JPH02295372A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH02295372A
JPH02295372A JP1117037A JP11703789A JPH02295372A JP H02295372 A JPH02295372 A JP H02295372A JP 1117037 A JP1117037 A JP 1117037A JP 11703789 A JP11703789 A JP 11703789A JP H02295372 A JPH02295372 A JP H02295372A
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JP
Japan
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data
image
lens
circuit
contrast evaluation
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Pending
Application number
JP1117037A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
大村 宏志
Hideaki Shimizu
秀昭 清水
Yuichi Sato
雄一 佐藤
Tsutomu Utagawa
勉 歌川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Focusing (AREA)
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば写真フイルムのような透過原稿を走査
して画像を読取る画像読取装置に関し、特に自動焦点調
節機能を有した画像読取装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、3 5 m m写真フイルムのような透過原稿を
読取るこの種の装置に自動的に焦点調節を行うオーフォ
ーカス(AF)機構が望まれている。
即ち、リバーサルフイルム(ボジフイルム)は一般に1
枚づつマウント(台紙)に収納されているが、そのマウ
ントの厚さが一定でないので、マウントされたままでフ
イルムを扱おうとすると、フイルム面の光軸方向の位置
が数mmの範囲でばらつ《ので、ボケのない画像を読み
取ろうとすると手動による焦点調節がその都度必要とな
る。また、マウントされたフイルムでもマウントされて
いないフイルムでも通常の状態では湾曲し易いので、フ
イルム面の位置を一定に保つのが困難であった。
その為、従来では、一般にフイルムをガラス面に貼り付
けたり、2枚のガラスでの間にはさむ等をして、常に等
し《なるようにフイルム面の位置出しを行うと共にフイ
ルムの湾曲の発生を防いでいた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、撮像手段としてCOD (電荷結合素子
)等の固体撮像素子を用いたフラットベッド型の従来の
フイルムスキャナーにおいては、以下のような問題点が
あった。
すなわち、上述のように、フイルムをガラスではさむ事
によりフイルム面の位置出しを行なうとともにフイルム
の湾曲を防ぐ場合では、マウントされているフイルムを
いちいちマウントから取り出してガラスに貼りつけると
いったような煩わしい手間のかかる作業が必要となった
り、フイルムをガラスではさむことによりニュートンリ
ングが発生したり、あるいはごみが付着しやすくなると
いったような欠点があった。
また上述のマウントの厚さが一定でないので、マウント
されたままで、フイルムを扱おうとすると、ブイルム面
の光軸方向の位置が数mmの範囲でばらつ《ので、オー
トフォーカス機構のない装置ではボケた画像を読み取っ
てしまうことになっていた。
また、焦点調節を各マウント毎に人間が手動で行なうの
は操作作業が面倒であり、時間がかかる上に、精度良《
焦点合わせするのが難しかった。
一方、撮像レンズの像面湾曲、非点収差、色収差等の各
種収差により、フイルム上面の各点に対する焦点位置が
ばらつき、例えばR(レッド)、G(グリーン)、B(
ブルー)の3魚の色分解した色分解像の焦点位置がずれ
、最適な焦点位置の決定ができなかった。
そこで、カメラ、あるいは顕微鏡で用いられているオー
トフォーカス(自動焦点調節)技術を本透過原稿の画像
読取装置に用いることが考え付くが、そのオートフォー
カス技術としては種々の方式のものが提案されている。
その中で特に、透過原稿の画像読取装置に有効なオート
フォーカス方式として考えられるものとしては、画像読
取用のCCDセンサ(固体撮像素子)をオートフォーカ
スの合焦点検出用センサとしても兼用して、そのセンサ
からの入力画像信号のコントラスト量に基いて合焦点位
置を検出するというオートフォーカス方式がある。この
方式は、例えば、NHK技術研究昭40第17巻第1号
、USP3364815、および特公昭42−1409
6号公報等で開示されている。
また、合焦点位置の検出の際のレンズ系の位置を制御す
る制御方式としては、 ■例えば、特公昭58−58868号公報に開示されて
いる様に、常にコントラスト評価量が最大となる様にサ
ーボ回路によりレンズ系を制御するもの、 ■例えば、特公昭60−39203号公報に開示されて
いる様に、レンズ系を一度全域に動かして、コントラス
ト評価量を算出し、その最大となるコントラスト評価量
の値を記憶し、そのレンズ系の復動時に再びコントラス
