JPH10161243A - 三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整方法及び装置 - Google Patents
三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整方法及び装置Info
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- JPH10161243A JPH10161243A JP8323852A JP32385296A JPH10161243A JP H10161243 A JPH10161243 A JP H10161243A JP 8323852 A JP8323852 A JP 8323852A JP 32385296 A JP32385296 A JP 32385296A JP H10161243 A JPH10161243 A JP H10161243A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緑，赤及び青の各色の映像の焦点距離のずれ
量を判別でき、フォーカス調整の精度向上及び調整時間
の短縮を図った三板式液晶プロジェクターのフォーカス
調整方法及び装置を提供する。 【解決手段】 三板式液晶プロジェクター１によってス
クリーン（被投射面）２に投射された投射画像をカラー
撮像するＣＣＤカメラ３と、撮影された緑，赤及び青の
映像信号をデジタル化するＡ／Ｄ変換器４と、各色のデ
ジタルデータを記憶する画像メモリ５，６，７と、各色
毎にフォーカスの合い具合をフォーカス値として数値化
する演算器８と、表示部９とを有し、各色の投射画像に
おけるフォーカスの分布を求め、この分布データにより
フォーカスを調整する。更には、前記演算器８で被投射
面内を複数に分割したエリア毎に各色のフォーカス値を
定め、このフォーカス値の最も高い分割エリアを各色で
一致させるようにフォーカス調整する。
量を判別でき、フォーカス調整の精度向上及び調整時間
の短縮を図った三板式液晶プロジェクターのフォーカス
調整方法及び装置を提供する。 【解決手段】 三板式液晶プロジェクター１によってス
クリーン（被投射面）２に投射された投射画像をカラー
撮像するＣＣＤカメラ３と、撮影された緑，赤及び青の
映像信号をデジタル化するＡ／Ｄ変換器４と、各色のデ
ジタルデータを記憶する画像メモリ５，６，７と、各色
毎にフォーカスの合い具合をフォーカス値として数値化
する演算器８と、表示部９とを有し、各色の投射画像に
おけるフォーカスの分布を求め、この分布データにより
フォーカスを調整する。更には、前記演算器８で被投射
面内を複数に分割したエリア毎に各色のフォーカス値を
定め、このフォーカス値の最も高い分割エリアを各色で
一致させるようにフォーカス調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、この三板式液晶プ
ロジェクターに関し、より詳細には、緑，赤及び青のそ
れぞれの画面の焦点を一致させる調整方法及び装置に関
するものである。
ロジェクターに関し、より詳細には、緑，赤及び青のそ
れぞれの画面の焦点を一致させる調整方法及び装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】三板式液晶プロジェクターにおいては、
緑用，赤用，青用の３枚の液晶パネルを用い、それぞれ
の単色映像を１つに色合成して映像をつくり出してい
る。従って、緑の映像を基準とすれば、この緑の映像の
フォーカスが合った位置で赤，青の映像のフォーカスが
合うように調整しなければ正しい映像が得られない。従
来の技術のフォーカス調整方法では、まず、基準となる
色、例えば、緑の映像をプロジェクターから一定距離に
置かれたスクリーン（被投射面）に投映し、ＣＣＤカメ
ラ等でこの映像を取り込み、画像処理を行ってフォーカ
スの合い具合を数値化し、調整者はその数値を見ながら
数値がピークになるところにフォーカスを調整するよう
にしている。つまり、この時点で緑の映像は、スクリー
ン上でフォーカスが合っていることになる。また、赤及
び青についても同様な調整を行なうことによって、スク
リーンの上でフォーカスが合うようにし、三板式液晶プ
ロジェクターの緑，赤及び青のそれぞれの映像の焦点距
離を一致させるようにしている。
緑用，赤用，青用の３枚の液晶パネルを用い、それぞれ
の単色映像を１つに色合成して映像をつくり出してい
る。従って、緑の映像を基準とすれば、この緑の映像の
フォーカスが合った位置で赤，青の映像のフォーカスが
合うように調整しなければ正しい映像が得られない。従
来の技術のフォーカス調整方法では、まず、基準となる
色、例えば、緑の映像をプロジェクターから一定距離に
置かれたスクリーン（被投射面）に投映し、ＣＣＤカメ
ラ等でこの映像を取り込み、画像処理を行ってフォーカ
スの合い具合を数値化し、調整者はその数値を見ながら
数値がピークになるところにフォーカスを調整するよう
にしている。つまり、この時点で緑の映像は、スクリー
ン上でフォーカスが合っていることになる。また、赤及
び青についても同様な調整を行なうことによって、スク
リーンの上でフォーカスが合うようにし、三板式液晶プ
ロジェクターの緑，赤及び青のそれぞれの映像の焦点距
離を一致させるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術ではでは、緑，赤及び青の各色毎に個別にフォーカス
を合わせるため、各色の映像の焦点距離が実際にどの程
度ずれているかを知ることができず、映像レベルが良品
範囲であるかどうかを判別するのが困難であった。ま
た、フォーカスのピーク（ジャストフォーカス）を見つ
けるためには、フォーカスを少しずつ変化させながら追
い込んで行かなければならなず、調整に時間がかかり誤
差も生じやすく、また、バラツキが出やすいものであっ
た。
術ではでは、緑，赤及び青の各色毎に個別にフォーカス
を合わせるため、各色の映像の焦点距離が実際にどの程
度ずれているかを知ることができず、映像レベルが良品
範囲であるかどうかを判別するのが困難であった。ま
た、フォーカスのピーク（ジャストフォーカス）を見つ
けるためには、フォーカスを少しずつ変化させながら追
い込んで行かなければならなず、調整に時間がかかり誤
差も生じやすく、また、バラツキが出やすいものであっ
た。
【０００４】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたもので、緑，赤及び青の各色の映像の焦点距離のず
れ量を判別でき、フォーカス調整の精度向上及び調整時
間の短縮を図った三板式液晶プロジェクターのフォーカ
ス調整方法及び装置を提供することをその解決すべき課
題とする。
れたもので、緑，赤及び青の各色の映像の焦点距離のず
れ量を判別でき、フォーカス調整の精度向上及び調整時
間の短縮を図った三板式液晶プロジェクターのフォーカ
ス調整方法及び装置を提供することをその解決すべき課
題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、三板
式液晶プロジェクターによって被投射面に投射された投
射画像をカラー撮像する撮像手段と、前記撮像手段によ
り撮像された前記投射画像が含む緑，赤及び青の映像信
号をデジタル化してデジタルデータとするデジタル化手
段と、緑の前記デジタルデータを記憶する第１の画像メ
モリと、赤の前記デジタルデータを記憶する第２の画像
メモリと、青の前記デジタルデータを記憶する第３の画
像メモリと、前記各画像メモリに記憶した前記各デジタ
ルデータを用いて、前記各色毎に前記投射画像の前記被
投射面でのフォーカスの合い具合をフォーカス値として
数値化する演算手段とを有し、前記各色の前記投射画像
における前記フォーカス値の分布を求めることにより、
前記被投射面における前記投射画像のフォーカスの調整
を行なうようにしたことを特徴とするものである。
式液晶プロジェクターによって被投射面に投射された投
射画像をカラー撮像する撮像手段と、前記撮像手段によ
り撮像された前記投射画像が含む緑，赤及び青の映像信
号をデジタル化してデジタルデータとするデジタル化手
段と、緑の前記デジタルデータを記憶する第１の画像メ
モリと、赤の前記デジタルデータを記憶する第２の画像
メモリと、青の前記デジタルデータを記憶する第３の画
像メモリと、前記各画像メモリに記憶した前記各デジタ
ルデータを用いて、前記各色毎に前記投射画像の前記被
投射面でのフォーカスの合い具合をフォーカス値として
数値化する演算手段とを有し、前記各色の前記投射画像
における前記フォーカス値の分布を求めることにより、
前記被投射面における前記投射画像のフォーカスの調整
を行なうようにしたことを特徴とするものである。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、前記演算手段は、前記被投射面内を複数に分割した
分割エリア毎に前記各色の前記フォーカス値を定めるよ
うにし、前記フォーカス値の最も高い前記分割エリアを
前記各色で一致させるように調整することにより、前記
被投射面上における前記各色の投射画像の焦点距離を一
致させることができるようにしたことを特徴とするもの
である。
て、前記演算手段は、前記被投射面内を複数に分割した
分割エリア毎に前記各色の前記フォーカス値を定めるよ
うにし、前記フォーカス値の最も高い前記分割エリアを
前記各色で一致させるように調整することにより、前記
被投射面上における前記各色の投射画像の焦点距離を一
致させることができるようにしたことを特徴とするもの
である。
【０００７】請求項３の発明は、三板式液晶プロジェク
ターによって被投射面に投射された投射画像をカラー撮
像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記
投射画像が含む緑，赤及び青の映像信号をデジタル化し
てデジタルデータとするデジタル化手段と、緑の前記デ
ジタルデータを記憶する第１の画像メモリと、赤の前記
デジタルデータを記憶する第２の画像メモリと、青の前
記デジタルデータを記憶する第３の画像メモリと、前記
各画像メモリに記憶した前記各デジタルデータを用い
て、前記各色毎に前記投射画像の被投射面でのフォーカ
スの合い具合をフォーカス値として数値化する演算手段
と、前記フォーカス値を表示する表示部とを備えること
を特徴とするものである。
ターによって被投射面に投射された投射画像をカラー撮
像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記
投射画像が含む緑，赤及び青の映像信号をデジタル化し
てデジタルデータとするデジタル化手段と、緑の前記デ
ジタルデータを記憶する第１の画像メモリと、赤の前記
デジタルデータを記憶する第２の画像メモリと、青の前
記デジタルデータを記憶する第３の画像メモリと、前記
各画像メモリに記憶した前記各デジタルデータを用い
て、前記各色毎に前記投射画像の被投射面でのフォーカ
スの合い具合をフォーカス値として数値化する演算手段
と、前記フォーカス値を表示する表示部とを備えること
を特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、三板式液晶プロジェク
ターにおいて、例えば一定の角度で傾けたスクリーンに
投射された画面をカラー撮像装置によって撮像し、この
カラー撮像装置によって得られた、緑，赤及び青の映像
信号をデジタル化し、それぞれのデジタルデータを画像
データとして画像メモリに記憶し、この記憶された画像
データからそれぞれ演算手段によってスクリーン上の各
部分のフォーカスの合い具合を数値化し（フォーカス
値）、各画像のフォーカス値が一番高くなる部分が一致
するように、緑，赤及び青の各画面のフォーカスを調整
することによって、緑，赤及び青の各画面の焦点距離を
一致させ鮮明な合成画像を得るようにした三板式液晶プ
ロジェクターのフォーカス調整方法及び調整装置を提供
するもので各画面の焦点距離のずれ量を判別することが
できるためにフォーカス調整の精度向上及び時間短縮が
図れるものである。以下に、本発明の実施形態を添付さ
れた図面に基づいて詳細に説明する。
ターにおいて、例えば一定の角度で傾けたスクリーンに
投射された画面をカラー撮像装置によって撮像し、この
カラー撮像装置によって得られた、緑，赤及び青の映像
信号をデジタル化し、それぞれのデジタルデータを画像
データとして画像メモリに記憶し、この記憶された画像
データからそれぞれ演算手段によってスクリーン上の各
部分のフォーカスの合い具合を数値化し（フォーカス
値）、各画像のフォーカス値が一番高くなる部分が一致
するように、緑，赤及び青の各画面のフォーカスを調整
することによって、緑，赤及び青の各画面の焦点距離を
一致させ鮮明な合成画像を得るようにした三板式液晶プ
ロジェクターのフォーカス調整方法及び調整装置を提供
するもので各画面の焦点距離のずれ量を判別することが
できるためにフォーカス調整の精度向上及び時間短縮が
図れるものである。以下に、本発明の実施形態を添付さ
れた図面に基づいて詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明に係る三板式液晶プロジェ
クターと半透過型スクリーン，カラーＣＣＤカメラの位
置関係を示す平面図で、図中、１は三板式液晶プロジェ
クター、２は半透過型スクリーン、３はカラーＣＣＤカ
メラである。図１において、半透過型スクリーン２は、
三板式液晶プロジェクター１から発した入射光に対して
一定の角度、例えば、４５度傾けて置かれ、カラーＣＣ
Ｄカメラ３は、その光学系の光軸が半透過型スクリーン
２のスクリーン面の法線と一致するように置かれてい
る。
クターと半透過型スクリーン，カラーＣＣＤカメラの位
置関係を示す平面図で、図中、１は三板式液晶プロジェ
クター、２は半透過型スクリーン、３はカラーＣＣＤカ
メラである。図１において、半透過型スクリーン２は、
三板式液晶プロジェクター１から発した入射光に対して
一定の角度、例えば、４５度傾けて置かれ、カラーＣＣ
Ｄカメラ３は、その光学系の光軸が半透過型スクリーン
２のスクリーン面の法線と一致するように置かれてい
る。
【００１０】図２は、本発明によるフォーカス調整方法
の一実施形態を示すブロック図で、図中、４はＡ／Ｄ変
換器、５は緑の画像メモリ、６は赤の画像メモリ、７は
青の画像メモリ、８は演算器、９はディスプレイ（表示
部）、１０は映像信号発生器であり、その他、図１と同
じ作用をする部分には、図１と同じ符号が付してある。
図３は、図２に示した実施形態におけるスクリーン上の
エリア分割の例を示す図である。
の一実施形態を示すブロック図で、図中、４はＡ／Ｄ変
換器、５は緑の画像メモリ、６は赤の画像メモリ、７は
青の画像メモリ、８は演算器、９はディスプレイ（表示
部）、１０は映像信号発生器であり、その他、図１と同
じ作用をする部分には、図１と同じ符号が付してある。
図３は、図２に示した実施形態におけるスクリーン上の
エリア分割の例を示す図である。
【００１１】図２及び図３を参照してこの実施形態の動
作を説明する。三板式液晶プロジェクター１には、映像
信号発生器１０より白ラスター映像信号が送られ、スク
リーン２に白ラスター映像が投射される。この映像の
緑，赤及び青の各成分は、カラーＣＣＤカメラ３に撮像
され、得られたアナログ映像信号はＡ／Ｄ変換器４によ
ってデジタル信号に変換されて、緑成分の信号は画像メ
モリ５に記憶され、赤成分の信号は画像メモリ６に、さ
らに青成分の信号は画像メモリ７にそれぞれ記憶され
る。演算器８では、まず、図３に示すようにスクリーン
を５つのエリアに分け、画像メモリ５に記憶された緑の
画像データ信号を演算処理し、それぞれのエリアにおけ
るフォーカスの合い具合を数値化する。この数値化手段
は、従来の手法、例えば、輝度の分散値等を用いる。以
下、この演算器８で数値化された数値をフォーカス値と
呼ぶ。このフォーカス値は、フォーカスが合うほど高く
なる数値である。
作を説明する。三板式液晶プロジェクター１には、映像
信号発生器１０より白ラスター映像信号が送られ、スク
リーン２に白ラスター映像が投射される。この映像の
緑，赤及び青の各成分は、カラーＣＣＤカメラ３に撮像
され、得られたアナログ映像信号はＡ／Ｄ変換器４によ
ってデジタル信号に変換されて、緑成分の信号は画像メ
モリ５に記憶され、赤成分の信号は画像メモリ６に、さ
らに青成分の信号は画像メモリ７にそれぞれ記憶され
る。演算器８では、まず、図３に示すようにスクリーン
を５つのエリアに分け、画像メモリ５に記憶された緑の
画像データ信号を演算処理し、それぞれのエリアにおけ
るフォーカスの合い具合を数値化する。この数値化手段
は、従来の手法、例えば、輝度の分散値等を用いる。以
下、この演算器８で数値化された数値をフォーカス値と
呼ぶ。このフォーカス値は、フォーカスが合うほど高く
なる数値である。
【００１２】スクリーン２は、三板式液晶プロジェクタ
ー１に対して傾いて設置されているので、この５つのエ
リアにおけるフォーカス値はそれぞれ異なり、焦点距離
が合っているエリアではフォーカス値が高く、その他の
エリアではだんだん低くなる。この各エリアのフォーカ
ス値は、ディスプレイ９に表示され、作業者は真ん中の
エリア（ここでは図３に示すエリア３）のフォーカス値
が一番高くなるなるように緑のフォーカスを調整する。
このときの緑の画像の各エリアのフォーカス値の例を表
１に示す。
ー１に対して傾いて設置されているので、この５つのエ
リアにおけるフォーカス値はそれぞれ異なり、焦点距離
が合っているエリアではフォーカス値が高く、その他の
エリアではだんだん低くなる。この各エリアのフォーカ
ス値は、ディスプレイ９に表示され、作業者は真ん中の
エリア（ここでは図３に示すエリア３）のフォーカス値
が一番高くなるなるように緑のフォーカスを調整する。
このときの緑の画像の各エリアのフォーカス値の例を表
１に示す。
【００１３】
【表１】
【００１４】その後、演算器８は、画像メモリ６及び画
像メモリ７に記憶されたそれぞれ赤及び青の画像データ
から上述の緑の画像と同様の処理を行い、ディスプレイ
９に表示されたフォーカス値により、作業者は真ん中の
エリアのフォーカス値が一番高くなるように赤，青のフ
ォーカスを調整する。以上の手段により緑，赤及び青そ
れぞれの画像はスクリーン上の同じエリアにフォーカス
を合わせることができ、緑，赤及び青の各画面の焦点距
離が一致する。焦点距離が一致していないとき、及び一
致しているときの緑，赤，青の各映像の各エリアにおけ
るフォーカス値の一例を表２，表３に示す。
像メモリ７に記憶されたそれぞれ赤及び青の画像データ
から上述の緑の画像と同様の処理を行い、ディスプレイ
９に表示されたフォーカス値により、作業者は真ん中の
エリアのフォーカス値が一番高くなるように赤，青のフ
ォーカスを調整する。以上の手段により緑，赤及び青そ
れぞれの画像はスクリーン上の同じエリアにフォーカス
を合わせることができ、緑，赤及び青の各画面の焦点距
離が一致する。焦点距離が一致していないとき、及び一
致しているときの緑，赤，青の各映像の各エリアにおけ
るフォーカス値の一例を表２，表３に示す。
【００１５】
【表２】
【００１６】本実施形態では、各画像を５つのエリアに
分けているが、さらに細かいエリアに分けるようにすれ
ば、より精度を上げることができる。
分けているが、さらに細かいエリアに分けるようにすれ
ば、より精度を上げることができる。
【００１７】
請求項１の効果：三板式液晶プロジェクターのフォーカ
ス調整方法において、三板式液晶プロジェクターにより
スクリーン（被投射面）に投射された緑，赤及び青のそ
れぞれの投射画面のフォーカスの合い具合を演算によっ
てフォーカス値として数値化し、スクリーン上でのフォ
ーカス値の分布を求めるようにすることによって、各色
毎の投射画面における焦点距離のずれを判別することが
でき、フォーカス調整の精度向上を図ることができる。
ス調整方法において、三板式液晶プロジェクターにより
スクリーン（被投射面）に投射された緑，赤及び青のそ
れぞれの投射画面のフォーカスの合い具合を演算によっ
てフォーカス値として数値化し、スクリーン上でのフォ
ーカス値の分布を求めるようにすることによって、各色
毎の投射画面における焦点距離のずれを判別することが
でき、フォーカス調整の精度向上を図ることができる。
【００１８】請求項２の効果：スクリーン（被投射面）
を複数のエリアに分割し、各エリア毎に定めた前記フォ
ーカス値を用いて、各色毎の投射画面におけるフォーカ
ス値が一番高いエリア（フォーカスが合っているエリ
ア）が一致するようにフォーカスを調整して、緑，赤及
び青のそれぞれの投射画面の焦点距離を一致させるよう
にすることにより、簡便かつ精度の高いフォーカス調整
を行なうことができるようになる。
を複数のエリアに分割し、各エリア毎に定めた前記フォ
ーカス値を用いて、各色毎の投射画面におけるフォーカ
ス値が一番高いエリア（フォーカスが合っているエリ
ア）が一致するようにフォーカスを調整して、緑，赤及
び青のそれぞれの投射画面の焦点距離を一致させるよう
にすることにより、簡便かつ精度の高いフォーカス調整
を行なうことができるようになる。
【００１９】請求項３の効果：三板式液晶プロジェクタ
ーによって投射された緑，赤及び青のそれぞれの投射画
面のスクリーン上でのフォーカスの合い具合いを演算に
よってフォーカス値として数値化し、スクリーン上での
フォーカス値の分布を求めることにより、各色毎の投射
画面における焦点距離のずれを判別することができ、簡
便かつ精度の高いフォーカス調整を行なうことのできる
三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整装置を得る
ことができる。
ーによって投射された緑，赤及び青のそれぞれの投射画
面のスクリーン上でのフォーカスの合い具合いを演算に
よってフォーカス値として数値化し、スクリーン上での
フォーカス値の分布を求めることにより、各色毎の投射
画面における焦点距離のずれを判別することができ、簡
便かつ精度の高いフォーカス調整を行なうことのできる
三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整装置を得る
ことができる。
【図１】本発明に係る三板式液晶プロジェクーと半透過
型スクリーン，カラーＣＣＤカメラの位置関係を示す平
面図である。
型スクリーン，カラーＣＣＤカメラの位置関係を示す平
面図である。
【図２】本発明によるフォーカス調整方法の一実施形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図３】図２に示した実施形態におけるスクリーン上の
エリア分割の例を示す図である。
エリア分割の例を示す図である。
１…三板式液晶プロジェクター、２…半透過型スクリー
ン、３…カラーＣＣＤカメラ、４…Ａ／Ｄ変換器、５…
緑の画像データ用メモリ、６…赤の画像データ用メモ
リ、７…青の画像データ用メモリ、８…演算器、９…デ
ィスプレイ、１０…映像信号発生器。
ン、３…カラーＣＣＤカメラ、４…Ａ／Ｄ変換器、５…
緑の画像データ用メモリ、６…赤の画像データ用メモ
リ、７…青の画像データ用メモリ、８…演算器、９…デ
ィスプレイ、１０…映像信号発生器。
Claims (3)
- 【請求項１】 三板式液晶プロジェクターによって被投
射面に投射された投射画像をカラー撮像する撮像手段
