JPH02295026A - カラー表示管 - Google Patents

カラー表示管

Info

Publication number
JPH02295026A
JPH02295026A JP2096611A JP9661190A JPH02295026A JP H02295026 A JPH02295026 A JP H02295026A JP 2096611 A JP2096611 A JP 2096611A JP 9661190 A JP9661190 A JP 9661190A JP H02295026 A JPH02295026 A JP H02295026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
display tube
color
color display
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2096611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3285351B2 (ja
Inventor
Theodoor C A Hens
テオドール クリスチアン アナ ヘンス
Johannes M A A Compen
ヨハネス マリア アザリナ アントニウス コンペン
Uden Maria C Van
マリア クリスチアン ファン リデン
Thomas D M Vrancken
トマス ダニエル マリー フランケン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from NL8900918A external-priority patent/NL8900918A/nl
Priority claimed from NL8902883A external-priority patent/NL8902883A/nl
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH02295026A publication Critical patent/JPH02295026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285351B2 publication Critical patent/JP3285351B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/94Selection of substances for gas fillings; Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the tube, e.g. by gettering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0777Coatings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0777Coatings
    • H01J2229/0783Coatings improving thermal radiation properties

Landscapes

  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子銃、ゲッター、表示スクリーン、および該
表示スクリーンの前面に配置し、かつ表示スクリーンか
ら離れて対向する表面を有する色選択構造を含むカラー
表示管に関する。
上記タイプのカラー表示管は電子銃および色選択構造を
含んでいる。操作において、電子を電子銃から放射し、
色選択構造」二に与えて該色選択構造を加熱する。色選
択構造のこの加熱は色選択構造の変形、いわゆる、画像
品質に恕影響を与える「ドーミング(doming) 
Jを生ずる。表示スクリーンから離れて対向する色選択
構造の側は、ドーミングに関して望ましい特性を有する
ように処理している。更に、カラー表示管はゲッターを
含んでいる。ゲッター材料はゲッター プロセスにおい
