JPH02284741A - 簡易型の製造方法 - Google Patents

簡易型の製造方法

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JPH02284741A
JPH02284741A JP10542089A JP10542089A JPH02284741A JP H02284741 A JPH02284741 A JP H02284741A JP 10542089 A JP10542089 A JP 10542089A JP 10542089 A JP10542089 A JP 10542089A JP H02284741 A JPH02284741 A JP H02284741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber sheet
casting
punch
negative pressure
casting frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP10542089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ogiso
小木曽 茂
Hiroshi Mihara
三原 寛
Hiroyuki Ueda
弘之 植田
Takehiro Kawaguchi
川口 武弘
Masahito Ito
雅人 伊藤
Sukeyuki Murata
村田 祐行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP10542089A priority Critical patent/JPH02284741A/ja
Publication of JPH02284741A publication Critical patent/JPH02284741A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低融点合金を用いて簡易に金型を製造する方
法に係り、特に型クリアランスの変更に容易に対処でき
る簡易型の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、簡易型の製造方法としては、■母型から石膏、砂
型を順次転写、製作し、砂型に亜鉛合金(ZAS)等の
低融点合金を鋳込む方法(「金属ブレスJ 19?E1
年11月P16.1? ) 、■穿孔した板金モデルを
溶解槽内の低融点合金溶湯中に浸漬し、そのま−凝固さ
せてポンチとダイとを同時に得るデュアルフオーム法(
「機械と工具」1975年6月 P21〜25)、■デ
ュアルフオーム法の変形として、無穿孔の板金モデルを
用い、該板金モデルの外面を低融点合金溶湯に接触させ
ると共に、その内面に異種の低融点合金を注湯し、その
ま覧凝固させる方法(特公昭53−15989号公報、
特開昭51−55733号公報等)、■鋳造枠内に木型
、樹脂モデル等の母型を納め、この母型の製品形状面に
型クリアランスを保証する耐熱性ゴムシートを密着させ
つ\鋳造枠内に低融点合金を注湯して対となる型の一方
を鋳造し、その後、前記鋳造した型の一方を母型として
前記母型を取去った跡に低融点合金を注湯して他方の型
を鋳造する方法(特開昭83−273544号公報、特
開昭64−18535号公報等)がある。
ところで簡易型は、その性格上、使用途中で設計変更に
なることが往々に17であり、例えば型クリアランスを
増加させなければならない事態が起こり、この場合には
、型の再製作が余儀なくされる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記■の方法によれば、砂型を再製作す
る手間がかかり、また上記■および■の方法によれば、
加工困難な板金モデルを再製作しなければならず、何れ
の場合も期間の延長とコスト負担の増大が避けられない
ようになる。
一方、上記■の方法によれば、既存の金型を母型として
、これに密着させるゴムシートの厚さを調整することに
より、型クリアランスを任意変更することができ、上記
期間およびコストに関わる問題をかなりの程度改善でき
る。しかしながら、この方法によれば、重量物である既
存の金型を母型として用いるので、その取扱いが面倒で
、鋳造枠をセットするのが困難になるばかりか、不安全
作業を伴ない易いという問題があった。
本発明は、■−記従来の問題を解決することを課題とし
てなされたもので、その目的とするところは、型クリア
ランスの変更に容易に対処できる簡易型の製造方法を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するため、既成形パネルに孔
を明け、この成形パネルを耐熱性ゴムシートと共に一対
の鋳造枠に挾持させ、その後、前記孔を通して負圧を供
給して前記ゴムシートを前記成形パネルに密着させ、こ
の密着状態を維持1.つ−前記鋳造枠内に低融点合金を
注湯し、そのま〜凝固させるように構成したことを要旨
とする。
本発明において、上記孔を通して負圧を供給する方法は
、特に問うものでないが、例えば鋳造枠内の空間を介し
て間接的に供給し、あるいは鋳造枠内に延長した負圧供
給管を前記孔に接続して直接的に供給することができる
。負圧供給管を介して直接的に負圧を供給するようにし
た場合は、既成形パネルに対するゴムシートの密着状態
を維持できるので、同時に複数の鋳造空間に注湯できる
本発明はまた、既成形パネルの表面に予め接着剤を塗布
しておいて良いものである。この場合、負圧を供給する
と同時にゴムシートが既成形パネルに接着し、上記同様
に既成形パネルに対するゴムシーI・の密着状態が維持
され、同時に複数の鋳造空間に注湯できる。
(作用) に記のように構成した簡易型の製造方法においては、既
成形パネルにゴムシートを密着させることにより、ゴム
シートの厚さを調整するだけで型クリアランスを変更す
ることができる。
しかも軽量の既成形パネルを用いるので、その取扱いは
簡単どなる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