ト評価量を求め、そのコントラスト評価量が先の往動時
で求めて記憶されたコントラスト評価量の最大値と等し
くなった時点でレンズ系を停止させるように制御するも
のがある。
しかし、これらの制御方式では、いずれも常にコントラ
スト評価量を求゜めながらレンズ系の移動を制御してい
るので、演算処理時間がかかつて高速に自動焦点調節(
オートフォーカス)することができず、特にフイルム読
取装置のように、複写体の位置がある程度限定されてい
るものに対しては、無駄な検知制御を行う結果となって
、作業効率が悪くなっていた。
さらに、通常のスライドマウントに入っているボジフイ
ルムと、スリーブ状態のネガフイルムとを各々フイルム
ホルダーにより保持する場合には、ポジフイルムとネガ
フイルムのセット位置が互いに異なっているので、両者
を共通に含む合焦点検出範囲は自ずと広くなってしまう
。したがって、従来装置ではこの点でも合焦点の位置の
検出に時間がかかり、作業効率が悪くなってしまってい
た。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、合焦点の位置
の検出を短時間に無駄なく行えコストアップにならず、
自動焦点調節作業の効率を向上した画像読取装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、本発明の第1の形態は、原
稿の画像を投影結像する撮像レンズと、撮像レンズによ
り結像された画像を電気信号に光電変換する撮像素子と
、撮像素子の出力信号を基に、所定のコントラスト評価
量演算式によりジントラスト評価量を算出する演算手段
と、演算手段により算出されたコントラスト評価量によ
り撮像レンズの合焦点位置を検出する合焦点検出手段と
、合焦点検出手段により検出された合焦点位置へ撮像レ
ンズを光軸に沿って移動する焦点調節手段とを有し、撮
像素子からの信号そのものを、例えばシエーデイングデ
ー夕との演算の如くの所定の画像処理を行わずに読み出
し、前記コントラスト演算を行うことでAF演算処理の
性能をおとさずに処理のスピードアップをはかった事を
特徴とする。
又、本発明の第2の形態は、コントラスト演算を行う場
合に、ダーク処理を行わないデータを用いて演算を行う
ことを特徴とする。
又、本発明の第3の形態は、演算手段は、コントラスト
評価量演算式として、 (但し、Pはコントラスト評価量、Kは正規化定数、a
,b,jは定数、x+は第i番目の画素のデジタル値、
x1−1は第i−1番目の画素のデジタル値)の式を用
いることを特徴とする。
〔作 用〕
本発明は、上記構成により、コントラスト評価量から合
焦点を求めるAF演算において、AF演算の性能をおと
さずにスピードアップが可能となり、高速にかつ正確に
合焦点が決定できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第l図は本発明の実施例の基本構成を示す。本図におい
て、Aは原稿の画像を投影結像する撮像レンズである。
Bは撮像レンズAにより結像された画像を電気信号に光
電変換する撮像素子である。Cは撮像素子Bの出力信号
をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器であ
る。Dはアナログデジタル変換器Cの出力信号を基に所
定のコントラスト評価量演算式によりコントラスト評価
量Pを算出する演算器とである。Eは演算器Dにより算
出されたコントラスト評価量Pの最大値となる撮像レン
ズAの合焦点位置を検出する合焦点検出器である。
さらにまた、演算器Dは、一例としてコントラスト評価
量演算式として、 (但し、Pはコントラスト評価量、Kは正規化定数、a
, b, jは定数、XIは第i番目の画素のデジタル
値、Xl−1は第i−1番目の画素のデジタル値)の式
を用いる。
第2図は本発明の一実施例の具体的な回路構成を示す。
本図において、3001は透過原稿照明用の光源(ラン
プ)、3002は光源300lからの光線から熱線を除
去する熱線吸収フィルタ、3003はフィルタ3002
を通った照明光を平行光束にする照明光学系である。3
004は透過原稿を副走査方向に移動する副走査駆動台
、3005は透過原稿を回転する回転台、3006は透
過原稿を収納するフイルムホルダー3007は35mm
写真フイルムのような透過原稿である。3008は透過
原稿3007を透過した光束(原稿像)の光路を切換る
可動ミラー、3009は原稿像の光路を偏向するミラー
、3010はミラー3009を通った原稿像を結像する
撮像レンズである。
301lは可動ミラー3008で反射された原稿像を投
影するための投影レンズ、30l2は光路を偏向するミ
ラー、3013は同じ光路を偏向するミラー3014は
ミラー30l3を通った原稿像を投影するモニタとして
のスクリーンである。30l5はスクリーン3014と
一体のトリミング枠表示器、30l6はスクリーン30
l4と一体のトリミング領域を入力するタッチパネルで
ある。
3017は光源300lを支持するランプ保持部材であ
る。3060は撮像素子の全体、306lはRの色分解
フィルタを有するCCDラインセンサ、3062はGの
色分解フィルタを有するCCDラインセンサ、3063
はBの色分解フィルタを有するCCDラインセンサであ
る。また、3064はCCDラインセンサ3061〜3
063の位置合わせを行なうCOD位置合わせ機構、3
065〜3067はラインセンサ3061〜3063を
各々駆動する為にタイミングジエネレータ3052から
出力する駆動信号である。
3025はCCDラインセンサ3061, 3062.