てゲッターから蒸発し、カラー表示管の表面に堆積する
。このように形成したゲッター材料の層はカラー表示管
における真空を改善する。かかるゲッター材料層はドー
ミングに影響を及ほすことか確かめられている。ゲッタ
ー材料層によって生するドーミンクの増加は、ケッター
材料を色選択構造に、例えば色選択構造から離れた方向
にケッター材料を蒸発させて堆積するのを抑制する段階
を付与することによって防止することができる。
しかしながら、この事はゲッターの位置および/または
形状に制限を与えることになり、カラー表示管の内側の
表面部分がゲッター材料で被覆されなく、管の内側の真
空に影響を与える。
本発明は上述する欠点を除去した上述するタイプのカラ
ー表示管を提供することである。
本発明は、上述するカラー表示管において、上記表面を
粗くし、ゲッター材料層を上記表面に被着したことを特
徴とする。
粗面とは、表面において0.2〜2Oμm程度の荒さ、
すなわち[山(hillocks) J と「穴(pi
ts)」との差を意味する。平滑面に被着するゲッター
材料層は低い赤外線放射係数を有し、このために色選択
構造は熱の放射が殆んと僅かで、比較的に高いレベルの
ドーミングを生ずる。ケッター材料層を粗面に被着する
場合には、放射係数か高い。
4 一 上記表面はエッチンク′またはスカーリングによって粗
くすることができる。
本発明における1例のカラー表示管において、上記表面
をガラス層で形成する場合には、ガラス層が他の材料の
粒子を含むことに特徴を有する。
ガラス層の表面は簡単な手段で粗くすることができる。
ガラス層を有するカラー表示管にゲッター祠料層を設け
ることは知られており、欧州特許出願第133411号
に記載されている。この欧州特許では、色選択構造の表
示スクリーンから離れて対向する側に硼酸鉛ガラスのガ
ラス層を設けている。硼酸鉛ガラス層はドーミングを低
下する。ゲッター祠料層をガラス層に被着している。ゲ
ッター材料層は、ガラス層が電気的に帯電するのを防止
する。
上記欧州特許では、ゲッター材料層がドーミングに影響
を与えるか否かについて記載していない。
しかしながら、特別の手段も施していないので、ガラス
層は平坦である。平坦なガラス層におけるゲッター材料
層は低い赤外線放射係数を有してい?。
ガラス層における粒子は、ガラス層より高い融点を有す
る材料、例えばBi2O3, Aj2 2O3またはW
C1または層より低い融点を有する粒子、例えば錫粒子
またはビスマス粒子のような金属粒子からなる。
好ましくは、材料としては、ガラス層が色選択構造に約
450°Cの温度で結合するような材料を用いることが
できる。かかる温度は色選択電極の燃焼温度にほぼ等し
くする。ガラス層より低い融点を有する異質粒子(fo
reing particles)は、この要件にAn
2’3粒子におけるように適合する。
本発明における1例のカラー表示管においては、ガラス
層が被覆する際に粗いガラス層を形成するタイプのガラ
スからなることに特徴を有する。
この例におけるタイプのガラスは、例えば数パーセント
の限界内で、52%のPhO 、16%のB2O3、1
4%のSin■、7%のZnO,4%のMnO、4%の
Fe2O3および3%のAA2O3を含んでおり、この
ガラスは色選択構造に490℃の温度で結合するが、し
かし粒状状態を維持し、粗いガラス層を形成す6一 る。
本発明のカラー表示管の他の例では、ゲッター材料層を
粒状層(granular ].ayer)に、例えば
AE2Os粒子またはB12O3粒子に被着する。
ゲッター材料層は50以上の原子番号の元素を含むのが
好ましい。この場合、電子反射係数が比較的に高い。
次に、本発明をカラー表示管の二三の例について添付図
面に基づいて説明する。
第1図は本発明のカラー表示管を含む表示装置の断面を
示している。ガラス外囲器1は表示窓2、コーン3およ
びネック4を含んでおり、インーライン電子銃5を上記
ネック4に配置し、この電子銃は3本の電子ピーム6,
7および8を発生し、これらの軸は図面の平面に位置す
る。非偏向条件では、中心電子ビーム7の軸は管の軸9