と、前記撮像手段により撮像された前記投射画像が含む
緑，赤及び青の映像信号をデジタル化してデジタルデー
タとするデジタル化手段と、緑の前記デジタルデータを
記憶する第１の画像メモリと、赤の前記デジタルデータ
を記憶する第２の画像メモリと、青の前記デジタルデー
タを記憶する第３の画像メモリと、前記各画像メモリに
記憶した前記各デジタルデータを用いて、前記各色毎に
前記投射画像の前記被投射面でのフォーカスの合い具合
をフォーカス値として数値化する演算手段とを有し、前
記各色の前記投射画像における前記フォーカス値の分布
を求めることにより、前記被投射面における前記投射画
像のフォーカスの調整を行なうようにしたことを特徴と
する三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整方法。 - 【請求項２】 前記演算手段は、前記被投射面内を複数
に分割した分割エリア毎に前記各色の前記フォーカス値
を定めるようにし、前記フォーカス値の最も高い前記分
割エリアを前記各色で一致させるように調整することに
より、前記被投射面上における前記各色の投射画像の焦
点距離を一致させることができるようにしたことを特徴
とする請求項１記載の三板式液晶プロジェクターのフォ
ーカス調整方法。 - 【請求項３】 三板式液晶プロジェクターによって被投
射面に投射された投射画像をカラー撮像する撮像手段
と、前記撮像手段により撮像された前記投射画像が含む
緑，赤及び青の映像信号をデジタル化してデジタルデー
タとするデジタル化手段と、緑の前記デジタルデータを
記憶する第１の画像メモリと、赤の前記デジタルデータ
を記憶する第２の画像メモリと、青の前記デジタルデー
タを記憶する第３の画像メモリと、前記各画像メモリに
記憶した前記各デジタルデータを用いて、前記各色毎に
前記投射画像の被投射面でのフォーカスの合い具合をフ
ォーカス値として数値化する演算手段と、前記フォーカ
ス値を表示する表示部とを備えることを特徴とする三板
式液晶プロジェクターのフォーカス調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323852A JPH10161243A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323852A JPH10161243A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10161243A true JPH10161243A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18159309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8323852A Pending JPH10161243A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 三板式液晶プロジェクターのフォーカス調整方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10161243A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002031787A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Seiko Epson Corp | 光変調装置の位置調整装置および調整方法 |
| JP2005159776A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型映像表示装置 |
| WO2012046575A1 (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-12 | 三洋電機株式会社 | 投写型映像表示装置 |
| US8804054B2 (en) | 2012-03-08 | 2014-08-12 | Seiko Epson Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and projector |
| JP2015073333A (ja) * | 2015-01-08 | 2015-04-16 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8323852A patent/JPH10161243A/ja active Pending
Cited By (9)
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