JPH0229272Y2 - - Google Patents

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JPH0229272Y2
JPH0229272Y2 JP1981050410U JP5041081U JPH0229272Y2 JP H0229272 Y2 JPH0229272 Y2 JP H0229272Y2 JP 1981050410 U JP1981050410 U JP 1981050410U JP 5041081 U JP5041081 U JP 5041081U JP H0229272 Y2 JPH0229272 Y2 JP H0229272Y2
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lead wire
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JP1981050410U
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は扇風機に関するものであつて、特に
柱、壁等室内の比較的高い所に取り付けて使用す
る、いわゆる壁掛式の扇風機に係る。
〈従来技術〉 上記のような壁掛式の扇風機は、第1図に示す
ように構成されていた。
第1図において、1は室内の高い所に取着する
基台2に支持された扇風機主体、3は操作スイツ
チ類6及び電気部品を具備したスイツチボツクス
であつて、両者の間にはスイツチボツクス3側の
電気部品と扇風機主体側の電気部品とを電気的に
接続するリード線7が設けられている。
上記扇風機主体1は周知のように、フアンモー
タ、フアン、フアンガード及び首振機構を備える
ものであつて、ネツクピース4にスピンドル5を
以て俯仰及び左右回動自在に設けられる。
上記基台2は、柱、壁等室内の高い所に、適当
な固定手段を以て固定されるものであつて、前面
上部において扇風機主体1をネツクピース4を介
し俯仰角度調整可能に支持するものである。
上記スイツチボツクス3は、フアンモータの回
転速度を制御するスイツチやタイマー等を備える
ものであつて、スイツチボツクス3側の電気部品
と扇風機主体側の電気部品とを電気的に接続する
リード線7により、基台2の下方に吊り下げられ
ている。
上記リード線7は、上記基台2を所定の高さに
固定した状態でスイツチボツクス3が床面に接す
る程度の長さに設定されている。
このような扇風機においては、上記スイツチボ
ツクス3を、使用者が希望する高さに、適宜固定
手段を以て固定することにより、室内の高い所に
設置された扇風機主体1、基台2を手元に近い位
置にあるスイツチボツクス3を以て操作できるも
のであるが、上記のようにリード線7は長めに設
定されているので、スイツチボツクス3を適宜位
置に固定した状態においては、基台2とスイツチ
ボツクス3との間でリード線7が余つて弛むこと
になる。この弛んだリード線7は、適宜束ねてお
くことになるが、この束ねたリード線7は見栄え
が非常に悪いものであつた。
一方、一般のスイツチボツクスを設けた扇風機
において、基台またはスイツチボツクスにコード
リールを設ければ、基台とスイツチボツクスとの
間のリード線を適当な長さに調整することができ
るが、基台またはスイツチボツクスいずれに設け
るにしてもコードリールの設置によつて基台やス
イツチボツクスの構造が複雑になると共に大型化
するという問題が発生する。特にスイツチボツク
スにコードリールを設置する場合、コードリール
の分、大型化に伴つてスイツチボツクスの重量も
大きくなり、基台よりスイツチボツクスをリード
線で吊り下げるに当たつてリード線に対する負担
が大きくなるので、特に接続部分でのリード線の
破損が生じ易くなるという問題がある。
また一方で、中空の円筒または球体に適宜溝を
設け、この溝にコードを係合することによりコー
ドの長さを調整するようにした調節具が知られて
いるが、この調節具を上記壁掛式の扇風機に適用
して、基台とスイツチボツクスとの間のリード線
の長さを調整した場合、調節具によつて調節され
たリード線が露出して弛むことになるため非常に
見栄えが悪く、しかも結局弛んだリード線を適宜
束ねることになり調節具を設けない従来のものと
何等変わらないことになる。
〈本考案が解決すべき課題〉 基台やスイツチボツクスが大型化することな
く、簡単な構造で基台とスイツチボツクスとの間
のリード線の長さを調節し、簡単な操作でスイツ
チボツクスの高さを自由に調節できるようにする
ことである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記課題を解決するために、 室内の高い所に取着する基台と、この基台に支
持される扇風機主体と、操作スイツチ類及び電気
部品を具備したスイツチボツクスと、このボツク
ス側の電気部品と扇風機主体側の電気部品とを電
気的に接続するリード線とを具備し、このリード
線を以てスイツチボツクスを吊り下げて成るもの
において、 上記スイツチボツクスを吊り下げるリード線に