と一致する。表示窓はその内側に多数の三組の蛍光体素
子を有するスクリーン10を設ける。この素子は、例え
ばラインまたはドットからなる。この場合、素子は三組
の線からなる。各三組の線は緑色に発出ずる蛍光体を有
するライン、青色に発出する蛍光体を有するライン、お
よび赤色を発出する蛍光体を有するラインからなる。蛍
光体ラインは図面の平面に対して垂直に延びる。色選択
構造11は表示スクリーンの前面に配置し、この色選択
構造11は電子ビーム6,7および8を通す多数の細長
い孔12を配置する。3つの共平面(coplanar
)電子ビームを偏向コイル13のシステムによって偏向
する。
カラー表示管は、更にゲッター14を含んでいる。
操作において、ゲッター材料はゲッターから蒸発する。
第2図はカラー表示管を詳細に説明するための1部を拡
大した断面図である。ドーミングの1例として、第2図
は色選択構造11の局部加熱の効果を示しており、この
効果を「局部ドーミング」七称する。「冷」状態におい
て、電子ビーム7は位置15において表示窓2の内側の
表示スクリーン10に投射する。例えば、表示された像
が強さの大きさの差、すなわち、暗いおよび明るい表面
を現わす場合に、生ずる色選択電極11の局部加熱は第
2一8 図のふくらみ部分11aて示すように色選択構造IIの
局部膨脹を誘発する。電子ビーム7を通す色選択構造I
Iの孔は、電子ビーム7が位置I6のスクリーン10に
投射するように変位する。この結果、色選択構造の局部
加熱は電子ビームのターゲッ}・スポットをスクリーン
上に変移し、この効果を「局部ドーミングJと称してい
る。「局部ドーミング」のほかに、例えば「全ドーミン
グ」かカラー表示管に生ずる。実質的に、金色選択構造
11を同等の電子電流密度で放射する場合でも、なお色
選択構造の中心部とその縁部との間に温度差が生じ、一
般に縁部が中心部より冷たい。この事は、全体として色
選択構造の膨脹部分付近に生じ、夕一ゲット スポット
の変移を生ずる。
第3図は色選択電極の断面を示している。色選択構造1
1には、電子銃5に対向する側17にガラス層18を設
け、このガラス層にゲッター材料層l9を被着する。こ
の例において、ゲッター材料層はバリウム層にする。
ゲッター材料層19はカラー表示管の「局部F’ −ミ
ングJに影響を与えることを確かめた。
表1は硼酸鉛ガラス層の種々の点における26インチの
30AX管についての[局部ドーミングJ(μm)の結
果を示しており、表示スクリーン上の2点において、表
示スクリーンの中心からある距離におけるカラー表示管
の軸線上の1つの点は軸線に沿って測定した表示スクリ
ーンの中心部と縁部との間の距離の半分に等しく(%O
W)、および表示スクリーンの中心からある距離におけ
る軸線上の他の点は軸線に沿って測定した表示スクリー
ンの中心部と縁部との間の距離の2/3rdに等しい(
2/3 0W)。
シャドー マスクは鉄からなる。
表1 表1から、局部1・−ミンクはバリウム ゲッタ一層の
被着後より被着前において少ないことがわかる。電子に
より加えられる熱は放射によるか(この場合、特に3〜
80μmの波長の赤外線が重要である)、または色選択
構造による熱伝導によって放散する。これらの試験にお
いて、バリウムゲッター層は極めて低い赤外線放射係数
(<0.1)を有し、このために僅かな熱だけを放射す
ることができる。
第4図は本発明のカラー表示管に適当に用いることので
きる色選択構造を示している。表面2Oを粗くする。こ
の表面に、ゲッター材料層21を被着する。「粗い」と
は表面が放射熱の波長に関して粗くすることを意味する
。熱は3〜80μmの範囲の波長を有する赤外線によっ
て放射する。表面2Oは0.2〜2Oμm程度の荒さを
有する。ゲッター材料層は2μm以下の厚さを有するの
が好ましい。
厚いゲッター材料層はゲッター祠料層のレベリングを必
要とする。この結果、熱放射係数が減少する。
色選択構造がガラス層からなる場合には、このガラス層
には異質粒子を含有するのが好ましい。
これらの粒子はガラス層の表面の荒さに関する。
第5図に示すように、色選択構造は異質粒子23を有す