 3063のアナログ出力を増幅し、A/D (アナロ
グ・デジタル)変換を行うアナログ回路、3026はア
ナログ回路3025に対して調整用の標準信号を発生す
る調整用信号発生源、3027はアナログ回路部302
5から得られるR, G, Hのデジタル画像信号に対
してダーク補正を施すダーク補正回路、3028はダー
ク補正回路3027の出力信号にシエーデイング補正を
施すシエーデイング補正回路、3059はシエーデイン
グ補正回路3028の出力信号に対して副走査方向の画
像ずれを補正するバッファメモリ、3030は画素ずれ
補正回路3029を通ったR, G, B信号を出力機
器に応じた例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)の各色信号に変換したりする色変換回路であ
る。また、3031は信号のLOG変換やγ変換を行う
ルックアップテーブル(LUT)である。
3032はルックアップテーブル3031の出力信号の
最小値を検出する最小値検出回路、3033は最小値検
出回路3032の検出値に応じて下色除去(UCR)の
ための制御量を得るルックアップテーブル(LUT)、
3034はルックアップテーブル3031の出力信号に
対してマスキング処理を行うマスキング回路、3035
はマスキング回路3034の出力信号に対してルックア
ップテーブル3033の出力値を基に下色除去処理を行
うUCR回路(下色除去回路)である。3036はUC
R回路3035の出力信号に対して記録濃度を指定濃度
に変換する濃度変換回路、3037は濃度変換回路30
36の出力信号に対し指定された変倍率に変換処理する
変倍処理回路である。
3038は図示しないプリンタや入出力端末と本装置と
の間の信号の伝送を行うインターフェース回路(I/F
)、3039は装置全体の制御を司どるコントローラで
あり、コントローラ3039の内部にはマイクロコンピ
ュータ等のCPU (中央演算処理装置)、第3図およ
び第9図で示すような処理手順がプログラム形態で格納
されたROM (リードオンメモリ)、データの格納や
作業領域として用いられるRAM (ランダムアクセス
メモリ)等を有する。
3040は変倍処理回路3037からインタフェース回
路3038、コントローラ3039を介して入力する出
力値のピーク値を検出するピーク検出回路、3041は
コントローラ3039への指示を行う操作部、3042
はコントローラ3039の制御状態等を表示する表示部
である。
3043は上述の撮像レンズ3010の絞り制御を行う
レンズ絞り制御部、3044は撮像レンズ30lOの焦
点調整を行うレンズ距離環制御部、3045は可動ミラ
ー3008を駆動するミラー駆動部である。3046は
トリミング枠表示器30l5を制御するトリミング枠制
御部、3047はタッチバネル30l6を制御するタッ
チパネル制御部である。3048は回転台3005を駆
動制御する回転台回転制御部、3049は副走査駆動台
3004の走査を制御する副走査制御部、3050は光
源(ランプ)3001の光量を制御するランプ光量制御
回路、305lはランプ保持部材30l7を介して光源
3001の位置を調節するランプ位置駆動源である。
3052はコントローラ3039の制御を基にタイミン
グ信号(クロツク)を発生するタイミングジェネレー夕
、3053は上述の各制御部や処理回路とコントローラ
3039とを連結するバス、3054は出力機器に対す
るデータ線、3055は出力機器に対する同期信号線、
および3056は通信線である。
撮像素子3060は3ラインのラインセンサー3061
〜3063から構成され、各ラインセンサ3061〜3
063はタイミングジエネレータ3052から出力され
る駆動信号3065〜3067によって独立に駆動され
る。
また、各ラインセンサ306l〜3063は各々のオン
チップの色フィルタによりR, G, Bの色分解画像
を撮像できるようになっている。
バツファメモリ3059は各ラインセンサ306l〜3
063での副走査方向の位置ずれを補正するための遅延
用メモリであり、例えばFIFOメモリをい《つか使っ
て構成してある。各色に対する遅延量はコントローラ3
039によって副走査速度に応じてあらかじめ設定して
おく。
次に、各部の動作を説明する。
光源300lは例えばハロゲンランプのような光源であ
り、光源3001からの出射光は熱線吸収フィルタ30
02および照明光学系3003を通ってフイルムホルダ
ー3006に載せた35mm写真フイルムのような透過
原稿を照明する。透過原稿の像は、可動ミラー3008
により光路が切り換えられることにより、 ■投影レンズ3011とミラー3012. 3013を
通ってスクリーン30l4上、または ■ミラー3009、撮像レンズ3010,および3色分
解プリズム302lを通ってCCDラインセンサ306
 1〜3063上 に投影される。
上述の■のモードの場合において、ccDラインセンサ
3061〜3063はタイミングジエネレータ3o52
のクロックにより同期をとって駆動され、各CCDライ
ンセンサの出力信号はアナログ回路3o25に入力され
る。CCD位置合わせ機構3064は、各CCDライン
センサ306l〜3063を撮像レンズ3010からの
入射光に対してレジストレエーション合わせをするため
のもので、少な《とも一度以上調整する必要がある。ア
ナログ回路3025は、増幅器とA/D変換器とから構
成され、増幅器で増幅された信号をタイミングジエネレ
ータ3052から出力されるA/D変換のためのタイミ
ングクロックに同期してA/D変換器でA/D変換する
次に、アナログ回路3025から出力されるR, G,
Bの各デイジタル信号に対してダーク処理回路3027
により暗信号のレベル補正をかけ、続いてシエーデイン
グ補正回路3028で主走査方向のシエーデイング補正