リード線収納ボツクス8を嵌着し、 このリード線収納ボツクス8は、一側面が開放
した容器状を成す本体9と、この本体9の開口に
着脱自在に取着される蓋体10とから構成し、 上記本体9には、リード線を挿通する一対の挿
通孔11,12を当該本体9外周の相対向する位
置に形成すると共に、リード線収納ボツクス内に
挿通されるリード線を係止する保持片13,14
を上記それぞれの挿通孔11,12の付近であつ
て挿通孔11,12を結ぶ線上の位置に設けた。
〈作用〉 上記構成によつて、スイツチボツクスを吊り下
げるリード線にリード線収納ボツクス8を嵌着し
てリード線の長さを調節することにより、スイツ
チボツクスの高さが調節される。
この場合、リード線は、リード線収納ボツクス
8の本体9に形成された一対の挿通孔11,12
に挿通され、この挿通されたリード線がリード線
収納ボツクス内部において保持片13,14にて
係止されることにより、リード線の長さが調節さ
れるものであつて、調節によつて余つたリード線
は当該リード線収納ボツクス内に収納されて隠蔽
される。
リード線の長さの調節は、リード線収納ボツク
ス内へのリード線の挿入量によつて調節され、リ
ード線をリード線収納ボツクスに出し入れするだ
けでリード線の長さを調節してスイツチボツクス
の高さを調節することができる。
リード線収納ボツクス内でリード線が引つ掛か
つて出し入れが困難になつた場合は、リード線収
納ボツクスの蓋体10を開けて本体9を開放する
ことにより、簡単にリード線の引つ掛かかりを解
消することができる。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面の第2図及び第3図
に従つて説明する。尚、従来(第1図)と同一部
分については同符号を付し、説明を省略する。
図において、8は基台2とスイツチボツクス3
との間のリード線7に装着されたリード線収納ボ
ツクスである。このリード線収納ボツクス8は、
第3図に示すように一側面が開放した容器状を成
す本体9と、この本体9の開口に着脱自在に嵌着
された円盤状を成す蓋体10と、から構成された
中空の円筒形に形成されたものであつて、内部に
余分のリード線7を収納できるようになつてい
る。11,12は上記本体9外周の相対向する位
置に形成された一対の挿通孔であつて、上記リー
ド線7の径より若干小径に形成されており、この
挿通孔11,12に上記リード線7が挿通される
ことになる。13,14は上記本体9のそれぞれ
の挿通孔11,12の付近であつて挿通孔11,
12を結ぶ線上の位置にに形成された保持片であ
る。この保持片13,14は、断面L字状の突起
物であつて、本体9と一体に成型される。この保
持片13,14の先端13a,14aと対応する
挿通孔11,12の当たり11a,12aとの間
隔l1,l2はリード線7の直径より若干小さく形成
されており、この間に挿通されたリード線7がス
イツチボツクス3の重みにより勝手にスライドし
ないようになつている。即ち、リード線7がスイ
ツチボツクス3の重みによる力や、操作時に矢印
イ,ロ方向に引つ張られる力によつても、リード
線7と挿通孔11,12と、リード線7と保持片
13の先端13a及び当たり11aと、リード線
7と保持片14の先端14a及び当たり12aと
の間には、それぞれかなり大きい摺動抵抗がある
ため、リード線収納ボツクス8内の余分のリード
線7が、イ,ロ方向に引き出されることはない。
特にリード線7は、当たり11aあるいは12a
の部分で屈折して方向を変えているので、リード
線収納ボツクス8外からリード線7を引つ張つた
場合、当該ボツクス8内のリード線7にかかる力
は減少することになる。
基台2とスイツチボツクス3との間のリード線
7の長さを調節する場合は、リード線収納ボツク
ス8外のリード線7を、符号ハあるいはニの方向
に引つ張つたり押し込んだりすることにより行わ
れることになる。矢印ハ,ニの方向の場合、リー
ド線収納ボツクス8内のリード線7の延長方向に
当該ボツクス8外のリード線7が位置するため、
その摺動抵抗が少なくなり、リード線7の出し入
れが可能になる。またリード線収納ボツクス8を
最初に取り付ける時のように、該ボツクス8の蓋
体10を取り外して本体9を開口させ、第3図に
示すように、リード線7を、上部の挿通孔11、
保持片13の先端13aと当たり11aとの間、
保持14の先端14aと当たり12aとの間、及
び下部の挿通孔12に順次圧入し、その後に蓋体
10を本体9に嵌着することにより、リード線7
の長さを調節することもできる。
而して、スイツチボツクス3を立つた状態で容
易に操作できる位置や、或は椅子に腰をかけた状
態で容易に操作できる位置等、スイツチボツクス
3の位置の変更したい場合には、リード線7を上
記のようにしてリード線収納ボツクス8内に収納
したり引つ張り出したりして、基台2とスイツチ
ボツクス3との間のリード線7の長さを調整し
て、リード線7を以てスイツチボツクス3を基台
2より吊り下げるだけでよい。
このようにしてスイツチボツクス3の位置を、
リード線収納ボツクス8へのリード線7の収納量