るガラス層22からなり、この粒子23の上にゲッター
材料層24を設ける。
表2は「アンバー」 (低い熱膨脹係数を有する鉄−ニ
ッケル化合物)(アンバーは商標登録名である)からな
り、かつ異質粒子を混合した(硼酸鉛)ガラス層からな
る多数の選択電極について、バリウム ゲッター層を被
着した後の赤外線(熱)放射係数を示している。熱放射
係数は平坦なバリウム ゲッタ一層の場合より高いこと
がわかる。
表2 ?選択構造の硼酸塩含有層と残留部分との間の適当な結
合は、表示スクリーンおよびコーンか互いに固定する温
度とほぼ同じか、またはこの温度より低い温度で得られ
るようにするのが好ましい。
適当な結合は、異質粒子がガラスによりぬれる場合に得
られる。この事は、約450゜Cの温度で得られる(表
示管に用いるガラスのタイプに影響する)。
この場合、色選択構造の分離高温処理を省くことがてき
る。Bi 2O3粒子およびWC粒子を含有する層の場
合には、適当な結合か約600゜Cの温度で得られる(
空気中で)ことを確かめた。この点において、Al2O
3粒子を含有する層は低温度で適当な結合が得られるた
めに好ましい。この例において、硼酸塩ガラスより低い
溶融温度を有する材料の層は約450゜Cで色選択構造
に極めてよく結合した。
あるいは、また色選択構造に結合温度で粒子形状で結合
するタイプのガラスのガラス層を色選択構造に設けるこ
とができる。
このタイプのガラスとしては、例えば約52%のPbO
 、16%のB2O3、14%のSiO■、7%のZn
O、4%のMnO、4%のFe2e3および3%のAA
 2O3からなるガラスを示すことかでき、このガラス
は490゜Cの温度て粒子形状で色選択構造に結合する
。また、本発明の上述する例において、本発明の主な観
点は、すなわち、ゲッター材料層を設ける表面を、ケッ
ター材料層を設けた後、比較的に高い熱放射係数(>0
.5、好ましくは> 0. 7)が得られるように粗く
することである。
1例において、ゲッター材料層を設ける表面を粒状層に
する。
第6図は色選択構造に堆積する粒子を有する粗い層25
からなる選択電極の断面を示している。粗い層25の上
にバリウム ゲッター層26を吹付ける。
バリウム層は粒子層上に存在させるか、および/または
粒子層に拡散することができる。第6図に示すように、
上記バリウム ゲッター層はたいらてない。表3は種々
の51FS(フラッ1へ スクエア(Flat Squ
are))カラー表示管の局部ドーミング結果を比較し
て示している。表3中、Bl2O3およびAβ2O3の
量をg/色選択構造に示している。
?1■03の場合、5] FSスクリーンについてのI
g/色選択構造は約1.1μmの平均層厚さに相当する
。Al2O3の場合、Ig/色選択構造は約2.6μm
の平均層厚さに相当する。この結果、平均層厚さは0.
2〜1μm程度である。表3に示す局部ドーミングの点
2/3 0Dは、表示スクリーンの中心部とそのコーナ
部分との管の距離の2/3に等しい表示スクリーンの中
心部から離れた対角線上に位置する。
l5 表3 粗い層を設けないアンバー色選択構造の場合には(表3
のB参照)、バリウム ゲッタ一層の被着が局部ドーミ
ングを向上させている。アンバーは低い熱放射係数(約
0.25)および低い電子反射係数(約0.22)を有
している。平滑なバリウムゲッター層はほぼ同じ程度の
放射係数および高い電子反射係数を有しており、このた
めに局部ドーミングは減少する。
第7図はゲッター材料の層厚さδに対する赤外線放射係
数εを示すグラフである。曲線71は粒子層を設けない
薄い(約0.1μm)の酸化物層を有するアンバー色選
択構造についてのεを示しており、曲線72は粒状層を
設けない鉄色選択構造についてのεを示している。これ
らの場合、赤外線放射係数におけるゲッター材料層の負
の影響が著しい。曲線73は曲線7lのアンバー色選択
構造についてのεを示しているが、しかし0.6gのB
i2Os粒子(約0.33mgのBizO3/cm2に
相当する)を被着している。曲線74は0.6gのBl
l!03を設けた曲線72の鉄色選択構造についてのε
