シームが、重なり合う設計になっており、伝統的なトレーニングパンツに、クロージャタブに似た、よりおむつ様の外観を与え、これにより、子どもが、自分がおむつを着用していると認知するため、トイレトレーニングの努力を潜在的に挫くことである。伝統的なトレーニングパンツの衣服又は下着様の外見をもたらすが、それにもかかわらず、おむつ又はパンツのどちらかように適用されるオプションを与える、使い捨て吸収性物品を有することが望まれるであろう。

本発明の原理は任意の好適な使い捨て吸収性物品に組み込むことができる。このような好適な物品の例としては、おむつ、トレーニングパンツ、女性衛生用品、失禁用製品、他のパーソナルケア若しくはヘルスケア衣服、又は同様のものが挙げられる。説明を容易にするために、以下の説明は、子どものトレーニングパンツに関するものになる。

図１及び図２は、従来技術のトレーニングパンツ５２０を示しており、図１は、部分的に締結された、３次元図で示されており、図２は平面図（締結されていない）で示されている。参照要素は、２つの図の間で交換可能である。図２を参照すると、トレーニングパンツ５２０は、長手方向１２及び横方向１４を有する。長手方向１２において、トレーニングパンツ５２０は、前部５１６、後部５１８、及び前部５１６と後部５１８との間に延び、それらを接続する股部５２６に分割され得る吸収性シャーシ５１１を画定する。トレーニングパンツ５２０は、（図２に示される図から見て外方に向いた）身体側ライナー５３０と、身体側ライナーと外側カバー５３２との間に位置する吸収性コア５３５とを含む。トレーニングパンツ５２０は、後部腰部縁部５３８と前部腰部縁部５４０との間に延びる反対側の長手方向側縁部５２８及び５２８’の対を有する。トレーニングパンツ５２０はまた、長手方向に延びるレッグカフ５３６及び５３６’の対を含む。レッグカフ５３６及び５３６’は、使用時に着用者の脚の周りに適合し、身体浸出物の横の流れに対する機械的バリアの役割を果たすようになっていてもよい。

トレーニングパンツ５２０は、サイドパネル５１０の対を含む。サイドパネル５１０は、前部サイドパネル５３４及び５３４’並びに後部サイドパネル５３４ａ及び５３４ａ’を備える。前部サイドパネル及び後部サイドパネル５３４、５３４’、５３４ａ、５３４ａ’の対は、後部及び前部と一体に形成されてもよく、又は代替的に、別個に形成され、その後、取り付けられてもよい。前部サイドパネル及び後部サイドパネル５３４、５３４’、５３４ａ、５３４ａ’は、締結されたときに重なり合うシームを形成するための、従来技術のパンツにおいて見ることができる、各々のそれぞれのパネルの長さに沿って延びる遠位縁部５６８を含む。前部サイドパネル及び後部サイドパネルは、着用者に接触する第１主（内）面５４５、及び着用者から見て外側に面した反対の第２主面５４７を有する。

典型的な従来技術のトレーニングパンツにおいて、前部サイドパネル及び後部サイドパネルは、従来技術の締結システム５４４及び５４４’を用いて互いに取り外し可能に取り付けられる。従来技術の締結システムは、トレーニングパンツ５２０を着用者の腰の周りに固定するために用いられる。締結システムは、例えば、感圧接着剤、又は締結システム５４４又は５４４’のどちらかのための対応するループ材料を伴うフック形材料を含み得る。前部５１６は、締結システム５４４に対する受容締結構成要素を形成するために適切に選択された外側カバー５３２を含むであろう。例えば、締結システム５４４がフック形材料を含む場合には、トレーニングパンツの前部５１６は、選択されたフック形材料と適切に係合し、それに連結するように選択された好適な不織布材料を含むであろう。

快適性及び着用性を向上させるために、前部サイドパネル及び後部サイドパネル５３４、５３４’、５３４ａ、５３４ａ’は、トレーニングパンツ５２０の横方向１４と平行な方向に伸縮性がある弾性材料で形成され得る。