によつて調整することにより、使用者自身、部屋
の形態、使用態様に応じてスイツチボツクス3の
位置を任意の高さに設定することができる。この
場合、スイツチボツクス3はリード線7により吊
り下げられているから、柱や壁に係止のための係
止具をなくして柱や壁に係止するための孔を設け
る必要がなく、家屋を傷付けることもない。
〈効果〉 以上本考案によれば、リード線収納ボツクス内
のリード線の収納量によつて、リード線により吊
り下げられたスイツチボツクスの高さを調節でき
るので、スイツチボツクスの固定に当たつて壁や
柱に傷を付ける心配がない。
この本考案の場合、スイツチボツクスの高さ調
整によつて余つたリード線は収納ボツクス内に収
納され隠蔽されているので、外観上見栄えが良く
すつきりしたものにすることができ、余つたリー
ド線を束ねる必要もない。
また、スイツチボツクスの高さ調節をスイツチ
ボツクスとは別に設けられたリード線収納ボツク
スを用いて行つているので、スイツチボツクス内
や基台内にコードリールのようなものを設ける場
合に比べて、スイツチボツクスや基台を小型にす
ることができ、スイツチボツクスや基台が壁面よ
り大きく飛び出すことがなく、邪魔にならない。
また、上記リード線収納ボツクスは、一側面が
開放した容器状を成す本体9と、この本体9の開
口に着脱自在に取着される蓋体10とから構成
し、上記本体9には、リード線を挿通する一対の
挿通孔11,12を当該本体9外周の相対向する
位置に形成すると共に、リード線収納ボツクス内
に挿通されるリード線を係止する保持片13,1
4を上記それぞれの挿通孔11,12の付近であ
つて挿通孔11,12を結ぶ線上の位置に設けた
ので、コードリールのようなものに比べて非常に
簡単な構成でリード線の長さを調整してスイツチ
ボツクスの高さ調節を行うことができる。従つ
て、基台から吊り下げられるスイツチボツクス及
び収納ボツクスの総重量を、コードリールのよう
なもので高さ調節を行う場合に比べて小さくする
ことができるので、スイツチボツクスを基台より
吊り下げるに当たつて基台とリード線との接続部
及びリード線自身に対する負担を軽減してリード
線の破損を防止できる。
しかも、高さを調節するに当たつてリード線を
収納ボツクス内に押し込んだり引つ張り出しにく
ときには、自由に蓋体10を開けて行うことがで
きるので、保持片によるリード線の係止を行う構
造であるにもかかわらず、簡単に調節を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の扇風機の側面図、第2図は本考
案実施例の正面図、第3図は同例の要部正面図。 1:扇風機主体、2:基台、3:スイツチボツ
クス、7:リード線、8:リード線収納ボツク
ス、9:本体、10:蓋体、11,12:挿通
孔、13,14:保持片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 室内の高い所に取着する基台と、この基台に支
    持される扇風機主体と、操作スイツチ類及び電気
    部品を具備したスイツチボツクスと、このボツク
    ス側の電気部品と扇風機主体側の電気部品とを電
    気的に接続するリード線とを具備し、このリード
    線を以てスイツチボツクスを吊り下げて成るもの
    において、 上記スイツチボツクスを吊り下げるリード線に
    リード線収納ボツクス8を嵌着し、 このリード線収納ボツクス8は、一側面が開放
    した容器状を成す本体9と、この本体9の開口に
    着脱自在に取着される蓋体10とから構成し、 上記本体9には、リード線を挿通する一対の挿
    通孔11,12を当該本体9外周の相対向する位
    置に形成すると共に、リード線収納ボツクス内に
    挿通されるリード線を係止する保持片13,14
    を上記それぞれの挿通孔11,12の付近であつ
    て挿通孔11,12を結ぶ線上の位置に設けて成
    る扇風機。
JP1981050410U 1981-04-07 1981-04-07 Expired JPH0229272Y2 (ja)

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JPS57162998U JPS57162998U (ja) 1982-10-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5151020U (ja) * 1974-10-15 1976-04-17

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JPS50145540U (ja) * 1974-05-20 1975-12-02

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JPS5151020U (ja) * 1974-10-15 1976-04-17

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