を示している。曲線=18 ?5および76は、それそれl.OgのB1■03を被
着したアンバー色選択構造および鉄色選択構造について
のεを示している。最後に、曲線77は厚い(約3μm
)酸化物層を有し、かつ0.73gのBi2O3を被着
したアンバー色選択構造についてのεを示している。B
i2O3の場合、粒状中間層の正の影響を明らかに観察
することかできる。曲線71, 72, 74.76お
よび77の場合、εは層厚さに伴って減少している。色
選択構造の場合、非被覆表面は低い放射係数を有してい
るか、粒状層、例えばBI2O3含有層を有するアンバ
ー色選択構造の場合には、層厚さに対するεか曲線73
および75に示すように約100nmO層厚さにおいて
最大値を示している。本発明は、特にこのタイプの色選
択電極に対して重要である。
また、本発明において、粒度分布が重要であることを確
かめた。約0.25μmの平均粒度を有する粒状中間層
を設けたゲッター層からなる色選択構造は、0.75μ
mの平均粒度を有する粒状中間層を用いる場合より約7
%低い局部ドーミンクを示す。
?例において、粒子力刈.5μmより小さい平均粒度を
有するのか好ましい。平均粒度ては、小さい粒子が50
%で、大きい粒子が50%である粒度の分布値を有する
。更に、平均粒度は0.05μm以上か好ましい。粒度
があまり小さい場合には、低いεを有する反射ゲッター
層が中間層に形成するので極めて好ましい。
更に、本発明においては、色選択電極上の粒状中間層の
分布がドーミングに影響を及ぼすことを確かめた。かか
る層は、粒状粒子を含有する溶液を色選択電極上に吹付
けプロセスによって簡単で、かつ迅速な手段で被着する
ことができる。第8および9図は粒状層を色選択電極上
に分布する2つの方法を示している。約1gのBl2O
3を両色選択電極」二に吹付ける。線に示す数値は10
−’ g/cm2てのB1■03の量を示している。第
8図において、軸線に沿う単位面積当りのBI2O3の
量の偏差は約5096て、点2/30と2/3Wの間約
25%である。第9図において、軸線に沿うこの偏差は
25%以下、例えば約2O%、および点2/30と2/
3Wとの間?2.5%以下、例えば約10%である。
第9図に示す分布は、第8図に示す分布に関して局部ド
ーミングにおいて約7%低下にすることを確かめた。色
選択電極に吹付けたBi2O3の量はわずかたけ相違さ
せた。この結果、表示管の好適例では、粒状層は、例え
ば軸線に沿う単位面積当りの量の変化を25%以下、好
ましくは点2/30と2/3Wの間12.5%以下にす
るように吹付け手段で設けるようにする。
表4において、鉄色選択構造を有する26インチの30
 ’AX管についての局部トーミンクを非被覆色選択構
造およびBi2O3の粒状層からなる色選択構造を比較
して示しており、B1■03粒子は色選択構造の表面に
出来るだけ均一に分布し、色選択電極ではBi 2O3
粒子が色選択構造の表面に凝集体状に凝固する。1.0
gの硼酸鉛ガラスおよび0.8gのBi2O3を色選択
構造について与えた。表4から明らかなように、ドーミ
ングがバリウム ゲッター層を設ける表面を粗くするこ
とによって減少することがわかる。
表4 また、粒子を他の材料(例えば金属炭化物または金属窒
化物)にすることができる。An2O3は安価で、多く
の粒度で入手できるために適当な材料である。一般に、
高い原子番号の元素は極めてまれで、小さい原子番号の
元素より高価であることは別として、重金属の使用は環
境に悪影響を及2 1 一 ほずために、小さい原子番号の元素を用いるのか好まし
い。
本発明の範囲は当業者により種々変更を加えることがで
きる。カラー表示管の形状は制限されるものでなく、例
えば平坦にすることかでき、また電子銃のタイプも制限
されるものでなく、例えばいわゆるデルタ電子銃にする
ことができ、管は1個以上の電子銃を含めることができ
る。電子銃としては1または2以上のビームを発生する
システムを意味する。上述する例において、バリウムゲ
ッター層を示すことができる。この事は制限されるもの
でなく、ゲッター層を異なる材料、例えばセシウムまた