を行ない、さらにバツファメモリ3059で副走査方向
の画素ずれを、例えばFIFO (ファーストイン・フ
ァーストアウト)バツファを用いた遅延動作を用いるこ
とにより補正する。
次に、色変換回路3030では、色分解光学系302l
の色補正をしたり、出力機器に応じて、R, G,  
B信号をY,M,Cの色信号に変換したり、Y,  I
,Qの色信号に変換したりする。次のルックアップテー
ブル3031では、テーブル参照により、輝度リニアな
信号をLOGに変換したり、任意のγに変換したりする
3032〜3037は、主にカラーレーザー複写機のよ
うなプリンタで用いるY,  M, C, Bk (ブ
ラック)の4色により画像を出力するための画像処理回
路を構成する。ここで、最小値検出回路3032、マス
キング回路3034、ルックアップテーブル3033、
およびUCR回路3035の組み合わせで、プリンタの
マスキングとUCR (下色除去)を行なう。
次に、濃度変換回路3036により各濃度信号のテーブ
ル変換を行ない、さらに変倍処理回路3037により主
走査方向の変倍処理を行ない、その変倍処理後のY’ 
, M’ , C’ , Bk   信号をインターフ
ェース回路3038を介して出力機器のプリンタへ送る
。インターフェース回路3038には、出力機器に対す
るデータ線3054と同期信号線3055、例えばRS
232Cなどの制御コマンド通信線とが接続されており
、また通信線3056を介して一般のコンピュータ(例
えば、パーソナルコンピュータ)とも通信可能となって
いる。
一方、ランプ位置駆動源3051は光源のランプ300
lを変換する際にランプ位置を調整するためのものであ
り、操作部304lでのキー人力操作に応じて、マニュ
アル又は自動でランプ3001の位置決めをする。ラン
プ光量制御部3050およびレンズ絞り制御部3043
はCCDラインセンサ3022〜3024上に投影され
る像の受光量を調整する。また、ミラー駆動部3045
は可動ミラー3008を制御して、透過原稿3007の
像をスクリーン3014に導くか、CODラインセンサ
ー3061〜3063に導くかを切り換えるための光路
変換を行なう。
スクリーン30l4上に透過原稿3007の像を投影す
るモード■の場合では、スクリーン30l4に表示した
画面に対してトリミングを指示するために、トリミング
枠表示制御部3046によりトリミング領域を表示する
トリミング枠表示器30l5を制御し、タッチパネル制
御部3047によりトリミング領域を入力するタッチパ
ネル30l6を制御する。
また、レンズ距離環制御部3044により撮像レンズ3
010の距離環を制御して、CODラインセンサー30
61〜3063やスクリーン30l4に投影される像の
ピントを合せる。調整用信号発生源3026はアナログ
回路3025の調整を行なう時に標準信号として入力す
る信号を発生する。
次に、第3図のフローチャートを参照して、本装置の全
体の制御動作について説明する。
なお、このフローチャートの制御手順はコントローラ3
039の内部のROMに格納されているものとする。
準備動作:電源スイッチ(図示しない)をONにすると
、コントローラ3039は各部の初期化を行ない(ステ
ップSl)、インターフェース回路3038を介して外
部機器からまたは操作部304lから入力するコマンド
待ち状態となる。この状態で透過原稿3007を装置し
たフイルムホルダー3006を回転台3005の上にセ
ットすると、光源300lにより熱線吸収フィルター3
002およびコンデンサレンズ等を含む照明光学系30
03を通して照明された透過原稿の像が、可動ミラー3
008および投影レンズ30l1とミラー3012. 
3013を通してスクリーン3014上に投影される。
透過原稿3007は画像の向きが縦位置と横位置のもの
があるが、画像の回転して投影したときには、インタフ
ェース回路3038を介して外部機器から、または操作
部304lからコントローラ3039に対して画像の回
転を指示すると(ステップS2)、コントローラ303
9はバス3053を介して回転台回転制御部3048に
対して回転制御コマンドを送り、回転台3005を回転
させる(ステップS3)。このとき、フイルムホルダー
3006は回転台3005に固定されているので回転台
3005とともに回転する。このようにして、透過原稿
3007が回転すると、スクリーン3014上に投影さ
れる画像も回転される。
次に、画像のトリミングをしたい時には操作部3041
から、またはインタフェース回路3038を介して外部
機器からコントローラ3039に対してトリミングを指
示すると(ステップS4)、コントローラ3039はタ
ッチパネル制御部3047に対してトリミング情報の入
力コマンドを送り、タッチパネル制御部3034にタッ
チパネル3016から入力されたトリミング情報をバス
3053を介してコントローラ3039に取り込み、コ
ントローラ3039はその取り込んだトリミング情報を
もとに作ったトリミング枠制御情報をバス3053を介
してトリミング枠表示制御部3046に送って、トリミ
ング領域を表示させる(ステップS5)。
次に操作部3041から、またはインタフェース回路3
038を介して外部機器からコントローラ3039に対
して画像読取開始を指令すると、画像読取が開始され、
次の手順に従って行なわれる(ステップS6)。
光路切換:まず、コントローラ3039はミラー駆動部
3045へ駆動制御信号を出力することにより、可動ミ
ラー3008を動かし、透過原稿3007の像がミラー
3009および撮像レンズ3010によって各CCDラ
インセンサ306l〜3063上に導かれるように光路
を切り換える(ステップS7)。
ダーク補正信号セット:次に、ダーク補正回路3027
にダーク補正情報をセットするために、コントローラ3