トレーニングパンツ５２０において用いられるクロージャシステムの重なり合う性質は、締結システムがその相手方と重なり合う目立つ重なり領域を生じさせる。それはまた、例えば、遠位縁部５６８に沿った、フラップを作り出し、これは、トレーニングパンツを少しおむつのように感じ、見えるようにする。理想的には、より合理化された（streamlined）パンツサイドシームクロージャシステムは、より目立たなくなり、おむつ構成要素の重なり合いを有しなくなり、これにより、遠位縁部の顕著なフラップを有しない、薄型のものとして現れるであろう。

改善されたパンツサイドシームクロージャ
図８及び図９を参照すると、本発明の実施形態に係るトレーニングパンツ２０は、トレーニングパンツを着用者の腰の周りに固定するための改善された側部締結システム８０を着用者の各側部に１つずつ含む。いくつかの実施形態では、改善された締結システムは、従来技術のパンツ形側部締結システムよりも薄くなり得、外見及び雰囲気がおむつよりも伝統的な下着に似たものになり得る。

改善された締結システムは、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’１３４、及び１３４’上にそれぞれ設けられた締結構成要素８２、８３、８４、８５に再締結可能に接続するようになったブリッジング構成要素８６又は８７を含む。図示の締結システム８０は、第１及び第２のブリッジング構成要素８６及び８７に再締結可能に接続するようになった第１及び第２の後部サイドパネル締結構成要素８２及び８３並びに第１及び第２の前部サイドパネル締結構成要素８４及び８５を含む。いくつかの実施形態では、締結構成要素８２、８３、８４、及び８５のうちの１つ又は全ては、前部サイドパネル及び後部サイドパネルとは別個であり、当技術分野において周知であるとおりの接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波接合を用いて取り付けられてもよい。他の実施形態では、前部サイドパネル及び後部サイドパネルが、ブリッジング構成要素上のフック形締結システムとの連結に適した、ループ形材料などの材料で製造され得るため、前部サイドパネル及び後部サイドパネル自体が締結構成要素の役割を果たす。このような実施形態では、トレーニングパンツ２０は、ブリッジング構成要素８６及び８７に対する受容締結構成要素を形成するために適切に選択された外側カバー３２を含むであろう。例えば、ブリッジング構成要素８６及び８７がフック形材料を含む場合には、サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’は、選択されたフック形材料と適切に係合し、それに連結するために選択された不織布材料を含み得るであろう。

いくつかの実施形態では、第１及び第２の後部サイドパネルの各々の一方の表面は、目立たない締結構成要素８２及び８３（図９）並びに第１及び第２の前部サイドパネル締結構成要素８４及び８５を含む。これらの締結構成要素は、ブリッジング構成要素８６及び８７の係合要素と取り外し可能に係合及び係合解除するようになった複数の係合要素を含む。

図３に、ブリッジング構成要素８６の一実施形態が示されている。パンツの反対側の側部で用いられるであろうブリッジング構成要素８７は、たいていの実施形態において、同一の構造のものであり、したがって、本明細書では、ブリッジング構成要素８６のみが説明されることになる。ブリッジング構成要素８６は、概ね長方形であり、長さｌ及び幅ｗを有するが、楕円形、切り取られた角部、及び同様のものを含む、任意の種々の形状及び特徴を含み得る。同じパンツ上のブリッジング構成要素は、同じ、実質的に同じ、又は異なる寸法及び形状を有し得る。ブリッジング構成要素８６は、長手方向に対向する第１及び第２の縁部８８及び８９の対、並びに横方向に対向する第３及び第４の縁部９０及び９１の対を含む。本発明の様々な態様の説明を容易にするために、ブリッジング構成要素８６を、対向する第１及び第２の縁部８８及び８９の間の幅にわたって延びる４つの仮想的な四分レーン（９２〜９５）に分割することができ、中心線９６が、それぞれ、第２及び第３の四分レーン９３及び９４の間の境界において規定される。

ブリッジング構成要素８６は、第１及び第２の前部サイドパネル３４及び３４’を第１及び第２の後部サイドパネル１３４、１３４’にそれぞれ取り外し可能に締結するための締結部材１０５を含む。いくつかの実施形態では、締結部材１０５はフック形締結具を含み得る。このような場合には、パンツ上のサイドパネル（サイドパネルサイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’）の表面に、好適な相補的締結構成要素、例えば、ループ材料が設けられるであろう。別の実施形態では、ブリッジング構成要素８６は、ループ形締結具を含み得、相手方の締結構成要素８２〜８５（図９参照）は、相補的なフック形締結具を各々含む。ループ形締結具は、通例、基材若しくはバッキング構造を有する布地若しくは材料、及びバッキング構造の少なくとも１つの表面から上方に延びる複数のループ部材を含む。ループ材料は、アクリル樹脂、ナイロン、又はポリエステルなどの、任意の好適な材料で形成することができ、経編、スティッチボンディング、又はニードルパンチなどの方法によって形成することができる。

図４Ａ〜Ｅは、ブリッジング構成要素８６の様々なプロファイル図様々な実施形態を示す。ブリッジング構成要素８６は、締結部材を担持する材料が取り付けられ得るブリッジング構成要素バッキング９７を含み得る。ブリッジング構成要素バッキング９７の身体側表面１４０は、使用時に着用者の皮膚に接触するため、それは不織布などの柔らかい材料で構成され得、このような材料は、当技術分野において周知である。快適性を向上させるために、ブリッジング構成要素バッキング９７は、通気性材料で形成され得る。ブリッジング構成要素バッキング９７は、積層体として提供され得、及び／又は任意選択的に弾性を有し得る。バッキング９７は、締結部材１０５を担持しているバッキング１０４と同じ、又は実質的に同じサイズであり得る。代替的に、ブリッジング構成要素バッキング９７は、締結部材１０５を担持するバッキング１０４より大きくてもよく、バッキング１０４の部分がパンツの着用者と接触しないよう、縁部を越えて延びる。

バッキング１０４及びフック突起１０５は、当技術分野において知られた構造のものであり得る。フック形締結具は、通例、基材若しくはバッキング構造を有する布地若しくは材料、及びバッキング構造の少なくとも１つの表面から上方に延びる複数のフック部材を含む。好適なフック材料は、ナイロン、ポリプロピレン、又は別の好適な材料で成形又は押出し成形することができる。ブリッジング構成要素８６又は相手方締結構成要素８２〜８５のための好適な片面フック材料が、Ｓｔ．Ｐａｕｌ，ＭＮの３Ｍ ＣｏｍｐａｎｙからＣＨＫ−０５８１０製品名の下で入手可能である。いくつかの実施形態では、フックバッキング材料は、ブリッジング構成要素バッキングの必要性を無くすほど十分に柔らかい。

快適性を向上させるために、フックバッキング９７は、通気性を有し得る。通気性ブリッジング構成要素バッキング１０４と連結された通気性フックバッキングは、優れた全体的通気性をブリッジング構成要素に付与し、空気循環及び熱伝達を改善するであろう。通気性フックテープの例としては、内容全体が本明細書において組み込まれる、米国特許第９，６４９，８２４号においてＣｈａｎｄｒａｓｅｋａｒａｎらによって説明されているとおりのものなどの網状タイプの締結具が挙げられる。当業者に知られているように、他の通気性フックテープも採用され得る。

審美性及び／又は快適性を改善するために、ブリッジング構成要素は、最小限の厚さを有することができ、これにより、着用者にとって不快になり得、及び／又はパンツの下着の外見を減じ得るであろう、かさを低減する。いくつかの実施形態では、ブリッジング構成要素８６の厚さは、約３０μ〜約９００μの範囲である。

図４Ｂ〜図４Ｅは、フック形締結部材１０５を各々含む、ブリッジング構成要素８６の様々な実施形態の代替構造を示す。フック形部材１０５は、バッキング１０４から外方に突出するように示されている。バッキング１０４は、当技術分野において知られているとおりの接着剤及び／又は超音波接合若しくは熱接合を用いて（すでに説明された）柔らかいブリッジング構成要素バッキング９７に取り付けられている。フック形部材１０５は、バッキング９７にわたって種々のパターンで設けられ得る。図４Ａに示される実施形態では、フック形部材１０５は、ブリッジング構成要素バッキング９７の実質的に全ての表面区域上に分布しており、全ての４つの仮想的四分レーン（９２〜９５、破線として図示）にわたって延びる。図４Ｅに示される代替実施形態では、フック形部材１０５は、全ての４つの仮想的四分レーンにわたって列を成して設けられている。代替実施形態では、フック形部材１０５は、ブリッジング構成要素バッキング９７の実質的に全てよりも少ない表面区域上に分布させられ得る。例えば、図４Ｂに示されるように、締結部材１０５は、ブリッジング構成要素８６及び８７の一方の側に設けられ得、これにより、当技術分野において周知であるとおりの接着剤及び／又は超音波接合若しくは熱接合を用いてブリッジング構成要素を第１又は第２の前部又は後部サイドパネル３４、３４’、１３４、１３４’のうちの任意のものに取り付けるために用いられ得るフランジ１０８を作り出す。例えば、フック形部材１０５として示される締結部材は、四分レーン３及び４の内部のみ、代替的に、四分レーン３の内部のみ、及び更に代替的に、四分レーン４の内部のみに設けられ得る。いくつかの実施形態では、四分を、フックを含まないままにしておくことで、上述されたように（超音波、接着剤等）パンツに取り付けられ得る実効的なフランジ１０８を作り出す。代替的に、フランジは設けられず、サイドパネルへのブリッジング構成要素の取り付けは、締結部材を含む領域内で生じる。これらの実施形態では、取り付けは、相補的な締結構成要素とブリッジング構成要素締結部材との合着のみ、或いは当技術分野において周知であるとおりの接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波接合との組み合わせによって達成され得る。

他の代替実施形態では、フック形部材１０５は、図４Ｃ及び図４Ｄにそれぞれ示されるように、四分レーン１及び４並びに２及び３などのブリッジング構成要素８６の外縁部に設けられ得る。図４Ｃに示される実施形態は、前部サイドパネル及び後部サイドパネルが、ブリッジング構成要素８６上に設けられたフックを覆うように適切に当接せず（後述）、それゆえ、潜在的に刺激性を有する織地を着用者又は着用者の介助者に露出させるということが起こる場合に有益になり得る。

柔らかいブリッジング構成要素バッキング９７が、締結部材１０５を担持するバッキング１０４の外周を若干越えて延びる様子が見える（図４Ａ〜図４Ｅ）。いくつかの実施形態では、ブリッジング構成要素バッキング９７は、締結部材１０５を担持するバッキング１０４と実質的に同じサイズである。他の実施形態では、ブリッジング構成要素バッキング９７は、締結具部材１０５を担持するバッキング１０４よりも大きい。

ブリッジング構成要素８６の全体寸法は、厳密に制限されない。しかし、使いやすさ及び審美性のために、ブリッジング構成要素８６は、望ましくは、使用時に前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’の後ろに隠されるようにサイズ設定される。図８に示されるように、ブリッジング構成要素８６及び８７は、着用者に締結されたときに隠されるよう、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’の遠位縁部６８の長さよりも短い長さｌを有し得る。理解されるように、ブリッジング構成要素は、遠位縁部６８よりも短い任意の長さｌを有し得る。代替的に、長さｌは、遠位縁部６８より長くてもよい。ブリッジング構成要素８６及び８７は、通常の身体活動の間に着用者に固定されたままとどまるために適切なサイズのものでなければならない。

図５は、締結部材１０５がループ形締結具を含む、ブリッジング構成要素８６の代替実施形態を示す。このような締結具は、当該技術分野において周知である。これらの実施形態では、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’に、例えば、フックなどの、相補的な相手方締結構成要素が締結構成要素８２〜８４（図９参照）として設けられ得る。このような締結機構が、内容全体が本明細書において参照により組み込まれる、１９９８年３月３日に発行されたＳｅｔｈらへの米国特許第５，８８８，６０７号に記載されている。

本明細書に記載されるブリッジング構成要素の実施形態を利用して形成されるシームは、望ましく、従来技術のトレーニングパンツの締結システムが通例含む重なり合うフラップを解消する。図６Ａに、従来技術の締結システム９９が示されている。同図において、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、及び１３４は、後部サイドパネル１３４上に設けられた締結構成要素８４と前部サイドパネル３４上に設けられた締結構成要素８２との間に形成された取り外し可能な接続を介して互いに連結されるように示されている。従来技術の締結システムの性質は、前方の部分に不必要に重なり合う後部サイドパネル１３４の部分との重なり９８を作り出し、（図１にも示される）、これにより、おむつのような外見をトレーニングパンツに付与する。

対照的に、図６Ｂに示されるように、本発明のブリッジング構成要素の実施形態を採用することで、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’（一方の側のみが示されている）の遠位縁部６８が互いの隣に当接させられ（１００）、これにより、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’の間に重なり合いがほとんど又は全く形成されない、低プロファイルシーム及び審美的に満足のいく突き合わせ接合１００をもたらすことができる。本実施形態の構成では、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’の外面１１０は、たとえ、ブリッジング構成要素８６と係合したときでも、同じ平面内にとどまる。図示の実施形態では、ブリッジング構成要素８６は、部分が接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波接合１０１によって遠位縁部６８の近くで前部サイドパネル３４の部分に接着される、フランジ１０８を含む。締結部材１０５を担うブリッジング構成要素８６の部分は、後部サイドパネル１３４上に設けられた締結構成要素８４との係合のために前部サイドパネル３４の遠位縁部６８を通り越えて延びる。図示の実施形態では、後部サイドパネル１３４自体が締結構成要素８４として機能し、例えば、ループ（図示せず）を用いて、ブリッジング構成要素８６のフック形部材１０５と取り外し可能に係合するように構成されている。図６Ｂはトレーニングパンツの一方の側を示しており、第２のブリッジング構成要素及び第２の締結構成要素が、トレーニングパンツを着用者の腰の周りに密閉するために反対側に設けられようことが理解されよう。

図８は、ブリッジング構成要素８６（及び８７）の一実施形態を利用して締結された第１及び第２の前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’を有するトレーニングパンツ２０を示す。第１及び第２のブリッジング構成要素８６及び８７は、トレーニングパンツ２０の内面（身体側）２８上で締結された様子が見られる。ブリッジング構成要素８６及び８７の表面区域の大部分は、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’によって（着用者によって着用された場合に、パンツの外側から見たときに）隠されている。前部及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’の遠位縁部６８は、互いにごく近接して保持され、突き合わせ接合を形成している様子が見られる。図示の実施形態では、遠位縁部６８は、重なり合わない。しかし、本明細書において説明されるブリッジング構成要素を用いて達成される低プロファイルシームの外観を減じることなく、少量の重なり合いは生じてもよいことを理解されたい。たとえ、小さな重なりを有しても、上述された従来技術のフラップとは異なり、トレーニングパンツ２０は、依然として下着に似ている。

トレーニングパンツ２０は、おむつ又はパンツの様態で子どもに適用することができる。おむつの様態で適用するために、サイドパネルは、ブリッジング構成要素からはずされる。これは、トレーニングパンツが開かれて平たく広げられ、トレーニングパンツがおむつと同様の仕方で子どもに適用されることを可能にする。トレーニングパンツの様態で、即ち、サイドパネルがブリッジング構成要素に締結された状態で適用するには、子どもの脚を脚部開口部５２を通して配置し、パンツ全体を腰の周りに引き上げる。トレーニングパンツ２０が子どもに適用されると、それは、前部及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、及び１３４’をはずすことを必要とすることなく引き下ろすこと及び引き上げることができることが理解されよう。この点に関して、トレーニングパンツ２０は、下着のように機能する。本発明の締結システムを用いて達成される低プロファイル突き合わせ接合を有することで、パンツは下着の外観も有する。

第１及び第２のブリッジング構成要素８６及び８７は、あらかじめ密閉されたトレーニングパンツの自動生産を促進するための折り畳み及び／又は折り曲げ（図７に示される）を可能にするべく、横及び／又は長手方向軸において十分な柔軟性を有し得る。図７では、ブリッジング構成要素８６は、締結部材１０５が外方に面し、ブリッジング構成要素バッキング９７が内方に面するように、ほぼ中心線９６（図３参照）において長手方向軸に沿って折り畳まれている。これは、第１又は第２の前部サイド又は後部サイドパネル３４、３４’、１３４、１３４’と締結接続するように位置付けられた第１の締結面１０２及び第２の締結面１０３を作り出す。ブリッジング構成要素が折り畳まれる仕方は、限定的なものではないことが理解されよう。唯一の要件は、第１及び第２の締結面１０２及び１０３が、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、１３４’と締結接触するために利用可能であることである。代替的に、ブリッジング構成要素は、前部サイドパネル及び後部サイドパネル３４、３４’、１３４、１３４’のうちの１つのみにあらかじめ締結された状態で提供するか、又は吸収性物品のいずれの表面にも締結されず、代わりに、別個の構成要素として提供することができる。これらの実施形態では、ユーザは、子どもにつける前にトレーニングパンツ２０を密閉することになるか、又はトレーニングパンツ２０を伝統的なおむつのものと似た仕方で適用することができるであろう。