はチタンから形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー表示管からなる表示装置の断面
図、 第2図は色選択構造を局部的に加熱する効果を説明する
カラー表示管の1部拡大断面図、第3図は既知の色選択
構造の断面図、 第4図は本発明のカラー表示管に適当に用いることので
きる色選択構造の断面図、 第5図および第6図は本発明のカラー表示管に適当に用
いることのできる他の色選択構造の断面図、 第7図は種々の色選択電極についてのゲッタ一層の厚さ
に対する赤外線熱放射係数を示すグラフ、第8および9
図は粒状中間層を色選択電極上に分布する2つの方法を
説明するための線図である。 ■・・・ガラス外囲器 2・・・表示窓 3・・・コーン 4・・・ネック 5・・・電子銃 6,  7.  8・・・電子ビーム 9・・・カラー表示管の軸 10・・・スクリーン 1l・・・色選択構造 11a・・・ふくらみ部分 12・・・細長い孔 13・・・偏向コイル l4・・・ゲッター 15. 16・・・位置 18. 22・・・ガラス層 19, 21. 24・・・ゲッター材料層2O・・・
表面 23・・・異質粒子 25・・・粗い層 26・・・バリウム ゲッター層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子銃、ゲッター、表示スクリーン、および該表示
    スクリーンの前面に配置し、かつ表示スクリーンから離
    れて対向する表面を有する色選択構造を含むカラー表示
    管において、前記表面を粗くし、ゲッター材料層を前記
    表面に被着したことを特徴とするカラー表示管。 2、前記表面をガラス層で形成し、ガラス層を異なる材
    料の粒子から形成した請求項2記載のカラー表示管。 3、前記粒子がガラス層より低い融点の材料からなる請
    求項2記載のカラー表示管。 4、前記粒子がAl_2O_3からなる請求項2記載の
    カラー表示管。 5、前記表面をガラス層で形成し、ガラス層を被着する
    場合、粗い層を形成するタイプのガラスからなるガラス
    層とした請求項1記載のカラー表示管。 6、ゲッター材料層を粒状粒子を含有する層に設ける請
    求項1記載のカラー表示管。 7、粒状層がAl_2O_3粒子を含む請求項6記載の
    カラー表示管。 8、粒子の平均粒度が0.5μm以下である請求項2、
    3、4、6または7項のいずれか一つの項記載のカラー
    表示管。 9、粒子の平均粒度が0.05μm以上である請求項8
    記載のカラー表示管。 10、粒状粒子を含有する層の単位面積当りの材料の量
    を軸線に沿って25%以下に変化させた請求項6、7ま
    たは8のいずれか一つの項記載のカラー表示管。 11、色選択構造が少なくとも1部の低い熱膨脹係数を
    有する合金からなる請求項1〜10のいずれか一つの項
    記載のカラー表示管。 12、前記合金が鉄−ニッケル合金である請求項11記
    載のカラー表示管。 13、請求項1〜12のいずれか一つの項記載のカー表
    示管からなる表示装置。
JP09661190A 1989-04-13 1990-04-13 カラー表示管 Expired - Fee Related JP3285351B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8900918A NL8900918A (nl) 1989-04-13 1989-04-13 Kleurenbeeldbuis en beeldweergaveinrichting bevattende een dergelijke kleurenbeeldbuis.
NL8900918 1989-04-13
NL8902883A NL8902883A (nl) 1989-11-22 1989-11-22 Kleurenbeeldbuis en beeldweergaveinrichting bevattende een dergelijke kleurenbeeldbuis.