039により、ランプ光量制御回路3050を制御して
ランプを消灯するか、あるいはまた副走査制御部304
9を制御して副走査駆動台3004を各CCDラインセ
ンサ306l〜3063が遮光されるような遮光位置に
動かす(ステップS8の前段)。つづいて、コントロー
ラ3039によりダーク補正回路3027を制御し、ア
ナログ回路3025を介してデイジタル信号に変換され
て出力されてくる信号をもとにダーク補正回路3027
のダーク補正信号をセットアップする(ステップS8の
後段)。
AE(自動露光調整):続いて、コントローラ3039
によりランプ光量制御回路3050を制御してランブ3
00lを点灯し、ダーク補正回路3027、シエーデイ
ング補正回路3028、画素ずれ補正回路3029、色
変換回路3030,ルックアップテーブル303 1 
,マスキング回路3034、UCR回路3035、濃度
変換回路3036、変倍処理回路3037が全てスルー
(入力データがそのまま出力される)モードになるよう
に制御し(ステップS9)、高速に副走査させながらイ
ンタフェース回路3038を介してコントローラ303
9に入力されてくる生データに対してピーク検出回路3
040を使ってピーク検出する(ステップS10)。そ
して、検出されたそのピーク値がある一定のレベルに近
づくように(ステップSll)、ランプ光量制御回路3
050を制御して光源300lの明るさを変えるか、あ
るいはレンズ絞り制御部3043を制御して撮像レンズ
30lOの絞りを変えることによりCCDラインセンサ
3061〜3063への光量を調整する(ステップS1
2)。
AF(オートフォーカス)二次に、ダーク補正回路30
27によりダーク補正をかけた信号を、後段の処理回路
をスルーモードにして、インターフェース回路3038
を介してコントローラ3039に取り込みながら、その
取り込んだ信号の情報のもとにレンズ距離環制御部30
44を制御して撮像レンズ3010のピントを合わせる
(ステップS13)。
シエーデイング補正データセット:続いて、各CCDラ
インセンサ306l〜3063が照明光により100%
露光される露光位置に副走査駆動台3004を動かし(
ステップS14)、ランプ光量制御回路3050により
ランプ光量を適切な明るさにし、ダーク補正回路302
7でダーク補正した信号を入力しながらシエーデイング
補正回路3028にシエーデイング補正データをセット
する(ステップS15)。
選択二次に、バツファメモリ3059に画素ずれ補正量
を設定する(ステップ816)。また、色変換回路30
30に対し色変換の種類を選択し、ルックアップテーブ
ル3031.3033に対しルックアップテーブルの種
類を選択し、マスキング回路3034に対しマスキング
の種類を選択し、UCR回路3035に対しUCRの有
無を選択し、濃度変換回路3036に対し濃度変換の種
類を選択し、変倍処理回路3037に対し変倍、シャー
プネスの種類を選択する(ステップSl7)。さらに、
ランプ光量制御回路3050を介してランプ光量が最適
になるように制御し、副走査制御部3049に副走査速
度とトリミング情報を送って透過原稿3007を副走査
開始位置に移動し、待機させる(ステップ318)。
データ出力A:操作部304lからの読取開始指令にも
とづく動作では(ステップS19)、インタフェース回
路3038を介し図示しない出力機器に対してスタート
を指令し(ステップS20)、出力機器からの同期信号
にもとづいて副走査を開始し(ステップS22)、出力
機器と同期をとりながら撮像し、処理した画像データを
インタフェース回路3038を介して出力する(ステッ
プS23)。
データ出力B:インターフェース回路3038を介して
の読取開始指令にもとづく読取動作では(ステップS1
9)、インターフェース回路3038を介し図示しない
出力機器に対して準備完了を報告しくステップS21)
、出力機器からの同期信号にもとづいて、副走査を開始
し(ステップS22)、出力機器と同期をとりながら撮
像し、処理した画像データをインタフェース回路303
8を介して出力する(ステップS23)。
第4図は第2図の実施例において自動焦点調節を行なう
制御系の構成を示す。本図において、3069は撮像レ
ンズ3010の外周に取りつけた距離環、3070は距
離環3069と噛合する減速機構、3071は減速機構
3070を介して距離環3069を回転するモータであ
る。3073は画像処理部であり、第2図のダーク補正
回路3027から変換処理回路3037までを含む。ま
た、Xpはフイルム3007上の点P′ の光軸方向の
位置、Xqは点P′ の像(Q′)の結像位置(光軸方
向)である。
さらに、Q′は、コントローラ3039により距離環制
御部3044を介してモータ3071を駆動し、減速機
器3070を介して距離環3069を動かすことにより
、撮像レンズ3010の焦点位置を変えた時のP′ の
結像位置を示したものである。
第5図は本発明実施例における自動焦点調節用画像参照
領域の具体例を示したものである。本図において310
0は透過原稿3007の画像領域、3101は自動焦点
調節を行なう際に参照するAE(自動焦点調節)用画像
参照領域である。3100’  は透過原稿3007の
向きを90°回転したときの画像領域である。
第6図に示すように、被写体原稿の画像領域3100を
2点P1とP2で囲まれるトリミング領域3l20でト
リミング領域3l20でトリミングして走査する時の有
効画像は、そのトリミング領域内にあるので、トリミン
グ領域3l20内で自動焦点制御(AF)を行なうのが
最も望ましい。このようにすることにより、例えば写真
フイルムなどの透過原稿3007が光軸に対して傾いて
いたり、反り返っていたりする場合でも、必要な画像領
域を重点的に精度よ《焦点合わせをすることができる。
