JPH02293122A - 自動車用インシュレータダッシュの製造方法 - Google Patents

自動車用インシュレータダッシュの製造方法

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JPH02293122A
JPH02293122A JP1114550A JP11455089A JPH02293122A JP H02293122 A JPH02293122 A JP H02293122A JP 1114550 A JP1114550 A JP 1114550A JP 11455089 A JP11455089 A JP 11455089A JP H02293122 A JPH02293122 A JP H02293122A
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JP
Japan
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material layer
sound
absorbing material
insulating material
sound absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1114550A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Handa
半田 雅浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02293122A publication Critical patent/JPH02293122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は遮音材層と吸音材層とを一体に成形してなる
自動車用インシュレータダッシュの製造方法に係り、特
に、遮音材層と吸音材層とを熱圧着したインシュレータ
ダッシュの製造方法に関する。
《従来の技術》 例えば、第5図に示すように、エンジンルームEと車室
Rとを区画するダッシュパネル1の車室側面上には、エ
ンジンルームEから車室R内への騒音の伝播を防止する
ためにインシュレータダッシュ2が設置されている。
そして、このインシュレータダッシュ2は、充填材を混
入した塩ビシート.ゴムシ一ト等比較的高密度の遮音材
層3と、フェルト,ポリウレタンフォーム等の弾性体か
らなる吸音材層4との2層構造体のものが一般に使用さ
れている。
そして、上記吸音材層4によりエンジンルームEからの
騒音を吸音するとともに、ダッシュパネル1と遮音材層
3との間の二重壁遮音効果により上記吸音効果と併せて
良好な防音特性を達成するように構成されている。
ところで、この遮音材層3と吸音材層4とは溶剤系接着
剤,ホットメルト系接着剤,あるいは粘着剤等の接着剤
を介して両者が貼着されているのが実情である。
《発明が解決しようとする課題》 このように従来のインシュレータダッシュ2の製造方法
においては、接着剤を使用して遮音材層3と吸音材層4
とを一体化するが、インシュレータダッシュ2の面積が
大きいため、多くの接着剤を必要とし、製品コストがそ
れだけアップするとともに、接着設備および接着工程が
必要となり、全体として著しいコストアップを招来する
という不具合が指摘されている。
また、均一に接着剤を塗布しなければ、遮音材層3と吸
音月層4との間に剥離が発生するため、ムラなく接着剤
を塗布しなければならず、作業も面倒である等の欠点も
指摘されている。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、本発明の
目的とするところは、遮音材層と吸音材層とを一体成形
してなる自動車用インシュレータダッシュの製造方法に
おいて、接着剤を廃止して、大幅なコストダウンを図る
とともに、遮音月層と吸音剤層とを確実に接合させ、両
者間の剥離を可及的に防止した自動車用インシュレータ
ダッシュの製造方法を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本発明はエンジンルームと
車室内とを区画するダッシュパネルの室内側面上に設置
され、吸音材層と、遮音材層との積層体からなる自動車
用インシュレータダッシュの製造方法において、 前記吸音材層として、熱可塑性バインダを混入した熱成
形用フエル1・を使用し、この熱成形用フェルトをプレ
ヒートした後、コールドプレス型内にセットされた遮音
材層の上側に載置し、コールドプレス用金型の所定部位
の型間距離を小さく設定することにより、遮音材層と吸
音材層とを熱圧着したことを特徴とする。
《作用》 以上の構成から明らかなように、本発明によるインシュ
レータダッシュの製造方法によれば、吸音材層としてコ
ールドプレス成形可能な熱成形用フェルトを使用し、コ
ールドプレス成形用金型内で吸音材層と遮音材層を一体
化するとともに、金型の所定部位の型間距離を小さく設
定して、両者を熱圧着することにより、接着剤が不要と
なる。
《実施例》 以下、本発明に係る自動車用インシュレータダッシュの
製造方法について添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図は本発明により得た自動車用インシュレータダッ
シュをダッシュパネルに取り付けた状態を示す断面図、
第2図は本発明により成形したインシュレータダッシュ
の正面図、第3図,第4図は本発明方法を説明する各断
面図である。
まず、本発明方法により製作した自動車用インシュレー
タダッシュ10の構成について説明する。
第1図において、本発明により得た自動車用インシュレ
ータダッシュ10は、充填材を混入した塩ビシート.ゴ
ムシート等比較的而密度の高い遮音材層11と、この遮
音材層11の裏面側に一体貼着される熱成形用フェルト
からなる吸音材層12とから大略構成されている。
そして、この自動車用インシュレータダッシュ10は、
ダッシュパネル13の室内側面上に図示しないクリップ
等の固着手段により取り付けられるが、この自動車用イ
ンシュレータダッシュ10は、上方から下方に向けてダ
ッシュアッパ部14,ダッシュロア部15,トーボード
部16と通常、呼称されている。
ところで、本発明方法は吸音材層12として熱成形用フ
ェルトを使用し、吸音材層12の成形時、吸音材層12
と遮音材層11とを一体に熱圧着するというものであり