NL8902883 1989-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02295026A true JPH02295026A (ja) 1990-12-05
JP3285351B2 JP3285351B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=26646511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09661190A Expired - Fee Related JP3285351B2 (ja) 1989-04-13 1990-04-13 カラー表示管

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5633559A (ja)
EP (1) EP0392615B1 (ja)
JP (1) JP3285351B2 (ja)
KR (1) KR100190475B1 (ja)
CN (1) CN1021263C (ja)
DE (1) DE69010957T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676753A (ja) * 1991-11-20 1994-03-18 Samsung Display Devices Co Ltd 遠赤外線放射陰極線管

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1290471B1 (it) * 1997-03-25 1998-12-04 Getters Spa Processo per la produzione di griglie per schermi piatti ricoperte con materiali getter non evaporabili e griglie cosi' ottenute
US6186849B1 (en) 1998-03-24 2001-02-13 Saes Getters S.P.A. Process for the production of flat-screen grids coated with non-evaporable getter materials and grids thereby obtained
US6677700B2 (en) * 2000-12-22 2004-01-13 Thomson Licensing S. A. Cathode-ray tube having a focus mask using partially conductive insulators
US7438829B2 (en) * 2003-11-13 2008-10-21 E.I. Du Pont De Nemours And Company Thick film getter paste compositions for use in moisture control
US7938341B2 (en) * 2004-12-13 2011-05-10 Optomec Design Company Miniature aerosol jet and aerosol jet array
US20070013305A1 (en) * 2005-07-18 2007-01-18 Wang Carl B Thick film getter paste compositions with pre-hydrated desiccant for use in atmosphere control
US8132610B2 (en) * 2010-02-12 2012-03-13 Whole Space Industries Ltd. Window covering

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3689792A (en) * 1969-10-31 1972-09-05 Hitachi Ltd Aluminum electron shield coated with powder of one of iron, copper, nickel and cobalt
NL7310372A (nl) * 1973-07-26 1975-01-28 Philips Nv Kathodestraalbuis voor het weergeven van gekleurde beelden.
JPS6072143A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Toshiba Corp カラ−受像管
JPH07118272B2 (ja) * 1985-03-27 1995-12-18 株式会社東芝 カラ−受像管
JPH0676646B2 (ja) * 1985-04-26 1994-09-28 日立金属株式会社 ブラウン管シヤドウマスク材料およびこれを用いたカラ−ブラウン管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676753A (ja) * 1991-11-20 1994-03-18 Samsung Display Devices Co Ltd 遠赤外線放射陰極線管

Also Published As

Publication number Publication date
CN1021263C (zh) 1993-06-16
DE69010957T2 (de) 1995-02-16
CN1047168A (zh) 1990-11-21
DE69010957D1 (de) 1994-09-01
KR900017077A (ko) 1990-11-15
EP0392615A1 (en) 1990-10-17
US5633559A (en) 1997-05-27
EP0392615B1 (en) 1994-07-27
JP3285351B2 (ja) 2002-05-27
KR100190475B1 (ko) 1999-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02295026A (ja) カラー表示管
US4884004A (en) Color cathode-ray tube having a heat dissipative, electron reflective coating on a color selection electrode
JPH08228357A (ja) 内部磁気シールドを有するカラー陰極線管
KR0130199B1 (ko) 디스플레이 또는 칼라 텔레비젼용 마스크 튜브
JPH07111881B2 (ja) カラー表示管
JP2000505236A (ja) カラー受像管用シャドーマスク
JPH10321169A (ja) 電界放出型ディスプレイ用蛍光面とこれを用いた電界放出型ディスプレイ装置
US6495952B1 (en) Cathode ray tube having an internal voltage-dividing resistor
US5698855A (en) Electron gun assembly with improved heat resistance
US20020036455A1 (en) Colour display tube with improved shadow mask
JPH10312758A (ja) 電子銃及びその製造方法
NL8902883A (nl) Kleurenbeeldbuis en beeldweergaveinrichting bevattende een dergelijke kleurenbeeldbuis.
JPH0817070B2 (ja) カラー受像管の黒化アルミニウム薄膜形成方法
NL8900918A (nl) Kleurenbeeldbuis en beeldweergaveinrichting bevattende een dergelijke kleurenbeeldbuis.
JPH10251632A (ja) 蛍光体および蛍光膜とそれを用いた陰極線管
JPH05182608A (ja) 電界放出型電子管
JPH0624122Y2 (ja) 陰極線管
JPH11283529A (ja) 陰極線管及びその製造方法
JPH04249848A (ja) 表示用真空管
JPS62272430A (ja) カラ−ブラウン管
JPH04171632A (ja) カラー受像管及びその製造方法
JPH0685304B2 (ja) カラ−受像管
JPH11213884A (ja) カラー陰極線管の製造方法
JPS6153816B2 (ja)
JPH05174701A (ja) 陰極構体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees