JPH0229590A - 乾燥法 - Google Patents

乾燥法

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JPH0229590A
JPH0229590A JP17887488A JP17887488A JPH0229590A JP H0229590 A JPH0229590 A JP H0229590A JP 17887488 A JP17887488 A JP 17887488A JP 17887488 A JP17887488 A JP 17887488A JP H0229590 A JPH0229590 A JP H0229590A
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JP
Japan
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drying
dried
radiating
degree
evacuation
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JP17887488A
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Toshiyuki Ota
敏行 太田
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の技術分野) 本発明は被乾燥体の品質を劣化させずに、低温短時間に
乾燥する方法に関する。
(従来技術とその問題点) 被乾燥体を6〜14ミクロンの遠赤外線を放射しやすい
放射体で乾燥することは知られており、野菜、茸、イ草
等の乾燥、海苔、若布等の海草の乾燥、緑茶等の焙煎、
ふとん、羽根ふとん等の乾燥、魚の干物等の乾燥、等に
活かされており、塗装品の焼付け塗装についても、塗料
の欲する6〜12ミクロンの吸収波長に合わせた放射波
長を出す遠赤外線をあてると、6分前後の短時間で仕上
る良さを持っている。といわれている。
ところが、野菜等を放射体を有する庫内に横に並べたり
、重ねたりして収納したものは、予期に反して乾燥も遅
く、ばらつきも多く却って悪化するという事実も現れた
これは野菜等には毛細管現象によって根から葉に向って
水の移動が行れる性質があり、これを横に並べたり、重
ねたりして収納すると、水の蒸散が行れず、乾燥が均一
に速く行なわれなくなるものと考える。このため、乾燥
を均一に短時間で行うには、野菜等を逆さにして葉の気
孔を開くように並べて収納しなければならない。しかし
、このようにしても乾燥は多少速くなるだけで、収納量
を極端に少なくしなければ効果が現れにくいという問題
も生じた。従って、極めて手間がかかり、経済的にも生
産的にも問題がある。これは野菜だけでなく、前記の海
苔、若布等の海草類、茶類、イ草等も同様の性質を有し
ているため、全く同じ問題点を有している。ふとん、羽
毛ふとん等の乾燥についても同じことがいえる。魚の干
物等の水分の多い乾燥しずらいものについても十分であ
るとはいえない。
塗装品の焼付けも、6〜14ミクロンの遠赤外線を放射
することにより、従来の加熱方式よりは低温短時間で行
うことができるが、ばらつきが多く、実用化には、なお
問題を残している。
しかも、需要者は品質劣化のない低温短時間で均一に安
く乾燥する方法の出現を強く望んでいる。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこれらの問題を解決し、この方法を提供するこ
とにある。
即ち、本発明は、被乾燥体を6〜14ミクロンの遠赤外
線を放射しやすい放射体を有する庫内で減圧乾燥するこ
とを特徴とするものである。
本発明は従来のように、単に被乾燥体を6〜14ミクロ
ンの遠赤外線を放射しやすい放射体で乾燥するのでなく
、更にこれを強制的に減圧して乾燥するため、相乗効果
が現れ、水分を強制的に除去することができる。
従って、野菜類等を庫内に横に並べたり重ねて収納して
も、強制的に減圧することによって、極めて均一に低温
短時間で乾燥することができると共に、遠赤外線放射の
併用により活性殺菌効果も著しく大になる。たとえば、
野菜の葉緑素の破壊防止も更に大になり、鮮度劣化も著
しく改善される。又経済的にも生産的にも極めて好しい
本発明法によれば、加熱乾燥する場合は、従来よりも加
熱温度を著しく下げることができ、時間も著しく短縮す
ることができるため、被乾燥体の品質劣化も著しく改善
される。
勿論、本発明は冷却乾燥する場合にも、加熱乾燥の場合
よりも更に大きな効果が現れる。被乾燥体が凍結品の場
合にも適用される。特に解凍より乾燥する場合に効果的
である。冷却乾燥の場合、大体6℃以下で、被乾燥体が
凍結しないか又は殆ど凍結しない温度以上で本発明法を
適用すると、本効果が更に大きく現われて極めて好まし
い。
被乾燥体が丸洗いしたふとんのように極めて乾燥し難し
場合には、本発明の加熱した遠赤外線により乾燥と共に
殺菌も行われ、悪臭がなくなり、風合も極めて優れ、品
質の劣化もなくなる。
塗装品等の乾燥又は架橋も、本発明による放射体による
放射と共に強制的に減圧乾燥するため、加熱温度を著し
く下げたり、時間を短かくしたりすることができ、しか
も均一に乾燥又は架橋することができ、塗膜の加熱によ
る変色、カッジ部等の流れによる塗膜劣化、塗膜のヤニ
発生が著しく改善され、極めて経済的、生産的であり好
ましい。
庫内に放射体を設ける方法は任意であるが、庫内の壁に
板状にした放射体を設置するのが普通である。被乾燥体
を加熱する場合、放射体を通して加熱するのが普通であ
る。たとえば、庫内の底部に放射板又は放射塊群を設置
し、その下から加熱するのがより良い方法である。庫内
壁の面積に対して、放射体表面積の占める割合は大き方
が、又その量も多い方がより効果的である。
6〜14ミクロン特に8〜12ミクロンの遠赤外線を放
射しやすい放射体は天然又は合成のものが普通であるが
、ジルコン、アルミナ、シリカ、を主成分としたものが
一般的であり、(株)新生バイオ、日本セラム(株)製
のものが代表的である。
又アルミニウムを陽極酸化した皮膜又はこの皮膜内に鉄
、クロム、ニッケル、コバルト、チタン、スズ、銀、鉛
、金、マグネシウム、マンガン、亜鉛等の1種又は2種
以上の金属酸化物を含んでいるものも良い。
放射体にシリコーンを含浸又は被覆させると、本発明の
効果を落さずに、耐汚染性、洗浄性が大になり好ましい
減圧乾燥の減圧度は、被乾燥体の種類、所望の乾燥度等
によって、真空に近い減圧度より、軽い減圧度まで調節
することができるようにすることがより好ましい。しか
し本発明の効果は減圧度を大にする方が大になる。
乾燥度は被乾燥体の種類および目的とする乾燥度、たと
えば、粉末にすることができるまで乾燥するのか、水分
を少なくすれば良いのか等、によって当然異るが、放射
体の種類、量、表面積、多孔質度等、減圧度、温度、時
間等を調節することにより自由に調節することができる
被乾燥体は食品、たとえば、生鮮食品、果実、味噌、し
ょう油、海草類、豆腐、漬物、乳製品類、肉類、麺類、
マカロニ、茸類、発酵食品、あん、ご飯類、繊維製品、
ふとん、衣類等、革製品、木製品、ベニヤ板、チップ板
等任意である。
又塗装品の架橋、食品の熱成特に焼成等にも効果が極め
て大きい。
本発明の方法で、切り花等を減圧乾燥してドライフラワ
ーにすると、従来とは全く異る、まるで活け花のような
鮮かな美しい色を有するドライフラワーを低温短時間で
作ることができる。
これを透明容器にいれて密閉し、そのまま又は内部の空
気をチッソガス、炭酸ガス等の不活性ガスで置換すると
、長期間保存しておくことができる。特に後者が優れて
いる。
本発明は被乾燥体をコンベヤ等で連続的に移動させ、そ
の途中で減圧乾燥して連続生産することもできる。
実施例 内壁に8〜12ミクロンの遠赤外線を放射しやすい約8
mm厚の放射板を設置し、底部に加熱装置をつけ、その
上に約8mm厚の放射板を設置した真空乾燥機を2機準
備する。内部には回転棚が8段ついている。
次に新鮮な野沢菜群を数個の放射体粒をいれた熱水で手
早く茹で水中にいれて冷却する。
次にこれを2群に分けて、AとBにする。
Aは1つの真空乾燥機の棚に重ねて並べて収容した後密
閉し真空にする。約40℃に加熱しながら40分間、6
5Torrで真空乾燥した。
これは全体に均一に乾燥しており、全く新鮮な緑色をし
ていた。これを粉砕機で粉砕したところ、均一な美しい
微粉末になり、風味も極めて優れていた。
次に酸素透過性の小さい容器類の中から、アルミニウム
蒸着フィルムを選び、これに収納し真空密閉して6ヶ月
保存した。
これを開封したところ、外観的にも風味的にも全く変化
がなかった。
又前記密閉収納を真空にしない他は全く同一にしてテス
トした。これを開封したところ、外観的にも風味的にも
殆ど変化はなかった。
Bは別の真空乾燥機の棚に重ねて並べて収容し、密閉し
ないで開缶したまま、約40℃で40分間加熱乾燥した
が、乾燥は極めて不十分でばらつきが多かった。
そこで、更に温度を80℃に上げ、約180分間加熱乾
燥した。大体乾燥程度は同じになったが、それでも不均
一であった。鮮かな緑色も褐色が加って汚らしくなり、
これを粉砕機で粉砕したところ、汚らしい粉砕度のばら
ついた粉末になり、風味もある程度劣化していた。
次に、これをアルミニウム蒸着フィルムに収納して真空
密閉して6ヶ月保存した。
これを開封したところ、汚らしさが更に増し、風味も更
に劣化していた。
又前記密閉収納を真空にしない他は全く同一にしてテス
トした。
これを開封したところ、緑色は殆どなくなって汚らしく
、風味も更に劣化していた。
(発明の効果) 本発明の減圧乾燥したものと、乾燥だけしたものとでは
、前記のとおり、品質的な面でも、経済的な面でも、又
安定均一性な面でも極めて大きな相違がある、これは本
発明を実施することにより始めて可能になったものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被乾燥体を6〜14ミクロンの遠赤外線を放射しやすい
    放射体を有する庫内で減圧乾燥することを特徴とする乾
    燥法。
JP17887488A 1988-07-18 1988-07-18 乾燥法 Pending JPH0229590A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17887488A JPH0229590A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 乾燥法

Applications Claiming Priority (1)

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JP17887488A JPH0229590A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 乾燥法

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24051788A Division JPH0322966A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 真空凍結乾燥法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0229590A true JPH0229590A (ja) 1990-01-31

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ID=16056205

Family Applications (1)

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JP17887488A Pending JPH0229590A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 乾燥法

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JP (1) JPH0229590A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5680712A (en) * 1994-10-26 1997-10-28 Shin Kiyokawa System for drying objects to be dried
JP2011250725A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Hekizanen:Kk 杜仲葉緑色乾燥品の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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