、吸音材層12として上述したように熱可塑性バインダ
を配合した熱成形川フェルトを使用するとともに、後述
するが、コールドプレス成形用金型により遮音材層11
と吸音材層12とを一体化する際、金型間の距離を小さ
くすることにより部分的に遮音材層11と吸音祠層12
とを強く圧縮して、熱可塑性材料同士の圧着による熱融
着性と、熱成形用フェルトの合成樹脂繊維が遮音材層1
1内に食い込む、いわゆるアンカー効果を利用して遮音
材層11と吸音祠層12とが強固に接合される。
第2図は本発明により製作した自動車用インシュレータ
ダッシュ10の正面図であり、説明の便宜上遮音材層1
lと吸音材層12とが熱圧着される部位を斜線で示す、
すなわち、自動車用インシュレータダッシュ10の外周
縁部17と、ピアス部18の周縁部19と、ダッシュア
ッパ部14とダッシュロア部15との境界部20、そし
てダッシュロア部15とトーボード部16との境界部2
1の各部位において、遮音材層11と吸音材層12とが
熱圧着される。
さらに詳しく説明すると、第3図に示すように、コール
ドプレス成形用下型30の上面に予熱された遮音材層1
1がセットされ、その上側からプレヒートされた吸音材
層12が載置され、材料セットが完了した後、コールド
プレス成形用上型31がコールドプレス成形用下型30
に対して下降するが、通常の型間距離i!.1に対して
、外周縁部17およびピアス18の周縁部19において
は、!2にプレス金型30.31間の距離が小さく設定
されているため、外周縁部17とピアス18周縁部19
とにおいて、吸音材層12の密度は0.1g/cTl′
以上、好ましくはo.  25g/a?以」二に成形さ
れ、熱可塑性樹脂材料同士の圧着により良好な熱融着性
が得られるとともに、吸音材層12内の合成樹脂繊維が
遮音材層11内に食い込む、いわゆるアンカー効果によ
り外周縁部17およびピアス18周縁部19において、
遮音材層11と吸音材層12とは強固に接合する。なお
、通常部位での遮音材層11の密度は0.04〜0.0
7g/an’程度である。
同様に第4図にはダッシュアッパ部14とダッシュロア
部15との境界部20における遮音材層11と吸音材層
12との成形時の状態が説明されており、この境界部2
0に沿って、コールドプレス成形用下型30,コールド
プレス成形用上型31との距離が小さく設定され、この
部位において遮音材層11と吸音材層12とは強固に接
合されるのは上述した通りである。
なお、遮音材層11は上述したように、予めプレヒート
されていても良いが、すでに所要形状に成形され、常温
になっている場合でも、吸音材層12としての熱成形用
フェルトが160℃以上にプレヒートされていれば、吸
音材層12の圧着部分の密度が0.  15g/all
1以上、好ましくは0.3g/a?以上に設定されれば
、両者の接着は可能である。
また、上述した熱成形用フェルトの熱融着性と併用して
接着剤を補助的に使用すれば、遮音材層11と吸音材層
12とをより一層強固に接合できる。
このように本発明方法においては、接着剤が不要となる
か、または補助的に使用するにすぎないため、接着剤の
材料節約および設備が著しく簡単なものとなり、大幅な
コストダウンが期待できるとともに、多量の接着剤を使
用することがないため、作業環境も良好なものとなる。
《効果》 以上記載したように本発明による自動車用インシュレー
タダッシュの製造方法によれば格別の作用効果を有する
■本発明による自動車用インシュレータダッシュの製造
方法によれば、吸音材として熱成形用フェルトを使用し
、接着剤を使用せずに遮音材層と吸音材層とを一体プレ
スするというものであるから、接着剤が廃止することが
でき、材料費低減による大幅なコストダウンをもたらす
という効果がある。
■本発明による自動車用インシュレータダッシュの製造
方法によれば、上述したように接着剤が不要となるため
、接着剤の塗布装置等設備費が低減され、かつ吸音材の
成形と同時に遮音材層と吸音材層との一体化ができるも
のであるから、工程が簡素化され、設備費低減と工程簡
素化による大幅なコストダウンが期待できるという効果
を有する。
■本発明による自動車用インシュレータダッシュの製造
方法によれば、接着剤を不要とし、吸音材層として熱成
形用フェルトを使用し、コールドプレス成形用金型の形
状により吸音材層と遮音拐層とを強固かつ確実に接合す
るというものであるから、従来のように接着剤の塗布作
業においてムラがあった場合、遮音材層と吸音剤層とが
剥離するという不具合がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製作した自動車用インシュレータ
ダッシュをダッシュパネルに取り付けた状態を示す断面
図、第2図は同自動車用インシュレータダッシュの正面
図、第3図,第4図は同自動車用インシュレータダッシ
ュの成形時の状態を示す第2図中■一■線断面図、IV
−IV線断面図、第5図は従来のインシュレータダッシ
ュの構成を示す断面図である。 10・・・自動車用インシュレータダッシュ11・・・
遮音材層 12・・・吸音材層 13・・・ダッシュパネル 14・・・ダッシュアッパ部 15・・・ダッシュロア部 16・・・トーボード部 17・・・外周縁部 18・・・ピアス部 19・・・ピアス周縁部 20.21・・・境界部 30・・・コールドプレス成形用下型

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンルームと車室内とを区画するダッシュパネ
    ル(13)の室内側面上に設置され、吸音材層(12)
    と、遮音材層(11)との積層体からなる自動車用イン
    シュレータダッシュの製造方法において、 前記吸音材層(12)として、熱可塑性バインダを混入
    した熱成形用フェルトを使用し、この熱成形用フェルト
    をプレヒートした後、コールドプレス型(30)内にセ
    ットされた遮音材層(11)の上側に載置し、コールド
    プレス用金型(30、31)の所定部位の型間距離を小
    さく設定することにより、遮音材層(11)と吸音材層
    (12)とを熱圧着したことを特徴とする自動車用イン
    シュレータダッシュの製造方法。
JP1114550A 1989-05-08 1989-05-08 自動車用インシュレータダッシュの製造方法 Pending JPH02293122A (ja)

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