第1図〜第3図は、本発明の第1実施例な示したもので
ある。これらの図において、■はダイ鋳造枠、2はポン
チ鋳造枠で、各鋳造枠1.2の一側には注湯[13,4
が設けられている。また5は既存の簡易型によってプレ
ス成形された既成形パネル、Bはシリコンゴム、ツー2
素ゴム等から成る#熱性ゴムシートで、成形パネル5に
は、予めその適所に複数の孔7が明けられている。簡易
型の製造に際しては、先ず第1図に示すように、ダイ鋳
造枠1とポンチ鋳造枠2とを横置状態で一体化すると共
に、両鋳造枠1.2に成形パネル5とゴムシート6とを
挾持させる。
この時、ゴムシート6は、成形パネル5の凸部側に配置
し、かつシワが発生しないように適度の張りをもたせる
ようにし、これによって成形パネル5とゴムシート6と
の間には隙、Cが形成される。また成形パネル5は、ポ
ンチ鋳造枠2内に配置、た支柱13にて支持し、後述す
る供給負圧あるいは注湯詩の溶湯圧によっても変形しな
いように配慮しておく。
次に第2図に示すように、ポンチ鋳造枠2側の注湯口4
に負圧供給管8を接続し、この負圧供給管8に介装した
圧力計9を確認しながら、負圧発生源(図示略)からポ
ンチ鋳造枠2内に負圧を導入する。すると、この負圧は
成形パネル5に明けた孔7から成形パネル5とゴムシー
ト6との間の隙Cに供給され、ゴムシート6は成形パネ
ル5に密着する。この時、ゴムシート6は、その形状追
随性の良さにより板厚を均一にする方向へ伸縮し、既成
形パネル5に一様に張り付く、この結果、両鋳造枠1.
2内は、r&形パネル5とゴムシートBとによりグイ鋳
造空間Aとポンチ鋳造空間Bとに区画される。
次に上記負圧供給管8からの負圧導入を継続しつ覧、す
なわち成形パネル5に対するゴムシート7の密着状態を
維持しつ\、第3図に示すように、注湯口5.6が上方
を向くように両鋳造枠1,2を立て、先ずグイ鋳造枠l
側の注湯口3からダイ鋳造空間A内に溶融低融点合金l
Oを注湯し、そのま〜凝固させてグイを鋳造する。
その後、ポンチ鋳造枠2側の注湯口4から負圧供給管8
を取外し、その注湯口4からポンチ鋳造空間B内に低融
点合金を注湯し、そのま−凝固させてポンチを鋳造する
そして上記鋳造終了後1両鋳造枠1.2を切り離すと共
に、得られたグイまたはポンチから成形パネル5とゴム
シート6とを離型すれば、簡易型は完成し、グイとポン
チとの間には、成形パネル5とゴムシート6との合計厚
さ分で決まる型クリアランスが確保される。したがって
、ゴムシート6の厚さを、設計変更に伴う型クリアラン
スの増加分に相当する厚さに設定することにより、所望
の型クリアランスを保証することが可能になる。
第4図〜第6図は、本発明の第2実施例を示したもので
ある。なお、こ−では前出の第1図〜第3図に示した部
分と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する
0本第2実施例の特徴とするところは、第4図に示すよ
うに、既成形パネル5の上面に予め接着剤11を塗布し
た点にある。このように接着剤11を塗布しておくこと
により、第5図に示すように、ポンチ鋳造枠2内に負圧
を導入してゴムシート6を成形パネル5に密着させた際
、ゴムシート6が成形パネル5に接着して、負圧導入を
断ってもその密着状yムが維持されるようになる。した
がって。
その後の鋳造において、第6図に示すように。
2つの注湯口3.4からグイ鋳造空間Aおよびポンチ鋳
造空間Bに同時に溶融低融点合金lOを注湯することが
でき、グイとポンチとを同時に鋳造できる利点がある。
なお接着剤11としては。
熱硬化性樹脂好ましくはシリコーン系、エポキシ系の樹
脂を選択するのが良い。
第7図〜第9図は、本発明の第3実施例を示したもので
ある。なお、こ〜でも前出の第1図〜第3図に示した部
分と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する
0本第3実施例の特徴とするところは、第7図に示すよ
うに、負圧供給管12をポンチ鋳造枠2内へ延長して、
成形パネル5に明けた孔7に直接接続するようにした点
にある。この場合は、負圧供給管12への負圧供給を継
続することにより、第8図および第9図に示すように、
ゴムシート6の成形パネル5への密着状態が維持され、
上記第2実施例と同様に、グイ鋳造空間Aおよびポンチ
鋳造空間Bに同時に溶融低融点合金lOを注湯すること
ができて、グイとポンチとを同時に鋳造できるようにな
る。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明にか−る簡易型の
製造方法によれば、既成形パネルにゴムシートを密着さ
せて簡便に型クリアランスを変更し得る効果がある。ま
た軽量の既成形パネルを用いるので、その取扱いは簡単
となって作業性が向上し、不安全作業も排除できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を工程順に示す断
面図、第4図〜第6図は本発明の第2実施例を工程順に
示す断面図、第7図〜第9図は本発明の第3実施例を工
程順に示す断面図である。 ■ タイ鋳造枠 ポンチ鋳造枠 3.4 注湯口 既成形パネル ゴ ムシート 孔 8、12 負圧供給管 接着剤 (ほか2名) 第4 図 弓571 6 巨 弔 図 、1 タイ鋳造枠 □ 第2 図 弓3 区 第 7 区 鴫 12負1恢始i 第8 ニ ゲ゛9゛−ニ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既成形パネルに孔を明け、この成形パネルを耐熱
    性ゴムシートと共に一対の鋳造枠に挾持させ、その後、
    前記孔を通して負圧を供給して前記ゴムシートを前記成
    形パネルに密着させ、この密着状態を維持しつゝ前記鋳
    造枠内に低融点合金を注湯し、そのまゝ凝固させること
    を特徴とする簡易型の製造方法。
JP10542089A 1989-04-25 1989-04-25 簡易型の製造方法 Pending JPH02284741A (ja)

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