なお、第2図、第4図に示したような3ラインセンサ3
061〜3063を使用して各色の焦点位置を求める時
には、各色のAF用画像参照領域3101 (または3
101’ )が原稿の画像領域3l00のフイルム面で
一致するように、CCD位置合せ機構3064により副
走査方向にそのラインセンサ306l〜3o63を移動
させる。
次に、米国特許USP3,364,815等で開示され
ているコントラスト評価量を用いた本発明実施例の自動
合焦点検出機構について説明する。
上述のコントラスト評価量Pは、次式(1)で与えられ
る。
(但し、xjは主走査方向j番目の画素の出力レベル、
a,  bはAF用画像参照領域3101の主走査方向
の最初から2番目の画素と最後の画素の番号である。) 第7図は、撮像レンズ3101の距離環3069をレン
ズ距離環制御部3044により動かし、これによりレン
ズ3010のレンズ絞り出し量ΔXを変えて焦点位置を
変えた時のコントラスト評価量(以下、合焦度と称する
)Pの値の変化の一例を示したものである。ここで、合
焦度Pは上式(1)により算出したものである。このよ
うにして、得られる合焦度Pが極大P。となるレンズ繰
り出し位置ΔX,)が合焦点位置である。
本発明実施例では、上述したコントラスト評価量を求め
る際に使用するデータをシエーデイング前のデータを用
いて演算する。
本発明実施例では、合焦点Pを求める際に、コントロー
ラ3039のマイクロコンピュータにより第8図のフロ
ーチャートで示す制御手順に従って、合焦度Pを求め、
その合焦度Pの最大値P。となるレンズ繰り出し量Δx
0を求めて、合焦点位置を検出する。
本発明実施例で用いた合焦度Pは、次式(2)で与えら
れる。
(但し、Xiは平均化データ、Kは正規化定数である。
)なお、上式(2)における2乗の数値は3乗等の整数
乗であってもよい。
次に、第8図のフローチャートを参照して、第4図の制
御系の動作について説明する。
なお、このフローチャートの制御手順はコントローラ3
039の内部のROMに格納されているものとする。
まず、ステップS31において、ステージ制御■の処理
を実行する。このステージ制御■では、合焦点検出を行
いたい領域に副走査制御部3049を介してステージ(
副走査駆動台) 3004を動かす制御を行う。
次に、ステップS33においてランプ制御■の処理を実
行する。このランプ制御■では基準電圧L。
でランブ3001を点灯する様に、ランプ3001の電
圧をランプ光量制御回路3050を介してコントローラ
3039から制御する。
次に、ステップS34において後述する理由ゆえ、シエ
ーデイングデー夕をコントローラ3039内のRAMに
退去する。
ステップ338においては、レンズ制御■の処理を実行
する。このレンズ制御■では、レンズ距離環制御部30
44を介して、レンズ距離環3069を出発端の位置へ
移動させる制御を行う。
次に、ステップS39において、レンズ制御■の処理を
実行する。このレンズ制御■では、レンズ距離環制御部
3044を介してレンズ距離環3069をレンズ移動量
Δlだけ動かす制御を行う。
次に、ステップS40において、画像処理部3073か
らの画素信号の平均化データにより、上式(2)に示し
た演算式 の演算処理を行う。この演算が終了したら、その演算結
果をコントローラ3039の内部メモリ(RAM)に格
納する。
ここで演算に使用するデータx1について以下に説明す
る。
第2図のデータ補正処理回路3027及びシエーデイン
グ補正処理回路3028の詳細を第9図(b)に示す。
撮像素子からの信号をA/D変換した後のデジタル信号
R, G,  Bがダーク補正回路3027に入る。
ダーク補正回路3027はダーク補正処理部3027l
及びダーク補正RAM3027−2に区別されている。
ダーク補正RAM3027−2にはダーク補正データが
蓄られている。
通常、黒レベルの出力はセンサに入光する光量が微小の
時、チップ間、画素間のバラッキが大きい(第9図(a
))。これをそのまま出力し、画像を出力すると画像の
データ部にスジやムラが生じる。
そこで、この黒部の出力バラツキを補正する必要があり
、第9図(b)に示す様な回路で補正を行う。
画像読取動作に先立ち、原稿走査ユニットを原稿台先端
部の非画像領域に移動し、ハロゲンランプ3001の先
が当たらない様にし、黒レベル信号を本回路に入力する
。この画像データはlライン分をRAM3027−2に
格納されるべ《不図示のダーク補正処理3027−1に
あるセレクタでRAM3027−2を選択し、黒レベル
信号が格納される。
しかし、この様にして取り込んだ黒レベルデータは非情
に微小レベルの為アナログビデオ処理回路内で発生する
又は外部から各種の配線を経由して或いは輻射で入り込
んでくるノイズの影響を大きく受ける為そのままのデー
タを黒補正データとして用いると黒部の画像ノイズの多
いがさついたものとなり好まし《ない。そこでRAM3
027−2に格納されているデータをコントローラ30
39の内部メモリ(RAM)に格納する。
再び前記した工程により再び黒レベルデータをRAM3
027−2に取り込む。そして、RAM3027一2の
データをすでにコントローラ3039の内部メモリ(R
AM)に格納されているデータとの平均化を行いながら
コントローラ3039の内部メモリ(RAM)へ平均化
データD R I D c + D nを格納する。
以上の工程をくり返し、黒レベル平均化データDR +
 D G + DBを求め、最終的に決定された黒レベ
ル平均化データDR,Do,D8をRAM3027一2
に転送し格納する。
これにより、入力信号R, G,  Bとダーク補正処
理信号R’  G’  B’において 平均化する。この平均化データSR,S0,S8をRA
M3028−2に格納する。
シエーデイング補正処理はシエーデイング補正処理部に
おいて、入力データR’,  G’,  B’とシエー
デイング補正後データR’,G’,B’はとなる補正処
理がダーク補正処理部で処理される。
次にシエーデイング補正処理について説明する。
シエーデイング補正処理は原稿走査ユニットを光軸中心
に移動して光を照射した時の白データに基づ《、照明系
、光学系やセンサの感度バラッキの補正を行う。
基本的な白色データをシエーデイング用RAM3028
−2に格納する工程は前記黒データをRAM3027−
2に入力する工程と同じである。ここで入力すべきデー
タはR’ , G’ , B’データである。RAM3
0282に格納されたデータはコントローラ3039の
内部メモリ(RAM)に転送され、ノイズの影響をとり
のぞく為黒データの平均化と同様に白データをとなる演
算処理がなされる。
さて、AF演算に用いるデータについて説明する。
AF演算を行う場合には、シエーデイングデー夕用RA
M3028−2に格納されているデータをコントローラ
3039の内部メモリ(RAM)に退避する。
そして、ダーク補正処理されたデータR’ , G’B
′ をRAM3028−2に取り込む。
このRAM3028−2に取り込まれたデータをコント
ローラ3039の内部メモリ(RAM)に転送し、ダー
ク補正用データの工程と同様に前記データを平均化する
AF演算に用いるデータXiは前記シエーデイングデー
夕との(2)式に示す演算は行わずにX+=  R’ 
or  G’ or  B’    −・・’ (6)
ここでR’  G’  百′ はR’ , G’ , 
 B’  の平均化データを用いる。
基本的にはAF演算を行うデータはシエーデイング処理
をした を用いればよいが、この演算をコントローラで行うため
に演算時間がかかってしまう。
一方(6)式を用いた場合には(7)式に示した乗算、
除算は行わずに後記する(2)式のみを行うので(7)
式を用いるデータよりもAF演算が速くなる。具体的に
は除算、乗算、引き算、たし算が各々30クロツク、5
0クロック、4クロツク、4クロツクかかったとすると
(6),  (7)式を用い、画素数1000画素分の
AF演算のスピードを比較すると、lクロツク=lgs
ecとする。(6)式を用いた場合のAF演算は204
msecとなる。
一方、(7)式を用いた場合のAF演算は284mse
cとなり80msec余分にかかる。
かりにAF演算を100回行って合焦点を求める場合に
、(7)式を用いる場合には(6)式を用いる場合に比
べて8秒も余計にかかってしまうことになる。
(5)式と(7)式を用いたデータの場合のAF演算後
の合焦点の精度は、シエーデイング補正そのものは照明
系及び光学系の光学的特性を主要に補正するため、低周
波数の補正である。この為、本装置で行うAF演算は写
真フイルムのような透過原稿に対するAFのため、画像
という光学的特性に比較して極めて高周波の領域を用い
しかも後述する(2)式のような一種の微分系を用いる
・もので、この低周波領域の補正に対してはほとんど影
響がない。
次にステップS41において、レンズ距離環3069?
上記の終端の位置に到達したか否かを判断し、まだ到達
していない場合には、上述したステップS39,ステッ
プS40の処理を繰り返し、その後に終端位置に達した
と判断したら、演算処理を終了して、次のステップS4
2へ移る。
ステップS42においては、合焦度Pの最大値Poとそ
のP。となるレンズ繰り出し量ΔxOの検出を実行する
。すなわち、この処理では、上述したステップS40に
おいて得られた演算結果から合焦度Pの最大値P。とな
るレンズ繰り出し量Δx■を検出する。
次に、ステップS43において、レンズ制御■の処理を
実行する。このレンズ制御■では、合焦度Pの最大値P
。となるレンズ繰り出し量Δx0の位置に、レンズ距離
環3069をレンズ距離環制御部3044を介して移動
するように制御する。
最後に、ステップS44において、ステージ制御■の処
理を実行する。このステージ制御■では、ステージ30
04をホームポジションの位置に戻す様に、副走査制御
部3049を介してステージ3004を動かす。
以上述べた制御動作が得られる結果の一例を合焦度Pと
レンズ繰り出し量ΔXの関係で図示したものが第10図
である。
〔他の実施例〕
第11図は本発明の他の実施例の制御手順を示す。
本実施例では、第11図に示す制御手順に従って合焦度
Pを求め、合焦度Pの最大値P0となるレンズ繰り出し
量ΔxOを求めて、合焦点を検出する。
第11図の制御手順の中で第8図と同じステップ番号の
ものは、第8図で説明した制御内容と同じであるので、
その詳細な説.明は省略する。
まず、ステップS31において合焦点検出領域へステー
ジ3004を動かすステージ制御■を実行する。
次に、ステップS33において基準電圧でランプ300
lを点灯するランプ制御■を実行する。
ステップS38においては、レンズ制御■の処理を実行
する。このレンズ制御■では、レンズ距離環制御部30
44を介して、レンズ距離環3069を出発端の位置へ
移動させる制御を行う。
次に、ステップS39において、レンズ制御■の処理を
実行する。このレンズ制御■では、レンズ距離環制御部
3044を介してレンズ距離環3069をレンズ移動量
Δlだけ動かす制御を行う。
次に、ステップS40において、画像処理部3o73か
らの画素信号の平均化データにより、上式(2)に示し
た演算式 の演算処理を行う。この演算が終了したら、その演算結
果をコントローラ3039の内部メモリ(RAM)に格
納する。
ここで演算に使用するデータマ,について以下に説明す
る。
本発明実施例では、上述したコントラスト評価量を求め
る際に使用するデータをダーク処理前のデータを用いて
演算する。
ダーク処理用データは画像読取時ごとに前記のごとく設