ブリッジング構成要素８６の折り畳みは、有利に、あらかじめ締結されたトレーニングパンツ２０を提供するために製造プロセスにおいて採用することができる。おむつ及びトレーニングパンツの製造は、当技術分野において周知である。簡単に言えば、図８を参照すると、トレーニングパンツは、通例、１つのパンツの前部腰部縁部４０を、隣接したパンツの後部腰部縁部３８に接続する連続ウェブとして開始される。個々のパンツの股部が切断され、その後、股部２６内の（図９において破線として示される）中心線において折り畳まれる。ブリッジング構成要素は、連続ロールとして提供され、折り畳まれ、その後、パンツの製造時に所望の寸法に切断され得る。

個々のブリッジング構成要素は、トレーニングパンツが、図９に示されるとおりの折り畳まれていない状態にある間に導入することができる。ブリッジング構成要素８６及び８７は、第１又は第２の締結面１０２又は１０３（図７参照）のうちの少なくとも一方が、第１又は第２の前部サイド又は後部サイドパネル３４、３４’、１３４、１３４’上の締結構成要素８２、８３、８４、又は８５のその対応する相手方表面と締結接触するように配向されなければならない。一実施形態では、ウェビング及び／若しくは個々のトレーニングパンツ２０並びにブリッジング構成要素８６及び８７は、ブリッジング構成要素８６及び８７の各々の第１の締結面１０２が、前部サイドパネル３４及び３４’の締結構成要素８４及び８５の相手方表面と整列するように互いに近接させられる。図示の実施形態では、第１の表面１０２は、フック形締結部材１０５を含む。本実施形態では、第１の締結面１０２は、フック及びループ形締結を介して取り外し可能に取り付けられ得る。代替的に、第１の表面１０２は、接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波接合などの追加的な手段によって固定されてもよい。他の実施形態では、第１の表面はフランジ１０８（図４Ｂに示される）として設けられる。これらの実施形態では、フランジ１０８は、締結部材を設けられず、接着剤のみを用いて、又は熱結合及び／若しくは超音波接合と組み合わせて相手方表面に取り外し不可能に取り付けられ得る。

第１の表面１０２がかように第１及び第２の前部サイドパネル３４及び３４’に取り付けられた状態で、第１及び第２のブリッジング構成要素８６及び８７の第２の表面１０３は露出し、後部サイドパネル１３４及び１３４’の締結構成要素８２及び８３との取り外し可能な締結係合のために利用可能である。図１０に示されるように、トレーニングパンツ２０が股部２６内の（図９において破線として示される）中心線において折り畳まれたときに、締結構成要素８２及び８３はブリッジング構成要素８６及び８７の第２の表面１０３と接触し、係合して、２つの重なり合わないサイドシームを両側に有するパンツを形成する。この時点で、締結されたトレーニングパンツ２０は、包装されてもよい。

かくして、再締結可能締結システムを有する吸収性物品の実施形態が開示された。当業者であれば、本発明は、開示されている実施形態以外の実施形態で実施できることを理解するであろう。開示された実施形態は、説明を目的として提示されるものであって、限定を目的として提示されるものではなく、本発明は以下の「特許請求の範囲」によってのみ限定されるものである。

Claims (40)

1. 吸収性物品であって、
   前部、後部、及び股部を有する吸収性シャーシであって、前記股部が前記前部と前記後部との間に延び、かつ前記前部と前記後部とを接続し、前記吸収性シャーシは、第１及び第２の主長手方向縁部を有する、吸収性シャーシと、
   前記第１及び第２の主長手方向縁部の長さに沿って前記前部を前記後部に接続し、第１及び第２の脚部開口部を前記吸収性物品内に画定する、横方向に対向する第１及び第２のサイドパネルと、
   を備え、
   前記第１及び第２のサイドパネルは、
   遠位縁部を有する前部サイドパネルと、
   遠位縁部を有する後方サイドパネルと、
   前記前部及び後方サイドパネルを重なり合わない構成で取り外し可能に連結するブリッジング構成要素と、
   を備える、吸収性物品。
2. 前記第１及び第２の前部サイドパネル並びに第１及び第２の後部サイドパネルは、ブリッジング構成要素と再締結可能に係合するための少なくとも１つの締結構成要素を備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記締結構成要素は、ループ面材料を備える、請求項１に記載の吸収性物品。
4. 前記ブリッジング構成要素は、フック部材が延びるバッキングを備える、請求項３に記載の吸収性物品。
5. 前記ブリッジング構成要素は、フック面テープを備える、請求項１に記載の吸収性物品。
6. 前記ブリッジング構成要素は、感圧接着剤裏打ちテープを備える、請求項１に記載の吸収性物品。
7. 前記前部サイドパネル又は後部サイドパネルのどちらかは、前記第１又はサイドパネルに関連付けられた前記ブリッジング構成要素と再締結可能に係合するための感圧接着剤を含む、請求項１に記載の吸収性物品。
8. 前記ブリッジング構成要素の厚さは、約４０ミクロン〜約９００ミクロンの範囲である、請求項４に記載の吸収性物品。
9. 前記ブリッジング構成要素は、前記吸収性物品の着用者の皮膚に接触するブリッジング構成要素バッキングを更に備え、前記バッキングは、着用者の皮膚に対して刺激がない境界面をもたらすのに十分に柔らかい、請求項１に記載の吸収性物品。
10. 前記ブリッジング構成要素バッキングは、通気性を有する、請求項９に記載の吸収性物品。
11. 前記重なり合わない構成は、前記第１及び第２のサイドパネルの前記前部及び後方サイドパネルの前記遠位縁部によって形成された第１及び第２の突き合わせ接合を含み、前記ブリッジング構成要素は、前記突き合わせシームにまたがる、請求項１に記載の吸収性物品。
12. 前記ブリッジング構成要素は、バッキングから延びる締結部材を備える、請求項１に記載の吸収性物品。
13. 前記バッキングの身体側表面は、着用者の皮膚を刺激することを避けるのに十分に柔らかい、請求項１２に記載の吸収性物品。
14. 前記バッキングは、ポリオレフィンポリマーを含む、請求項１２に記載の吸収性物品。
15. 前記ブリッジング構成要素は、通気性を有する、請求項１又は１２に記載の吸収性物品。
16. 前記ブリッジング構成要素は、積層体を備え、前記積層体は、フックが延びるバッキングを有するフックテープを備え、前記積層体は、通気性を有する、請求項１に記載の吸収性物品。
17. 前記ブリッジング構成要素バッキングの身体側表面は、着用者の皮膚の刺激を避けるのに十分に柔らかい、請求項１６に記載の吸収性物品。
18. 前記ブリッジング構成要素の少なくとも一部分は、接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波結合を用いて前記吸収性シャーシの前記第１又は第２の主長手方向縁部に接合されている、請求項１又は１６に記載の吸収性物品。
19. 前記第１及び第２のサイドパネルに関連付けられた前記ブリッジング構成要素は、長さ及び幅を有し、前記長さは前記幅よりも大きく、前記ブリッジング構成要素のフック側は、フックを含まない少なくとも１つの四分レーンを含む、請求項１６に記載の吸収性物品。
20. フックを含まない前記少なくとも１つの四分レーンは、フランジを画定し、前記フランジは、接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波結合を用いて前記前部又は後方サイドパネルのどちらかに連結されている、請求項１９に記載の吸収性物品。
21. 前記ブリッジング構成要素、並びに前部サイドパネル及び後方サイドパネルは、重なり合わない突き合わせ接合で構成されている、請求項１に記載の吸収性物品。
