JPH02295638A - 簡易型の製造方法 - Google Patents

簡易型の製造方法

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JPH02295638A
JPH02295638A JP11655489A JP11655489A JPH02295638A JP H02295638 A JPH02295638 A JP H02295638A JP 11655489 A JP11655489 A JP 11655489A JP 11655489 A JP11655489 A JP 11655489A JP H02295638 A JPH02295638 A JP H02295638A
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JP
Japan
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rubber sheet
die
mold
contact
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11655489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoya Nakao
中尾 清哉
Miyuki Kojiya
糀谷 幸
Fuminori Matsuda
松田 文憲
Masahito Ito
雅人 伊藤
Satoru Kito
鬼頭 哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH02295638A publication Critical patent/JPH02295638A/ja
Priority to US08/133,282 priority patent/US5329981A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,低融点合金を用いて簡易に金型を製造する方
法に関する. (従来の技術) 従来、簡易型の製造方法としては、穿孔した板金モデル
を溶解槽内の低融点合金溶湯中に浸漬して、そのま一凝
固させてポンチとダイとを同時に得るデュアルフォーム
法(「機械と工具J 1975年6月P21〜25)、
あるいはデュアルフォーム法の変形として、無穿孔の板
金モデルを用い、該板金モデルの内・外面を異種の低融
点合金溶湯に接触させ、そのま覧凝固させて異種合金の
ポンチとダイとを同時に得る方法(特公昭53−159
89号公報、特開昭51−55733号公報、特公昭4
8−7578号公報等)が既に確立されている.これら
の方法によれば、板金モデルを用いて同時にポンチとダ
イとを得ることができるので、母型から石膏、砂型を順
次転写,製作して砂型に鋳込む、従来汎用の方法に比し
て、生産性が著しく向上するようになる. しかしながら、これらの方法によれば、ポンチとグイと
の間のクリアランスを保証するため、板金モデルを高精
度に製作しなければならず、その製作がきわめて面倒で
、設計変更にも容易に対応できず、いま一つ汎用性に乏
しいという問題があった. そこで最近、木型、樹脂モデル等から成る母型とシリコ
ンゴム、フッ素ゴム等から成る耐熱性ゴムシートとを用
いて簡易に金型を製造する方法の開発が進められ、既に
特開昭83−273544号公報、特開昭84−185
35号公報に明らかにされている.こ一で、特開昭13
4−18535号公報から引用した第2図および第3図
を参照して、この方法を具体的に説明すると、それぞれ
基板3、側枠4かも成るグイ鋳造枠1とポンチ鋳造枠2
とを用意し、先ずポンチ鋳造枠2内に母型8を納め、耐
熱性ゴムシート7を間にして両鋳造枠1,2を一体に組
付け(第2図)、続いてポンチ鋳造枠2側の注湯口6を
真空ポンプ(図示せず)に接続して、負圧をポンチ鋳造
枠2内に導入し、母型8とゴムシート7との間の隙およ
び母型Bに設けた空気抜き孔10がら空気を抜いて強制
的にゴムシート7を母型8に密着させる.そしてこのゴ
ムシート7の母型8への密着状態を維持しりへ、低融点
合金11を注湯口5よりグイ鋳造枠l内へ注湯し、その
ま一冷却、凝固させてダイDを鋳造する(第1工程). 次に、ポンチ鋳造枠2側の基板3を取外して中の母型8
を取出し、再び該基板3を組付ける(第3図).この作
業中、グイ鋳造枠1側の注湯口5から真空ポンプ(図示
せず)により負圧をかけておき、ゴムシート7とダイD
との間から空気を排除して、ゴムシート7をダイDへ密
着させておく.その後、注湯口8より低融点合金をポン
チ鋳造枠2内に注湯し、そのま覧低融点合金11を冷却
、凝固させてボンチPを鋳造する(第2工程).か一る
方法によれば、型クリアランスは耐熱性ゴムシート7で
保証できるので、板金モデルを使用する上記デュアルフ
ォーム法やその変形法における問題を解消できるように
なる. (発明が解決しようとする課題) しかしながら,上記図示された簡易型の製造方法によれ
ば、新たな母型とするダイDにゴムシート7を強制的に
密着させる際、単にグイ鋳造枠l内に負圧を導入してい
るだけなので,該ゴムシート7の密着状態が不十分とな
り易く、特に凹凸がきつい場合にゴムシート7が部分的
に浮き上がり、精度の良いポンチを得るのが困難になる
という問題があった. なお、ゴムシート7のダイDへの密着状態を向上させる
ため、上記特開昭83−273544号公報、特開昭1
114−18535号公報には、ダイDに金属管を鋳ぐ
るみ,グイ鋳造後、一旦ゴムシート7を離型してダイD
の表面からこの金属管に達する孔を明け、この孔を通じ
て負圧をゴムシート7の背部に直接供給する対策が示さ
れている.しかしながらこの対策によれば,中間での放
置時間が長くなるため、ゴムシート7が空気を透過する
ようになって,前記同様にその密着が不十分となり,そ
の上,金属管を鋳ぐるだり、孔を明ける余分な作業が必
要となって,生産性の低下が避けられないようになる. 本発明は、上記問題を解決することを課題としてなされ
たもので、ゴムシートの浮き上がりを容易かつ確実に防
止し、もって精度的に優れた金型を安定して得ることが
できる簡易型の製造方法を提供することにある. (問題点を解決するための手段) 本発明は,上記した課題を解決するため、母型に耐熱性
ゴムシートを吸引密着させると共に、該母型を鋳造枠内
の低融点合金溶湯に接触させ,そのま翫冷却して対をな
す型の一方を鋳造し、その後、前記型の一方を新たな母
型として、これに前記ゴムシートを密着させると共に、
該新たな母型を他の鋳造枠内の低融点合金溶湯に接触さ
せ,そのま一冷却して対をなす型の他方を鋳造する簡易
型の製造方法において、前記対をなす型の一方を鋳造す
る前に、前記ゴムシートの溶湯に対する接触面に、熱硬
化性樹脂から成る接着剤を塗布するように構成したこと
を特徴とする. 本発明において、上記接着剤としては,低融点合金の溶
解温度(50〜300℃)以下の熱で硬化する熱硬化性
樹脂であれば、特にその種類を限定するものでなく、例
えばシリコーン樹脂、エボキシ樹脂等を選択することが
できる.(作用) 上記のように構成した簡易型の製造方法においては、低
融点合金溶湯の熱により接着剤が硬化し、この硬化した
接着剤を介してゴムシートが凝固した一方の型に接合す
る.しかも接着剤として熱硬化性樹脂を用いたので、そ
の後、前記鋳造を終えた一方の型を母型として他方の型
を鋳造する際、前記接着状態がそのま覧維持され、ゴム
シートの浮き上がりが防止される.(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
.なお,本実施例は、前出第2図、第3図にもとづいて
説明した簡易型の製造方法と基本工程は同一であるので
、こーでは第2図、第3図に示した部分と同一部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する. 第1図は、ダイDを得る本発明にか一る第1工程を示し
たものであり、先ず、ポンチ鋳造枠2を横置きとして、
この中に母型8を納め、該母型8を基板3に対して固定
する.次にこの母型8の上に耐熱性ゴムシート7を被せ
、さらにグイ鋳造枠lの側枠4をポンチ鋳造枠2の側枠
4上に載せて、両側枠4を連結し、ゴムシート7を両側
枠4の間に挾持する.次にポンチ鋳造枠2側の注湯口8
に負圧供給管2lを接続し、圧力計22を確認しながら
真空ポンプ(図示せず)の作動により負圧をポンチ鋳造
枠2内に導入する.この負圧導入によりゴムシート7は
母型8に密着し、この密着状態を維持しっ一、次にゴム
シート7の上に熱硬化性樹脂から成る接着剤20を塗布
する. そして上記接着剤20の塗布終了後、グイ鋳造枠lの側
枠4の上に基板3を蔵置、固定し、その後、注湯口5,
6が上方を向くように全体を立てる.この間、注湯口θ
から負圧導入を継続して、ゴムシート7の母型8への密
着状態を維持し、次に低融点合金11を注湯口5よりグ
イ鋳造枠l内へ注湯し、そのま覧冷却、凝固させてダイ
Dを鋳造する.この時、注入した低融点合金溶湯の熱に
より接着剤20が硬化し、この硬化した接着剤を介して
ゴムシート7が凝固途中のダイDに接合し、前記した負
圧導入を断ってもゴムシート7のダイD表面の密着状態
が維持される.したがって、その後、ポンチを鋳造する
第2工程(第3図)を通じて、ゴムシート7のダイD表
面からの浮き上がりが防止され、ダイ鋳造枠l内に負圧
を導入しなくても、精度的に優れたポンチを得ることが
できるようになる.なお、上記実施例において、ダイを
ポンチより穿孔して鋳造するようにしたが、本発明は、
この順序を逆にしても良いものである.(発明の効果) 以上,詳細に説明したように,本発明にか\る簡易型の
製造方法によれば、鋳造と同時にゴムシートが接着剤を
介して型に接合されるので、この型を母型として他方の
型を鋳造する際も、ゴムシートの浮き上がりが防止され
、精度的に優れた型を簡易に得ることができる効果が得
られる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にか一る簡易型の製造の途中工程を示す
断面図、第2図と第3図は,従来の簡易型の製造工程を
示す断面図である.l ・・・ グイ鋳造枠 2 ・・・ ポンチ鋳造枠 7 ・・・ ゴムシート 8 ・・・ 母型 1l  ・・・ 溶融低融点合金 20  ・・・ 接着剤 2l  ・・・ 負圧供給管 (ほか2名) 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)母型に耐熱性ゴムシートを吸引密着させると共に
    、該母型を鋳造枠内の低融点合金溶湯に接触させ、その
    まゝ冷却して対をなす型の一方を鋳造し、その後、前記
    型の一方を新たな母型として、これに前記ゴムシートを
    密着させると共に、該新たな母型を他の鋳造枠内の低融
    点合金溶湯に接触させ、そのまゝ冷却して対をなす型の
    他方を鋳造する簡易型の製造方法において、前記対をな
    す型の一方を鋳造する前に、前記ゴムシートの溶湯に対
    する接触面に、熱硬化性樹脂から成る接着剤を塗布する
    ことを特徴とする簡易型の製造方法。
JP11655489A 1989-05-10 1989-05-10 簡易型の製造方法 Pending JPH02295638A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11655489A JPH02295638A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 簡易型の製造方法
US08/133,282 US5329981A (en) 1989-05-10 1993-10-07 Method of producing a metal mold

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11655489A JPH02295638A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 簡易型の製造方法

Publications (1)

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JPH02295638A true JPH02295638A (ja) 1990-12-06

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ID=14689993

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JP11655489A Pending JPH02295638A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 簡易型の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04237527A (ja) * 1991-01-18 1992-08-26 Honda Motor Co Ltd プレス用金型の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556014A (en) * 1978-06-23 1980-01-17 Daikin Mfg Co Ltd Dual clutch
JPS63273544A (ja) * 1987-04-28 1988-11-10 Toyota Motor Corp 金型の製造方法

Patent Citations (2)

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