定されるので、ダーク処理データをコントローラ303
9のメモリ(RAM)に退避する必要がない。そしてコ
ントラスト評価量を求めるデータは第9図(b)に示す
ダークデータ用RAM3027−2を用い、R, G,
 .Bのデータを使用する。通常黒レベルの出力はセン
サに入光する光量が微小の時、チップ間、画素間のバラ
ツキを補正するためにダーク処理を行う。
しかしながら、AF演算を行う場合には、黒レベルの出
力に比較して十分に画像読取時の出力が大きいのでAF
演算の精度には影響がない。又、前述した様にAF,A
E終了後に画像読取直前にダークデータを取り直すので
ダークデータを退避する必要がなく、ましてシエーデイ
ングデー夕も退避する必要がない。この為より速(AP
演算が可能となる。
次にステップS41において、レンズ距離環3069が
上記の終端の位置に到達したか否かを判断し、まだ到達
していない場合には、上述したステップS39,ステッ
プS40の処理を繰り返し、その後に終端位置に達した
と判断したら、演算処理を終了して、次のステップS4
2へ移る。
ステップS42においては、合焦度Pの最大値Poとそ
のP。となるレンズ繰り出し量Δx0の検出を実行する
。すなわち、この処理では、上述したステップS40に
おいて得られた演算結果から合焦度Pの最大値P。とな
るレンズ繰り出し量ΔXQを検出する。
次に、ステップS43において、レンズ制御■の処理を
実行する。このレンズ制御■では、合焦度Pの最大値P
。となるレンズ繰り出し量Δx0の位置に、レンズ距離
環3069をレンズ距離環制御部3044を介して移動
するように制御をする。
最後に、ステップS44において、ステージ制御■の処
理を実行する。このステージ制御■では、ステージ30
04をホームポジションの位置に戻す様に、副走査制御
部3049を介してステージ3004を動かす。
以上述べた方法はシエーデイング用RAM3028−2
及びダーク用RAM3027−2を用いてAF演算のた
めのデータをとる様にしたものであるが、この方法をと
らないとAF演算用データ格納用のRAMが必要でない
コストアップになる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によればコントラスト評価量
を求める際に、シエーデイング補正データ或いはダーク
補正データとの演算を行わないデータを用いて前記コン
トラスト評価量を求めるので無駄な合焦度検知処理をせ
ずに済み合焦点検出処理を短時間に失敗な《実行でき、
作業効率の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す図、第2図は本発明の
一実施例の具体的な回路構成を示す図、第3図は表示全
体の制御手順を示すフローチャート図、第4図は自動焦
点調節に係る制御系の構成を示す図、第5図、第6図は
自動焦点調節用の画像参照領域を示す図、第7図はコン
トラスト評価値の変化例を示す図、第8図は自動焦点調
節に係る制御手順を示すフローチャート図、第9図はシ
エーデイング補正及びダーク補正を行う構成を示す図、
第lO図はレンズ繰り出し量を示す図、第11図は自動
焦点調節の他の制御手順を示すフローチャート図であり
、300lは光源、3007は透過原稿、30lOは撮
影レンズ、3061〜3063はCCDラインセンサで
ある。 △Xθ レンズ゛繰り出し量乙X 第6図 (U) (b冫 莞70図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像を投影する撮像レンズと、 前記撮像レンズにより結像された画像を電気信号に変換
    する撮像素子と、 前記撮像素子の出力信号を基に所定のコントラスト評価
    量演算式により評価量を算出する算出手段と、 前記演算手段により算出されたコントラスト評価量より
    前記撮像レンズの合焦点を決定する合焦点検出手段と、 前記合焦点検出手段により検出された前記合焦点位置へ
    前記撮像レンズを光軸に沿って移動する焦点調節手段と
    を有し、 前記演算手段に入力するデータが所定の画像処理を行わ
    ないデータであることを特徴とする画像読取装置。
  2. (2)前記画像処理はシェーディング、補正処理である
    ことを特徴とする第1項記載の画像読取装置。
  3. (3)前記画像処理はダーク補正処理であることを特徴
    とする第1項の画像読取装置。
  4. (4)前記演算手段は、前記コントラスト評価量演算式
    として、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Pはコントラスト評価量、Kは正規化定数、a
    、b、jは定数、x_iは第i番目の画素のデジタル値
    、x_i_−_1は第i−1番目の画素のデジタル値)
    の式を用いることを特徴とする第1項記載の画像読取装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015018A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Canon Inc カメラ、レンズ装置およびカメラシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015018A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Canon Inc カメラ、レンズ装置およびカメラシステム
JP4689094B2 (ja) * 2001-07-02 2011-05-25 キヤノン株式会社 カメラ、レンズ装置およびカメラシステム

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