22. 吸収性物品を製造する方法であって、前記方法は、
    第１及び第２のサイドパネルを吸収性シャーシに連結することを含み、前記吸収性シャーシは、前部、後部、及び股部であって、前記股部が前記前部と前記後部との間に延び、前記股部が前記前部と前記後部とを接続する、股部を有し、第１及び第２の主長手方向縁部を有し、前記第１及び第２のサイドパネルは、前記第１及び第２の主長手方向縁部の長さに沿って吸収性シャーシに連結され、第１及び第２の脚部開口部を前記吸収性物品内に画定し、
    前記第１及び第２のサイドパネルは、
    遠位縁部を有する前部サイドパネルと、
    遠位縁部を有する後方サイドパネルと、
    前記前部及び後方サイドパネルを重なり合わない構成で連結するブリッジング構成要素と、
    を備える、方法。
23. 前記第１及び第２のサイドに関連付けられた前記ブリッジング構成要素は、前記それぞれの前部サイドパネル及び後方サイドパネルの前記遠位縁部の間に延びる長手方向軸に沿った折り目を含む、請求項２２に記載の方法。
24. 前記第１及び第２のサイドパネルに関連付けられた前記前部及び後方サイドパネルは、バッキングであって、その一方の主面上にループ締結構成要素を有する、バッキングを含み、前記第１及び第２のサイドパネルに関連付けられた前記ブリッジング構成要素は、フック材料を含む、請求項２２に記載の方法。
25. 前記連結することは、接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波結合を用いて接合することを含む、請求項２２に記載の方法。
26. 前記第１及び第２のサイドパネルの前記前部及び後方サイドパネルは、突き合わせシーム構成で前記ブリッジング構成要素と連結され、前記ブリッジング構成要素は、前記それぞれの前部及び後方サイドパネルにまたがる、請求項２２に記載の方法。
27. 前記第１及び第２のブリッジング構成要素の４つよりも少数の四分レーンは、締結部材を備える、請求項２２に記載の方法。
28. 前記締結部材は、フック形締結具を含む、請求項２２〜２７のいずれか一項に記載の方法。
29. 前記フック形締結具は、ほぼ前記第３及び第４の四分レーン上に設けられており、前記第１及び第２の四分レーンの少なくとも一部分は、フランジを構成する、請求項１６に記載の方法。
30. 前記締結部材は、ループを備える、請求項２２〜２９のいずれか一項に記載の方法。
31. 前記フランジは、前記第１又は第２の前部或いは第１の第２の後部パネルのうちの１つに取り付けられる、請求項２９に記載の方法。
32. 前記フランジは、接着剤及び／又は熱結合若しくは超音波結合によって取り付けられる、請求項３１に記載の方法。
33. 前記ブリッジング構成要素は、前記第１及び第２の後部パネルに適用される前に、前記ブリッジング構成要素の横軸上で折り畳まれる、請求項２２に記載の方法。
34. プルアップ型吸収性物品のためのサイドパネルであって、
    第１及び第２主面並びに遠位縁部を有する第１のパネルと、
    第１及び第２主面並びに遠位縁部を有する第２のパネルと、
    前記第１のパネルの前記第１主面及び前記第２のパネルの前記第１主面に連結されたブリッジング構成要素と、
    を備え、
    前記ブリッジング構成要素は、前記第１及び第２のパネルの前記遠位縁部を突き合わせ接合構成で一緒に保持する、サイドパネル。
35. 前記ブリッジング構成要素は、フックテープを含み、前記第１及び第２のパネルの前記第１主面は、ループ材料を含む、請求項３４に記載のサイドパネル。
36. 前記突き合わせ接合構成は、再密閉可能シームを含む、請求項３５に記載のサイドパネル。
37. 前記ブリッジング構成要素は、感圧接着剤裏打ちテープの長さを有する、請求項３４に記載のサイドパネル。
38. 前記ブリッジング構成要素は、前記第１及び第２のパネルの前記第１主面の部分にまたがる、請求項３７に記載のサイドパネル。
39. 第１及び第２のパネルは、前記ブリッジング構成要素に連結され、前記第１又は第２のパネルの前記第１又は第２主面の部分は、他方の前記第１又は第２主面に接触しない、請求項３４に記載のサイドパネル。
40. 前記ブリッジング構成要素が前記第１及び第２のパネルの前記第１主面の区域にまたがり、前記第１及び第２のパネルが重なり合わないような前記第１及び第２のパネルである、請求項３４に記載のサイドパネル。

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